JP4995906B2 - 建設機械 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば油圧ショベル、油圧クレーン等の建設機械に関し、特に、エンジンに吸込まれる空気を清浄化するためのエアクリーナを備えた建設機械に関する。
一般に、油圧ショベル等の建設機械は、下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体の前側に俯仰動可能に設けられた作業装置とにより構成され、この作業装置を俯仰動させることにより土砂の掘削作業等を行う。
また、上部旋回体は、前側に作業装置が取付けられた旋回フレームと、該旋回フレームの左前側に搭載されオペレータが搭乗するキャブと、作業装置との重量バランスをとるために前記旋回フレームの後部に設けられたカウンタウイトと、該カウンタウイトの前側に位置して前記旋回フレーム上に搭載されたエンジンと、該エンジンの左,右方向の一方側に設けられたラジエータ、オイルクーラ等からなる熱交換器と、前記エンジンの吸気側に接続された吸気配管と、該吸気配管の上流端に接続して設けられフィルタエレメントにより空気中に含まれる塵埃を分離するエアクリーナとにより大略構成されている。
一方、油圧ショベルには、狭い作業現場でも周囲に干渉することなく旋回動作できるように、上部旋回体を小型に形成したものがあり、一般的に、小旋回型の油圧ショベルと呼ばれている。この小旋回型の油圧ショベルは、上部旋回体が下部走行体の車幅にほぼ収まるような円形状に形成されている。このために、上部旋回体には、各機器類を搭載するのに十分なスペースを確保できず、各機器類は狭い場所に窮屈に収められることになる。
ここで、上述した機器類の1つであるエアクリーナは、ボディ内に収容したフィルタエレメントを定期的に清掃または交換する必要がある。しかし、小旋回型の油圧ショベルは、エアクリーナの周囲に、フィルタエレメントを取付け、取外しするためのスペースを確保することができない。
そこで、従来技術の小旋回型の油圧ショベルは、エアクリーナを縦置きに配置し、フィルタエレメントを上,下方向に脱着する構成としている。そこで、フィルタエレメントの脱着方向に位置する旋回フレームの底板には、フィルタエレメントを通すフィルタ交換穴を設ける構成としている。また、フィルタエレメントの脱着作業をするとき以外には、旋回フレームの底板に複数本のボルトを用いてカバーを取付け、該カバーによりフィルタ交換穴を覆っている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−221789号公報
ところで、上述した特許文献1の発明では、エアクリーナのフィルタエレメントを上,下方向に脱着する場合、底板にカバーを取付けている複数本のボルトを緩めたり、締付けたりしなくてはならず、多大な労力と時間を費やしてしまい、作業性が悪いという問題がある。
また、エアクリーナのボディからフィルタエレメントを引き抜く場合、フィルタエレメントを旋回フレームの底板に設けた狭いフィルタ交換穴を通過させなくてはならないから、取扱いが難しく、誤ってフィルタエレメントを落とす虞がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、エアクリーナを窮屈な場所に設置した場合でも、簡単な作業でフィルタエレメントを脱着するためのスペースを形成でき、メンテナンス作業等に関する作業性を向上できるようにした建設機械を提供することにある。
発明による建設機械は、下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体の前側に設けられた作業装置とを備え、該上部旋回体は、支持構造体をなす旋回フレームと、前記作業装置との重量バランスをとるため前記旋回フレームの後部に設けられ左,右両側が前側に向けて湾曲した円弧状に形成され、左,右方向の中央に位置し、高さ寸法が高い中央ウエイト部と、該中央ウエイト部から左,右方向に延びつつ、前側に湾曲した高さ寸法の低い左,右の側方ウエイト部とからなるカウンタウイトと、該カウンタウイトの前側に位置して前記旋回フレーム上に左,右方向に延びて搭載されたエンジンと、該エンジンの左,右方向の一方側に設けられ流体を冷却する熱交換器と、外装カバーの一部を構成し前記カウンタウエイトの左,右の一方側で前記中央ウエイト部の端面と前記側方ウエイト部との段差によって形成されるドア取付部に取付けられ、前記側方ウエイト部に沿うように湾曲した円弧面状をなして前記熱交換器の側方に開閉可能に設けられた側面ドアと、前記カウンタウエイトと側面ドアと熱交換器とに囲まれたほぼ三角形状のエアクリーナ室と、一端が該エアクリーナ室に位置し他端が前記エンジンの吸気側に接続された吸気配管と、前記エアクリーナ室に位置して前記吸気配管の一端側に設けられフィルタエレメントにより空気中に含まれる塵埃を分離するエアクリーナとにより構成してる。
そして、上述した課題を解決するために、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記吸気配管の途中部位は、前記熱交換器の前側位置を上側から乗り越えて、前記熱交換器を挟んで後向きに屈曲し、前記吸気配管の一端を前記エアクリーナに接続し、前記エアクリーナは、前記熱交換器の上側に位置し、前記フィルタエレメントを抜き差しするときの開口部が前記側面ドアに対面するように横置き状態で配置する構成としたことにある。
このように構成したことにより、例えばエアクリーナのメンテナンス作業を行う場合には、該エアクリーナの開口部が対面した側面ドアを開く。この側面ドアは、例えば開閉用の把手を操作してロックを解除するだけで大きく開くことができるから、エアクリーナ室を大きく解放することができる。これにより、側面ドアを開いた状態では、周囲の機器類に邪魔されることなく、エアクリーナの開口部からフィルタエレメントを真直ぐ手前に引き抜くことができ、該フィルタエレメントを取出すことができる。また、メンテナンスしたフィルタエレメントや新たなフィルタエレメントは、開口部から奥部に向けて差し入れるだけで挿着することができる。
この結果、小型の建設機械でエアクリーナを窮屈な場所に設置しなくてはならない場合でも、側面ドアを開くという簡単な作業で、フィルタエレメントを脱着するための大きなスペースを形成できる。これにより、フィルタエレメントを外部に向けて引き出したり、押し入れたりするだけで容易に脱着できるから、メンテナンス作業時の作業性を向上することができる。
また、エアクリーナからエンジンに空気を供給する吸気配管の途中部位は、熱交換器の前側位置を上側から乗り越えるようにしているから、例えば防塵ネット、ラジエータの清掃、冷却水の点検、補充等の作業に邪魔にならない位置に吸気配管の途中部位を配置でき、これらの作業を短時間で正確に行うことができる。
さらに、横置き状態で配置されたエアクリーナは、その開口部を側面ドアと対面させることができるから、この側面ドアを開いたときには、上部旋回体の周囲の広いスペースを使用し、フィルタエレメントを横方向に抜き差しするだけで、該フィルタエレメントを脱着することができる。
請求項2の発明によると、前記エアクリーナは、水平線に対して、少なくとも平行に近い状態で延びる横置き状態に配置している。
これにより、水平線に対して、少なくとも平行に近い状態で延びる横置き状態のエアクリーナは、フィルタエレメントを水平方向に抜き差しすることができ、該フィルタエレメントを簡単に脱着することができる。
請求項3の発明によると、前記エアクリーナは、筒状容器として形成され前側が前記開口部となったボディと、該ボディ内に前記開口部を介して抜き差し可能に収容される前記フィルタエレメントとにより構成している。
これにより、筒状容器として形成されたボディの前側の開口部を、側面ドアに対面するように配置することにより、側面ドアを開いたときには、ボディ内に開口部を介してフィルタエレメントを抜き差しすることができる。
請求項4の発明によると、前記エアクリーナのボディには、前記ボディと前記側面ドアの間の空間に箱形状の吸気口を設ける構成としている。
これにより、エアクリーナのボディに外気を吸込むための箱形状の吸気口を、ボディと側面ドアの間の僅かな空間を利用して設けることができる。
請求項5の発明によると、前記旋回フレームのその前側には、左,右方向の一方側に位置してキャブを設け、前記熱交換器は該キャブの後側に配置し、前記エアクリーナ室は前記キャブ、カウンタウエイト、側面ドアおよび熱交換器に囲まれたほぼ三角形状をなす空間としている。
これにより、キャブ、カウンタウエイト、側面ドアおよび熱交換器に囲まれたほぼ三角形状の空間をエアクリーナ室として利用することができ、この三角形状のエアクリーナ室内にエアクリーナを配設することができる。
請求項6の発明によると、前記熱交換器は、前記カウンタウエイトとキャブとの間に配置し、前記吸気配管の途中部位は、前記キャブの後面に沿うと共に前記熱交換器の前側を上側から乗り越えて配置する構成としている。
これにより、熱交換器は、カウンタウエイトとキャブとの間に効率よく配設することができる。また、吸気配管の途中部位は、キャブの後面に沿うと共に熱交換器の前側を上側から乗り越えるように配置することができ、熱交換器の清掃作業、点検作業、補充作業等を短時間で正確に行うことができる。
請求項7の発明によると、前記側面ドアは、前記キャブの後側と前記中央ウエイト部との間に位置して左,右方向の一方側に位置する前記側方ウエイト部の上側に配置し、前記エアクリーナは前記キャブの後側に位置して前記エアクリーナ室に設ける構成としたことにある。
これにより、高さ寸法が高い中央ウエイト部の両側に高さ寸法の低い左,右の側方ウエイト部を設けることができるから、各側方ウエイト部によってカウンタウエイトの重量を増大することができる。この結果、例えば小旋回型の建設機械のように、カウンタウエイトを設けるためのスペースが小さい場合でも、限られたスペースで十分な重量を確保することができる。また、中央ウエイト部と一方側の側方ウエイト部とによって形成される段差を利用して側面ドアを設けることができる。
本発明の実施の形態による油圧ショベルを示す正面図である。 図1の油圧ショベルを外装カバーを取外した状態で示す拡大平面図である。 図2中の上部旋回体を左側面ドアを開いた状態で示す拡大平面図である。 左側面ドアを開いてエアクリーナを外部に開放した状態を後側からみた要部拡大図である。 図4を左側面ドアを取外した状態で示す拡大正面図である。 左側面ドアを開いてエアクリーナのフィルタエレメントを取外した状態を示す図4と同様位置の要部拡大図である。 エアクリーナの内部を図3中の矢示VII−VII方向からみた拡大横断面図である。 本発明の第1の変形例による上部旋回体を示す平面図である。 本発明の第2の変形例によるエアクリーナを図5と同様位置からみた拡大正面である。
以下、本発明の実施の形態に係る建設機械の代表例として、後方超小旋回型の油圧ショベルを例に挙げ、図1ないし図7に従って詳細に説明する。
図1において、1は建設機械としての油圧ショベルを示している。この油圧ショベル1は、後述する上部旋回体4が旋回動作したときにその後側が下部走行体2の車幅内にほぼ収まるように構成された例えば後方超小旋回型の油圧ショベルと呼ばれる機体である。また、油圧ショベル1は、自走可能なクローラ式の下部走行体2と、該下部走行体2上に旋回輪3を介して旋回可能に搭載された上部旋回体4と、該上部旋回体4の前側に俯仰動可能に設けられ、土砂の掘削作業等を行う作業装置5とにより大略構成されている。
また、上部旋回体4は、図2、図3に示す如く、後述の旋回フレーム6、キャブ7、カウンタウエイト8、エンジン9、熱交換器12、側面ドア17,18、吸気配管23、エアクリーナ24等によって大略構成されている。ここで、図2に示すように、旋回中心Oを中心にして旋回動作したときに、上部旋回体4が下部走行体2の車幅からはみ出さない範囲を旋回半径Rとする。これにより、上部旋回体4の後側(後述のカウンタウエイト8)も旋回半径R内にほぼ収まる。従って、上部旋回体4は、旋回中心から後部までの距離が短く、カウンタウエイト8の左側方ウエイト部8Bの前部とキャブ7の後面との間は近接する構造となっている。
6は上部旋回体4の支持構造体をなす旋回フレームで、該旋回フレーム6は、前,後方向に延びる底板6Aと、該底板6A上に立設され、左,右方向に所定の間隔をもって前,後方向に延びた左,右の縦板6B,6Bと、該各縦板6Bの左,右方向に間隔をもって配置され、前,後方向に延びた左,右のサイドフレーム6C,6Cとにより大略構成されている。また、左,右の縦板6B,6Bの長さ方向中間部には、作業装置5を構成するブームのフート部を取付けるためのブーム取付ブラケット6D,6Dが設けられている。
7は旋回フレーム6に搭載されたキャブで、該キャブ7は、オペレータが搭乗するものである。この場合、キャブ7は、旋回フレーム6の左前側、即ち作業装置5を取付けるブーム取付ブラケット6Dを挟んで左,右方向の左前側に配置されている。また、キャブ7の内部には、オペレータが着座する運転席、各種操作レバー、スイッチ(いずれも図示せず)等が配設されている。
ここで、キャブ7の後側には、カウンタウエイト8が近接して配置されているから、後述のオイルクーラ13、吸気配管23の途中部位23A等を配置するスペースを確保するのが難しい。そこで、キャブ7の後面は、図5に示すように、その下側部分を湾曲させて前側(室内側)に窪んだ凹面部7Aとなっている。これにより、凹面部7Aによって、オイルクーラ13、吸気配管23の途中部位23A等を配置するためのスペースを確保することができる。
8は旋回フレーム6の後部に設けられたカウンタウエイトである。このカウンタウエイト8は、作業装置5との重量バランスをとるもので、重量物として形成されている。ここで、カウンタウエイト8は、旋回動作したときに下部走行体2の車幅内にほぼ収めるために、左,右両側を前側に向けて湾曲させた円弧状に形成した上で、旋回半径R内に収まるように配置されている。これにより、カウンタウエイト8は、その左端部がキャブ7の後部に近接した位置に配置され、右端部が後述の燃料タンク20の後部に近接した位置に配置されている。
また、円弧状のカウンタウエイト8は、左,右方向の中央に位置し高さ寸法の高い中央ウエイト部8Aと、該中央ウエイト部8Aから左,右方向に延びつつ前側に湾曲した高さ寸法の低い左,右の側方ウエイト部8B,8Cとにより形成されている。これにより、カウンタウエイト8の左側には、中央ウエイト部8Aの端面と左側方ウエイト部8Bとの段差によって左ドア取付部8Dが形成されている。一方、カウンタウエイト8の右側には、中央ウエイト部8Aの端面と右側方ウエイト部8Cとの段差によって右ドア取付部8Eが形成されている。
そして、このように形成されたカウンタウエイト8は、中央ウエイト部8Aの両側に設けた左,右の側方ウエイト部8B,8Cによって重量を増大することができるから、カウンタウエイト8を設けるためのスペースが小さい場合でも、限られたスペースで十分な重量を確保することができる。
9はカウンタウエイト8の前側に位置して旋回フレーム6上に搭載されたエンジンを示している。このエンジン9は、左,右方向に延在するように横置き状態で配置され、防振マウント(図示せず)を介して旋回フレーム6の後部側に取付けられている。また、エンジン9の右側には油圧ポンプ10が取付けられ、左側には後述の熱交換器12が配設されている。さらに、エンジン9には、例えば後側に位置してターボチャージャ等の過給機9Aが取付けられ、該過給機9Aは、エンジン9の吸気側と排気側の両方の接続部を有している。そして、過給機9Aの吸気側の接続部には、後述のエアクリーナ24に延びる吸気配管23が接続され、排気側の接続部には、排気管11が接続されている。
12はキャブ7とカウンタウエイト8との間に位置してエンジン9の左側に配設された熱交換器で、該熱交換器12は、オイルクーラ13、ラジエータ14、インタクーラ15等により構成されている。また、熱交換器12を構成するオイルクーラ13、ラジエータ14、インタクーラ15は、冷却風の流れ方向に対して重なるように配置されている。オイルクーラ13は、キャブ7の後面側で、かつラジエータ14の前側に位置して配置され、後述の作動油タンク21、制御弁22等に接続されている。また、ラジエータ14は、エンジン9側(冷却風の下流側)で後側寄りに配置され、エンジン9のウォータジャケット(図示せず)に接続されている。さらに、インタクーラ15は、ラジエータ14の左側(冷却風の上流側)に重なるように対面して配置され、エンジン9の過給機9A等に接続されている。
また、オイルクーラ13の前側部分は、キャブ7の凹面部7A内に入り込んでいる。これにより、キャブ7の後面とカウンタウエイト8との間の限られたスペースに、オイルクーラ13とラジエータ14とを並べて配設することができる。
ここで、例えば熱交換器12の冷却風の上流側には、冷却風に混入した塵埃(ダスト)等を捕らえる2枚の防塵ネット12A,12B(図3、図5中に図示)が前,後方向に並べて取付けられている。後述する吸気配管23の途中部位23Aは、オイルクーラ13の前側位置に配置したことにより、後側の防塵ネット12Bは、上側に引上げるだけで吸気配管23を避けて容易に取外すことができ、また容易に取付けることもできる。一方、前側の防塵ネット12Aは、後側にずらした後に上側に引上げることにより容易に取外すことができる。また、逆の作業で容易に取付けることもできる。
16はキャブ7とカウンタウエイト8との間に位置して旋回フレーム6に設けられた外装カバーを示している。この外装カバー16は、エンジン9、熱交換器12、後述のエアクリーナ24等を覆うものである。また、外装カバー16は、後述する左,右の側面ドア17,18、エンジンカバー(図示せず)を含んで構成されている。
17は外装カバー16の一部を構成する開閉可能な左側面ドアで、該左側面ドア17は、キャブ7の後側とカウンタウエイト8の左ドア取付部8Dとの間に位置して左側方ウエイト部8Bの上側に配置されている。また、左側面ドア17は、カウンタウエイト8の左側方ウエイト部8Bに沿うように湾曲した円弧面状をなし、前部を支点として後側を水平方向に開閉動作するものである。そして、左側面ドア17は、図3、図4に示すように開扉した状態では、カウンタウエイト8の左ドア取付部8D等を大きく開くことができるから、後述するエアクリーナ24のメンテナンス作業等を容易に行うことができる。
また、左側面ドア17には、熱交換器12に冷却風を取入れるための多数本のスリット17Aが設けられている。さらに、左側面ドア17の先端側には、開閉するときに操作してロックを解除するための把手17Bが設けられている。
一方、18は外装カバー16の一部を構成する開閉可能な右側面ドアで、該右側面ドア18は、カウンタウエイト8の右側方ウエイト部8Cの上側に位置して燃料タンク20と右ドア取付部8Eとの間に設けられている。そして、この右側面ドア18は、前述した左側面ドア17とほぼ同様に、カウンタウエイト8の右側方ウエイト部8Cに沿う円弧面状をなしている。
19は上部旋回体4の左後側に設けられたエアクリーナ室である。このエアクリーナ室19は、キャブ7の後面(凹面部7A)、カウンタウエイト8の左側方ウエイト部8B、左側面ドア17、熱交換器12によって取囲まれたほぼ三角形状の空間として画成されている。また、エアクリーナ室19の左側面は左側面ドア17によって覆われ、上部は外装カバー16を構成するエンジンカバー(図示せず)によって覆われている。ここで、三角形状のエアクリーナ室19は、カウンタウエイト8を円弧状に形成し、このカウンタウエイト8を配置したことで形成されるもので、超小旋回型の油圧ショベル1に特有のスペースである。
20は油圧ポンプ10の前側に位置して旋回フレーム6の右側に搭載された燃料タンク、21は該燃料タンク20の左隣に配設された作動油タンクをそれぞれ示している。また、22は各タンク20,21の前側に設けられた制御弁を示している。
23はエンジン9に向けて空気が流通する吸気配管を示している。この吸気配管23は、上流側となる一端がエアクリーナ室19に位置して後述のエアクリーナ24に接続されている。一方、吸気配管23の他端はエンジン9の過給機9Aの吸気側に接続されている。ここで、吸気配管23の途中部位23Aは、熱交換器12を挟んで後向きにU字状に屈曲している。従って、吸気配管23の途中部位23Aは、キャブ7の後面に沿うと共に、該キャブ7の凹面部7Aに一部分が入り込むようにオイルクーラ13の前側位置を上側から乗り越えている。これにより、吸気配管23の途中部位23Aは、防塵ネット12Aの清掃作業、ラジエータ14への冷却水の補充作業等の邪魔にならない位置に配置することができる。
次に、24はエアクリーナ室19内に位置して横置き状態で配置されたエアクリーナで、該エアクリーナ24は、吸気配管23の一端側に設けられている。そして、このエアクリーナ24は、空気中に含まれる塵埃を分離して清浄な空気をエンジン9に供給するものである。また、エアクリーナ24は、吸気配管23の先端に接続された状態で、旋回フレーム6側のフレーム構造体に固定されている。
そして、エアクリーナ24は、図6に示す如く、筒状容器として形成された前側が開口部25Aとなった有底円筒状のボディ25と、該ボディ25の開口部25Aから抜き差し可能に収容され、塵埃を捕集する円筒状のフィルタエレメント26と、前記ボディ25内にフィルタエレメント26を密閉状態で固定する取付ねじ27と、前記ボディ25の吸込側を形成する箱形状の吸気口28とにより大略構成されている。
また、ボディ25の外周面には、図3、図7に示すように、横向きに開口した流入側接続口25Bが設けられている。この流入側接続口25Bは、ボディ25の内部で旋回流を形成するために、該ボディ25の接線方向に開口している。また、ボディ25の奥部の中央には、図3に示すように、吸気配管23が接続される流出側接続口25Cが設けられている。さらに、ボディ25の外周面には、図4に示すように、下向きに開口した塵埃排出口25Dが設けられ、この排出口25Dは、旋回流で分離した塵埃を外部に排出することができる。
一方、フィルタエレメント26を取付けるための取付ねじ27は、ボディ25内の中心線に沿って延びた棒ねじ27Aと、該棒ねじ27Aの先端に螺着する蝶ナット27Bとにより構成されている。さらに、吸気口28は、ボディ25の側方で、かつキャブ7の後面(凹面部7A)と左側面ドア17との間の小さな空間に配置され、該ボディ25の流入側接続口25Bに接続されている。この吸気口28は、箱形状に形成され、ボディ25内に供給する外気を下側の外部開口28Aから取入れるようになっている。
ここで、エアクリーナ24のボディ25は、フィルタエレメント26を抜き差しして脱着するときの開口部25Aが左側面ドア17に対面するように、エアクリーナ室19内に横置き状態で固定されている。詳しくは、エアクリーナ24は、図5、図6に示す如く、熱交換器12の上側に位置し、水平線に対し僅かに下向き傾斜した横置き状態で固定されている。なお、このエアクリーナ24は、後述するように水平線に対してほぼ平行に延びる横置き状態で配置されればよいものである。
これにより、ボディ25の開口部25Aは、左側面ドア17を開いたときに外部に開放された状態になるから、上部旋回体4の周囲の広いスペースを作業スペースとし、エアクリーナ24の点検作業、清掃作業、フィルタエレメント26の脱着作業等を行うことができる。また、ボディ25内で分離した塵埃は、前側の排出口25Dに向けて移動させることができる。
本実施の形態による油圧ショベル1は上述の如き構成を有するもので、次に、その動作について説明する。
まず、オペレータは、キャブ7に搭乗して走行用の操作レバーを操作することにより、下部走行体2を駆動して油圧ショベル1を前進または後退させることができる。また、作業用の操作レバー(いずれも図示せず)を操作することにより、作業装置5を俯仰動させて土砂の掘削作業等を行うことができる。
次に、エアクリーナ24の清掃作業を行う場合について説明する。この場合には、左側面ドア17の把手17Bを回動操作して該左側面ドア17を開く(図4参照)。この状態で、取付ねじ27の蝶ナット27Bを緩めることにより、図6に示すように、フィルタエレメント26は、横方向の外側に向いたボディ25の開口部25Aから真直ぐ手前に引き抜いて取外すことができる。この結果、フィルタエレメント26は、取付ねじ27を取外すだけの作業で、清掃することができる。また、フィルタエレメント26は、ボディ25の開口部25Aから奥部に向けて差し入れるだけで挿着することができる。
以上のように本実施の形態によれば、エアクリーナ24のボディ25は、フィルタエレメント26を抜き差しするときの開口部25Aの向きを、該エアクリーナ24を覆った左側面ドア17に対面するように配置している。従って、エアクリーナ24のメンテナンス作業を行う場合には、エアクリーナ24に対面した左側面ドア17を開くだけで、エアクリーナ24の周囲に大きな作業スペースを確保することができる。
これにより、左側面ドア17を開いた状態では、周囲の機器類に邪魔されることがないから、フィルタエレメント26をボディ25の開口部25Aから真直ぐ手前に引き抜くことにより、該フィルタエレメント26を短時間で容易に取外すことができる。また、メンテナンスが終了したフィルタエレメント26や新たなフィルタエレメント26は、開口部25Aからボディ25の奥部に向けて差し入れるだけで、簡単に挿着することができる。
この結果、後方超小旋回機である油圧ショベル1のように、エアクリーナ24を窮屈な場所に設置しなくてはならない場合でも、把手17Bを引いてロックを解除し左側面ドア17を開くという簡単な作業で、フィルタエレメント26を脱着するための大きなスペースを形成できる。これにより、フィルタエレメント26は、外部に向けて引き出したり、押し入れたりするだけで容易に脱着できるから、メンテナンス作業時の作業性を向上でき、また、フィルタエレメント26の落下事故等を未然に防いで信頼性等を向上することができる。
また、エアクリーナ24は、そのボディ25を水平線に対してほぼ水平となった横置き状態で配置し、ボディ25の開口部25Aを、左側面ドア17に対面するように構成している。従って、この左側面ドア17を開いたときには、上部旋回体4の周囲の広いスペースを利用し、フィルタエレメント26を横方向に向けて真直ぐに引き出すことができる。また、フィルタエレメント26を横方向に向けて真直ぐに押し入れることができる。
また、エンジン9からエアクリーナ24に延びた吸気配管23は、その途中部位23Aをオイルクーラ13の前側位置を上側から乗り越えるように構成しているから、熱交換器12の防塵ネット12Aの清掃、ラジエータ14の清掃、冷却水の点検、補充等の作業に邪魔にならない位置に吸気配管23の途中部位23Aを配置することができる。これにより、これらの作業を容易に行うことができる。
一方、エアクリーナ24には、ボディ25に外気を吸込むための箱形状の吸気口28を有し、この吸気口28をボディ25と左側面ドア17との間の空間を利用して配置しているから、冷却風の流れの妨げにならないように配置することができる。
また、ラジエータ14をカウンタウエイト8側とし、オイルクーラ13をキャブ7の後面側に並べて配置し、吸気配管23の途中部位23Aはキャブ7の後面に沿うと共にオイルクーラ13の前側位置を上側から乗り越えて配置する構成としている。これにより、オイルクーラ13とラジエータ14とをカウンタウエイト8とキャブ7との間の限られた空間に効率よく配設することができる。
さらに、カウンタウエイト8は、高さ寸法が高い中央ウエイト部8Aと、該中央ウエイト部8Aから左,右方向に延びつつ前側に湾曲し高さ寸法の低い左,右の側方ウエイト部8B,8Cとにより構成し、左,右の側面ドア17,18は、左,右の側方ウエイト部8B,8Cの上側に配置する構成とした。
これにより、各側方ウエイト部8B,8Cによってカウンタウエイト8の重量を効果的に増大することができる。この結果、後方超小旋回型の油圧ショベル1のように、カウンタウエイト8を設けるためのスペースが小さい場合でも、限られたスペースで十分な重量を確保することができる。また、中央ウエイト部8Aと左側方ウエイト部8Bとによって形成される段差を利用して左側面ドア17を設けることができる。同様に、中央ウエイト部8Aと右側方ウエイト部8Cとによって形成される段差を利用して右側面ドア18を設けることができる。
なお、実施の形態では、左側面ドア17に対面するようにエアクリーナ24を配設した場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば、図8に示す第1の変形例による上部旋回体31のように、エンジン9′、油圧ポンプ10′、排気管11′、熱交換器12′のオイルクーラ13′、ラジエータ14′、インタクーラ15′、吸気配管23′およびエアクリーナ24′を左,右で反転し、該エアクリーナ24′の開口部を右側面ドア18に対面するように配設してもよい。
また、実施の形態では、熱交換器を構成するオイルクーラ13とラジエータ14は、オイルクーラ13を前側に、ラジエータ14を後側に配置した場合を例示している。しかし、本発明はこれに限ることなく、前側がラジエータ14、後側がオイルクーラ13となるように、これらを前,後方向で逆に配置する構成としてもよい。
また、実施の形態では、エアクリーナ24は、ボディ25の開口部25A側が僅かに低くなるように、水平線に対し僅かに傾斜するように配置した場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば、図9に示す第2の変形例のように、エアクリーナ24′を、水平線と平行となる横置きに配置してもよく、また、図9中に二点鎖線で示すように、エアクリーナ24″を、水平線に対してボディ25の前側が僅かに高くなるような横置きに配置してもよい。要は、本発明によるエアクリーナは、水平線に対して、平行に近い状態または平行に延びる横置きに配置されていればよい。
さらに、実施の形態では、建設機械としてクローラ式の下部走行体2を備えた油圧ショベル1を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えばホイール式の下部走行体を備えた油圧ショベルに適用してもよい。さらに、油圧ショベル以外にも、例えば油圧クレーン、アースドリル等、カウンタウエイトを備えた他の旋回式建設機械にも広く適用することができる。
1 油圧ショベル(建設機械)
2 下部走行体
4,31 上部旋回体
5 作業装置
6 旋回フレーム
7 キャブ
8 カウンタウエイト
8A 中央ウエイト部
8B 左側方ウエイト部
8C 右側方ウエイト部
9,9′ エンジン
12,12′ 熱交換器
13,13′ オイルクーラ
14,14′ ラジエータ
15,15′ インタクーラ
16 外装カバー
17 左側面ドア
18 右側面ドア
19 エアクリーナ室
20 燃料タンク
21 作動油タンク
23,23′ 吸気配管
23A 途中部位
24,24′,24″ エアクリーナ
25 ボディ
25A 開口部
26 フィルタエレメント
27 取付ねじ
28 吸気口
O 旋回中心
R 旋回半径

Claims (7)

  1. 下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体の前側に設けられた作業装置とを備え、
    該上部旋回体は、支持構造体をなす旋回フレームと、
    前記作業装置との重量バランスをとるため前記旋回フレームの後部に設けられ左,右両側が前側に向けて湾曲した円弧状に形成され、左,右方向の中央に位置し、高さ寸法が高い中央ウエイト部と、該中央ウエイト部から左,右方向に延びつつ、前側に湾曲した高さ寸法の低い左,右の側方ウエイト部とからなるカウンタウイトと
    該カウンタウイトの前側に位置して前記旋回フレーム上に左,右方向に延びて搭載されたエンジンと
    該エンジンの左,右方向の一方側に設けられ流体を冷却する熱交換器と
    外装カバーの一部を構成し前記カウンタウエイトの左,右の一方側で前記中央ウエイト部の端面と前記側方ウエイト部との段差によって形成されるドア取付部に取付けられ、前記側方ウエイト部に沿うように湾曲した円弧面状をなして前記熱交換器の側方に開閉可能に設けられた側面ドアと
    前記カウンタウエイトと側面ドアと熱交換器とに囲まれたほぼ三角形状のエアクリーナ室と
    一端が該エアクリーナ室に位置し他端が前記エンジンの吸気側に接続された吸気配管と
    前記エアクリーナ室に位置して前記吸気配管の一端側に設けられフィルタエレメントにより空気中に含まれる塵埃を分離するエアクリーナとにより構成された建設機械において、
    前記吸気配管の途中部位は、前記熱交換器の前側位置を上側から乗り越えて、前記熱交換器を挟んで後向きに屈曲し、前記吸気配管の一端を前記エアクリーナに接続し、
    前記エアクリーナは、前記熱交換器の上側に位置し、前記フィルタエレメントを抜き差しするときの開口部が前記側面ドアに対面するように横置き状態で配置する構成としたことを特徴とする建設機械。
  2. 前記エアクリーナは、水平線に対して、少なくとも平行に近い状態で延びる横置き状態に配置してなる請求項1に記載の建設機械。
  3. 前記エアクリーナは、筒状容器として形成され前側が前記開口部となったボディと、該ボディ内に前記開口部を介して抜き差し可能に収容される前記フィルタエレメントとにより構成してなる請求項1に記載の建設機械。
  4. 前記エアクリーナのボディには、前記ボディと前記側面ドアの間の空間に箱形状の吸気口を設ける構成としてなる請求項に記載の建設機械。
  5. 前記旋回フレームのその前側には、左,右方向の一方側に位置してキャブを設け、前記熱交換器は該キャブの後側に配置し、前記エアクリーナ室は前記キャブ、カウンタウエイト、側面ドアおよび熱交換器に囲まれたほぼ三角形状をなす空間である請求項1に記載の建設機械。
  6. 前記熱交換器は、前記カウンタウエイトとキャブとの間に配置し、前記吸気配管の途中部位は、前記キャブの後面に沿うと共に前記熱交換器の前側を上側から乗り越えて配置する構成としてなる請求項に記載の建設機械。
  7. 記側面ドアは、前記キャブの後側と前記中央ウエイト部との間に位置して左,右方向の一方側に位置する前記側方ウエイト部の上側に配置し、前記エアクリーナは前記キャブの後側に位置して前記エアクリーナ室に設ける構成としてなる請求項に記載の建設機械。
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