JP5022381B2 - 電子部品試験装置及び電子部品の試験方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体集積回路素子等の各種電子部品(以下、代表的にICデバイスとも称する。)をテストヘッドのコンタクト部に電気的に接触させてICデバイスを試験するための電子部品試験装置に関する。
ICデバイス等の電子部品の製造過程においては、パッケージングされた状態でのICデバイスの性能や機能を試験するために電子部品試験装置が用いられている。
電子部品試験装置を構成するハンドラ(Handler)では、試験前のICデバイスを収容したり、試験済みのICデバイスを収容するためのトレイ(以下、カスタマトレイと称する。)から、電子部品試験装置内を循環するトレイ(以下、テストトレイと称する。)に多数のICデバイスを載せ替え、当該テストトレイをハンドラ内に搬送し、テストトレイに収容した状態で各ICデバイスをテストヘッドのコンタクト部に電気的に接触させ、電子部品試験装置本体(以下、テスタとも称する。)に試験を行わせる。そして、試験を終了すると、各ICデバイスを搭載したテストトレイをテストヘッドから搬出し、試験結果に応じたカスタマトレイに載せ替えることで、良品や不良品といったカテゴリへの仕分けが行われる。
テストトレイTSTは、電子部品試験装置内のローダ部、チャンバ部(ソークチャンバ、テストチャンバ、及びアンソークチャンバより構成される)、及びアンローダ部の間を巡る搬送系により循環して搬送される。そして、ICデバイスの試験は当該デバイスに低温又は高温の熱ストレスを加えた状態で行われるため、ソークチャンバ及びテストチャンバの内部は低温又は高温に保たれている。
こうしたソークチャンバやテストチャンバ内では、熱膨張や熱収縮によりテストトレイのサイズや形状が変化する場合がある。これが原因となって、搬送系においてテストトレイが引っ掛かる等してスムーズに搬送することが出来ず、テストトレイがチャンバ部内で停滞(所謂、ジャミング)してしまう場合があった。
このように、チャンバ部内でテストトレイが停滞した場合、従来はチャンバ内の温度を一旦室温に戻し、手作業での復旧作業が行われていた。すなわち、チャンバ内の温度を作業者が作業できる程度の温度にした上で、テストトレイを戻した後に、再びチャンバ部内をICデバイスのテストができる温度(以下、テスト温度とも称する。)まで昇温又は降温していた。このような復旧作業には数時間を要するため、膨大なタイムロスが生じる原因となっていた。
本発明は、テストトレイが停滞した場合のタイムロスを短縮することが可能な電子部品試験装置及び電子部品の試験方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明によれば、被試験電子部品をトレイに搭載した状態で前記被試験電子部品をテストヘッドのコンタクト部に電気的に接触させて前記被試験電子部品のテストを行うための電子部品試験装置であって、前記トレイを前記電子部品試験装置内で所定方向に循環搬送する搬送系と、試験前の被試験電子部品に所定の熱ストレスを与えるソーク部と、熱ストレスが与えられた前記被試験電子部品の試験を行うテスト部と、を備え、前記搬送系は、前記ソーク部内に設けられ、前記トレイを前記テスト部に搬入する搬入手段と、前記テスト部内に設けられ、前記トレイを搬送する搬送手段と、を有し、前記搬入手段は、前記トレイを逆転方向に搬送することが可能であり、前記搬入手段は、前記トレイに当接して前記トレイを前記所定方向に搬送する第1の当接部と、前記トレイを前記逆転方向に搬送する際、前記トレイに当接して前記トレイを前記逆転方向に搬送する第2の当接部と、を有する電子部品試験装置が提供される(請求項1参照)。
本発明では、トレイを所定方向に搬送する搬入手段を、前記所定方向とは逆転した逆転方向にもトレイを搬送可能とする。これにより、搬入手段においてテストトレイがジャミングした場合、ジャミングした位置から、通常の搬送方向とは逆転した逆転方向に一旦トレイを搬送(以下、戻し搬送とも称する。)し、その後、再び通常の搬送方向へとトレイを搬送(以下、再搬送とも称する。)することが可能となる。これにより、自動的にジャミングを解消することができるので、手作業による復旧作業が不要となり、タイムロスを大幅に削減できる。
上記発明においては特に限定されないが、前記電子部品試験装置は、前記搬入手段による前記ソーク部から前記テスト部への前記トレイの搬送の異常を検出する検出手段と、前記搬入手段の動作制御を行う制御手段と、をさらに備え、前記制御手段は、前記検出手段が前記トレイの搬送の異常を検出した場合に、前記搬入手段が前記逆転方向に前記トレイを搬送させるように、前記搬入手段を制御することが好ましい(請求項2参照)。
検出手段が搬入手段におけるトレイの搬送異常を検出し、その情報に基づいて、制御手段が搬入手段を制御することで、トレイの搬送異常が発生した際、自動で直ちに戻し搬送を行い、搬送を復旧することができる。
上記発明においては特に限定されないが、前記搬入手段が前記逆転方向に前記トレイを搬送した場合に、前記トレイが所定位置に戻ったか否かを認識する認識手段をさらに備えることが好ましい(請求項3参照)。
上記発明においては特に限定されないが、前記制御手段は、前記認識手段が前記所定位置に前記トレイが戻ったと認識した場合に、前記搬入手段が前記トレイを前記所定方向に搬送するように、前記搬入手段を制御することが好ましい(請求項4参照)。
認識手段が戻し搬送の結果トレイが所定の位置に正しく戻ったことを認識してから搬入手段が戻し搬送を行うようにすることで、トレイの再搬送が適切なタイミングで開始される。
また、上記目的を達成するために、本発明によれば、被試験電子部品をトレイに搭載した状態で前記被試験電子部品をテストヘッドのコンタクト部に電気的に接触させて前記被試験電子部品のテストを行うための電子部品試験装置であって、前記トレイを前記電子部品試験装置内で所定方向に循環搬送する搬送系と、試験前の前記被試験電子部品に所定の熱ストレスを与えるソーク部と、前記ソーク部において熱ストレスが与えられた前記被試験電子部品の試験を行うテスト部と、試験済みの前記被試験電子部品に与えられた前記所定の熱ストレスを除くアンソーク部と、を備え、前記搬送系は、前記テスト部内に設けられ、前記トレイを搬送する搬送手段と、前記アンソーク部内に設けられ、前記トレイを前記テスト部から搬出する搬出手段と、を有し、前記搬出手段は、前記トレイを前記逆転方向に搬送することが可能であり、前記搬出手段は、前記トレイに当接して前記トレイを前記所定方向に搬送する第1の当接部と、前記トレイを前記逆転方向に搬送する際、前記トレイに当接して前記トレイを前記逆転方向に搬送する第2の当接部と、を有する電子部品試験装置が提供される(請求項参照)。
本発明では、トレイを所定方向に搬送する搬出手段を、前記所定方向とは逆転した逆転方向にもトレイを搬送可能とする。これにより、搬出手段においてテストトレイがジャミングした場合、ジャミングした位置から、通常の搬送方向とは逆転した逆転方向に一旦トレイを搬送し、その後、再び通常の搬送方向へとトレイを搬送することが可能となる。これにより、自動的にジャミングを解消することができるので、手作業による復旧作業が不要となり、タイムロスを大幅に削減できる。
上記発明においては特に限定されないが、前記電子部品試験装置は、前記搬出手段による前記テスト部から前記アンソーク部への前記トレイの搬送の異常を検出する検出手段と、前記搬出手段の動作制御を行う制御手段と、をさらに備え、前記制御手段は、前記検出手段が前記トレイの搬送の異常を検出した場合に、前記搬出手段が前記逆転方向に前記トレイを搬送させるように、前記搬出手段を制御することが好ましい(請求項6参照)。
上記発明においては特に限定されないが、前記搬出手段が前記逆転方向に前記トレイを搬送した場合に、前記トレイが所定位置に戻ったか否かを認識する認識手段をさらに備えることが好ましい(請求項7参照)。
上記発明においては特に限定されないが、前記制御手段は、前記認識手段が前記所定位置に前記トレイが戻ったと認識した場合に、前記搬出手段が前記トレイを前記所定方向に搬送するように、前記搬出手段を制御することが好ましい(請求項8参照)。
図1は、本発明の実施形態に係る電子部品試験装置を示す概略断面図である。 図2は、本発明の実施形態に係る電子部品試験装置を示す斜視図である。 図3は、本発明の実施形態に係る電子部品試験装置におけるトレイの取り廻しを示す概念図である。 図4は、本発明の実施形態に係る電子部品試験装置に用いられるICストッカを示す分解斜視図である。 図5は、本発明の実施形態に係る電子部品試験装置に用いられるカスタマトレイを示す斜視図である。 図6は、本発明の実施形態に係る電子部品試験装置に用いられるテストトレイを示す分解斜視図である。 図7は、本発明の実施形態における電子部品試験装置のチャンバ部を示す概略断面図である。 図8Aは、図7に示すチャンバ部のソークチャンバにおける垂直搬送装置をVIII方向から見た矢視図である(その1)。 図8Bは、図7に示すチャンバ部のソークチャンバにおける垂直搬送装置をVIII方向から見た矢視図である(その2)。 図8Cは、図7に示すチャンバ部のソークチャンバにおける垂直搬送装置をVIII方向から見た矢視図である(その3)。 図8Dは、図7に示すチャンバ部のソークチャンバにおける垂直搬送装置をVIII方向から見た矢視図である(その4)。 図8Eは、図7に示すチャンバ部のソークチャンバにおける垂直搬送装置をVIII方向から見た矢視図である(その5)。 図8Fは、図7に示すチャンバ部のソークチャンバにおける垂直搬送装置をVIII方向から見た矢視図である(その6)。 図8Gは、図7に示すチャンバ部のソークチャンバにおける垂直搬送装置をVIII方向から見た矢視図である(その7)。 図8Hは、図7に示すチャンバ部のソークチャンバにおける垂直搬送装置をVIII方向から見た矢視図である(その8)。 図8Iは、図7に示すチャンバ部のソークチャンバにおける垂直搬送装置をVIII方向から見た矢視図である(その9)。 図9は、トレイ搬入装置及びトレイ搬出装置の拡大図である。 図10Aは、トレイ搬入装置による、テストトレイの通常の搬送の状態を示す概略断面図である(その1)。 図10Bは、トレイ搬入装置による、テストトレイの通常の搬送の状態を示す概略断面図である(その2)。 図10Cは、トレイ搬入装置による、テストトレイの通常の搬送の状態を示す概略断面図である(その3)。 図10Dは、トレイ搬入装置による、テストトレイの通常の搬送の状態を示す概略断面図である(その4)。 図10Eは、トレイ搬入装置による、テストトレイの通常の搬送の状態を示す概略断面図である(その5)。 図11Aは、トレイ搬入装置による、テストトレイの戻し搬送の状態を示す概略断面図である(その1)。 図11Bは、トレイ搬入装置による、テストトレイの戻し搬送の状態を示す概略断面図である(その2)。 図11Cは、トレイ搬入装置による、テストトレイの戻し搬送の状態を示す概略断面図である(その3)。 図11Dは、トレイ搬入装置による、テストトレイの戻し搬送の状態を示す概略断面図である(その4)。 図11Eは、トレイ搬入装置による、テストトレイの戻し搬送の状態を示す概略断面図である(その5)。
符号の説明
1…電子部品試験装置
100…チャンバ部
101…装置基台
102…トレイ搬送装置
110…ソークチャンバ
111…垂直搬送装置
119…トレイ搬入装置
119b:当接部
119c…起立部
120…テストチャンバ
126…搬送ベルト
130…アンソークチャンバ
131…トレイ搬出装置
131b…当接部
131c…起立部
132…垂直搬送装置
200…格納部
300…ローダ部
400…アンローダ部
5…テストヘッド
9…搬送系
TST…テストトレイ
720…凹部
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施形態に係る電子部品試験装置を示す概略断面図、図2は本発明の実施形態に係る電子部品試験装置を示す斜視図、図3は本発明の実施形態に係る電子部品試験装置における、トレイの取り廻しを示す概念図である。
なお、図3は、本実施形態に係る電子部品試験装置におけるトレイの取り廻し方法を理解するための図であって、実際には上下方向に並んで配置されている部材を平面的に示した部分もある。従って、その機械的(三次元的)構造は図2を参照して説明する。
本実施形態に係る電子部品試験装置1は、ICデバイスに高温又は低温の温度ストレスを与えた状態で、テストヘッド5及びテスタ6を用いてICデバイスが適切に動作するか否かを試験(検査)し、当該試験結果に基づいてICデバイスを分類する装置である。この電子部品試験装置1によるICデバイスのテストは、試験対象となるICデバイスが多数搭載されたカスタマトレイKST(図5参照)から、ハンドラ1内において循環搬送されるテストトレイTST(図6参照)にICデバイスを載せ替えて実行される。なお、ICデバイスは図中において符号ICで示されている。
図1に示すように、ハンドラ1の下部には空間8が設けられており、この空間8にテストヘッド5が交換可能に配置されている。テストヘッド5上にはソケット50が設けられており、ケーブル7を通じてテスタ6に接続されている。そして、ハンドラ1の装置基台101に形成された開口部を通して、ICデバイスとテストヘッド5上のソケット50とを電気的に接触させ、テスタ6からの電気信号によりICデバイスのテストを行うことが可能となっている。なお、ICデバイスの品種交換の際には、その品種のICデバイスの形状やピン数に適したソケットに交換される。
本実施形態におけるハンドラ1は、図2及び図3に示すように、これから試験を行うICデバイスを格納し、また試験済みのICデバイスを分類して格納する格納部200と、格納部200から送られるICデバイスをチャンバ部100に送り込むローダ部300と、テストヘッド5を含むチャンバ部100と、チャンバ部100で試験が行われた試験済みのICデバイスを分類して取り出すアンローダ部400と、から構成されている。本実施形態では、図3に示すように、ローダ部300、ソークチャンバ110、テストチャンバ120、アンソークチャンバ130、及びアンローダ部400の間で、テストトレイTSTを循環搬送させる一連の機構を総称して搬送系9と称する。
以下に、ハンドラ1の各部について説明する。
<格納部200>
図4は本発明の実施形態に係る電子部品試験装置に用いられるICストッカを示す分解斜視図、図5は本発明の実施形態に係る電子部品試験装置に用いられるカスタマトレイを示す斜視図である。
格納部200は、試験前のICデバイスを格納する試験前ストッカ201と、試験結果に応じて分類されたICデバイスを格納する試験済ストッカ202と、を備えている。
これらのストッカ201、202は、図4に示すように、枠状のトレイ支持枠203と、このトレイ支持枠203の下部から進入して上部に向かって昇降するエレベータ204と、を備えている。トレイ支持枠203には、カスタマトレイKSTが複数積み重ねられており、この積み重ねられたカスタマトレイKSTのみがエレベータ204によって上下に移動される。なお、本実施形態におけるカスタマトレイKSTは、図5に示すように、ICデバイスを収容する凹状の収容部が14行×13列に配列されている。
試験前ストッカ201と試験済ストッカ202とは同一構造となっているので、試験前ストッカ201と試験済ストッカ202とのそれぞれの数を必要に応じて適宜数に設定することができる。
本実施形態では、図2及び図3に示すように、試験前ストッカ201に2個のストッカSTK−Bが設けられ、その隣には空トレイストッカSTK−Eが2つ設けられている。それぞれの空トレイストッカSTK−Eは、アンローダ部400に送られる空のカスタマトレイKSTが積み重ねられている。
空トレイストッカSTK−Eの隣には、試験済ストッカ202に8個のストッカSTK−1、STK−2、・・・、STK−8が設けられており、試験結果に応じて最大8つの分類に仕分けして格納できるように構成されている。つまり、良品と不良品の別の他に、良品の中でも動作速度が高速なもの、中速なもの、低速なもの、或いは、不良の中でも再試験が必要なもの等に仕分けすることが可能となっている。
<ローダ部300>
図6は本発明の実施形態に係る電子部品試験装置に用いられるテストトレイを示す分解斜視図である。
上述したカスタマトレイKSTは、格納部200と装置基台101との間に設けられたトレイ移送アーム205によってローダ部300の2箇所の窓部370に、装置基台101の下側から運ばれる。そして、このローダ部300において、カスタマトレイKSTに積み込まれたICデバイスを、デバイス搬送装置310がプリサイサ(preciser)360に一旦移送し、ここでICデバイスの相互の位置関係を修正する。その後、このプリサイサ360に移送されたICデバイスを、搬送装置310が再び移動させて、ローダ部300に停止しているテストトレイTSTに積み替える。
テストトレイTSTは、図6に示すように、方形フレーム701に桟702が平行且つ等間隔に設けられ、これら桟702の両側、及び、桟702と対向するフレーム701の辺701aに、それぞれ複数の取付片703が等間隔に突出して形成されている。これら桟702の間又は桟702と辺701aの間と、2つの取付片703とによって、インサート収容部704が構成されている。
各インサート収容部704には、それぞれ1個のインサート710が収容されるようになっており、このインサート710はファスナ705を用いて2つの取付片703にフローティング状態で取り付けられている。このために、インサート710の両端部には、当該インサート710を取付片703に取り付けるための取付孔706が形成されている。こうしたインサート710は、図6に示すように、1枚のテストトレイTSTに64個取り付けられており、4行16列に配列されている。
なお、各インサート710は、同一形状、同一寸法とされており、それぞれのインサート710にICデバイスが収容される。インサート710のIC収容部は、収容するICデバイスの形状に応じて決められ、図6に示す例では方形の凹部となっている。
さらに、本実施形態におけるテストトレイTSTのフレーム701の裏面には、トレイ搬入装置119やトレイ搬出装置131の起立部119c、131cが係合するための凹部720(図7参照)が形成されている。
ローダ部300は、カスタマトレイKSTからテストトレイTSTにICデバイスを移し替えるデバイス搬送装置310を備えている。デバイス搬送装置310は、図2に示すように、装置基台101上に架設された2本のレール311と、この2本のレール311によってテストトレイTSTとカスタマトレイKSTとの間を往復移動する(この往復移動の方向をY方向とする。)ことが可能な可動アーム312と、この可動アーム312によって支持され、X軸方向に移動可能な可動ヘッド320と、から構成されている。
このデバイス搬送装置310の可動ヘッド320には、吸着パッド(不図示)が下向きに装着されており、この吸着ヘッドが吸引しながら移動することでカスタマトレイKSTからICデバイスを保持し、そのICデバイスをテストトレイTSTに積み替える。こうした吸着パッドは、1つの可動ヘッド320に対して例えば8個程度装着されており、一度に8個のICデバイスをテストトレイTSTに積み替えることができるようになっている。
<チャンバ部100>
図7は本発明の実施形態に係る電子部品試験装置のチャンバ部の内部を示す概略断面図、図8A〜図8Iは図7に示すチャンバ部のソークチャンバにおける垂直搬送装置をVIII方向から見た矢視図である。
上述したテストトレイTSTは、ローダ部300でICデバイスが積み込まれた後、チャンバ部100に送り込まれ、ICデバイスをテストトレイTSTに搭載した状態で各ICデバイスのテストが実行される。
チャンバ部100は、図2、図3及び図7に示すように、テストトレイTSTに積み込まれたICデバイスに、目的とする高温又は低温の温度ストレスを与えるソークチャンバ110と、このソークチャンバ110で熱ストレスが与えられた状態にあるICデバイスをテストヘッド5に接触させるテストチャンバ120と、テストチャンバ120で試験されたICデバイスから熱ストレスを除去するアンソークチャンバ130と、から構成されている。
ソークチャンバ110は、図2に示すように、テストチャンバ120よりも上方に突出するように配置されている。そして、図7に示すように、このソークチャンバ110の内部には、垂直搬送装置111、トレイ搬入装置119、突出片118及びセンサ1191が設けられている。
垂直搬送装置111は、第1の支持機構112と、第2の支持機構115と、を備えており、第1の支持機構112と第2の支持機構115との間で交互にテストトレイTSTを受け渡しながらテストトレイTSTを下降させることが可能となっている。
第1の支持機構112は、図8Aに示すように、4つの第1の支持部材113と、この支持部材113を上下動させると共に回転させるアクチュエータ(不図示)と、から構成される。各第1の支持部材113は、円柱状のシャフト113aと、テストトレイTSTを水平に支持するためにシャフト113aから突出している複数(本例では3つ。)の枝部113bと、から構成されている。アクチュエータは、第1の支持部材113をシャフト113aの軸心に沿って上下動させると共にその軸心を中心として回転させる。なお、図8Aにおいては、第1の支持部材113は2つしか図示されていない。これら4つの第1の支持部材113は、テストトレイTSTを各角部近傍で支持するように、2つずつ対向して配置されている。複数の枝部113bは、互いに等間隔で、且つ、シャフト112aの径方向に向かって突出するようにシャフト112aに設けられている。
第2の支持機構115は、4つの第2の支持部材116と、この第2の支持部材116をY方向に移動させるエアシリンダ(不図示)と、から構成されている。各第2の支持部材116は、第1の支持部材113のシャフト113aに対して平行に隣接して位置する基部116aと、テストトレイTSTを水平に支持するために基部116aから突出している複数(本例では3つ。)の突出部116bと、から構成されている。エアシリンダは、4つの第2の支持部材116のそれぞれを、テストトレイTSTの搬送方向に対して垂直なY方向に移動させる。複数の突出部116bは、互いに等間隔で、且つ、基部116aの径方向に向かって突出するように設けられている。なお、図8Aにおいては、第2の支持部材116は2つしか図示されていない。これら4つの第2の支持手段116は、テストトレイTSTを各角部近傍で2つずつ、それぞれ突出部116bを互いに向け合うようにして配置されている。
この垂直搬送装置111が、ローダ部300からテストトレイTSTを受け取ると、図8Aに示すように、先ず、第2の支持機構115の第2の支持部材116の突出部116bがテストトレイTSTを保持する。
次いで、図8Bに示すように、第1の支持機構112の第1の支持部材113が上昇して、枝部113bが第2の支持部材116からテストトレイTSTを受け取る。テストトレイの受け渡しが終了すると、第1の支持部材113の上昇が終了する。
次に、図8Cに示すように、対向している第2の支持部材116がそれぞれ離れる方向に移動する。そして、下降するテストトレイTSTと突出部116bとが干渉しない位置まで第2の支持部材116が離れたところで移動が終了する。
次に、図8Dに示すように、アクチュエータが、テストトレイTSTを支持した第1の支持部材113を降下させることで、テストトレイTSTが一段降下する。
次に、図8Eに示すように、当該下降したテストトレイTSTを受け取る位置まで、対向する第2の支持部材116同士がそれぞれ再び接近する。そして、図8Fに示すように、第1の支持部材113が下降し、テストトレイTSTとの接触が解除されると、第1の支持部材113において一番低い段の枝部113bに支持されていたテストトレイTSTは、搬送ローラ117上に載置され、その後テストチャンバ120へと搬送される。他のテストトレイTSTは、第1の支持部材113から第2の支持部材116に受け渡される。なお、第1の指示部材113からテストトレイTSTが引き渡された搬送ローラ117上の載置位置をスタート位置と称する。
次に、図8Gに示すように、第1の支持部材113がシャフト113aを軸として90°回転し、互いに対向していた枝部113bが実質的に平行な状態となる。
次に、図8Hに示すように、第1の支持部材113が上昇する。このとき、第1の支持部材113はテストトレイTSTと接触することなく上昇する。そして、図8Iに示すように、第1の支持部材113が図8Gの回転方向と逆方向に、同じ角度だけ回転することで、枝部113bが再び互いに対向し、再びテストトレイTSTを保持することが可能な状態となる。
なお、この複数枚のテストトレイTSTがこの垂直搬送装置111に支持されながら、テストチャンバ120に先に入っているテストトレイTSTの試験が終了する迄の間、ソークチャンバ110内で待機する。主として、この待機中においてICデバイスに高温又は低温の熱ストレスが印加される。
また、この垂直搬送装置111は、上述したテストトレイTSTを降下させるのと逆の要領で、テストトレイTSTを上昇させることもできる。
垂直搬送装置111から搬送ローラ117上のスタート位置に降下したテストトレイTSTが、トレイ搬入装置119及びテストチャンバ内の搬送ベルト126により、テストチャンバ120内へと送られる。
トレイ搬入装置119は、図9及び図10Aに示すように、当接部材119a、起立部119c、レール119g、搬送ローラ117、及びエアシリンダ114から構成されている。そして、トレイ搬入装置119は、ソークチャンバ110側からテストチャンバ120側に、試験前のICデバイスを搭載させたテストトレイTSTを搬送する。また、後述するように、戻し搬送の際には、テストチャンバ120側への移動途中にあるテストトレイTSTをスタート位置へと戻すことが可能となっている。当接部材119aは、レール119g上をエアシリンダ114の駆動力によりスライド移動可能となっている。
当接部材119aは、通常の搬送の際にテストトレイTSTに当接する当接部119bと、後述する起立部119cの動きを制限するストッパ119d、119eとを有している。当接部材119aの図9における右側上部には、当接部119bが設けられていて、当接部119bは、上方に向かって突出している。通常の搬送の際には、テストトレイTSTの端部のうち、ソークチャンバ110側の端部に当接し、テストトレイTSTをテストトチャンバ120側へと押し出す。
ストッパ119d及び119eは、起立部119cをX方向において取り囲むようにして設けられ、起立部119cの回転動作を所定の範囲に制限するものである。具体的には、ストッパ119dは、テストトレイTSTがソークチャンバ110側からテストチャンバ120側へと搬送される際、後述する突出片118によりテストトレイTSTと干渉しないように倒される起立部119cの動作を制限する。また、ストッパ119eは、起立部119cの立ち上がりがX方向に対し最大で約90度となるように、起立部119cの回転を制限する。
起立部119cは、軸119hを介して、当接部材119aに回転可能に、当接部材119aから上方に突出するように取り付けられ、スプリング119fによりストッパ119e側に付勢されている。そのため、起立部119cは、通常の状態では、ストッパ119eに当接して、Z方向に起立した状態となっている。後述するように、テストトレイTSTの戻し搬送の際には、この起立部119cがテストトレイTSTの凹部720に係合して、テストトレイTSTをスタート位置へと押し戻す。さらに、この起立部119c及び当接部材119aの下方には、レール119gがX方向に伸展して設けられている。
レール119gは、当接部材119aとともに、所謂リニアガイドを形成している。このレール119gは、トレイ搬入装置119が、後述するテストトレイTSTの通常の搬送及び戻し搬送を行える程度の長さを有している。具体的には、レール119gは、後述するように、当接部材119bが、スタート位置から、起立部119cが突出片118に当接して倒れた状態で停止できる位置まで移動できるような長さを有している。また、レール119gの伸展方向と平行に、搬送ローラ117が設けられている。
搬送ローラ117は、特に駆動源を有しておらず、トレイ搬入装置119により移動されるテストトレイTSTの動きに追従するようになっている。そして、搬送ローラ117のソークチャンバ110側の端部近傍には、エアシリンダ114が設けられている。
エアシリンダ114は、当接部材119aをX軸方向に進退可能な駆動手段である。なお、本実施形態においてはエアシリンダ114を用いたが、駆動手段はこれに限られず、例えばボールネジ機構を具備したモータ等を用いることもできる。
図7に戻り、突出片118は、2本の搬送ローラ117の間であり、ソークチャンバ110内におけるテストトレイTSTの搬送経路の終点付近に設けられており、搬送されるテストトレイTSTや、移動する当接部材119aとは干渉せず、且つ、起立部119cとのみ接触可能な位置に配置されている。この突出片118は、後述するトレイ搬入装置119によるテストトレイTSTの搬送の際に、起立部119cと接触して、起立部119cをストッパ119d側に倒すための部材である。
また、ソークチャンバ110内のスタート位置の近傍であり、テストトレイTSTがスタート位置にあることを検出できる位置には、センサ1191が設けられている。
センサ1191は、垂直搬送装置111によりテストトレイTSTがローラ117上のスタート位置に正しく載置されたか否か、及び、ジャミングが発生した際に、戻し搬送によりテストトレイTSTがスタート位置に正しく戻ったか否かを検出し、検出結果を制御装置1287に送信するために用いられる。ジャミングが発生した際のテストトレイTSTの戻し搬送の様子については後に詳述する。
図10A〜図10Eは、トレイ搬入装置による、テストトレイの通常の搬送の状態を示す概略断面図である。ここではまず、図10A〜図10Eを参照しながら、上述したトレイ搬入装置119による通常の搬送について詳述し、テストトレイTSTのジャミング発生時に行われる戻し搬送については後述する。
まず、ソークチャンバ110において熱ストレスが印加されたテストトレイTSTは、垂直搬送装置111により、トレイ搬入装置119の搬送ローラ117上のスタート位置に載置される。そして、テストチャンバ120内に先に入っていたテストトレイTSTの試験が終了し、後述するZ軸駆動装置129が上昇したら、トレイ搬入装置119により試験前のICデバイスを搭載したテストトレイTSTがテストチャンバ120側に向けて搬送される。
より詳細には、図10Aに示すように、テストトレイTSTが搬送ローラ117上に降下する際、テストトレイTSTのICデバイスの搭載面とは反対側に形成された凹部720に、トレイ搬入装置119の起立部119cが挿入される。そして、図10B及び図10Cに示すように、エアシリンダ114によりトレイ搬入装置119がX方向に移動する際に、当接部119bがテストトレイTSTの後端をテストチャンバ120側へと押し出す。このようにして押し出されたテストトレイTSTの重心が、ソークチャンバ110側の搬送ローラ117から後述するテストチャンバ120側の搬送ベルト126上に移動すると、図10D及び図10Eに示すように、当接部材119aと共に移動する起立部119cが突出片118に当接し、ストッパ119d側に倒れる。このように、起立部119cがテストトレイTSTの搬送経路上から退避することで、テストチャンバ120側に搬送されるテストトレイTSTと起立部119cとの干渉が回避される。
上述したように、通常の搬送では、トレイ搬入装置119によりテストトレイTSTの重心が、ソークチャンバ110側の搬送ローラ117上から後述するテストチャンバ120側の搬送ベルト126上に移動することで、ソークチャンバ110側からテストチャンバ120側へテストトレイTSTが搬入される。
テストチャンバ120内には、図7に示すように、テストトレイTSTを搬送する搬送ベルト126と、制御装置1287に接続されてテストトレイTSTの搬送の状態をモニタリングするセンサ125と、搬送されて来たテストトレイTSTに当接してテストトレイTSTの搬送をテストヘッド5上で停止させるトレイストッパ122と、停止したテストトレイTSTに搭載されたICデバイスに当接してICデバイスをソケット50に押し付けるZ軸駆動装置129と、が設けられている。
搬送ベルト126は、X方向に伸展する部材であり、図示しない駆動手段により回転駆動され、テストトレイTSTを、通常の搬送時においてはX方向に、そして戻し搬送の際はX方向とは逆転した逆転方向へと搬送することが可能となっている。また、この搬送ベルト126は、Z軸駆動装置129がICデバイス及びテストトレイTSTを押し付けた際に上下動可能なように、特に図示しないスプリング部材等により上下動可能に支持されている。
センサ125は、X方向においてトレイストッパ122とソケット50の間に設けられており、テストトレイTSTに搭載されているICデバイスの試験を適切に行える位置までテストトレイTSTが搬送されたか否かを確認する。センサ125によるモニタリングの結果は、センサ125に接続されている制御装置1287に送られる。
トレイストッパ122は、センサ125の近傍であり、テストトレイTSTの搬送に干渉しない位置に設けられている。そして、トレイストッパ122は、テスト位置でテストトレイTSTを停止させるための部材であり、図示せぬエアシリンダ等のアクチュエータにより、Y方向に進退可能となっている。ICデバイスのテスト時など、テストトレイTSTを停止させる必要があるときは、アクチュエータが、トレイストッパ122をテストトレイTSTと当接する位置まで突出させ、テストトレイTSTをテスト位置に停止させる。そして、テストが終了しテストトレイTSTをアンソークチャンバに移動させる際や、後述するテストチャンバとアンソークチャンバの間にジャミングが生じたときに戻し搬送を行う際には、アクチュエータが、トレイストッパ122をテストトレイTSTと当接しない位置にまで後退させる。
また、テストチャンバ120における装置基台底部には、図示しない開口部が設けられている。開口部は、試験時にその中央部にテストヘッド5が進入可能な大きさを有する。図7に示すように、テストヘッド5の上部には、複数のソケット50が、テストトレイTSTのインサート710に対向するように配置されている。これに対し、テストチャンバ120内には、同図に示すように、試験時にICデバイスをソケット50に向かって押し付けるための複数のプッシャ1281がテストヘッド5上の各ソケット50にそれぞれ対向するように設けられている。
それぞれのプッシャ1281は、マッチプレート1282に保持されており、このマッチプレート1282は、Z軸駆動装置129により上下動可能となっている。
Z軸駆動装置129は、図7に示すように、シャフト1296、駆動プレート1297及び凸部1298を備えていて、図示しないアクチュエータにより上下動される。
シャフト1296は、テストチャンバ120の上壁面を貫通してその下端で駆動プレート1297に固定されている。駆動プレート1297は、マッチプレート1282に対向するように設けられており、その下面に凸状に突出した複数の凸部1298を有している。これら凸部1298は、マッチプレート1282に保持されているプッシャ1281にそれぞれ対向するように、駆動プレート1297の下面に配置されている。この凸部1298は、テストの際にプッシャ1281を押圧するようになっている。
トレイ搬入装置119及び搬送ベルト126によりソークチャンバ110からテストチャンバ120内にテストトレイTSTが運び込まれると、そのテストトレイTSTはテストヘッド5の上に搬送され、各プッシャ1281がICデバイスをソケット50に向かってそれぞれ押し付け、ICデバイスの入出力端子をソケット50のコンタクトピンに電気的に接触させることにより、ICデバイスのテストが実施される。
この試験結果は、例えば、テストトレイTSTに付された識別番号と、テストトレイTSTの内部で割り当てられたICデバイスの番号と、で決定されるアドレスに記憶される。
テストトレイTSTに保持されたICデバイスの試験が終了すると、テストトレイTSTはテストチャンバ120からアンソークチャンバ130へと搬送される。テストチャンバ120からアンソークチャンバ130への搬送は、搬送ベルト126及びトレイ搬出装置131により行われる。
具体的には、まず、試験済みのICデバイスを搭載したテストトレイTSTが搬送ベルト126によりテストチャンバ120からアンソークチャンバ130側へと押し出される。次に、テストトレイTSTは、アンソークチャンバ130のトレイ搬出装置131に受け渡される。そのトレイ搬出装置131が、テストトレイTSTをアンソークチャンバ130の所定の位置まで搬送する。
アンソークチャンバ130も、ソークチャンバ110と同様、図2に示すように、テストチャンバ120よりも上方に突出するように配置され、図3及び図7に示すように、トレイ搬出装置131、垂直搬送装置132、突出片138及びセンサ133が設けられている。
トレイ搬出装置131は、図9及び図10Aに示すように、当接部材131a、起立部131c、レール131g、搬送ローラ137、及びエアシリンダ139により構成されており、テストトレイTSTをX方向に搬送することが可能となっている。このトレイ搬出装置131は、ソークチャンバ110におけるトレイ搬入装置119と同一の構成であり、X方向においてトレイ搬入装置119とは反対向きに設けられている。ここではその詳細な説明は省略する。
また、垂直搬送装置132は、前述のソークチャンバ110における垂直搬送装置111と同じものであるため、ここではその詳細な説明は省略する。
また、突出片138は、2本の搬送ローラ137の間であり、アンソークチャンバ130内におけるテストトレイTSTの搬送経路の始点付近に設けられており、搬送されるテストトレイTSTや、移動する当接部材131aとは干渉せず、且つ、起立部131cとのみ接触可能な位置に配置されている。この突出片138は、ソークチャンバ110における突出片118と同一のものであるため、ここではその構成及び動作に関する詳細な説明は省略する。
また、トレイ搬出装置131のテストトレイTSTのX方向への搬送の終点近傍であり、テストトレイTSTの搬送をモニタリングできる位置には、センサ133が設けられている。このセンサ133には制御装置1287が接続されている。センサ133は、テストトレイTSTがテストチャンバ120からアンソークチャンバ130に搬送されたか否か、及び、後述する逆搬送の際には垂直搬送装置132からトレイ搬出装置131上にテストトレイTSTが戻されたか否かを検出するために用いられる。その検出結果は、センサ133から制御装置1287へと送信される。
このアンソークチャンバ130では、ソークチャンバ110で高温を印加した場合は、ICデバイスを送風により冷却して室温に戻す。これに対し、ソークチャンバ110で低温を印加した場合は、ICデバイスを温風やヒータ等で加熱して結露が生じない程度の温度まで戻した後に、当該除熱されたICデバイスをアンローダ部400に搬出する。
前述したように、搬送ベルト126によりテストチャンバ120からアンソークチャンバ130に向けてテストトレイTSTが搬送されると、トレイ搬出装置131の起立部131cが起立し、テストトレイTSTの裏面にある凹部720に係合する。そして、その状態でリニアガイド上をトレイ搬出装置131がX方向に移動することで、テストトレイTSTはアンソークチャンバ130の所定の位置まで、搬送ローラ137上をスライドしつつ移動される。
このように、テストトレイTSTが所定の位置まで移動すると、トレイ搬出装置131が停止する。そして、前述した垂直搬送装置111がテストトレイTSTを降下させるのと逆の要領で、垂直搬送装置132がテストトレイTSTを上昇させる。
ソークチャンバ110の上部には、装置基台101からテストトレイTSTを搬入するための入口が形成されている。同様に、アンソークチャンバ130の上部にも、装置基台101にテストトレイTSTを搬出するための出口が形成されている。そして、装置基台101には、これら入口や出口を通じてチャンバ部100からテストトレイTSTを出し入れするためのトレイ搬送装置102が設けられている。このトレイ搬送装置102は、例えば回転ローラ等で構成されている。
このトレイ搬送装置102によって、アンソークチャンバ130から搬出されたテストトレイTSTは、搭載している試験済みのICデバイスが後述するようにデバイス搬送装置410によりカスタマトレイKSTに積み替えられて空になった後、アンローダ部400及びローダ部300を介してソークチャンバ110へ返送されるようになっている。
<アンローダ部400>
本実施形態では、アンローダ部400にも、ローダ部300に設けられたデバイス搬送装置310と同一構造の搬送装置410が2台設けられており、このデバイス搬送装置410によって、アンローダ部400に運び出されたテストトレイTSTから試験済みのICデバイスが、試験結果に応じたカスタマトレイKSTに積み替えられる。
図2に示すように、アンローダ部400における装置基台101には、格納部200からアンローダ部400に運び込まれたカスタマトレイKSTが装置基台101の上面に望むように配置される一対の窓部470が二組形成されている。
また、図示は省略するが、それぞれの窓部470の下側には、カスタマトレイKSTを昇降させるための昇降テーブルが設けられており、ここでは試験済みのICデバイスが積み替えられた満載となったカスタマトレイKSTを載せて下降し、この満載トレイをトレイ移送アーム205に受け渡す。
次に、テストトレイTSTのジャミングが発生した際の戻し搬送及び再搬送によるジャミングの解消手順について、ソークチャンバ110からテストチャンバ120への搬送中にジャミングが発生した場合を例に、図7及び図11A〜11Eを用いて説明する。
図11A〜11Eは、本発明のトレイ搬入装置119による、テストトレイTSTの戻し搬送を示す概略断面図である。
図11Aに示すように、テストトレイTSTが搬送ローラ117上に降下する際、テストトレイTSTのICデバイスの搭載面とは反対側に形成された凹部720に、トレイ搬入装置119の起立部119cが挿入される。そして、図11Bに示すように、エアシリンダ114によりトレイ搬送装置119がX方向に移動する際に、当接部119bがテストトレイTSTの後端をテストチャンバ120側へと押し出す。
この搬送の際、図11Cに示すように、ソークチャンバ110内において、テストトレイTSTのジャミングが発生し、テストトレイTSTがテストチャンバ120へ搬送されなくなると、テストチャンバ120内に設けられたセンサ125はテストトレイTSTの搬送を確認できない。そのため、テストトレイTSTが到達したとの情報を制御装置1287に伝えることが出来ない。このように、センサ125からテストトレイTSTが到達したとの情報が来ない状態が、トレイ搬入装置119による通常の搬送開始から所定時間続いた場合に、制御装置1287は、ソークチャンバ110内にジャミングが発生したと認識する。
なお、ジャミングの発生の検出は、エアシリンダ114の伸長を検出するためのセンサが、当該伸長を所定時間検出しなかったことに基づいて検出するようにしてもよい。
テストトレイTSTのジャミングを認識すると、制御装置1287がトレイ搬入装置119に対して戻し搬送を行うように指令を出す。この際、テストトレイTSTの凹部720には起立部119が挿入されたままの状態である。また、必要がある場合は、制御装置1287は、搬送系9のうちチャンバ部100以外の箇所の駆動を、ジャミングが解消されるまで停止させる。
次に、戻し搬送を行うように指令を受けたトレイ搬入装置119は、エアシリンダ114を駆動させ、ジャミングした位置から、−X方向にテストトレイTSTを移動させる。この戻し搬送の際には、図11Dに示すように、テストトレイTSTと当接部119bの当接が解除され、代わりに凹部720に挿入されている起立部119cが凹部720の内壁に当接して押すことで、テストトレイTSTをスタート位置に戻す。
そして、図11Eに示すように、テストトレイTSTがスタート位置に戻ったら、センサ1191がそれを感知し、その情報を制御装置1287に伝える。制御装置1287は、センサ1191からテストトレイTSTがスタート位置に戻った旨の情報を受けると、トレイ搬入装置119に対し、テストトレイTSTを再搬送するように指示を出す。その指示を受け、トレイ搬入装置119が再びテストトレイTSTをソークチャンバ110からテストチャンバ120側へと搬送する。これにより、テストトレイTSTは、先ほどジャミングした箇所を通過し、テストチャンバ120に正常に搬送される。また、制御装置1287は、搬送系9のうち、先ほど停止させた、チャンバ部100以外の箇所の駆動を再開させる。
このように、ジャミングが発生した位置からテストトレイTSTを一旦戻し搬送し、再搬送を行うことで、ジャミングが解消される。そして、ジャミングの解消が自動で行われることから、手動による復旧作業が不要となり、タイムロスを削減することができる。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
例えば、上述した実施形態においては、ソークチャンバ110からテストチャンバ120にテストトレイTSTを搬送する際にジャミングが発生した場合の戻し搬送について説明したが、テストチャンバ120とアンソークチャンバ130の間にジャミングが発生した際には、アンソークチャンバ130で戻し搬送を行っても良い。
この場合、アンソークチャンバ130内でのテストトレイTSTの搬送開始から所定時間経過しても、テストトレイTSTが到達したとの情報がセンサ133から制御装置1287に送信されないときに、制御装置1287はアンソークチャンバ130内にジャミングが発生したと認識する。
この場合の戻し搬送には、アンソークチャンバ130のトレイ搬出装置131を用いる。すなわち、戻し搬送の際には、トレイ搬出装置131が制御装置1287から戻し搬送を行うように指示を受ける。そして、トレイ搬出装置131の当接部131bがトレイをX方向とは逆転した方向に押し出すようにしてもよい。この場合、テストトレイTSTの重心がテストチャンバ120側に移る際に、起立部131cが突出片138に当接することで当接部131cがテストトレイTSTに干渉しない位置に倒れ、テストトレイTSTの搬送がスムーズに行われる。
また、ジャミングの状況により、チャンバ部100内にある複数枚のテストトレイTSTに対して戻し搬送を行う必要がある場合は、上述したトレイ搬入装置119及びトレイ搬出装置131以外に、垂直搬送装置111、132、及びトレイ搬送装置102を用いて搬送系9全体で戻し搬送を行っても良い。この場合、垂直搬送装置111、132、及びトレイ搬送装置102は、通常の搬送とは逆の要領で、テストトレイTSTを戻し搬送する。
また、上述した実施例においては、テストトレイTSTの戻し搬送と再搬送を1回しか行わない場合について説明したが、1回ではジャミングが解消されない場合は、戻し搬送と再搬送を複数回繰り返してもよい。また、戻し搬送と再搬送を所定の回数繰り返してもまだジャミングが解消されない場合には、アラームが出るようにしてもよい。

Claims (8)

  1. 被試験電子部品をトレイに搭載した状態で前記被試験電子部品をテストヘッドのコンタクト部に電気的に接触させて前記被試験電子部品のテストを行うための電子部品試験装置であって、
    前記トレイを前記電子部品試験装置内で所定方向に循環搬送する搬送系と、
    試験前の前記被試験電子部品に所定の熱ストレスを与えるソーク部と、
    熱ストレスが与えられた前記被試験電子部品の試験を行うテスト部と、
    を備え、
    前記搬送系は、
    前記ソーク部内に設けられ、前記トレイを前記テスト部に搬入する搬入手段と、
    前記テスト部内に設けられ、前記トレイを搬送する搬送手段と、を有し、
    前記搬入手段は、前記トレイを逆転方向に搬送することが可能であり、
    前記搬入手段は、
    前記トレイに当接して前記トレイを前記所定方向に搬送する第1の当接部と、
    前記トレイを前記逆転方向に搬送する際、前記トレイに当接して前記トレイを前記逆転
    方向に搬送する第2の当接部と、
    を有する電子部品試験装置。
  2. 前記電子部品試験装置は、
    前記搬入手段による前記ソーク部から前記テスト部への前記トレイの搬送の異常を検出する検出手段と、
    前記搬入手段の動作制御を行う制御手段と、
    をさらに備え、
    前記制御手段は、前記検出手段が前記トレイの搬送の異常を検出した場合に、前記搬入手段が前記逆転方向に前記トレイを搬送させるように、前記搬入手段を制御する請求項1記載の電子部品試験装置。
  3. 前記搬入手段が前記逆転方向に前記トレイを搬送した場合に、前記トレイが所定位置に戻ったか否かを認識する認識手段をさらに備える請求項2記載の電子部品試験装置。
  4. 前記制御手段は、前記認識手段が前記所定位置に前記トレイが戻ったと認識した場合に、前記搬入手段が前記トレイを前記所定方向に搬送するように、前記搬入手段を制御する請求項3記載の電子部品試験装置。
  5. 被試験電子部品をトレイに搭載した状態で前記被試験電子部品をテストヘッドのコンタクト部に電気的に接触させて前記被試験電子部品のテストを行うための電子部品試験装置であって、
    前記トレイを前記電子部品試験装置内で所定方向に循環搬送する搬送系と、
    試験前の前記被試験電子部品に所定の熱ストレスを与えるソーク部と、
    前記ソーク部において熱ストレスが与えられた前記被試験電子部品の試験を行うテスト部と、
    試験済みの前記被試験電子部品に与えられた前記所定の熱ストレスを除くアンソーク部と、
    を備え、
    前記搬送系は、
    前記テスト部内に設けられ、前記トレイを搬送する搬送手段と、
    前記アンソーク部内に設けられ、前記トレイを前記テスト部から搬出する搬出手段と、
    を有し、
    前記搬出手段は、前記トレイを逆転方向に搬送することが可能であり、
    前記搬出手段は、
    前記トレイに当接して前記トレイを前記所定方向に搬送する第1の当接部と、
    前記トレイを前記逆転方向に搬送する際、前記トレイに当接して前記トレイを前記逆転方向に搬送する第2の当接部と、
    を有する電子部品試験装置。
  6. 前記電子部品試験装置は、
    前記搬出手段による前記テスト部から前記アンソーク部への前記トレイの搬送の異常を検出する検出手段と、
    前記搬出手段の動作制御を行う制御手段と、
    をさらに備え、
    前記制御手段は、前記検出手段が前記トレイの搬送の異常を検出した場合に、前記搬出手段が前記逆転方向に前記トレイを搬送させるように、前記搬出手段を制御する請求項5記載の電子部品試験装置。
  7. 前記搬出手段が前記逆転方向に前記トレイを搬送した場合に、前記トレイが所定位置に戻ったか否かを認識する認識手段をさらに備える請求項6記載の電子部品試験装置。
  8. 前記制御手段は、前記認識手段が前記所定位置に前記トレイが戻ったと認識した場合に、前記搬出手段が前記トレイを前記所定方向に搬送するように、前記搬出手段を制御する請求項7記載の電子部品試験装置。
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