JP6604987B2 - 転圧車両 - Google Patents
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Description
エンジンルーム9にはラジエータ等の熱交換器21を介して外気導入室20が隣接され、エンジンルーム9及び外気導入室20は開閉可能なフード11により上方から覆われている。エンジン10により冷却ファン10aが駆動されると、エンジンルーム9に発生した負圧により、フード11に設けられた外気導入口24から外気が外気導入室20内に導入され、さらに熱交換器21を経てエンジンルーム9内へと流通する。
熱交換器カバー101は鋼板を折曲形成して製作され、外気導入室20の下側に配設されている。熱交換器カバー101は全体として車両後方に向けて凹状をなして熱交換器21の前面を覆うと共に、その上部及び下部が開放されている。冷却ファン10aによりエンジンルーム9で生じた負圧により、外気は外気導入室20の底壁20cに形成された間隙102を経て熱交換器カバー101の内部に導入され、さらに上記のように熱交換器21を経てエンジンルーム9内へと流通する。
図1は本実施形態のタイヤローラを示す側面図、図2はタイヤローラのエンジンルーム及び外気導入室を排気管の取り回しと共に示す断面図である。以下の説明では、車両に搭乗した運転者を主体として前後、左右及び上下方向を表現する。
熱交換器カバー26の形状について詳述すると、左右側壁26aの後端にはフランジ部26dが形成され、これらのフランジ部26dは、熱交換器21を車体2に固定しているブラケット27に対してボルト28により締結され、これにより車体2に熱交換器カバー26が固定されている。熱交換器カバー26の左右側壁26a及び前壁26bの上端は、外気導入室20の底壁20cに接続されている。
本実施形態の熱交換器カバーの底壁26cは平板状をなす前後2面からなり、側方視(一側方)において逆V字状をなすように鋼板(板材)を二つ折りして成形されている。底壁26cの左右両端は側壁26aに溶接され、底壁26cの前後両端は前壁26b及び熱交換器21側に対してそれぞれ離間し、これにより底壁26cの最下端の前後には、熱交換器カバー26内とタイヤハウス15内とを連通させる左右方向に帯状をなす排出孔36が形成されている。
この別例の基本的な構成は第1実施形態の排気構造と同様であるため、重複する箇所の説明は省略し、相違点を重点的に述べる。
底壁26cの前端及び後端、即ち傾斜方向の最下端にはそれぞれゴム等の可撓性シート41の基端がボルト42により取り付けられている。可撓性シート41の左右幅は排出孔36と同一であり、前後長は排出孔36よりも長く設定されている。
次いで、第2実施形態を説明する。第1実施形態との相違点は熱交換器カバー26の底壁26cの形状にあり、その他の構成は第1実施形態と同一である。よって、重複する箇所の説明は省略し、相違点を重点的に述べる。
この別例では、前壁26bの下部のガイド面52は形成されておらず、底壁26cの左右には熱交換器カバー26の前後長に等しい排出孔61がそれぞれ形成されている。そして、底壁26cの左端及び右端、即ち傾斜方向の最下端にはそれぞれゴム等の可撓性シート62の基端がボルト63により取り付けられ、可撓性シート62の前後幅は排出孔61と同一であり、左右長は排出孔61よりも長く設定されている。
10 エンジン
11 フード(車体パネル)
15 タイヤハウス(下方外部)
20 外気導入室
21 熱交換器
24 外気導入口
26 熱交換器カバー
26a 側壁(内壁)
26b 前壁(内壁)
27 固定ブラケット(内壁)
26c 底壁
31 排気管
32 排気貫通孔
36,51,61 排出孔
41,62 可撓性シート
Claims (5)
- 走行用動力源のエンジンが収容されたエンジンルームに隣接して画成され、車体パネルの上方に開口する外気導入口を経て外気が導入される外気導入室と、
前記外気導入室と前記エンジンルームとの間に配設され、前記外気導入室から前記エンジンへと流通する外気との熱交換により前記エンジンの冷却作用を奏する熱交換器と、
前記エンジンルームから前記外気導入室内を経由して該外気導入室の底壁に形成された排気貫通孔を経て下方外部へと延設され、前記エンジンの排ガスを路面近傍に案内する排気管と
を備え、
前記外気導入室の底壁は、前記排気管の断面輪郭線内に頂点を位置させた斜状をなすように形成されている
ことを特徴とする転圧車両。 - 前記外気導入室の底壁は、斜状の裾部分に前記外気導入室内と前記下方外部とを連通させる排出孔が形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の転圧車両。 - 前記外気導入室の底壁は、一側方から見て逆V字状をなすように板材を二つ折りして成形され、一側方において頂点を前記排気管の断面輪郭線内に位置させた
ことを特徴とする請求項1または2に記載の転圧車両。 - 前記外気導入室の底壁の斜状の裾部分に取り付けられ、自重で下方に垂れ下がって前記外気導入室の内壁から離間して前記排出孔を下方外部に向けて開口させる一方、前記外気導入口を経た外気の導入のために前記外気導入室内に負圧が発生したときには、該負圧により吸い上げられて前記外気導入室の内壁への当接により前記排出孔を閉塞する可撓性シートをさらに備えた
ことを特徴とする請求項2に記載の転圧車両。 - タイヤハウス内に面するように前記外気導入室の下側に配設されて前記熱交換器の下側を覆うと共に、前記外気導入室内と連通して一つの空間を形成することにより外気導入室の一部として機能する熱交換器カバーをさらに備え、
前記熱交換器カバーの底壁が前記排気管の断面輪郭線内に頂点を位置させた斜状をなすように形成されている
ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の転圧車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017063427A JP6604987B2 (ja) | 2017-03-28 | 2017-03-28 | 転圧車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017063427A JP6604987B2 (ja) | 2017-03-28 | 2017-03-28 | 転圧車両 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018165114A JP2018165114A (ja) | 2018-10-25 |
JP6604987B2 true JP6604987B2 (ja) | 2019-11-13 |
Family
ID=63922316
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017063427A Active JP6604987B2 (ja) | 2017-03-28 | 2017-03-28 | 転圧車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6604987B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6704369B2 (ja) * | 2017-03-29 | 2020-06-03 | 日立建機株式会社 | 転圧機械 |
-
2017
- 2017-03-28 JP JP2017063427A patent/JP6604987B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018165114A (ja) | 2018-10-25 |
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