JP2002358778A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JP2002358778A
JP2002358778A JP2001162793A JP2001162793A JP2002358778A JP 2002358778 A JP2002358778 A JP 2002358778A JP 2001162793 A JP2001162793 A JP 2001162793A JP 2001162793 A JP2001162793 A JP 2001162793A JP 2002358778 A JP2002358778 A JP 2002358778A
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Japan
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overdrive
signal
transistor
semiconductor integrated
integrated circuit
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JP2001162793A
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English (en)
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Hiromitsu Kojima
弘光 小島
Seihachi Ide
成八 井手
Hiroshi Ichikawa
博 市川
Tatsuya Sakamoto
達哉 坂本
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Hitachi Ltd
NEC Corp
Original Assignee
Hitachi Ltd
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オーバドライブ期間を可変することにより、
オートリフレッシュ動作時に最適なオーバドライブ期間
を設定する。 【解決手段】 シンクロナスDRAMのセンスアンプに
は、オーバドライブ制御回路14が設けられている。こ
のオーバドライブ制御回路14は、オートリフレッシュ
時において、オートリフレッシュ信号AREFが入力さ
れた際に、オーバドライブ制御信号ODCT2をディレ
イ回路15によってある時間だけ遅延し、通常動作時よ
りも長い期間のオーバドライブ信号SAODを出力す
る。これにより、オートリフレッシュ時であっても最適
な期間でビット線をオーバドライブすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置の高速動作技術に関し、特に、DRAM(Dynam
ic Random Access Memory)に
おけるリード/ライト動作の高速化に適用して有効な技
術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】DRAMなどの半導体メモリでは、デー
タ保持のために一定時間毎に電荷を際注入する、いわゆ
るリフレッシュ動作が行われている。このリフレッシュ
動作においては、半導体メモリに内蔵されたリフレッシ
ュカウンタがリフレッシュアドレス(行アドレス)を自
動的に生成して与えるオートリフレッシュが知られてい
る。
【0003】なお、この種の半導体集積回路装置につい
て詳しく述べてある例としては、1994年11月5
日、株式会社 培風館発行、伊藤 清男(著)、「アド
バンテスト エレクトロニクスI−9 超LSIメモ
リ」P176,P177があり、この文献には、DRA
Mのリフレッシュ系回路について記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な半導体集積回路装置におけるオートリフレッシュ動作
の技術では、次のような問題点があることが本発明者に
より見い出された。
【0005】すなわち、ビット線を増幅するオーバドラ
イブ期間は固定されているので、このオーバドライブ期
間をオートリフレッシュ動作に最適な期間に設定する
と、通常のリード/ライト動作の際には過剰オーバドラ
イブとなり、リード/ライト時間が長くなってしまうと
いう問題がある。
【0006】反対にオーバドライブ期間を通常のリード
/ライト動作に最適な期間に設定すると、リフレッシュ
動作時にはオーバドライブ期間が不足し、リライトレベ
ル(リフレッシュ)が悪化してしまうという問題があ
る。
【0007】たとえば、シンクロナスDRAMなどのメ
モリマットが複数のバンクに分割されている半導体メモ
リでは、これら複数のバンクすべてを同時にオートリフ
レッシュするので電圧降下が生じてしまい、オーバドラ
イブがより不足してしまうことになり、最適なオーバド
ライブ期間の設定が困難となっている。
【0008】本発明の目的は、オーバドライブ期間を可
変することにより、オートリフレッシュ動作時に最適な
オーバドライブ期間を設定することのできる半導体集積
回路装置を提供することにある。
【0009】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0011】すなわち、本発明の半導体集積回路装置
は、オートリフレッシュ動作時に出力されるオートリフ
レッシュ信号が入力された際に、ビット線のオーバドラ
イブ期間をある時間だけ延長するオーバドライブ制御手
段を備えたものである。
【0012】また、本発明の半導体集積回路装置は、セ
ンスアンプのオーバドライブ期間を設定するオーバドラ
イブ信号とオートリフレッシュ動作時に出力されるオー
トリフレッシュ信号とが入力された際に、ビット線のオ
ーバドライブ期間をある時間だけ延長するオーバドライ
ブ制御手段を備えたものである。
【0013】さらに、本発明の半導体集積回路装置は、
センスアンプのオーバドライブ期間を設定するオーバド
ライブ信号とオートリフレッシュ動作時に出力されるオ
ートリフレッシュ信号とが入力された際に、該オーバド
ライブ信号を遅延させて、ビット線のオーバドライブ期
間をある時間だけ延長するオーバドライブ制御手段を備
えたものである。
【0014】以上のことにより、半導体集積回路装置の
通常動作時、およびオートリフレッシュ時において、最
適な期間でビット線をそれぞれオーバドライブすること
ができ、データの読み出しエラーなどを防止するととも
に、動作速度を向上することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施の形態による半導
体集積回路装置のブロック図、図2は、図1の半導体集
積回路装置に設けられたセンスアンプの回路図、図3
は、図2のセンスアンプに設けられたオーバドライブ制
御回路の回路図、図4は、図1の半導体集積回路装置に
設けられたメインアンプの回路図、図5は、図1の半導
体集積回路装置の通常動作時におけるセンスアンプの信
号タイミングチャート、図6は、図1の半導体集積回路
装置のオートリフレッシュ時におけるセンスアンプの信
号タイミングチャートである。
【0017】本実施の形態において、シンクロナスDR
AMである半導体集積回路装置1は、記憶の最小単位で
あるメモリセルが規則正しくアレイ状に並べられてメモ
リアレイ2が設けられており、このメモリアレイ2が、
Bank0〜Bank3の4つ設けられた4バンク構成
となっている。
【0018】また、それぞれのメモリアレイ2には、ロ
ウデコーダ3が接続されており、このロウデコーダ3
は、該メモリアレイ2の内、ロウ(行)方向のワード線
を選択する。
【0019】さらに、各々のメモリアレイ2には、セン
スアンプ4ならびにカラムデコーダ5が接続されてい
る。センスアンプ4は、カラムデコーダ5のデータの増
幅を行い、カラムデコーダ5は、カラム(列)方向のビ
ット線の選択を行う。
【0020】これらカラムデコーダ5には、カラムアド
レスカウンタ6が接続されている。このカラムアドレス
カウンタ6にはカラムアドレスバッファ7が接続されて
おり、それぞれのロウデコーダ3には、ロウアドレスバ
ッファ8が接続されている。
【0021】カラムアドレスカウンタ6は、カラムアド
レスバッファ7から入力されたアドレス信号に基づいて
バーストモードのアドレスを発生する。カラムアドレス
バッファ7、およびロウアドレスバッファ8は、入力さ
れたカラム方向、ならびにロウ方向のアドレス信号に基
づいて、それぞれの内部アドレス信号を発生させ、カラ
ムアドレスカウンタ6とそれぞれのロウデコーダ3とに
出力する。
【0022】半導体集積回路装置1には、コントロール
回路9が設けられている。このコントロール回路9に
は、クロック信号CLK、クロックイネーブル信号CK
E、チップセレクト信号/CS、ロウアドレスストロー
ブ信号/RAS、カラムアドレスストローブ信号/CA
S、ライトイネーブル信号/WE、ならびに入出力マス
ク信号DQMU,/DQMLなどの入力信号やコマンド
用信号が入力端子を介して入力されるとともに、各種の
制御信号ならびにコマンドバッファ/デコーダによりコ
マンド用信号がデコードされた制御信号を出力する。
【0023】クロック信号CLKは外部から入力され、
クロックイネーブル信号CKEはクロック信号を受け付
ける許可信号である。チップセレクト信号/CSはチッ
プの選択を行い、ロウアドレスストローブ信号/RAS
はロウ方向のアドレスを適当なタイミングで読み込むた
めの制御信号である。
【0024】カラムアドレスストローブ信号/CASは
カラム方向のアドレスを適当なタイミングで読み込むた
めの制御信号であり、ライトイネーブル信号/WEは書
き込み許可信号である。入出力マスク信号DQMU,/
DQMLは選択信号である。
【0025】ここで、前述したコマンドバッファ/デコ
ーダは、コントロール回路9内に設けられている。
【0026】また、コントロール回路9には、クロック
信号CLKに同期した信号を生成し、半導体集積回路装
置1の動作の基本となるクロック信号として供給を行う
クロック生成回路が設けられており、該クロック生成回
路によって生成されたクロック信号が内部クロックバス
を介して供給されている。
【0027】センスアンプ4には、メインアンプ/ライ
トバッファ10が接続されている。このメインアンプ/
ライトバッファ10は、センスアンプ4から入出力され
る信号の増幅を行う。
【0028】メインアンプ/ライトバッファ10には、
入力バッファ11、ならびに出力バッファ12が接続さ
れている。入力バッファ11は、入力データを所定のタ
イミングによって取り込み、出力バッファ12は、出力
データを一時的に保管する。
【0029】また、ロウアドレスバッファ8には、リフ
レッシュカウンタ13が接続されており、このリフレッ
シュカウンタ13は、リフレッシュ動作のカウントを行
う。
【0030】また、センスアンプ4の回路構成について
説明する。
【0031】センスアンプ4は、図2に示すように、シ
ェアード用のトランジスタTSHR1〜TSHR4、メ
モリセル用のトランジスタTMS1〜TMS4、センス
アンプ用のトランジスタTSA1〜TSA4、ビット線
イコライズ用のトランジスタTBQ1〜TBQ3、セン
スアンプドライバ用のトランジスタTD1,TD2、I
/O線接続用のトランジスタTCN1,TCN2、オー
バドライブ用のトランジスタTOD、ならびにオーバド
ライブ制御回路(オーバドライブ制御手段)14(図
3)から構成されている。
【0032】トランジスタTSHR1〜TSHR4、ト
ランジスタTMS1〜4、トランジスタTSA1,TS
A2、トランジスタTBQ1〜TBQ3、トランジスタ
TD1,TD2、トランジスタTCN1,TCN2、お
よびトランジスタTODは、NチャネルMOS(Met
al Oxide Semiconductor)トラ
ンジスタからなり、トランジスタTSA3,TSA4
は、PチャネルMOSトランジスタからなる。
【0033】トランジスタTSHR1の一方の接続部に
は、一方のビット線BLL−T(トゥルーとバーのう
ち、トゥルー側)が接続されており、このトランジスタ
TSHR1の他方の接続部には、センスアンプ4の一方
のビット線SA−T(トゥルー側)が接続されている。
トランジスタTSHR1のベースには、トランジスタT
SHR2のベース、および一方のシェアード線SHR−
Lが接続されている。
【0034】トランジスタTSHR2の一方の接続部に
は、他方のビット線BLL−B(トゥルーとバーのう
ち、バー側)が接続されている。トランジスタTSHR
2の他方の接続部には、センスアンプ4の他方のビット
線SA−B(バー側)が接続されている。
【0035】さらに、トランジスタTSHR3の一方の
接続部には、一方のビット線BLR−T(トゥルーとバ
ーのうち、トゥルー側)が接続されており、このトラン
ジスタTSHR3の他方の接続部には、センスアンプ4
の一方のビット線SA−Tが接続されている。トランジ
スタTSHR3のベースには、トランジスタTSHR4
のベース、および他方のシェアード線SHR−Rが接続
されている。
【0036】トランジスタTSHR4の一方の接続部に
は、他方のビット線BLR−B(バー側)が接続されて
いる。トランジスタTSHR4の他方の接続部には、セ
ンスアンプ4の他方のビット線SA−Bが接続されてい
る。
【0037】トランジスタTMS1の一方の接続部に
は、ビット線BLL−Tが接続されており、このトラン
ジスタTMS1のベースには、ワード線WL2が接続さ
れている。トランジスタTMS1の他方の接続部には、
静電容量素子を介して基準電位が接続されている。
【0038】トランジスタTMS2の一方の接続部に
は、ビット線BLL−Bが接続されており、ベースには
ワード線WL1が接続されており、他方の接続部には、
静電容量素子を介して基準電位が接続されている。
【0039】また、トランジスタTMS3の一方の接続
部にはビット線BLR−Tが接続され、他方の接続部に
は静電容量素子を介して基準電位が接続されている。ト
ランジスタTMS3のベースにはワード線WL4が接続
されている。
【0040】トランジスタTMS4の一方の接続部には
ビット線BLR−Bが接続されており、他方の接続部に
は静電容量素子を介して基準電位が接続されている。ト
ランジスタTMS4のベースにはワード線WL3が接続
されている。
【0041】トランジスタTSA1,TSA3の一方の
接続部には、ビット線SA−Tがそれぞれ接続されてい
る。これらトランジスタTSA1,TSA3のベースに
は、ビット線SA−Bがそれぞれ接続されている。トラ
ンジスタTSA1,TSA2の他方の接続部には、コモ
ンソース信号線CSNが接続されている。
【0042】また、トランジスタTSA2,TSA4の
一方の接続部には、ビット線SA−Bが接続されてお
り、トランジスタTSA3,TSA4の他方の接続部に
は、コモンソース信号線SCPが接続されている。トラ
ンジスタTSA2,TSA4のベースには、ビット線S
A−Tが接続されている。
【0043】トランジスタTBQ1,TBQ2の一方の
接続部には、ビット線SA−Tがそれぞれ接続されてい
る。これらトランジスタTBQ1,TBQ3の他方の接
続部には、ビット線SA−Bがそれぞれ接続されてい
る。
【0044】トランジスタTBQ2の他方の接続部、お
よびトランジスタTBQ3の一方の接続部には、降圧電
圧VBLRが接続されており、トランジスタTBQ1〜
TBQ3のベースには、データの読み出し/書き込み時
にビット線をイコライズするビット線イコライズBLE
Qが接続されている。
【0045】トランジスタTD1の一方の接続部にはコ
モンソース信号線CSNが接続されており、他方の接続
部には基準電位VSSAに接続されている。トランジス
タTD2の一方の接続部にはコモンソース信号線CSP
が接続されており、他方の接続部には、メモリの書き込
み用などに用いられる降圧電圧VDLが接続されてい
る。
【0046】これらトランジスタTD1,TD2のベー
スには、コントロール信号SAN,SAPがそれぞれ入
力されるように接続されている。コントロール信号SA
N,SAPは、センスアンプ4の動作を制御する信号で
あり、コントール回路9から出力される。
【0047】トランジスタTCN1の一方の接続部に
は、ビット線SA−Tが接続されており、トランジスタ
TCN2の一方の接続部には、ビット線SA−Bが接続
されている。トランジスタTCN1,トランジスタTC
N2のベースにはYセレクト信号線YSがそれぞれ接続
されている。
【0048】トランジスタTCN1の他方の接続部に
は、センスアンプ4の出力となるI/O線IOTが接続
されており、トランジスタTCN2の他方の接続部に
は、I/O線IOBが接続されている。
【0049】トランジスタTODの一方の接続部には、
コモンソース信号線CSPが接続されており、他方の接
続部には、電源電圧VDDが接続されている。トランジ
スタTODのベースには、オーバドライブ制御回路14
が接続されている。
【0050】また、オーバドライブ制御回路14は、図
3に示すように、ディレイ回路15、インバータ16〜
19、否定論理積回路20,21、ならびに否定論理和
回路22から構成されている。
【0051】オーバドライブ制御回路14には、オーバ
ドライブ制御信号ODCT1、ならびにオーバドライブ
制御信号ODCT2がそれぞれ入力される。これらオー
バドライブ制御信号ODCT1,ODCT2は、オート
リフレッシュ、ならびに書き込み/読み出しなどの通常
動作時においてセンスアンプ4のオーバドライブ動作を
制御する信号であり、コントール回路9から出力され
る。
【0052】ディレイ回路15は、たとえば、複数のイ
ンバータを直列接続した構成からなり、該ディレイ回路
15の入力部、および否定論理積回路21の一方の入力
部には、オーバドライブ制御信号ODCT2が入力され
るように接続されている。
【0053】また、否定論理和回路22の一方の入力部
には、オーバドライブ制御回路14に入力されたオーバ
ドライブ制御信号ODCT1が、オーバドライブセット
信号ODSETとして入力されるように接続されてい
る。
【0054】ディレイ回路15の出力部には、インバー
タ16の入力部が接続されており、このインバータ16
の出力部には、否定論理積回路20の一方の入力部が接
続されている。
【0055】否定論理積回路20の他方の入力部には、
オートリフレッシュ信号AREFが入力されるように接
続されている。オートリフレッシュ信号AREFは、オ
ートリフレッシュ動作時にコントール回路9から出力さ
れる制御信号である。
【0056】否定論理積回路20の出力部には、否定論
理積回路21の他方の入力部が接続されており、該否定
論理積回路21の出力部には、インバータ17の入力部
が接続されている。このインバータ17から出力される
信号がオーバドライブリセット信号ODRESETとな
る。
【0057】インバータ17から出力されるオーバドラ
イブリセット信号ODRESETは、否定論理和回路2
2の他方の入力部に入力されるように接続されており、
この否定論理和回路22の出力部には、インバータ18
の入力部が接続されている。
【0058】インバータ18の出力部には、インバータ
19の入力部が接続されており、このインバータ19の
出力部からは、オーバドライブ信号SAODが出力され
る。オーバドライブ信号SAODは、前述したようにト
ランジスタTODのベースに入力されるように接続され
ており、センスアンプ4のオーバドライブ期間を設定す
る信号である。
【0059】さらに、メインアンプ/ライトバッファ1
0におけるメインアンプ部10aの回路構成について説
明する。
【0060】メインアンプ部10aは、図4に示すよう
に、信号増幅用のトランジスタT1〜T4、ならびにメ
インアンプ起動用のトランジスタTWから構成されてい
る。
【0061】トランジスタT1,T2,TWは、Nチャ
ネルMOSトランジスタからなり、トランジスタT3,
T4は、PチャネルMOSトランジスタからなる。
【0062】トランジスタT1,T3の一方の接続部、
およびトランジスタT2,T4のベースには、I/O線
IOTがそれぞれ接続されている。トランジスタT1,
T3のベース、ならびにトランジスタT2,T4の一方
の接続部には、I/O線IOBがそれぞれ接続されてい
る。
【0063】トランジスタT1,T2の他方の接続部に
は、トランジスタTWの一方の接続部が接続されてお
り、トランジスタT3,T4の他方の接続部には、降圧
電圧VDLが接続されている。
【0064】トランジスタTWの他方の接続部には、基
準電位VSSAが接続されており、このトランジスタT
Wのベースには、コントール回路9から出力される起動
信号MAEが入力されるように接続されている。
【0065】次に、本実施の形態の半導体集積回路装置
1の動作について説明する。
【0066】半導体集積回路装置1におけるセンスアン
プ4のデータ読み出し/書き込み時などの通常動作につ
いて、図5のタイミングチャートを用いて説明する。
【0067】また、図5においては、上方から下方にか
けて、シェアード線SHR−L,SHR−R、ワード線
WL1〜WL4、コントロール信号SAN,SAP、オ
ートリフレッシュ信号AREF、オーバドライブ制御信
号ODCT1,ODCT2、オーバドライブセット信号
ODSET、オーバドライブリセット信号ODRESE
T、オーバドライブ信号SAOD、コモンソース信号線
CSP,CSN、ならびにビット線SA−T,SA−B
の信号タイミングをそれぞれ示している。
【0068】まず、選択側のシェアード線SHR−Lが
Hiレベル(昇圧電圧VPPレベル)、非選択側のシェ
アード線SHR−RがLowレベル(基準電位VSSレ
ベル)になると、あるワード線WLが選択され、メモリ
のデータがビット線SA−Bに読み出される。
【0069】その後、オーバドライブ制御信号ODCT
1がHiレベルからLowレベル、オーバドライブ制御
信号ODCT2がLowレベルからHiレベル、および
コントロール信号SANがLowレベルからHiレベル
となる。ここで、オーバドライブ制御回路14に入力さ
れるオートリフレッシュ信号AREFは、Lowレベル
となっている。
【0070】否定論理和回路22の一方の入力部には、
Lowレベルのオーバドライブリセット信号ODSET
が入力され、該否定論理和回路22の他方の入力部に
は、否定論理積回路21、およびインバータ17によっ
て遅延した時間だけLowレベルのオーバドライブリセ
ット信号ODRESETが入力されることになり、Hi
レベルのオーバドライブ信号SAODが出力される。
【0071】これらHiレベルのコントロール信号SA
N、ならびにオーバドライブ信号SAODによって、コ
モンソース信号線CSN,CSPが、基準電位VSSA
レベル、電源電圧VDDレベルにそれぞれ増幅し、ビッ
ト線SA−T,SA−Bが増幅される。
【0072】その後、ビット線SA−Tが降圧電圧VD
Lレベル程度になるとオーバドライブリセット信号OD
RESETがLowレベルからHiレベルになる。これ
によって、オーバドライブ信号SAODが再びLowレ
ベルとなってコントロール信号SAPがHiレベルとな
り、コモンソース信号線CSP電源電圧VDDレベルか
ら降圧電圧VDLレベルに切り替わり、ビット線SA−
Tの電位が降圧電圧VDLレベルに保持される。
【0073】また、半導体集積回路装置1におけるオー
トリフレッシュ時のセンスアンプ4の動作について、図
6のタイミングチャートを用いて説明する。
【0074】また、図6において、上方から下方にかけ
て、コントロール信号SAN,SAP、オートリフレッ
シュ信号AREF、オーバドライブ制御信号ODCT
1,ODCT2、オーバドライブセット信号ODSE
T、オーバドライブリセット信号ODRESET、オー
バドライブ信号SAOD、コモンソース信号線CSP,
CSN、ならびにビット線SA−T,SA−Bの信号タ
イミングをそれぞれ示している。
【0075】まず、オートリフレッシュ信号AREF
が、LowレベルからHiレベルになった後、オーバド
ライブ制御信号ODCT1がHiレベルからLowレベ
ル、オーバドライブ制御信号ODCT2がLowレベル
からHiレベルとなる。
【0076】オートリフレッシュ信号AREFがHiレ
ベルであるので、否定論路積回路20の他方の入力部に
は、ディレイ回路15によって遅延された時間だけLo
wレベル出力となり、通常動作時よりも長い期間のHi
レベルのオーバドライブ信号SAODが出力される。
【0077】これにより、コモンソース信号線CSN,
CSPが、基準電位VSSAレベル、電源電圧VDDレ
ベルにそれぞれ増幅し、ビット線SA−T,SA−Bが
増幅され、ビット線SA−Tが降圧電圧VDLレベル程
度になるとオーバドライブリセット信号ODRESET
がLowレベルからHiレベルになる。
【0078】よって、オーバドライブ信号SAODが再
びLowレベルとなってコントロール信号SAPがHi
レベルとなり、コモンソース信号線CSPは電源電圧V
DDレベルから降圧電圧VDLレベルに切り替わり、ビ
ット線SA−Tの電位が降圧電圧VDLレベルに保持さ
れる。
【0079】それにより、本実施の形態によれば、セン
スアンプ4に設けたオーバドライブ制御回路14が、通
常動作時、およびオートリフレッシュ時において、最適
な期間でビット線をそれぞれオーバドライブすることに
より、半導体集積回路装置1のデータの読み出しエラー
などを防止するとともに、動作速度を向上することがで
きる。
【0080】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでも
ない。
【0081】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0082】(1)オーバドライブ制御手段を設けたこ
とにより、通常動作時、ならびにオートリフレッシュの
際に、最適なオーバドライブ期間をそれぞれ設定するこ
とができる。
【0083】(2)上記(1)により、半導体集積回路
装置の信頼性を向上するとともに、高速動作を可能にす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による半導体集積回路装
置のブロック図である。
【図2】図1の半導体集積回路装置に設けられたセンス
アンプの回路図である。
【図3】図2のセンスアンプに設けられたオーバドライ
ブ制御回路の回路図である。
【図4】図1の半導体集積回路装置に設けられたメイン
アンプの回路図である。
【図5】図1の半導体集積回路装置の通常動作時におけ
るセンスアンプの信号タイミングチャートである。
【図6】図1の半導体集積回路装置のオートリフレッシ
ュ時におけるセンスアンプの信号タイミングチャートで
ある。
【符号の説明】
1 半導体集積回路装置 2 メモリアレイ 3 ロウデコーダ 4 センスアンプ 5 カラムデコーダ 6 カラムアドレスカウンタ 7 カラムアドレスバッファ 8 ロウアドレスバッファ 9 コントロール回路 10 メインアンプ/ライトバッファ 10a メインアンプ部 11 入力バッファ 12 出力バッファ 13 リフレッシュカウンタ 14 オーバドライブ制御回路(オーバドライブ制御手
段) 15 ディレイ回路 16〜18 インバータ 19,20 否定論理積回路 21 否定論理積回路 TSHR1〜TSHR4 トランジスタ TMS1〜TMS4 トランジスタ TSA1〜TSA4 トランジスタ TBQ1〜TBQ3 トランジスタ TD1,TD2 トランジスタ TCN1,TCN2 トランジスタ TOD トランジスタ T1〜T4 トランジスタ TW トランジスタ ODCT1,ODCT2 オーバドライブ制御信号 ODSET オーバドライブセット信号 ODRESET オーバドライブリセット信号 AREF オートリフレッシュ信号 SAOD オーバドライブ信号 MAE 起動信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井手 成八 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 市川 博 東京都中央区八重洲二丁目2−1 エルピ ーダ・メモリ株式会社内 (72)発明者 坂本 達哉 東京都中央区八重洲二丁目2−1 エルピ ーダ・メモリ株式会社内 Fターム(参考) 5M024 AA50 BB13 BB14 BB39 CC70 CC77 CC79 CC84 EE02 GG02 HH01 PP01 PP02 PP03 PP07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オートリフレッシュ動作時に出力される
    オートリフレッシュ信号が入力された際に、ビット線の
    オーバドライブ期間をある時間だけ延長するオーバドラ
    イブ制御手段を備えたことを特徴とする半導体集積回路
    装置。
  2. 【請求項2】 センスアンプのオーバドライブ期間を設
    定するオーバドライブ信号とオートリフレッシュ動作時
    に出力されるオートリフレッシュ信号とが入力された際
    に、ビット線のオーバドライブ期間をある時間だけ延長
    するオーバドライブ制御手段を備えたことを特徴とする
    半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 センスアンプのオーバドライブ期間を設
    定するオーバドライブ信号とオートリフレッシュ動作時
    に出力されるオートリフレッシュ信号とが入力された際
    に、前記オーバドライブ信号を遅延させて、ビット線の
    オーバドライブ期間をある時間だけ延長するオーバドラ
    イブ制御手段を備えたことを特徴とする半導体集積回路
    装置。
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