JP5867485B2 - 建設機械 - Google Patents

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JP5867485B2
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    • F02M35/04Air cleaners specially arranged with respect to engine, to intake system or specially adapted to vehicle; Mounting thereon ; Combinations with other devices
    • F02M35/048Arranging or mounting on or with respect to engines or vehicle bodies

Description

本発明は上部旋回体における設備レイアウトを改良したショベル等の建設機械に関するものである。
ショベルを例にとって背景技術を説明する。
ショベルは、図9,10に示すようにクローラ式の下部走行体1上に上部旋回体2が、地面に対して鉛直となる軸のまわりに旋回自在に搭載され、この上部旋回体2の前部にブーム3、アーム4、バケット5、及びこれらを作動させる油圧シリンダ(ブーム、アーム、バケット各シリンダ)6,7,8を備えた作業用のアタッチメント9が装着されて構成される。
上部旋回体2は、基台としてのアッパーフレーム10に各種機器、設備が設けられて構成される。
すなわち、アッパーフレーム後部に、ボンネット11によって上面が開閉されるエンジンルーム12が設けられ、このエンジンルーム12に、動力源としてのエンジン13と、その関連機器(ラジエータ14、冷却ファン15、油圧ポンプ16等)が設置される。
一方、エンジンルーム12よりも前方において、左右一側(通常は左側。以下、この場合で説明する)にキャビン17が設置される。
この明細書において、「前後」「左右」は、キャビン17内に着座したオペレータから見た方向性をいう。
また、アッパーフレーム10におけるキャビン17と反対側(右側)において、エンジンルーム12の前方に、作動油を貯留する作動油タンク18と、燃料を貯留する燃料タンク19が前後に並設される。図中、19aは燃料タンク19の給油口である。
さらに、エンジン13をはじめとするエンジンルーム内機器等のメンテナンスを行うための中央足場20が、エンジンルーム12の直前方においてアッパーフレーム幅方向の中間部に設けられるとともに、燃料タンク19の前方に、メンテナンス要員を中央足場20に導くための階段状の昇降ステップ21が設けられている。
こうして、昇降ステップ21及び燃料タンク19の上面を経て中央足場20に至るメンテナンス用の通路が形成される。なお、図10において、この通路及び中央足場20を他と区別するために太線囲いで示している。
一方、エンジン吸気を濾過するためのエアクリーナ22がたとえばアッパーフレーム左側においてエンジンルーム12とキャビン17の間に設置される。
図10中、23はエアクリーナ22とエンジン13(空気吸い込み口)とを接続する吸気配管である。
ショベルにおいて、上記のように作動油、燃料両タンク18,19をアッパーフレーム10の右側前部において前後に並設した技術は特許文献1に、左右に並設した技術は特許文献2にそれぞれ示されている。
また、燃料タンク19をキャビン17の後方(キャビン17とエンジンルーム12の間)に設置した技術も公知である(特許文献3参照)。
一方、中央足場20と、この中央足場20に連なる昇降ステップ21を設けた技術は特許文献1,2に、エアクリーナ22をキャビン17の後方に設置した技術は特許文献4にそれぞれ示されている。
さらに、両タンク18,19の一方をキャビン後方に設置するとともに、エアクリーナ17をそのタンクの右側でエンジンルーム前方に設置した技術は特許文献5に示されている。
特開2010−150835号公報 特許第5106711号公報 特開平8−302734号公報 実開昭63−48965号公報 特開2000−104280号公報
ショベルにおいては、元々、スペースの制限が厳しいなかで、さらなる追加設備(たとえば排ガス還元浄化用の還元剤を貯留する液体還元剤タンクや、機械のハイブリッド化に伴う大型バッテリ)の設置が要求されている。
ここで、上記特許文献1〜5を含めた公知技術においては、作動油、燃料両タンク18,19を含めた、エンジンルーム12外に設置すべき全設備を、アッパーフレーム上面という同一平面に並べるという思想に基づいてレイアウトしているため、追加設備によって既存設備のための平面スペースが侵食され、様々な弊害が生じる。
たとえば、アッパーフレーム右側前部の設備スペースにおいて、図示のように前後に並設していた両タンク18,19を、特許文献2に示されているように左右に並設して追加設備のためのスペースを作り出すと、中央足場20の幅寸法が縮小し、メンテナンスの作業性が悪くなる。
あるいは、アッパーフレーム左側のキャビン後方において、特許文献4に示されているように元々エアクリーナ22が設置されていたスペースに、特許文献3,5に示されているように燃料タンク19を設置し、エアクリーナ22を同タンク右側でエンジンルーム前方に移設する(特許文献5参照)と、その上に中央足場20を設けた場合にエアクリーナ22のメンテナンスが面倒となり、あるいは中央足場20を設けることができなくなったり、同足場20の前後寸法を縮小せざるを得なくなったりする。
そこで本発明は、アッパーフレームの既存スペースを有効利用して、弊害を招くことなく設備の追加に対応することができる建設機械を提供するものである。
上記課題を解決する手段として、本発明は、下部走行体と、上記下部走行体のに旋回自在に搭載され、かつ、基台となるアッパーフレームを有する上部旋回体と、上記アッパーフレームの後部に設けられ、動力源としてのエンジンとその関連機器収容するエンジンルーム上記アッパーフレームの左右一側の前部に設けられるキャビンと、上記アッパーフレームに搭載される設備であって、燃料を貯留する燃料タンク及び作動油を貯留する作動油タンクを含む複数のタンクと、上記エンジンの吸気を濾過するエアクリーナと、を含むものと、上記アッパーフレームにおける上記エンジンルームの前方であってアッパーフレーム幅方向の中間部に設けられる、メンテナンス作業用の中央足場と、上記アッパーフレームにおける上記キャビンと反対側に設けられ、メンテナンス要員を上記中央足場に導く階段状の昇降ステップと、を備える建設機械を提供する。この建設機械において、上記作動油タンクは、上記複数のタンクの一つである第1タンクであって上記アッパーフレームにおける上記左右片側で上記キャビンと反対側に配置されるタンクである。上記燃料タンクは、上記第1タンクと左右反対側であって上記キャビンとエンジンルームの間に設置される第2タンクであり、当該燃料タンクは給油口を有して当該給油口が当該燃料タンクの上面の前部に配置される。上記エアクリーナは、上記第2タンクである上記燃料タンクの上に重ねて設置され、かつ、上記給油口の上に重ならない状態で上記燃料タンク上面の後部に設置されている。
この構成によれば、大型設備である二つのタンクを左右に振り分けて設置すること、及びエアクリーナを第2タンク上に重ねて配置(立体配置)することにより、他の設備(液体還元剤タンクやハイブリッド機用のバッテリ)の設置スペースを得ながら、アッパーフレーム幅方向中間部のスペース、つまり中央足場の幅寸法を確保してエンジンルーム内機器等に対する良好なメンテナンス性を担保することができる。
また、エアクリーナをタンクの上に重ねて配置するため、エアクリーナのメンテナンス性も確保することができる。
さらに、エアクリーナを燃料タンク上面の後部、すなわちエンジンルーム側に配置することにより、エアクリーナとエンジンを結ぶ吸気配管の長さを短縮できること、及び給油口が配索の邪魔にならないことにより、配管が容易となる。
また、給油口近くに吸気配管が位置しないため燃料タンクへの給油が楽になる。
記エアクリーナ、フィルタ出し入れ口を有し、このフィルタ出し入れ口が上記アッパーフレーム幅方向の内側を向く状態で上記第2タンク上に重ねて設置されるのが望ましい。
こうすれば、エアクリーナの主たるメンテナンス対象となるフィルタの出し入れを内側、つまり中央足場から簡単、安全に行うことができる。
あるいは、上記エアクリーナ、排気口を有し、この排気口がアッパーフレーム幅方向の内側を向く状態で上記第2タンク上に重ねて配置されてもよい。
こうすれば、エアクリーナの排気口、つまり吸気配管の接続口がエンジンの吸気口側を向くため、吸気配管を迂回部分無しでストレートにエンジンに接続することができる。このため、配管の容易化、コストダウン、吸気抵抗の最小化が可能となる。
また本発明は、下部走行体と、上記下部走行体の上に旋回自在に搭載され、かつ、基台となるアッパーフレームを有する上部旋回体と、上記アッパーフレームの後部に設けられ、動力源としてのエンジンとその関連機器を収容するエンジンルームと上記アッパーフレームの左右一側の前部に設けられるキャビンと、上記アッパーフレームに搭載される設備であって、燃料を貯留する燃料タンク及び作動油を貯留する作動油タンクを含む複数のタンクと、上記エンジンの吸気を濾過するエアクリーナと、を含むものと、上記アッパーフレームにおける上記エンジンルームの前方であってアッパーフレーム幅方向の中間部に設けられる、メンテナンス作業用の中央足場と、上記アッパーフレームにおける上記キャビンと反対側に設けられ、メンテナンス要員を上記中央足場に導く階段状の昇降ステップと、を備え、上記複数のタンクの一つである第1タンクが上記アッパーフレームにおける上記左右片側に、別のタンクである第2タンクが左右反対側であって上記キャビンとエンジンルームの間にそれぞれ設置され、上記エアクリーナが上記第2タンクの上に重ねて設置された建設機械を提供する。この建設機械では、上記第2タンク、前部及び後部の一方が他方よりも低い断面L字形に形成され、上記エアクリーナ上記第2タンクの低位面上に重ねて設置される。
こうすれば、第2タンクとエアクリーナを合わせた全高寸法を抑えてキャビン内からの後方視界を確保することができる。
さらに、上記第2タンク、上面の後部が前部よりも低い断面L字形に形成され、上記エアクリーナがフィルタ出し入れ口及び排気口を有し上記フィルタ出し入れ口がアッパーフレーム幅方向の外側を向き、上記排気口が内側を向く状態で上記第2タンク上面のうち低位面である後部上に重ねて設置されるのが望ましい。
この構成によれば、フィルタ出し入れ口が低位置で外側を向くため、とくに、元々全高が比較的低い建設機械において、わざわざ中央足場に昇るまでもなくフィルタを地上から出し入れすることができる。
また、排気口の位置も低くなってエンジンの吸気口の高さレベルに近づくため、段差のないタンク上面(高位置)に配置する場合のように吸気配管を途中で曲げてエンジンの吸気口レベルまで大きく下げる必要がなくなる。このため、さらなる配管の容易化、配管長の短縮化、吸気抵抗の低減化が可能となる。
本発明によると、アッパーフレームの既存スペースを有効利用して、弊害を招くことなく設備の追加に対応することができる。
本発明の第1実施形態に係るショベルの上部旋回体の斜視図である。 同、平面図である。 図1中に破線で囲ったエアクリーナ設置部分の拡大図である。 同部分の拡大正面図である。 エアクリーナと取付用ブラケットの側面図である。 同、斜視図である。 本発明の第2実施形態を示す図1相当図である。 同実施形態におけるエアクリーナ設置部分の側面図である。 従来のショベルの概略側面図である。 同、平面図である。
実施形態はショベルを適用対象としている。
図1〜図6に示す第1実施形態、及び図7,8に示す第2実施形態において、次の点は図9,10に示す従来技術と同じである。
(A) 図示しない下部走行体上に上部旋回体24が地面に対して鉛直となる軸のまわりに旋回自在に搭載される点。
(B) 上部旋回体24は、基台としてのアッパーフレーム25上に各種機器、設備が設けられて構成される点。
(C) アッパーフレーム25の後部に、ボンネット26によって開閉されるエンジンルーム27が設けられ、このエンジンルーム27に動力源としてのエンジン28と、その関連機器(ラジエータ29、冷却ファン30、油圧ポンプ31等)が設置される点。
(D) エンジンルーム27よりも前方の左側にキャビン32が設置される点。
(E) アッパーフレーム10におけるキャビン32と反対側(右側)において、エンジンルーム27の前方に、作動油を貯留する作動油タンク(特許請求の範囲でいう「第1タンク」)33が設置される点。
(F) エンジン28をはじめとするエンジンルーム内機器等のメンテナンスを行うための中央足場34が、エンジンルーム27の直前方においてアッパーフレーム幅方向の中間部に設けられる点。
(G) 作動油タンク33の前方に、メンテナンス要員を中央足場34に導くための階段状の昇降ステップ35が設けられる点 (図2において中央足場34及び昇降ステップ35を太線囲いで示す)。
第1、第2両実施形態においては、燃料を貯留する燃料タンク(特許請求の範囲でいう「第2タンク」)36が、アッパーフレーム25におけるキャビン32の後方(キャビン32とエンジンルーム27の間)に設置され、この燃料タンク36上に、エンジン吸気を濾過するエアクリーナ37が配置されている。
いいかえれば、図9,10に示す従来技術においてアッパーフレーム右側に並設されていた作動油、燃料両タンク33,36が、実施形態ではアッパーフレーム25上で左右に振り分けて配置されるとともに、エアクリーナ37が燃料タンク36上に重ねて配置(立体配置)されている。
これにより、作動油タンク33の前方、すなわち、昇降ステップ35の下方に空きスペースが創出され、ここに、追加される他の設備(たとえば液体還元剤タンク、もしくはハイブリッド機用のバッテリ、またはその双方)を設置できるように構成されている。
エアクリーナ37は、図3〜図6に詳しく示すように、図示しないフィルタが内装された円筒状の本体38と、この本体38の外周面に上向きに突設された吸気口39と、本体38の一端側に設けられた排気口40と、この排気口40と反対側の端部に開口形成されたフィルタ出し入れ口(図6参照)41とを有し、吸気口39に吸気筒42、フィルタ出し入れ口41に着脱自在なエンドカバー43がそれぞれ取付けられて成っている。
図3〜図6において、44はエンドカバー43の下面に下向きに設けられたバキュエータ(塵落とし)、45は排気口40とエンジン28(空気吸い込み口)とを結ぶ吸気配管である。また、図4中、46はエアクリーナ37を覆う外カバーである。
このエアクリーナ37は、予めブラケット47に所謂サブ・アッセンブリとして一体に組み付けられ、ブラケット47が燃料タンク36の上面にたとえばボルト止めによって取付けられる。
ここで、このエアクリーナ37の設置状態が、図1〜図6に示す第1実施形態と、図7,8に示す第2実施形態とで異なっている。
第1実施形態
燃料タンク36の上面が全面フラットに形成されるとともに、同タンク26の上面前部に給油口36aが設けられ(図2参照)、エアクリーナ37が、この給油口36aの上に重ならない(給油の邪魔にならない)ように、給油口36aから後方(エンジンルーム27側)にずれた位置、つまり燃料タンク上面後部において、次の条件下で設置されている。
(I) フィルタ出し入れ口41(エンドカバー43)がアッパーフレーム幅方向の内側、すなわち中央足場34側を向く(排気口40が外側を向く)こと。
(II) バキュエータ44から吐出された塵が燃料タンク36の上面に落下して堆積しないように、バキュエータ44が燃料タンク36の内側端よりも内側に位置すること。
この第1実施形態において、吸気配管45は、外側を向いた排気口40との接続部分から内向きにUターン状に折り返されて図2中のエンジン28に接続される。
第2実施形態
燃料タンク36が断面L字形、すなわち、タンク上面後部が上面前部よりも低い断面L字形に形成されるとともに、高位面である上面前部に給油口36aが設けられ、エアクリーナ37が、低位面である上面後部に次の条件下で設置されている。なお、各部の符号のうち、図7,8に示されていないものの符号は、第1実施形態の図3〜6中に示されたものの符号を引用している。
(i´) フィルタ出し入れ口41(エンドカバー43)がアッパーフレーム幅方向の外側を向く(排気口40が内側を向く)こと。
(ii´) バキュエータ44から吐出された塵が燃料タンク36上面に落下して堆積しないように、バキュエータ44が燃料タンク36の外側端よりも外側に位置すること。
この第2実施形態において、吸気配管45は、内側を向いた排気口40からストレートに(迂回部分無しで)エンジン28に接続される。
この第1及び第2両実施形態の構成によると、次の効果を得ることができる。
共通の効果
(1) 大型設備である作動油、燃料両タンク33,36をアッパーフレーム25上で左右に振り分けて設置すること、及びエアクリーナ37を燃料タンク36上に重ねて配置することにより、他の設備(液体還元剤タンクやハイブリッド機用のバッテリ)の設置スペースを創出しながら、アッパーフレーム幅方向中間部のスペース、つまり中央足場34の幅寸法を確保してエンジンルーム内機器等に対する良好なメンテナンス性を担保することができる。
(2) 燃料タンク36とエアクリーナ37を上下立体配置するため、エアクリーナ37のメンテナンス性も確保することができる。
第1実施形態固有の効果
(イ) エアクリーナ37を燃料タンク上面の後部、すなわちエンジンルーム27側に配置しているため、前部に配置した場合と比較してエアクリーナ37とエンジン28を結ぶ吸気配管45の長さを短縮できること、及び給油口36aが配管の邪魔にならないことにより、吸気配管45の配管作業が容易となるとともに同配管45での吸気抵抗を低減することができる。
(ロ) 給油口36a近くに吸気配管45が位置しないため燃料タンク36への給油が楽になる。
(ハ) エアクリーナ37を、フィルタ出し入れ口41がアッパーフレーム幅方向の内側を向く状態で燃料タンク36上に設置しているため、エアクリーナ37の主たるメンテナンス対象となるフィルタの出し入れを内側、つまり中央足場34から簡単、安全に行うことができる。
第2実施形態固有の効果
(a) エアクリーナ37を、排気口40がアッパーフレーム幅方向の内側を向く状態で燃料タンク36上に設置しているため、吸気配管45を迂回部分無しでストレートにエンジン28に接続することができる。このため、配管の容易化、コストダウン、吸気抵抗の最小化が可能となる。
(b) 燃料タンク36を断面L字形に形成し、エアクリーナ37を同タンク36の低位面上に設置しているため、燃料タンク36とエアクリーナ37を合わせた全高寸法を抑えてキャビン32内からの後方視界を確保することができる。
(c) 燃料タンク36を、上面の後部が前部よりも低い断面L字形に形成し、エアクリーナ37を、フィルタ出し入れ口41がアッパーフレーム幅方向の外側を向く状態で低位面である後部上に設置しているため、すなわち、フィルタ出し入れ口41が低位置で外側を向くため、とくに、元々全高が比較的低い建設機械において、わざわざ中央足場34に昇るまでもなくフィルタを地上から出し入れすることができる。
また、排気口40の位置も低くなってエンジン28の空気吸い込み口の高さレベルに近づくため、段差のないタンク上面(高位置)に配置する場合のように吸気配管45を途中で曲げて空気吸い込み口のレベルまで大きく下げる必要がなくなる。このため、さらなる配管の容易化、配管長の短縮化、吸気抵抗の低減化が可能となる。
他の実施形態
第2実施形態のバリエーション(第3実施形態)として、燃料タンク36を、上面前部が低位面となる断面L字形に形成し、上面後部に給油口36aを設けるとともに、上面前部にエアクリーナ37を設置してもよい。
また、第2、第3両実施形態において、フィルタの出し入れを中央足場34から行い得るように、エアクリーナ37を、フィルタ出し入れ口41がアッパーフレーム幅方向の内側を向く状態で設置してもよい。
一方、上記各実施形態では、燃料タンク36を第2タンクとしてアッパーフレーム左側に設置し、その上にエアクリーナ37を設置する構成をとったが、作動油タンク33を第2タンクとして左側に設置し、その上にエアクリーナ37を設置してもよい。
さらに、本発明はショベルに限らず、ショベルを転用して構成される各種建設機械にも上記同様に適用することができる。
24 上部旋回体
25 アッパーフレーム
27 エンジンルーム
28 エンジン
32 キャビン
33 作動油タンク
34 中央足場
35 昇降ステップ
36 燃料タンク
36a 給油口
37 エアクリーナ
38 エアクリーナ本体
39 吸気口
40 排気口
41 フィルタ出し入れ口
45 吸気配管

Claims (5)

  1. 下部走行体と、
    上記下部走行体のに旋回自在に搭載され、かつ、基台となるアッパーフレームを有する上部旋回体と、
    上記アッパーフレームの後部に設けられ、動力源としてのエンジンとその関連機器収容するエンジンルーム
    上記アッパーフレームの左右一側の前部に設けられるキャビンと、
    上記アッパーフレームに搭載される設備であって、燃料を貯留する燃料タンク及び作動油を貯留する作動油タンクを含む複数のタンクと、上記エンジンの吸気を濾過するエアクリーナと、を含むものと、
    記アッパーフレームにおける上記エンジンルームの前方であってアッパーフレーム幅方向の中間部に設けられる、メンテナンス作業用の中央足場と、
    記アッパーフレームにおける上記キャビンと反対側に設けられ、メンテナンス要員を上記中央足場に導く階段状の昇降ステップと、を備え
    上記作動油タンクは、上記複数のタンクの一つである第1タンクであって上記アッパーフレームにおける上記左右片側で上記キャビンと反対側に配置されるタンクであり
    上記燃料タンクは、上記第1タンクと左右反対側であって上記キャビンとエンジンルームの間に設置される第2タンクであり、当該燃料タンクは給油口を有して当該給油口が当該燃料タンクの上面の前部に配置され、
    上記エアクリーナは、上記第2タンクである上記燃料タンクの上に重ねて設置され、かつ、上記給油口の上に重ならない状態で上記燃料タンク上面の後部に設置されていることを特徴とする建設機械
  2. 上記エアクリーナ、フィルタ出し入れ口を有し、このフィルタ出し入れ口が上記アッパーフレーム幅方向の内側を向く状態で上記第2タンク上に重ねて設置されていることを特徴とする請求項記載の建設機械。
  3. 上記エアクリーナ、排気口を有し、この排気口上記アッパーフレーム幅方向の内側を向く状態で上記第2タンク上に重ねて配置されていることを特徴とする請求項記載の建設機械。
  4. 下部走行体と、
    上記下部走行体の上に旋回自在に搭載され、かつ、基台となるアッパーフレームを有する上部旋回体と、
    上記アッパーフレームの後部に設けられ、動力源としてのエンジンとその関連機器を収容するエンジンルームと
    上記アッパーフレームの左右一側の前部に設けられるキャビンと、
    上記アッパーフレームに搭載される設備であって、燃料を貯留する燃料タンク及び作動油を貯留する作動油タンクを含む複数のタンクと、上記エンジンの吸気を濾過するエアクリーナと、を含むものと、
    上記アッパーフレームにおける上記エンジンルームの前方であってアッパーフレーム幅方向の中間部に設けられる、メンテナンス作業用の中央足場と、
    上記アッパーフレームにおける上記キャビンと反対側に設けられ、メンテナンス要員を上記中央足場に導く階段状の昇降ステップと、を備え
    上記複数のタンクの一つである第1タンクが上記アッパーフレームにおける上記左右片側に、別のタンクである第2タンクが左右反対側であって上記キャビンとエンジンルームの間にそれぞれ設置され、
    上記エアクリーナが上記第2タンクの上に重ねて設置され、
    上記第2タンク、前部及び後部の一方が他方よりも低い断面L字形に形成され、上記エアクリーナ上記第2タンクの低位面上に重ねて設置されていることを特徴とする建設機械。
  5. 上記第2タンク、上面の後部が前部よりも低い断面L字形に形成され、上記エアクリーナ、フィルタ出し入れ口及び排気口を有し、上記フィルタ出し入れ口上記アッパーフレーム幅方向の外側を向き、上記排気口が内側を向く状態で上記第2タンク上面のうち低位面である後部上に重ねて設置されていることを特徴とする請求項記載の建設機械。
JP2013239422A 2013-11-20 2013-11-20 建設機械 Active JP5867485B2 (ja)

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