JP5106711B2 - 貯油タンク及び建設車両 - Google Patents

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Description

本発明は、ステップを備える貯油タンク、及びその貯油タンクを備える建設車両に関する。
一般的に、油圧ショベルなどの建設車両は、燃料油を貯留する燃料油タンクと、作動油を貯留する作動油タンクと、を備える。また、燃料油タンクと作動油タンクとを一体的に連結して「貯油タンク」を構成することによって、両タンクの剛性を互いに向上させる手法が広く用いられている。
ここで、貯油タンク上面を前後方向に沿って凹ませることによって、貯油タンクにステップを形成する手法が提案されている(特許文献1参照)。この手法によれば、ステップの位置を低くできるので、作業者がステップに足を乗せ易くなるとされている。
特開2010−47975号公報
しかしながら、特許文献1の手法では、作業者が貯油タンク前方からステップ上に足を載せる際、ステップ横に位置する凸部上端の角部に足先が引っ掛かり易い。そのため、作業者がステップに足を運び難いという問題がある。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、ステップへの足の運びやすさを向上可能な貯油タンク、及びその貯油タンクを備える建設車両を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る貯油タンクは、載置面を有するステップと、ステップの下方に配置されており、ステップを支持する第1タンク部と、第1タンク部に連結されており、載置面より上方に設けられる上面、上面の反対に設けられる下面、上面と下面とに連なり第1タンク部に対向する第1側面、上面と下面と第1側面とに連なる第2側面、及び、上面と第1側面と第2側面とが交わる角部に傾斜面を設けることで形成される凹部、を有する第2タンク部と、を備える。
本発明の第1の態様に係る貯油タンクによれば、第2タンク部のうち第1タンク部側の上端の角部に凹部が形成されている。そのため、作業者は、ステップに載る際、凹部に足先を通しながらステップ上に足を運ぶことができる。従って、足先が第2タンク部の角部に引っ掛かることを抑制できるので、ステップへの足の運びやすさを向上することができる。
本発明の第2の態様に係る貯油タンクは、第1の態様に係り、第1タンク部は、作動油を貯留する作動油タンクによって構成され、第2タンク部は、燃料油を貯留する燃料油タンクによって構成されている。
本発明の第2の態様に係る貯油タンクによれば、作動油タンク又は燃料油タンクの一方が、第1タンク部及び第2タンク部の両方に跨っている場合に比べて、作動油タンク及び燃料油タンクの構成をシンプルにできる。そのため、貯油タンクの製造コストを低減することができる。
本発明の第3の態様に係る貯油タンクは、第1又は2の態様に係り、凹部の下端は、上下方向において、載置面より下方に位置する。
本発明の第3の態様に係る貯油タンクによれば、凹部が深くなるので、ステップへの足の運びやすさをさらに向上することができる。
本発明の第4の態様に係る貯油タンクは、第1乃至3のいずれかの態様に係り、傾斜面は平面である。
本発明の第4の態様に係る貯油タンクによれば、傾斜面を曲面にする場合に比べて、ステップへの足の運びやすさの向上と、貯油タンクの容量の確保とを両立することができる。
本発明の第5の態様に係る貯油タンクは、第1乃至4のいずれかの態様に係り、ステップは、凹部内に延出する延出部を有する。
本発明の第5の態様に係る貯油タンクによれば、ステップの面積を拡大することができるので、ステップへの足の運びやすさをより向上できるとともに、ステップ上における作業性を向上することができる。
本発明の第6の態様に係る貯油タンクは、第2の態様に係り、第1タンク部上に配置されるブリーザ弁と、ブリーザ弁に接続され、第1タンク部の上方に配置される端部と、端部に連なり、凹部に収容される被収容部と、を有するブリーザホースと、を備える。
本発明の第6の態様に係る貯油タンクによれば、ブリーザホースが貯油タンクの外表面に沿って配置される場合に比べて、貯油タンクの外周にブリーザホースを引き回すためのスペースを確保する必要がない。そのため、貯油タンクの配置スペースを縮小することができる。
本発明の第7の態様に係る建設車両は、作業機と、エンジンと、エンジンの前方に配置される貯油タンクと、を備える。貯油タンクは、作業者が足を載せるための載置面を有するステップと、ステップの下方に配置されており、ステップを支持する第1タンク部と、第1タンク部に連結されており、載置面より上方に設けられる上面、上面の反対に設けられる下面、上面と下面とに連なり第1タンク部に対向する第1側面、上面と下面と第1側面とに連なる第2側面、及び、上面と第1側面と第2側面とが交わる角部に傾斜面を設けることで形成される凹部、を有する第2タンク部と、を有する。
本発明の第7の態様に係る建設車両によれば、第2タンク部のうち第1タンク部側の上端の角部に凹部が形成されている。そのため、作業者は、ステップに載る際、凹部に足先を通しながらステップ上に足を運ぶことができる。従って、足先が第2タンク部の角部に引っ掛かることを抑制できるので、ステップへの足の運びやすさを向上することができる。
本発明の第8の態様に係る建設車両は、第7の態様に係り、第1タンク部は、作業機に供給される作動油を貯留する作動油タンクによって構成され、第2タンク部は、エンジンに供給される燃料油を貯留する燃料油タンクによって構成されている。
本発明の第8の態様に係る建設車両によれば、作動油タンク又は燃料油タンクの一方が、第1タンク部及び第2タンク部の両方に跨っている場合に比べて、作動油タンク及び燃料油タンクの構成をシンプルにできる。そのため、貯油タンクの製造コストを低減することができる。
本発明の第9の態様に係る建設車両は、第7又は8の態様に係り、凹部の下端は、上下方向において、載置面より下方に位置する。
本発明の第9の態様に係る建設車両によれば、凹部が深くなるので、ステップへの足の運びやすさをさらに向上することができる。
本発明の第10の態様に係る建設車両は、第6乃至9のいずれかの態様に係り、傾斜面は、平面である。
本発明の第10の態様に係る建設車両によれば、傾斜面を曲面にする場合に比べて、ステップへの足の運びやすさの向上と、貯油タンクの容量の確保とを両立することができる。
本発明の第11の態様に係る建設車両は、第6乃至10のいずれかの態様に係り、ステップは、凹部内に延出する延出部を有する。
本発明の第11の態様に係る建設車両によれば、ステップの面積を拡大することができるので、ステップへの足の運びやすさをより向上できるとともに、ステップ上における作業性を向上することができる。
本発明の第12の態様に係る建設車両は、第6乃至11いずれかの態様に係り、作業機は、ステップの前方に配置される油圧ホースを有する。傾斜面は、油圧ホースに対向している。
本発明の第12の態様に係る建設車両によれば、貯油タンクと油圧ホースとの間に作業員が足を通すスペースをより確実に確保することができる。
本発明の第13の態様に係る建設車両は、第8の態様に係り、第1タンク部上に配置されるブリーザ弁と、ブリーザ弁に接続され、第1タンク部の上方に配置される端部と、端部に連なり、凹部に収容される被収容部と、を有するブリーザホースと、を備える。
本発明の第13の態様に係る建設車両によれば、ブリーザホースが貯油タンクの外表面に沿って配置される場合に比べて、貯油タンクの外周にブリーザホースを引き回すためのスペースを確保する必要がない。そのため、貯油タンクの配置スペースを縮小することができる。
本発明の第14の態様に係る貯油タンクは、作動油を貯留する作動油タンクと、燃料油を貯留する燃料油タンクと、作動油タンク上に配置されるブリーザ弁と、ブリーザ弁に接続されるブリーザホースと、を備える貯油タンクである。作動油タンクは、燃料油タンクに対向する第1対向面を有し、燃料油タンクは、作動油タンクに対向する第2対向面を有する。第2対向面は、作動油タンクに沿って形成される燃料油タンク隣接面と、燃料油タンク隣接面に連なっており、燃料油タンク隣接面に対して作動油タンクから離れるように傾斜する燃料油タンク傾斜面と、を含み。ブリーザホースは、燃料油タンク傾斜面に沿って配置される。
ここで、作動油の液面の上昇及び下降に応じて、作動油タンク内の空気量を調節するために、作動油タンクの上面にブリーザ弁を設ける手法が知られている(例えば、特開2006−46016号公報及び特開2007−177501号公報参照)。しかしながら、このような手法では、砂利や塵芥がブリーザ弁を介して作動油タンク内に侵入するおそれがある。そこで、ブリーザ弁にブリーザホースを取り付けるとともに、ブリーザホースを作動油タンクの側面に沿って引き回す手法が提案されている(例えば、特開2009−30346号公報参照)。しかしながら、このような手法では、ブリーザホースを引き回すためのスペースを作動油タンクの周辺に確保する必要があるので、貯油タンク全体としての配置スペースが増大してしまうという問題がある。
一方で、本発明の第14の態様に係る貯油タンクによれば、ブリーザホースを燃料油タンク傾斜面に沿って収容することができる。そのため、貯油タンクの周辺にブリーザホースを引き回すためのスペースを確保する必要がない。その結果、貯油タンクの配置スペースを縮小することができる。
本発明の第15の態様に係る貯油タンクは、第14の態様に係り、燃料油タンク傾斜面は、燃料油タンクの上面と下面とに連なる。
本発明の第15の態様に係る貯油タンクによれば、凹部が貯油タンク側面の途中で途切れている場合に比べて、貯油タンクの外形をシンプルにできる。そのため、貯油タンクの製造コストを低減することができる。
本発明の第16の態様に係る貯油タンクは、第14又は15の態様に係り、ブリーザホースは、ブリーザ弁に連結される第1端部と、燃料油タンクより下方に配置される第2端部と、を有する。
本発明の第16の態様に係る貯油タンクによれば、第2端部から流出する空気に含まれる作動油によって貯油タンクが汚れることを抑制できる。
本発明の第17の態様に係る貯油タンクは、第14乃至第16のいずれかの態様に係り、第1対向面は、燃料油タンクに沿って形成される作動油タンク隣接面と、作動油タンク隣接面に連なっており、作動油タンク隣接面に対して燃料油タンクから離れるように傾斜する作動油タンク傾斜面と、を含む。ブリーザホースは、燃料油タンク傾斜面と作動油タンク傾斜面との間に配置される。
本発明の第17の態様に係る貯油タンクによれば、ブリーザホースを収容するスペースを容易に確保することができる。
本発明の第18の態様に係る貯油タンクは、第14乃至第17のいずれかの態様に係り、作動油タンクは、燃料油タンクの車体内側に配置される。
本発明の第18の態様に係る貯油タンクによれば、ステップ上を移動する作業者が、誤ってステップから足を踏み外すことを抑制できる。
本発明の第19の態様に係る貯油タンクは、作動油を貯留する作動油タンクと、燃料油を貯留する燃料油タンクと、作動油タンク上に配置されるブリーザ弁と、ブリーザ弁に接続されるブリーザホースと、備える貯油タンクである。作動油タンクは、燃料油タンクに対向する第1対向面を有し、燃料油タンクは、作動油タンクに対向する第2対向面を有する。第1対向面は、燃料油タンクに沿って形成される作動油タンク隣接面と、作動油タンク隣接面に連なっており、作動油タンク隣接面に対して燃料油タンクから離れるように傾斜する作動油タンク傾斜面と、を含む。ブリーザホースは、作動油タンク傾斜面に沿って配置される。
本発明の第19の態様に係る貯油タンクによれば、第1の態様に係る貯油タンクと同様に、ブリーザホースを作動油タンク傾斜面に沿って収容することができる。そのため、貯油タンクの周辺にブリーザホースを引き回すためのスペースを確保する必要がない。その結果、貯油タンクの配置スペースを縮小することができる。
本発明の第20の態様に係る建設車両は、第14乃至第19のいずれかの態様に係る貯油タンクと、作動油タンクから作動油の供給を受ける作業機と、燃料油タンクから燃料油の供給を受けるエンジンと、を備える。
本発明の第21の態様に係る建設車両は、第20の態様に係り、貯油タンクの後方に近接し、エンジンの排気ガスを処理する排気ガス処理装置を備える。燃料油タンク傾斜面及び作動油タンク傾斜面は、排気ガス処理装置に対向する面とは異なる。
本発明の第21の態様に係る建設車両によれば、ブリーザホースが、排気ガス処理装置52から放出される熱によって損傷(融解を含む)することを抑制できる。また、その結果、ブリーザホースをガードする遮熱部材を別途設ける必要をなくすことができる。
本発明の第22の態様に係る建設車両は、第20又は第21の態様に係り、作動油タンクの後端は、前後方向において、燃料油タンクの後端よりも前方に位置する。
本発明の第22の態様に係る建設車両によれば、作動油タンクの後方に排気ガス処理装置を配置するスペースを確保しやすくなる。
本発明の第23の態様に係る建設車両は、第20乃至第22のいずれかの態様に係り、貯油タンクは、作動油タンクの上方に配置されるステップを備える。
本発明の第23の態様に係る建設車両によれば、作業者がステップを台として利用することによって、貯油タンクへの給油作業や、貯油タンク上の移動をしやすくなる。
本発明の第24の態様に係る建設車両は、第23の態様に係り、ステップの上面は、上下方向において、燃料油タンクの上面よりも低い。
本発明の第24の態様に係る建設車両によれば、燃料油タンク上面とステップの上面との間に段差を設けることによって、段差が柵の役割をして、作業者がステップを踏み外すことを抑制できる。
本発明の第25の態様に係る建設車両は、第23又は第24の態様に係り、作動油タンクは、燃料油タンクよりも車体内側に配置される。
本発明の第25の態様に係る建設車両によれば、ステップ上を移動する作業者が、誤ってステップから足を踏み外すことを抑制できる。
本発明によれば、ステップへの足の運びやすさを向上可能な貯油タンク、及びその貯油タンクを備える建設車両を提供することができる。
第1実施形態に係る油圧ショベル100を後方右上から見た斜視図である。 第1実施形態に係る油圧ショベル100を前方右上から見た斜視図である。 第1実施形態に係る貯油タンク200を前方左上から見た斜視図である。 第1実施形態に係る貯油タンク200のタンク本体を前方左上から見た斜視図である。 第1実施形態に係る貯油タンク200を上方から見た上面図である。 第1実施形態に係る貯油タンク200を前方左上から見た斜視図である。 第1実施形態に係る貯油タンク200を前方左上から見た斜視図である。 第1実施形態に係る貯油タンク200を上方から見た上面図である。 第2実施形態に係る油圧ショベル100の内部構成を示す斜視図である。 第2実施形態に係る油圧ショベル100の内部構成を示す平面図である。 第2実施形態に係る貯油タンク200を前方左上から見た斜視図である。 第2実施形態に係る貯油タンク200を前方左上から見た斜視図である。 第2実施形態に係る貯油タンク200を上方から見た上面図である。 第2実施形態に係るブリーザホースの構成を示す正面図である。 第2実施形態に係る凹部221の構成を示す上面図である。 第2実施形態に係る凹部221の構成を示す上面図である。 第2実施形態に係る凹部221の構成を示す斜視図である。 第2実施形態に係る貯油タンク200の構成を示す斜視図である。 第2実施形態に係る凹部221の構成を示す上面図である。
次に、図面を用いて、本発明の実施形態について説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なっている場合がある。従って、具体的な寸法等は以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[第1実施形態]
(建設車両の構成)
第1実施形態に係る建設車両の構成について、図面を参照しながら説明する。本実施形態では、建設車両の一例として油圧ショベルについて説明する。図1は、第1実施形態に係る油圧ショベル100を後方右上から見た斜視図である。図2は、第1実施形態に係る油圧ショベル100を前方右上から見た斜視図である。
油圧ショベル100は、下部走行体10、旋回台20、カウンタウェイト30、機器室40、エンジン室50、作業機60、キャブ70、及び階段80を備える。
本実施形態に係る油圧ショベル100は、いわゆる「後方小旋回型油圧ショベル(日本工業規格による定義(JIS A 8340-4))」である。
下部走行体10は、互いに独立して回転可能な一対の履帯11,12を有する。油圧ショベル100は、一対の履帯11,12を回転させることによって、前後左右に移動する。
旋回台20は、下部走行体10上に旋回可能に支持される。旋回台20は、油圧ショベル100の車体フレームを構成する。旋回台20上には、カウンタウェイト30、エンジン室50、機器室40、作業機60、及びキャブ70が配置される。
カウンタウェイト30は、エンジン室50の後方に配置される。カウンタウェイト30は、例えば、鋼板によって組み立てられた箱の中に屑鉄やコンクリート等を入れることによって形成される。カウンタウェイト30は、掘削作業等における車体バランスの保持に利用される。
機器室40は、エンジン室50の前方に配置される。機器室40は、後述する貯油タンク200(図3参照)を収容する。機器室40には、図2に示すように、ステップ260(「ステップ」の一例)が設けられている。ステップ260は、貯油タンク200への給油作業時などに作業者が載る台である。貯油タンク200の構成については後述する。
エンジン室50は、機器室40の後方に配置される。エンジン室50は、図示しないが、エンジンや排気ガス処理装置などを収容する。エンジン室50には、図2に示すように、メンテナンス台50Sが設けられている。メンテナンス台50Sは、エンジン室50内のメンテナンス時に作業者が載る台である。
作業機60は、機器室40の前方において、旋回台20に取り付けられる。作業機60は、ブーム61と、ブーム61の先端に取り付けられるアーム62と、アーム62の先端に取り付けられるバケット63と、油圧ホース64と、を有する。油圧シリンダ61a,62a,63aに作動油が供給されることによって、ブーム61、アーム62及びバケット63は駆動する。油圧ホース64は、油圧シリンダ62a,63aに作動油を供給するための油路を構成する。油圧ホース64は、図2に示すように、ステップ260の前方に配置されている。
キャブ70は、油圧ショベル100の作業者が乗る運転室である。キャブ70は、作業者が作業機60の動きを見渡せるように、エンジン室50の前方、かつ、作業機60の側方に設けられる。
階段80は、機器室40の前方に配置される。階段80は、貯油タンク200への給油作業時やエンジン室50内のメンテナンス時に作業者が昇降する階段である。階段80は、第1段81、第2段82、第3段83及び第4段84を有する。第4段84は、ステップ260に連なっている。
(貯油タンクの構成)
次に、第1実施形態に係る貯油タンク200の構成について、図面を参照しながら説明する。図3は、第1実施形態に係る貯油タンク200を前方左上から見た斜視図である。図4は、第1実施形態に係る貯油タンク200のタンク本体を前方左上から見た斜視図である。図5は、第1実施形態に係る貯油タンク200を上方から見た上面図である。
貯油タンク200は、作動油タンク210(「第1タンク部」の一例)、燃料油タンク220(「第2タンク部」の一例)、第1連結部材230、第2連結部材240、複数のステップ支持部材250、及びステップ260を有する。作動油タンク210と燃料油タンク220とは、第1連結部材230及び第2連結部材240によって一体的に連結されることによって、貯油タンク200の「タンク本体」を構成している。
〈作動油タンク〉
作動油タンク210は、旋回台20上に固定される。作動油タンク210は、作業機60に供給される作動油を貯留する。作動油タンク210は、複数のステップ支持部材250を介して、ステップ260を支持している。作動油タンク210の上端は、上下方向において、燃料油タンク220の上端より下方に位置する。第1実施形態において、作動油タンク210は、ステップ260を支持する「第1タンク部」を構成している。
図4に示すように、作動油タンク210は、メンテナンス蓋211、フィルター装置212、ブリーザ弁213、及びブリーザホース214を有する。
メンテナンス蓋211は、作動油タンク210の上面に取り外し可能に取り付けられている。メンテナンス蓋211を取り外すことによって、作動油タンク210内に配置されたストレーナを交換できる。
フィルター装置212は、作動油タンク210の上面に取り外し可能に取り付けられている。フィルター装置212は、作動油タンク210へ流入する作動油に混入する摩耗粉などを濾過する。
ブリーザ弁213は、作動油タンク210上(第1実施形態では、メンテナンス蓋211上)に配置されている。ブリーザ弁213は、作動油の液面の上昇及び下降に応じて、作動油タンク210内の空気量を調節する。すなわち、作動油の液面が上昇すれば、ブリーザ弁213を介して作動油タンク210から空気が流出し、作動油の液面が下降すれば、ブリーザ弁213を介して作動油タンク210に空気が流入する。
ブリーザホース214は、ブリーザ弁213から流出又は流入する空気を流す管である。ブリーザホース214は、図4に示すように、第1端部214aと、被収容部214bと、第2端部214cと、によって構成される。第1端部214aは、ブリーザ弁213に接続されており、作動油タンク上面210aの上方に配置される。被収容部214bは、第1端部214aに連なっており、後述する凹部221内に収容されている。第2端部214cは、被収容部214bに連なっており、作動油タンク210の下端に近接して配置されている。
〈燃料油タンク〉
燃料油タンク220は、旋回台20上に固定される。燃料油タンク220は、エンジンに供給される燃料油を貯留する。燃料油タンク220の上端は、上下方向において、作動油タンク210の上端より上に位置する。燃料油タンク220は、作動油タンク210(「第1タンク部」の一例)に連結される「第2タンク部」を構成している。
図3に示すように、燃料油タンク220は、上面220a、下面220b、第1側面220c(「第1側面」の一例)、第2側面220d(「第2側面」の一例)、傾斜面220e、凹部221、及び給油口222を有する。
上面220aは、後述するステップ260の載置面260aより上方に位置する。下面220bは、燃料油タンク上面220aの反対に設けられており、旋回台20に対向する。第1側面220cは、上面220aと下面220bとに連なっており、作動油タンク210(「第1タンク部」の一例)に対向する。第2側面220dは、上面220aと下面220bと第1側面220cとに連なる。なお、第1実施形態において、第1側面220cは燃料油タンク220の左側面であり、第2側面220dは燃料油タンク220の前面である。
また、傾斜面220eは、燃料油タンク220の複数の側面のうち、凹部221を形成する側面である。傾斜面220eは、上面220aと第1側面220cと第2側面220dとに連なる。第1実施形態において、傾斜面220eは平面である。傾斜面220eは、作業機60の油圧ホース64と対向している(図2参照)。傾斜面220eと油圧ホース64との間隔は例えば30cm程度であるが、これに限られるものではない。
凹部221は、上面220aと第1側面220cと第2側面220dとが交わる角部に傾斜面220eを設けることで形成されている。第1実施形態において、凹部221は、燃料油タンク220の傾斜面220eと、傾斜面220eに相対する作動油タンク210の側面と、によって形成される。第1実施形態において、凹部221は、上面220aから下面220bまで連続して設けられている。従って、凹部221の下端は、上下方向において、後述するステップ260の載置面260aより下方に位置している。
給油口222は、燃料油タンク上面220a上に設けられる。給油口222から燃料油が補充される。
〈ステップ〉
ステップ260は、貯油タンク200への給油作業時やエンジン室50内のメンテナンス時に作業者が載る台である。ステップ260は、複数のステップ支持部材250を介して、作動油タンク210(「第1タンク部」の一例)上に支持される。ステップ260は、載置面260aと、基部261と、延出部262と、を有する。
載置面260aは、ステップ260の上面である。載置面260aは、基部261及び延出部262によって形成される。載置面260aには、作業者の足が載置される。基部261は、作動油タンク210の上方に配置される。延出部262は、基部261から凹部221内に延出する。延出部262は、基部261と凹部221の傾斜面220eとの間に配置される。
(作用及び効果)
(1)第1実施形態に係る貯油タンク200は、作動油タンク210(「第1タンク部」の一例)と、燃料油タンク220(「第2タンク部」の一例)と、ステップ260と、を備える。作動油タンク210は、ステップ260を支持する。燃料油タンク220は、上面220aと第1側面220cと第2側面220dとが交わる角部に傾斜面220eを設けることで形成される凹部221を有する。
このように、第1実施形態に係る貯油タンク200によれば、燃料油タンク220のうち作動油タンク210側の上角部に凹部221が形成されている。そのため、作業者は、ステップ260に載る際、凹部221に足先を通しながらステップ260上に足を運ぶことができる。従って、足先が燃料油タンク220の角部に引っ掛かることを抑制できるので、ステップ260への足の運びやすさを向上することができる。
また、燃料油タンク220の左右方向の幅を狭くすることでステップ260の幅を全体的に広くする場合に比べて、貯油タンク200の容量の減少を抑制することができる。
(2)第1実施形態に係る貯油タンク200において、作動油タンク210が第1タンク部を構成し、燃料油タンク220が第2タンク部を構成する。
従って、作動油タンク210又は燃料油タンク220の一方が、第1タンク部及び第2タンク部の両方に跨っている場合に比べて、作動油タンク210及び燃料油タンク220の構成をシンプルにできる。そのため、貯油タンク200の製造コストを低減することができる。
(3)第1実施形態に係る貯油タンク200において、凹部221の下端は、上下方向において、載置面260aより下方に位置する。
従って、凹部221が深くなるので、ステップ260への足の運びやすさをさらに向上することができる。
(4)第1実施形態に係る貯油タンク200において、凹部221の傾斜面220eは平面である。
従って、傾斜面220eを曲面にする場合に比べて、ステップ260への足の運びやすさの向上と、貯油タンク200の容量の確保とを両立することができる。
(5)第1実施形態に係る貯油タンク200において、ステップ260は、凹部221内に延出する延出部262を有する。
従って、ステップ260の面積を拡大することができるので、ステップ260への足の運びやすさをより向上できるとともに、ステップ260上における作業性を向上することができる。
(6)第1実施形態に係る貯油タンク200において、ブリーザホース214の被収容部214bは、凹部221内に収容される。
従って、ブリーザホース214が貯油タンク200の外表面に沿って配置される場合に比べて、貯油タンク200の外周にブリーザホース214を引き回すためのスペースを確保する必要がない。そのため、貯油タンク200の配置スペースを縮小することができる。
(7)第1実施形態に係る貯油タンク200において、上面220aと第1側面220cと第2側面220dとが交わる角部に設けられる傾斜面220eは、ステップ260の前方に配置される油圧ホース64に対向している。
このように、傾斜面220eは、油圧ホース64と対向する位置に設けられているので、貯油タンク200と油圧ホース64との間に作業員が足を通すスペースを確保しやすくすることができる。
(第1実施形態の変形例)
本発明は上記の第1実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
(A)上記第1実施形態において、凹部221は、上面220aと下面220bとに連なることとしたが、これに限られるものではない。凹部221は、図6に示すように、上面220aと第1側面220cと第2側面220dとの角部に傾斜面220eを設けることで形成されていればよく、下面220bに連なっていなくてもよい。
(B)上記第1実施形態において、ステップ260は、凹部221内に延出する延出部262を有することとしたが、これに限られるものではない。ステップ260は、図6に示すように、延出部262を有していなくてもよい。
(C)上記第1実施形態において、作動油タンク210が第1タンク部を構成し、燃料油タンク220が第2タンク部を構成することとしたが、これに限られるものではない。例えば、燃料油タンク220と作動油タンク210とを逆に配置してもよい。
(D)上記第1実施形態において、凹部221の傾斜面220eは、平面であることとしたが、これに限られるものではない。凹部221の傾斜面220eは、図8に示すように、曲面であってもよい。この場合には、貯油タンク200の容量をより拡大することができる。
(E)上記第1実施形態において、油圧ショベル100は、後方小旋回型であることとしたが、これに限られるものではない。
[第2実施形態]
以下において、本発明の第2実施形態について、図面を参照しながら説明する。ただし、油圧ショベル100の構成については上記第1実施形態と同様であるので、油圧ショベル100の内部構成の説明から始める。
(建設車両の内部構成)
まず、第2実施形態に係る建設車両100の内部構成について、図面を参照しながら説明する。図9は、第2実施形態に係る油圧ショベル100の内部構成を示す斜視図である。図10は、第2実施形態に係る油圧ショベル100の内部構成を示す平面図である。
機器室40には、旋回台20上に配置された貯油タンク200が収容されている。貯油タンク200は、作動油タンク210と燃料油タンク220とを有する。作動油タンク210は、燃料油タンク220よりも車体内側に配置されている。燃料油タンク220は、車体右端に配置されている。貯油タンク200の詳細な構成については後述する。
エンジン室50には、エンジン51及び排気ガス処理装置52が収容されている。エンジン51及び排気ガス処理装置52は、旋回台20上に配置される。エンジン51は、燃料油タンク220から供給される燃料油によって動力を生み出す。排気ガス処理装置52は、エンジン51の排気系に接続されており、エンジン51の排気に含まれる粒子状物質を捕集する。排気ガス処理装置52は、貯油タンク200の後方に近接している。排気ガス処理装置52の温度は、稼働中、高温(例えば、約500℃程度)に上昇する場合がある。
ここで、第2実施形態では、油圧ショベル100が後方小旋回型油圧ショベルであるので、機器室40及びエンジン室50のために確保できるスペースに限りがある。一方で、エンジン室50に排気ガス処理装置52を配置するスペースを確保する必要がある。そのため、図10に示すように、エンジン室50が機器室40の後方に食い込むように設計されている。具体的には、作動油タンク210の後端は燃料油タンク220の後端よりも前方に位置し、かつ、排気ガス処理装置52が作動油タンク210の後方に近接している。
(貯油タンクの構成)
第2実施形態に係る貯油タンク200の構成について、図面を参照しながら説明する。図11は、第2実施形態に係る貯油タンク200を前方左上から見た斜視図である。図12は、第2実施形態に係る貯油タンク200のタンク本体を前方左上から見た斜視図である。図13は、第2実施形態に係る貯油タンク200を上方から見た上面図である。なお、図12及び図13では、作動油タンク210上のステップ260が省略されている。
貯油タンク200は、作動油タンク210、燃料油タンク220、凹部221、第1連結部材230、第2連結部材240、複数のステップ支持部材250、及びステップ260を有する。
第2実施形態において、作動油タンク210と燃料油タンク220とは、第1連結部材230及び第2連結部材240によって連結されている。ただし、作動油タンク210と燃料油タンク220とは、互いに連結されていなくてもよい。また、作動油タンク210と燃料油タンク220とは、互いに隣接していればよく、直接接触していてもよいし、所定の間隔を空けて離間していてもよい。作動油タンク210と燃料油タンク220の詳細構成については後述する。
凹部221は、図11及び図12に示すように、貯油タンク200の前面において上下方向に沿って形成される。具体的に、凹部221は、図13に示すように、作動油タンク210の作動油タンク対向面210eと燃料油タンク220の燃料油タンク傾斜面220eとに挟まれている。
第1連結部材230及び第2連結部材240は、作動油タンク210と燃料油タンク220とを互いに連結する。第1連結部材230は、貯油タンク200の前方に配置される。第2連結部材240は、貯油タンク200の後方に配置される。
複数のステップ支持部材250は、図11に示すように、作動油タンク210上に配置される。複数のステップ支持部材250は、ステップ260を支持する。
ステップ260は、貯油タンク200への給油作業時やエンジン室50内のメンテナンス時に作業者が載る台である。ステップ260は、複数のステップ支持部材250に支持されている。ステップ260は、作業者の足が載置される載置面260aを有する。載置面260aは、上下方向において、燃料油タンク上面220aより下方に配置されている。これにより、載置面260aと燃料油タンク上面220aとの間には、段差が設けられている。
(作動油タンクの詳細構成)
次に、図11〜図13を参照しながら、作動油タンク210の詳細構成について説明する。
図11及び図12に示すように、作動油タンク210は、旋回台20上に固定される。作動油タンク210は、作業機60に供給される作動油を貯留する。
図12及び図13に示すように、作動油タンク210は、作動油タンク上面210a、作動油タンク下面210b、作動油タンク前面210c、作動油タンク後面210d、作動油タンク対向面210e、メンテナンス蓋211、フィルター装置212、ブリーザ弁213、及びブリーザホース214を有する。
作動油タンク上面210aは、後述するステップ260の載置面260aの下方に位置する。作動油タンク下面210bは、作動油タンク上面210aの反対に設けられ、旋回台20に対向する。作動油タンク前面210cは、作動油タンク上面210aと作動油タンク下面210bとに連なっている。作動油タンク後面210dは、作動油タンク前面210cの反対に設けられており、排気ガス処理装置52に対向する。作動油タンク対向面210eは、燃料油タンク220と対向する。
メンテナンス蓋211は、作動油タンク上面210aに取り外し可能に取り付けられている。メンテナンス蓋211を取り外すことによって、作動油タンク210内に配置されたストレーナを交換できる。
フィルター装置212は、作動油タンク上面210aに取り外し可能に取り付けられている。フィルター装置212は、作動油タンク210へ流入する作動油に混入する摩耗粉などを濾過する。
ブリーザ弁213は、作動油タンク210上(第2実施形態では、メンテナンス蓋211上)に配置されている。ブリーザ弁213は、作動油の液面の上昇及び下降に応じて、作動油タンク210内の空気量を調節する。すなわち、作動油の液面が上昇すれば、ブリーザ弁213を介して作動油タンク210から空気が流出し、作動油の液面が下降すれば、ブリーザ弁213を介して作動油タンク210に空気が流入する。
ブリーザホース214は、ブリーザ弁213から流出又は流入する空気を流す管である。ここで、図14は、ブリーザホース214の構成を示す正面図である。ブリーザホース214は、図14に示すように、第1端部214aと、被収容部214bと、第2端部214cと、によって構成される。第1端部214aは、ブリーザ弁213に接続されており、作動油タンク上面210aの上方に配置される。被収容部214bは、第1端部214aに連なっており、凹部221内に収容される。第2端部214cは、被収容部214bに連なっており、作動油タンク210の下端に近接して配置される。第2端部214bは、旋回台20のホース固定部23に固定される。
(燃料油タンクの詳細構成)
図11及び図12に示すように、燃料油タンク220は、旋回台20上に固定される。燃料油タンク220は、エンジン51に供給される燃料油を貯留する。
図12及び図13に示すように、燃料油タンク220は、燃料油タンク前面220d、燃料油タンク上面220a、燃料油タンク下面220b、燃料油タンク後面220f、燃料油タンク対向面220E、及び給油口222を有する。
燃料油タンク上面220aは、ステップ260の載置面260aより上方に位置する。燃料油タンク下面220bは、燃料油タンク上面220aの反対に設けられており、旋回台20に対向する。燃料油タンク下面220bは、上下方向において、作動油タンク下面210bよりも下方に設けられている。燃料油タンク前面220dは、燃料油タンク上面220a及び燃料油タンク下面220bに連なっている。燃料油タンク前面220dは、前後方向において、作動油タンク前面210cと同じ位置に設けられている。燃料油タンク後面220fは、燃料油タンク前面220dの反対に設けられている。燃料油タンク後面220fは、前後方向において、作動油タンク後面210dよりも後方に設けられている。燃料油タンク対向面220Eは、作動油タンク210と対向する。
ここで、燃料油タンク対向面220Eは、図12及び図13に示すように、燃料油タンク隣接面220cと、燃料油タンク傾斜面220eと、を有する。燃料油タンク隣接面220cは、作動油タンク210に沿って形成されおり、作動油タンク対向面210eに隣接して正対している。燃料油タンク傾斜面220eは、燃料油タンク隣接面220cの前端に連なる。燃料油タンク傾斜面220eは、作動油タンク210から離れるように燃料油タンク隣接面220cに対して傾斜している。第2実施形態において、燃料油タンク傾斜面220eは、作動油タンク対向面210eに対しても傾斜している。また、燃料油タンク傾斜面220eは、燃料油タンク上面220a及び燃料油タンク下面220bに連なっている。
このような燃料油タンク傾斜面220eは、上述の作動油タンク対向面210eとともに凹部221を形成している。ブリーザホース214は、燃料油タンク傾斜面220eに沿って配置される。
給油口222は、燃料油タンク上面220a上に設けられる。給油口222から燃料油が補充される。
(作用及び効果)
(1)第2実施形態に係る貯油タンク200において、燃料油タンク220は、作動油タンク210に対向する燃料油タンク対向面220Eを有する。燃料油タンク対向面220Eは、燃料油タンク隣接面220cに対して作動油タンク210から離れるように傾斜する燃料油タンク傾斜面220eを含む。ブリーザホース214は、燃料油タンク傾斜面220eに沿って配置される。
このように、第2実施形態に係る貯油タンク200によれば、ブリーザホース214を燃料油タンク傾斜面220eに沿って収容することができる。そのため、貯油タンク200の外周にブリーザホース214を引き回すためのスペースを確保する必要がない。その結果、貯油タンク200の配置スペースを縮小することができる。
(2)第2実施形態に係る燃料油タンク傾斜面220eは、燃料油タンク上面220a及び燃料油タンク下面220bに連なっている。
従って、燃料油タンク傾斜面220eが上下方向において途切れている場合に比べて、貯油タンク200の外形をシンプルにできる。そのため、貯油タンク200の製造コストを低減することができる。
(3)第2実施形態に係るブリーザホース214は、第2端部214cを有する。第2端部214cは、燃料油タンク220より下方に配置される。
従って、第2端部214cから流出する空気に含まれる作動油によって貯油タンク200が汚れることを抑制できる。
(4)第2実施形態に係る油圧ショベル100(「建設車両」の一例)において、燃料油タンク傾斜面220eは、排気ガス処理装置52に対向しない。
従って、ブリーザホース214の被収容部214bが、排気ガス処理装置52から放出される熱によって損傷(融解を含む)することを抑制できる。また、その結果、被収容部214bをガードする遮熱部材を別途設ける必要をなくすことができる。
(5)第2実施形態に係る油圧ショベル100において、作動油タンク210の後端は、燃料油タンク220の後端よりも前方に位置する。
従って、作動油タンク210の後方に排気ガス処理装置52を配置するスペースを確保しやすくなる。これは、後方小旋回型油圧ショベルのように、排気ガス処理装置52を配置するスペースの確保が困難な場合に有効な措置である。
(6)第2実施形態に係る油圧ショベル100は、作動油タンク210の上方に配置されるステップ260を備える。
従って、作業者がステップ260を台として利用することによって、貯油タンク200への給油作業や、貯油タンク200上の移動をしやすくなる。
(7)第2実施形態に係るステップ260の上面は、燃料油タンク上面220aよりも低い。
このように、燃料油タンク上面220aとステップ260の上面との間に段差を設けることによって、段差が柵の役割をして、作業者がステップ260を踏み外すことを抑制できる。
(8)第2実施形態に係る油圧ショベル100において、作動油タンク210は、燃料油タンク220よりも車体内側に配置される。
従って、ステップ260上を移動する作業者が、誤ってステップ260から足を踏み外すことを抑制できる。
(第2実施形態の変形例)
本発明は上記の第2実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
(A)上記第2実施形態において、燃料油タンク対向面220Eが燃料油タンク傾斜面220eを有することとしたが、これに限られるものではない。「傾斜面」は、作動油タンク対向面210eと燃料油タンク対向面220Eの少なくとも一方に形成されていればよい。例えば、図15に示すように、作動油タンク対向面210eが作動油タンク傾斜面210e2を有していてもよい。また、図16に示すように、燃料油タンク対向面220Eが燃料油タンク傾斜面220eを有し、かつ、作動油タンク対向面210eが作動油タンク傾斜面210e2を有していてもよい。
(B)上記第2実施形態において、燃料油タンク傾斜面220eは、燃料油タンク上面220a及び燃料油タンク下面220bに連なることとしたが、これに限られるものではない。例えば、図17に示すように、燃料油タンク傾斜面220eは、燃料油タンク上面220a及び燃料油タンク下面220bに連なっていなくてもよい。ただし、凹部221にブリーザホース214を収容できるように、燃料油タンク傾斜面220eの上端は、作動油タンク上面210aよりも高くに位置することが好ましい。
(C)上記第2実施形態において、載置面260aと燃料油タンク上面220aとの間には、段差が形成されることとしたが、これに限られるものではない。図18に示すように、載置面260aと燃料油タンク上面220aとは、面一に形成されていてもよい。
(D)上記第2実施形態において、燃料油タンク傾斜面220eは、平面によって形成されることとしたが、これに限られるものではない。燃料油タンク傾斜面220eは、図19に示すように、曲面によって形成されていてもよい。
(E)上記第2実施形態において、油圧ショベル100は、後方小旋回型であることとしたが、これに限られるものではない。
(F)上記第2実施形態において、油圧ショベル100は、排気ガス処理装置52を備えることとしたが、排気ガス処理装置52に代えてマフラーを備えていてもよい。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
10…下部走行体、11,12…一対の履帯、20…旋回台、30…カウンタウェイト、40…機器室、50…エンジン室、50S…メンテナンス台、51…エンジン、52…排気ガス処理装置、60…作業機、64…油圧ホース、70…キャブ、80…階段、100…油圧ショベル、200…貯油タンク、210…作動油タンク、210a…作動油タンク上面、210b…作動油タンク下面、210c…作動油タンク前面、210d…作動油タンク後面、210e…作動油タンク対向面、211…メンテナンス蓋、212…フィルター装置、213…ブリーザ弁、214…ブリーザホース、214a…第1端部、214b…被収容部、214c…第2端部、220…燃料油タンク、220a…上面(燃料油タンク上面)、220b…下面(燃料油タンク下面)、220c…第1側面(燃料油タンク隣接面)、220d…第2側面(燃料油タンク前面)、220e…傾斜面(燃料油タンク傾斜面)、220f…燃料油タンク後面、220E…燃料油タンク対向面、221…凹部、222…給油口、230…第1連結部材、240…第2連結部材、250…ステップ支持部材、260…ステップ、260a…載置面、261…基部、262…延出部

Claims (25)

  1. 載置面を有するステップと、
    前記ステップの下方に配置されており、前記ステップを支持する第1タンク部と、
    前記第1タンク部に連結されており、前記載置面より上方に設けられる上面、前記上面の反対に設けられる下面、前記上面と前記下面とに連なり前記第1タンク部に対向する第1側面、前記上面と前記下面と前記第1側面とに連なる第2側面、及び、前記上面と前記第1側面と前記第2側面とに連なる傾斜面を設けることで形成される凹部、を有する第2タンク部と、
    を備える貯油タンク。
  2. 前記第1タンク部は、作動油を貯留する作動油タンクによって構成され、
    前記第2タンク部は、燃料油を貯留する燃料油タンクによって構成されている、
    請求項1に記載の貯油タンク。
  3. 前記凹部の下端は、上下方向において、前記載置面より下方に位置する、
    請求項1又は2に記載の貯油タンク。
  4. 前記傾斜面は平面である、
    請求項1乃至3のいずれかに記載の貯油タンク。
  5. 前記ステップは、前記凹部内に延出する延出部を有する、
    請求項1乃至4のいずれかに記載の貯油タンク。
  6. 前記第1タンク部上に配置されるブリーザ弁と、
    前記ブリーザ弁に接続され、前記第1タンク部の上方に配置される端部と、前記端部に連なり、前記凹部に収容される被収容部と、を有するブリーザホースと、
    を備える請求項2に記載の貯油タンク。
  7. 作業機と、
    エンジンと、
    前記エンジンの前方に配置される貯油タンクと、
    を備え、
    前記貯油タンクは、
    作業者が足を載せるための載置面を有するステップと、
    前記ステップの下方に配置されており、前記ステップを支持する第1タンク部と、
    前記第1タンク部に連結されており、前記載置面より上方に設けられる上面、前記上面の反対に設けられる下面、前記上面と前記下面とに連なり前記第1タンク部に対向する第1側面、前記上面と前記下面と前記第1側面とに連なる第2側面、及び、前記上面と前記第1側面と前記第2側面とに連なる傾斜面を設けることで形成される凹部、を有する第2タンク部と、
    を有する建設車両。
  8. 前記第1タンク部は、前記作業機に供給される作動油を貯留する作動油タンクによって構成され、
    前記第2タンク部は、前記エンジンに供給される燃料油を貯留する燃料油タンクによって構成されている、
    請求項7に記載の建設車両。
  9. 前記凹部の下端は、上下方向において、前記載置面より下方に位置する、
    請求項7又は8に記載の建設車両。
  10. 前記傾斜面は平面である、
    請求項乃至9のいずれかに記載の建設車両。
  11. 前記ステップは、前記凹部内に延出する延出部を有する、
    請求項乃至10のいずれかに記載の建設車両。
  12. 前記作業機は、前記ステップの前方に配置される油圧ホースを有し、
    前記傾斜面は、前記油圧ホースに対向している、
    請求項乃至11のいずれかに記載の建設車両。
  13. 前記第1タンク部上に配置されるブリーザ弁と、
    前記ブリーザ弁に接続され、前記第1タンク部の上方に配置される端部と、前記端部に連なり、前記凹部に収容される被収容部と、を有するブリーザホースと、
    を備える請求項8に記載の建設車両。
  14. 作動油を貯留する作動油タンクと、
    燃料油を貯留する燃料油タンクと、
    前記作動油タンク上に配置されるブリーザ弁と、
    前記ブリーザ弁に接続されるブリーザホースと、
    を備える貯油タンクであって、
    前記作動油タンクは、前記燃料油タンクに対向する第1対向面を有し、
    前記燃料油タンクは、前記作動油タンクに対向する第2対向面を有しており、
    前記第2対向面は、前記作動油タンクに沿って形成される燃料油タンク隣接面と、前記燃料油タンク隣接面に連なっており、前記燃料油タンク隣接面に対して前記作動油タンクから離れるように傾斜する燃料油タンク傾斜面と、を含み、
    前記ブリーザホースは、前記燃料油タンク傾斜面に沿って配置される、
    貯油タンク。
  15. 前記燃料油タンク傾斜面は、前記燃料油タンクの上面と下面とに連なる、
    請求項14に記載の貯油タンク。
  16. 前記ブリーザホースは、前記ブリーザ弁に連結される第1端部と、前記燃料油タンクより下方に配置される第2端部と、を有する、
    請求項14又は15に記載の貯油タンク。
  17. 前記第1対向面は、前記燃料油タンクに沿って形成される作動油タンク隣接面と、前記作動油タンク隣接面に連なっており、前記作動油タンク隣接面に対して前記燃料油タンクから離れるように傾斜する作動油タンク傾斜面と、を含み、
    前記ブリーザホースは、前記燃料油タンク傾斜面と前記作動油タンク傾斜面との間に配置される、
    請求項14乃至16のいずれかに記載の貯油タンク。
  18. 前記作動油タンクは、前記燃料油タンクの車体内側に配置される、
    請求項14乃至17のいずれかに記載の貯油タンク。
  19. 作動油を貯留する作動油タンクと、
    燃料油を貯留する燃料油タンクと、
    前記作動油タンク上に配置されるブリーザ弁と、
    前記ブリーザ弁に接続されるブリーザホースと、
    を備える貯油タンクであって、
    前記作動油タンクは、前記燃料油タンクに対向する第1対向面を有し、
    前記燃料油タンクは、前記作動油タンクに対向する第2対向面を有しており、
    前記第1対向面は、前記燃料油タンクに沿って形成される作動油タンク隣接面と、前記作動油タンク隣接面に連なっており、前記作動油タンク隣接面に対して前記燃料油タンクから離れるように傾斜する作動油タンク傾斜面と、を含み、
    前記ブリーザホースは、前記作動油タンク傾斜面に沿って配置される、
    貯油タンク。
  20. 請求項14乃至19のいずれかに記載の貯油タンクと、
    前記作動油タンクから前記作動油の供給を受ける作業機と、
    前記燃料油タンクから前記燃料油の供給を受けるエンジンと、
    を備える建設車両。
  21. 前記貯油タンクの後方に近接し、前記エンジンの排気ガスを処理する排気ガス処理装置を備え、
    前記燃料油タンク傾斜面及び前記作動油タンク傾斜面は、前記排気ガス処理装置に対向する面とは異なる、
    請求項20に記載の建設車両。
  22. 前記作動油タンクの後端は、前後方向において、前記燃料油タンクの後端よりも前方に位置する、
    請求項20又は21に記載の建設車両。
  23. 前記貯油タンクは、前記作動油タンクの上方に配置されるステップを備える、
    請求項20乃至22のいずれかに記載の建設車両。
  24. 前記ステップの上面は、上下方向において、前記燃料油タンクの上面よりも低い、
    請求項23に記載の建設車両。
  25. 前記作動油タンクは、前記燃料油タンクよりも車体内側に配置される、
    請求項23又は24に記載の建設車両。
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