JP2005171770A - バキュエータバルブ付きエアクリーナ - Google Patents

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Abstract

【課題】 油圧ショベルや油圧クレーンなどの建設機械等に搭載されたエンジンの吸気系に設けて好適の、バキュエータバルブ付きエアクリーナに関し、バキュエータバルブの取付位置を自由に設定できるようにする。
【解決手段】 外気をケーシング10内に導入し、ケーシング10内で旋回流を生成して外気中に含まれたダスト60を遠心分離し、ダスト60をバキュエータバルブ17を通して排出しうるエアクリーナ1であって、ケーシング10に形成されたダスト60の排出口14にチューブ部材15の一端部を装着し、チューブ部材15の他端部にバキュエータバルブ17を取り付ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、油圧ショベルや油圧クレーンなどの建設機械等に搭載されたエンジンの吸気系に設けて好適の、バキュエータバルブ付きエアクリーナに関するものである。
従来より、例えば図3(a)及び図3(b)に示すように、油圧ショベルや油圧クレーンなどの建設機械等には、この建設機械等に搭載のエンジン(図示省略)に導入される空気の清浄を行なうエアクリーナ90が備えられている。このようなエアクリーナ90は、円筒形状のケーシング50と、このケーシング50の内部に備えられ複数の微小孔(図示省略)が形成された円筒形状のフィルタエレメント51とを備えて構成されている。また、ケーシング50には、ケーシング50内へ外部の空気を導入するための外気導入口52と、ケーシング50内で清浄された空気をエンジンへ送出するための送出口53とが形成されている。さらに、ケーシング50下部には、ケーシング50内で遠心分離された砂埃などのダスト60を外部へ排出するため、排出口56付きのダスト排出部55が形成されている。そして、このダスト排出部55の排出口56には、ゴムなどの弾性体で形成されたバキュエータバルブ57が直接取り付けられている。
このような構成により、エンジンの動作中、外気導入口52からケーシング50とフィルタエレメント51との間の空間に入り込んだ空気はケーシング50内で旋回流となって、フィルタエレメント51の微小孔を通過した空気(即ち、清浄された空気)のみが送出口53を通ってエンジンへ導入される。また、フィルタエレメント51の微小孔を通過できなかったダスト60はダスト排出部55へ流れる。
ところで、バキュエータバルブ57は先端部58が開口しており、ケーシング50内の圧力に応じてこの先端部58が開閉するようになっている。例えばエンジンが動作している場合には、送出口53からエンジンへ空気が送出されておりケーシング50内は負圧となっているため、バキュエータバルブ57の先端部58は閉塞(閉弁)し、ダスト60はダスト排出部55内に捕捉され蓄積される。また、エンジンを停止した場合には、ケーシング50内は大気圧となるため、バキュエータバルブ57の先端部58は開口(開弁)し、ダスト排出部55内に捕捉されているダスト60は外部へ排出される。なお、ダスト排出部55内に捕捉されたダスト60の重量によりバキュエータバルブ57が開弁する場合もダスト60は外部へ排出される。このようなエアクリーナ90は例えば特許文献1に開示されている。
また、図4に示すように、エアクリーナ部91A,91Bで空気清浄を行なうエアクリーナ91も知られている。エアクリーナ部91Aはプレクリーナとも呼ばれ、ケーシング70に形成された外気導入口(図4では複数の微小孔から形成された外気導入口を示している)72から外気を導入し、エアクリーナ90Bでの空気清浄に先立って大まかな空気清浄を行なうようになっている。また、ケーシング70の下部には、上述したエアクリーナ90と同様に、ダスト60を外部へ排出するための排出口付きのダスト排出部75が形成されており、このダスト排出部75の排出口にバキュエータバルブ77が直接取り付けられている。一方、エアクリーナ部91Bは、円筒形状のケーシング80と、このケーシング80の内部に、複数の微小孔(図示省略)が形成された円筒形状のフィルタエレメント81とを備えて構成されており、また、清浄された空気をエンジン(図示省略)へ送出するための送出口83が形成されている。
このような構成により、エアクリーナ91では、エンジンの動作中、外気導入口72から入り込んだ空気は、エアクリーナ部91A,91Bで旋回流となってフィルタエレメント81などにより清浄空気とダスト60とに分離され、清浄された空気は送出口83を通ってエンジンへ導入される一方、ダスト60はダスト排出部75に捕捉される。また、エンジン停止後は、バキュエータバルブ77の先端部78は開弁し、ダスト60は外部へ排出される。
特開2003−184670号公報
しかしながら、上述したように、従来のバキュエータバルブ付きのエアクリーナ90(91)では、バキュエータバルブ57(77)の先端部58(78)にダスト60が詰まって排出できなくなった場合、ダスト排出部55(75)の長さ分までしかダスト60を捕捉することができない。そこで、ダスト排出部55(75)をより長く形成しておくことも考えられるが、設置スペース上、ダスト排出部55(75)をあまり長く形成することは困難であり、これにより捕捉できるダスト量は少量に制限される。
また、バキュエータバルブ57(77)はケーシング50(70)に固定されたダスト排出部55(75)に取り付けられており、その設置位置は変わることがないので、ダスト60は常にバキュエータバルブ57(77)の下方に排出される。このため、バキュエータバルブ57(77)の下方に配置された電子部品などの機器にダスト60が降りかかって機器が劣化してしまうおそれがある。
さらに、バキュエータバルブ57(77)の保守・点検作業(メンテナンス)が容易となるような位置にエアクリーナ90(91)を設置することが好ましいが、設計上必ずしもそのような位置にエアクリーナ90(91)を設置できるとは限らず、バキュエータバルブ57(77)の保守・点検作業が困難な場合も生じ得る。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、バキュエータバルブの取付位置を自由に設定できるようにした、バキュエータバルブ付きエアクリーナを提供することを目的とする。
このため、本発明のバキュエータバルブ付きエアクリーナ(請求項1)は、外気をケーシング内に導入し、該ケーシング内で旋回流を生成して該外気中に含まれたダストを遠心分離し、該ダストをバキュエータバルブを通して排出しうるエアクリーナであって、該ケーシングに形成された該ダストの排出口に一端部を装着されたチューブ部材をそなえ、該バキュエータバルブが該チューブ部材の他端部に取り付けられていることを特徴としている。
また、該チューブ部材が、成形ホースであることが好ましい(請求項2)。
本発明のバキュエータバルブ付きエアクリーナによれば、ケーシングに形成されたダストの排出口に、チューブ部材を介してバキュエータバルブが取り付けられているので、バキュエータバルブの取付位置を自由に設定することができる。これにより、電子部品などの機器類にダストが降りかからないような位置にバキュエータバルブを配置することができ、ダストによる上記機器類の劣化を防止することができる。また、エアクリーナの下方に従来よりも広いスペースを確保することが可能となるので、エアクリーナ及び他の機器類の設置自由度がより高まる。さらに、バキュエータバルブの保守・点検作業が容易となる。また、チューブ部材の存在により、従来よりも多くのダストを捕捉することが可能となる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
〔1〕第1実施形態
図1は本発明の第1実施形態としてのバキュエータバルブ付きエアクリーナを一部破断して示す模式図である。本実施形態に係るエアクリーナ1は、例えば油圧ショベルや油圧クレーンなどの建設機械等に搭載されたエンジンの吸気系に備えられるものであり、図1に示すように、円筒形状のケーシング10と、このケーシング10の内部に備えられ複数の微小孔(図示省略)が形成された円筒形状のフィルタエレメント11とを備えて構成されている。また、ケーシング10には、ケーシング10内へ外部の空気を供給するための外気導入口12と、ケーシング10内で清浄された空気をエンジン(図示省略)へ導入する送出口13とが形成されている。さらに、ケーシング10の下部には、ケーシング10内で遠心分離された砂埃などのダスト60を外部へ排出するための排出口14が形成されている。
そして、本実施形態に係るエアクリーナ1では、上記の排出口14にダスト排出用のチューブ部材15の一端が取り付けられている。チューブ部材15としては、成形されたホース(ホースでなくてもパイプ材でも可。以下、ホースというときはパイプ材も含む)が使用されている。成形されたホース(成形ホース)は所望の形状に予め成形されたホースで、所定の剛性を有している。また、チューブ部材15としては、形状記憶型のホースを使用することもできる。ここで、形状記憶型のホースとは、所望形状となるよう自由に変形が可能であるが、所望形状に変形された後は、その形状を保持し続けるようなタイプのホースをいう。さらに、チューブ部材15としては、可撓性ホースを使用することもできる。可撓性ホースとは所望形状に自由に変形が可能なホースをいう。なお、いずれのタイプのチューブ部材15を使用する場合でも、その内壁部は、平滑なものが好ましく、必要に応じ上記の平滑性に加え、小さい摩擦係数を有するものが好ましい。
また、チューブ部材15の他端の先端開口部16には、ゴムなどの弾性体で形成されたバキュエータバルブ17が取り付けられている。このバキュエータバルブ17は先端部18が開口しており、ケーシング10内の圧力に応じてこの先端部18が開閉するようになっている。例えばエンジンが動作している場合には、送出口13からエンジンへ空気が送出されておりケーシング10内は負圧となっているため、バキュエータバルブ17の先端部18は閉塞(閉弁)し、ダスト60はチューブ部材15内に捕捉される。また、エンジンが停止した場合には、ケーシング10内は大気圧となるため、バキュエータバルブ17の先端部18は開口(開弁)し、チューブ部材15内に捕捉されているダスト60は外部へ排出される。なお、チューブ部材15内に捕捉されたダスト60の重量によりバキュエータバルブ17が開弁する場合もある。
また、チューブ部材15はその係合部19(チューブ部材15のバキュエータバルブ17側、あるいはチューブ部材15とバキュエータバルブ17との接続部近傍に設けられる)をブラケット(固定部材)20に結合させることによりその位置を固定されるようになっている。このブラケット20は、例えばエンジンルーム(図示省略)内に設けられたフレーム21にボルト22により固設されている。なお、ブラケット20は、バキュエータバルブ17を固定させたい位置(例えばバキュエータバルブ17の保守・点検作業などが容易となる位置)に設けておけばよく、1つ或いは複数設けておいてもよい。また、例えば、上記結合部19によるブラケット20への結合を着脱自在にすることもでき、このようにすれば、チューブ部材15をブラケット20から取り外してチューブ部材15を自由に動かすことができる。
本発明の第1実施形態としてのバキュエータバルブ付きエアクリーナ1は、上述のごとく構成されているので、エンジンの動作中、外気導入口12からケーシング10とフィルタエレメント11との間の空間に入り込んだ空気はケーシング10内で旋回流となって、フィルタエレメント11の微小孔を通過した空気(即ち、清浄された空気)のみが送出口13を通ってエンジンへ供給される。また、フィルタエレメント11の微小孔を通過できなかったダスト60は排出口14からチューブ部材15内に流れる。このとき、バキュエータバルブ17の先端部18は閉塞している(即ち、閉弁状態である)ので、チューブ部材15内にダスト60が捕捉される。また、エンジンが停止した場合には、ケーシング10内は大気圧となるため、バキュエータバルブ17の先端部18は開口し(即ち、開弁状態となり)、チューブ部材15内に捕捉されているダスト60は外部へ排出される。なお、チューブ部材15内に捕捉されたダスト60の重量によりバキュエータバルブ17が開弁する場合もダスト60は外部へ排出される。
また、本実施形態に係るバキュエータバルブ付きエアクリーナ1では、ケーシング10の排出口14に、チューブ部材15を介してバキュエータバルブ17を取り付けているので、バキュエータバルブ17の取付位置を自由に設定することができる。したがって、例えば、エアクリーナ1の下方に電子部品などの機器類が設置されていたとしても、ダスト60が降りかからないような位置にバキュエータバルブ17を配置してその位置でブラケット20などで固定しておくことができ、これにより、ダスト60による上記機器類の劣化を防止することができる。また、バキュエータバルブ17の保守・点検作業も容易に行なうことができる
さらに、チューブ部材15として成形ホースを使用しているので、チューブ部材15のふらつきをなくしてチューブ部材15が他の機器類に干渉するのを防止できる。また、エアクリーナ1の下方に従来よりも広いスペースを確保することができる。これにより、エアクリーナ1及び他の機器類の設置自由度をより高めることができる。さらに、チューブ部材15の内壁は平滑になっているので、ダスト60がチューブ部材15の内壁に付着しにくくなり、ダスト60がチューブ部材15内で詰まってしまうのを防止できる。
また、バキュエータバルブ17の先端部18にダスト60が詰まって排出できなくなった場合でも、チューブ部材15の存在により、従来よりも多くのダストを捕捉することが可能となる。
〔2〕第2実施形態
図2は本発明の第2実施形態としてのバキュエータバルブ付きエアクリーナを一部破断して示す模式図である。本実施形態に係るエアクリーナ100は、エアクリーナ部100Aとエアクリーナ部100Bとを備え、これらエアクリーナ100A,100Bで空気清浄を行なうようになっている。エアクリーナ部100Aはプレクリーナとも呼ばれ、ケーシング30に形成された外気導入口(図2では複数の微小孔から形成された外気導入口を示している)32から外気を導入し、エアクリーナ100Bでの空気清浄に先立って大まかな空気清浄を行なうようになっている。また、ケーシング30の下部には、エアクリーナ部100A,100Bで分離されたダスト60を外部へ排出するための排出口34が形成されている。
そして、本実施形態に係るエアクリーナ100では、第1実施形態と同様に、上記の排出口34にダスト排出用のチューブ部材35の一端が取り付けられている。チューブ部材35としては、前述の第1実施形態と同様に、成形ホースが使用されるが、その他の形状記憶型のホースや可撓性ホースを使用することもでき、さらには、チューブ部材35の内壁部は、平滑なものが好ましく、必要に応じ上記の平滑性に加え、小さい摩擦係数を有するものが好ましい。
また、チューブ部材35の他端の先端開口部36には、ゴムなどの弾性体で形成されたバキュエータバルブ37が取り付けられている。このバキュエータバルブ37は先端部38が開口しており、エアクリーナ部100A及びエアクリーナ部100B内の圧力に応じてこの先端部38が開閉するようになっている。例えばエンジン(図示省略)が動作している場合には、後述する送出口43からエンジンへ空気が送出されておりエアクリーナ部100A及びエアクリーナ部100B内は負圧となっているため、バキュエータバルブ37の先端部38は閉塞(閉弁)し、ダスト60はチューブ部材35内に捕捉される。また、エンジンが停止した場合には、エアクリーナ部100A及びエアクリーナ部100B内は大気圧となるため、バキュエータバルブ37の先端部38は開口(開弁)し、チューブ部材35内に捕捉されているダスト60は外部へ排出される。なお、チューブ部材35内に捕捉されたダスト60の重量によりバキュエータバルブ37が開弁する場合もある。
また、エアクリーナ部100Bは、円筒形状のケーシング40と、このケーシング40の内部に、複数の微小孔(図示省略)が形成された円筒形状のフィルタエレメント41とを備えて構成されており、また、清浄された空気をエンジンへ送出するための送出口43が形成されている。
また、チューブ部材35はその係合部39(チューブ部材35のバキュエータバルブ37側、あるいはチューブ部材35とバキュエータバルブ37との接続部近傍に設けられる)をブラケット(固定部材)20に結合させることによりその位置を固定されるようになっている。このブラケット20は、第1実施形態と同様に、例えばエンジンルーム(図示省略)内に設けられたフレーム21にボルト22により固設されている。なお、ブラケット20は、バキュエータバルブ37を固定させたい位置(例えばバキュエータバルブ37の保守・点検作業などが容易となる位置)に設けておけばよく、1つ或いは複数設けておいてもよい。また、例えば、上記結合部39によるブラケット20への結合を着脱自在にすることもでき、このようにすれば、チューブ部材35をブラケット20から取り外してチューブ部材35を自由に動かすことができる。
本発明の第2実施形態としてのバキュエータバルブ付きエアクリーナ100は、上述のごとく構成されているので、エンジンの動作中、外気導入口32からケーシング30内に入り込んだ空気はエアクリーナ部100A,100B内で旋回流となって空気とダスト60とが分離され、清浄された空気は送出口43を通ってエンジンへ供給される。また、ダスト60は排出口34からチューブ部材35内に流れる。このとき、バキュエータバルブ37の先端部38は閉塞している(即ち、閉弁状態である)ので、チューブ部材35内にダスト60が捕捉される。また、エンジンが停止した場合には、エアクリーナ部100A,100B内は大気圧となるため、バキュエータバルブ37の先端部38は開口し(即ち、開弁状態となり)、チューブ部材35内に捕捉されているダスト60は外部へ排出される。なお、チューブ部材35内に捕捉されたダスト60の重量によりバキュエータバルブ37が開弁する場合もダスト60は外部へ排出される。
本実施形態に係るバキュエータバルブ付きエアクリーナ100では、ケーシング30の排出口34に、チューブ部材35を介してバキュエータバルブ37を取り付けているので、バキュエータバルブ37の取付位置を自由に設定することができる。したがって、例えば、エアクリーナ100の下方に電子部品などの機器類が設置されていたとしても、ダスト60が降りかからないような位置にバキュエータバルブ37を配置してその位置でブラケット20などで固定しておくことができ、これにより、ダスト60による上記機器類の劣化を防止することができる。また、バキュエータバルブ37の保守・点検作業も容易に行なうことができる
さらに、チューブ部材35としては成形ホースを使用しているので、チューブ部材35のふらつきをなくしてチューブ部材35が他の機器類に干渉するのを防止できる。また、エアクリーナ100の下方に従来よりも広いスペースを確保することができる。これにより、エアクリーナ100及び他の機器類の設置自由度をより高めることができる。さらに、チューブ部材35の内壁は平滑になっているので、ダスト60がチューブ部材35の内壁に付着しにくくなり、ダスト60がチューブ部材35内で詰まってしまうのを防止できる。
また、バキュエータバルブ37の先端部38にダスト60が詰まって排出できなくなった場合でも、チューブ部材35の存在により、従来よりも多くのダストを捕捉することが可能となる。
〔3〕その他
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の第1実施形態としてのバキュエータバルブ付きエアクリーナを一部破断して示す模式図である。 本発明の第2実施形態としてのバキュエータバルブ付きエアクリーナを一部破断して示す模式図である。 従来のバキュエータバルブ付きエアクリーナを説明するための図であって、(a)はその一部破断して示す模式図、(b)はバキュエータバルブ配設部分を示す拡大断面図である。 従来のバキュエータバルブ付きエアクリーナを示す模式図である。
符号の説明
1,100 エアクリーナ
10,30,40 ケーシング
11,31,41 フィルタエレメント
12,32 外気導入口
13,43 送出口
14,34 排出口
15,35 チューブ部材
16,36 先端開口部
17,37 バキュエータバルブ
18,38 先端部
19,39 係止部
20 ブラケット(固定部材)
21 フレーム
22 ボルト
60 ダスト
100A,100B エアクリーナ部

Claims (2)

  1. 外気をケーシング内に導入し、該ケーシング内で旋回流を生成して該外気中に含まれたダストを遠心分離し、該ダストをバキュエータバルブを通して排出しうるエアクリーナであって、
    該ケーシングに形成された該ダストの排出口に一端部を装着されたチューブ部材をそなえ、
    該バキュエータバルブが該チューブ部材の他端部に取り付けられている
    ことを特徴とする、バキュエータバルブ付きエアクリーナ。
  2. 該チューブ部材が、成形ホースである
    ことを特徴とする、請求項1記載のバキュエータバルブ付きエアクリーナ。
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