JP5132162B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体集積回路に係る発明であって、特に、ヒューズを備える半導体集積回路に関するものである。
半導体集積回路においてヒューズを設けることで、ヒューズを切断して抵抗の値を調整したり、不良素子を正常素子に置き換える等の救済処理が行われていた。そして、従来救済処理に用いるヒューズとして、外部からのレーザ光照射により切断するレーザヒューズが一般に用いられていた。
しかし、レーザヒューズは、外部からレーザ照射しヒューズ切断するため、モールド後に救済処理を行うことは不可能であった。また、メモリやSOC(System On a Chip)においてメモリ容量が大容量化していることやSIP(System in Package)を利用することから、歩留を早期に向上させるためにはモールド後に救済処理が必要となってきている。ただ、レーザヒューズでは外部からのレーザ照射により切断するため、ベアウエハ上でしか救済処理を行うことができなかった。
そのため、ウエハ上は勿論のこと、モールド後やオンサイトでも救済が可能な、電流を流して切断する電気ヒューズが半導体集積回路に用いられている。また、レーザヒューズでは外部からレーザ照射することで切断するため、トリミング専用装置と救済処理工程が必要であったが、電気ヒューズではテスタを用いてテスト直後にトリミング可能なため、新たにトリミング装置や救済処理工程が必要ない。この電気ヒューズについては、特許文献1又は特許文献2に記載されている。
特開2005−39220号公報 特開2005−57186号公報
電気ヒューズを半導体集積回路に用いる場合、電気ヒューズを含む救済回路の面積をできる限り最小化する必要がある。特に、電気ヒューズの切断に必要な電流を生成するために電源回路が必要であり、この電源回路の面積をできる限り最小化するには、切断に必要な電流を最小化する必要がある。
また、電気ヒューズを切断した場合、切断部からクラックが発生したり、切断部の配線材料が飛散して周辺部を汚染し、半導体集積回路の信頼性を低下させる問題がある。
そこで、本発明は、電気ヒューズを用いて、信頼性の高い救済処理が行える半導体集積回路を提供することを目的とする。
本発明に係る第一の側面の解決手段は、所定の電流値以上を流すことで切断されるヒューズ配線と、ヒューズ配線の一方に接続された第一電極パッドと、ヒューズ配線の他方に接続された第二電極パッドと、第一電極パッドに接続される複数の第一プラグと、第二電極パッドに接続される複数の第二プラグとを有し、第一電極パッドの複数の第一プラグの全接続断面積は、第二電極パッドの複数の第二プラグの全接続断面積と同じであり、各第一プラグの一端は第一電極パッドに接続され、各第一プラグの他端は第一電源電圧が供給され、各第二プラグの一端は第二電極パッドに接続され、各第二プラグの他端は第二電源電圧が供給され、ヒューズ配線、第一電極パッド、および第二電極パッドは同じ配線層内に形成され、ヒューズ配線、第一電極パッド、第二電極パッド、複数の第一プラグ、及び複数の第二プラグは銅材料を含有している。
そして、ヒューズ配線の周辺に形成された絶縁層を介してヒューズ配線の上層に汚濁防止層が形成されている。また、絶縁層を介してヒューズ配線の側面に汚濁防止層に接続され、ヒューズ配線を取り囲む第一ビア配線対が形成されている。また、第一ビア配線対が取り囲まれるように、第一ビア配線対の外側に第二ビア配線対が形成されている。また、第一電極パッドは、第一ビア配線対に接続され、かつ、第二ビア配線対とは第一電極パッドと同層の配線層内において接続されないように形成されている。また、第二電極パッドは、第二ビア配線対に接続され、かつ、第一ビア配線対とは第二電極パッドと同層の配線層内において接続されないように形成されている。
本発明に係る第の側面の解決手段は、所定の電流値以上を流すことで切断されるヒューズ配線と、ヒューズ配線の一方に接続された第一電極パッドと、ヒューズ配線の他方に接続された第二電極パッドと、第一電極パッドに接続される複数の第一プラグと、第二電極パッドに接続される複数の第二プラグとを有し、各第一プラグの断面積は各第二プラグの断面積と同じであり、第二プラグの数は第一プラグの数と同じであり、各第一プラグの一端は第一電極パッドに接続され、各第一プラグの他端は第一電源電圧が供給され、各第二プラグの一端は第二電極パッドに接続され、各第二プラグの他端は第二電源電圧が供給され、ヒューズ配線、第一電極パッド、および第二電極パッドは同じ配線層内に形成され、ヒューズ配線、第一電極パッド、第二電極パッド、複数の第一プラグ、及び複数の第二プラグは銅材料を含有している。
そして、ヒューズ配線の周辺に形成された絶縁層を介してヒューズ配線の上層に汚濁防止層が形成されている。また、絶縁層を介してヒューズ配線の側面に汚濁防止層に接続され、ヒューズ配線を取り囲む第一ビア配線対が形成されている。また、第一ビア配線対が取り囲まれるように、第一ビア配線対の外側に第二ビア配線対が形成されている。また、第一電極パッドは、第一ビア配線対に接続され、かつ、第二ビア配線対とは第一電極パッドと同層の配線層内において接続されないように形成されている。また、第二電極パッドは、第二ビア配線対に接続され、かつ、第一ビア配線対とは第二電極パッドと同層の配線層内において接続されないように形成されている。
本発明に記載の半導体集積回路は、汚染防止層と接続してヒューズ配線を囲む一対の第1ビア配線と、第1ビア配線を囲むように形成される一対の第2ビア配線とを備えるので、電気ヒューズを切断した場合、切断部の配線材料が飛散して周辺部を汚染するのを防止し、半導体集積回路の信頼性を向上させる効果を有している。また、本発明に記載の半導体集積回路では、汚染防止層を配置することで、ヒューズ切断時のヒューズ配線の上下層への影響を抑えることができるので、当該上下層に配線することができ、チップサイズの縮小が可能となる。
(実施の形態1)
まず、半導体集積回路に用いる電気ヒューズの使用用途について、図1を用いて説明する。図1は、ウエハテスト(WT)101以降の処理を模式的に表した図である。図1において、ウエハテスト(WT)101後に電気ヒューズトリミング102を行うことで1つの工程で、テストと救済処理とを完結させることができる。一方、レーザヒューズを用いた半導体集積回路の場合、ウエハテスト(WT)101後に別工程のレーザトリミング103を行う必要があり、テストと救済処理を行うのに2つの工程が必要となる。そのため、半導体集積回路に電気ヒューズを用いることで、1工程を省略することができる。つまり、電気ヒューズとBIST(built in self-test)とを組み合わせることにより、セルフリペアテストを構築することが可能となりテストのコストを削減できる。
また、図1では、半導体集積回路のモールド後に行われるファイナルテスト(FT)104で良品、不良品を選別した場合、電気ヒューズであればビット救済処理105により不良品を良品化することができる。つまり、電気ヒューズを半導体集積回路に用いることでバーンイン後の救済等が可能となり、生産性が向上する。
本実施の形態に係る半導体集積回路では、配線溶断型電気ヒューズを用いている。この電気ヒューズは、これまでヒューズ配線材料として一般的にポリシリコンを利用していたが、今後メタル配線の使用頻度が増していくので、ヒューズ配線材料としてCu,Al,Ti,Ta等が利用されるようになる。そこで、本実施の形態では、ヒューズ配線材料としてCuを用いた電気ヒューズについて説明する。なお、Cu以外のヒューズ配線材料を用いても、以下に述べる効果と同等の効果を得ることができる。
図2に、本実施の形態に係る電気ヒューズの斜視図を、図3に、本実施の形態に係る電気ヒューズを含む半導体集積回路の断面図をそれぞれ示す。図2では、ヒューズ配線1の一方に電源供給用電極パッド2が接続され、他方にGND供給用電極パッド3が接続されている。この電源供給用電極パッド2と電源回路(図示せず)とを電気的に接続するために、電源供給用電極パッド2には複数の電源供給用プラグ4が設けられている。また、GND供給用電極パッド3と電源回路(図示せず)とを電気的に接続するために、GND供給用電極パッド3には複数のGND供給用プラグ5が設けられている。なお、ヒューズ長は、電源供給用電極パッド2からGND供給用電極パッド3までのヒューズ配線1の長さである。
ヒューズの構造設計の観点から必要なことは 救済率100%で、且つ切断電流を最小にする溶断型電気ヒューズの構造を設計することである。しかし、最小切断電流で安定的に切断できるヒューズ配線1は、ヒューズ幅、ヒューズ厚及び材質等に応じて異なる。なお、図2に示すヒューズ配線1では、ヒューズ幅を0.12μm、ヒューズ厚を250nm、材質をCuに設定した。
また、本実施の形態に係る電気ヒューズでは、切断箇所を常にヒューズ配線1の中央部で発生させるため、電源供給用プラグ4の数とGND供給用プラグ5の数とを同数にしている。なお、電源供給用プラグ4及びGND供給用プラグ5の個々の断面積は同じである。これにより、電気ヒューズに電流を印加して切断する場合、電流の印加で生じるヒューズ配線1の熱が電源供給用プラグ4及びGND供給用プラグ5から均等に逃げ、ヒューズ配線1の略中央部で切断できる。
但し、電源供給用プラグ4の数とGND供給用プラグ5の数は、必ずしも同数に限られず、複数の電源供給用プラグ4の電源供給用電極パッド2との接触断面積の合計が、複数のGND供給用プラグ5のGND供給用電極パッド3との接触断面積の合計と同じであれば良い。
また、グローバル層が約1000nm、セミグローバル層が約350nm、ファイン層が約200nmで構成される半導体集積回路において、本実施の形態に係る電気ヒューズは、ファイン層に形成される。なお、本実施の形態では、ファイン層を約200nmとしているが、一般的には約300nm〜約100nm程度の層をファイン層という。図3に示す断面図では、M1層からM5層に至るファイン層が図示されている。そして、ヒューズ配線1は、図3に示すM1層からM5層のどの層に形成しても良いが、本実施の形態ではM3層に形成している。
図3では、Si基板6上に、TEOS層7を介してM1層からM5層までの配線層が形成されている。そして、各配線層間はSiCN層で分離され、同一配線層における各配線間はSiOCで分離されている。また、図3では、図2のA−A’面に対応するヒューズ配線1の拡大図が図示されており、この拡大図では、Cuのヒューズ配線1と、絶縁膜のSiOCとの間にバリアメタル層8を設けている。このバリアメタル層8は、Ta又はTaNで形成されている。
なお、ヒューズ配線1を切断するには、ヒューズ配線1の材料が固体から液体に変化させる必要がある。即ち、ヒューズ配線1に電流を流して、ヒューズ配線1自身の温度を最低でも当該材料の融点(材質がCuの場合、融点は約1100℃)まで上昇させる必要がある。
次に、電気ヒューズのSEM(Scanning Electron Microscope)写真を図4に示す。図4では、真ん中のヒューズ配線1が切断され、当該切断部近傍に配線材料の析出部が広がっている様子が示されている。このヒューズ配線1の切断時に発生する析出部が、電源供給用電極パッド2やGND供給用電極パッド3の近傍で発生すると、隣接する他の配線とショートするなどの悪影響を生じさせる懸念がある。そのため、本実施の形態に係る電気ヒューズでは、電源供給用電極パッド2に接続する電源供給用プラグ4の本数と、GND供給用電極パッド3に接続するGND供給用プラグ5の本数とを同数にして、切断部をヒューズ配線1の中央部で起きるようにコントロールしている。
電源供給用プラグ4の本数とGND供給用プラグ5の本数とを同数にした場合と、異なる数にした場合とで、ヒューズ配線1に生じる熱をシミュレーションする。その結果、電源供給用プラグ4の本数とGND供給用プラグ5の本数とを同数にした場合は、異なる数にした場合に比べてヒューズ配線1内で融点以上に達する部分が短くなり、且つヒューズ配線1の中央部に融点温度以上の部分が集中することが分かった。
なお、本実施の形態に係る半導体集積回路では、図5のSEM写真に示すように複数の電気ヒューズが設けられている。図5では、電気ヒューズが横方向に複数並んでいるが、本発明はこれに限られず、縦方向に並ぶ構成であっても良い。また、図5に示す電気ヒューズの何本かは、ヒューズ配線の中央部で切断されている。
(実施の形態2)
図6に、ヒューズ配線1の切断部分のSEM写真を、図7に、ヒューズ配線1の切断部分の断面SEM写真をそれぞれ示す。図6及び図7では、ヒューズ配線1を高電流にて切断した際、高温になったヒューズ配線1の切断部のCu成分が上層酸化膜にCuクラックとして析出している様子を示している。なお、図7では、FIB(Focused Ion Beam)等で、ヒューズ配線1の切断部から断面を切り出しSEM観察を行っている。
図6及び図7に示すCuクラックは、温度やバイアスなどのストレス印加により伸展し、半導体集積回路の信頼性に悪影響を及ぼす恐れがある。また、ヒューズ配線1の切断時に周辺に飛散したCuは、ヒューズの周辺に拡散し、金属汚染を招いて近傍のトランジスタの誤動作などを招く可能性がある。
そこで、本実施の形態に係る電気ヒューズでは、クラック伸展防止対策として図8乃至図10に示すクラック伸展防止層10を設けている。このクラック伸展防止層10は、図9又は図10に示すように、ヒューズ配線1の上下層(図3に示す層構造ではM2層及びM4層)にクラック進展防止層10として幅0.10μm程度の配線をヒューズ配線1の短辺に対し平行に多数配置している。つまり、クラック伸展防止層10は、ヒューズ配線1の配線方向に対し不連続な層を形成している。また、このクラック伸展防止層10は、配線層に形成されるためCu等の配線材料で形成される。
なお、図8は、本実施の形態に係る電気ヒューズの平面図を示している。そして、図8に示す電気ヒューズのB−B’面での断面図が図9であり、図8に示す電気ヒューズのC−C’面での断面図が図10である。また、図9及び図10に右側に示すM1〜M5の記載は、図3に示す層構造と対応している。
また、本実施の形態に係る電気ヒューズでは、ヒューズ配線1のCu飛散による金属汚染対策として、図8乃至図10に示す汚染防止層11及びビア配線12,13を設けている。この汚染防止層11は、図9又は図10に示すように、クラック伸展防止層10のさらに上層(図3に示す層構造ではM5層)及びさらに下層(図3に示す層構造ではM1層)に板状に設けられている。そして、M5層の汚染防止層11とM1層の汚染防止層11とを繋ぎ、且つヒューズ配線1を囲むようにビア配線12が形成されている。
さらに、本実施の形態に係る電気ヒューズでは、図8又は図9に示すように、ヒューズ配線1に対してビア配線12の外側にビア配線13を設けている。これにより、本実施の形態に係る電気ヒューズでは、ヒューズ配線1の水平方向に対して2重の汚染防止層を設けたことになる。なお、ビア配線12,13は、M5層からM1層に至る配線層を繋ぐ配線であり、Cu等の配線材料で形成されている。
また、本実施の形態に係る電気ヒューズでは、ビア配線12の一端が電源供給用電極パッド2に近接し、且つビア配線13の他端がGND供給用電極パッド3に近接している。ここで、ビア配線12の一端が電源供給用電極パッド2に近接するとは、ビア配線12と電源供給用電極パッド2との間に絶縁膜を介しているが、飛散したCuを防げる程度に接近している状態をいう。ビア配線13の他端がGND供給用電極パッド3に近接するも同じである。
これにより、ヒューズ配線1の切断により飛散したCuは、ビア配線12とGND供給用電極パッド3との間を通って、ビア配線12とビア配線13とで挟まれた部分を通過しなければ電気ヒューズ外に出ることができなくなる。つまり、図8に示すようにビア配線12とビア配線13とを互い違い構造とすることで、飛散したCuが電気ヒューズ外に至るまでの距離を稼いで、半導体集積回路の信頼性を高めている。
なお、本実施の形態に係る電気ヒューズでは、ビア配線12とビア配線13とが図8のような互い違い構造をとるとしたが、本発明はこれに限られず、図8とは逆の互い違い構造(ビア配線13の一部が絶縁膜を介して電源供給用電極パッド2に物理的に接し、且つビア配線12の一部が絶縁膜を介してGND供給用電極パッド3に物理的に接する)であっても良い。また、本発明では必ずしもビア配線12とビア配線13とが互い違い構造になる必要はなく、電源供給用電極パッド2及びGND供給用電極パッド3にビア配線12,13の両端に近接していても良いし、近接していなくても良い。
次に、クラック伸展防止層10は、図8や図10に示したようにヒューズ配線1の配線方向に不連続な構造となっている。これは、ヒューズ配線1の切断時に、クラック伸展防止層10との短絡による救済率低下を回避し、クラック伸展を防止できる構造とするためである。図11に、クラック伸展防止層10がヒューズ配線1の配線方向に連続な構造の場合を示している。図11では、ヒューズ配線1を切断した部分に生じたクラック14がクラック伸展防止層10に接すると、クラック伸展防止層10が配線方向に連続しているので切断したはずのヒューズ配線1がクラック14及びクラック伸展防止層10を介して導通することになる。そのため、クラック伸展防止層10がヒューズ配線1の配線方向に連続な場合、電気ヒューズの救済率が低下することになる。
一方、図12に、本実施の形態と同様、クラック伸展防止層10がヒューズ配線1の配線方向に不連続な構造の場合を示している。図12では、ヒューズ配線1を切断した部分に生じたクラック14がクラック伸展防止層10に接しても、クラック伸展防止層10が配線方向に不連続なのでクラック14及びクラック伸展防止層10を介して導通することはない。従って、図12に示す不連続なクラック伸展防止層10の場合は、電気ヒューズの救済率が低下することなしに、クラック伸展を防止できる。
次に、本実施の形態に係る電気ヒューズは、図8及び図10に示すように、クラック伸展防止層10、汚染防止層11及びビア配線12と、ヒューズ配線1との距離は、少なくとも400nm以上(ファイン層の場合は2層以上)開けている。これにより、本実施の形態に係る電気ヒューズは、救済率の低下を回避することができる。
クラック伸展防止層10、汚染防止層11及びビア配線12と、ヒューズ配線1との距離について具体的に説明する。図13は、M4層目に汚染防止層11を設け、M3層目のヒューズ配線1との距離が200nmとした場合の電気ヒューズの断面図を示している。図14は、M2層目に汚染防止層11を設け、M3層目のヒューズ配線1との距離が200nmとした場合の電気ヒューズの断面図を示している。図15は、M1及びM5層目に汚染防止層11を設け、M3層目のヒューズ配線1との距離が400nmとした場合の電気ヒューズの断面図を示している。
そして、図13乃至図15に示した構造の電気ヒューズに対し、切断処理(切断のために所定の電流値以上の電流を印加する処理)前後のヒューズ電流を測定した結果を図16乃至図18にそれぞれ示す。なお、図16乃至図18に示す結果は、図13乃至図15に示した構造の電気ヒューズがそれぞれ1000個存在し、それぞれの電気ヒューズに対し切断処理前後のヒューズ電流を測定している。そのため、図16乃至図18の横軸は、1〜1000までのヒューズ番号となっている。
図16に示す結果は、図13に示す構造の電気ヒューズを用いた結果である。図16の結果では、電気ヒューズの切断処理前ヒューズ電流は0.02A程度流れているが、電気ヒューズの切断処理後、ほとんどのヒューズ電流が1.0E−07A又は1.0E−08A程度であるが、1.0E−04Aから1.0E−06A程度にばらつくものや、1.0E−03A以上流れる切断不良のものが含まれる。つまり、図16の結果は、M4層目の汚染防止層11とヒューズ配線1との距離が200nmの場合、電気ヒューズでの救済率が低下することを意味している。
同様に、図17に示す結果は、図14に示す構造の電気ヒューズを用いた結果である。図17の結果では、電気ヒューズの切断処理前ヒューズ電流は0.02A程度流れているが、電気ヒューズの切断処理後、ほとんどのヒューズ電流が1.0E−07A程度であるが、1.0E−03A以上流れる切断不良が含まれる。つまり、図17に示す結果は、M2層目の汚染防止層11とヒューズ配線1との距離が200nmの場合、電気ヒューズでの救済率が低下することを意味している。
一方、図18に示す結果は、図15に示す構造の電気ヒューズを用いた結果である。図18の結果では、電気ヒューズの切断処理前ヒューズ電流は0.02A程度流れているが、電気ヒューズの切断処理後、ほとんどのヒューズ電流が1.0E−08A程度で安定している。つまり、図18に示す結果は、M1,M5層目の汚染防止層11とヒューズ配線1との距離が400nmの場合、電気ヒューズでの救済率が低下しないことを意味している。
図16乃至図18に示す結果から、汚染防止層11がヒューズ配線1に近接しすぎると、ヒューズ配線1の切断処理時に生じる熱が汚染防止層11を伝って逃げ、切断時ヒューズ配線1の温度が融点まで達せず切断不良が生じると考えられる。そのため、本実施の形態に係る電気ヒューズでは、印加電流を最小にして安定的に切断するために汚染防止層11とヒューズ配線1との距離を最低400nmに保つ必要がある。
ヒューズ配線1の切断処理時に生じる熱を逃がす観点から考えると、同様にクラック伸展防止層10やビア配線12と、ヒューズ配線1との距離も最低400nmに保つ必要がある。これにより、本実施の形態に係る電気ヒューズは、救済率の低下を回避することができる。
なお、図15等に示す配線層をファイン層で形成する場合は、1層が200nm程度であるので、クラック伸展防止層10又は汚染防止層11をヒューズ配線1から少なくとも2層以上離して形成する必要がある。
また、本実施の形態に係る電気ヒューズでは、図8に示すようにクラック伸展防止層10と、汚染防止層11及びビア配線12,13とを設けた構成であったが、本発明はこれに限られず、配線材料の飛散による汚染防止が無視できるのであればクラック伸展防止層10のみを設けても良い。また、本発明では、クラック伸展が無視できるのであれば、汚染防止層11及びビア配線12,13のみを設けても良い。
(実施の形態3)
実施の形態2では、図10に示すようにヒューズ配線1のCu飛散による金属汚染対策として、汚染防止層11を設けている。この汚染防止層11は、クラック伸展防止層10のさらに上層(図3に示す層構造ではM5層)及びさらに下層(図3に示す層構造ではM1層)に部材20を介して板状に設けられている。
図10に示す構造の場合、ヒューズ配線1が図16乃至図18に示すように電気ヒューズの特性を得るためには、ヒューズ配線1とクラック伸展防止層10との間の部材20及びクラック伸展防止層10と汚染防止層11との間の部材20のうち少なくとも1つが絶縁されていることが前提であった。なお、部材20の絶縁を確保する方法としては、部材20の材料自身に絶縁材料を用いる場合に限られず、部材20と汚染防止層11との間等に絶縁膜を設ける構成でも良い。
一方、本実施の形態に係る電気ヒューズでは、図19に示すように部材20間の汚染防止層11に切断部21を形成している。ここで、部材20間の汚染防止層11とは、図中の右側の部材20から左側の部材20までに位置する汚染防止層11であって、電気ヒューズとして機能するヒューズ配線1に対応する位置の汚染防止層11をいう。
図19に示す切断部21は、物理的に切断されている場合に限られず、電気的に切断されていればよい。本実施の形態では、汚染防止層11に切断部21を設けることで、部材20に絶縁性を持たせる必要性がなく、部材20を図9に示したビア配線12,13と同じプロセスで形成することが可能となる。そのため、本実施の形態に係る電気ヒューズは、プロセスを簡略化し、コストを低減する特有の効果を有している。
また、図19に示した切断部21は、上層及び下層の汚染防止層11のそれぞれに対し、左右2箇所設ける構成であったが、本発明はこれに限られず図20に示すように各汚染防止層11に1箇所の切断部21を形成すればよい。図20に示す構成では、図中右側の上層及び下層の汚染防止層11に切断部21が1箇所ずつ設けられている。なお、切断部21は、上層及び下層の汚染防止層11で同じ位置又は同じ側に設ける必要はない。
半導体集積回路に用いる電気ヒューズの使用用途を説明するブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る電気ヒューズの斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体集積回路の断面図である。 本発明の実施の形態1に係る電気ヒューズのSEM写真である。 本発明の実施の形態1に係る電気ヒューズが複数配列したSEM写真である。 本発明の実施の形態2に係る電気ヒューズのSEM写真である。 本発明の実施の形態2に係る電気ヒューズの断面SEM写真である。 本発明の実施の形態2に係る電気ヒューズの平面図である。 本発明の実施の形態2に係る電気ヒューズの断面図である。 本発明の実施の形態2に係る電気ヒューズの断面図である。 本発明の実施の形態2に係る電気ヒューズのクラック伸展防止層とクラックとの関係を説明する図である。 本発明の実施の形態2に係る電気ヒューズのクラック伸展防止層とクラックとの関係を説明する図である。 本発明の実施の形態2に係る電気ヒューズの汚染防止層とヒューズ配線との距離を説明する図である。 本発明の実施の形態2に係る電気ヒューズの汚染防止層とヒューズ配線との距離を説明する図である。 本発明の実施の形態2に係る電気ヒューズの汚染防止層とヒューズ配線との距離を説明する図である。 本発明の実施の形態2に係る電気ヒューズの切断処理前後のヒューズ電流を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る電気ヒューズの切断処理前後のヒューズ電流を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る電気ヒューズの切断処理前後のヒューズ電流を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る電気ヒューズの断面図である。 本発明の実施の形態3に係る電気ヒューズの断面図である。
符号の説明
1 ヒューズ配線、2 電源供給用電極パッド、3 GND供給用電極パッド、4 電源供給用プラグ、5 GND供給用プラグ、6 Si基板、7 TEOS層、8 バリアメタル層、10 クラック伸展防止層、11 汚染防止層、12,13 ビア配線、14 クラック、20 部材、21 切断部、101 ウエハテスト、102 電気ヒューズトリミング、103 レーザトリミング、104 ファイナルテスト、105 ビット救済処理。

Claims (14)

  1. 所定の電流値以上を流すことで切断されるヒューズ配線と、
    前記ヒューズ配線の一方に接続された第一電極パッドと、
    前記ヒューズ配線の他方に接続された第二電極パッドと、
    前記第一電極パッドに接続される複数の第一プラグと、
    前記第二電極パッドに接続される複数の第二プラグとを有し、
    前記第一電極パッドの前記複数の第一プラグの全接続断面積は、前記第二電極パッドの前記複数の第二プラグの全接続断面積と同じであり、
    各前記第一プラグの一端は前記第一電極パッドに接続され、各前記第一プラグの他端は第一電源電圧が供給され、
    各前記第二プラグの一端は前記第二電極パッドに接続され、各前記第二プラグの他端は第二電源電圧が供給され、
    前記ヒューズ配線、前記第一電極パッド、および前記第二電極パッドは同じ配線層内に形成され、
    前記ヒューズ配線、前記第一電極パッド、前記第二電極パッド、前記複数の第一プラグ、及び前記複数の第二プラグは銅材料を含有し
    前記ヒューズ配線の周辺に形成された絶縁層を介して前記ヒューズ配線の上層に汚濁防止層が形成され、
    前記絶縁層を介して前記ヒューズ配線の側面に前記汚濁防止層に接続され、前記ヒューズ配線を取り囲む第一ビア配線対が形成され、
    前記第一ビア配線対が取り囲まれるように、前記第一ビア配線対の外側に第二ビア配線対が形成され、
    前記第一電極パッドは、前記第一ビア配線対に接続され、かつ、前記第二ビア配線対とは前記第一電極パッドと同層の配線層内において接続されないように形成され、
    前記第二電極パッドは、前記第二ビア配線対に接続され、かつ、前記第一ビア配線対とは前記第二電極パッドと同層の配線層内において接続されないように形成されている半導体集積回路。
  2. 請求項1に記載の半導体集積回路であって、
    各前記第一プラグの他端は、各前記第一プラグの他端に前記第一電源電圧を供給する第一電源回路に電気的に接続されており、
    各前記第二プラグの他端は、各前記第二プラグの他端に前記第二電源電圧を供給する第二電源回路に電気的に接続されている半導体集積回路。
  3. 請求項1または請求項2に記載の半導体集積回路であって、
    前記ヒューズ配線は、ファイン層に形成される半導体集積回路。
  4. 請求項1に記載の半導体集積回路であって、
    前記汚濁防止層及び前記第一ビア配線と、前記ヒューズ配線との間の距離を400nm以上確保する半導体集積回路。
  5. 請求項1に記載の半導体集積回路であって、
    前記汚濁防止層と前記ヒューズ配線との間の距離を少なくともファイン層2層分設ける半導体集積回路。
  6. 請求項1に記載の半導体集積回路であって、
    前記ヒューズ配線の配線方向に配置され、各々が互いに絶縁され、各々が前記ヒューズ配線の配線方向と垂直な方向に延び、各々が前記ヒューズ配線と前記汚濁防止層との間に前記絶縁層を介して前記ヒューズ配線の上層に形成された複数のクラック伸展防止層を更に備える半導体集積回路。
  7. 請求項1に記載の半導体集積回路であって、
    前記汚濁防止層は、電気ヒューズとして機能する前記ヒューズ配線に対応する位置に少なくとも一箇所電気的に切断された部分を有する半導体集積回路。
  8. 所定の電流値以上を流すことで切断されるヒューズ配線と、
    前記ヒューズ配線の一方に接続された第一電極パッドと、
    前記ヒューズ配線の他方に接続された第二電極パッドと、
    前記第一電極パッドに接続される複数の第一プラグと、
    前記第二電極パッドに接続される複数の第二プラグとを有し、
    各前記第一プラグの断面積は各前記第二プラグの断面積と同じであり、前記第二プラグの数は前記第一プラグの数と同じであり、
    各前記第一プラグの一端は前記第一電極パッドに接続され、各前記第一プラグの他端は第一電源電圧が供給され、
    各前記第二プラグの一端は前記第二電極パッドに接続され、各前記第二プラグの他端は第二電源電圧が供給され、
    前記ヒューズ配線、前記第一電極パッド、および前記第二電極パッドは同じ配線層内に形成され、
    前記ヒューズ配線、前記第一電極パッド、前記第二電極パッド、前記複数の第一プラグ、及び前記複数の第二プラグは銅材料を含有し、
    前記ヒューズ配線の周辺に形成された絶縁層を介して前記ヒューズ配線の上層に汚濁防止層が形成され、
    前記絶縁層を介して前記ヒューズ配線の側面に前記汚濁防止層に接続され、前記ヒューズ配線を取り囲む第一ビア配線対が形成され、
    前記第一ビア配線対が取り囲まれるように、前記第一ビア配線対の外側に第二ビア配線対が形成され、
    前記第一電極パッドは、前記第一ビア配線対に接続され、かつ、前記第二ビア配線対とは前記第一電極パッドと同層の配線層内において接続されないように形成され、
    前記第二電極パッドは、前記第二ビア配線対に接続され、かつ、前記第一ビア配線対とは前記第二電極パッドと同層の配線層内において接続されないように形成されている半導体集積回路。
  9. 請求項8に記載の半導体集積回路であって、
    前記汚濁防止層及び前記第一ビア配線と、前記ヒューズ配線との間の距離を400nm以上確保する半導体集積回路。
  10. 請求項8に記載の半導体集積回路であって、
    前記汚濁防止層と前記ヒューズ配線との間の距離を少なくともファイン層2層分設ける半導体集積回路。
  11. 請求項8に記載の半導体集積回路であって、
    前記ヒューズ配線の配線方向に配置され、各々が互いに絶縁され、各々が前記ヒューズ配線の配線方向と垂直な方向に延び、各々が前記ヒューズ配線と前記汚濁防止層との間に前記絶縁層を介して前記ヒューズ配線の上層に形成された複数のクラック伸展防止層を更に備える半導体集積回路。
  12. 請求項8に記載の半導体集積回路であって、
    前記汚濁防止層は、電気ヒューズとして機能する前記ヒューズ配線に対応する位置に少なくとも一箇所電気的に切断された部分を有する半導体集積回路。
  13. 請求項8に記載の半導体集積回路であって、
    各前記第一プラグの他端は、各前記第一プラグの他端に前記第一電源電圧を供給する第一電源回路に電気的に接続されており、
    各前記第二プラグの他端は、各前記第二プラグの他端に前記第二電源電圧を供給する第二電源回路に電気的に接続されている半導体集積回路。
  14. 請求項8に記載の半導体集積回路であって、
    前記ヒューズ配線はファイン層に形成されている半導体集積回路。
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