JP5410762B2 - 加熱硬化性シリコーンゴム組成物 - Google Patents

加熱硬化性シリコーンゴム組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP5410762B2
JP5410762B2 JP2008552200A JP2008552200A JP5410762B2 JP 5410762 B2 JP5410762 B2 JP 5410762B2 JP 2008552200 A JP2008552200 A JP 2008552200A JP 2008552200 A JP2008552200 A JP 2008552200A JP 5410762 B2 JP5410762 B2 JP 5410762B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silicone rubber
cerium oxide
oxide powder
rubber composition
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008552200A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2008082001A1 (ja
Inventor
知一郎 長谷川
義昭 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DuPont Toray Specialty Materials KK
Original Assignee
Dow Corning Toray Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dow Corning Toray Co Ltd filed Critical Dow Corning Toray Co Ltd
Priority to JP2008552200A priority Critical patent/JP5410762B2/ja
Publication of JPWO2008082001A1 publication Critical patent/JPWO2008082001A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5410762B2 publication Critical patent/JP5410762B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D183/00Coating compositions based on macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon, with or without sulfur, nitrogen, oxygen, or carbon only; Coating compositions based on derivatives of such polymers
    • C09D183/04Polysiloxanes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/18Oxygen-containing compounds, e.g. metal carbonyls
    • C08K3/20Oxides; Hydroxides
    • C08K3/22Oxides; Hydroxides of metals
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/04Oxygen-containing compounds
    • C08K5/14Peroxides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L19/00Compositions of rubbers not provided for in groups C08L7/00 - C08L17/00
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L83/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L83/04Polysiloxanes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
    • C08G77/20Polysiloxanes containing silicon bound to unsaturated aliphatic groups

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)

Description

本発明は特定の酸化セリウム粉末を配合した加熱硬化性シリコーンゴム組成物に関する。
シリコーンゴム組成物に圧縮永久歪改良剤や耐熱剤として酸化セリウム粉末を配合することは知られている(例えば、特開昭52−14654号公報、特開昭60−173050号公報参照)。しかし、酸化セリウム粉末を配合した未硬化シリコーンゴム組成物を70℃を越える温度で放置すると、酸化セリウム粉末の高い反応性により、未硬化シリコーンゴム組成物の粘度が上昇したり、ゲルが発生したりするという問題があった。また、シリコーンゴム組成物製造工程において酸化セリウム粉末を配合する際には、このような不具合を避けるために、混練機中で混合物を十分に冷却するか、混練機から一旦取り出して冷却した後、別の混合機で配合する必要があり、製造時間の短縮が難しいという問題があった。また、従来の酸化セリウム粉末を配合したシリコーンゴム組成物の硬化物は不透明であり、使用用途が限定されるという問題もあった。
特開2000−212444号公報には、水分散液のpHが特定の範囲である酸化セリウム粉末を配合したシリコーンゴム組成物が記載されている。しかし、未硬化のシリコーンゴム組成物の熱安定性はまだ十分でなく、当該シリコーンゴム組成物を硬化してなるシリコーンゴムの圧縮永久歪や200℃を超える高温に曝した際の耐熱性を向上するために必要な酸化セリウムの配合量も多かった。
本発明の目的は、製造時や未硬化時の熱安定性に優れ、硬化後は耐熱性に優れたシリコーンゴムを形成し得る加熱硬化性シリコーンゴム組成物を提供することにある。
上記目的は、酸化セリウム粉末を、0.001〜10質量%含有する加熱硬化性シリコーンゴム組成物であって、前記酸化セリウム粉末0.1質量%をアルケニル基含有ジメチルポリシロキサン生ゴムに分散させたときのJIS K7105に規定された1mm厚さの全光透過率が90%以上であることを特徴とする加熱硬化性シリコーンゴム組成物により達成される。
上記加熱硬化性シリコーンゴム組成物は(A)アルケニル基含有ジオルガノポリシロキサン 100質量部、(B)補強性充填剤 5〜150質量部、(C)硬化剤(本加熱硬化性シリコーンゴム組成物を硬化させるのに十分な量)および(D)0.1質量%をアルケニル基含有ジメチルポリシロキサン生ゴムに分散させたときのJIS K7105に規定された1mm厚さの全光透過率が90%以上である酸化セリウム粉末(本加熱硬化性シリコーンゴム組成物中0.001〜10質量%)からなることが好ましく、上記硬化剤としては有機過酸化物であることが好ましい。
上記酸化セリウム粉末としては、ゾルゲル法で製造された表面処理酸化セリウム粉末であることが好ましい。
本発明の加熱硬化性シリコーンゴム組成物は、製造時、比較的高温で酸化セリウム粉末を配合することができるので製造時間を短縮でき、製造時や未硬化時の熱安定性に優れている。本発明の加熱硬化性シリコーンゴム組成物は、硬化して圧縮永久歪が小さく、200℃を超える高温に曝しても引張強さなどの物理特性の低下が少ない、耐熱性に優れたシリコーンゴム成形品を形成し得るという特徴を有する。また、本発明の加熱硬化性シリコーンゴム組成物は、硬化して圧縮永久歪が小さく、200℃を超える高温に曝しても引張強さなどの物理特性の低下が少ない、耐熱性に優れた透明〜半透明のシリコーンゴム成形品を形成し得るという特徴を有する。また、0.1質量%をアルケニル基含有ジメチルポリシロキサン生ゴムに分散させたときのJIS K7105に規定された1mm厚さの全光透過率が90%以上となる酸化セリウム粉末は、より少ない配合量で、加熱硬化性シリコーンゴム組成物の硬化物の圧縮永久歪を低減することができ、その硬化物が透明〜半透明の外観を有するという特徴がある。
本発明に使用される酸化セリウム粉末は、0.1質量%をアルケニル基含有ジメチルポリシロキサン生ゴムに分散させたときのJIS K7105に規定された1mm厚さの全光透過率が90%以上であることを特徴とする。ここで、酸化セリウム粉末とは、式:CeOa(式中、aは0.2〜2.1の数である。)で示される化合物の粉末であり、この化合物に少量の結晶水が結合したいわゆる水和化合物の粉末も含まれる。
酸化セリウム粉末を分散させるアルケニル基含有ジメチルポリシロキサン生ゴムは、取り扱い作業性の点からゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)によるポリスチレン換算の数平均分子量が200,000〜1,000,000の範囲であることが好ましく、300,000〜700,000の範囲であることがより好ましい。当該アルケニル基含有ジメチルポリシロキサン生ゴムはジメチルシロキサン単位を主成分とし、架橋反応基としてアルケニル基を含有する。アルケニル基としてはビニル基、アリル基、ヘキセニル基が例示され、ビニル基が好ましい。酸化セリウムを分散させた後硬化させたときの取り扱い作業性の点から、アルケニル基の含有量は0.03〜0.10質量%の範囲であることが好ましい。
上記アルケニル基含有ジメチルポリシロキサン生ゴムに酸化セリウム粉末を分散する方法は、特に限定されないが、2本ロールや3本ロールを用いることができる。全光透過率を測定する際、厚さを一定とするために有機過酸化物により上記アルケニル基含有ジメチルポリシロキサン生ゴムと酸化セリウム粉末の混合物を硬化することが好ましい。有機過酸化物としては、加熱硬化性シリコーンゴム組成物の硬化剤として従来公知の有機過酸化物を使用することができる。具体的には、ベンゾイルパーオキサイド、ターシャリーブチルパーベンゾエート、オルトメチルベンゾイルパーオキサイド、パラメチルベンゾイルパーオキサイド、ジターシャリーブチルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、1,1−ビス(ターシャリーブチルパーオキシ)3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ターシャリーブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ターシャリーブチルパーオキシ)ヘキシンが例示される。これらは1種類を単独で用いてもよく、2種類以上を組み合わせて用いてもよい。有機過酸化物の配合量は、通常アルケニル基含有ジメチルポリシロキサン生ゴム100質量部に対して0.1〜2質量部の範囲である。
本発明で使用される酸化セリウム粉末は、炭酸セリウムなどの酸化セリウム前駆体を500℃以上の温度で焼成後機械的に粉砕して酸化セリウム粉末を製造する方法;炭酸セリウムなどの酸化セリウム前駆体を酸化剤と反応させた後機械的に粉砕したり酸によって解膠したりして酸化セリウム粉末を製造する方法;硝酸セリウムや硝酸セリウムアンモニウムなどのセリウム塩化合物水溶液をアルカリ金属ナトリウム塩やアンモニアなどと反応させ酸化セリウムコロイドゲルを得るゾルゲル法により酸化セリウムを製造する方法;酢酸セリウムや塩化セリウムなどの水溶液からなる酸化セリウム前駆体溶液を火炎中に噴霧して気相熱分化して酸化セリウム粉末を製造する方法などの従来公知のいずれの製造方法で製造されたものであってもよい。中でも、結晶化度を低く保つことができ、粒子の再凝集を防ぐことが比較的容易な点から、酸化セリウム前駆体を焼成する方法、酸化セリウム前駆体を酸化剤により酸化する方法およびゾルゲル法で製造された酸化セリウムであることが好ましく、特に、より少ない配合量で、加熱硬化性シリコーンゴム組成物の圧縮永久歪を低減させることができることからゾルゲル法で製造された酸化セリウム(特開平1−306435号公報、特開平4−300644号公報、特開平9−142840号公報参照)であることが好ましい。また、機械的に粉砕する方法としては、ハンマーミルやジェットミルなどによる乾式粉砕法、湿式ビーズミルなどによる湿式粉砕法が例示され、微粒子化や粗大粒子除去が比較的容易な点から湿式粉砕法が好ましい。
また、本発明で使用される酸化セリウム粉末表面を界面活性剤で表面処理してもよく、酸化セリウム粉末を湿式粉砕する際や、ゾル化した際などに、界面活性剤による酸化セリウム表面処理を同時に行ってもよい。界面活性剤で酸化セリウム粉末の表面を処理することで、酸化セリウム粉末の再凝集を防止し、オルガノポリシロキサンへの分散を良好にする効果が期待できる。界面活性剤としては、特に限定されず、カチオン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤、ノニオン系界面活性剤、フッ素系界面活性剤など従来公知の界面活性剤を使用することができる。オルソリン酸、縮合リン酸および/またはこれらのアルカリ金属塩またはアンモニウム塩を酸化セリウム粉末の表面処理剤として用いることもできる。
本発明で使用される酸化セリウム粉末の一次粒子径は1〜100nmの範囲であることが好ましく、特に1〜30nmの範囲であることが好ましく、平均粒子径は10〜1000nmであることが好ましく、10〜200nmであることが特に好ましい。また、酸化セリウム粉末の結晶化度は、本発明の加熱硬化性シリコーンゴムを硬化してなるシリコーンゴムの高温での耐熱性を向上するという点から、10〜75%であることが好ましく、特には10〜50%であることが好ましい。また、酸化セリウム粉末のBET法比表面積は、本発明の加熱硬化性シリコーンゴムを硬化してなるシリコーンゴムの高温での耐熱性を向上するという点から、30m/g〜300m/gの範囲であることが好ましく、50m/g〜300m/gの範囲であることがより好ましく、100m/g〜250m/gの範囲であることが特に好ましい。
本発明の加熱硬化性シリコーンゴム組成物は、上記の特定の酸化セリウム粉末を0.001〜10質量%、好ましくは0.001〜2質量%、さらに好ましくは0.005〜1質量%含有することを特徴とし、硬化機構は特に限定されず、有機過酸化物硬化型、ヒドロシリル化反応硬化型などの従来公知の加熱硬化性シリコーンゴム組成物が例示される。典型的には、(A)アルケニル基含有ジオルガノポリシロキサン 100質量部、(B)補強性充填剤 5〜150質量部、(C)硬化剤(本発明加熱硬化性シリコーンゴム組成物を硬化させるのに十分な量)および(D)0.1質量%をアルケニル基含有ジメチルポリシロキサン生ゴムに分散させたときのJIS K7105に規定された1mm厚さの全光透過率が90%以上である酸化セリウム粉末(本発明加熱硬化性シリコーンゴム組成物中0.001〜10質量%)からなる加熱硬化性シリコーンゴム組成物であることが好ましい。(D)成分は上記の特定の酸化セリウム粉末である。
(A)ジオルガノポリシロキサンは加熱硬化性シリコーンゴム組成物の主成分であり、1分子中に少なくとも2個のケイ素原子結合アルケニル基を有することが好ましい。アルケニル基としては、ビニル基、アリル基、プロペニル基等が例示され、アルケニル基以外の有機基としてはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、ドデシル基等で例示されるアルキル基;フェニル基、トリル基等で例示されるアリール基;β−フェニルエチル基等のアラルキル基;3,3,3−トリフロロプロピル基、3−クロロプロピル基等で例示されるハロゲン置換アルキル基等が挙げられる。また、分子鎖末端などに少量の水酸基を有していてもよい。(A)成分の分子構造は直鎖状、分岐を含む直鎖状、環状、網目状のいずれであっても良く、二種以上のジオルガノポリシロキサンを併用してもよい。(A)成分の分子量は特に限定はなく、粘度の低い液状のものから粘度の高い生ゴム状のものまで使用できるが、硬化してゴム状弾性体になるためには25℃での粘度が100mPa・s以上であることが好ましく、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)によるポリスチレン換算の数平均分子量が200,000〜700,000の範囲の生ゴム状であることがより好ましい。
(B)補強性充填剤は、本発明加熱硬化性シリコーンゴム組成物を架橋硬化して得られるシリコーンゴムに優れた機械的強度を付与するための成分である。このような補強性充填剤としては、ヒュームドシリカ等の乾式法シリカ、沈澱シリカ等の湿式法シリカが挙げられ、さらにそれらの表面が、オルガノシラン、ヘキサオルガノジシラザン、ジオルガノポリシロキサン、ジオルガノシクロポリシロキサン等の有機ケイ素化合物で疎水化処理された微粉末状シリカも使用できる。本成分は、その粒子径が50μm以下であることが好ましく、またその比表面積が50m/g〜400m/g、好ましくは100〜400m/gである。本成分の配合量は、(A)成分100質量部に対して5〜150質量部の範囲である。これは、5質量部未満であると本発明加熱硬化性シリコーンゴム組成物の硬化後の機械的強度が不足し、150質量部を越えると、(A)成分への配合が困難になるためである。
(C)硬化剤は、本発明加熱硬化性シリコーンゴム組成物を加熱時に架橋・硬化させるための成分であり、有機過酸化物またはヒドリシリル化反応触媒と架橋剤としてのオルガノハイドロジェンポリシロキサンの併用であることが好ましい。
有機過酸化物としては、上記同様の従来公知の化合物を用いることができる。中でも、1,1−ビス(ターシャリーブチルパーオキシ)3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ターシャリーブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ターシャリーブチルパーオキシ)ヘキシンであることが好ましい。有機過酸化物の配合量は、通常(A)成分100質量部に対して0.1〜5質量部である。
(A)成分が分子中に2個以上のアルケニル基を含有するジオルガノポリシロキサンである場合、(D)成分としてヒドロシリル化反応触媒と架橋剤としてオルガノハイドロジェンポリシロキサンを併用することができる。ヒドロシリル化反応触媒は従来公知のものを使用することができ、例えば、塩化白金酸,塩化白金酸のアルコール溶液,塩化白金酸とオレフィン類、ビニルシロキサン又はアセチレン化合物との錯化合物、白金黒、白金を固体表面に担持させたもの等の白金系触媒;テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム等のパラジウム系触媒;クロロトリス(トリフェニルホスフィン)ロジウム等のロジウム系触媒が例示される。中でも白金系触媒であることが好ましい。ヒドロシリル化反応触媒の配合量は(A)成分と(B)成分の合計量100万質量部に対して触媒金属元素換算で0.1〜500質量部であり、好ましくは1〜50質量部である。これは0.1質量部未満では硬化が充分に進行せず、500質量部を超えると不経済であるためである。
オルガノハイドロジェンポリシロキサンは上記ヒドロシリル化反応触媒存在下、オルガノハイドロジェンポリシロキサン中のケイ素原子結合水素原子が、(A)成分中のケイ素原子結合アルケニル基と付加反応することで架橋し硬化するものである。オルガノハイドロジェンポリシロキサンは1分子中に少なくとも2個のケイ素原子結合水素原子を有する。ケイ素原子結合水素原子以外の有機基としてはメチル基、エチル基、プロピル基等で例示されるアルキル基;フェニル基、トリル基等で例示されるアリール基;3,3,3−トリフロロルロピル基、3−クロロプロピル基等で例示される置換アルキル基等が挙げられる。(B)成分の分子構造としては直鎖状、分岐を含む直鎖状、環状、網目状のいずれでも良く、二種以上のオルガノハイドロジェンポリシロキサンを併用してもよい。
オルガノハイドロジェンポリシロキサンの粘度は特に限定はないが、25℃における粘度が3〜10,000センチポイズの範囲であることが好ましい。オルガノハイドロジェンポリシロキサンの配合量は、本発明加熱硬化性シリコーンゴム組成物中のケイ素原子結合水素原子のモル数とケイ素原子結合アルケニル基のモル数の比が(0.5:1)〜(20:1)となるような量であり、好ましくは(1:1)〜(3:1)が好ましい。これは本組成中のケイ素原子結合アルケニル基のモル数1に対して本組成中のケイ素原子結合水素原子のモル数が0.5よい小さいと加熱硬化性シリコーンゴム組成物が充分に硬化することができず、20より大きいと硬化物が発泡することがあるからである。
本発明加熱硬化性シリコーンゴム組成物には、その他にシリコーンゴムに通常使用される各種の配合剤を本発明の目的を損なわない程度で配合してもよい。例えば、けいそう土、石英粉末、炭酸カルシウムなどの増量充填剤;酸化チタン、カーボンブラック、弁柄などの顔料;ステアリン酸、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウムなどの脂肪酸及びそれらの金属塩などの金型離型剤;ヒドロシリル化反応硬化遅延剤が例示される。
本発明加熱硬化性シリコーンゴム組成物は上記(A)〜(D)成分を均一に混合することで製造することができる。好ましい製造方法としては、(A)成分に(B)成分を80〜250℃加熱下均一に混合してシリコーンゴムベースコンパウンドを調製、冷却した後(C)、(D)成分を配合する方法が例示される。(B)成分を混合する際、予めまたは(B)成分と同時に低分子量の分子鎖両末端水酸基封鎖ジオルガノシロキサンやヘキサメチルジシラザンなどの(B)成分の表面処理剤を(B)成分配合量の1〜30質量%の割合で配合することが好ましい。(D)成分は比較的高温で配合してもシリコーンゴムベースコンパウンドのゲル化を起し難いので、シリコーンゴムベースコンパウンドの温度が120〜150℃まで冷却された段階で配合し、混合物を混合機から取り出すことができるので、製造時間を短縮することができる。
以下、本発明を実施例により詳細に説明するが、以下の実施例に限定されるものではない。実施例中、部は質量部を意味し、粘度は25℃における値であり、数平均分子量はゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)を用いてポリスチレン換算した値である。
[参考例1]<シリコーンゴムベース1の調製>
ジメチルシロキサン単位99.8モル%とメチルビニルシロキサン単位0.13モル%からなり、分子鎖両末端がジメチルビニルシロキリル基で封鎖されたジメチルシロキサン・メチルビニルシロキサン共重合体生ゴム(数平均分子量約350,000)100部、BET法における比表面積が300mm/gの乾式法シリカ微粉末40部、可塑剤として粘度30mPa・sの両末端シラノール基封鎖ジメチルシロキサンオリゴマー10部をニーダーミキサーに投入して均一に混練し、次いで175℃で60分間混練してシリコーンベースコンパウンド1を調製した。
[参考例2]<シリコーンゴムベース2の調製>
ジメチルシロキサン単位99.8モル%とメチルビニルシロキサン単位0.13モル%からなり、分子鎖両末端がジメチルビニルシロキリル基で封鎖されたジメチルシロキサン・メチルビニルシロキサン共重合体生ゴム(数平均分子量約350,000)100部、湿式法シリカ微粉末45部、可塑剤として粘度30mPa・sの両末端シラノール基封鎖ジメチルシロキサンオリゴマー5部をニーダーミキサーに投入して均一に混練した。次いで175℃で60分間混練してシリコーンベースコンパウンド2を調製した。
[実施例1〜3、比較例1、2]
参考例1で調製したシリコーンゴムベースコンパウンド1 100部に表1に示す酸化セリウム粉末1.5部を2本ロール上で均一に混合し、この混合物の保存安定性を調べた。また、参考例1で調製したシリコーンゴムベースコンパウンド1100部に表1に示す酸化セリウム粉末0.1部と2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン0.4部を2本ロール上で均一に混合し、得られた加熱硬化性シリコーンゴム組成物を加熱硬化して圧縮永久歪測定用試験片並びに耐熱性測定用試験片を調製した。これらの試験片を用いて圧縮永久歪の測定と耐熱性試験を行った。これらの結果を後記する表2に示した。
[実施例4〜6、比較例3]
参考例1で調製したシリコーンゴムベースコンパウンド1に表3に示す酸化セリウム粉末を0.05質量%または0.01質量%となる配合量で2本ロール上で均一に混合し、得られた混合物100部に2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン0.4部を2本ロール上で均一に混合した。得られた加熱硬化性シリコーンゴム組成物を加熱硬化して圧縮永久歪測定用試験片を調製し、圧縮永久歪を測定し、酸化セリウム粉末の配合量と圧縮永久歪の関係を比較した。また、酸化セリウム粉末を0.005質量%含有する上記加熱硬化性シリコーンゴム組成物を加熱硬化して厚さ2mmのシリコーンゴムシートを作製し、その透明性を肉眼で観察した。これらの結果を後記する表3に示した。
[実施例7、比較例4,5]
参考例2で調製したシリコーンゴムベースコンパウンド2 100部、表4に示す配合量の酸化セリウム粉末および2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン0.4部を2本ロール上で均一に混合した。得られた加熱硬化性シリコーンゴム組成物を加熱硬化して耐熱性測定用試験片を調製し、耐熱性を測定した。これらの結果を後記する表4に示した。
Figure 0005410762
表1中の酸化セリウム粉末は以下の通りであり、表1中の各特性は下記の方法で測定した。
酸化セリウム粉末A:セリウム塩水溶液からゾルゲル法で製造した酸化セリウム粉末(多木化学株式会社製商品名:ニードラールU−100):セリウム塩水溶液からゾルゲル法で製造し、アニオン系界面活性剤で表面処理した表面処理酸化セリウム粉末。
酸化セリウム粉末B:(多木化学株式会社製、商品名:ニードラールW−100):セリウム塩水溶液からゾルゲル法で製造し、リン酸およびカチオン系界面活性剤で表面処理した表面処理酸化セリウム粉末。
酸化セリウム粉末C:(シーアイ化成株式会社製 商品名:Nanotek CeO):気相熱分解法で製造された酸化セリウム粉末。
酸化セリウム粉末D:炭酸セリウムを焼成後乾式法で機械粉砕して製造された炭酸セリウム粉末(ニッキ株式会社製 商品名:高純度酸化セリウム)に炭酸ガスを吹き込んで3質量%水分散液のpHを3.8に調製した炭酸セリウム粉末。
酸化セリウム粉末E: 気相熱分解法で製造された酸化セリウム粉末(ローディアジャパン株式会社製)。
<一次粒子径>
BET法による比表面積と、酸化セリウムの真密度から球近似で換算した。
<結晶化度>
島津X線回析装置XRD−7000、および結晶化度ソフトウェア島津X線回析装置XRS−6100を用いて測定データの積分強度を結晶質部分と非結晶部分とに分離し、その比率を基に、結晶化度を算出した。
<平均粒子径>
粒度分布を動的散乱法による粒子径測定装置(Particle Sizing Systems社製NICOMP MODEL370)及びレーザー式粒度分布計(日機装(株)MICROTRAC HRA MODEL9320−X100)で測定し、平均粒子径を求めた。
<純度>
蛍光X線分析により純度を測定した。
<全光線透過率>
ジメチルシロキサン単位99.8モル%とメチルビニルシロキサン単位0.13モル%からなり、分子鎖両末端がジメチルビニルシリル基で封鎖されたジメチルシロキサン・メチルビニルシロキサン共重合体生ゴム(数平均分子量約350,000)に酸化セリウム粉末0.1質量%を2本ロール上で均一になるまで混練した。得られた混合物100部に、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン0.4部を配合し、170℃10分間の条件で圧縮成形して厚さ1mmの硬化シートを作成した。得られた硬化シートの全光透過率を、JIS K7105に準じて日本電色工業株式会社製 Water Analyzer−200Nを用いて測定した。レファレンスとして空気を用いた。
Figure 0005410762
Figure 0005410762
Figure 0005410762
<シリコーンゴムベースコンパウンドの保存安定性試験>
参考例1で調製したシリコーンゴムベースコンパウンド1 200gに表1に示す酸化セリウム粉末3gを2本ロール上で均一に混合し1リットルの金属製丸缶中に密閉した。次いで、この丸缶を70℃または100℃、に設定された加熱オーブン中に静置して3日間加熱した。その後、この加熱後のシリコーンゴムベースコンパウンドを6インチの2本ロールで、ロール間隙3mm、回転数20rpmと28rpmの条件下で3分間混練した。混練後のシリコーンゴムベースコンパウンドをロールからシート状に引き剥がし、その表面の平滑性を肉眼にて観察し、以下のように評価した。
○: 表面は平滑であった。
×:表面が波打っており、凹凸が発生しており、シリコーンゴムコンパウンドは増粘して一部ゲル化していた。
<圧縮永久歪>
加熱硬化性シリコーンゴム組成物を170℃、10分間の条件下で圧縮成形して圧縮永久歪測定用試験片を作製した。次いで、この試験片を200℃に設定された加熱オーブン中に入れ、4時間加熱して2次硬化を行った。得られた試験片を用いて JIS K6262に準じて、180℃、25%圧縮という条件で、22時間後の圧縮永久歪を測定した。
<シリコーンゴムの耐熱性試験>
加熱硬化性シリコーンゴム組成物を170℃で、10分間の条件で圧縮成形して厚さ2mmのシリコーンゴムシートを作製し、次いで、このシリコーンゴムシートを200℃に設定された加熱オーブン中で4時間加熱して2次硬化を行った。上記シリコーンゴムシートについて、JIS K6253に規定されたタイプAデュロメータで硬さを測定し、JIS K6251に規定された方法で引張強さおよび伸びを測定した。また、上記のようにして作製したシリコーンゴムシートを、さらに230℃または250℃のオーブン中で96時間加熱する熱老化処理を行った。この熱老化後のシリコーンゴムシートについても、同様にして硬さ、引張強さ、伸びを測定した。加熱前後の硬さ変化、引張強さ残率、伸び残率を下記により算出した。
○硬さ変化=熱老化後のシートの硬さ−熱老化前のシートの硬さ
○引張強さ残率(%)=(熱老化後の引張り強さ/熱老化前の引張強さ)×100
○伸び残率(%)=(熱老化後の引張伸び/熱老化前の引張伸び)×100
本発明の加熱硬化性シリコーンゴム組成物は、硬化後、圧縮永久歪が小さい、200℃を超える高温に曝されても熱劣化が小さく、耐熱性に優れたシリコーンゴム成形品となり得る。したがって、かかる特性の要求される用途、例えば、自動車のエンジン周辺部で使用されるゴム部品、電子写真複写機の定着ロールや加圧ロールに使用されるゴム、電線被覆用ゴム等高温度条件下で使用されるゴムとして好適である。また、本発明の加熱硬化性シリコーンゴム組成物は、硬化後、圧縮永久歪が小さい、200℃を超える高温に曝されても熱劣化が小さく、耐熱性に優れた透明〜半透明のシリコーンゴム成形品となり得る。したがって、ランプカバーなどの高温度条件下で使用され透明性の要求される用途に好適に使用することができる。

Claims (6)

  1. 10〜75%の結晶化度の酸化セリウム粉末を、0.001〜10質量%含有する加熱硬化性シリコーンゴム組成物であって、前記酸化セリウム粉末0.1質量%をアルケニル基含有ジメチルポリシロキサン生ゴムに分散させたときのJIS K7105に規定された1mm厚さの全光透過率が90%以上であることを特徴とする加熱硬化性シリコーンゴム組成物。
  2. 酸化セリウム粉末がゾルゲル法で製造された酸化セリウム粉末であることを特徴とする請求項1に記載の加熱硬化性シリコーンゴム組成物。
  3. 酸化セリウム粉末が表面処理酸化セリウム粉末であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の加熱硬化性シリコーンゴム組成物。
  4. (A)アルケニル基含有ジオルガノポリシロキサン 100質量部、(B)補強性充填剤 5〜150質量部、(C)硬化剤(本加熱硬化性シリコーンゴム組成物を硬化させるのに十分な量)および(D)0.1質量%をアルケニル基含有ジメチルポリシロキサン生ゴムに分散させたときのJIS K7105に規定された1mm厚さの全光透過率が90%以上である10〜75%の結晶化度の酸化セリウム粉末(本加熱硬化性シリコーンゴム組成物中0.001〜10質量%)からなる加熱硬化性シリコーンゴム組成物。
  5. 酸化セリウム粉末がゾルゲル法で製造された表面処理酸化セリウム粉末であることを特徴とする請求項4に記載の加熱硬化性シリコーンゴム組成物。
  6. (C)成分が有機過酸化物である請求項4または請求項5に記載の加熱硬化性シリコーンゴム組成物。
JP2008552200A 2006-12-28 2007-12-27 加熱硬化性シリコーンゴム組成物 Expired - Fee Related JP5410762B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008552200A JP5410762B2 (ja) 2006-12-28 2007-12-27 加熱硬化性シリコーンゴム組成物

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006356606 2006-12-28
JP2006356606 2006-12-28
PCT/JP2007/075418 WO2008082001A1 (ja) 2006-12-28 2007-12-27 加熱硬化性シリコーンゴム組成物
JP2008552200A JP5410762B2 (ja) 2006-12-28 2007-12-27 加熱硬化性シリコーンゴム組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2008082001A1 JPWO2008082001A1 (ja) 2010-04-30
JP5410762B2 true JP5410762B2 (ja) 2014-02-05

Family

ID=39588663

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008552200A Expired - Fee Related JP5410762B2 (ja) 2006-12-28 2007-12-27 加熱硬化性シリコーンゴム組成物

Country Status (7)

Country Link
US (1) US8084529B2 (ja)
EP (1) EP2105467B1 (ja)
JP (1) JP5410762B2 (ja)
KR (1) KR101455123B1 (ja)
CN (1) CN101679747B (ja)
AT (1) ATE546490T1 (ja)
WO (1) WO2008082001A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7401874B2 (ja) 2020-03-31 2023-12-20 横河電機株式会社 推定システム、推定装置及び推定方法

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101775219B (zh) * 2010-01-12 2012-06-27 山东大学 一种耐辐照加成型室温硫化液体硅橡胶及其制备方法
WO2011135780A1 (ja) * 2010-04-27 2011-11-03 信越化学工業株式会社 発光装置及びその製造方法
JP5803652B2 (ja) * 2010-12-28 2015-11-04 信越化学工業株式会社 集光型太陽電池用光学シートの製造方法
EP2752459B1 (en) * 2011-12-08 2017-11-15 Momentive Performance Materials Japan LLC Hydrosilylation-curable silicone rubber composition
JP5174270B1 (ja) 2012-08-02 2013-04-03 モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社 熱硬化性シリコーンゴム組成物
WO2015034029A1 (en) 2013-09-03 2015-03-12 Dow Corning Toray Co., Ltd. Silicone gel composition and use thereof
JP2017531210A (ja) * 2014-06-19 2017-10-19 インクロン オサケユキチュアInkron Oy 誘電性シロキサン粒子フィルム及びそれを有するデバイス
JP6524901B2 (ja) 2015-12-08 2019-06-05 信越化学工業株式会社 シリコーンゴム組成物及びその硬化物
JP6583160B2 (ja) * 2016-06-24 2019-10-02 信越化学工業株式会社 シリコーンゴム組成物及びシリコーンゴム
JP6702233B2 (ja) 2017-03-09 2020-05-27 信越化学工業株式会社 付加硬化型オルガノポリシロキサン樹脂組成物、該組成物の硬化物及び該硬化物を有する半導体装置
JP6738776B2 (ja) * 2017-08-01 2020-08-12 信越化学工業株式会社 シリコーンゴム組成物
WO2022023675A1 (fr) * 2020-07-29 2022-02-03 Elkem Silicones France Sas Composition silicone réticulable en élastomère comprenant un additif de tenue thermique

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56135550A (en) * 1980-03-28 1981-10-23 Toray Silicone Co Ltd Flame-retardant silicone rubber composition
JPH01306435A (ja) * 1988-06-02 1989-12-11 Taki Chem Co Ltd 紫外線吸収方法
JPH04300644A (ja) * 1991-03-28 1992-10-23 Taki Chem Co Ltd 酸化第二セリウムゾル
JPH1160955A (ja) * 1997-08-14 1999-03-05 Shin Etsu Chem Co Ltd フッ素樹脂又はフッ素ラテックスコーティングシリコーンゴム定着ロール
JP2000212444A (ja) * 1998-11-20 2000-08-02 Dow Corning Toray Silicone Co Ltd シリコ―ンゴム組成物
JP2002179917A (ja) * 2000-12-14 2002-06-26 Dow Corning Toray Silicone Co Ltd シリコーンゴム用耐熱性付与剤および耐熱性シリコーンゴム組成物
JP2005247904A (ja) * 2004-03-01 2005-09-15 Sumitomo Bakelite Co Ltd 透明複合体及びそれを使用した表示素子、光学式記録媒体、光半導体パッケージ
JP2006299126A (ja) * 2005-04-21 2006-11-02 Nissan Motor Co Ltd ナノフィラーの表面改質方法、ポリマーナノコンポジット及びポリマーナノコンポジットの製造方法
JP2007063388A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Dow Corning Toray Co Ltd 加熱硬化性低比重液状シリコーンゴム組成物および低比重シリコーンゴム成形物

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE793729A (fr) * 1972-01-07 1973-07-05 Rhone Poulenc Sa Compositions organopolysiloxaniques
JPS5214654A (en) 1975-07-24 1977-02-03 Shin Etsu Chem Co Ltd An organopolysiloxane composition
DE3005137A1 (de) 1980-02-12 1981-08-20 Degussa Ag, 6000 Frankfurt Cerhaltige faellungskieselsaeure, verfahren zu deren herstellung, sowie zu elastomeren haertbare massen, die die cerhaltige faellungskieselsaeure enthalten
FR2632961B1 (fr) * 1988-06-15 1992-03-13 Rhone Poulenc Chimie Elastomeres silicones, a resistance a la flamme amelioree
JPH0655895B2 (ja) * 1989-03-16 1994-07-27 信越化学工業株式会社 硬化性シリコーンゴム組成物
JPH0739571B2 (ja) * 1989-11-22 1995-05-01 信越化学工業株式会社 接着性オルガノポリシロキサン組成物
JPH05271548A (ja) * 1992-03-27 1993-10-19 Shin Etsu Chem Co Ltd オルガノポリシロキサン組成物及びその硬化物の形成方法
CN1085580A (zh) * 1993-11-05 1994-04-20 张仲明 多用途硅氧烷和硅树脂组合物及其制备方法
TW311905B (ja) * 1994-07-11 1997-08-01 Nissan Chemical Ind Ltd
JP2746861B2 (ja) 1995-11-20 1998-05-06 三井金属鉱業株式会社 酸化セリウム超微粒子の製造方法
FR2742763B1 (fr) * 1995-12-22 1998-03-06 Rhone Poulenc Chimie Elastomere silicone a haute conductibilite thermique
US5962343A (en) * 1996-07-30 1999-10-05 Nissan Chemical Industries, Ltd. Process for producing crystalline ceric oxide particles and abrasive
CN1245471C (zh) * 1996-09-30 2006-03-15 日立化成工业株式会社 氧化铈研磨剂以及基板的研磨方法
US6239205B1 (en) * 1999-01-28 2001-05-29 Dow Corning Toray Silicone Co. Silicone rubber composition
JP4301468B2 (ja) * 1999-07-07 2009-07-22 信越化学工業株式会社 耐熱熱伝導性シリコーンゴム複合シート及びその製造方法
TWI272249B (en) * 2001-02-27 2007-02-01 Nissan Chemical Ind Ltd Crystalline ceric oxide sol and process for producing the same
ATE348125T1 (de) * 2001-07-26 2007-01-15 Dow Corning Toray Co Ltd Bei umgebungstemparatur härtbare polysiloxanzusammensetzung
DE10215941A1 (de) * 2002-04-11 2003-10-23 Bayer Ag Anorganische UV-Absorber enthaltene Bindemittel
JP3912523B2 (ja) * 2002-11-29 2007-05-09 信越化学工業株式会社 難燃性シリコーン組成物、及びシリコーンゴム硬化物又はシリコーンゲル硬化物の難燃性向上方法
DE10337199A1 (de) * 2003-08-13 2005-03-10 Degussa Ceroxidpulver
TWI283008B (en) * 2004-05-11 2007-06-21 K C Tech Co Ltd Slurry for CMP and method of producing the same
JP4557136B2 (ja) * 2004-05-13 2010-10-06 信越化学工業株式会社 熱伝導性シリコーンゴム組成物及び成型品
JP4134220B2 (ja) * 2006-12-11 2008-08-20 信越化学工業株式会社 フッ素樹脂又はフッ素ラテックスコーティングシリコーンゴム定着ロールの製造方法

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56135550A (en) * 1980-03-28 1981-10-23 Toray Silicone Co Ltd Flame-retardant silicone rubber composition
JPH01306435A (ja) * 1988-06-02 1989-12-11 Taki Chem Co Ltd 紫外線吸収方法
JPH04300644A (ja) * 1991-03-28 1992-10-23 Taki Chem Co Ltd 酸化第二セリウムゾル
JPH1160955A (ja) * 1997-08-14 1999-03-05 Shin Etsu Chem Co Ltd フッ素樹脂又はフッ素ラテックスコーティングシリコーンゴム定着ロール
JP2000212444A (ja) * 1998-11-20 2000-08-02 Dow Corning Toray Silicone Co Ltd シリコ―ンゴム組成物
JP2002179917A (ja) * 2000-12-14 2002-06-26 Dow Corning Toray Silicone Co Ltd シリコーンゴム用耐熱性付与剤および耐熱性シリコーンゴム組成物
JP2005247904A (ja) * 2004-03-01 2005-09-15 Sumitomo Bakelite Co Ltd 透明複合体及びそれを使用した表示素子、光学式記録媒体、光半導体パッケージ
JP2006299126A (ja) * 2005-04-21 2006-11-02 Nissan Motor Co Ltd ナノフィラーの表面改質方法、ポリマーナノコンポジット及びポリマーナノコンポジットの製造方法
JP2007063388A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Dow Corning Toray Co Ltd 加熱硬化性低比重液状シリコーンゴム組成物および低比重シリコーンゴム成形物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7401874B2 (ja) 2020-03-31 2023-12-20 横河電機株式会社 推定システム、推定装置及び推定方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR20090111318A (ko) 2009-10-26
JPWO2008082001A1 (ja) 2010-04-30
KR101455123B1 (ko) 2014-10-27
WO2008082001A1 (ja) 2008-07-10
CN101679747A (zh) 2010-03-24
EP2105467A1 (en) 2009-09-30
ATE546490T1 (de) 2012-03-15
EP2105467B1 (en) 2012-02-22
EP2105467A4 (en) 2010-11-03
US8084529B2 (en) 2011-12-27
US20100280163A1 (en) 2010-11-04
CN101679747B (zh) 2012-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5410762B2 (ja) 加熱硬化性シリコーンゴム組成物
KR20090040267A (ko) 실리콘 고무 탄성중합체의 제조방법
CN105504825A (zh) 硅橡胶组合物及其制造方法
JP2011012264A (ja) 光により架橋可能なシリコーン混合物からシリコーン被覆及びシリコーン成形品を製造する方法
JP2007515517A (ja) カオリン含有シリコーンゴム組成物の製造方法
JPS62252457A (ja) シリコ−ンゴム組成物
JP2004331962A (ja) 熱伝導性付加硬化型液状シリコーンゴム組成物
JPS62256863A (ja) ロール用液状シリコーンゴム組成物
JP4236318B2 (ja) シリコーンゴム組成物
JP6933660B2 (ja) スポンジ形成性液状シリコーンゴム組成物およびシリコーンゴムスポンジ
JPS6224013B2 (ja)
EP1024164B1 (en) Silicone rubber composition
JP2005325158A (ja) 付加硬化型シリコーンゴム組成物
JP5014532B2 (ja) 液状付加硬化型シリコーンゴム組成物の製造方法
JP3482834B2 (ja) シリコーンゴムの製造方法
JPH07118534A (ja) 型取り母型用オルガノポリシロキサン組成物の製造方法
JP2002012766A (ja) シリコーンゴム組成物、シリコーンゴム成形品およびシリコーンゴム成形品の製造方法
JP7106969B2 (ja) シリコーンゴム組成物及びシリコーンゴム
JP5290196B2 (ja) シリカマスターバッチ
JP3611025B2 (ja) シリコーンゴム組成物
JP2008150505A (ja) シリコーンゴム組成物及び定着部材
JP4528392B2 (ja) シリコーンゴム組成物およびその製造方法
JP5290197B2 (ja) シリカマスターバッチ
JPH04161468A (ja) マーキングインク組成物
WO2024128165A1 (ja) ミラブル型シリコーンゴム組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101109

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130514

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20130611

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130716

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131008

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131107

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees