JP5067502B2 - 冷却風導入構造 - Google Patents

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Description

本発明は、冷却風をパワーユニット後方の被冷却体に導くための冷却風導入構造に関する。
エンジンの車両前方に配置されたラジエータに対し、車両前端に設けられたグリルやバンパカバーの開口部を通じて冷却風を導く車体前部構造が知られている(例えば、特開2007−69651号公報参照)。
ところで、車両前端の開口部と被冷却体との間にエンジン等が配置される場合、バンパカバー等の開口部から導入された風がエンジンに遮られて被冷却体に至り難く、被冷却体を効率的に冷却する観点からは改善の余地がある。
本発明は、被冷却体に対し車両外部からの冷却用の空気流を効率的に導くことができる冷却風導入構造を得ることが目的である。
本発明の第1の態様に係る冷却風導入構造は、車両が走行するための駆動力を発生するパワーユニットと、前記パワーユニットが配置されたパワーユニット用空間を車両下方から覆うアンダカバーと、前記パワーユニットに対する車両後方に配置された被冷却体と、前記アンダカバーにおいて路面に向けて開口された第1導入口から、前記被冷却体に空気を導く第1ダクトと、車両上下方向における前記パワーユニットと前記アンダカバーとの間に設けられ、バンパカバーにおいて車両前向きに開口された第2導入口から、前記被冷却体に空気を導く第2ダクトと、を備えている。
上記の態様によれば、例えば車両走行やファンの作動等によって、アンダカバーの下方から第1導入口を通じて第1ダクトに導入された空気流が冷却風として被冷却体に導かれる。また、バンパ前方から第2導入口を通じて第2ダクトに導入された空気流が冷却風として被冷却体に導かれる。
ここで、本冷却風導入構造では、上記した2つのダクトが設けられているので、何れか一方のダクトだけを経由して冷却ユニットに車外から冷却風を導く構成と比べて、空気流の流量の確保が容易になる。また、第2ダクトはアンダカバーとパワーユニットとの間に配置されているので、第2導入口からの空気流はパワーユニットの周囲を通過せずに、すなわちパワーユニットの熱の影響を受けることを抑制されつつ、被冷却体に導かれる。これらにより、被冷却体では所要の冷却機能が果たされる。
このように、上記態様の冷却風導入構造では、被冷却体に対し車両外部からの冷却用の空気流を効率的に導くことができる。
上記の態様において、前記第2ダクトの下面は、前記アンダカバーにて構成され、前記第2ダクトの上面における少なくとも一部は、前記パワーユニット用空間に配置された機能部品の下面にて構成されている、構成としても良い。
上記の態様によれば、第2ダクトの下面がアンダカバーにて構成されると共に、第2ダクトの上面の少なくとも一部がパワーユニット用空間に配置された機能部品(第2ダクトとは独立した機能を有する部品)の下面にて構成されている。このため、車両上下方向におけるアンダカバーとパワーユニットとの間の空間を有効に利用して、冷却風がパワーユニットの熱の影響を受けにくい第2ダクトが構成される。すなわち、第2ダクトにより導かれる空気流による冷却能力を確保しやすい。
上記の態様において、前記第2ダクトの上面における少なくとも一部は、前記パワーユニットの潤滑油を受けるオイルパン又は該パワーユニットの駆動力を車輪に伝える伝達機構の潤滑油を受けるオイルパンにて構成されている、構成としても良い。
上記の態様によれば、通常パワーユニット用空間の最下部近傍に配置されるオイルパンが第2ダクトの上面を構成するため、アンダカバーとパワーユニットとの間の空間を有効に一層有効に利用して、冷却風がパワーユニットの熱の影響を受けにくい第2ダクトが構成される。すなわち、第2ダクトにより導かれる空気流による冷却能力を確保しやすい。
上記の態様において、前記第2ダクトは、車両前後方向の一部において他の部分よりも上面と下面との間隔が狭くされた絞り構造を有する、構成としても良い。
上記の態様によれば、第2ダクトの絞り構造を通過した空気流は流速が増し、被冷却体に導かれる。これにより、第2ダクトの流路断面が前後方向の各部で一定である構成と比べて、第2ダクトの空気流を効率よく被冷却体に導くことができる。すなわち、冷却風導入構造の全体としての導風効率が向上する。
上記の態様において、前記第2ダクトは、前記被冷却体に対する車両前方でかつ前記絞り構造に対する車両後方で、前記第1ダクトに合流している、構成としても良い。
上記の態様によれば、第2ダクトの空気流が被冷却体の前方で第1ダクトの空気流に合流して、被冷却体に導かれる。ここで、絞り構造の後方すなわち空気流の流速が増す部分で第2ダクトが第1ダクトに合流しているため、このように第2ダクトが第1ダクトに合流する構成において、該第2ダクト及び第1ダクトからの空気流を一層効率的に被冷却体に導くことができる。
上記の態様において、前記第1導入口は、前記アンダカバーにおける前記パワーユニットと前記被冷却体との間に形成されており、前記第1ダクトは、前記第1導入口と前記被冷却体との間を覆うシュラウドにて形成されており、前記シュラウドには、前記第2ダクトが合流する合流口が車両前向きに開口されている、構成としても良い。
上記の態様によれば、シュラウドは、一端側で第1導入口に向けて開口されると共に他端側で被冷却体に向けて開口され、かつ一端側における車両前向きの壁部に合流口を有する。これにより、簡単な構造で、第2ダクトが合流する第1ダクトを形成することができる。
以上説明したように本発明に係る冷却風導入構造は、被冷却体に対し車両外部からの冷却用の空気流を効率的に導くことができるという優れた効果を有する。
本発明の実施形態に係る冷却風導入構造の要部を示す側断面図である。 本発明の実施形態に係る冷却風導入構造における第1ダクトの構成部分を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る冷却風導入構造を、一部部品を取り除いて示す平面図である。 本発明の実施形態に係る冷却風導入構造の第2ダクトを示す正面断面図である。 本発明の実施形態との比較例に係る冷却風導入構造を示す正面断面図である。
本発明の実施形態に係る冷却風導入構造10について、図1〜図4に基づいて説明する。先ず、冷却風導入構造10が適用された自動車Vの車体11の構成を説明し、次いで、冷却風導入構造10の具体的な構成を説明することとする。なお、図中に適宜記す矢印FRは車両前後方向の前方向を、矢印UPは車両上下方向の上方向を、矢印Wは車幅方向をそれぞれ示す。
(車体の概略構成)
図1には、冷却風導入構造10が適用された自動車Vの前部が模式的な側断面図にて示されている。この図に示される如く、自動車Vの車両前後方向の前端側には、パワーユニット12が配設されたパワーユニット用空間としてのパワーユニット室14が配置されている。この実施形態におけるパワーユニット12は、それぞれフロントホイールWfを駆動するための駆動源として内燃機関であるエンジンと電動モータとを含んで構成されている。したがって、自動車Vは、2つの駆動源を有するハイブリッド自動車とされている。
具体的には、パワーユニットは、車幅方向に沿ったクランクシャフトを有する横置きのエンジンと、該エンジンに動力伝達可能に連結されたトランスアクスルとを主要部として構成されている。トランスアクスルは、電動モータ、図示しないジェネレータ、動力分割機構、無段変速機等である変速機等を含んで構成されている。また、この実施形態では、トランスアクスルには、例えば電動モータ、ジェネレータ、及びバッテリに電気的に接続されたインバータを含んで構成されている。したがって、この実施形態に係るパワーユニットは、パワープラントとして捉えることも可能である。
上記の通り内燃機関であるエンジンを含んで構成されるパワーユニット12が配設されたパワーユニット室14は、所謂エンジンルームとして捉えることができる。パワーユニット室14の車両前後方向の後端部は、車室Cとの間を隔てるダッシュパネル16にて規定されている。ダッシュパネル16は、フロアパネル18の車両前後方向の前端部に接合されている。パワーユニット室14の車両前後方向の前端部は、フロントバンパ15にて規定されている。フロントバンパ15は、バンパリインフォースメント15Aと、該バンパリインフォースメント15Aを車両前方から覆うバンパカバー15Bとを主要部として構成されている。
パワーユニット室14内におけるパワーユニット12の前側には、パワーユニット12を構成する内燃機関の排ガスを浄化するための触媒コンバータ17が配置されている。触媒コンバータ17と通過した排ガスは排気管19を通じて大気放出されるようになっている。
また、車体11では、フロアパネル18における車幅方向の中央部に、正面断面視で車両上下方向に下向きに開口する[コ」字状を成すフロアトンネル20が形成されている。そして、冷却風導入構造10が適用された自動車Vでは、フロアトンネル20の車両前後方向の前側の開口端20Aを塞ぐように、被冷却体としての冷却ユニット22が設けられている。したがって、この実施形態では、冷却ユニット22がパワーユニット12に対する車両前後方向の後側に配置されている。冷却ユニット22は、パワーユニット12(のエンジンや電気モータ)との間で冷却水を循環させて該パワーユニット12を冷却する空冷式の熱交換器であるラジエータ、及び図示しない空調装置(の冷凍サイクル)を構成する空冷式の熱交換器であるコンデンサ(凝縮器)の少なくとも一方(この実施形態では双方)を含んで構成されている。
また、冷却ユニット22の車両前後方向の後面側には、ファンユニット24が設けられている。このファンユニット24の作動によって、冷却ユニット22には、車両前後方向の前面側から後面側に向けて、冷却水との熱交換を行う冷却風が通過するようになっている。冷却水との熱交換を行った後の冷却風は、フロアトンネル20の下向き開口端20Bを通じてフロア下に排出されるようになっている。
以下、この冷却ユニット22に冷媒(ラジエータを循環する冷却水、エアコン冷媒)との熱交換を行う冷却風を導くための冷却風導入構造10について詳細に説明することとする。
(冷却風導入構造の構成)
図1に示される如く、冷却風導入構造10は、パワーユニット室14を車両上下方向の下側から覆うアンダカバー26を備えている。アンダカバー26には、路面Rとの間を流れる走行風を第1ダクト28内に導入するための開口部である第1導入口28Aが形成されている。この実施形態では、第1導入口28Aは、図2及び図3に示される如く、第1導入口28Aは、左右のフロントホイールWf間、及び左右のフロントホイールWf間の部分に対する車両後方位置で開口されている。換言すれば、第1導入口28Aは、フロントホイールWfの路面Rとの接触部Sに対する車両後側の部分、すなわちフロントホイールWfの回転に伴い異物が跳ね飛ばされる範囲を含んで開口している。
また、冷却風導入構造10は、第1導入口28Aと冷却ユニット22の前面(開口端20A)との間に第1ダクト28を形成するシュラウド30を備えている。すなわち、シュラウド30は、その一端側開口部が第1ダクト28の入口である第1導入口28Aに一致されると共に、その他端側開口部が第1ダクト28の出口である導出口28Bとされている。さらに、この実施形態におけるシュラウド30の前端部には、後述する第2ダクト44が合流する合流口44Bが形成されている。
シュラウド30は、車幅方向に対向する左右一対の側壁32と、一対の側壁32の車両上下方向の上縁をつなぐ天壁34とを有し、これら一対の側壁32と天壁34とで第1ダクト28を規定している。すなわち、第1ダクト28は、第1導入口28Aと導出口28Bとの間で一対の側壁32と天壁34とで囲まれた空間が冷却風流路とされている。図示は省略するが、この実施形態におけるシュラウド30は、冷却ユニット22及びファンユニット24と一体に取り扱い可能にユニット化(モジュール化)されている。
そして、冷却ユニット22は、フロアトンネル20の前側開口端20Aと第1ダクト28の導出口28Bとの間にシール状態で介在されている。すなわち、第1ダクト28(自動車Vと路面Rとの間)とフロアトンネル20とが冷却ユニット22(の空気側流路)を介して連通されている。なお、冷却ユニット22は、一部又は全部がフロアトンネル20内の前部に配置された構成としても良く、一部又は全部が第1ダクト28内の後部に配置された構成としても良い。すなわち、冷却ユニット22は、第1ダクト28とフロアトンネル20とで形成される空間(空気流路)の中間部に配置されていれば良い。
また、この実施形態では、冷却ユニット22は、車両上端側が下端側よりも車両前側に位置するように傾斜(前傾)して配置されている。第1導入口28Aにおける車両前後方向の後端、導出口28Bにおける車両上下方向の下端の位置は、冷却ユニット22における車両上下方向の下端の位置に略一致されている。この配置によって、冷却ユニット22(の空気側流路)には、冷却ユニット22の前面(傾斜方向)との略直交方向(図1に示す矢印FA参照)に沿って冷却風が通過する構成とされている。
さらに、冷却風導入構造10は、第1ダクト28内への異物の侵入を抑制するフラップ36を備えている。この実施形態では、車両前後方向に長手とされた複数のフラップ36が車幅方向に並列されている。より具体的には、各フラップ36は、車両前後方向及び車両上下方向に延在する平壁(平板状部材)とされており、図3に示される如く、アンダカバー26における第1導入口28Aの前縁26Aと後縁26Bと架け渡している。
またさらに、冷却風導入構造10では、アンダカバー26における第1ダクト28の車両前側に傾斜壁としてのベンチュリ壁38が形成されている。ベンチュリ壁38は、アンダカバー26における第1ダクト28(第1導入口28A)に対する車両前後方向の前側に、最も路面Rに近接する絞り部(のど部)Tを形成して構成されている。具体的には、ベンチュリ壁38は、アンダカバー26の前端から絞り部Tにかけて下り勾配とされた前側傾斜壁38Aと、絞り部Tから第1導入口28Aの前縁26Aにかけて上り勾配とされた後側傾斜壁38Bとを主要部として構成されている。
これにより、ベンチュリ壁38は、車体11のフロア下に、絞り部Tにおいて最も路面Rに近接する(流路断面が絞られる)ベンチュリ形状を形成する構成である。このベンチュリ壁38を備えた冷却風導入構造10では、車両後方に向かう走行風が、第1導入口28Aに対する車両前方で生じるベンチュリ壁38のベンチュリ効果によって車両上方に導かれ、上記した矢印FA方向に沿って第1ダクト28に流入されやすい(走行風が、冷却ユニット22に至る前に、路面Rに対し矢印FA方向に近い角度で第1ダクト28に流れ込む)構成とされている。
ベンチュリ壁38は、車幅方向においては少なくとも第1ダクト28(第1導入口28A)の設置範囲の車両前後方向の前側に形成されれば良いが、この実施形態では、アンダカバー26の前部は、車幅方向の略全幅に亘り傾斜壁であるベンチュリ壁38とされている。また、この実施形態では、図1及び図2に示される如く、後側傾斜壁38Bの下面側に、各フラップ36が延在している。換言すれば、後側傾斜壁38Bの下面から各フラップ36における第1導入口28Aに対する前側部分が垂下されている。
また、この実施形態では、第1導入口28Aの車幅方向両側縁に沿って、一対の側壁40が立設されている。各側壁40は、フラップ36と同様の形状に形成されている。そして、一対の側壁40は、車幅方向に長手とされた横フラップ42にて架け渡されている。この実施形態では、車両前後方向に離間して設けられた複数(この実施形態では3つ)の横フラップ42が、各フラップ36と交差しつつ一対の側壁40を架け渡している。すなわち、各フラップ36は、平面視で各横フラップ42と交差して格子状を成す構成とされている。これにより、各フラップ36は、上記の通り横フラップ42を介してアンダカバー26に支持、補強されている。また、各横フラップ42は、図1に示される如く、翼形状を成している。各横フラップ42は、第1ダクト28内で車両上方に向かう空気流を形成する翼形状とされている。
そして、冷却風導入構造10は、フロントバンパ15から冷却ユニット22に冷却風を導く第2ダクト44を備えている。具体的には、バンパカバー15Bの下部には、前向きに開口され、第2ダクト44に走行風を導入するための第2導入口44Aが形成されている。第2ダクト44の後端は、シュラウド30に形成された合流口44Bとされている。したがって、第2ダクト44は、その後端である合流口44Bにおいて第1ダクト28に合流している。第2導入口44Aの開口幅、第2ダクト44の流路幅は、冷却ユニット22(第1ダクト28)の車幅方向に沿った幅と同等以上とされている。
図1に示される如く、第2ダクト44は、その下面(下壁)がアンダカバー26にて構成(規定)されている。一方、第2ダクト44の上面(上壁)は、バンパカバー15Bにおける第2導入口44Aの上縁から車両後方に延設された上壁部15Cと、オイルパン46と、デフケース48とで構成(規定)されている。なお、図3に示される如く、オイルパン46に対する車幅方向両外側では、立壁52(図2も参照)がアンダカバー26から立設されている。パワーユニット12の排気管19は、図3に示される如く、車両前後方向の第1ダクト28、第2ダクト44の設置範囲内においては、立壁52及びシュラウド30の側壁32に対する車幅方向外側に配置されている。
オイルパン46は、図3及び図4に示される如く、パワーユニット12を構成する内燃機関の潤滑油を受けるオイルパン46Aと、パワーユニット12を構成するトランスアクスル(を構成する変速機等の伝達機構)の潤滑油を受けるオイルパン46Bとが車幅方向に並べられて構成されている。図4に示される如く、オイルパン46A、46Bは、底面が略フラット(面一)になるように形成、配置されている。これにより、第2ダクト44の上下面の間隔が車幅方向の各部で略一定となる構成である。デフケース48は、図示しないディファレンシャルギヤを収容している。図1では、ディファレンシャルギヤの出力軸であるドライブシャフト45を図示している。
またさらに、図1に示される如く、冷却風導入構造10では、第2ダクト44における車両前後方向の一部において他の部分よりも上下の間隔が狭くされた絞り構造(ベンチュリ構造)50を有する。この実施形態における絞り構造50は、オイルパン46とアンダカバー26とで構成されている。具体的には、オイルパン46は、側断面視で下向きに凸となる形状に形成されており、オイルパン46の最下部46Cがアンダカバー26の後側傾斜壁38Bとの間で絞り構造50を形成している。
そして、第2ダクト44は、バンパカバー15Bの上壁部15Cが上壁を成す部分から絞り構造50(オイルパン46の最下部46C)にかけて徐々に上下の間隔が減じられ、絞り構造50から合流口44Bにかけて徐々に上下の間隔が広げられている。これにより、絞り構造50は、通過した空気流の流速を速める(ベンチュリ効果を奏する)構成とされている。また、第2ダクト44は、後向きに上り勾配の後側傾斜壁38Bと絞り構造50後方で上下間隔が広がる形状とにより、上向きの速度成分(ベクトル)を有する空気流を冷却ユニット22(第1ダクト28)に導く構成とされている。すなわち、第2ダクト44は、矢印FA方向に近い角度で第1ダクト28に空気流を導くようになっている。
また、冷却風導入構造10では、ファンユニット24が図示しない制御手段としての冷却ECUに電気的に接続されている。冷却ECUは、車速センサからの信号に基づいて、自動車Vの車速が所定の速度以下でかつ冷却水温が所定の温度以上である場合にはファンユニット24を作動させ、自動車Vの車速が所定の速度を超える場合にはファンユニット24の作動を停止又は禁止するようになっている。
次に、実施形態の作用を説明する。
上記構成の冷却風導入構造10が適用された自動車Vでは、その走行の際に、パワーユニット12と冷却ユニット22とを冷却水が循環する。この冷却水は、冷却ユニット22において空気との熱交換により冷却される。また、空調装置を作動時には、冷媒が冷却ユニット22、膨張弁、エバポレータ、コンプレッサの順で循環して冷凍サイクルが形成される。冷却ユニット22は、空気との熱交換により冷媒を冷却して凝縮させるコンデンサとして機能する。
この冷却ユニット22での熱交換は、自動車Vの走行風、又はファンユニット24の作動により生じる空気流が冷却風として冷却ユニット22の空気側流路を流れることで行われる。なお、冷却ECUは、自動車Vの車速が所定の車速以下でかつ冷却水温が所定の温度以上であると判断すると、ファンユニット24を作動させる。すると、ファンユニット24の吸引力によって床下の空気が第1導入口28Aを通じて第1ダクト28内に流入し、この空気が第1ダクト28によって冷却ユニット22に導かれる。また、車両の走行に伴って又はファンユニット24の吸引力によって、自動車Vの前方の空気が第2導入口44Aを通じて第2ダクト44内に流入し、この空気が第1ダクト28に合流して冷却ユニット22に導かれる。
一方、自動車Vの車速が所定の車速を超えたと判断した冷却ECUは、ファンユニット24を停止させる。この場合、図1に示される如く自動車Vの走行風Fh1が車両上向きのベクトル成分を持って第1導入口28Aから第1ダクト28に流入し、冷却ユニット22を通過する。この際、走行風Fh1は、ベンチュリ壁38によって第1導入口28Aの前方で生じるベンチュリ効果によって車両上方に導かれ、多量の空気が第1導入口28Aを通じて第1ダクト28に導入される。また、走行風Fh2が第2導入口44Aから第2ダクト44に流入し、さらにダクト28に合流する。この際、走行風Fh2は、絞り構造50の通過に伴うベンチュリ効果によって流速が増大されて第1ダクト28に導入される。
また、冷却風導入構造10では、第1導入口28Aにフラップ36、横フラップ42が設けられているので、小石、砂、泥等の異物が第1導入口28Aを経由して冷却ユニット22に至ることが抑制される。すなわち、フロントホイールWfの路面Rとの接触部Sよりも車両後方に位置する部分を含む第1導入口28Aには、回転するフロントホイールWfによって異物が飛ばされやすいが、この異物は各フラップ36に当たることでダクト28への侵入が抑制される。
さらに、フラップ36は、第1導入口28Aから導入される空気流が車幅方向に中央に集中することを抑制する(整流作用を果たす)。また、横フラップ42は、第1導入口28Aから導入される空気流を上向きにして、該空気流が冷却ユニット22の上部に導かれやすくする。第2ダクト44は、第2導入口44Aの開口幅及び流路幅が冷却ユニット22と同等以上とされているので、車幅方向において空気流の流量がばらつきにくい。
ここで、冷却風導入構造10では、第1ダクト28及び第2ダクト44の2つのダクトが設けられているので、第1ダクト28だけを経由して冷却ユニット22に車外から冷却風を導く構成と比べて、冷却風としての空気流の流量確保が容易になる。また、第2ダクト44はアンダカバー26とパワーユニット12との間に配置されているので、第2導入口44Aからの空気流は、パワーユニット12の周囲を通過せずに、冷却ユニット22に導かれる。換言すれば、第2導入口44Aから導入された空気流は、パワーユニット12の熱の影響を受けることを抑制されつつ、冷却ユニット22に導かれる。特に、冷却風導入構造10では、排気管19が立壁52及びシュラウド30の外側に配置されているので、第2導入口44Aから導入された空気流は、排気管19の熱の影響を受けることも抑制される。
これらにより、冷却風導入構造10では、冷却ユニット22において所要の冷却機能(熱交換)が果たされる。すなわち、第1ダクト28だけを経由して冷却ユニット22に車外から空気流を導く比較例と比べて、冷却ユニット22への空気流の供給を増すことができ、該冷却ユニット22による冷却水、冷媒の冷却性能が向上する。しかも、比較例に対し増加する空気流がパワーユニット12や排気管19の熱影響を受けにくいので、冷却ユニット22による冷却水、冷媒の冷却性能の一層の向上に寄与する。
このように、本実施形態に係る冷却風導入構造で10は、冷却ユニット22に対し車両外部からの冷却風としての空気流を効率的に導くことができる。
特に、冷却風導入構造10では、自動車Vが低速で走行している場合には、第1ダクト28及び第2ダクト44で分担して冷却ユニット22に空気流が導かれる。これにより、自動車Vが低速で走行している場合において、上記の通り冷却風としての空気流の流量確保が容易になる。
一方、自動車Vが高速で走行している場合には、第1ダクト28よりも第2ダクト44に走行風が流れ込みやすいことから、主に第2ダクト44を通じて冷却ユニット22に空気流が導かれる。これにより、自動車Vが高速で走行している場合においても、上記の通り冷却風としての空気流の流量確保が容易になる。
さらに、自動車Vの高速走行時には主に第2ダクト44を通じて冷却ユニット22に空気流が導かれるため、第2ダクト44を備えない構成と比べて、第1ダクト28から冷却ユニット22に導かれる空気流が少なくなる。したがって、第1ダクト28の空気流により生じる車体11を持ち上げる方向の力が抑制される。これにより、高速走行時における自動車Vの走行安定性が向上する。また、フロントホイールWfを含む各車輪(タイヤ)の接地力が増す。
またさらに、上記の通り第1ダクト28と第2ダクト44とで冷却ユニット22へ導く空気流を分担する構造を採用することで、第2ダクト44を備えない構成と比べて第1ダクト28、特に第1導入口28Aを小型化することができる。このため、第1導入口28A、第1ダクト28を経由して冷却ユニット22側に異物が侵入することが効果的に抑制される。また、第1導入口28Aの周囲への雪や泥の付着が抑制される。さらに、第1導入口28Aの周囲に雪や泥が付着することによる冷却ユニットの冷却性能に対する影響を低減することができる。
また、冷却風導入構造10では、第2ダクト44の下面がアンダカバー26にて構成されると共に、第2ダクト44の上面がバンパカバー15Bの上壁部15C、オイルパン46、デフケース48にて構成されている。すなわち、第2ダクト44とは独立した機能を有する部品としてパワーユニット室14内に配置された機能部品にて第2ダクト44の上面が構成されている。このため、車両上下方向におけるアンダカバー26とパワーユニット12との間の空間を有効に利用して、走行風がパワーユニット12の熱影響を受けにくい第2ダクト44が構成される。
特に、オイルパン46を構成するオイルパン46A、46Bの下面を略フラットに構成しているので、第2ダクト44の上下面の間隔が車幅方向に各部で略一定とされている。例えば図5に示す比較例に係る第2ダクト100では、トランスミッション用のオイルパン102がエンジン用のオイルパン104に対し路面R側に突出している。そして、オイルパン102、104間に排気管19が通されている。これらにより、図5に示す比較例では、第2ダクト100の上下間隔すなわち流量が車幅方向でばらつきやすく、また排気管19(内の排ガス)と熱交換した空気が冷却ユニット22に導かれることとなる。
これに対して冷却風導入構造10では、上記の通りオイルパン46A、46Bの下面を略フラットに構成している。これにより、第2ダクト44(絞り構造50)は、車幅方向の各位置で空気流の流量の偏りが小さく、冷却ユニット22の車幅方向の各部で良好な冷却(熱交換)が果たされることに寄与する。
さらに、冷却風導入構造10では、第2ダクト44に絞り構造50が設けられているので、第2導入口44Aから導入された空気流は、絞り構造50の通過に伴い流速が速められて冷却ユニット22に導かれる。これにより、第2ダクト44からの空気流は短時間で(低温のまま)冷却ユニット22を通過することとなり、冷却ユニット22の冷却性能の向上に寄与する。
また、絞り構造50により第2ダクト44の空気流の流速が増すため、換言すれば、圧力が低下するため、該空気流が第1ダクト28の空気流を阻害することが抑制される(高速の空気流(走行風Fh2)の負圧により第1導入口28Aからの空気流の導入促進も期待できる)。すなわち、第2ダクト44が第1ダクト28の合流する構成において、合流口44Bに対する上流側に絞り構造50が設けられているので、第2ダクト44の空気流が第1ダクト28の空気流を阻害することが抑制される。これらにより、両ダクト28、44から冷却ユニット22へ一層効率的に空気流を導くことができる。
さらに、冷却風導入構造10では、シュラウド30に第1導入口28A、導出口28B、合流口44Bが形成されているので、簡単な構造で、第2ダクト44が合流する第1ダクト28を形成することができる。
なお、上記した各実施形態では、第2ダクト44の上面がバンパカバー15Bの上壁部15C、オイルパン46、デフケース48により規定された例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、バンパカバー15Bの上壁部15C、オイルパン46、及びデフケース48の一部を用いて第2ダクト44の上面を構成しても良く、第2ダクト44の上面を専用部品で構成しても良い。
また、上記した各実施形態では、異物侵入抑制部材としてのフラップ36、横フラップ42が設けられた例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、フラップ36、横フラップ42の一方又は双方が設けられない構成としても良い。また、第2導入口44Aに異物侵入抑制部材としてメッシュ部材等を設けても良い。
さらに、上記した各実施形態では、第1ダクト28の車両前方にベンチュリ壁38が形成された例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、第1ダクト28の前方のアンダカバー26を平坦(路面Rに対し略平行に)形成しても良い。さらに、ベンチュリ壁38と共に又はベンチュリ壁38に代えて、第1ダクト28に走行風Fhを流入させる空力構造を設けても良い。このような空力構造として、例えば冷却ユニット22の下端からフロア下に突出したスパッツ等の導風部材を設けることができる。また、この導風部材は、例えば車速に応じて形状や姿勢を変化させるものとしても良い。
またさらに、上記した各実施形態では、第2ダクト44に絞り構造50が設けられた例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、絞り構造50を設けない構成としても良い。また、絞り構造50を設ける構成において、オイルパン46が絞り構造50を形成する構成には限られず、第2ダクト44の上面又は下面を規定する部材にて絞り構造50が形成されれば良い。
また、上記した各実施形態では、内燃機関及びモータを含むパワーユニット12が車室Cの前方に位置するパワーユニット室14に配置された例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、パワーユニット12がモータを含まない構成(一般的なFF車、FR車、4WD車等のエンジン車)としても良く、パワーユニットが内燃機関を含まない構成(電気自動車)としても良い。
さらに、上記した各実施形態では、パワーユニット12が電動モータ、図示しないジェネレータ、動力分割機構、無段変速機等である変速機等を含んで構成された例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、パワーユニット12を構成するトランスアクスルとしては、例えば、マニュアルトランスミッション(MT)、トルコン式等の自動変速機(AT)、無断変速機(CVT)等の通常のトランスアクスルとしても良い。これらのトランスアクスルは、パワーユニット12には含まれないものと捉える(パワーユニットはエンジン等の駆動源を主要部として構成されるものと捉える)ことも可能である。
その他、本発明は、上記の実施形態の構成に限定されることはなく、その要旨を逸脱しない範囲で、各種変形して実施可能であることは言うまでもない。

Claims (6)

  1. 車両が走行するための駆動力を発生するパワーユニットと、
    前記パワーユニットが配置されたパワーユニット用空間を車両下方から覆うアンダカバーと、
    前記パワーユニットに対する車両後方に配置された被冷却体と、
    前記アンダカバーにおいて路面に向けて開口された第1導入口から、前記被冷却体に空気を導く第1ダクトと、
    車両上下方向における前記パワーユニットと前記アンダカバーとの間に設けられ、バンパカバーにおいて車両前向きに開口された第2導入口から、前記被冷却体に空気を導く第2ダクトと、
    を備えた冷却風導入構造。
  2. 前記第2ダクトの下面は、前記アンダカバーにて構成され、
    前記第2ダクトの上面における少なくとも一部は、前記パワーユニット用空間に配置された機能部品の下面にて構成されている請求項1記載の冷却風導入構造。
  3. 前記第2ダクトの上面における少なくとも一部は、前記パワーユニットの潤滑油を受けるオイルパン又は該パワーユニットの駆動力を車輪に伝える伝達機構の潤滑油を受けるオイルパンにて構成されている請求項2記載の冷却風導入構造。
  4. 前記第2ダクトは、車両前後方向の一部において他の部分よりも上面と下面との間隔が狭くされた絞り構造を有する請求項1〜請求項3の何れか1項記載の冷却風導入構造。
  5. 前記第2ダクトは、前記被冷却体に対する車両前方でかつ前記絞り構造に対する車両後方で、前記第1ダクトに合流している請求項4記載の冷却風導入構造。
  6. 前記第1導入口は、前記アンダカバーにおける前記パワーユニットと前記被冷却体との間に形成されており、
    前記第1ダクトは、前記第1導入口と前記被冷却体との間を覆うシュラウドにて形成されており、
    前記シュラウドには、前記第2ダクトが合流する合流口が車両前向きに開口されている請求項5記載の冷却風導入構造。
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