JPH09139074A - ダイナミック型ram - Google Patents

ダイナミック型ram

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JPH09139074A
JPH09139074A JP7317371A JP31737195A JPH09139074A JP H09139074 A JPH09139074 A JP H09139074A JP 7317371 A JP7317371 A JP 7317371A JP 31737195 A JP31737195 A JP 31737195A JP H09139074 A JPH09139074 A JP H09139074A
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JP
Japan
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memory
command
refresh
address
signal
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Application number
JP7317371A
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Kimiharu Takeo
公晴 竹尾
Shinji Ishikawa
真司 石川
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 合理的なリフレッシュ動作を実現したダイナ
ミック型RAMを提供する。 【解決手段】 それぞれが独立してメモリアクセス動作
が可能にされてなる複数のメモリバンクを持つダイナミ
ック型RAMに、上記複数のメモリバンクの一括したリ
フレッシュ及び上記複数のメモリバンクのうち1ないし
複数のメモリバンクを指定してリフレッシュを可能とす
るリフレッシュ制御回路を設けることにより、データを
保持させることが必要なメモリバンクに対してのみリフ
レッシュを行わせるようにすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ダイナミック型
RAM(ランダム・アクセス・メモリ)に関し、特に内
部に複数のメモリバンクないしメモリブロックを持つも
のに利用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ダイナミック型RAMにおいては、キャ
パシタに電荷が有るか無いかより2値の情報記憶を行う
ものである。上記キャパシタの電荷は、時間の経過とと
もにリーク電流により失われてしまうので、上記電荷が
失われる前に読み出して、それを増幅してもとの状態に
戻すのがリフレッシュ動作を必要とするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】独立してメモリアクセ
スが行われる2つのメモリバンク(記憶領域)を持つよ
うなシンクロナスダイナミック型RAMにおいても、上
記リフレッシュ機能は当然のように設けられるものであ
る。しかしながら、本願発明者においては、上記メモリ
バンクが独立してメモリアクセスができることに着目
し、このように独立してメモリアクセスが行われるメモ
リバンクを持つものでは、その用途によっては必ずしも
一定の周期でメモリバンクのリフレッシュを必要としな
いものがあることに気が付いた。つまり、半導体技術の
進展に伴い、ダイナミック型RAMの記憶容量は、益々
増大する傾向にあり、記憶領域を複数に分けた場合でも
個々の記憶領域の記憶容量が大きくでき、記憶領域毎に
異なるデータ記憶に用いることができるようになるから
である。
【0004】この発明の目的は、合理的なリフレッシュ
動作を実現したダイナミック型RAMを提供することに
ある。この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な
特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかにな
るであろう。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、それぞれが独立してメモリ
アクセス動作が可能にされてなる複数のメモリバンクを
持つダイナミック型RAMに、上記複数のメモリバンク
の一括したリフレッシュ及び上記複数のメモリバンクの
うち1ないし複数のメモリバンクを指定してリフレッシ
ュを可能とするリフレッシュ制御回路を設ける。
【0006】上記した手段によれば、データを保持させ
ることが必要なメモリバンクに対してのみリフレッシュ
を行わせるようにすることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1には、この発明が適用される
シンクロナスDRAM(以下、単にSDRAMという)
の一実施例のブロック図が示されている。同図に示され
たSDRAMは、特に制限されないが、公知の半導体集
積回路の製造技術によって単結晶シリコンのような1つ
の半導体基板上に形成される。
【0008】この実施例のSDRAMは、メモリバンク
A(BANKA)を構成するメモリアレイ200Aと、
メモリバンク(BANKB)を構成するメモリアレイ2
00Bを備える。それぞれのメモリアレイ200Aと2
00Bは、マトリクス配置されたダイナミック型メモリ
セルを備え、図に従えば同一列に配置されたメモリセル
の選択端子は列毎のワード線(図示せず)に結合され、
同一行に配置されたメモリセルのデータ入出力端子は行
毎に相補データ線(図示せず)に結合される。
【0009】上記メモリアレイ200Aの図示しないワ
ード線はロウデコーダ201Aによるロウアドレス信号
のデコード結果に従って1本が選択レベルに駆動され
る。メモリアレイ200Aの図示しない相補データ線は
センスアンプ及びカラム選択回路202Aに結合され
る。センスアンプ及びカラム選択回路202Aにおける
センスアンプは、メモリセルからのデータ読出しによっ
て各々の相補データ線に現れる微小電位差を検出して増
幅する増幅回路である。それにおけるカラムスイッチ回
路は、相補データ線を各別に選択して相補共通データ線
204に導通させるためのスイッチ回路である。カラム
スイッチ回路はカラムデコーダ203Aによるカラムア
ドレス信号のデコード結果に従って選択動作される。
【0010】メモリアレイ200B側にも同様にロウデ
コーダ201B,センスアンプ及びカラム選択回路20
2B,カラムデコーダ203Bが設けられる。上記相補
共通データ線204は入力バッファ210の出力端子及
び出力バッファ211の入力端子に接続される。入力バ
ッファ210の入力端子及び出力バッファ211の出力
端子は8ビットのデータ入出力端子I/O0〜I/O7
に接続される。
【0011】アドレス入力端子A0〜A11から供給さ
れるロウアドレス信号とカラムアドレス信号はカラムア
ドレスバッファ205とロウアドレスバッファ206に
アドレスマルチプレクス形式で取り込まれる。供給され
たアドレス信号はそれぞれのバッファが保持する。ロウ
アドレスバッファ206はリフレッシュ動作モードにお
いてはリフレッシュカウンタ208から出力されるリフ
レッシュアドレス信号をロウアドレス信号として取り込
む。カラムアドレスバッファ205の出力はカラムアド
レスカウンタ207のプリセットデータとして供給さ
れ、カラムアドレスカウンタ207は後述のコマンドな
どで指定される動作モードに応じて、上記プリセットデ
ータとしてのカラムアドレス信号、又はそのカラムアド
レス信号を順次インクリメントした値を、カラムデコー
ダ203A,203Bに向けて出力する。
【0012】コントローラ212は、特に制限されない
が、クロック信号CLK、クロックイネーブル信号CK
E、チップセレクト信号/CS、カラムアドレスストロ
ーブ信号/CAS(記号/はこれが付された信号がロウ
イネーブルの信号であることを意味する)、ロウアドレ
スストローブ信号/RAS、ライトイネーブル信号/W
E、データ入出力マスクコントロール信号DQMなどの
外部制御信号と、アドレス入力端子A0〜A11からの
制御データが供給され、それらの信号のレベルの変化や
タイミングなどに基づいてSDRAMの動作モード及び
上記回路ブロックの動作を制御するための内部タイミン
グ信号を形成するもので、そのためのコントロールロジ
ック(図示せず)とモードレジスタ30を備える。
【0013】クロック信号CLKは、SDRAMのマス
タクロックとされ、その他の外部入力信号は当該内部ク
ロック信号の立ち上がりエッジに同期して有意とされ
る。チップセレクト信号/CSはそのロウレベルによっ
てコマンド入力サイクルの開始を指示する。チップセレ
クト信号/CSがハイレベルのとき(チップ非選択状
態)やその他の入力は意味を持たない。但し、後述する
メモリバンクの選択状態やバースト動作などの内部動作
はチップ非選択状態への変化によって影響されない。/
RAS,/CAS,/WEの各信号は通常のDRAMに
おける対応信号とは機能が相違され、後述するコマンド
サイクルを定義するときに有意の信号とされる。
【0014】クロックイネーブル信号CKEは次のクロ
ック信号の有効性を指示する信号であり、当該信号CK
Eがハイレベルであれば次のクロック信号CLKの立ち
上がりエッジが有効とされ、ロウレベルのときには無効
とされる。さらに、図示しないがリードモードにおい
て、出力バッファ211に対するアウトプットイネーブ
ルの制御を行う外部制御信号もコントローラ212に供
給され、その信号が例えばハイレベルのときには出力バ
ッファ211は高出力インピーダンス状態にされる。
【0015】上記ロウアドレス信号は、クロック信号C
LK(内部クロック信号)の立ち上がりエッジに同期す
る後述のロウアドレスストローブ・バンクアクティブコ
マンドサイクルにおけるA0〜A10のレベルによって
定義される。A11からの入力は、上記ロウアドレスス
トローブ・バンクアクティブコマンドサイクルにおいて
バンク選択信号とみなされる。即ち、A11の入力がロ
ウレベルの時はメモリバンクBANKAが選択され、ハ
イレベルの時はメモリバンクBANKBが選択される。
メモリバンクの選択制御は、特に制限されないが、選択
メモリバンク側のロウデコーダのみの活性化、非選択メ
モリバンク側のカラムスイッチ回路の全非選択、選択メ
モリバンク側のみの入力バッファ210及び出力バッフ
ァ211への接続などの処理によって行うことができ
る。
【0016】後述のプリチャージコマンドサイクルにお
けるA10の入力は相補データ線などに対するプリチャ
ージ動作の態様を指示し、そのハイレベルはプリチャー
ジの対象が双方のメモリバンクであることを指示し、そ
のロウレベルは、A11で指示されている一方のメモリ
バンクがプリチャージの対象であることを指示する。
【0017】上記カラムアドレス信号は、クロック信号
CLK(内部クロック)の立ち上がりエッジに同期する
リード又はライトコマンド(後述のカラムアドレス・リ
ードコマンド、カラムアドレス・ライトコマンド)サイ
クルにおけるA0〜A8のレベルによって定義される。
そして、この様にして定義されたカラムアドレスはバー
ストアクセスのスタートアドレスとされる。
【0018】次に、コマンドによって指示されるSDR
AMの主な動作モードを説明する。 (1)モードレジスタセットコマンド(Mo) 上記モードレジスタ30をセットするためのコマンドで
あり、/CS,/RAS,/CAS,/WE=ロウレベ
ルによって当該コマンド指定され、セットすべきデータ
(レジスタセットデータ)はA0〜A11を介して与え
られる。レジスタセットデータは、特に制限されない
が、バーストレングス、CASレイテンシイ、ライトモ
ードなどとされる。特に制限されないが、設定可能なバ
ーストレングスは、1,2,4,8,フルページ(25
6)とされ、設定可能なCASレイテンシイは1,2,
3とされ、設定可能なライトモードは、バーストライト
とシングルライトとされる。
【0019】上記CASレイテンシイは、カラムアドレ
ス・リードコマンドによって指示されるリード動作にお
いて/CASの立ち下がりから出力バッファ211の出
力動作までに内部クロック信号の何サイクル分を費やす
かを指示するものである。読出しデータが確定するまで
にはデータ読出しのための内部動作時間が必要とされ、
それを内部クロック信号の使用周波数に応じて設定する
ためのものである。換言すれば、周波数の高い内部クロ
ック信号を用いる場合にはCASレイテンシイを相対的
に大きな値に設定し、周波数の低い内部クロック信号を
用いる場合にはCASレイテンシイを相対的に小さな値
に設定する。
【0020】(2)ロウアドレスストローブ・バンクア
クティブコマンド(Ac) これは、ロウアドレスストローブの指示とA11による
メモリバンクの選択を有効にするコマンドであり、/C
S,/RAS=ロウレベル、/CAS,/WE=ハイレ
ベルによって指示され、このときA0〜A10に供給さ
れるアドレスがロウアドレス信号として、A11に供給
される信号がメモリバンクの選択信号として取り込まれ
る。取り込み動作は上述のように内部クロック信号の立
ち上がりエッジに同期して行われる。例えば、当該コマ
ンドが指定されると、それによって指定されるメモリバ
ンクにおけるワード線が選択され、当該ワード線に接続
されたメモリセルがそれぞれ対応する相補データ線に導
通される。
【0021】(3)カラムアドレス・リードコマンド
(Re) このコマンドは、バーストリード動作を開始するために
必要なコマンドであると共に、カラムアドレスストロー
ブの指示を与えるコマンドであり、/CS,/CAS=
ロウレベル、/RAS,/WE=ハイレベルによって指
示され、このときA0〜A8に供給されるカラムアドレ
スがカラムアドレス信号として取り込まれる。これによ
って取り込まれたカラムアドレス信号はバーストスター
トアドレスとしてカラムアドレスカウンタ207に供給
される。これによって指示されたバーストリード動作に
おいては、その前にロウアドレスストローブ・バンクア
クティブコマンドサイクルでメモリバンクとそれにおけ
るワード線の選択が行われており、当該選択ワード線の
メモリセルは、内部クロック信号に同期してカラムアド
レスカウンタ207から出力されるアドレス信号に従っ
て順次選択されて連続的に読出される。連続的に読出さ
れるデータ数は上記バーストレングスによって指定され
た個数とされる。また、出力バッファ211からのデー
タ読出し開始は上記CASレイテンシイで規定される内
部クロック信号のサイクル数を待って行われる。
【0022】(4)カラムアドレス・ライトコマンド
(Wr) ライト動作の態様としてモードレジスタ30にバースト
ライトが設定されているときは当該バーストライト動作
を開始するために必要なコマンドとされ、ライト動作の
態様としてモードレジスタ30にシングルライトが設定
されているときは当該シングルライト動作を開始するた
めに必要なコマンドとされる。更に当該コマンドは、シ
ングルライト及びバーストライトにおけるカラムアドレ
スストローブの指示を与える。当該コマンドは、/C
S,/CAS,/WE=ロウレベル、/RAS=ハイレ
ベルによって指示され、このときA0〜A8に供給され
るアドレスがカラムアドレス信号として取り込まれる。
これによって取り込まれたカラムアドレス信号はバース
トライトにおいてはバーストスタートアドレスとしてカ
ラムアドレスカウンタ207に供給される。これによっ
て指示されたバーストライト動作の手順もバーストリー
ド動作と同様に行われる。但し、ライト動作にはCAS
レイテンシイはなく、ライトデータの取り込みは当該カ
ラムアドレス・ライトコマンドサイクルから開始され
る。
【0023】(5)プリチャージコマンド(Pr) これは、A10,A11によって選択されたメモリバン
クに対するプリチャージ動作の開始コマンドとされ、/
CS,/RAS,/WE=ロウレベル、/CAS=ハイ
レベルによって指示される。
【0024】(6)バーストストップ・イン・フルペー
ジコマンド フルページに対するバースト動作を全てのメモリバンク
に対して停止させるために必要なコマンドであり、フル
ページ以外のバースト動作では無視される。このコマン
ドは、/CS,/WE=ロウレベル、/RAS,/CA
S=ハイレベルによって指示される。
【0025】(7)ノーオペレーションコマンド(No
p) これは実質的な動作を行わないこと指示するコマンドで
あり、/CS=ロウレベル、/RAS,/CAS,/W
Eのハイレベルによって指示される。
【0026】(8)オートリフレッシュコマンド1 このコマンドはオートリフレッシュを開始するために必
要とされるコマンドであり、/CS,/RAS,/CA
S=ロウレベル、/WE,CKE=ハイレベルによって
指示される。このオートリフレッシュコマンドでは、上
記2つのメモリアレイ200Aと200B(メモリバン
トAとB)が一括して同時にリフレッシュされる。
【0027】(9)オートリフレッシュコマンド2 このコマンドはメモリバンク毎にオートリフレッシュを
開始するために必要とされるコマンドであり、上記コマ
ンド1とは異なるように例えば、/CS,/RAS,/
CAS=ロウレベル、/WE=ロウレベル、CKE=ロ
ウレベルによって指示される。このオートリフレッシュ
コマンドでは、モードレジスタ30の特定のビットが参
照される。例えば、上記特定のビットが0ならメモリア
レイ200Aがリフレッシュされ、上記特定ビットが1
ならメモリアレイ200Bがリフレッシュされる。この
他、例えば信号DQMがロウレベルならメモリアレイ2
00Aがリフレッシュされ、信号DQMがハイレベルな
らメモリアレイ200Bがリフレッシュされる。
【0028】SDRAMにおいては、一方のメモリバン
クでバースト動作が行われているとき、その途中で別の
メモリバンクを指定して、ロウアドレスストローブ・バ
ンクアクティブコマンドが供給されると、当該実行中の
一方のメモリバンクでの動作には何ら影響を与えること
なく、当該別のメモリバンクにおけるロウアドレス系の
動作が可能にされる。例えば、SDRAMは外部から供
給されるデータ、アドレス、及び制御信号を内部に保持
する手段を有し、その保持内容、特にアドレス及び制御
信号は、特に制限されないが、メモリバンク毎に保持さ
れるようになっている。或は、ロウアドレスストローブ
・バンクアクティブコマンドサイクルによって選択され
たメモリブロックにおけるワード線1本分のデータがカ
ラム系動作の前に予め読み出し動作のために図示しない
ラッチ回路にラッチされるようになっている。
【0029】したがって、データ入出力端子I/O0〜
I/O7においてデータが衝突しない限り、処理が終了
していないコマンド実行中に、当該実行中のコマンドが
処理対象とするメモリバンクとは異なるメモリバンクに
対するプリチャージコマンド、ロウアドレスストローブ
・バンクアクティブコマンドを発行して、内部動作を予
め開始させることが可能である。
【0030】SDRAM22は、クロック信号CLK
(内部クロック信号)に同期してデータ、アドレス、制
御信号を入出力できるため、DRAMと同様の大容量メ
モリをSRAMに匹敵する高速動作させることが可能で
ある。また、選択された1本のワード線に対して幾つの
データをアクセスするかをバーストレングスによって指
定することによって、内蔵カラムアドレスカウンタ20
7で順次カラム系の選択状態を切り換えていって複数個
のデータを連続的にリード又はライトできる。
【0031】図2には、この発明が適用されるSDRA
Mの入力部の一実施例のブロック図が示されている。同
図には、SDRAMのうち、入出力バッファと、それに
関連する内部回路が代表として例示的に示されている。
【0032】クロック入力バッファ(Clock Input
Buffer)1は、外部クロックCLKの他に、チップセレ
クト信号/CS、ロウアドレスストローブ信号/RA
S、カラムアドレスストローブ信号/CASライトイネ
ーブル信号/WE等の制御信号を受けて、内部動作に必
要な各種制御信号を形成する。
【0033】アドレス入力バッファ(Address Input
Buffer)2は、上記のように時系列的に入力されるア
ドレス信号を取り込む。このアドレス入力バッファ2か
らは、ロウ系アドレス信号やカラム系アドレス信号の他
に、モード設定に用いられるコード情報Code も取り込
まれる。このコード情報Code は、モードデコーダ(M
ode Decoder) 5に含まれるモードレジスタにセットさ
れ、モードデコーダ5によって解読されて、それに対応
した動作を実現するための各種制御信号が形成される。
例えば、上記のようにメモリバンク毎にリフレッシュす
る場合にに、モードレジスタにセットされた情報を用い
るものでは、かかるリフレッシュコマンドの入力に先立
って、予めモードレジスタの特定のビットにメモリバン
クAかBのリフレッシュを指示するコード情報を書き込
んで置くものである。
【0034】データ入力バッファ(Data Input Buf
fer)3は、入出力端子I/Oから供給される書き込み信
号を取り込み、図示しないメモリアレイ( Memory arra
y)に書き込みデータData として伝えられる。データ出
力バッファ(Data OutputBuffer)4は、メモリアレ
イ( Memory array)から読み出された読み出しデータD
ata を外部端子I/Oから送出させる。
【0035】ラス系コントロール回路(RAS系Contr
ol) 6は、モードデコーダ5の出力により、ロウ系アド
レスコントロール(Row系Address Control) 7と、
ロウ系アドレスプリデコーダ(Row系Address pre- D
ecoder) 10を制御して、ロウ系のアドレス選択動作を
制御する。上記ロウ系アドレスコントロール7では、ロ
ウアドレス信号(Row Address) 又はリフレッシュア
ドレス信号を出力する。ロウ系アドレスプリデコーダ1
0は、アドレス信号を解読して前記のメモリバンクAと
Bに対応したバンク0と1(Bank-1 とBank-0)にプレ
デコードされたアドレス信号( Row Address')を送出
する。
【0036】バンクコントロール回路(Bank Contro
l) 9は、モードデコーダ5からの出力信号により、カ
ラム系アドレスカウンタ(Column 系Address Count
er) 8と、カラム系アドレスプリデコーダ(Column A
ddress pre- Decoder) 12を制御して、カラム系のア
ドレス選択動作を制御する。カラム系アドレスカウンタ
8には、カラムアドレス信号(Column Address) が初
期値として入力される。このカラム系アドレスカウンタ
8は、バーストカウンタ(Burst Counter )とも呼ば
れるものである。カラム系アドレスプリデコーダ12
は、上記アドレス信号を解読してメモリアレイ( Memor
y array)にプレデコードされたアドレス信号( Column
Address')を送出する。
【0037】ロウ系アドレスプリデコーダ10には、冗
長回路(Redundancy)11が設けられ、不良のワード線
が冗長ワード線に置き替えられる。同様に、カラム系ア
ドレスプリデコーダ12には、冗長回路(Redundancy)
13が設けられ、不良のデータ線が冗長データ線に置き
替えられる。
【0038】図3には、この発明が適用されるSDRA
Mのリードサイクルの一例を説明するためのタイミング
図が示されている。/CSと/RASのロウレベルよ
り、ロウアドレスR:aが取り込まれる。また、アドレ
スA11(バンクセレクトBS)のロウレベルにより、
バンク−0がアクティブにされてバンク−0に対してロ
ウ系のアドレス選択動作が開始される。3クロック後
に、/CASがロウレベルにされて、カラムアドレス
C:aが取り込まれてカラム系の選択動作が開始され
る。
【0039】CASレイテンシイが3にされているとす
ると、3クロック後に出力信号aが出力される。バース
トリードが指定されているなら、以後クロックに同期し
てデータa+1、a+2、a+3が順次に出力される。
このような読み出し動作と平行して、アクティブバンク
−1の指定と、それに対応したロウアドレスR:bと、
それから3クロック遅れてカラムアドレスC:bが入力
される。これにより、3クロック後にデータb、b+
1、b+2、b+3が順次に読み出される。
【0040】リードバンク−1を指定してカラムアドレ
スC:b’を入力すると、引き続いてそれより3クロッ
クに遅れてデータb’とb’+1が出力される。2クロ
ック後に、リードバック−1を指定してカラムアドレス
C:b”を入力するとb’がb”に置き替えられるので
それより3クロックに遅れてデータb”とb”+1、
b”+2、b”+3が出力される。
【0041】図4には、この発明が適用されるSDRA
Mのライトサイクルの一例を説明するためのタイミング
図が示されている。/CSと/RASのロウレベルよ
り、ロウアドレスR:aが取り込まれる。また、アドレ
スA11(バンクセレクトBS)のロウレベルにより、
バンク−0がアクティブにされてバンク−0に対してロ
ウ系のアドレス選択動作が開始される。3クロック後
に、/CASがロウレベルにされて、カラムアドレス
C:aが取り込まれてカラム系の選択動作が開始され、
それと同時に入力された書き込み信号aが選択されたメ
モリセルに書き込まれ、以下バーストライトに対応して
カラムアドレスが更新されて、データa+1、a+2、
a+3がクロックに同期して書き込まれる。
【0042】このようなバースト書き込み動作と平行し
て、アクティブバンク−1の指定と、それに対応したロ
ウアドレスR:bと、それから3クロック遅れてカラム
アドレスC:bが入力され、書き込みデータbが書き込
まれる。以下、上記同様にb+1、b+2、b+3がク
ロックに同期して順次に書き込まれる。以下、ライトバ
ンク−1を指定してカラムアドレスC:b’を入力し、
書き込みデータb’とb’+1を入力し、リードバック
−1を指定してカラムアドレスC:b”を入力すると、
カラムアドレスがb’からb”に置き替えられるので、
それよに対応したデータb”とb”+1、b”+2、
b”+3が順次に書き込まれる。
【0043】図1において、リフレッシュ動作では、上
記のライトモード及びリードモードにおけるロウ系のア
ドレス選択のみが行われる。つまり、リフレッシュカウ
ンタ208により発生されたアドレス信号が上記外部か
らのアドレス信号に代わってロウアドレスバッファ20
6に取り込まれて、前記のようなリフレッシュコマンド
1が入力されたならメモリアレイ200Aと200Bの
ワード線の選択動作と、センスアンプの増幅動作が行わ
れる。つまり、上記2つのメモリアレイ200Aと20
0Bにおける選択されたワード線に接続されたダイナミ
ック型メモリセルの記憶情報が、センスアンプによりセ
ンスされるとともに増幅されてもとのメモリセルに再書
き込み(リフレッシュ)される。あるいは、前記のよう
なリフレッシュコマンド2が入力されたなら信号DQM
により指定され、あるいはモードレジスタにより指定さ
れたメモリアレイ200A又は200Bの一方のワード
線の選択動作と、センスアンプの増幅動作が行われる。
【0044】上記リフレッシュコマンド2において、例
えばメモリアレイ200A(メモリバンクA)に対して
リフレッシュ動作を行わせるとき、他方のメモリアレイ
200B(メモリバンクB)において別のコマンドによ
るリード/ライトができるようにされる。例えば、前記
のようなバースモードでは、メモリアレイ200B(メ
モリバンクB)は既にワード線の選択動作が行われてお
り、内蔵のカラムアドレスカウンタにより形成されたア
ドレスに従ってリード/ライトが行われる。
【0045】図5には、この発明が適用されるダイナミ
ック型RAMの他の一実施例の概略ブロック図が示され
ている。メモリブロックMB0〜MB3は、前記のよう
なメモリバンクに対応するものであり、それぞれが独立
して動作させられる。メモリブロックMB0は、メモリ
アレイMATLとMATRより構成される。上記メモリ
アレイMATLとMATRの間には、XデコーダXDが
配置される。このXデコーダXDには、XデコーダXD
0,XD1とそれによりワード線の選択信号を形成する
ワードドライバも含まれる。
【0046】メモリアレイMATLとMATRの相補デ
ータ線は、YデコーダYDLとYDRにより選択され
る。他のメモリブロックMB1〜MB3も上記同様な構
成にされる。アドレス端子A0〜Aiからロウアドレス
ストローブ信号/RASに同期して入力されたアドレス
信号は、XアドレスバッファXBに取り込まれる。続い
て、アドレス端子A0〜Aiからロウアドレスストロー
ブ信号/CASに同期して入力されたアドレス信号は、
YアドレスバッファYBに取り込まれる。
【0047】上記XアドレスバッファXBに取り込まれ
たアドレス信号X0〜Xiは、上記XデコーダXDに供
給される。上記YアドレスバッファYBに取り込まれた
アドレス信号Y0〜Yiは、上記YデコーダYDLとY
DRに供給される。上記XデコーダXDとYデコーダY
DLとYDRによりメモリブロックMB0〜MB3のメ
モリセルの選択動作が行われ、読み出し動作のときには
メインアンプMALとMARにより増幅され、入出力回
路IOを通して外部端子IO0〜IO7から出力され
る。なお、メモリアレイMATLとMATRには、セン
スアンプやプリチャージ回路が組み込まれている。
【0048】タイミング発生回路TGは、ロウアドレス
ストローブ信号/RAS、カラムアドレスストローブ信
号/CAS、ライトイネーブル信号/WE及び出力イネ
ーブル信号/OEを受けて、動作モードの判定とその動
作モードに必要なタイミング信号を発生させる。また、
自動リフレッシュ制御回路RFCもタイミング発生回路
TGに内蔵される。
【0049】電源回路VGは、特に制限されないが、
3.3Vのような電源電圧VCCを受けて、+5.3V
のような昇圧電圧VPP(又はVCH)、+1.65V
のような内部動作電圧VCL、+1.65Vのようなハ
ーフプリチャージ電圧HVC、及び−2.0Vの基板バ
ックバイアス電圧VBBを発生させる。上記昇圧電圧V
PPは、ワード線の選択用電圧とされる。つまり、この
昇圧電圧VPPは、ワードドライバの動作電圧とされ
る。上記VCLは、アレイ用の内部降圧電圧であり、セ
ンスアンプの動作電圧等として用いられる。上記HVC
は、相補データ線等のハーフプリチャージ電圧として用
いられる。このHVCは、相補データ線の他にも、情報
記憶キャパシタの一方の電極であるプレートに供給され
るバイアス電圧等にも利用される。VBBは、特に制限
されないが、上記メモリアレイ(ダイナミック型メモリ
セル)が形成されるP型ウェル領域PWELLに対して
負のバックバイアス電圧を供給し、アドレス選択用MO
SFETのしきい値電圧を大きくして情報保持特性の改
善を図るものである。
【0050】この実施例では、前記ロウアドレスストロ
ーブ信号/RAS、カラムアドレスストローブ信号/C
AS、ライトイネーブル信号/WE及び出力イネーブル
信号/OEの組み合わせにより各動作モードが指定され
る。各メモリブロックは、通常動作のときには、入力さ
れたアドレスにより上記4つのメモリブロックのうちの
1つのメモリブロックが選択されて、そのメモリブロッ
クのみが独立して動作させられる。リフレッシュ動作の
指定は、CBRリフレッシュにより4つのメモリブロッ
クが一括して同時にリフレッシュされる。また、WCB
Rリフレッシュが指定されると、このとき/RASがロ
ウレベルに変化させられたタイミングで入力されている
レス又はデータを取り込み、それにより指定された1な
いし3のメモリブロックに対してリフレッシュ動作が実
施される。なお、同図には、リフレッシュすべきメモリ
ブロックを指定するアドレス信号又はデータを上記タイ
ミング発生回路TGに取り込み信号経路が省略されてい
る。
【0051】例えば、上記ダイナミック型RAMが64
Mビットの記憶容量を持つ場合、各メモリブロックはそ
れぞれが16Mビットもの記憶容量を持つようにされ
る。上記のように8ビット(1バイト)の単位でのメモ
リアセクスが行われるとき、1つのメモリブロックでは
2Mバイトの記憶容量を持つ。1バイトを2ビットつづ
に分けて、カラー三原色(RGB)と輝度信号Yに割り
当てて、カラー画像データを記憶させるようにすると
き、1つのメモリブロックで1000×2000ドット
を最大とするような高精細のCRTディスプレイの表示
画面に表示させるのに必要な画像データを記憶させるこ
とができる。そして、残りの3つのメモリブロックに
は、データや各種のプログラムに振り向けることができ
る。
【0052】この場合、画像データを記憶するメモリブ
ロックでは、CRTの表示動作のためにラスタスキャン
タイミングで繰り返し読み出しが行われるために、リフ
レッシュ動作が不要にされる。このような用途に使うと
きには、上記ブロック単位で指定される個別リフレッシ
ュ動作が用いられる。あるいは、上記残りの3つのメモ
リブロックのうち、必ずしも全てに有効なデータやプロ
グラムが存在するとは限らない。そこで、本当にデータ
保持が必要なデータやプログラムが格納されているメモ
リブロックについてのみ、上記ブロック単位で指定され
る個別リフレッシュ動作が行われる。この構成では、空
きエリアとして使用しない記憶エリアは、リフレッシュ
動作が行われないために消費電流を低減させることがで
きる。つまり、従来のダイナミック型RAMのように、
いわば盲目的にリフレッシュ動作を行うのではなく、真
に保持すべきデータが存在するメモリブロックのみに対
して個別リフレッシュを行うようにすることにより、低
消費電力化を図ることができるようになる。
【0053】上記の実施例から得られ作用効果は、下記
の通りである。すなわち、 (1) それぞれが独立してメモリアクセス動作が可能
にされてなる複数のメモリバンクを持つダイナミック型
RAMに、上記複数のメモリバンクの一括したリフレッ
シュ及び上記複数のメモリバンクのうち1ないし複数の
メモリバンクを指定してリフレッシュを可能とするリフ
レッシュ制御回路を設けることにより、データを保持さ
せることが必要なメモリバンクに対してのみリフレッシ
ュを行わせるようにすることができるという効果が得ら
れる。
【0054】(2) 上記(1)より、リフレッシュ動
作と独立に並行してメモリアクセスを行うようにするこ
とができ、メモリ機能の向上を図ることができるという
効果が得られる。
【0055】(3) 上記(1)より、真に保持すべき
データが格納されているメモリブロックに対してのみに
リフレッシュを行うようにすることができるから低消費
電力化が図られるという効果が得られる。
【0056】(4) 上記複数のメモリバンクの一括し
たリフレッシュ動作及びそのうちの1ないし複数のメモ
リバンクを指定したリフレッシュ動作は、制御信号の組
み合わせにより指定されるコマンドにより行わせること
により、シンクロナスDRAMのインターフェイスに則
して使い勝手を良くすることができるという効果が得ら
れる。
【0057】(5) 上記リフレッシュが行われるメモ
リバンクの指定は、制御信号の組み合わせによるリフレ
ッシュコマンドに従い、予めレジスタに記憶されている
メモリバンクの指定情報を参照して行わせることによ
り、種々の組み合わせのリフレッシュ動作を簡単な構成
により実現できるという効果が得られる。
【0058】(6) 上記複数のメモリバンクのうち、
1ないし全部を除く複数のメモリバンクに表示動作のた
めに一定の周期で繰り返し読み出しが行われる画像デー
タを記憶させるようにし、残りのメモリバンクに対して
メモリバンク毎のリフレッシュ動作が実施させるように
することにより、1つのダイナミック型RAMを複合的
に使うことができるという効果が得られる。
【0059】以上本発明者よりなされた発明を実施例に
基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。例えば、メモ
リバンクないしメモリブロックの数は、前記のような2
個や4個の他複数であればよい。また、これらのメモリ
バンク毎の個別リフレッシュの指定を行う方法は、特定
の制御信号とアドレス信号又はデータとの組み合わせに
より指定するもの等種々の実施形態を取ることができ
る。アドレス信号は、X系アドレスとY系アドレスとを
時系列的に入力するもの他、XアドレスとYアドレスを
同時に入力するもの、あるいはXアドレスとYアドレス
にメモリバンク又はメモリブロックを指定するZアドレ
スを加えて、時系列的に入力するもの、あるいはそれぞ
れ独立して入力するもの等種々の実施形態を取ることが
できる。
【0060】上記メモリバンク又はメモリブロック毎の
個別リフレッシュは、ダイナミック型RAMがスタンバ
イ状態のときに有効データが格納されたエリアだけをセ
ルフリフレッシュさせるために使用してもよい。つま
り、スタンバイモードに入る直前に有効データが格納さ
れているメモリバンクないしメモリブロックを指定し
て、セルフリフレッシュに入るようにしてもよい。この
ようにすることにより、ダイナミック型RAMがバッテ
リーバックアップされるとき等の消費電流を大幅に低減
させることができる。
【0061】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、それぞれが独立してメモリ
アクセス動作が可能にされてなる複数のメモリバンクを
持つダイナミック型RAMに、上記複数のメモリバンク
の一括したリフレッシュ及び上記複数のメモリバンクの
うち1ないし複数のメモリバンクを指定してリフレッシ
ュを可能とするリフレッシュ制御回路を設けることによ
り、データを保持させることが必要なメモリバンクに対
してのみリフレッシュを行わせるようにすることができ
る。
【0062】上記より、リフレッシュ動作と独立に並行
してメモリアクセスを行うようにすることができ、メモ
リ機能の向上を図ることができる。
【0063】上記より、真に保持すべきデータが格納さ
れているメモリブロックに対してのみにリフレッシュを
行うようにすることができるから低消費電力化が図られ
る。
【0064】上記複数のメモリバンクの一括したリフレ
ッシュ動作及びそのうちの1ないし複数のメモリバンク
を指定したリフレッシュ動作は、制御信号の組み合わせ
により指定されるコマンドにより行わせることにより、
シンクロナスDRAMのインターフェイスに則して使い
勝手を良くすることができる。
【0065】上記リフレッシュが行われるメモリバンク
の指定は、制御信号の組み合わせによるリフレッシュコ
マンドに従い、予めレジスタに記憶されているメモリバ
ンクの指定情報を参照して行わせることにより、種々の
組み合わせのリフレッシュ動作を簡単な構成により実現
できる。
【0066】上記複数のメモリバンクのうち、1ないし
全部を除く複数のメモリバンクに表示動作のために一定
の周期で繰り返し読み出しが行われる画像データを記憶
させるようにし、残りのメモリバンクに対してメモリバ
ンク毎のリフレッシュ動作が実施させるようにすること
により、1つのダイナミック型RAMを複合的に使うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されるシンクロナスDRAMの
一実施例を示すブロック図である。
【図2】この発明が適用されるSDRAMの入力部の一
実施例を示すブロック図である。
【図3】この発明が適用されるSDRAMのリードサイ
クルの一例を説明するためのタイミング図である。
【図4】この発明が適用されるSDRAMのライトサイ
クルの一例を説明するためのタイミング図である。
【図5】この発明が適用されるダイナミック型RAMの
他の一実施例を示す概略ブロック図である。
【符号の説明】
1…クロック入力バッファ、2…アドレス入力バッフ
ァ、3…データ入力バッファ、4…データ出力バッフ
ァ、5…モードデコーダ、6…ラスコントロール回路、
7…ロウ系アドレスカウンタ、8…カラム系アドレスカ
ウンタ、9…バンクコントロール回路、10…ロウ系ア
ドレスプリデコーダ、11…ロウ系冗長回路、12…カ
ラム系アドレスプリデコーダ、13…カラム系冗長回
路、200A,200B…メモリアレイ、201A,2
01B…ロウデコーダ、202A,202B…センスア
ンプ及びカラム選択回路、203A,203B…カラム
デコーダ、205…カラムアドレスバッファ、206…
ロウアドレスバッファ、207…カラムアドレスカウン
タ、208…リフレッシュカウンタ、209…アドレス
チェック&演算部、210…入力バッファ、211…出
力バッファ、212…シフトレジスタ、213…コント
ローラ、IO…入出力回路、TG…タイミング発生回
路、RFC…リフレッシュ制御回路、XB…Xアドレス
バッファ、YB…Yアドレスバッファ、VG…電源回
路、MATL,MATR…メモリアレイ、MAL,MA
R…メインアンプ、MB0〜MB3…メモリブロック、
YDL,YDR…Yデコーダ、SA…センスアンプ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれが独立してメモリアクセス動作
    が可能にされてなる複数のメモリバンクと、かかる複数
    のメモリバンクを一括したリフレッシュ及び上記複数の
    メモリバンクのうち1ないし複数のメモリバンクを指定
    したリフレッシュを可能とするリフレッシュ制御回路と
    を備えてなることを特徴とするダイナミック型RAM。
  2. 【請求項2】 上記複数のメモリバンクの一括したリフ
    レッシュ動作及びそのうちの1ないし複数のメモリバン
    クを指定したリフレッシュ動作は、制御信号の組み合わ
    せにより指定されるコマンドにより行わせるものである
    ことを特徴とする請求項1のダイナミック型RAM。
  3. 【請求項3】 上記リフレッシュが行われるメモリバン
    クの指定は、制御信号の組み合わせによるリフレッシュ
    コマンドに従い、予めレジスタに記憶されているメモリ
    バンクの指定情報を参照して行われるものであることを
    特徴とする請求項1のダイナミック型RAM。
  4. 【請求項4】 上記複数のメモリバンクのうち、1ない
    し全部を除く複数のメモリバンクに表示動作のために一
    定の周期で繰り返し読み出しが行われる画像データが記
    憶されるものであり、残りのメモリバンクに対して上記
    リフレッシュ動作が実施されることを特徴とする請求項
    1、請求項2又は請求項3のダイナミック型RAM。
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