JP4458423B2 - 建設機械の吸気装置 - Google Patents

建設機械の吸気装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4458423B2
JP4458423B2 JP2005057518A JP2005057518A JP4458423B2 JP 4458423 B2 JP4458423 B2 JP 4458423B2 JP 2005057518 A JP2005057518 A JP 2005057518A JP 2005057518 A JP2005057518 A JP 2005057518A JP 4458423 B2 JP4458423 B2 JP 4458423B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bonnet
case body
air
turbocharger
engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005057518A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006240431A (ja
Inventor
大作 鳴本
昌昭 橋本
剛 君島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Caterpillar Japan Ltd
Original Assignee
Caterpillar Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Caterpillar Japan Ltd filed Critical Caterpillar Japan Ltd
Priority to JP2005057518A priority Critical patent/JP4458423B2/ja
Publication of JP2006240431A publication Critical patent/JP2006240431A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4458423B2 publication Critical patent/JP4458423B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

本発明は、ホイールローダ、油圧ショベル等の建設機械の吸気装置の技術分野に属するものである。
一般に、ホイールローダ等の建設機械では、エンジンに供給する空気をエアクリーナで浄化するようになっているが、該エアクリーナは、エンジンルーム内に配設され、エアクリーナから突出(延出)した吸気ダクトの先端の吸気口から空気を吸入するようになっている。そしてこの場合、前記吸気口を、エンジンルーム外壁に開設した通気窓の近傍に配設し、通気窓から直接空気を吸入するようにしたものが知られている(特許文献1)。
特開平8−268091号公報
ところが前記従来のものは、吸気口が通気窓近傍に配されている結果、空気の通気窓の通過が局所的になって通過速度が速くなり、このため風切り音が発生し、これが外に漏れ出て騒音発生の原因の一つになっているという問題があり、ここに本発明が解決すべき課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、運転席を覆うケース体と、該ケース体後方のボンネットとが連通するようにして構成される建設機械において、エンジンを収容するためのエンジンルームをボンネットからケース体内にまで至るように構成するにあたり、前記エンジンの左右方向一側方に、ターボチャージャとエアクリーナとを、ターボチャージャはケース体内に配しエアクリーナはボンネット内に配するようにして前後に間隔を存する構成にすると共に、前記エアクリーナから延設される吸気ダクトをボンネットを越えてケース体にまで至るようにして設けて吸気ダクトの吸気口をターボチャージャの外側方近傍に配し、ボンネット左右方向一側方に形成される通気窓から吸気口を離間させたことを特徴とする建設機械の吸気装置である。
請求項2の発明は、請求項1において、吸気口は、通気窓とは逆の前方が開口していることを特徴とする建設機械の吸気装置である。
請求項1の発明とすることで、吸気ダクトの吸気口が通気窓から離間した配置構成となって通気窓を通過する空気が局所的なものでなくなって風切り音の発生が抑制されると共に、騒音発生源であるターボチャージャの騒音防止のため設けた防音材を有効に利用して吸気口の防音ができ、騒音の低減が図れることになる。
請求項2の発明とすることで、吸気口が、騒音が漏れる通気窓とは反対側を向いた配置となって吸気口で発生した騒音が通気窓から漏れてしまうことを低減し、騒音発生を抑制できることになる。
次ぎに、本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。図中、1は後述するようにエンジン、油圧機器等の各種部材装置を搭載して構成される後部車両、2はバケット3、アーム4等の各種部材装置を取付けて構成される前部車両であって、前後部車両1、2は連結部5を介して左右方向揺動自在に連結されていて、建設機械の1例であるホイールローダを構成している。
後部車両1は、前部に運転席6を覆うキャブ7が設けられ、後部にエンジンルーム8を開閉自在に覆うボンネット9が設けられているが、キャブ7内には、運転席6を取付けるためのシート架台10が配設されると共に、該シート架台10を囲繞するようにしてカバー体11が設けられている。そして前記ボンネット9とカバー体11とは内部が連通するようにして前記エンジンルーム8が構成されている。
12はエンジンルーム8に収容されるエンジンであって、該エンジン12は、前記ボンネット9からカバー体11内にまで至る状態で配設され、エンジン12の後方には冷却ファン13、ラジエータ14が配設されている。またエンジン12の左右方向一側方(本実施の形態では右側方)には、カバー体11に内装される配置のターボチャージャ15とボンネット9に内装される配置のエアクリーナ16とが前後に間隙を存する状態で配されている。そしてエアクリーナ16から前方に延設される吸気ダクト17は、ボンネット9を通り越してケース体11内にまで至り、しかも前側が開口している吸気ダクト17の吸気口17aは、ターボチャージャ15に近接する状態でターボチャージャ15の外側方(本実施の形態では右外側方)に略位置するようにして設けられている。
前記ボンネット9およびカバー体11の内面には略全面に亘って防音材18が止着されていてターボチャージャ14を含めた各種機材の防音対策が図られているが、ボンネット9の外側方(本実施の形態では右側方)やや上位置には、防音材18のない状態の通気窓19(本実施の形態では小孔を複数開設したパンチングメタルで構成されている)が設けられており、これによって該通気窓19は、前記吸気ダクト17の吸気口17aの後方に離間する配置となっている。
叙述の如く構成された本発明の実施の形態において、エアクリーナ16に空気を供給する吸気ダクト17の吸気口17aは、通気窓19から離間した前側に配されているため、通気窓19からの空気の流入が、従来の通気窓19の近傍に吸気口が配されているもののように局所的になって風切り音が発生してしまうことが防止され騒音発生の低減が図れる。
しかも吸気口17aに空気が流入することにより発生する騒音は、吸気口17aがケース体11内におけるターボチャージャ15の近傍に配されている結果、通気窓19から遠くなるだけでなく、ターボチャージャ15の騒音防止をするための防音材18による騒音防止が図られることになって、さらなる騒音低下を達成できることになる。
そのうえこのものでは、吸気口17aが通気窓19が形成される後ろ向きではなく前側を向いた状態で開口しているため、吸気口17aから発生する騒音が通気窓19から漏れ出てしまうことをさらに低減できることになる。
ホイールローダの全体側面図である。 エンジンルーム部の側面図である。 エンジンルーム部の要部平面図である。 ケース体の底面図である。 ボンネットの底面図である。 ケース体、ボンネット部位の平面図である。
符号の説明
1 後部車両
2 前部車両
6 運転席
7 キャブ
8 エンジンルーム
9 ボンネット
11 カバー体
12 エンジン
15 ターボチャージャ
16 エアクリーナ
17 吸気ダクト
17a 吸気口
18 防音材
19 通気窓

Claims (2)

  1. 運転席を覆うケース体と、該ケース体後方のボンネットとが連通するようにして構成される建設機械において、エンジンを収容するためのエンジンルームをボンネットからケース体内にまで至るように構成するにあたり、前記エンジンの左右方向一側方に、ターボチャージャとエアクリーナとを、ターボチャージャはケース体内に配しエアクリーナはボンネット内に配するようにして前後に間隔を存する構成にすると共に、前記エアクリーナから延設される吸気ダクトをボンネットを越えてケース体にまで至るようにして設けて吸気ダクトの吸気口をターボチャージャの外側方近傍に配し、ボンネット左右方向一側方に形成される通気窓から吸気口を離間させたことを特徴とする建設機械の吸気装置。
  2. 請求項1において、吸気口は、通気窓側とは逆の前方が開口していることを特徴とする建設機械の吸気装置。
JP2005057518A 2005-03-02 2005-03-02 建設機械の吸気装置 Expired - Fee Related JP4458423B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005057518A JP4458423B2 (ja) 2005-03-02 2005-03-02 建設機械の吸気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005057518A JP4458423B2 (ja) 2005-03-02 2005-03-02 建設機械の吸気装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006240431A JP2006240431A (ja) 2006-09-14
JP4458423B2 true JP4458423B2 (ja) 2010-04-28

Family

ID=37047262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005057518A Expired - Fee Related JP4458423B2 (ja) 2005-03-02 2005-03-02 建設機械の吸気装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4458423B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5228069B2 (ja) 2011-01-21 2013-07-03 株式会社小松製作所 送気管及び過給器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006240431A (ja) 2006-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5699653B2 (ja) 建設機械の冷却構造
JP4846792B2 (ja) 建設機械の冷却装置
JP4175398B2 (ja) 建設機械の排気構造
US7143852B2 (en) Engine compartment cover for work machine
EP3103930B1 (en) Construction machine including engine
JPWO2015079764A1 (ja) 車体カバー及び作業車両
JP5821872B2 (ja) 建設機械の吸気構造
JP4458423B2 (ja) 建設機械の吸気装置
JPH08268091A (ja) 建設機械のエンジン吸気構造
JP2011178178A (ja) 作業車両
JP5867486B2 (ja) 建設機械
JP5415228B2 (ja) 建設機械
JP2015183589A (ja) 作業機械
JP2004090689A (ja) 建設機械
JPH11254976A (ja) 建設機械の騒音低減装置並びにこの装置に用いるカバー及び排気部
JP4438803B2 (ja) 建設機械
JP4489375B2 (ja) 建設機械の吸気装置
JP4210575B2 (ja) 建設機械用エンジンエンクロージャ構造及びエンジンエンクロージャ付き建設機械
JP4208180B2 (ja) 油圧ショベルにおけるキャブへのエンジン熱伝達遮断構造
JP6985970B2 (ja) トラクタ
JP7265504B2 (ja) 作業機
JP6974920B2 (ja) 冷却ファンの配設構造
JP5966635B2 (ja) 建設機械の吸気構造
KR20240050756A (ko) 농업용 작업 차량
JP2000273903A (ja) 旋回作業機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071017

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100129

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100204

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100204

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130219

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130219

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees