JP2016217006A - ショベル - Google Patents

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Abstract

【課題】エアクリーナの下にある機器に対するアクセス性を高めるダスト排出構造を備えたショベルを提供する。
【解決手段】ショベルは、下部走行体と、下部走行体に旋回可能に搭載される上部旋回体と、上部旋回体に搭載されるエアクリーナ9と、エアクリーナ9から排出されるダストを通すダスト排出構造21と、上部旋回体のハウスフレーム2cに開閉可能に取り付けられる開閉カバー2d2と、を備え、ダスト排出構造21の少なくとも一部は開閉カバー2d2に取り付けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、エアクリーナに取り付けられたバキュエータバルブを有するショベルに関する。
エアクリーナに取り付けられたバキュエータバルブを有するショベルが知られている(特許文献1参照)。具体的には、エアクリーナのケーシングにはダスト排出口が形成され、そのダスト排出口にはチューブ部材の一端が装着されている。そして、バキュエータバルブは、そのチューブ部材の他端に取り付けられている。この構成により、バキュエータバルブのフレームに対する取り付け位置を自由に設定できるようにし、電子部品などの機器類にダストが降りかからないような位置にバキュエータバルブを配置できるとしている。
特開2005−171770号公報
しかしながら、特許文献1のエアクリーナのダスト排出口にはチューブ部材が取り付けられるため、エアクリーナの下にある機器類にアクセスする際にそのチューブ部材が邪魔になる。
上述に鑑み、エアクリーナの下にある機器に対するアクセス性を高めるダスト排出構造を備えたショベルを提供することが望ましい。
本発明の実施形態に係るショベルは、下部走行体と、前記下部走行体に旋回可能に搭載される上部旋回体と、前記上部旋回体に搭載されるエアクリーナと、前記エアクリーナから排出されるダストを通す構造と、前記上部旋回体のフレームに開閉可能に取り付けられる開閉カバーと、を備え、前記構造の少なくとも一部は前記開閉カバーに取り付けられる。
上述の手段により、エアクリーナの下にある機器に対するアクセス性を高めるダスト排出構造を備えたショベルを提供することができる。
ショベルの左側面図である。 上部旋回体のハウス内部の構成例の概略図である。 上部旋回体の左側面の図である。 ダスト排出構造の構成例の概略図である。 上部旋回体のハウス内部の別の構成例の概略図である。 ダスト排出構造の別の構成例の概略図である。 上部旋回体の右側面の図である。
添付の図面を参照しながら、本発明の限定的でない例示の実施形態について説明する。なお、添付の全図面の中の記載で、同一又は対応する部材又は部品には、同一又は対応する参照符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面は、特に指定しない限り、部材もしくは部品間の相対比を示すことを目的としない。従って、具体的な寸法は、以下の限定的でない実施形態に照らし、当業者により決定することができる。
また、以下で説明する実施形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施形態に記述される全ての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
図1は、本発明の実施形態に係るショベル(掘削機)の左側面図を示す。本実施形態では、ショベルの一例として油圧ショベルを例に挙げて説明する。
ショベルは主に下部走行体1、上部旋回体2、及びアタッチメント3で構成される。下部走行体1の上部には上部旋回体2が旋回可能に搭載され、上部旋回体2の前側にアタッチメント3が取り付けられる。アタッチメント3はブーム4、アーム5、及びバケット6で構成される掘削アタッチメントを含む。
また、本明細書において、上部旋回体2の前側とは、上部旋回体2の中央から見てブーム4が取付けられている側の部分である。また、左側とは上部旋回体2において操作者が前方(X1方向)を向いたときに左に位置する側である。また、右側とは上部旋回体2において操作者が前方(X1方向)を向いたときに右に位置する側である。
下部走行体1は主に左右一対のクローラで構成され、ショベルを前進或いは後退させるように構成される。
上部旋回体2は主にキャブ2a、旋回フレーム2b、ハウスフレーム2c、及びハウスカバー2dで構成される。キャブ2aは上部旋回体2の前方左側に設置されている。旋回フレーム2bは上部旋回体2の底部を構成し、キャブ2aを支持する。ハウスフレーム2cは旋回フレーム2bの上でキャブ2aの後方に配置されるハウスの骨組みを構成する。ハウスカバー2dはそのハウスの上面及び側面の外殻を構成する。
また、上部旋回体2の前方中央部にはブーム4が俯仰可能に枢着され、このブーム4の先端部にはアーム5が上下回動可能に連結されている。更に、アーム5の先端部には、バケット6が上下回動可能に取り付けられている。
図2は、上部旋回体2のハウス内部を概略的に示す平面図である。図2はハウスカバー2dを取り除いた状態を示している。
図2に示すように、上部旋回体2のハウス内部はエンジン室7A及びエアクリーナ室7Bに区画され、エンジン室7A内にはディーゼルエンジン8(以下、単にエンジン8ともいう。)、冷却ファン12、熱交換部13、ターボチャージャ14、排気ガス処理装置15、バッテリ16等が設置されている。具体的には、エンジン8の左側(Y1側)に冷却ファン12が設置され、エンジン8の前側(X1側)にターボチャージャ14が設置され、エンジン8の右側(Y2側)に排気ガス処理装置15が設置されている。また、冷却ファン12の左側(Y1側)にラジエータ13A、オイルクーラ13B、インタークーラ13C、燃料クーラ13D、エアコンコンデンサ13E等を含む熱交換部13が設置されている。
エアクリーナ室7B内にはエアクリーナ9、作動油タンク18等が設置されている。また、エアクリーナ室7Bの前側(X1側)にはキャブ2a及び燃料タンク19が設置され、燃料タンク19の前側(X1側)には工具等を収納可能な収納スペース17が設置されている。また、キャブ2aはブーム4の左側(Y1側)に設置され、燃料タンク19及び収納スペース17はブーム4の右側(Y2側)に設置されている。
エアクリーナ9は外周部に形成された空気導入部9aを通じて空気を取り込む。内部に取り込まれた空気は円筒フィルタ9bの周りでらせん流を形成しながら左側(Y1側)に進む。この過程において空気中のダスト(粉塵等)には遠心力が働くため空気とダストは分離される。具体的には、らせん流中のダストはエアクリーナ9の内壁に押し付けられてその内壁に沿って進みバキュエータバルブ(後述)内に集められる。バキュエータバルブ内に集められたダストは、その重量が所定重量に達してバキュエータバルブが開くと、下方に排出される。一方、らせん流中の空気は円筒フィルタ9bの左側(Y1側)の端部まで達したところで円筒フィルタ9b内に進入する。そして、円筒フィルタ9b内に進入した空気は、空気排出部9cを介して排出され、ターボチャージャ14の遠心式圧縮機に供給される。
また、ハウスカバー2dは左側面に開閉カバー2d1、2d2を有する。図2の斜線ハッチングで示す図形は閉じた状態の開閉カバー2d1、2d2を表し、一点鎖線で示す図形は開いた状態の開閉カバー2d1、2d2を表す。
以上のような構成において、エアクリーナ9を通じて取り込まれた空気は、ターボチャージャ14のコンプレッサで圧縮され且つインタークーラ13Cで冷却されてエンジン8の燃焼室に至る。また、エンジン8から排出される排気ガスは、ターボチャージャ14のタービンを回転させ且つ排気ガス処理装置15で浄化された後で排気口15Aから大気中に放出される。排気ガス処理装置15は、選択触媒還元システム、ディーゼル微粒子捕集フィルタ等を含む。
エアクリーナ9のケーシングに形成されたダスト排出口にはバキュエータバルブ(後述)が取り付けられている。そのため、バキュエータバルブから排出されるダスト(粉塵等)を上部旋回体2の外部に排出するダスト排出構造が存在しない場合、そのダストはエアクリーナ室7Bの床面に堆積してしまう。そして、冷却ファン12によって吸い寄せられてラジエータ13Aを目詰まりさせてしまうおそれがある。
ダスト排出構造が存在する場合には、そのダストはエアクリーナ室7Bの床面に堆積することなく上部旋回体2の外部に排出される。しかし、ダスト排出構造は、エアクリーナ9の下にある機器類に対するアクセス性を損ない、それら機器類をメンテナンスする際に邪魔になるおそれがある。
そこで、本実施形態では、以下で詳細に説明するように、エアクリーナ9の下にある機器類に対するアクセス性を損なうことがないように構成されたダスト排出構造を提供する。
図3及び図4はダスト排出構造21の詳細を説明する図である。図3(A)は開閉カバー2d1、2d2を開いた状態の上部旋回体2の左側面図であり、図3(B)は開閉カバー2d2を開いた状態の上部旋回体2を左斜め上後方から見た斜視図である。また、図4は、図3の二点鎖線を含むYZ平面に平行な鉛直面を前方(X1側)から見た図である。なお、図4では開閉カバー2d2は閉じられた状態にある。
ダスト排出構造21は、漏斗部21a、第1延長部21b、及び第2延長部21cを含む。
漏斗部21aは、バキュエータバルブ20から排出されるダストを受ける部材であり、ハウスフレーム2cに取り付けられる。また、漏斗部21aは、バキュエータバルブ20を内部に受け入れて取り囲むように配置される。なお、漏斗部21aはエアクリーナ9に取り付けられてもよい。
第1延長部21bは、漏斗部21aから排出されるダストを受ける部材であり、開閉カバー2d2に取り付けられる。
第2延長部21cは、第1延長部21bから排出されるダストを受ける部材であり、旋回フレーム2bに取り付けられる。第2延長部21cは、例えば、旋回フレーム2bを貫通するように設置され、第1延長部21bから受けたダストを上部旋回体2の外部(下方)に排出する。但し、第2延長部21cの下には第2延長部21cから排出されるダストを受ける受け皿が取り外し可能に設置されていてもよい。
開閉カバー2d2が開かれると第1延長部21bは開閉カバー2d2と共に漏斗部21a及び第2延長部21cのそれぞれから遠ざかるように動く。そのため、漏斗部21aと第2延長部21cの間における第1延長部21bが占有していた空間がメンテナンス作業等のために空けられる。その結果、作業者は、第1延長部21bを取り外すといった特別な作業を行うことなく、開閉カバー2d2を開くだけでエアクリーナ9の下にある機器類に容易にアクセスできるようになる。
また、図4に示すように、第1延長部21bは、漏斗部21aから排出されるダストを受けるダスト受け部21b1と、開閉カバー2d2の内面に沿って鉛直方向に延びる導管部21b2とを含む。
ダスト受け部21b1は、開閉カバー2d2に取り付けられた導管部21b2の上端から右斜め上に延び、その内表面の傾斜が、ダストの堆積によるつまりを防止する角度(例えば45度)以上となるように形成される。また、ダスト受け部21b1は、漏斗部21aとの間に隙間G1が形成されるように配置される。この隙間G1により、第1延長部21bは、開閉カバー2d2の開閉の際の漏斗部21aとの干渉を防止できる。但し、ダスト受け部21b1は、その上部開口内に漏斗部21aの下部開口を受け入れるように、すなわち隙間G1が形成されないように配置されてもよい。また、漏斗部21a及びダスト受け部21b1の少なくとも一方は、開閉カバー2d2を開閉する際の一時的な干渉(接触)を許容できるように可撓性の材料で形成されてもよい。
また、隙間G1の位置は、開閉カバー2d2の上端とハウスフレーム2cとの間に形成される隙間G2の位置から鉛直方向にずれるように配置される。この配置は、漏斗部21aから排出されるダストを第1延長部21bが受ける際に、開閉カバー2d2の外側空間と内側空間とを繋ぐ隙間G2を通って外側空間から内側空間に入り込む空気がそのダストを巻き込んでしまうのを防止できる。
導管部21b2は、開閉カバー2d2の内面に沿って鉛直方向に延びる。この配置は、開閉カバー2d2の内側にあるエアクリーナ室7Bで導管部21b2が占有する空間を小さくできる。
また、導管部21b2は、第2延長部21cとの間に隙間G3が形成されるように配置される。この隙間G3により、第1延長部21bは、開閉カバー2d2の開閉の際の第2延長部21cとの干渉を防止できる。
また、図4に示すように、第2延長部21cは、旋回フレーム2bの上端から上方に突出する遮蔽部21c1と、旋回フレーム2bを貫通するように鉛直方向に延びる導管部21c2とを含む。
遮蔽部21c1は、開閉カバー2d2の下端と旋回フレーム2bとの間に形成される隙間G4を通り、さらに隙間G3を通って内側空間に流入しようとする空気を遮るように配置される。この配置は、第1延長部21bから排出されるダストを第2延長部21cが受ける際に、隙間G4を通って開閉カバー2d2の外側空間から内側空間に入り込む空気がそのダストを巻き込んでしまうのを防止できる。
また、遮蔽部21c1の内表面は、開閉カバー2d2を閉じた状態で第1延長部21bの矩形断面の導管部21b2の右側(Y2側)、前側(X1側)、及び後側(X2側)の3面と向き合うように形成されている。そのため、開閉カバー2d2の開閉の際に第1延長部21bと干渉することもない。また、旋回フレーム2bの上端から上方に僅かに突出するだけであるため、エアクリーナ9の下にある機器類に対するアクセス性を損なうこともなく、それら機器類をメンテナンスする際に邪魔になることもない。なお、導管部21b2は円形断面、楕円形断面等の他の断面形状を有していてもよい。この場合、遮蔽部21c1の内表面は導管部21b2の断面形状に適合するように形成されてもよい。
また、第2延長部21cは、隙間G3の位置が隙間G4の位置から鉛直方向にずれるように構成されてもよい。具体的には、隙間G3の位置が開閉カバー2d2の下端より高い位置となるように導管部21c2が旋回フレーム2bの上端から上方に突出するように構成されてもよい。この場合、開閉カバー2d2によってダストの巻き込みが防止されるため、遮蔽部21c1は省略されてもよい。
このように、ダスト排出構造21は、バキュエータバルブ20から排出されるダストを上部旋回体2の外部に排出するため、バキュエータバルブ20から排出されるダストが冷却ファン12に吸い込まれるのを防止できる。
また、ダスト排出構造21の第1延長部21bは開閉カバー2d2が開かれたときに開閉カバー2d2と共に動く。そのため、ダスト排出構造21は、開閉カバー2d2が開かれたときに、第1延長部21bが占有していた空間を作業スペースとして開放し、第1延長部21bがメンテナンス作業等の各種作業の邪魔になるのを防止できる。
次に、図5〜図7を参照し、本発明の別の実施形態に係るショベルについて説明する。図5は、上部旋回体2のハウス内部を概略的に示す平面図であり、図2に対応する。また、図5はハウスカバー2dを取り除いた状態を示し、斜線ハッチングで示す図形は閉じた状態の開閉カバー2d1、2d2を表し、一点鎖線で示す図形は開いた状態の開閉カバー2d1、2d2を表す。図6は、図5の二点鎖線を含むYZ平面に平行な鉛直面を後方(X2側)から見た図である。なお、図6では開閉カバー2d1は省略され、開閉カバー2d2は閉じられた状態にある。図7は、開閉カバー2d2を開いた状態の上部旋回体2を右斜め上後方から見た斜視図である。
図5〜図7に示すショベルは、主に、熱交換部13が上部旋回体2の右側に配置されている点、開閉カバー2d1、2d2がショベルの右側面に配置されている点、作動油タンク18がエアクリーナ室7Bの外部(キャブ2aの後方)に配置されている点、及び、オイルクーラ13Bがエアクリーナ9の下に配置されている点で図2〜図4に示すショベルと相違するが、その他の点で共通する。そのため、共通部分の説明を省略し、相違部分を詳細に説明する。
図6及び図7に示すように、エアクリーナ9は開閉カバー2d2の上端よりも高い位置に設置され、バキュエータバルブ20も開閉カバー2d2の上端よりも高い位置に設置される。そのため、ダスト排出構造21の第1延長部21bは、開閉カバー2d2の上端に近いところに配置されるダスト受け部21b1と、開閉カバー2d2のほぼ全高さに亘って延びる導管部21b2とを有する。
また、漏斗部21aとダスト受け部21b1との間に形成される隙間G1の位置は、開閉カバー2d2の上端とハウスフレーム2cとの間に形成される隙間G2の位置から鉛直方向にずれるように配置される。この配置は、漏斗部21aから排出されるダストを第1延長部21bが受ける際に、隙間G2を通って開閉カバー2d2の外側空間から内側空間に入り込む空気がそのダストを巻き込んでしまうのを防止できる。
このように、図5〜図7に示すショベルのダスト排出構造21は、図2〜図4に示すショベルのダスト排出構造21と同様の上述の効果を実現できる。
なお、図5〜図7に示すショベルは、エアクリーナ9を比較的高い位置に配置したため、図2〜図4に示すショベルに比べ、より大型のラジエータ13A及びオイルクーラ13Bを搭載することができる。また、エアクリーナ室7Bの外部に作動油タンク18を配置したため、熱交換部13の排熱によって作動油タンク18が熱せられてしまうのを防止できる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳説したが、本発明は、上述した実施形態に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなしに上述した実施形態に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上述の実施例では、遮蔽部21c1は第2延長部21cの一部として構成されたが、第2延長部21cとは別の独立した部材として旋回フレーム2bに取り付けられてもよい。
また、上述の実施例では、ダスト排出構造21は、開閉カバー2d2の内面にボルト等の締結部材を用いて固定されるが、開閉カバー2d2に内蔵(一体化)されていてもよい。
また、上述の実施例では、開閉カバー2d2は、側縁部にあるヒンジを用いた横開きのカバーであるが、上縁部又は下縁部にあるヒンジを用いた縦開きのカバー、ハウスカバー2dから取り外し可能なカバー、スライド式開閉カバー等であってもよい。
1・・・下部走行体 2・・・上部旋回体 2a・・・キャブ 2b・・・旋回フレーム 2c・・・ハウスフレーム 2d・・・ハウスカバー 2d1、2d2・・・開閉カバー 3・・・アタッチメント 4・・・ブーム 5・・・アーム 6・・・バケット 7A・・・エンジン室 7B・・・エアクリーナ室 8・・・エンジン 9・・・エアクリーナ 9a・・・空気導入部 9b・・・円筒フィルタ 9c・・・空気排出部 12・・・冷却ファン 13・・・熱交換部 13A・・・ラジエータ 13B・・・オイルクーラ 13C・・・インタークーラ 13D・・・燃料クーラ 13E・・・エアコンコンデンサ 14・・・ターボチャージャ 15・・・排気ガス処理装置 15A・・・排気口 16・・・バッテリ 17・・・収納スペース 18・・・作動油タンク 19・・・燃料タンク 20・・・バキュエータバルブ 21・・・ダスト排出構造 21a・・・漏斗部 21b・・・第1延長部 21b1・・・ダスト受け部 21b2・・・導管部 21c・・・第2延長部 21c1・・・遮蔽部 21c2・・・導管部 G1〜G4・・・隙間

Claims (5)

  1. 下部走行体と、
    前記下部走行体に旋回可能に搭載される上部旋回体と、
    前記上部旋回体に搭載されるエアクリーナと、
    前記エアクリーナから排出されるダストを通す構造と、
    前記上部旋回体のフレームに開閉可能に取り付けられる開閉カバーと、を備え、
    前記構造の少なくとも一部は前記開閉カバーに取り付けられる、
    ショベル。
  2. 前記エアクリーナに取り付けられたバキュエータバルブを有し、
    前記構造は、前記バキュエータバルブから排出されるダストを受ける漏斗部を含む、
    請求項1に記載のショベル。
  3. 前記漏斗部は前記フレームに取り付けられる、
    請求項2に記載のショベル。
  4. 前記構造は、前記漏斗部から排出されるダストを受ける第1延長部を含み、
    前記第1延長部は前記開閉カバーに取り付けられ、
    前記漏斗部から排出されるダストを前記第1延長部が受ける位置は、前記開閉カバーを閉じたときに前記開閉カバーの周囲に形成される前記開閉カバーの外側空間と内側空間とを繋ぐ隙間の位置からずれている、
    請求項2又は3に記載のショベル。
  5. 前記構造は、前記第1延長部から排出されるダストを受ける第2延長部を含み、
    前記第2延長部は旋回フレームに取り付けられ、
    前記第1延長部から排出されるダストを前記第2延長部が受ける位置には、前記隙間を通って前記内側空間に流入する空気を遮る遮蔽部が設けられる、
    請求項4に記載のショベル。
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