JP5533640B2 - 電池冷却構造 - Google Patents

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Description

本発明は、駆動用電池を冷却するための電池冷却構造に関する。
バッテリが配置されたバッテリ室に空調装置からの空調空気を導く吸気ダクトと、該バッテリ室から空調空気を排出する排気ダクトと、排気ダクトに設けられ空調空気を駆動するバッテリファンとを備えたバッテリ冷却装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−151270号公報
上記した従来の技術では、バッテリの冷却に専用のバッテリファンを設けている。
本発明は、電池冷却用の専用の送風機に頼ることなく、電池室内の電池の冷却効率を向上させることができる電池冷却構造を得ることが目的である。
請求項1記載の発明に係る電池冷却構造は、車室内に空調空気を吹き出す空調装置と、車両を駆動するための電力を蓄える電池を収容した電池室と、空調装置が吹き出した空調空気を前記電池室に導く導入ダクトと、ダッシュパネルに対する車両前後方向の前側に隣接して又は前記ダッシュパネルに対する車両上下方向の下方に配置された熱交換器と、前記熱交換器に対する車両前後方向の後方に配置され、前記熱交換器を通過する冷却風を生成する送風機と、前記熱交換器と前記送風機との間の空間に、前記電池室を連通させる排出ダクトと、を備えている。
請求項1記載の電池冷却構造では、空調装置及び送風機が作動されると、空調装置からの空調空気が電池室内の電池を冷却する空気流が生じる。すなわち、空調装置からの空調空気は、導入ダクトを通じて電池室に導かれ、排出ダクトを通じて電池室から排出される。電池室から排出された冷却後の空気は、熱交換器と送風機との間を通じて該送風機(排風機)によって車外に吸い出される。ここで、熱交換器用の送風機を用いて空調空気の流れを生成する構成であるため、電池の冷却に専用の送風機を備える必要がない。また、熱交換起用の送風機は大型であり、大きな風量を生じて電池を効率的に冷却することに寄与する。
このように、請求項1記載の電池冷却構造では、電池冷却用の専用の送風機に頼ることなく、電池室内の電池の冷却効率を向上させることができる。
請求項2記載の発明に係る電池冷却構造は、請求項1記載の電池冷却構造において、前記熱交換器及び前記送風機は、該前記熱交換器及び前記送風機を通過した冷却風が車両上下方向の下向きに開口したフロアトンネルを通じて車外に排出されるように配置されており、前記電池室は、前記送風機に対して車両前後方向の後方に配置されており、前記排出ダクトは、前記フロアトンネルの内面に沿って車両上下方向の下向きに開口する断面略コ字状に形成されている。
請求項2記載の電池冷却構造では、熱交換器及び送風機を通過した空気は、フロアトンネルを通じて車両下方に排出される。一方、電池室から排出された空気は、トンネル内面に沿って略断面コ字状に形成された排出ダクトを通じて熱交換器と送風機との間に導かれ、フロアトンネルを通じて車両下方に排出される。このように、フロアトンネル(熱交換器の熱交換流路)を有効に利用して、電池室からの空気排出経路を形成することができる。
請求項3記載の発明に係る電池冷却構造は、請求項2記載の電池冷却構造において、前記排出ダクトは、前記熱交換器及び前記送風機を外周側から覆うファンシュラウドと一体的に構成されている。
請求項3記載の電池冷却構造では、排出ダクト(の少なくとも一部)がファンシュラウドと一体に形成されているので、フロアトンネルへの部品の組み付けが容易になる。
請求項4記載の発明に係る電池冷却構造は、請求項2又は請求項3記載の電池冷却構造において、前記空調装置は、前記フロアトンネルにおける車両前後方向の前端側に対する車両上下方向の上側に配置されており、前記電池室は、前記フロアトンネルに対する車両前後方向の後側に隣接しており、前記導入ダクトは、前記フロアトンネルの上面に沿って配置されている。
請求項4記載の電池冷却構造では、フロアトンネルの上面(壁)を挟んで上側に導入ダクトが形成されると共に下側に排出ダクトが形成されており、全体としてコンパクトに電池冷却用の空気流れ経路が形成される。
以上説明したように本発明に係る電池冷却構造は、電池冷却用の専用の送風機に頼ることなく、電池室内の電池の冷却効率を向上させることができるという優れた効果を有する。
本発明の実施形態に係る電池冷却構造を示す側断面図である。 本発明の実施形態に係る電池冷却構造の概略構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る電池冷却構造のバッテリ側の一部を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る電池冷却構造の冷却ユニット側の一部を示す斜視図である。
本発明の実施形態に係る電池冷却構造10について、図1〜図4に基づいて説明する。先ず、電池冷却構造10が適用された自動車Vの車体11の構成を説明し、次いで、電池冷却構造10の具体的な構成を説明することとする。なお、図中に適宜記す矢印FRは車両前後方向の前方向を、矢印UPは車両上下方向の上方向を、矢印Wは車幅方向をそれぞれ示す。以下の説明において、単に前後、上下の方向を用いる場合は、車両前後方向、車両上下方向を示すものとする。
(車体の概略構成)
図1には、電池冷却構造10が適用された自動車Vの前部が模式的な側断面図にて示されている。この図に示される如く、自動車Vの前端側には、パワーユニット12が配設されたパワーユニット室14が配置されている。この実施形態におけるパワーユニット12は、それぞれフロントホイールWfを駆動するための駆動源として内燃機関であるエンジンと電動モータとを含んで構成されている。したがって、自動車Vは、2つの駆動源を有するハイブリッド自動車とされている。
具体的には、パワーユニットは、車幅方向に沿ったクランクシャフトを有する横置きのエンジンと、該エンジンに動力伝達可能に連結されたトランスアクスルとを主要部として構成されている。トランスアクスルは、電動モータ、図示しないジェネレータ、動力分割機構、無段変速機等である変速機等を含んで構成されている。また、この実施形態では、トランスアクスルには、例えば電動モータ、ジェネレータ、及びバッテリに電気的に接続されたインバータを含んで構成されている。したがって、この実施形態に係るパワーユニットは、パワープラントとして捉えることも可能である。なお、トランスアクスルとしては、例えば、マニュアルトランスミッション(MT)、トルコン式等の自動変速機(AT)、無断変速機(CVT)等の通常のトランスアクスルとしても良い。
上記の通り内燃機関であるエンジンを含んで構成されるパワーユニット12が配設されたパワーユニット室14は、所謂エンジンルームとして捉えることができる。パワーユニット室14の後端部は、車室Cとの間を隔てるダッシュパネル16にて規定されている。ダッシュパネル16は、フロアパネル18の前端部に接合されている。フロアパネル18における車幅方向の中央部には、正面断面視で下向きに開口する「コ」字状を成すフロアトンネル20が形成されている。フロアトンネル20は、ダッシュパネル16の下部における車幅方向中央においてパワーユニット室14内に向けても開口されている。
そして、電池冷却構造10が適用された自動車Vでは、フロアトンネル20の前側の開口端20Aを塞ぐように、冷却ユニット22が設けられている。したがって、この実施形態では、冷却ユニット22がパワーユニット室14の後端部(パワーユニット12に対する車両前後方向の後側)に配置されている。この実施形態では、冷却ユニット22は、ダッシュパネル16に対する下方に配置されているものと捉えることができる。なお、冷却ユニット22は、ダッシュパネル16の前側(フロアトンネル20の直前方)にこれと隣接して配置されても良い。
冷却ユニット22は、パワーユニット12(のエンジンや電気モータ)との間で冷却水を循環させて該パワーユニット12を冷却する空冷式の熱交換器であるラジエータ、及び空調装置(後述するエアコンユニット56)用の冷凍サイクルを構成する空冷式の熱交換器であるコンデンサ(凝縮器)の少なくとも一方(この実施形態では双方)を含んで構成されている。また、冷却ユニット22の車両前後方向の後面側には、送風機としてのファンユニット24が設けられている。冷却ユニット22への通風構造30については後述する。なお、本実施形態における冷却ユニット22を構成する熱交換器(ラジエータ、コンデンサ)とファンユニットとで、冷却ユニットが構成されるものと捉えても良い。
また、自動車Vでは、ダッシュパネル16の後方でインストルメントパネル25内に、空調装置の一部を構成するエアコンユニット56が配置されている。エアコンユニット56は、少なくとも空調用空気との熱交換を行う図示しないエバポレータ(冷凍サイクルの蒸発器)及びブロア58を含んで構成されている。エアコンユニット56は、図示しない複数のダクトを通じてセンタレジスタ、サイドレジスタ、デフロスタ、足元レジスタなど各種車室内向けの吹き出し口に連通されており、図示しないダンパの開閉に応じて、エバポレータにて冷却された空調空気(冷風)の吹き出し先が切り替えられるようになっている。
次に、この冷却ユニット22の冷媒(ラジエータを循環する冷却水、エアコン冷媒)との熱交換を行う冷却風を該冷却ユニット22に導排出するための通風構造30について説明する。
図1に示される如く、通風構造30は、パワーユニット室14を下側から覆うアンダカバー26を備えている。アンダカバー26には、路面Rとの間を流れる走行風を車体内に導入するための開口部である導入口28Aが形成されている。この実施形態では、導入口28Aは、左右のフロントホイールWf間、及び左右のフロントホイールWf間の部分に対する車両後方位置で開口されている。
また、アンダカバー26には、路面Rとの間を流れる走行風を冷却ユニット22(フロアトンネル20内)に導くためのダクト28が形成されている。この実施形態では、アンダカバー26は、ダクト28を含む全体が樹脂材にて一体に形成されている。ダクト28は、フロアトンネル20に対する車両前後方向の前方で車両上下方向の下向きに(路面R側)に開口された開口部である空気取入口としての導入口28Aと、フロアトンネル20に対する車両前後方向の直前方で車両前後方向の後向きに開口された導出口28Bとを有する。
また、電池冷却構造10では、ファンユニット24が図示しない制御手段としての冷却ECUに電気的に接続されている。冷却ECUは、車速センサからの信号に基づいて、自動車Vの車速が所定の速度以下でかつ冷却水温が所定の温度以上である場合にはファンユニット24を作動させ、自動車Vの車速が所定の速度を超える場合にはファンユニット24の作動を停止又は禁止するようになっている。
すなわち、通風構造30では、自動車Vの高速走行時にはダクト28から走行風を取り入れて冷却ユニット22に導き、自動車Vの低速走行時にはファンユニット24の作動によってダクト28から床下空気を取り入れて冷却ユニット22に導く構成とされている。アンダカバー26には、ベンチュリ効果により走行風をダクト28に取り込むために路面Rとの間隔が後方に向けて狭くなる傾斜壁26Aが、ダクト28に対する前方に形成されている。
そして、冷却ユニット22において冷却水との熱交換を行った後の冷却風は、フロアトンネル20の下向き開口端20Bを通じてフロア下に排出されるようになっている。なお、冷却ユニット22は、一部又は全部がフロアトンネル20内の前部に配置された構成としても良く、一部又は全部がダクト28内の後部に配置された構成としても良い。すなわち、冷却ユニット22は、ダクト28とフロアトンネル20とで形成される空間(空気流路)の中間部に配置されていれば良い。
(電池冷却構造の構成)
さらに、自動車Vの駆動用の電力を蓄え、該電力をパワーユニット12を構成するモータに給電する電池としてのバッテリパック32を冷却するための電池冷却構造10について説明する。なお、図示は省略するが、バッテリパック32は、それぞれ電池としての複数のバッテリを共通のバッテリケースに収容して(パッケージ化して)構成されている。
図1に示される如く、自動車Vの車体11におけるフロアトンネル20の後側には、バッテリパック32を収容した電池室としてのバッテリ室34が設けられている。バッテリ室34は、車幅方向に長手とされると共に下向きに開口された略直方体状の空間として形成されており、車幅方向に長手のバッテリパック32をフロア下から着脱可能な構成とされている。
この実施形態では、図3に示される如くフロアパネル18を構成するフロントフロアパネル18Aの後方に接続されたリヤフロアパネル18Bの折り曲げ加工等によりバッテリ室34が形成されている。なお、フロントフロアパネル18Aにはフロアトンネル20が形成されており、フロアトンネル20の後側の開口端は、後述する排出ダクト42のバッテリ側連通口42Bを除いて、バッテリ室34を構成する前壁34Aに突き当たって閉止されている。また、バッテリ室34の下側開口部は、カバー36にて閉止されている。
そして、図1及び図2に示される如く、電池冷却構造10は、エアコンユニット56からの空調空気をファンユニット24に導く導入ダクト38を備えている。図3にも示される如く、導入ダクト38は、フロアトンネル20の上面20Cに沿ってインストルメントパネル25内のエアコンユニット56のからバッテリ室34へ向けて延び、該バッテリ室34を形成する前壁34Aにおける車幅方向の中央部の上部で、空調空気の流れ方向の下流端38Bが開口している。
また、図1に示される如く、エアコンユニット56には、導入ダクト38における空調空気の流れ方向の上流端38Aを開閉するダンパ40が設けられている。これにより、電池冷却構造10では、エアコンユニット56が作動中であると共にダンパ40が導入ダクト38の上流端38Aを開放する状態で(かつ後述する如くファンユニット24の作動状態で)、該導入ダクト38と通じてエアコンユニット56からバッテリ室34に空調空気が導入されるようになっている。
さらに、電池冷却構造10は、エアコンユニット56を冷却後の空調空気をバッテリ室34から排出するための排出ダクト42を備えている。図3及び図4に示される如く、排出ダクト42は、背面視で下向きに開口する略「コ」字状の流路42Aを形成している。この形状は、フロアトンネル20の内面に沿った形状とされており、図1及び図3に示される如く排出ダクト42はフロアトンネル20内に配設されている。
この排出ダクト42の後端は、バッテリ室34を形成する前壁34Aにおいてバッテリ室34に開口(連通)したバッテリ側連通口42Bとされている。一方、排出ダクト42の前端側には、冷却ユニット22とファンユニット24との間の空間S向けて開口するトンネル側連通口42Cとされている。そして、この実施形態では、排出ダクト42は、冷却ユニット22とファンユニット24とを覆うファンシュラウド45と一体に形成されている。以下、具体的に説明する。
図4に示される如く、ファンシュラウド45すなわち排出ダクト42は、正面(背面)視で下向きに開口する略「コ」字状を成すと共に前後に長いインナシュラウド44と、正面視で下向きに開口する略「コ」字状を成すと共に前後に長くかつインナシュラウド44を外側(上、及び左右)から覆うアウタシュラウド46と、インナシュラウド44の下端開口縁とアウタシュラウド46の下端開口縁とを繋ぐ左右一対の下壁48とを有する。これらインナシュラウド44とアウタシュラウド46と下壁48とで囲まれた背面視で略「コ」字状の空間が、排出ダクト42の流路42Aとされている。
そして、インナシュラウド44内の前端44Aにはファンユニット24がシール状態で固定されており、アウタシュラウド46内の前端46Aには冷却ユニット22がシール状態で固定されている。インナシュラウド44の前端44Aは、アウタシュラウド46に固定されたフロアトンネル20に対し後側に離間して位置している。このインナシュラウド44の前端44Aとフロアトンネル20との間の隙間が、排出ダクト42から上記空間Sに臨むトンネル側連通口42Cとされている。
したがって、電池冷却構造10では、ファンユニット24が作動されると、該ファンユニット24の空気吸い込み作用によって、バッテリ室34から排出ダクト42のバッテリ側連通口42B、流路42A、トンネル側連通口42Cを通じて、フロアトンネル20内に空気が吸い込まれ、この空気が下向き開口端20Bから排出されるようになっている。なお、バッテリ室34には、ダンパ40による導入ダクト38の閉止状態でバッテリ室34内に空気(バッテリ冷却風)を導入するための図示しない空気取入口が設けられている。
この実施形態では、排出ダクト42すなわちファンシュラウド45は、冷却ユニット22及びファンユニット24が一体化されたモジュール状態で、フロアトンネル20内に組み込まれている。また、この実施形態における排出ダクト42は、樹脂材の成形によって全体として一体的に形成されている。
さらに、この実施形態では、導入ダクト38からバッテリ室34に導入された空調空気がそのまま排出ダクト42から排出されないように、空調空気案内構造50が設けられている。この実施形態における空調空気案内構造50は、図3に示される如く、導入ダクト38の下側開口縁に沿って後方に延びる水平案内板52と、バッテリパック32の上面とバッテリ室34の上内面との間で立設された立案内板54とを含んで構成されている。
水平案内板52は、バッテリパック32上まで延びて、導入ダクト38の直下で開口する排出ダクト42への空調空気の回り込みを抑制するようになっている。立案内板54は、導入ダクト38からバッテリ室34の長手方向中央部に吹き出された空調空気を遮らないように左右に分割されており、その後方に導入された空調空気をバッテリパック32の左右(車幅方向外側)に案内するようになっている。これにより、バッテリパック32の長手方向両端を回り込んでバッテリパック32の前部に至り、排出ダクト42から排出される空調空気の流れが形成されるようになっている。なお、空調空気案内構造50は、バッテリパック32、バッテリ室34の寸法形状に応じて各種形態を採ることができ、また空調空気案内構造50を設けない構成としても良い。さらに、空調空気案内構造の一部をバッテリ室34(リヤフロアパネル18B)等に一体に形成しても良い。
また、電池冷却構造10は、上記冷却ECUによって作動が制御されるようになっている。具体的には、冷却ECUは、エアコンユニット56を含む空調装置(コンプレッサ、ブロア58、ダンパ40等)、及びバッテリパック32の温度を検出する温度センサのそれぞれに電気的に接続されている。
冷却ECUは、温度センサが検出したバッテリパック32の温度が第1の所定温度以上となった場合に、ファンユニット24を作動させるようになっている。これにより、バッテリ室34には、図示しない空気取入口から導入され排出ダクト42から排出されるバッテリ冷却風が生じ、バッテリ室34内のバッテリパック32が冷却されるようになっている。すなわち、冷却ECUは、バッテリパック32の温度が第1の所定温度以上となった場合(高負荷走行時など)に、自動車Vの車速に拘わらずファンユニット24を作動させるバッテリ冷却ローモードを実行する構成とされている。
一方、冷却ECUは、バッテリ冷却ローモードの実行等によりバッテリパック32の温度が第1の所定温度(以下の温度)を下回った場合に、該バッテリ冷却ローモードを解除する構成とされている。この場合、ファンユニット24は冷却ユニット22の冷却要求に応じた運転状態に移行されるようになっている。
さらに、冷却ECUは、温度センサが検出したバッテリパック32の温度が第1の所定温度よりも高い第2の所定温度以上となった場合には、バッテリ室34がエアコンユニット56からの空調空気により冷却されるように、ファンユニット24及びエアコンユニット56を作動させるようになっている。すなわち、冷却ECUは、バッテリパック32の温度条件がより過酷になった場合に、空調装置の冷凍サイクル(コンプレッサ)を作動させると共に、ダンパ40を開放位置に移動させ、かつ自動車Vの車速に拘わらずファンユニット24を作動させるバッテリ冷却ハイモードを実行する構成とされている。
一方、冷却ECUは、バッテリ冷却ハイモードの実行によりバッテリパック32の温度が第2の所定温度(以下の温度)を下回った場合に、バッテリ冷却ハイモードを解除する構成とされている。バッテリ冷却ハイモードの解消には、少なくともダンパ40による導入ダクト38の閉止を含む。エアコンユニット56は、車室Cの空調要求に応じた運転状態に移行され、ファンユニット24は冷却ユニット22の冷却要求、バッテリ冷却ローモード運転の要否に応じた運転状態に移行されるようになっている。
次に、実施形態の作用を説明する。
上記構成の電池冷却構造10が適用された自動車Vでは、その走行の際に、パワーユニット12と冷却ユニット22とを冷却水が循環する。この冷却水は、冷却ユニット22において空気との熱交換により冷却される。また、空調装置を作動時には、冷媒が冷却ユニット22、膨張弁、エバポレータ、コンプレッサの順で循環して冷凍サイクルが形成される。これにより、エアコンユニット56では、エバポレータと空調用空気との間で熱交換が行われ、該熱交換によって冷却された空気がブロア58の作動により空調空気として車室Cに吹き出される。これらの際、冷却ユニット22は、空気との熱交換により冷却水を冷却するラジエータ、及び空気との熱交換によりエアコン冷媒を冷却して凝縮させるコンデンサのそれぞれとして機能する。
この冷却ユニット22での熱交換は、自動車Vの走行風、又はファンユニット24の作動により生じる空気流(冷却風)が冷却ユニット22の空気側流路を流れることで行われる。なお、冷却ECUは、自動車Vの車速が所定の車速以下でかつ冷却水温が所定の温度以上であると判断すると、ファンユニット24を作動させる。すると、ファンユニット24の吸引力によって床下の空気が導入口28Aを通じて自動車Vのダクト28内に流入し、この空気がダクト28によって冷却ユニット22に導かれる。一方、自動車Vの車速が所定の車速を超えたと判断した冷却ECUは、ファンユニット24を停止させる。この場合、自動車Vの走行風が車両上向きのベクトル成分を持ってダクト28に流入し、冷却ユニット22を通過する。
ここで、例えば自動車Vの高負荷走行時や夏場などの高温環境での走行時などバッテリパック32の温度が第1の所定温度を超えると、冷却ECUはバッテリ冷却ローモードを実行する。すなわち、冷却ECUはファンユニット24を作動させる。すると、バッテリ室34には、図示しない空気取入口から導入され排出ダクト42から排出される冷却風が生じ、この冷却風は空調空気案内構造50によってバッテリ室34内で案内(分散)されながらバッテリ室34内のバッテリパック32を冷却する。これにより、電池冷却構造10では、バッテリパック32の冷却に専用のファンなどを設けない構成において、バッテリパック32を冷却することができる。
さらに、電池冷却構造10では、バッテリパック32の急速充電時など、バッテリパック32の温度が第2の所定温度以上の温度となると、冷却ECUは、バッテリ冷却ハイモードを実行する。すなわち、冷却ECUは、エアコンユニット56を作動し又はエアコンユニット56の作動を維持し、ダンパ40を導入ダクト38の開放位置に移動し、かつファンユニット24を作動し又はファンユニット24の作動を維持する。
すると、ブロア58の作動によりエアコンユニット56に導入された空調用空気がエバポレータとの熱交換により冷却され、空調空気として導入ダクト38を通じてバッテリ室34に導入される(図3の矢印F1参照)。この空調空気は、空調空気案内構造50によってバッテリ室34内で案内(分散)されながらバッテリパック32を冷却する(図3の矢印F2参照)。さらに、バッテリパック32を冷却後の空調空気は、ファンユニット24の作動によって空気流(負圧)によってバッテリ側連通口42Bから排出ダクト42の流路42Aに排出され(図3の矢印F3参照)、該排出ダクト42からトンネル側連通口42Cを通じて冷却ユニット22とファンユニット24との間の空間Sに導かれる(図1、図4の矢印F4参照)。そして、この空調空気は、ファンユニット24に吸い込まれてフロアトンネル20の下向き開口端20Bから車外に排出される(図1の矢印F5参照)。
すなわち、排出ダクト42のバッテリ側連通口42B、流路42A、トンネル側連通口42Cを経由して、フロアトンネル20内の冷却ユニット22とファンユニット24との間に導かれた空調空気は、ファンユニット24に吸い込まれてフロアトンネル20の下向き開口端20Bから車外に排出される。なお、矢印F2〜F5の流れは、上記したバッテリ冷却ローモードにおいても同様である。
ここで、電池冷却構造10では、排出ダクト42が、フロアトンネル20における冷却ユニット22とファンユニット24との間の空間、すなわち冷却ユニット22の負圧部とバッテリ室34とを連通している。このため、ファンユニット24の作動によってバッテリ室34から空調空気、冷却風を排出することができる。このため、バッテリパック32を冷却するための専用の送風手段(ファン)を設けることなく、バッテリパック32の冷却することができる。
このように、本実施形態に係る電池冷却構造10では、ダッシュパネル16(パワーユニット室14の後端)の近傍に冷却ユニット22を配置した通風構造30を利用して、バッテリパック32を冷却するための専用のファンに頼ることなく、バッテリ室34内のバッテリパック32の冷却効率を向上させることができる。
特に、ラジエータ、コンデンサである冷却ユニット22用のファンユニット24は大型ファンを有するので、このファンユニット24を利用してバッテリパック32を効率良く冷却することができる。このようにバッテリパック32を冷却する(所定温度以上になることを抑制する)ことで、該バッテリパック32の寿命を延ばすことができる。また、バッテリパック32の充電容量(SOC)を拡大することができ、自動車Vの航続距離の拡大やバッテリパック32を構成するバッテリ数の削減などに寄与する。しかも、バッテリパック32を冷却するための専用のファンを駆動する必要がないため、車室Cの空調とバッテリパック32の冷却とを並行する運転モードにおいて、ファン駆動の消費電力を小さく抑えることができる。すなわち、バッテリに蓄えた電力の消費が抑制され、これによっても航続距離の拡大に寄与する。
また、電池冷却構造10では、冷却ユニット22及びファンユニット24のファンシュラウド45が排出ダクト42に一体化されているので、換言すれば、冷却ユニット22とファンユニット24と排出ダクト42とがモジュールされているので、該モジュールを1部品としてフロアトンネル20内に組み付けることができる。
特に、電池冷却構造10では、排出ダクト42がフロアトンネル20の内面に沿った略「コ」字状を成すため、冷却ユニット22を通過した冷却風の排出口でもあるフロアトンネル20内のスペースを有効利用しつつ、排出ダクト42を配置(流路42Aを形成)することができる。また、例えば排出ダクト42を繊維強化樹脂など高強度材にて構成すれば、該排出ダクト42をフロアトンネル20(車体11)の補強部材として用いることができる。この構成では、自動車Vの衝突(特に前突)性能の向上に寄与する。
さらに、電池冷却構造10では、フロアトンネル20の上面(上壁)20Cを挟んで上側に導入ダクト38が形成されると共に下側に排出ダクト42が形成されており、全体としてコンパクトにバッテリパック32冷却用の空気流れ経路が形成されている。
なお、上記した実施形態では、冷却ユニット22とファンユニット24と排出ダクト42とがモジュール化された例を示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、上記冷却ユニット22とファンユニット24と排出ダクト42とに、エアコンユニット56を加えてモジュール化したり、バッテリ室34(バッテリパック32)を加えてモジュール化したりしても良い。前者の場合、例えばダッシュパネル16を後方に移動して該ダッシュパネル16の前側にエアコンユニット56を配置する構成とすれば良い。また、上記各種モジュール化する構成には限られず、各部品を独立して組み付ける構成としても良い。さらに、排出ダクト42は、単独で流路42Aを形成する構成には限られず、例えば、フロアトンネル20が流路42Aの流路壁の一部を構成するようにしても良い。
また、上記した実施形態では、バッテリパック32が車室Cの外側(床下)に配置されるようにバッテリ室34が形成された例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、バッテリパック32が車室C側に配置される構成としても良い。また、バッテリパック32、バッテリ室34が車幅方向に長手である構成に限定されることはない。
さらに、上記した実施形態では、排出ダクト42が全体としてフロアトンネル20内に配置された例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、フロアトンネル20の後端がバッテリ室34よりも前方に位置する(フロアトンネル20とバッテリ室34とが直接には非連通である)構成としても良い。このような構成において、導入ダクト38、排出ダクト42の一部がフレキシブルチューブなどにて構成されても良い。
さらに、上記した各実施形態では、内燃機関及びモータを含むパワーユニット12が車室Cの前方に位置するパワーユニット室14に配置された例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、パワーユニット12がモータを含まない構成(一般的なFF車、FR車、4WD車等のエンジン車)としても良く、内燃機関を含むパワーユニット12が車室Cの後方に位置するパワーユニット室に配置される構成としても良く、パワーユニットが内燃機関を含まない構成としても良い。
その他、本発明は、上記の実施形態の構成に限定されることはなく、その要旨を逸脱しない範囲で、各種変形して実施可能であることは言うまでもない。
10 電池冷却構造
16 ダッシュパネル
20 フロアトンネル
22 冷却ユニット
24 ファンユニット
32 バッテリパック(電池)
34 バッテリ室(電池室)
38 導入ダクト
40 ダンパ
42 排出ダクト
45 ファンシュラウド
56 エアコンユニット(空調装置)

Claims (4)

  1. 車室内に空調空気を吹き出す空調装置と、
    車両を駆動するための電力を蓄える電池を収容した電池室と、
    空調装置が吹き出した空調空気を前記電池室に導く導入ダクトと、
    ダッシュパネルに対する車両前後方向の前側に隣接して又は前記ダッシュパネルに対する車両上下方向の下方に配置された熱交換器と、
    前記熱交換器に対する車両前後方向の後方に配置され、前記熱交換器を通過する冷却風を生成する送風機と、
    前記熱交換器と前記送風機との間の空間に、前記電池室を連通させる排出ダクトと、
    を備えた電池冷却構造。
  2. 前記熱交換器及び前記送風機は、該前記熱交換器及び前記送風機を通過した冷却風が車両上下方向の下向きに開口したフロアトンネルを通じて車外に排出されるように配置されており、
    前記電池室は、前記送風機に対して車両前後方向の後方に配置されており、
    前記排出ダクトは、前記フロアトンネルの内面に沿って車両上下方向の下向きに開口する断面略コ字状に形成されている請求項1記載の電池冷却構造。
  3. 前記排出ダクトは、前記熱交換器及び前記送風機を外周側から覆うファンシュラウドと一体的に構成されている請求項2記載の電池冷却構造。
  4. 前記空調装置は、前記フロアトンネルにおける車両前後方向の前端側に対する車両上下方向の上側に配置されており、
    前記電池室は、前記フロアトンネルに対する車両前後方向の後側に隣接しており、
    前記導入ダクトは、前記フロアトンネルの上面に沿って配置されている請求項2又は請求項3記載の電池冷却構造。
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