JPH08268091A - 建設機械のエンジン吸気構造 - Google Patents

建設機械のエンジン吸気構造

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JPH08268091A
JPH08268091A JP7606195A JP7606195A JPH08268091A JP H08268091 A JPH08268091 A JP H08268091A JP 7606195 A JP7606195 A JP 7606195A JP 7606195 A JP7606195 A JP 7606195A JP H08268091 A JPH08268091 A JP H08268091A
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intake
door
duct
engine
air cleaner
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JP7606195A
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Akira Tatsumi
明 辰巳
Gianni Duri
ジャンニ デュリー
Dario Prealta
ダリオ プレアルタ
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Fiat Hitachi Excavators SpA
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Fiat Hitachi Excavators SpA
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/08Superstructures; Supports for superstructures
    • E02F9/0858Arrangement of component parts installed on superstructures not otherwise provided for, e.g. electric components, fenders, air-conditioning units
    • E02F9/0891Lids or bonnets or doors or details thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K13/00Arrangement in connection with combustion air intake or gas exhaust of propulsion units
    • B60K13/02Arrangement in connection with combustion air intake or gas exhaust of propulsion units concerning intake
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K13/00Arrangement in connection with combustion air intake or gas exhaust of propulsion units
    • B60K13/06Arrangement in connection with combustion air intake or gas exhaust of propulsion units using structural parts of the vehicle as ducts, e.g. frame parts

Abstract

(57)【要約】 【目的】建設機械のエンジン吸気構造において、保守点
検作業に支障を来すことなく、排気ガスや冷却風の熱気
を吸い込むことを防止できるようにする。 【構成】側板部6cのドア19に吸気口30a,30b
を設け、エアクリーナ13から吸気口30a,30bの
近くまでゴム等の弾性材料で作られた吸気ダクト31を
伸ばし、ドア19を閉めたときに吸気口30a,30b
を吸気ダクト31に連結する連結ダクト32をドア19
の内側に溶接などで取付ける。吸気口30,30は吸気
面積を十分に確保するため2本の横方向の長穴であり、
連結ダクト32はボックス状部分32aと先細の筒状部
分32bとで構成され、連結ダクト32のボックス状部
分32aの下部側壁は下方に傾斜して下側吸気口30b
の下端へと滑らかに連なり、雨水を排水できるように
し、吸気ダクト31はドア19を閉めたときに連結ダク
ト32の筒状部分32bの先端が密着し、騒音が外部に
漏れない構造となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ショベル等の建設
機械のエンジン吸気構造に係わり、特に、機械室の側部
のエアクリーナに隣接する位置に保守点検用のドアを有
す建設機械のエンジン吸気構造に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧ショベル等の建設機械は、一般に、
機械室内にエンジン、エンジンに吸入される空気を濾過
するエアクリーナ、エンジン内で燃焼後の排気ガスを排
気するマフラー、エンジンに取付けられた冷却ファン、
オイルクーラ、ラジエータ等を設置しており、車体上部
に設けられたエアクリーナの吸気口から吸入された空気
はエアクリーナで濾過され、エンジンに供給され、エン
ジン内で燃焼後の排気ガスはマフラーを介して消音さ
れ、機械室上部に設けられた排気口から排気される。ま
た、エンジン冷却のためファンにより吸入された外気は
オイルクーラ、ラジエータを冷却後、通常機械室上部の
エンジンカバーなどに設けられた排気口から外部に排気
される。機械室の側部のエアクリーナに隣接する位置に
は通常保守点検用のドアが設けられている。
【0003】また、建設機械のエンジン吸気構造に関す
る従来技術として、例えば、特開昭62−113617
号公報や特開平4−109026号公報がある。特開昭
62−113617号公報には、機体フレームによって
エンジンへの空気取り入れダクトを形成し、機体フレー
ムの側部のエンジンより離れた位置に空気取り入れ口を
開口させたエンジン吸気構造が記載されている。
【0004】特開平4−109026号公報には、吸気
ダクトの入口をボンネットの底部に開口させたエンジン
吸気構造が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術には、以下の問題がある。エアクリーナから吸入さ
れる空気の温度はエンジンの燃料効率を良くするため低
い方が良い。しかし、従来のエンジン吸気構造では、エ
アクリーナの吸気口がマフラーの排気口や冷却風の排気
口と同じ機械室上部に設けられていたため、燃焼後の排
気ガスやオイルクーラ、ラジエータ冷却後の熱気を吸込
み易く、吸気温度が高くなるという問題があった。勿
論、冷却風の排気口やマフラーの排気口の位置はエアク
リーナの吸気口から遠くなるように設計されているが、
風向きによってそれらの熱気を吸い込んでしまうことが
多々あった。
【0006】特開昭62−113617号公報や特開平
4−109026号公報に記載のエンジン吸気構造で
は、車体上部以外の場所に空気取り入れ口を開口させて
いるので、上記のような排気ガスや冷却風の熱気を吸い
込むことは避けられる。しかし、特開昭62−1136
17号公報に記載のように空気取り入れ口を機体フレー
ムの側部に設けると、エンジンルームの側部のエアクリ
ーナに隣接する位置に保守点検用のドアが設けられてい
る建設機械では、ドアが空気取り入れ口に干渉しないよ
うにするためドアのサイズを小さくしなければならず、
保守点検作業に支障を生じるという問題があった。ま
た、特開平4−109026号公報に記載のように吸気
ダクトの入口をボンネットの底部に開口させると、エン
ジンルーム内を吸気ダクトが上下に伸びることになり、
保守点検時に吸気ダクトが邪魔になり、やはり保守点検
作業がやりにくくなる。
【0007】本発明の目的は、保守点検作業に支障を来
すことなく、排気ガスや冷却風の熱気を吸い込むことを
防止できる建設機械のエンジン吸気構造を提供すること
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次の構成を採用する。すなわち、機械室内
にエンジン及びこのエンジンに吸入される空気を濾過す
るエアクリーナを設置し、前記機械室の側部の前記エア
クリーナに隣接する位置に保守点検用のドアを設けた建
設機械のエンジン吸気構造において、前記側部のドアに
前記エアクリーナの吸気口を設け、前記エアクリーナか
ら前記吸気口の近くまで吸気ダクトを伸ばし、前記ドア
を閉めたときに前記吸気口を前記吸気ダクトに連結する
連結手段を設ける構造とする。
【0009】好ましくは、前記吸気口は少なくとも1つ
の長穴である。
【0010】また、好ましくは、前記連結手段は前記ド
アの内側に前記吸気口に連通するよう設けられ、前記ド
アを閉めたときに前記吸気ダクトに連結される連結ダク
トを含む。この場合、連結ダクトは、前記ドアの内側に
前記吸気口を覆うように位置し前記吸気口に連通する凹
所を形成するボックス状部分と、前記ドアを閉めたとき
に前記吸気ダクトに連結される開口部を有することが望
ましい。また、連結ダクトのボックス状部分の下部側壁
は下方に傾斜し前記吸気口の下端へと滑らかに連なって
いることが望ましい。
【0011】また、好ましくは、前記連結手段及び吸気
ダクトの少なくとも一方の少なくとも接触部をゴム等の
弾性材料で構成する。
【0012】
【作用】以上のように構成した本発明においては、ドア
を閉めると機械室の側部に設けられた吸気口が吸気ダク
トに連結されるので、機械室側部の空気が吸気口から吸
入され、エアクリーナ13で濾過された後エンジン8に
供給される。このため、エアクリーナは機械室上方に排
出される排気ガスや熱交換後の冷却風の熱気を吸うこと
なく、冷たい外気を吸入することとなり、エンジンの燃
焼効率が向上する。また、ドアを開けたときには吸気口
は吸気ダクトから分離されるので、保守点検作業に際し
ては従来のドアと同様に使用でき、保守点検作業に支障
を来すことはない。
【0013】エアクリーナの吸気口を長穴とすることに
より、吸気口は広い面積が与えられ、吸気圧は十分に低
く設定できる。
【0014】連結手段をドアの内側に取付けた連結ダク
トで構成とすることにより、エアクリーナの吸気口を長
穴としたときでもドアを閉めたとき吸気口を吸気ダクト
に連結することが容易となる。
【0015】連結ダクトをボックス状部分と開口部とで
構成することにより、エアクリーナの吸気口が長穴であ
ってもドアを閉めたとき吸気口を吸気ダクトに確実に連
結できる。
【0016】連結ダクトのボックス状部分の下部側壁を
下方に傾斜し吸気口の下端へと滑らかに連ねることによ
り、ドアに雨が吹き付けた場合に、雨水は吸気口から排
出される。
【0017】連結手段及び吸気ダクトの少なくとも一方
の少なくとも接触部をゴム等の弾性材料で構成すること
により、ドアを閉めたときに連結ダクトが吸気ダクトに
密着するので、騒音が外部に漏れることがない。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図6により説
明する。図1及び図2において、1は油圧ショベルの下
部走行体であり、下部走行体1上には上部旋回体2が旋
回可能に搭載され、上部旋回体2の前部にはフロント作
業機3が上下方向に回動自在に取り付けられている。上
部旋回体2は骨組み構造を成す旋回フレーム4と、旋回
フレーム4の前部に設置された運転室5と、旋回フレー
ム4の後部に設置された機械室6と、旋回フレーム4の
最後端に設置されたカウンターウエイト7とから大略構
成されている。
【0019】機械室6は、底板部6a、左右の側板部6
b,6c、エンジンカバー6d及び天板部6eをボック
ス状に構成して成り、機械室6の内部は仕切板6fによ
りエンジンルーム6Aとその他の室6Bとに区画されて
いる。エンジンルーム6A内にはエンジン8、エンジン
8に取付けられた冷却ファン9、オイルクーラ10、ラ
ジエータ11、エンジン8内で燃焼後の排気ガスを排気
するマフラー12等が設置されている。その他の室6B
内にはエンジン8に吸入される空気を濾過するエアクリ
ーナ13やエンジン8で駆動される図示しない油圧ポン
プなどが設置されている。
【0020】機械室6のエンジンルーム6A側の側板部
6bやエンジンカバー6dの側部には吸気口14が開け
られ、エンジンカバー6dには排気口15が開けられ、
エンジン冷却のためファン9により吸気口14より吸入
された外気はオイルクーラ10、ラジエータ11を冷却
後、排気口15から外部に排気される。
【0021】エアクリーナ13は仕切板6fを貫通する
吸気ダクト16を介してエンジン8に接続され、マフラ
ー12は排気ダクト17を介してエンジン8に接続さ
れ、更に仕切板6f及び天板6eを貫通する排気ダクト
18に接続され、エアクリーナ13の吸気口30a,3
0b(後述)から吸入された空気はエアクリーナ13で
濾過され、エンジン8に供給され、エンジン8内で燃焼
後の排気ガスはマフラー12を介して消音され、排気ダ
クト18の排気口18aから排気される。
【0022】機械室6のその他の室6B側の側板部6c
にはエアクリーナ13に隣接する位置に保守点検用のド
ア19が設けられている。
【0023】また、本実施例のエンジン吸気構造の特徴
的構成として、機械室6の側部である側板部6cのドア
19に開けられたエアクリーナ13の吸気口30a,3
0bと、エアクリーナ13から吸気口30a,30bの
近くまで伸びる吸気ダクト31と、ドア19を閉めたと
きに吸気口30a,30bを吸気ダクト31に連結する
連結ダクト32とを備えている。
【0024】本実施例において、連結ダクト32はドア
19の内側に溶接などで取付けられている。吸気口3
0,30は吸気面積を十分に確保するため2本の横方向
の長穴であり、連結ダクト32は、図3及び図4に示す
ように、ドア19の内側で吸気口30,30を覆うよう
に位置し、吸気口30,30に連絡する凹所33を形成
するボックス状部分32aと、ドア19を閉めたときに
吸気ダクト31の先端開口部31a(図5参照)に嵌合
する先細の筒状部分32bとを有し、連結ダクト32の
ボックス状部分32aの下部側壁は下方に傾斜して下側
吸気口30bの下端へと滑らかに連なり、雨水が排水さ
れる構造となっている。
【0025】一方、吸気ダクト31はゴム等の弾性材料
で作られており、ドア19を閉めたときに連結ダクト3
2の筒状部分32bの先端が密着し、騒音が外部に漏れ
ない構造となっている。
【0026】図5はドア19を開けたときの室6B内の
様子を示す図である。
【0027】以上のように構成した本実施例では、前述
したように、エンジン8内で燃焼後の排気ガスはマフラ
ー12を介して消音され、天板6eの上方に位置する排
気ダクト18の排気口18aから排気される。また、エ
ンジン冷却のためファン9により吸気口14より吸入さ
れた外気はオイルクーラ10、ラジエータ11を冷却
後、排気口15からエンジンカバー6dの上方へと外部
に排気される。一方、エアクリーナ13に対しては、機
械室6の側部であるドア19に設けられた吸気口30
a,30bから空気が吸入され、エアクリーナ13で濾
過された後エンジン8に供給される。このため、エアク
リーナ13は排気ガスや熱交換後の冷却風の熱気を吸う
ことなく、冷たい外気を吸入することとなり、エンジン
8の燃焼効率が向上する。
【0028】比較のため、従来のエンジン吸気構造を図
6に示す。図6において、100はエアクリーナ13の
吸気ダクトであり、天板6eを貫通して上方に伸び、エ
アクリーナ13の吸気口100aは天板6eの上方に位
置している。このように従来のエンジン吸気構造では、
エアクリーナ13の吸気口100aがマフラー12の排
気口18aや冷却風の排気口15と同じ機械室6の上部
に設けられていたため、燃焼後の排気ガスやオイルクー
ラ、ラジエータ冷却後の熱気を吸込み易く、吸気温度が
高くなる。このため、エンジン8の燃焼効率が低下す
る。
【0029】また、本実施例では、吸気ダクト32はド
ア19を閉めたときに吸気口30a,30bを吸気ダク
ト31に連結し、ドア19を開けたときには図5に示す
ように吸気ダクト31から分離されるので、保守点検作
業に際しては従来のドアと同様に使用でき、保守点検作
業に支障を来すことはない。
【0030】更に、ドア19に雨が吹き付けた場合に
は、雨水は下側の吸気口30bから排出されるので、エ
アクリーナ13に雨が入ることもない。
【0031】また、吸気口30a,30bを長穴とし、
連結ダクト32に凹所33を形成するボックス状部分3
2aを設けたので、エアクリーナ13の吸気口は広い面
積が与えられ、吸気圧は十分に低く設定できる。
【0032】更に、吸気ダクト31をゴム等の弾性材料
で作り、ドア19を閉めたときに連結ダクト32の筒状
部分32bの先端が密着するので、騒音が外部に漏れる
こともない。
【0033】本発明の他の実施例を図7により説明す
る。本実施例は、連結ダクトに筒状部分を設けることな
く連結ダクトを吸気ダクトに密着、連結する構造とした
ものである。
【0034】図7において、連結ダクト32Aはボック
ス状部分31aに開口部32cのみを形成し、吸気ダク
ト31Aはゴムで作ると共に吸気ダクト31Aの開口部
31aの先端部31bを外側に広がるラッパ形とし、ド
ア9を閉めたときに吸気ダクト31Aのラッパ形先端部
31bが開口部32cの周囲に密着する構成とする。
【0035】本実施例によっても、吸気ダクト32はド
ア19を閉めたときに吸気口30a,30bが吸気ダク
ト31に連結され、ドア19を開けたときには吸気ダク
ト31から分離されるので、上記実施例と同様の効果が
得られる。
【0036】なお、以上の実施例では、雨水が下側の吸
気口30bから排出されるようにしたが、図8に示すよ
うに上側の吸気孔30aにフード40を設け、積極的に
雨が吸気口に侵入しないようにしてもよい。
【0037】また、連結ダクト32,32Aと吸気ダク
ト31,31Aの密着性を良くするため、吸気ダクト3
1,31Aをゴム等の弾性材料で作ったが、連結ダクト
32,32A及び吸気ダクト31,31Aの少なくとも
一方の少なくとも接触部をゴム等の弾性材料で作れば良
く、これによってもドア19を閉めたときに同様に密着
連結構造が得られる。また、吸気孔30a,30bを1
つの開口にした場合には、連結ダクト32,32Aを設
けず、ドア19を閉めたときに吸気ダクト31,31A
の先端部が直接吸気口の周囲に密着するようにしてもよ
い。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、エアクリーナは排気ガ
スや熱交換後の冷却風の熱気を吸うことなく、冷たい外
気を吸入し、エンジンの燃焼効率が向上する。また、保
守点検作業に際して従来のドアと同様に使用でき、保守
点検作業に支障を来すことがない。
【0039】また、吸気口を長穴とし、連結ダクトに凹
所を形成するボックス状部分を設けたので、エアクリー
ナの吸気口は広い面積が与えられ、吸気圧は十分に低く
設定できる。
【0040】また、ドアに雨が吹き付けた場合には、雨
水は下側の吸気口から排出され、エアクリーナに雨が入
ることがない。
【0041】更に、ドアを閉めたときに連結手段が吸気
ダクトに密着するので、騒音が外部に漏れることがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるエンジン吸気構造を備
えた建設機械の機械室の縦断面図である。
【図2】図1に示す建設機械の要部側面図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】図2のIV−IV線断面図である。
【図5】ドアを開けたときの様子を示す図2に相当する
図である。
【図6】従来のエンジン吸気構造を備えた建設機械の機
械室の縦断面図である。
【図7】本発明の他の実施例によるエンジン吸気構造を
備えた建設機械の機械室の縦断面図である。
【図8】本発明の更に他の実施例によるエンジン吸気構
造の縦断面図である。
【符号の説明】 6 機械室 6A エンジンルーム 6B その他の室 6a 底板部 6b,6c 側板部 6d エンジンカバー 6e 天板 8 エンジン 9 ファン 10 オイルクーラ 11 ラジエータ 12 マフラー 13 エアクリーナ 15 排気口 18a 排気口 19 ドア 30a,30b 吸気口 31 吸気ダクト 32 連結ダクト 32a ボックス状部分 32b 筒状部分 33 凹所
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デュリー ジャンニ イタリア国、40027 モルダーノ(ボロー ニャ)、ヴィア フォンド コムーニャ 10 (72)発明者 プレアルタ ダリオ イタリア国、10093 コッレーニョ(トリ ノ)、ヴィア ジェネラール カントーレ 30

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械室内にエンジン及びこのエンジンに
    吸入される空気を濾過するエアクリーナを設置し、前記
    機械室の側部の前記エアクリーナに隣接する位置に保守
    点検用のドアを設けた建設機械のエンジン吸気構造にお
    いて、 前記側部のドアに前記エアクリーナの吸気口を設け、前
    記エアクリーナから前記吸気口の近くまで吸気ダクトを
    伸ばし、前記ドアを閉めたときに前記吸気口を前記吸気
    ダクトに連結する連結手段を設けたことを特徴とする建
    設機械のエンジン吸気構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の建設機械のエンジン吸気
    構造において、前記吸気口は少なくとも1つの長穴であ
    ることを特徴とする建設機械のエンジン吸気構造。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の建設機械のエン
    ジン吸気構造において、前記連結手段は前記ドアの内側
    に前記吸気口に連通するよう設けられ、前記ドアを閉め
    たときに前記吸気ダクトに連結される連結ダクトを含む
    ことを含むことを特徴とする
  4. 【請求項4】 請求項3記載の建設機械のエンジン吸気
    構造において、前記連結ダクトは、前記ドアの内側に前
    記吸気口を覆うように位置し前記吸気口に連通する凹所
    を形成するボックス状部分と、前記ドアを閉めたときに
    前記吸気ダクトに連結される開口部を有することを特徴
    とする建設機械のエンジン吸気構造。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の建設機械のエンジン吸気
    構造において、前記連結ダクトのボックス状部分の下部
    側壁は下方に傾斜し前記吸気口の下端へと滑らかに連な
    っていることを特徴とする建設機械のエンジン吸気構
    造。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の建設機械のエンジン吸気
    構造において、前記連結手段及び吸気ダクトの少なくと
    も一方の少なくとも接触部をゴム等の弾性材料で構成し
    たことを特徴とする建設機械のエンジン吸気構造。
JP7606195A 1995-03-31 1995-03-31 建設機械のエンジン吸気構造 Pending JPH08268091A (ja)

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