JP5343544B2 - 半導体メモリ、半導体装置およびシステム - Google Patents

半導体メモリ、半導体装置およびシステム Download PDF

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Description

本発明は、電源電圧より高い電圧を生成する電圧供給回路を有する半導体メモリおよび半導体装置に関する。
ゲートに高電圧が印加されるpMOSトランジスタでは、ゲート誘導ドレインリーク(GIDL;Gated Induced Drain Leakage)電流が発生しやすい。GIDL電流は、ゲート電圧に依存してトランジスタの基板からドレイン(またはソース)に流れる電流である。GIDL電流は、ゲート電圧とドレイン電圧(又はソース電圧)の差が大きいトランジスタで発生しやすい。nMOSトランジスタにおいても、ゲート電圧とドレイン電圧(又はソース電圧)の差が大きいと、ドレイン(またはソース)から基板に流れるGIDL電流が発生する。
一般に、高電圧は、ポンピング回路等の電圧供給回路により生成される。例えば、ポンピング回路は、半導体装置の動作状態に応じて高電圧の供給能力を変更する(例えば、特許文献1参照)。高電圧がポンピング回路により生成されるとき、電圧供給回路の動作頻度は、GIDL電流の発生により増え、消費電流は増加する。GIDL電流を削減するために、例えば、ゲート電圧は、トランジスタが動作しないスタンバイ期間に高電圧より低い値に設定される(例えば、特許文献2および特許文献3参照)。
特開2003−109381号公報 特開2005−158223号公報 特開2008−135099号公報
トランジスタに供給される高電圧が、トランジスタの動作に伴い低い値から高い値に変更されるとき、高電圧は所望の値に迅速に上昇させる必要がある。このため、GIDL電流を減らすために高電圧の値を切り替える手法では、電圧供給回路による高電圧の供給能力は、十分に大きくする必要がある。この結果、電圧供給回路の消費電流は増加し、半導体メモリの消費電流は増加する。
本発明の目的は、半導体メモリの消費電流を削減することである。
半導体メモリは、電圧供給回路および制御回路を有する。電圧供給回路は、内部回路がスタンバイ状態であるときに第1電圧をワード線に供給し、内部回路がアクティブ状態であるときに第1電圧よりも高い第2電圧をワード線に供給する。制御回路は、内部回路がスタンバイ状態からアクティブ状態に切り替わるとともにワード線に第2電圧が供給された場合に、電圧供給回路の駆動能力を切り替えることを指示する。
電圧供給回路の駆動能力は、内部回路がスタンバイ状態からアクティブ状態へ切り替えられ、ワード線が第1電圧から第2電圧に変更されるときに大きくなり、その他の期間では小さくなる。電圧供給回路の駆動能力が大きい期間を最小限にすることで、電圧供給回路の消費電流を小さくできる。この結果、半導体メモリの消費電流を削減できる。
以下、図面を用いて実施形態を説明する。図中、太線で示した信号線は、複数本を示す。また、太線が接続されているブロックの一部は、複数の回路を有する。信号が伝達される信号線には、信号名と同じ符号を使用する。末尾に”Z”が付く信号は、正論理を示している。先頭に”/”の付く信号および末尾に”X”が付く信号は、負論理を示している。図中の二重の四角印は、外部端子を示している。外部端子は、例えば、半導体チップ上のパッド、あるいは半導体チップが収納されるパッケージのリードである。外部端子を介して供給される信号には、端子名と同じ符号を使用する。
図1は、一実施形態における半導体メモリMEMを示している。例えば、半導体メモリMEMは、SDRAMである。半導体メモリMEMは、クロック信号CLKに同期して動作するが、クロック信号CLKに非同期で動作してもよい。半導体メモリMEMは、システムLSI等に搭載されるメモリマクロ(IP)として設計されてもよく、パッケージに封入された半導体記憶装置として設計されてもよい。
半導体メモリMEMは、例えば、シリコン基板上にCMOSプロセスを使用して形成される。半導体メモリMEMは、クロックバッファ10、アドレスバッファ12、コマンドデコーダ14、リフレッシュ制御部16、アドレス制御部18、モードレジスタ20、コア制御部22、VPP生成部24、VII生成部26、VNN生成部28、データ入出力バッファ30、データ制御部32およびメモリコア34を有している。
クロックバッファ10は、クロック端子を介してクロック信号CLKを受け、内部クロック信号ICLKを出力する。内部クロック信号ICLKは、クロックに同期して動作する回路に供給される。アドレスバッファ12は、アドレス端子を介してアドレス信号ADを受け、受けたアドレス信号をアドレス制御部18に出力する。特に、限定されないが、アドレス端子ADの少なくとも一部は、ロウアドレス信号RADとコラムアドレス信号CADとを順次に受ける。すなわち、半導体メモリMEMは、アドレス信号RADおよびコラムアドレス信号CADを共通のアドレス端子ADを用いて異なるタイミングで受けるアドレスマルチプレクスタイプである。
コマンドデコーダ14は、コマンド端子を介してコマンド信号CMDを受け、受けた信号を解読し、メモリコア34を動作させるための内部コマンド信号を出力する。コマンド信号CMDは、例えば、チップセレクト信号/CS、ロウアドレスストローブ信号/RAS、コラムアドレスストローブ信号/CASおよび書き込みイネーブル信号/WEを含む。内部コマンド信号は、アクティブ信号ACTV、読み出し信号RD、書き込み信号WR、プリチャージ信号PRE、リフレッシュ信号REF、セルフリフレッシュ開始信号SELFS、セルフリフレッシュ終了信号SELFEおよびモードレジスタ設定信号を含む。
リフレッシュ制御部16は、リフレッシュ信号REFに同期して、リフレッシュ信号REFZを出力するとともに、リフレッシュアドレス信号REFADを更新する。リフレッシュアドレス信号REFADは、ロウアドレス信号である。リフレッシュ制御部16は、セルフリフレッシュ開始信号SELFSを受けたときに、半導体メモリMEMの動作モードを通常動作モードからセルフリフレッシュモードに切り替える。リフレッシュ制御部16は、セルフリフレッシュモード中に、所定の周期でリフレッシュ信号REFZを出力し、リフレッシュ信号REFZに同期してリフレッシュアドレス信号REFADおよび切り替えブロック信号VIIBLKをそれぞれ更新する。セルフリフレッシュモードは、スタンバイモードの一種である。スタンバイ状態では、半導体メモリMEMは、外部コマンドの受け付けを禁止し、周期的にセルフリフレッシュ動作のみを実行する。
さらに、リフレッシュ制御部16は、セルフリフレッシュ終了信号SELFEを受けたときに、半導体メモリMEMの動作モードをセルフリフレッシュモードから通常動作モードに切り替える。通常動作モード中、リフレッシュ信号REFZおよびリフレッシュアドレス信号REFADは、リフレッシュ信号REFのみに基づいて生成される。特に限定されないが、通常動作モード中、切り替えブロック信号VIIBLKの値は更新されない。
アドレス制御部18は、通常動作モード中にアドレスバッファ12からのアドレス信号ADをロウアドレス信号RADまたはコラムアドレス信号CADとして出力する。アドレス制御部18は、セルフリフレッシュモード中に、リフレッシュ制御部16からのリフレッシュアドレス信号REFADをロウアドレス信号RADとして出力する。
モードレジスタ20は、例えば、モードレジスタ設定コマンドとともに供給されるアドレス信号ADに応じて設定される。アドレス信号ADは、アドレス制御部18から供給される。モードレジスタ20により、バースト長やリードレイテンシなどの半導体メモリMEMの動作仕様が変更される。
コア制御部22は、アクティブ信号ACTV、読み出し信号RD、書き込み信号WR、リフレッシュ信号REFZおよびモードレスジタ20からの設定信号に応じて、メモリコア34の動作を制御する制御信号CTLを出力する。コア制御部22は、アクティブ信号ACTVおよびリフレッシュ信号REFZに応答して、所定の期間だけアクティブ信号VPACTZを高レベルに活性化する。例えば、所定の期間は、読み出し動作および書き込み動作の1サイクル分の期間である。
VPP生成部24は、電源端子を介して供給される電源電圧VDDを使用して、電源電圧VDDより高い一定の昇圧電圧VPPを生成し、生成した電圧をメモリコア34に供給する。昇圧電圧VPPは、メインワード線MWLXおよびサブワード線WLの高レベル電圧等に使用される。後述するように、VPP生成部24は、検知信号DETZとともに受けるアクティブ信号VPACTZの高レベル期間に、昇圧電圧VPPの供給能力を一時的に大きくする。
VII生成部26は、電源電圧VDDを降圧して一定の内部電源電圧VIIを生成する。内部電源電圧VIIは、外部端子に接続された回路を除くほとんどの回路に供給される。なお、内部電源電圧VIIは、電源電圧VDDと同じ値でもよい。
VNN生成部28は、電源電圧VDDおよび接地電圧VSSを使用して一定の負電圧VNNを生成し、生成した電圧をメモリコア34に供給する。負電圧VNNは、メインワード線MWLXおよびサブワード線WLの低レベル電圧等に使用される。なお、VNN生成部28が設けられないとき、低レベル電圧は接地電圧VSSに設定される。
特に限定されないが、電源電圧VDD、昇圧電圧VPP、内部電源電圧VIIおよび負電圧VNNは、1.8V、2.7V、1.6V、−0.5Vである。なお、半導体メモリMEMは、ビット線BL、/BLのプリチャージ電圧を生成する電圧生成部も有している。
さらに、半導体メモリMEMは、電源電圧VDDより高く昇圧電圧VPPより低い高レベル電圧を生成する電圧生成部を有していてもよい。この高レベル電圧は、ビット線BL(または/BL)をセンスアンプSAに接続するnMOSトランジスタをオンするためのゲート電圧として使用される。あるいは、この高レベル電圧は、ビット線BL(または/BL)をプリチャージ電圧線に接続するnMOSトランジスタをオンするためのゲート電圧として使用される。
データ入出力バッファ30は、読み出し動作時に、メモリコア34からデータバスDB、IDQを介して転送される読み出しデータをデータ端子DQに出力する。データ入出力バッファ30は、書き込み動作時に、データ端子DQを介して供給される書き込みデータを受信し、受信したデータをデータバスIDQ、DBを介してメモリコア34に転送する。
データ制御部32は、例えば、読み出し動作時に動作する並列直列変換回路および書き込み動作時に動作する直列並列変換回路を有している。並列直列変換回路は、メモリコア34からデータバスDBに出力される並列の読み出しデータを直列データに変換し、データバスIDQに順次に出力する。直列並列変換回路は、データバスIDQに順次に供給される直列の書き込みデータを並列データに変換し、データバスDBに出力する。特に限定されないが、データバスDBとデータバスIDQのビット数の比率は、4:1である。
メモリコア34は、メモリセルアレイARY、ロウ制御部RCTL、プリチャージ回路PRE、センスアンプSA、コラムスイッチCSW、コラムデコーダCDEC、リードアンプRAおよびライトアンプWAを有している。
メモリセルアレイARYは、マトリックス状に配置された複数のダイナミックメモリセルMCと、図の横方向に並ぶメモリセルMCの列に接続された複数のサブワード線WLと、図の縦方向に並ぶメモリセルMCの列に接続された複数のビット線対BL、/BLとを有している。メモリセルMCは、データを電荷として保持するためのキャパシタと、このキャパシタの一端をビット線BL(または/BL)に接続するためのトランスファトランジスタとを有している。キャパシタの他端は、基準電圧線に接続されている。基準電圧線に供給される基準電圧は、例えば、プリチャージ電圧と同じである。なお、メモリセルアレイARYは、図4に示すように、複数のロウブロックRBLK(RBLK0−3)を有している。読み出し動作、書き込み動作およびリフレッシュ動作では、ロウブロックRBLK0−3のいずれかが動作する。
ロウ制御部RCTLは、ロウデコーダ、メインワード線ドライバMWLDRV(図4)、サブワードデコーダSWDEC(図4)および高レベル制御部HLVLCTL(図4)を有している。ロウデコーダは、ロウアドレス信号RADをデコードし、ロウデコード信号を生成する。メインワード線ドライバMWLDRVは、ロウデコード信号に応じてメインワード線信号MWLXを生成する。サブワードデコーダSWDECは、メインワード線信号MWLXとロウデコード信号に応じて、サブワード線WLを駆動する。高レベル制御部HLVLCTLは、メインワード線ドライバMWLDRVに出力する高レベル電圧を切り替える。また、高レベル制御部HLVLCTLは、ロウブロックRBLK0−3のいずれかに対応するメインワード線MWLXの高レベル電圧を、昇圧電圧VPPから内部電源電圧VIIに切り替えるときに検知信号DETZを出力する。
さらに、ロウ制御部RCTLは、セルフリフレッシュモード中に、切り替えブロック信号VIIBLKが示すロウブロックRBLKの高レベル電圧HLVL(HLVL0−3のいずれか)を、昇圧電圧VPPから内部電源電圧VIIに切り替える。後述するように、電圧の切り替えは、設定信号VIISET(VIISET0Z−3Zのいずれか)に同期して行われる。但し、ロウ制御部RCTLは、通常動作モード中に設定信号VIISETの出力を禁止する。これにより、通常動作モード中に高レベル電圧HLVLが昇圧電圧VPPから内部電源電圧VIIに切り替わることが禁止される。これにより、電圧の切り替えに伴う余分な電力の消費を削減できる。
プリチャージ回路PREは、動作していないセンスアンプSAに接続されたビット線対BL、/BLをプリチャージ電圧に設定する。センスアンプSAは、メモリセルアレイARYのアクティブ期間およびリフレッシュ動作期間に動作し、ビット線BL、/BLの電圧差を増幅する。
コラムデコーダCDECは、読み出し動作および書き込み動作においてアクセスされるメモリセルMCに接続されたビット線対BL、/BLを選択するために、コラムアドレス信号CADをデコードする。コラムスイッチCSWは、コラムデコーダCDECからのデコード信号に応じて、ビット線対BL、/BLをリードアンプRAまたはライトアンプWAに接続する。
リードアンプRAは、読み出しアクセス動作時に、コラムスイッチCSWを介して出力される相補の読み出しデータを増幅する。ライトアンプWAは、書き込みアクセス動作時に、データバスDBを介して供給される相補の書き込みデータを増幅し、ビット線対BL、/BLに供給する。
図2は、図1に示したリフレッシュ制御部16の例を示している。リフレッシュ制御部16は、ラッチ回路LT、オシレータOSC、OR回路、アドレス生成回路ADGENおよびシフトレジスタSFTRを有している。
ラッチ回路LTは、セット端子SETに供給されるセルフリフレッシュ開始信号SELFSに同期してセルフリフレッシュイネーブル信号SELFENZを活性化する。ラッチ回路LTは、リセット端子RSTに供給されるセルフリフレッシュ終了信号SELFEに同期してセルフリフレッシュイネーブル信号SELFENZを非活性化する。
オシレータOSCは、セルフリフレッシュイネーブル信号SELFENZの活性化中に、所定の周期でセルフリフレッシュ信号SREFを出力する。リフレッシュ信号REFZの生成周期は、数μsあるいは数十μsである。OR回路は、セルフリフレッシュ信号SREFまたはリフレッシュ信号REFを、リフレッシュ信号REFZとして出力する。
アドレス生成回路ADGENは、リフレッシュ信号REFZに同期して、リフレッシュアドレス信号REFADを順次に生成するアドレスカウンタを有している。すなわち、この実施形態では、半導体メモリMEMの外部からのリフレッシュコマンドに応答するリフレッシュ動作は、アドレス生成回路ADGENにより生成されるリフレッシュアドレス信号REFADを用いて実行される(オートリフレッシュ動作)。
シフトレジスタSFTRは、リフレッシュ信号REFZに同期して、”0”、”1”、”2”、”3”を示す切り替えブロック信号VIIBLKを順次に生成する。後述するように、切り替えブロック信号VIIBLKの値は、メインワード線MWLXの高レベル電圧を昇圧電圧VPPから内部電源電圧VIIに下げるロウブロックRBLK0−3の番号を示す。
図3は、図1に示したVPP生成部24の例を示している。VPP生成部24は、イネーブル制御回路ENCTL、オシレータVPPOSC、レベル検知回路LVLDET、ポンプ制御回路VPCTL1−4およびポンピング回路POMP1−4を有している。
イネーブル制御回路ENCTLは、検知信号DETZの立ち上がりエッジに同期してイネーブル信号VPENZを高レベルに活性化する。イネーブル制御回路ENCTLは、アクティブ信号VPACTZの立ち下がりエッジに同期してイネーブル信号VPENZを低レベルに非活性化する。
オシレータVPPOSCは、所定の周期で発振信号VPOSCZを出力する。レベル検知回路LVLDETは、昇圧電圧VPPが参照電圧VPREFより低くなったときに、発振イネーブル信号OSCENZを高レベルに活性化する。レベル検知回路LVLDETは、昇圧電圧VPPが参照電圧VPREF以上になったときに、発振イネーブル信号OSCENZを低レベルに非活性化する。
ポンプ制御回路VPCTL1−4は、互いに同じ回路である。ポンプ制御回路VPCTL1は、イネーブル信号VPENZおよび発振イネーブル信号OSCENZが高レベルの期間に、発振信号VPOSCZをポンピング回路POMP1に出力する。ポンプ制御回路VPCTL2−4は、発振イネーブル信号OSCENZが高レベルの期間に、発振信号VPOSCZをポンピング回路POMP2−4にそれぞれ出力する。
ポンピング回路POMP1−4は、特に限定されないが、互いに同じ回路である。ポンピング回路POMP1−4は、ポンプ制御回路VPCTL1−4からの発振信号VPOSCZに同期して、昇圧電圧VPPを生成する。昇圧電圧VPPは、例えば、カップリング容量を利用してポンピング動作により電源電圧VDDを昇圧することで生成される。ポンピング回路POMP1は、昇圧電圧VPPが参照電圧VPREFより低いときで、イネーブル信号VPENZが活性化されているときのみ動作する。ポンピング回路POMP2−4は、昇圧電圧VPPが参照電圧VPREFより低いときに常に動作する。このように、VPP生成部24は、イネーブル信号VPENZの論理レベルに応じて、昇圧電圧VPPの駆動能力を切り替える。
図4は、図1に示したロウ制御部RCTLの例を示している。高レベル制御部HLVLCTLは、ロウブロックRBLK0−3の各々に対応して、切り替え制御回路SWCTL、電源切換回路PWRSWおよび低エッジ検知回路LEDETを有している。切り替え制御回路SWCTL、電源切換回路PWRSWおよび低エッジ検知回路LEDETは、図5で説明する。
各メインワード線ドライバMWLDRVは、ロウデコーダからのロウデコード信号に応じて、メインワード線信号MWLXを出力する。各ロウブロックRBLK0−3がアクセスされるときに、各ロウブロックRBLK0−3に対応するメインワード線信号MWLXの1つが低レベルに活性化される。メインワード線信号MWLXの高レベル電圧は、高レベル電圧線HLVL(HLVL0−3)から供給される昇圧電圧VPPまたは内部電源電圧VIIである。メインワード線信号MWLXの低レベル電圧は、負電圧VNNである。
低レベルのメインワード線信号MWLXを受けるサブワードデコーダSWDECは、ロウデコーダからのロウデコード信号に応じて、サブワード線WLを高レベルに活性化する。サブワード線WLの活性化レベルは、昇圧電圧VPPである。サブワード線WLの非活性化レベルは、負電圧VNNである。この実施形態では、1本のメインワード線MWLに対応して4本のサブワード線WLが配線されるメインワード線ドライバMWLDRVを選択するロウデコード信号と、サブワードデコーダSWDECを選択するロウデコード信号とは、ロウアドレス信号RADのビット番号が異なる。
図5は、図4に示したメインワード線ドライバMWLDRVおよびサブワードデコーダSWDECの例を示している。メインワード線ドライバMWLDRVは、ソースが高レベル電圧線HLVLに接続されたpMOSトランジスタPM1と、ソースが負電圧線VNNに接続されたnMOSトランジスタNM1とを有している。トランジスタPM1、NM1は、CMOSインバータとして動作する。メインワード線ドライバMWLDRVは、例えば上位のロウアドレス信号RADをプリデコードして得られるロウデコード信号VNWLが高レベルのときに(選択状態)、メインワード信号MWLXを低レベルVNNに活性化する。メインワード線ドライバMWLDRVは、ロウデコード信号VNWLが低レベルのときに(非選択状態)、メインワード信号MWLXを高レベルVPPに非活性化する。
サブワードデコーダSWDECは、サブワード活性化信号線SWDZと負電圧線VNNの間に直列に配置されたpMOSトランジスタPM2およびnMOSトランジスタNM2と、サブワード線WLと負電圧線VNNの間に配置されたnMOSトランジスタNM3とを有している。トランジスタPM2、NM2は、CMOSインバータとして動作する。トランジスタPM2、NM2のゲートは、メインワード信号MWLXに接続されている。トランジスタNM3のゲートは、サブワード活性化信号SWDXを受けている。
トランジスタPM2は、サブワード線WLを高レベルVPPに駆動するために設けられる。トランジスタNM2、NM3は、サブワード線WLをリセットレベルVNNに設定するために設けられる。ワードリセット信号WLRSTZは、サブワード線WLが非選択状態のときに、サブワード線WLを負電圧VNNにするために高レベルに設定される。
サブワード線WLが非選択状態(VNN)のとき、サブワードデコーダSWDECのトランジスタPM2は、ゲートで昇圧電圧VPPまたはVII(MWLX)を受け、ソースおよびドレインで負電圧VNN(SWDZ、WL)を受ける。また、サブワード線WLが非選択状態(VNN)のとき、メインワード線ドライバMWLDRVのトランジスタNM1は、ゲートで負電圧VNN(VNWL)を受け、ドレインで昇圧電圧VPPまたはVII(MWLX)を受ける。後述するように、メインワード線MWLXが選択されないロウブロックRBLKでは、高レベル電圧HLVLは、内部電源電圧VIIに設定される。これにより、トランジスタPM2、NM1でGIDL電流が発生する期間を最小限にできる。
図6は、図4に示した高レベル制御部HLVLCTLの例を示している。図6では、ロウブロックRBLK0に対応する切り替え制御回路SWCTL、電源切換回路PWRSWおよび低エッジ検知回路LEDETを示している。OR回路は、制御部HLVLCTLの外側に配置されてもよい。OR回路は、検知信号DET0Z−DET3Zのいずれかに同期して検知信号DETZを出力する。ロウブロックRBLK1−3に対応する切り替え制御回路SWCTL、電源切換回路PWRSWおよび低エッジ検知回路LEDETは、信号線に付けた番号が異なることを除き図6と同じである。鉤形を付したトランジスタはpMOSトランジスタである。鉤形のないトランジスタはnMOSトランジスタである。
切り替え制御回路SWCTLは、設定信号VPPSET0Z(パルス信号)に同期して高レベル設定信号VPP0Xを低レベル(VSS)に活性化する。切り替え制御回路SWCTLは、設定信号VIISET0Z(パルス信号)に同期して高レベル設定信号VPP0Xを高レベル(VPP)に非活性化する。設定信号VPPSET0Z、VIISET0Zは、ロウ制御部RCTL内で生成される。設定信号VPPSET0Zは、ロウブロックRBLK0のサブワード線WLのいずれかが活性化されるときに生成される。すなわち、設定信号VPPSET0Zは、ロウブロックRBLK0に対応するリフレッシュ信号REFZおよびロウブロックRBLK0に対応するアクティブ信号ACTVに同期して生成される。設定信号VIISET0Zは、ロウブロックRBLK0が非活性化中に、切り替えブロック信号VIIBLKがロウブロックRBLK0を示しているときに、リフレッシュ信号REFZに同期して生成される。図8から図10に示すように、設定信号VPPSET1−3Z、VIISET1−3Zも、設定信号VPPSET0Z、VIISET0Zと同様に生成される。
電源切換回路PWRSWは、高レベル設定信号VPP0Xが低レベルのときに、高レベル電圧線HLVL0に昇圧電圧VPPを供給する。電源切換回路PWRSWは、高レベル設定信号VPP0Xが高レベルのときに、高レベル電圧線HLVL0に内部電源電圧VIIを供給する。
低エッジ検知回路LEDETは、高レベル設定信号VPP0Xが設定信号VPPSET0Zに同期して高レベルから低レベルに変化するときに、検知信号DET0Zを出力する。すなわち、低エッジ検知回路LEDETは、高レベル設定信号VPP0Xの立ち下がりエッジを検知したときに、設定信号VPPSET0Zのパルス幅と同じパルス幅を有する検知信号DET0Zを出力する。
図7は、図1に示した半導体メモリMEMが搭載されるシステムSYSの例を示している。システムSYS(ユーザシステム)は、例えば、携帯電話や携帯ゲーム等の携帯機器の少なくとも一部を示している。なお、システムSYSは、ビデオレコーダやパーソナルコンピュータ等のコンピュータ装置の少なくとも一部でもよい。なお、後述する実施形態においても、半導体メモリMEMは、図7と同様のシステムSYSに搭載される。
システムSYSは、システムオンチップSoCを有している。あるいは、システムSYSは、マルチチップパッケージMCP、システムインパッケージSiP、チップオンチップCoC、パッケージオンパッケージPoPあるいはプリント基板の形態でもよい。
例えば、SoCは、半導体メモリMEM、半導体メモリMEMをアクセスするメモリコントローラMCNT、フラッシュメモリFLASH、フラッシュメモリFLASHをアクセスするメモリコントローラFCNT、およびシステム全体を制御するCPU(メインコントローラ)を有している。CPUおよびメモリコントローラMCNT、FCNTは、システムバスSBUSにより互いに接続されている。SoCは、外部バスSCNTを介して上位のシステムに接続される。システムバスSBUSには、他の周辺回路チップが接続されてもよい。
CPUは、半導体メモリMEMをアクセスするために、読み出しパケット(読み出しアクセス要求)および書き込みパケット(書き込みアクセス要求)をメモリコントローラMCNTに出力する。メモリコントローラMCNTは、CPUからの指示に基づいて、半導体メモリMEMにコマンド信号CMD、アドレス信号ADおよび書き込みデータ信号DQを出力し、半導体メモリMEMから読み出しデータ信号DQを受ける。半導体メモリMEMがDRAMのとき、メモリコントローラMCNTは、リフレッシュコマンドを半導体メモリMEMに周期的に出力する。
CPUは、フラッシュメモリFLASHをアクセスするために、読み出しパケット(読み出しアクセス要求)、書き込みパケット(書き込みアクセス要求)および消去パケット(消去要求)をメモリコントローラFCNTに出力する。メモリコントローラFCNTは、CPUからの指示に応じて、コマンド信号CMDおよび書き込みデータ信号DTをフラッシュメモリFLASHに出力し、読み出しデータ信号DTおよびビジー信号BSYをフラッシュメモリFLASHから受ける。アドレス信号は、データ線DTを介してフラッシュメモリFLASHに伝達される。
なお、システムSYSにメモリコントローラMCNTを設けることなく、コマンド信号CMDおよびアドレス信号ADを、CPUから半導体メモリMEMに直接出力してもよい。また、システムSYSは、CPUと半導体メモリMEMのみを有していてもよい。このとき、CPUは、メモリコントローラとして動作する。
図8は、図2に示したリフレッシュ制御部16、図3に示したVPP生成部24および図6に示した高レベル制御部HLVLCTLの動作の例を示している。コマンドデコーダ14は、コマンド端子を介してメモリコントローラMCNTからセルフリフレッシュコマンド受けると、リフレッシュ開始信号SEFLS(パルス信号)を出力する(図8(a))。これにより、半導体メモリMEMは、セルフリフレッシュモード(スタンバイモード)にエントリする。この例では、セルフリフレッシュモードの開始時に、全てのロウブロックRBLK0−3の高レベル設定信号VPP0X−VPP3Xは低レベルに設定されている(図8(b、c、d、e))。このため、高レベル電圧線HLVL0−3は、昇圧電圧VPPに設定されている。
セルフリフレッシュモード中、図2に示したオシレータOSCが動作し、セルフリフレッシュ信号REFZを周期的に出力する(図8(f))。例えば、リフレッシュアドレス信号REFADおよび切り替えブロック信号VIIBLKは、リフレッシュ信号REFZの立ち下がりエッジに応答して、所定時間後に更新される(図8(g))。このため、セルフリフレッシュ動作は、更新される前のリフレッシュアドレス信号REFADを用いて実行される。ロウブロックRBLK(RBLK0−3の1つ)がリフレッシュ動作を実行している間、すなわち、ロウブロックRBLKのアクティブ期間に、アクティブ信号VPACTZが活性化される(図8(h))。
図8において、リフレッシュアドレス信号REFADの上位の桁は、リフレッシュ動作を実行するロウブロックRBLKの番号を示している。下位の桁は、リフレッシュ動作を実行するメモリセルMCが接続されたサブワード線WLの番号を示している。この例では、説明を簡単にするために、各ロウブロックRBLK0−3は、8本のサブワード線WL0−7を有するとする。実際には、各ロウブロックRBLK0−3は、例えば、256本のサブワード線WL0−255を有する。切り替えブロック信号VIIBLKの数値は、上述したように、メインワード線MWLXの高レベル電圧を昇圧電圧VPPから内部電源電圧VIIに下げるロウブロックRBLKの番号を示す。
この例では、半導体メモリMEMがセルフリフレッシュモードにエントリしたときに、リフレッシュアドレス信号REFADはロウブロックRBLK0のサブワード線WL0を示している。このため、ロウブロックRBLK0のサブワード線WL0−7の活性化とともに設定信号VPPSET0Zが8回連続して活性化される(図8(i))。ロウブロックRBLK0のリフレッシュ動作は、8回連続して実行される。このように、セルフリフレッシュ動作は、1つのロウブロックRBLKのサブワード線WL0−7を順次に選択した後、ロウブロックRBLKを切り替えながら実行される。通常動作モード中に、外部リフレッシュコマンドに応答して実行されるオートリフレッシュ動作も同様である。以降、リフレッシュ動作を実行するロウブロックRBLKをリフレッシュブロックとも称する。
最初のリフレッシュ動作時に、切り替えブロック信号VIIBLKの値は、ロウブロックRBLK0を示している。しかし、ロウブロックRBLK0が活性化されるため、設定信号VIISET0Zは生成されない(図8(j))。したがって、高レベル設定信号VPP0Xは、低レベルに保持され、昇圧電圧VPPを有する高レベル電圧HLVL0がメインワード線ドライバMWLDRVに供給される(図8(k))。
2番目のリフレッシュ動作時に、切り替えブロック信号VIIBLKの値は、ロウブロックRBLK1を示している。ロウブロックRBLK1は非活性化中のため、設定信号VIISET1Zは、リフレッシュ信号REFZに同期して活性化される(図8(l))。ロウブロックRBLK1に対応する切り替え制御回路SWCTLは、設定信号VIISET1Zに同期して高レベル設定信号VPP1Xを高レベルに非活性化する(図8(m))。これにより、ロウブロックRBLK1に対応するメインワード線ドライバMWLDRVに供給される高レベル電圧HLVL1は、昇圧電圧VPPから内部電源電圧VIIに切り替えられる(図8(n))。これにより、セルフリフレッシュモード中に、ロウブロックRBLK1に対応するメインワード線ドライバMWLDRVで発生するGIDL電流は削減される。
同様にして、3番目および4番目のリフレッシュ動作時に、ロウブロックRBLK2−3に対応する設定信号VIISET2Z−3Zが順次に生成され(図8(o、p))、高レベル電圧HLVL02−3は、昇圧電圧VPPから内部電源電圧VIIに順次に切り替えられる(図8(q、r))。この後、ロウブロックRBLK0がリフレッシュブロックの間、設定信号VIISET1Z−3Zが順次に生成される(図8(s、t、u))。高レベル電圧HLVL0は、内部電源電圧VIIに保持される(図8(v、w、x))。これにより、セルフリフレッシュモード中に、ロウブロックRBLK2−3に対応するメインワード線ドライバMWLDRVで発生するGIDL電流は削減される。
8番目のリフレッシュ動作により、ロウブロックRBLK0の全てのサブワード線WL0−7のリフレッシュ動作が完了する。これにより、リフレッシュブロックは、ロウブロックRBLK0からロウブロックRBLK1に切り替えられる。9番目のリフレッシュ動作は、ロウブロックRBLK1のサブワード線WL0に接続されたメモリセルMCで実行される。このとき、切り替えブロック信号VIIBLKは、ロウブロックRBLK0を示している。ロウブロックRBLK0は非活性化中のため、設定信号VIISET0Zは、リフレッシュ信号REFZに同期して活性化される(図8(y))。高レベル設定信号VPP0Xは、高レベルに非活性化され(図8(z))、高レベル電圧HLVL0は、昇圧電圧VPPから内部電源電圧VIIに切り替えられる(図8(a1))。これにより、セルフリフレッシュモード中に、ロウブロックRBLK0に対応するメインワード線ドライバMWLDRVで発生するGIDL電流は削減される。
ロウブロックRBLK1がリフレッシュブロックのため、9番目のリフレッシュ信号REFZに同期して設定信号VPPSET1Zが活性化される(図8(b1))。ロウブロックRBLK1に対応する切り替え制御回路SWCTLは、設定信号VPPSET1Zに同期して高レベル設定信号VPP1Xを低レベルに活性化する(図8(c1))。これにより、ロウブロックRBLK1に対応するメインワード線ドライバMWLDRVに供給される高レベル電圧HLVL1は、内部電源電圧VIIから昇圧電圧VPPに切り替えられる(図8(d1))。
また、ロウブロックRBLK1に対応する低エッジ検知回路LEDETは、高レベル設定信号VPP1Xの立ち下がりエッジに同期して、検知信号DET1Zを出力する(図8(e1))。これにより、検知信号DETZが出力される(図8(f1))。すなわち、検知信号DETZは、ワード線MWLX、WLに供給される高レベル電圧HLVL1が内部電源電圧VIIから昇圧電圧VPPに切り替えられることを検知して出力される。
図3に示したイネーブル制御回路ENCTLは、検知信号DETZに同期してイネーブル信号VPENZを高レベルに活性化する(図8(g1))。イネーブル信号VPENZの活性化期間は、1回のリフレッシュ動作サイクルにほぼ等しい。ポンピング回路POMP1は、イネーブル信号VPENZが高レベルの間に動作し、昇圧電圧VPPを生成する。4つのポンピング回路POMP1−4を用いて昇圧電圧VPPを生成することで、昇圧電圧VPPの供給能力は高くなる。
高レベル電圧HLVL1が内部電源電圧VIIから昇圧電圧VPPに切り替えられるとき、昇圧電圧VPPの供給能力を高くすることで、高レベル電圧線HLVL1を昇圧電圧VPPまで迅速に上昇できる。各ロウブロックRBLK0−3が256本のサブワード線WLを有するとき、高レベル電圧線HLVL1は、64個のメインワード線ドライバMWLDRVに接続され、負荷が大きい。負荷が大きいときにも、一時的に昇圧電圧VPPの供給能力を高くすることで、内部電源電圧VIIから昇圧電圧VPPに切り替えを迅速にできる。一方、高レベル電圧線HLVL1が昇圧電圧VPPに保持されている間、昇圧電圧VPPの供給能力は相対的に低くてもよい。内部電源電圧VIIから昇圧電圧VPPへの切り替え時を除いて、低い供給能力で昇圧電圧VPPを生成することで、半導体メモリMEMの消費電流を削減できる。特に、セルフリフレッシュモード中の消費電流(スタンバイ電流)を削減できる。
この後、上述したようにリフレッシュ動作を実行するロウブロックRBLK1では、設定信号VPPSET1Zが順次に生成される(図8(h1))。リフレッシュ動作を実行しないロウブロックRBLK0、2−3では、切り替えブロック信号VIIBLKの値に対応する設定信号VIISET0Z、2Z、3Zが順次に生成される(図8(i1、j1、k1))。
図9は、図1に示した半導体メモリMEMにおける通常動作モードNRMからセルフリフレッシュモードSELFREFに切り替わるときの動作の例を示している。リフレッシュブロックREFBLKがロウブロックRBLK1のときの6番目のサブワード線WL(WL5)のリフレッシュ動作までは、図8と同じである。ポンピング回路POMP1に示した斜線は、ポンピング回路POMP1が動作する期間を示している。ポンピング回路POMP1は、ロウブロックRBLK0−3のいずれかに対応する高レベル電圧線HLVL0−3の電圧が内部電源電圧VIIから昇圧電圧VPPに切り替えられるときのみ動作する。
図10は、図1に示した半導体メモリMEMにおけるセルフリフレッシュモードSELFREFから通常動作モードNRMに切り替わるときの動作の例を示している。図10は、図9の続きを示している。
コマンドデコーダ14は、コマンド端子CMDを介してメモリコントローラMCNTからセルフリフレッシュ終了コマンド受けると、リフレッシュ終了信号SEFLE(パルス信号)を出力する(図8(a))。これにより、半導体メモリMEMは、セルフリフレッシュモードSELFREF(スタンバイモード)からイクジットし、通常動作モードNRM(アクティブモード)に戻る。通常動作モードNRMでは、半導体メモリMEMの外部からアクティブコマンドACTVや他のコマンドが供給される。
この例では、メモリコントローラMCNTは、ロウブロックRBLK0をアクセスするためにアクティブコマンドACTVを供給する(図10(b))。アクティブコマンドACTVは、白い矢印で示している。ロウ制御部RCTLは、アクティブコマンドACTVに応答して設定信号VPPSET0Zを活性化する(図10(c))。ロウブロックRBLK0に対応する切り替え制御回路SWCTLは、設定信号VPPSET0Zに同期して高レベル設定信号VPP0Xを低レベルに活性化する。そして、高レベル電圧HLVL0は、内部電源電圧VIIから昇圧電圧VPPに切り替えられる(図10(d))。
ロウブロックRBLK0に対応する低エッジ検知回路LEDETは、高レベル設定信号VPP0Xの立ち下がりエッジに同期して、検知信号DET0Zを出力する(図10(e))。これにより、検知信号DETZが出力され、検知信号DETZに同期してイネーブル信号VPENZが活性化される(図10(f))。特に限定されないが、イネーブル信号VPENZの活性化期間は、1回の読み出し動作サイクルまたは1回の書き込み動作サイクルにほぼ等しい。ポンピング回路POMP1は、イネーブル信号VPENZが高レベルの間に動作し、昇圧電圧VPPを生成する(図10(g))。ポンピング回路POMP1に示した斜線は、ポンピング回路POMP1が動作する期間を示している。この期間に、VPP生成部24は、4つのポンピング回路POMP1−4を用いて昇圧電圧VPPを生成する。これにより、VPP生成部24の駆動能力は一時的に高くなる。
次に、ロウブロックRBLK2をアクセスするためにアクティブコマンドACTVが供給される(図10(h))。アクティブコマンドACTVに同期して設定信号VPPSET2Zが活性化される(図10(i))。しかし、通常動作モードNRMに戻った時点で、ロウブロックRBLK2に対応する高レベル電圧HLVL2は、昇圧電圧VPPに設定されている(図10(j))。このため電圧の切り替え動作は実行されず、検知信号DET2Zも出力されない。
この後、ロウブロックRBLK1、RBLK3をアクセスするためにアクティブコマンドACTVが順次に供給される(図10(k、l))。アクティブコマンドACTVに応答して設定信号VPPSET1Z、3Zが順次に活性化される(図10(m、n))。そして、高レベル電圧HLVL1、HLVL3は、内部電源電圧VIIから昇圧電圧VPPに順次に切り替えられる(図10(o、p))。
高レベル電圧HLVL1、HLVL3の昇圧電圧VPPへの切り替えとともに、検知信号DET1Z、DET3Zが順次に出力される(図10(q、r))。これにより、検知信号DETZが出力される。検知信号DETZに同期してイネーブル信号VPENZが順次に活性化される(図10(s、t))。ポンピング回路POMP1は、イネーブル信号VPENZが高レベルの間に動作し、昇圧電圧VPPを生成する(図10(u、v))。この期間に、VPP生成部24の駆動能力は一時的に高くなる。
通常動作モードNRMにおいても、内部電源電圧VIIから昇圧電圧VPPへの切り替え時に4つのポンピング回路POMP1−4を用いて昇圧電圧VPPを生成することで、昇圧電圧VPPを迅速に上昇できる。内部電源電圧VIIから昇圧電圧VPPに切り替え時を除いて、低い供給能力で昇圧電圧VPPを生成することで、半導体メモリMEMの消費電流を削減できる。
図11は、図1に示した半導体メモリMEMのリフレッシュ動作およびアクティブ動作の例を示している。リフレッシュ動作は、リフレッシュコマンドREFに応答する動作と、セルフリフレッシュモード中の動作を示している。アクティブ動作は、アクティブコマンドACTVに応答する動作である。この例では、ロウブロックRBLK0のメインワード線MWLX0が選択される。なお、アクセスされない他のロウブロックRBLK1−3のメインワード線MWLX0−63は、内部電源電圧VIIまたは昇圧電圧VPPに保持される。
例えば、リフレッシュ動作およびアクティブ動作の前に、図4に示した高レベル電圧HLVL0(MWLX0)が内部電源電圧VIIに設定されているとする。このとき、リフレッシュ信号REFZまたはアクティブ信号ACTVに同期して、高レベル電圧HLVL0が昇圧電圧VPPに切り替えられる(図11(a))。この後、メインワード線MWLX0は負電圧VNNに変化する(図11(b))。ロウブロックRBLK0に対応する他のメインワード線MWLX1−63は、内部電源電圧VIIに保持される(図11(c))。リフレッシュ動作の完了後、コア制御部22は自動的にオートプリチャージ信号APREを生成する。半導体メモリMEMは、アクティブ動作を終了するときに、コマンド端子CMDを介してメモリコントローラMCNTからプリチャージコマンドPREを受ける。メインワード線ドライバMWLDRVは、オートプリチャージ信号APREまたはプリチャージ信号PREに応答して、メインワード線MWLX0を昇圧電圧VPPに変化する(図11(d))。
一方、リフレッシュ動作およびアクティブ動作の前に、高レベル電圧HLVL0(MWLX0)が昇圧電圧VPPに設定されているとする。このとき、リフレッシュ信号REFZまたはアクティブ信号ACTVに同期して、メインワード線MWLX0は負電圧VNNに変化する(図11(e))。ロウブロックRBLK0に対応する他のメインワード線MWLX1−63は、昇圧電圧VPPに保持される(図11(f))。この後、メインワード線ドライバMWLDRVは、オートプリチャージ信号APREまたはプリチャージ信号PREに応答して、メインワード線MWLX0を昇圧電圧VPPに変化する(図11(g))。
なお、メモリコントローラMCNTは、プリチャージコマンドPREを任意のタイミングで半導体メモリMEMに供給する。このため、オートプリチャージ信号APREとプリチャージ信号PREの発生タイミングは、同じではない。換言すれば、リフレッシュ動作期間とアクティブ動作期間は、互いに異なる。
図12は、図3に示したVPP生成部24の動作の例を示している。図では、説明を分かりやすくするために、昇圧電圧VPPの低下を急勾配で記載している。ポンピング回路POMP1−4に示した斜線は、ポンピング回路POMP1−4が動作する期間を示している。ポンピング回路POMP1−4に示した白抜きの期間は、ポンピング回路POMP1−4が動作を停止している期間を示している。例えば、図12は、図8から図10において、高レベル電圧線HLVL(HLVL0−3のいずれか)が内部電源電圧VIIから昇圧電圧VPPに切り替えられる前後の期間を示している。イネーブル信号VPENZは、高レベル電圧線HLVLが内部電源電圧VIIから昇圧電圧VPPに切り替えられるときに活性化する。
ポンピング回路POMP1−4が動作を停止しているとき、メインワード線ドライバMWLDRVおよびサブワードデコーダSWDEC等の動作により、昇圧電圧VPPは徐々に低下する(図12(a))。レベル検知回路LVLDETは、昇圧電圧VPPが参照電圧VPREFより低くなったときに、発振イネーブル信号OSCENZを活性化する(図12(b))。
ポンピング回路POMP2−4は、発振イネーブル信号OSCENZの高レベル期間に動作し、昇圧電圧VPPを生成する。ポンピング回路POMP2−4の動作により、昇圧電圧VPPは徐々に上昇する(図12(c))。レベル検知回路LVLDETは、昇圧電圧VPPが参照電圧VPREF以上になったときに、発振イネーブル信号OSCENZを非活性化する(図12(d))。
但し、昇圧電圧VPPが実際に参照電圧RPREF以上になってから、ポンピング回路POMP2−4が動作を停止するまでには時間的なずれがある。例えば、ポンピング回路POMP2−4は、レベル検知回路LVLDETの検知毎に、3回のポンプ動作を実行する。発振信号VPOSCZに付した矢印は、ポンピング回路POMP2−4のポンピング動作を示している。ポンピング回路POMP2−4の間欠的な動作により、昇圧電圧VPPは、電圧V1のリプルを生じる。
本実施形態と異なり、常に同じ数のポンピング回路を動作することで昇圧電圧VPPが生成されるとき、常時動作するポンピング回路の供給能力は、図3に示したポンピング回路POMP2−4の供給能力より高くする必要がある。これは、高レベル電圧線HLVL(HLVL0−3のいずれか)が内部電源電圧VIIから昇圧電圧VPPに切り替わるときの昇圧電圧VPPの供給能力の増加分を、常時動作するポンピング回路の能力に含める必要があるためである。このような供給能力の高いポンピング回路では、太い破線で示したように、昇圧電圧VPPのリプルは大きくなる。
昇圧電圧VPPのリプルが大きくなると、昇圧電圧VPPの最大値が高くなり、昇圧電圧VPPを受けるトランジスタは劣化しやすくなる。具体的には、図5に示したメインワード線ドライバMWLDRVおよびサブワードデコーダSWDECのトランジスタは劣化しやすくなる。また、メモリセルMCに保持されたデータの保持特性が悪くなる。さらに、昇圧電圧VPPのリプルを抑えるために、昇圧電圧線VPPに接続された安定化容量を増やすと、半導体メモリMEMのチップサイズが大きくなる。この実施形態では、高レベル電圧線HLVLが内部電源電圧VIIから昇圧電圧VPPに切り替わるときのみ一時的に動作するポンピング回路POMP1を設けている。これにより、上記トランジスタの劣化、データの保持特性の悪化およびチップサイズの増加を防止できる。
高レベル電圧線HLVL(HLVL0−1のいずれか)が内部電源電圧VIIから昇圧電圧VPPに切り替えられるとき(図12(e))、昇圧電圧VPPは一時的に低下する(図12(f))。昇圧電圧VPPへの切り替えにより、イネーブル信号VPENZは所定の期間だけ活性化される(図12(g))。また、昇圧電圧VPPが参照電圧VPREFより低くなるため、発振イネーブル信号OSCENZが活性化される(図12(h))。これにより、ポンピング回路POMP1−4が動作を開始し、昇圧電圧VPPの駆動能力は高くなる。このとき、ポンピング回路POMP1は、昇圧電圧VPPへの切り替えに伴う昇圧電圧VPPの低下分を補うために動作する。このため、昇圧電圧VPPが比較的高い値のときにイネーブル信号VPENZが活性化されても、昇圧電圧VPPのリプルが大きくなることを防止できる。
なお、昇圧電圧VPPが参照電圧VPREFより低い期間、ポンピング回路POMP2−4は動作している。この期間に高レベル電圧線HLVLが内部電源電圧VIIから昇圧電圧VPPに切り替えられるとき、全てのポンピング回路POMP1−4が動作する。このときにも、ポンピング回路POMP1は、高レベル電圧線HLVLの電圧の切り替えに伴う昇圧電圧VPPの減少を補うために動作する。このため、昇圧電圧VPPが参照電圧VPREFより低い期間にイネーブル信号VPENZが活性化され、全てのポンピング回路POMP1−4が動作するときにも、昇圧電圧VPPの波形は、図12(c)とほぼ同じである。すなわち、ポンピング回路POMP1の動作により、昇圧電圧VPPのリプルが大きくなることなない。
以上、この実施形態では、VPP生成回路24の駆動能力が高くなる期間を最小限にすることで、VPP生成回路24の消費電流を小さくできる。この結果、半導体メモリMEMの消費電流を削減できる。メモリコア34がセルフリフレッシュモードSELFREFから通常動作モードNRMへ切り替えられ、各ロウブロックRBLK0−3のメインワード線MWLXが内部電源電圧VIIから昇圧電圧VPPに変更されるときのみ、ポンピング回路POMP1を動作させる。すなわち、ポンピング回路POMP1の駆動能力は、昇圧電圧VPPの供給能力が一時的に不足するときのみ大きくなる。これにより、VPP生成回路24の駆動能力を変更するときにも、昇圧電圧VPPが変動することを防止できる。
イネーブル信号VPENZが活性化しない期間、VPP生成部24の駆動能力は小さい。このため、昇圧電圧VPPのリプルを小さくでき、昇圧電圧VPPの最大値を低くできる。この結果、昇圧電圧VPPが供給されるトランジスタが劣化することを防止できる。また、トランジスタのリーク電流を抑えることができ、メモリセルMCのデータ保持特性が悪化することを防止できる。さらに、昇圧電圧VPPのリプルを抑えるための安定化容量を増やさなくてよいため、半導体メモリMEMのチップサイズを小さくできる。
図13は、別の実施形態におけるVPP生成回路24Aの例を示している。上述した実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。例えば、この実施形態の半導体メモリMEMは、SDRAMである。半導体メモリMEMは、クロック信号CLKに同期して動作するが、クロック信号CLKに非同期で動作してもよい。半導体メモリMEMは、システムLSI等に搭載されるメモリマクロ(IP)として設計されてもよく、パッケージに封入された半導体記憶装置として設計されてもよい。例えば、半導体メモリMEMは、図7に示したシステムSYSに搭載される。
半導体メモリMEMは、VPP生成回路24Aが異なることを除き、図1と同じである。VPP生成回路24Aでは、イネーブル制御回路ENCTLから出力されるイネーブル信号VPENZが、ポンプ制御回路VPCTL1ではなくオシレータVPPOSCに供給されている。ポンプ制御回路VPCTL1において、発振イネーブル信号OSCENZを受けるNANDゲートの他方の入力は、電源線VDDに接続されている。すなわち、ポンピング回路POMP1−4は、常に互いに同期して動作する。VPP生成回路24Aのその他の構成は、図3に示したVPP生成回路24と同じである。半導体メモリMEMの動作は、図8から図10と同じである。
オシレータVPPOSCは、高レベルのイネーブル信号VPENZを受けている間、発振信号VPOSCZの周波数を高くする。オシレータVPPOSCは、低レベルのイネーブル信号VPENZを受けている間、発振信号VPOSCZの周波数を低くする。すなわち、オシレータVPPOSCは、イネーブル信号VPENZが高レベルのとき、発振周期を短くし、イネーブル信号VPENZが低レベルのとき、発振周期を長くする。これにより、イネーブル信号VPENZが高レベルの期間に、ポンピング回路POMP1−4による昇圧電圧VPPの供給能力を高くできる。例えば、イネーブル信号VPENZが低レベルのときの発振信号VPOSCZの周波数は、図1に示した半導体メモリMEMと同じである。特に限定されないが、イネーブル信号VPENZが高レベルのときの発振信号VPOSCZの周波数は、イネーブル信号VPENZが低レベルのときの1.5倍である。
図14は、図13に示したVPP生成部24Aの動作の例を示している。図では、説明を分かりやすくするために、昇圧電圧VPPの低下を急勾配で記載している。ポンピング回路POMP1−4に示した細い斜線は、低い周波数でポンピング回路POMP1−4が動作する期間を示している。ポンピング回路POMP1−4に示した太い斜線は、高い周波数でポンピング回路POMP1−4が動作する期間(すなわち、昇圧電圧VPPの供給能力が高い期間)を示している。ポンピング回路POMP1−4に示した白抜きの期間は、ポンピング回路POMP1−4が動作を停止している期間を示している。図14は、図8から図10において、高レベル電圧線HLVL(HLVL0−3のいずれか)が内部電源電圧VIIから昇圧電圧VPPに切り替えられる前後の期間を示している。
発振イネーブル信号OSCENZの活性化によるVPP生成部24Aの動作は、ポンピング回路POMP2−4だけでなくポンピング回路POMP1も動作することを除き、図12と同じである(図14(a))。リプルV1は、各ポンピング回路POMPO1−4の昇圧電圧VPPの供給能力を図3の75%にすることで、図12のリプルV1と同じにできる。
イネーブル信号VPENZは、図8から図10に示したように、高レベル電圧HLVL(HLVL0−3のいずれか)が、内部電源電圧VIIから昇圧電圧VPPに切り替えられたときに、所定の期間だけ活性化される(図14(b))。イネーブル信号VPENZが高レベルの期間、発振信号VPOSCZの周波数が高くなる(図14(c))。図12と同様に、高レベル電圧線HLVL(HLVL0−1のいずれか)が内部電源電圧VIIから昇圧電圧VPPに切り替えられるとき、昇圧電圧VPPは一時的に低下する(図14(d))。昇圧電圧VPPが参照電圧VPREFより低くなるため、発振イネーブル信号OSCENZが活性化される(図14(e))。これにより、発振信号VPOSCZの周波数が高い状態でポンピング回路POMP1−4が動作を開始し、昇圧電圧VPPの駆動能力は高くなる。このとき、発振信号VPOSCZの周波数の増加分により、昇圧電圧VPPへの切り替えに伴う昇圧電圧VPPの低下分が補われる。このため、昇圧電圧VPPが比較的高い値のときにイネーブル信号VPENZが活性化されても、昇圧電圧VPPのリプルが大きくなることを防止できる。イネーブル信号VPENZが非活性化されると、発振信号VPOSCZの周波数は元に戻る(図14(f))。この後、昇圧電圧VPPが参照電圧VPREFより低くなったときに、発振イネーブル信号OSCENZが再び活性化される(図14(g))。そして、ポンピング回路POMP1−4が動作し(図14(h))、昇圧電圧VPPが上昇する(図14(i))。
以上、この実施形態においても、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、高レベル電圧HLVLが、内部電源電圧VIIから昇圧電圧VPPに切り替えられたときに、ポンピング回路POMP1−4を動作させる発振信号VPOSCZの周波数を高くすることでも、半導体メモリMEMの消費電流を削減できる。
図15は、別の実施形態における半導体メモリMEMの例を示している。上述した実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。例えば、半導体メモリMEMは、擬似SRAMである。擬似SRAMは、DRAMのメモリコアを有し、SRAMのインタフェースを有する。擬似SRAMは、外部からリフレッシュコマンドを受けることなく、チップ内部で定期的にリフレッシュ動作を実行し、メモリセルに書き込まれたデータを保持する。
半導体メモリMEMは、クロック信号CLKに同期して動作するが、クロック信号CLKに非同期で動作してもよい。半導体メモリMEMは、システムLSI等に搭載されるメモリマクロ(IP)として設計されてもよく、パッケージに封入された半導体記憶装置として設計されてもよい。例えば、半導体メモリMEMは、図7に示したシステムSYSに搭載される。
メモリMEMは、図1のアドレスバッファ12、コマンドデコーダ14、リフレッシュ制御部16、アドレス制御部18およびコア制御部22の代わりにアドレスバッファ12A、コマンドデコーダ14A、リフレッシュ制御部16A、アドレス制御部18Aおよびコア制御部22Aを有している。その他の構成は、図1と同じである。
アドレスバッファ12Aは、ロウアドレス信号RADおよびコラムアドレス信号CADを異なるアドレス端子ADで同時に受ける。すなわち、この実施形態のメモリMEMは、アドレスノンマルチプレクス方式を採用している。
コマンドデコーダ14Aは、チップイネーブル信号/CE、アウトプットイネーブル信号/OEおよびライトイネーブル信号/WEを、コマンド信号CMDとして受ける。コマンドデコーダ14Aは、受けた信号を解読し、メモリコア34を動作させるための内部コマンド信号を出力する。内部コマンド信号は、読み出し信号RD、書き込み信号WRおよびモードレジスタ設定信号を含む。
リフレッシュ制御部16Aは、図2のラッチ回路LTを有していない。リフレッシュ制御部16AのオシレータOSCは、動作モードに拘わりなく所定の周期でリフレッシュ信号REFZを出力し、リフレッシュ信号REFZに同期してリフレッシュアドレス信号REFADおよび切り替えブロック信号VIIBLKをそれぞれ更新する。なお、擬似SRAMは、メモリコントローラMCNTからリフレッシュコマンドを受けない。このため、リフレッシュ制御部16Aは、図2に示したリフレッシュ信号REFを受けない。リフレッシュ信号REFZは、オシレータOSCから出力のみに同期して生成される。
アドレス制御部18Aは、アドレスバッファ12Aから同時に受けるアドレス信号ADをロウアドレス信号RADまたはコラムアドレス信号CADとして出力する。また、アドレス制御部18Aは、リフレッシュ制御部16からのリフレッシュアドレス信号REFADをロウアドレス信号RADとして出力する。
コア制御部22Aは、読み出し信号RD、書き込み号WRおよびリフレッシュ信号REFZ(内部リフレッシュコマンド)に応じて、メモリコア34の動作を制御する制御信号CTLを出力する。制御信号CTLにより、アクセス動作(読み出し動作、書き込み動作またはリフレッシュ動作)のいずれかが実行される。また、コア制御部22Aは、読み出し信号RDまたは書き込み信号WR(外部アクセスコマンド)とリフレッシュ信号REFPZが競合したときに、優先順を決めるアービタARBを有している。コア制御部22Aは、アービタARBにより決定した優先順にしたがって、読み出し動作、書き込み動作またはリフレッシュ動作を実行するための制御信号CTLを出力する。
さらに、コア制御部22Aは、読み出し信号RD、書き込み信号WRおよびリフレッシュ信号REFPZにそれぞれ応答して、所定の期間だけアクティブ信号VPACTZを高レベルに活性化する。例えば、所定の期間は、読み出し動作、書き込み動作およびリフレッシュ動作の1サイクル分の期間である。
図16は、図15に示した半導体メモリMEMにおける通常動作モードNRMからスタンバイモードSTBYに切り替わるときの動作の例を示している。図9と同じ動作については詳細な説明は省略する。半導体メモリMEMは、メモリコントローラMCNTからのチップイネーブル信号/CEが低レベルの期間に通常動作モードNRM(アクティブモード)に設定される(図16(a))。半導体メモリMEMは、チップイネーブル信号/CEが高レベルの期間にスタンバイモードSTBYに設定される(図16(b))。スタンバイモードSTBY中の動作は、図9と同じである。リフレッシュ信号REFZは、数μsあるいは数十μs毎に出力される。
図17は、図15に示した半導体メモリMEMにおけるスタンバイモードSTBYから通常動作モードNRMに切り替わるときの動作の例を示している。図17は、図16の続きを示している。図10と同じ動作については詳細な説明は省略する。リフレッシュ信号REFZは、通常動作モードNRM中にも数μsあるいは数十μs毎に出力される。しかし、図17では、説明を簡単にするために、通常動作モードNRM中のリフレッシュ信号REFZの間隔を、スタンバイモードSTBY中に比べて長く示している。スタンバイモードSTBY中の動作は、図10のセルフリフレッシュモードSELFREF中の動作と同じである。
通常動作モードNRMでは、先ず、ロウブロックRBLK0のアクセスコマンド(読み出しコマンドまたは書き込みコマンド)が半導体メモリMEMに供給される(図17(a))。アクセスコマンドは、白い矢印で示している。図10と同様に、ロウ制御部RCTLは、アクセスコマンドに応答して設定信号VPPSET0Zを活性化する(図17(b))。ロウブロックRBLK0に対応する切り替え制御回路SWCTLは、設定信号VPPSET0Zに同期して高レベル設定信号VPP0Xを低レベルに活性化する。そして、高レベル電圧HLVL0は、内部電源電圧VIIから昇圧電圧VPPに切り替えられる(図17(c))。
この後、図10と同様に、検知信号DET0Z、DETZが出力され、検知信号DETZに同期してイネーブル信号VPENZが活性化される(図17(d、e))。特に限定されないが、イネーブル信号VPENZの活性化期間は、1回の読み出し動作サイクル、1回の書き込み動作サイクルまたは1回のリフレッシュ動作サイクルにほぼ等しい。そして、ポンピング回路POMP1は、イネーブル信号VPENZが高レベルの間に動作し、昇圧電圧VPPを生成する(図17(f))。
次に、ロウブロックRBLK2をアクセスするためにアクセスコマンドが供給され、設定信号VPPSET2Zが活性化される(図17(g、h))。しかし、ロウブロックRBLK2に対応する高レベル電圧HLVL2は、すでに昇圧電圧VPPに設定されているため、検知信号DETZは出力されない。
次に、リフレッシュ信号REFZが出力され、リフレッシュ動作が実行される(図17(i))。このとき、リフレッシュブロックREFBLKはロウブロックRBLK2であるため、設定信号VPPSET2Zが活性化される(図17(j))。しかし、ロウブロックRBLK2に対応する高レベル電圧HLVL2は、昇圧電圧VPPに設定されているため、検知信号DETZは出力されない。なお、このとき、シフトレジスタSFTRから出力される切り替えブロック信号VIIBLKの値は”2”である。しかし、ロウ制御部RCTLは、通常動作モード中に設定信号VIISETの出力を禁止する。このため、高レベル電圧HLVL2が昇圧電圧VPPから内部電源電圧VIIに切り替わることはない。
次に、ロウブロックRBLK1をアクセスするためにアクセスコマンドが供給され、設定信号VPPSET1Zが活性化される(図17(k、l))。ロウブロックRBLK1に対応する切り替え制御回路SWCTLは、設定信号VPPSET1Zに同期して高レベル設定信号VPP1Xを低レベルに活性化する。そして、高レベル電圧HLVL1は、内部電源電圧VIIから昇圧電圧VPPに切り替えられる(図17(m))。また、検知信号DET1Z、DETZが出力され、検知信号DETZに同期してイネーブル信号VPENZが活性化される(図17(n、o))。ポンピング回路POMP1は、イネーブル信号VPENZが高レベルの間に動作し、昇圧電圧VPPを生成する(図17(p))。
次に、リフレッシュ信号REFZが出力され、リフレッシュ動作が実行される(図17(q))。このとき、リフレッシュブロックREFBLKはロウブロックRBLK2であるため、設定信号VPPSET2Zが活性化される(図17(r))。しかし、ロウブロックRBLK2に対応する高レベル電圧HLVL2は、昇圧電圧VPPに設定されているため、検知信号DETZは出力されない。
次に、リフレッシュ信号REFZが出力され、リフレッシュ動作が実行される(図17(s))。このとき、リフレッシュブロックREFBLKはロウブロックRBLK3であるため、設定信号VPPSET3Zが活性化される(図17(t))。ロウブロックRBLK3に対応する切り替え制御回路SWCTLは、設定信号VPPSET3Zに同期して高レベル設定信号VPP3Xを低レベルに活性化する。そして、高レベル電圧HLVL3は、内部電源電圧VIIから昇圧電圧VPPに切り替えられる(図17(u))。また、検知信号DET3Z、DETZが出力され、検知信号DETZに同期してイネーブル信号VPENZが活性化される(図17(v、w))。ポンピング回路POMP1は、イネーブル信号VPENZが高レベルの間に動作し、昇圧電圧VPPを生成する(図17(x))。
以上、この実施形態においても、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、擬似SRAMにおいてもSDRAMと同様に、消費電流を削減できる。
なお、図15に示した半導体メモリMEMのVPP生成部24を、図13に示したVPP生成部24Aに置き換えてもよい。
また、上述した実施形態は、SDRAMおよび擬似SRAMに適用する例について述べた。しかし、例えば、上述した実施形態は、トランジスタに通常より高い電圧が印加される他の半導体メモリMEMに適用できる。あるいは、上述した実施形態は、トランジスタに通常より高い電圧が印加される他の半導体装置に適用できる。このとき、半導体装置は、スタンバイモードとアクティブモードとを有し、高レベル電圧線に供給する昇圧電圧を生成するポンピング回路を有している。半導体装置は、2種類の昇圧電圧のいずれかを高レベル電圧線に接続するためのスイッチを有している。半導体装置は、トランジスタのドレインに接続された制御信号線の電圧を変更するために、トランジスタのゲートまたはソースに接続された高レベル電圧線の昇圧電圧を高く側の電圧に切り替えるときに、ポンピング回路の駆動能力を一時的に高くする。
上述した実施形態に関して、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
内部回路がスタンバイ状態であるときに第1電圧をワード線に供給し、前記内部回路がアクティブ状態であるときに前記第1電圧よりも高い第2電圧を前記ワード線に供給する電圧供給回路と、
前記内部回路がスタンバイ状態から前記アクティブ状態に切り替わるとともに前記ワード線に前記第2電圧が供給された場合に、前記電圧供給回路の駆動能力を切り替えることを指示する制御回路と
を備えることを特徴とする半導体メモリ。
(付記2)
前記電圧供給回路は、少なくとも第1ポンピング回路と第2ポンピング回路とを含み、
前記指示に基づいて、前記第1ポンピング回路と前記第2ポンピング回路とがともに動作すること
を特徴とする付記1に記載の半導体メモリ。
(付記3)
前記スタンバイ状態時又はアクティブ時には、前記第2ポンピング回路は動作しないこと
を特徴とする付記2に記載の半導体メモリ。
(付記4)
前記電圧供給回路は、オシレータを含み、
前記指示に基づいて、前記オシレータの周期を変更すること
を特徴とする付記1に記載の半導体メモリ。
(付記5)
前記内部回路は複数のブロック回路を含み、
前記複数ブロックの少なくとも一つが選択された場合に、前記制御回路は切り替えを指示すること
を特徴とする付記1乃至付記4の何れか一に記載の半導体メモリ。
(付記6)
前記内部回路は、前記ワード線に供給される電圧を検知して検知信号を前記制御回路に供給する検知回路を備えること
を特徴とする付記1乃至付記5の何れか一に記載の半導体メモリ。
(付記7)
内部回路のスタンバイ状態時又はアクティブ状態時に、ワード線に供給する電圧を生成する電圧生成回路の駆動能力を第1レベルに設定し、
前記内部回路がスタンバイ状態からアクティブ状態時に切り替わるとともにワード線が選択された場合に、前記電圧生成回路の駆動能力を一時的に前記第1レベルよりも駆動能力が高い第2レベルに設定すること
を特徴とする半導体装置。
(付記8)
前記電圧供給回路は複数のポンピング回路を含み、
前記複数のポンピング回路の内の一部の回路が前記第1レベルを設定し、
前記複数のポンピング回路が前記第2レベルを設定すること
を特徴とする付記7に記載の半導体装置。
(付記9)
前記電圧供給回路は、オシレータを含み、
前記制御信号に基づいて、前記オシレータの周期を変更することで前記第1レベルおよび前記第2レベルを設定すること
を特徴とする付記7又は付記8に記載の半導体装置。
(付記10)
前記内部回路は複数のブロック回路を含み、
前記複数ブロックの少なくとも一つが選択された場合に、前記第2レベルが設定されること
を特徴とする付記7乃至付記9の何れか一に記載の半導体装置。
(付記11)
前記ワード線に供給される電圧が第1電圧から第1電圧よりも高い第2電圧に切り替えられたことを検知して前記第2レベルが設定されること
を特徴とする付記7乃至付記10の何れか一に記載の半導体装置。
(付記12)
メモリコントローラと、
前記メモリコントローラから制御される半導体メモリと、
を含むシステムにおいて、
前記半導体メモリは、
内部回路がスタンバイ状態であるときに第1電圧をワード線に供給し、前記内部回路がアクティブ状態であるときに前記第1電圧よりも高い第2電圧を前記ワード線に供給する電圧供給回路と、
前記内部回路がスタンバイ状態から前記アクティブ状態に切り替わるとともに前記ワード線に前記第2電圧が供給された場合に、前記電圧供給回路の駆動能力を切り替えることを指示する制御回路と
を備えることを特徴とするシステム。
(付記13)
前記電圧供給回路は、少なくとも第1ポンピング回路と第2ポンピング回路とを含み、
前記指示に基づいて、前記第1ポンピング回路と前記第2ポンピング回路とがともに動作すること
を特徴とする付記12に記載のシステム。
(付記14)
前記電圧供給回路は、オシレータを含み、
前記指示に基づいて、前記オシレータの周期を変更すること
を特徴とする付記12に記載のシステム。
(付記15)
前記メモリコントローラは、
前記半導体メモリにスタンバイ状態又はアクティブ状態を指示するコマンドを供給すること
を特徴とする付記12乃至付記14の何れか一に記載のシステム。
(付記16)
前記半導体メモリは、
前記ワード線に供給される電圧が第1電圧から第1電圧よりも高い第2電圧に切り替えられたことを検知して検知信号を前記制御回路に供給すること
を特徴とする付記12乃至付記15の何れか一に記載のシステム。
以上の詳細な説明により、実施形態の特徴点及び利点は明らかになるであろう。これは、特許請求の範囲がその精神及び権利範囲を逸脱しない範囲で前述のような実施形態の特徴点及び利点にまで及ぶことを意図するものである。また、当該技術分野において通常の知識を有する者であれば、あらゆる改良及び変更に容易に想到できるはずであり、発明性を有する実施形態の範囲を前述したものに限定する意図はなく、実施形態に開示された範囲に含まれる適当な改良物及び均等物に拠ることも可能である。
一実施形態における半導体メモリを示している。 図1に示したリフレッシュ制御部の例を示している。 図1に示したVPP生成部の例を示している。 図1に示したロウ制御部の例を示している。 図4に示したメインワード線ドライバおよびサブワードデコーダの例を示している。 図4に示した高レベル制御部の例を示している。 上述した実施形態の半導体メモリが搭載されるシステムSYSの例を示している。 図2に示したリフレッシュ制御部、図3に示したVPP生成部および図5に示した高レベル制御部の動作の例を示している。 図1に示した半導体メモリにおける通常動作モードからセルフリフレッシュモードに切り替わるときの動作の例を示している。 図1に示した半導体メモリにおけるセルフリフレッシュモードから通常動作モードに切り替わるときの動作の例を示している。 図1に示した半導体メモリのリフレッシュ動作およびアクティブ動作の例を示している。 図3に示したVPP生成部の動作の例を示している。 別の実施形態におけるVPP生成回路の例を示している。 図12に示したVPP生成部の動作の例を示している。 別の実施形態における半導体メモリの例を示している。 図15に示した半導体メモリにおける通常動作モードからスタンバイモードに切り替わるときの動作の例を示している。 図15に示した半導体メモリにおけるスタンバイモードから通常動作モードに切り替わるときの動作の例を示している。
符号の説明
10‥クロックバッファ;12、12A‥アドレスバッファ;14、14A‥コマンドデコーダ;16、16A‥リフレッシュ制御部;18、18A‥アドレス制御部;20‥モードレジスタ;22、22A‥コア制御部;24、24A‥VPP生成部;26‥VII生成部;28‥VNN生成部;30‥データ入出力バッファ;32‥データ制御部;34‥メモリコア;ADGEN‥アドレス生成回路;ARY‥メモリセルアレイ;CDEC‥コラムデコーダ;CSW‥コラムスイッチ;DET0Z−3Z、DETZ‥検知信号;ENCTL‥イネーブル制御回路;FCNT‥メモリコントローラ;FLASH‥フラッシュメモリ;LEDET‥低エッジ検知回路;LT‥ラッチ回路;LVLDET‥レベル検知回路;MC‥メモリセル;MCNT‥メモリコントローラ;MEM‥半導体メモリ;MWLDRV‥メインワード線ドライバ;MWLX‥メインワード線;OSC‥オシレータ;POMP1−4‥ポンピング回路;PRE‥プリチャージ回路;PWRSW‥電源切換回路;RA‥リードアンプ;RBLK0−3‥ロウブロック;RCTL‥ロウ制御部;SA‥センスアンプ;SFTR‥シフトレジスタ;SWCTL‥切り替え制御回路;VII‥内部電源電圧;VNN‥負電圧;VPCTL1−4‥ポンプ制御回路;VPP‥昇圧電圧;VPPOSC‥オシレータ;WA‥ライトアンプ;WL‥サブワード線

Claims (6)

  1. 各々が複数のメモリセルを含む複数のブロックと、前記メモリセルを選択するためのワード線を駆動するワードデコーダと、高レベル電圧線を介して第1電圧又は前記第1電圧より高い第2電圧が供給され、前記ワード線を駆動するためのワード線信号を出力するワード線ドライバを有し、スタンバイ状態において前記複数のメモリセルブロックに対するリフレッシュ動作が各ブロックごとに順番に行われる内部回路と、
    前記内部回路がスタンバイ状態であるときに前記第1電圧を前記高レベル電圧線に供給し、前記内部回路がアクティブ状態であるときに前記第2電圧を前記高レベル電圧線に供給する電圧供給回路と、
    前記内部回路が前記スタンバイ状態から前記アクティブ状態に切り替わった後、前記アクティブ状態への切り替わりの前に最後にリフレッシュ動作が行われたブロックをアクセスするためのアクティブコマンドが供給されたときは、前記電圧供給回路の駆動能力を第1駆動能力に維持し、前記最後にリフレッシュ動作が行われたブロック以外のブロックをアクセスするためのアクティブコマンドが供給されたときは、前記電圧供給回路の駆動能力を前記第1駆動能力から、前記第1駆動能力より高い第2駆動能力に切り替える制御回路と
    を備えることを特徴とする半導体メモリ。
  2. 前記電圧供給回路は、少なくとも第1ポンピング回路と第2ポンピング回路とを含み、
    前記電圧供給回路の駆動能力が前記第1駆動能力から前記第2駆動能力に切り替わった後の第1期間において、前記第1ポンピング回路と前記第2ポンピング回路がともに動作し、前記第1期間が経過した後において、前記第1ポンピング回路は動作し、かつ、前記第2ポンピング回路は動作しないこと
    を特徴とする請求項1記載の半導体メモリ。
  3. 前記電圧供給回路は、オシレータを含み、
    前記オシレータは、前記電圧供給回路の駆動能力が前記第1駆動能力から前記第2駆動能力に切り替わった後の第1期間において、発振周波数を、前記第1期間以外の期間よりも高くすること
    を特徴とする請求項1に記載の半導体メモリ。
  4. メモリコントローラと、
    前記メモリコントローラから制御される半導体メモリと、
    を含むシステムにおいて、
    前記半導体メモリは、
    各々が複数のメモリセルを含む複数のブロックと、前記メモリセルを選択するためのワード線を駆動するワードデコーダと、高レベル電圧線を介して第1電圧又は前記第1電圧より高い第2電圧が供給され、前記ワード線を駆動するためのワード線信号を出力するワード線ドライバを有し、スタンバイ状態において前記複数のメモリセルブロックに対するリフレッシュ動作が各ブロックごとに順番に行われる内部回路と、
    前記内部回路がスタンバイ状態であるときに前記第1電圧を前記高レベル電圧線に供給し、前記内部回路がアクティブ状態であるときに前記第2電圧を前記高レベル電圧線に供給する電圧供給回路と、
    前記内部回路が前記スタンバイ状態から前記アクティブ状態に切り替わった後、前記アクティブ状態への切り替わりの前に最後にリフレッシュ動作が行われたブロックをアクセスするためのアクティブコマンドが供給されたときは、前記電圧供給回路の駆動能力を第1駆動能力に維持し、前記最後にリフレッシュ動作が行われたブロック以外のブロックをアクセスするためのアクティブコマンドが供給されたときは、前記電圧供給回路の駆動能力を前記第1駆動能力から、前記第1駆動能力より高い第2駆動能力に切り替える制御回路と
    を備えることを特徴とするシステム。
  5. 前記電圧供給回路は、少なくとも第1ポンピング回路と第2ポンピング回路とを含み、
    前記電圧供給回路の駆動能力が前記第1駆動能力から前記第2駆動能力に切り替わった後の第1期間において、前記第1ポンピング回路と前記第2ポンピング回路がともに動作し、前記第1期間が経過した後において、前記第1ポンピング回路は動作し、かつ、前記第2ポンピング回路は動作しないこと
    を特徴とする請求項4に記載のシステム。
  6. 前記電圧供給回路は、オシレータを含み、
    前記オシレータは、前記電圧供給回路の駆動能力が前記第1駆動能力から前記第2駆動能力に切り替わった後の第1期間において、発振周波数を、前記第1期間以外の期間よりも高くすること
    を特徴とする請求項4に記載のシステム。
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