JP2020040632A - ラジエータ構造 - Google Patents

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竜 小田
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    • F01P3/00Liquid cooling
    • F01P3/18Arrangements or mounting of liquid-to-air heat-exchangers

Abstract

【課題】車両の高さ方向に対して傾斜して設けられているラジエータに空気を流入させ易くする。【解決手段】ラジエータ構造5は、車両の高さ方向における下端が上端よりも車両の前後方向における前方に位置するように車両の高さ方向に対して所定の角度で傾斜して設けられており、かつ車両の前後方向における前方から後方に向かって流れる空気を、前面から後面に向かって流すラジエータ51と、ラジエータ51の前方に設けられており、かつ空気をラジエータ51に導くエアガイド部52と、を有し、エアガイド部52は、車両の車幅方向において延伸しており、かつ空気を流す向きを、ラジエータ51の前面の法線の方向に近づけるように変える複数の板状部材523を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、車両のラジエータ構造に関する。
従来、車両には、車両のユニットを冷却するラジエータ構造が設けられている。特許文献1には、車両において、ラジエータが車両の高さ方向に対して傾斜して設けられている構造が開示されている。
特開2004−217150号公報
車両において、ラジエータが車両の高さ方向に対して傾斜して設けられている構造である場合、車両の前後方向における前方から後方に向かって流れる空気に対する通気抵抗が上昇し、当該空気がラジエータに流入しづらくなるという問題が生じていた。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、車両の高さ方向に対して傾斜して設けられているラジエータに空気が流入し易くなるラジエータ構造を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様においては、車両の高さ方向における下端が上端よりも前記車両の前後方向における前方に位置するように前記車両の高さ方向に対して所定の角度で傾斜して設けられており、かつ前記車両の前後方向における前方から後方に向かって流れる空気を、前面から後面に向かって流すラジエータと、前記ラジエータの前方に設けられており、かつ前記空気を前記ラジエータに導くエアガイド部と、を有し、前記エアガイド部は、前記車両の車幅方向において延伸しており、かつ前記空気を流す向きを、前記ラジエータの前記前面の法線の方向に近づけるように変える複数の板状部材を有することを特徴とするラジエータ構造を提供する。
また、前記ラジエータは、前記空気を前記前面から前記後面に向かって前記前面及び前記後面と直交する方向に流す空気流路を有していてもよい。また、前記複数の板状部材は、前記空気を流す向きを前記ラジエータの前記前面に対して垂直な向きに変えてもよい。また、前記板状部材は、前記車両の高さ方向における下方側に凹部を有する湾曲部を有していてもよい。
また、前記板状部材は、前記車両の高さ方向と直交する水平方向において延在し、かつ後端が前記湾曲部の前端と接続されている第1平板部、及び前記ラジエータの前面と直交し、かつ前記湾曲部の後端と接続されている第2平板部のうちの少なくとも一つをさらに有していてもよい。
本発明によれば、ラジエータ構造において、車両の高さ方向に対して傾斜して設けられているラジエータに空気が流入し易くなるという効果を奏する。
本実施形態に係るラジエータ構造が車両に設けられている状態を示す。 図1のX−X線断面図である。 ラジエータの構造の例を示す。 エアガイド部の構造を示す。 比較例としてのラジエータ構造の構造を示す。 変形例としての板状部材の構造を示す。
<本実施形態>
[ラジエータ構造5の周辺構成]
図1は、本実施形態に係るラジエータ構造5が車両に設けられている状態を示す図である。なお、図1は、車両を前方から見た構造を示す図である。図2は、図1のX−X線断面図である。図3は、ラジエータ51の構造の例を示す図である。図3(a)は、ラジエータ51の構造の一例を示す図である。図3(b)は、ラジエータ51の構造の他の一例を示す図である。図4は、エアガイド部52の構造を示す図である。
車両は、キャブオーバー型の車両であり、例えば、トラックである。車両は、キャブ1、サイドフレーム2、エンジン3、ファン4、及びラジエータ構造5を有する。キャブ1は、運転席のある箱形状の部分であり、車両の前方に設けられている。
キャブ1は、フロントパネル11、バンパー12、及びキャブフロア13を有する。フロントパネル11は、例えば板状の部材であり、キャブ1の前面に設けられている。フロントパネル11には、複数のラジエータグリル111が設けられている。ラジエータグリル111は、例えば後述するラジエータ51に走行風又はファン4によって流れる空気を導入するための部材である。
ラジエータグリル111は、例えば格子状の領域を有し、当該領域には複数の穴が形成されている。当該領域に形成されている複数の穴は、走行風又はファン4によって流れる空気を車両の前後方向における前方から後方に流す穴である。ラジエータグリル111は、キャブ1の前面におけるフロントパネル11の下方に設けられている。
バンパー12は、車両に対する前方からの衝撃を和らげる機能を有する。バンパー12は、車両の車幅方向において延伸しており、車両のキャブ1の前方かつ下方に設けられている。具体的には、バンパー12は、車両の高さ方向において、フロントパネル11の下方、かつ後述するサイドフレーム2の前端に設けられている。バンパー12は、開口部121を有する。開口部121は例えば略長方形状であり、バンパー12の中央付近において、車両の車幅方向において延伸している。開口部121は、走行風又はファン4によって流れる空気を車両の前後方向における前方から後方に流す開口である。
キャブフロア13は、キャブ1の床を形成する。キャブフロア13は、キャブ1の内側の空間において、車両の高さ方向における下面を形成する。キャブフロア13の下方には、後述するエンジン3、ファン4、及びラジエータ構造5を含む複数の機器が配置されているため、キャブフロア13は、車両の前後方向及び車両の車幅方向において複数の凹部及び凸部を有する。
サイドフレーム2は、車両の前後方向において延伸している部材である。2本のサイドフレーム2が平行に設けられている。エンジン3は、車両を駆動するための動力を発生する。エンジン3は、例えばガソリンエンジン又はディーゼルエンジンである。エンジン3は、燃料(例えば、ガソリン又は軽油)及び空気を供給して燃焼させることで動力を発生すると共に排気ガスを生じる。エンジン3は、車両の前後方向において、ファン4の後方に設けられている。
ファン4は、空気を流す送風機である。ファン4は、車両の前後方向におけるエンジン3の前方、かつ後述するラジエータ構造5の後方に設けられている。ファン4は、車両の前後方向における前方から後方に向かって空気を流す。ファン4は、例えばエンジン3に軸を介して連結されており、エンジン3から動力を受けて回転する。ファン4は、後述するラジエータ51と平行に設けられている。具体的には、ファン4は、車両の高さ方向における下端が上端よりも車両の前後方向における前方に位置するように車両の高さ方向に対して所定の角度で傾斜して設けられている。ファン4は、後述するラジエータ51の前面の法線の向きに空気を流す。
ラジエータ構造5は、走行風又はファン4によって流れる空気で、車両のユニットを冷却する機能を有する。エンジン3、ファン4、及びラジエータ構造5は、2本のサイドフレーム2の車両の車幅方向における間に設けられている。ラジエータ構造5は、ラジエータ51、及びエアガイド部52を有する。
ラジエータ51は、走行風又はファン4によって流れる空気で、車両のユニットを冷却する熱搬送媒体を冷却する。ラジエータ51は、車両の前後方向における前方から流入した空気と、車両のユニットから流出した加熱された熱搬送媒体とを熱交換することで、加熱された熱搬送媒体を冷却する。ラジエータ51で冷却された熱搬送媒体は、車両のユニットに流入する。
図2に示すように、ラジエータ51は、車両の高さ方向における下端が上端よりも車両の前後方向における前方に位置するように車両の高さ方向に対して所定の角度で傾斜して設けられている。ラジエータ51がこのように所定の角度で傾斜して設けられていることで、例えばラジエータ51が車両の高さ方向と平行に設けられている場合に比べて、キャブフロア13の下方において、ラジエータ51の縦方向の長さ、すなわちラジエータ51の車両の高さ方向における長さを大きくすることができる。よって、ラジエータ構造5は、ラジエータ51がこのように所定の角度で傾斜して設けられていることで、ラジエータ51を大型化することができるので、ラジエータ51の冷却性能を向上させることができる。
ラジエータ51は、車両の前後方向における前方から後方に向かって流れる空気を、前面から後面に向かって流す。ラジエータ51は、車両の前後方向における前面に空気を流入させる空気流入口を有し、ラジエータ51の後面に当該空気を流出させる空気流出口を有する。空気流入口からラジエータ51に流入した空気は、後述するラジエータ51が有する複数の空気流路512を流れて、空気流出口から流出する。
図3に示すように、ラジエータ51は、熱搬送媒体流路511、及び空気流路512を有する。熱搬送媒体流路511は、熱搬送媒体を流す流路である。空気流路512は、走行風又はファン4によって流れる空気を流す流路である。図3(a)に示すように、具体的には、ラジエータ51は、例えば車両の車幅方向において延伸している複数の熱搬送媒体流路511を有する。この場合、複数の熱搬送媒体流路511は、例えば車両の高さ方向において所定の間隔で設けられている。熱搬送媒体は、複数の熱搬送媒体流路511を車両の車幅方向における一端から他端に向かって流れる。具体的には、熱搬送媒体は、例えば複数の熱搬送媒体流路511を車両の車幅方向における左端から右端に向かって流れる。
空気流路512は、例えば、複数の熱搬送媒体流路511の間に形成されている空間である。複数の熱搬送媒体流路511と複数の空気流路512は、車両の高さ方向において交互に隣接して設けられている。複数の空気流路512は、走行風又はファン4によって流れる空気を、車両の前後方向における前方から後方に向かって流す。具体的には、複数の空気流路512は、例えば走行風又はファン4によって車両の前後方向における前方から後方に向かって流れる空気をラジエータ51の前面から後面に向かってラジエータ51の前面及び後面と直交する方向に流す。
ラジエータ51は、複数の熱搬送媒体流路511及び複数の空気流路512を有するが、熱搬送媒体流路511及び空気流路512の数は任意である。熱搬送媒体流路511の内側を流れる熱搬送媒体は、熱搬送媒体流路511の外側、すなわち空気流路512を流れる空気と熱交換することで冷却される。具体的には、熱搬送媒体流路511の内側を流れる熱搬送媒体は、熱搬送媒体流路511の外側を流れる空気に熱を奪われることで冷却される。
ラジエータ51は、例えば車両の車幅方向において延伸している複数の熱搬送媒体流路511を有する構造であるとしたが、複数の熱搬送媒体流路511が設けられている向きはこれに限定されない。例えば、図3(b)に示すように、ラジエータ51aは、例えば車両の高さ方向において延伸している複数の熱搬送媒体流路511aを有する構造であってもよい。この場合、ラジエータ51aは、例えば車両の車幅方向において交互に隣接して設けられている複数の熱搬送媒体流路511aと複数の空気流路512aとを有する。
図2に示すように、ラジエータ構造5は、ラジエータ51として、車両の前後方向における前方から後方に向かって順に、第1ラジエータ513、第2ラジエータ514、及び第3ラジエータ515を有する。
第1ラジエータ513は、例えばエアコン用コンデンサである。熱搬送媒体は、例えば、車両に設けられているエアコンで用いられる冷媒(以下、「エアコン用冷媒」とする。)である。エアコン用冷媒は、エアコン用コンデンサとエアコンとの間で循環している。エアコン用コンデンサは、走行風又はファン4により送風される空気と、エアコン用冷媒とを熱交換することで、エアコン用冷媒を冷却する。
第2ラジエータ514は、例えばインタークーラである。熱搬送媒体は、過給機(例えば、ターボチャージャ)で圧縮することにより温度が上昇した空気(以下、「燃焼用空気」とする。)である。過給機は、エンジン3の排気ガスを利用してエンジン3に供給する空気の圧力、すなわち密度を高める装置である。インタークーラは、走行風又はファン4により送風される空気と、燃焼用空気とを熱交換することで、燃焼用空気を冷却する。
第3ラジエータ515は、例えばエンジン用ラジエータである。熱搬送媒体は、例えば、エンジン3を冷却する冷却水(以下、「エンジン用冷却水」とする。)である。エンジン用冷却水は、エンジン用ラジエータとエンジン3との間で循環している。エンジン用ラジエータは、エンジン3を流れることで加熱されたエンジン用冷却水を冷却する。
図2で示す第1ラジエータ513、第2ラジエータ514、及び第3ラジエータ515は、例えば、略同様の構造を有するラジエータである。第1ラジエータ513、第2ラジエータ514、及び第3ラジエータ515においては、熱搬送媒体流路511、及び空気流路512が、例えば、第1ラジエータ513、第2ラジエータ514、及び第3ラジエータ515の略全領域に形成されている。よって、車両の前方から後方に向かって流れる空気は、第1ラジエータ513、第2ラジエータ514、及び第3ラジエータ515の略全領域において、それぞれのラジエータを前方から後方に向かって通過可能であり、当該通過可能な領域は、複数の熱搬送媒体流路511の内側を流れる熱搬送媒体を冷却するための領域として用いられる。
第1ラジエータ513、第2ラジエータ514、及び第3ラジエータ515は、面が略平行な方向になるように設けられている。車両の前後方向における前方から後方に向かって流れる空気(例えば、走行風又はファン4によって流れる空気)は、第1ラジエータ513、第2ラジエータ514、及び第3ラジエータ515の順にそれぞれのラジエータが有する複数の空気流路512を通過する。
[エアガイド部52の構造]
図4に示すエアガイド部52は、ラジエータ51の前方に設けられており、かつ空気をラジエータ51に導く。エアガイド部52は、左側板521、右側板522、及び複数の板状部材523を有する。左側板521は、エアガイド部52の車両の車幅方向における左端において、車両の前後方向及び車両の高さ方向において延在している板状の部材である。右側板522は、エアガイド部52の車両の車幅方向における右端において、車両の前後方向及び車両の高さ方向において延在している板状の部材である。
板状部材523は、車両の車幅方向において延伸しており、かつ車両の前後方向における前方から後方に向かって流れる空気を流す向きを、ラジエータ51の前面の法線の方向に近づけるように変える部材である。具体的には、板状部材523は、車両の車幅方向において延伸しており、かつ空気を流す向きとラジエータ51の前面との間の角度を、空気が流れてきた向きとラジエータ51の前面との間の角度よりも直角に近い角度にする。
図2に示す例では、エアガイド部52は、複数の板状部材523として、3個の板状部材523a、523b、及び523cを有するが、板状部材523の数は任意である。また、図2及び図4に示すように、3個の板状部材523a、523b、及び523cは、車両の高さ方向における上方から下方に向かって、それぞれ所定の間隔を有して配置されており、かつ車両の高さ方向における上方から下方に向かうにつれて、車両の前後方向における前方に位置するように設けられているが、複数の板状部材523の配置は任意である。
板状部材523は、湾曲部524、及び固定部525を有する。湾曲部524は、車両の高さ方向における下方側に凹部を有する形状である。湾曲部524は、車両の車幅方向において延伸している。湾曲部524は、左側板521及び右側板522に対して直交している。
固定部525は、板状部材523を左側板521及び右側板522の間に固定するための領域である。固定部525は、例えば湾曲部524の車両の車幅方向における両端に設けられている。固定部525は、湾曲部524と直交して、例えば車両の高さ方向における上方に向かって延伸している。湾曲部524の車両の車幅方向における左端に設けられている固定部525は、左側板521の内側面に固定されている。湾曲部524の車両の車幅方向における右端に設けられている固定部525は、右側板522の内側面に固定されている。
ラジエータ構造5は、このように車両の車幅方向において延伸しており、かつ車両の前後方向における前方から後方に向かって流れる空気を流す向きを、ラジエータ51の前面の法線の方向に近づけるように変える複数の板状部材523が設けられているエアガイド部52を有する。
図5は、比較例としてのラジエータ構造900の構造を示す図である。なお、図5は、図1におけるラジエータ構造5をラジエータ構造900に置換した状態におけるX−X線断面図である。ラジエータ構造900は、ラジエータ構造5と比較して、エアガイド部52を有していない点で異なる。図5に示すように、エアガイド部52を有していないラジエータ構造900においては、車両の前後方向における前方から後方に向かって流れる空気は、ラジエータ51の前面の法線の方向に対して傾斜してラジエータ51の前面に衝突する。
よって、この場合、ラジエータ51は通気抵抗が上昇し、車両の前後方向における前方から後方に向かって流れる空気は、ラジエータ51に流入しづらくなる。この場合、例えば、ラジエータ51の前面に衝突し、ラジエータ51の空気流路512に流入しない空気は、ラジエータ51の外側、すなわち、ラジエータ51の車両の車幅方向における外側又はラジエータ51の車両の高さ方向における外側を、後方に向かって流れる。
これに対して、ラジエータ構造5は、エアガイド部52を有することで、車両の前後方向における前方から後方に流れる空気を流す向きを、ラジエータ51の前面の法線の方向に近づけるように変えることができる。よって、ラジエータ構造5は、ラジエータ51の通気抵抗を小さくすることができるので、ラジエータ51に空気を流入させ易くなる。この結果、ラジエータ構造5は、車両のユニットを冷却する冷却性能が向上する。
複数の板状部材523は、車両の前後方向における前方から後方に流れる空気を流す向きを、ラジエータ51の前面の法線の方向に近づけるように変える部材であるとしたが、複数の板状部材523は、例えば、車両の前後方向における前方から後方に向かって流れる空気を流す向きをラジエータ51の前面に対して垂直な向きに変えるようにしてもよい。
ラジエータ構造5は、このように車両の前後方向における前方から後方に流れる空気を流す向きを、ラジエータ51の前面に対して垂直な向きに変える板状部材523が設けられているエアガイド部52を有することで、ラジエータ51の通気抵抗を最も小さくすることができる。よって、この場合、ラジエータ構造5は、ラジエータ51により空気を流入させ易くなる。この結果、ラジエータ構造5は、車両のユニットを冷却する冷却性能がより向上する。
[変形例]
図6は、変形例としての板状部材523dの構造を示す図である。
図6に示すように、板状部材523dは、第1平板部526d、及び第2平板部527dのうちの少なくとも一つを有していてもよい。第1平板部526dは、車両の高さ方向と直交する水平方向において延在し、かつ後端が湾曲部524の前端と接続されている。具体的には、第1平板部526dは、車両の車幅方向において延伸しており、第1平板部526dの左端は左側板521の内側面に接しており、第1平板部526dの右端は、右側板522の内側面に接している。
第2平板部527dは、ラジエータ51の前面と直交し、かつ湾曲部524の後端と接続されている。具体的には、第2平板部527dは、車両の車幅方向において延伸しており、第2平板部527dの左端は左側板521の内側面に接しており、第2平板部527dの右端は、右側板522の内側面に接している。上記実施形態では、固定部525は、湾曲部524に設けられているとしたが、変形例としての板状部材523dにおいては、固定部525は、湾曲部524、第1平板部526d、及び第2平板部527dのうちの少なくとも一つに設けられていてもよい。
ラジエータ構造5は、このように第1平板部526d、及び第2平板部527dのうちの少なくとも一つを有する板状部材523dが設けられているエアガイド部52を有することで、車両の前後方向における前方から後方に流れる空気をラジエータ51の前面の法線の向きにより近づけ易くなる。
[本実施形態に係るラジエータ構造5による効果]
本実施形態に係るラジエータ構造5は、車両の高さ方向における下端が上端よりも車両の前後方向における前方に位置するように車両の高さ方向に対して所定の角度で傾斜して設けられており、かつ車両の前後方向における前方から後方に向かって流れる空気を、前面から後面に向かって流すラジエータ51を有する。また、ラジエータ構造5は、ラジエータ51の前方に設けられており、かつ空気をラジエータ51に導くエアガイド部52を有する。そして、エアガイド部52は、車両の車幅方向において延伸しており、かつ空気を流す向きを、ラジエータ51の前面の法線の方向に近づけるように変える複数の板状部材523を有する。
本実施形態に係るラジエータ構造5は、車両の車幅方向において延伸しており、かつ空気を流す向きを、ラジエータ51の前面の法線の方向に近づけるように変える複数の板状部材523が設けられているエアガイド部52を有する。よって、車両の前後方向における前方から後方に向かって流れてきた空気は、複数の板状部材523によってラジエータ51の前面の法線の方向に近づく向きに流れるようになる。よって、ラジエータ構造5は、ラジエータ51の通気抵抗が小さくなるので、ラジエータ51に空気を流入させ易くなる。この結果、ラジエータ構造5は、車両のユニットを冷却する冷却性能が向上する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の分散・統合の具体的な実施の形態は、以上の実施の形態に限られず、その全部又は一部について、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を合わせ持つ。
1・・・キャブ
11・・・フロントパネル
111・・・ラジエータグリル
12・・・バンパー
121・・・開口部
13・・・キャブフロア
2・・・サイドフレーム
3・・・エンジン
4・・・ファン
5・・・ラジエータ構造
51、51a・・・ラジエータ
511、511a・・・熱搬送媒体流路
512、512a・・・空気流路
513・・・第1ラジエータ
514・・・第2ラジエータ
515・・・第3ラジエータ
52・・・エアガイド部
521・・・左側板
522・・・右側板
523、523a、523b、523c、523d・・・板状部材
524・・・湾曲部
525・・・固定部
526d・・・第1平板部
527d・・・第2平板部
900・・・比較例としてのラジエータ構造

Claims (5)

  1. 車両の高さ方向における下端が上端よりも前記車両の前後方向における前方に位置するように前記車両の高さ方向に対して所定の角度で傾斜して設けられており、かつ前記車両の前後方向における前方から後方に向かって流れる空気を、前面から後面に向かって流すラジエータと、
    前記ラジエータの前方に設けられており、かつ前記空気を前記ラジエータに導くエアガイド部と、
    を有し、
    前記エアガイド部は、前記車両の車幅方向において延伸しており、かつ前記空気を流す向きを、前記ラジエータの前記前面の法線の方向に近づけるように変える複数の板状部材を有することを特徴とするラジエータ構造。
  2. 前記ラジエータは、前記空気を前記前面から前記後面に向かって前記前面及び前記後面と直交する方向に流す空気流路を有することを特徴とする、
    請求項1に記載のラジエータ構造。
  3. 前記複数の板状部材は、前記空気を流す向きを前記ラジエータの前記前面に対して垂直な向きに変えることを特徴とする、
    請求項1又は2に記載のラジエータ構造。
  4. 前記板状部材は、前記車両の高さ方向における下方側に凹部を有する湾曲部を有することを特徴とする、
    請求項1から3のいずれか一項に記載のラジエータ構造。
  5. 前記板状部材は、前記車両の高さ方向と直交する水平方向において延在し、かつ後端が前記湾曲部の前端と接続されている第1平板部、及び前記ラジエータの前面と直交し、かつ前記湾曲部の後端と接続されている第2平板部のうちの少なくとも一つをさらに有することを特徴とする、
    請求項4に記載のラジエータ構造。
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