JPH09156384A - 建設機械のエンジンフード - Google Patents
建設機械のエンジンフードInfo
- Publication number
- JPH09156384A JPH09156384A JP31665995A JP31665995A JPH09156384A JP H09156384 A JPH09156384 A JP H09156384A JP 31665995 A JP31665995 A JP 31665995A JP 31665995 A JP31665995 A JP 31665995A JP H09156384 A JPH09156384 A JP H09156384A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- exhaust duct
- cooling fan
- radiator
- engine hood
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/08—Superstructures; Supports for superstructures
- E02F9/0858—Arrangement of component parts installed on superstructures not otherwise provided for, e.g. electric components, fenders, air-conditioning units
- E02F9/0891—Lids or bonnets or doors or details thereof
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/08—Superstructures; Supports for superstructures
- E02F9/0858—Arrangement of component parts installed on superstructures not otherwise provided for, e.g. electric components, fenders, air-conditioning units
- E02F9/0866—Engine compartment, e.g. heat exchangers, exhaust filters, cooling devices, silencers, mufflers, position of hydraulic pumps in the engine compartment
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ラジエータを通過したエアの排風抵抗を下げ
てクーリングファンの回転音を低下させるとともに、エ
ンジンへ雨水がかかるのを防止する。 【解決手段】 エンジンフード２１の上面に開口部２２
を開穿し、この開口部２２に排風ダクト２３の一端を固
着する。排風ダクト２３の他端はクーリングファン１２
の後方に位置させ、排風ダクト２３の下面部２３ａにて
エンジン７の上方を被蔽する。ラジエータ８及びオイル
クーラ９を通過したエア１４は、排風ダクト２３を通過
して開口部２２からエンジンフード２１の上方へ排風さ
れる。
てクーリングファンの回転音を低下させるとともに、エ
ンジンへ雨水がかかるのを防止する。 【解決手段】 エンジンフード２１の上面に開口部２２
を開穿し、この開口部２２に排風ダクト２３の一端を固
着する。排風ダクト２３の他端はクーリングファン１２
の後方に位置させ、排風ダクト２３の下面部２３ａにて
エンジン７の上方を被蔽する。ラジエータ８及びオイル
クーラ９を通過したエア１４は、排風ダクト２３を通過
して開口部２２からエンジンフード２１の上方へ排風さ
れる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は建設機械のエンジン
フードに関するものであり、特に、ラジエータを通過す
るエアの排風を考慮したエンジンフードに関するもので
ある。
フードに関するものであり、特に、ラジエータを通過す
るエアの排風を考慮したエンジンフードに関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来の建設機械の一例として、図３に油
圧ショベル１を示す。下部走行体２に上部旋回体３が載
置され、該上部旋回体３の前部にキャビン４を設けると
ともにブームアタッチメント５を装着してある。また、
該上部旋回体３の後部に設けられたエンジンルームはエ
ンジンフード６にて被蔽されている。
圧ショベル１を示す。下部走行体２に上部旋回体３が載
置され、該上部旋回体３の前部にキャビン４を設けると
ともにブームアタッチメント５を装着してある。また、
該上部旋回体３の後部に設けられたエンジンルームはエ
ンジンフード６にて被蔽されている。
【０００３】図４はエンジンルームの内部を示し、中央
にエンジン７を設置するとともに、該エンジン７の前部
側（同図中で左側）にラジエータ８及びオイルクーラ９
を配設し、該エンジン７の後部側（同図中で右側）に油
圧ポンプ１０及びマフラ１１を配設する。
にエンジン７を設置するとともに、該エンジン７の前部
側（同図中で左側）にラジエータ８及びオイルクーラ９
を配設し、該エンジン７の後部側（同図中で右側）に油
圧ポンプ１０及びマフラ１１を配設する。
【０００４】そして、エンジン７の動力によりクーリン
グファン１２を回転し、ラジエータ８前方の吸気孔１３
からエア１４を取り入れて、ラジエータ８及びオイルク
ーラ９の放熱を行っている。ラジエータ８及びオイルク
ーラ９を通過したエア１４は、エンジン７の側面を通過
して、油圧ポンプ１０後方の排気孔１５から外部へ排風
される。
グファン１２を回転し、ラジエータ８前方の吸気孔１３
からエア１４を取り入れて、ラジエータ８及びオイルク
ーラ９の放熱を行っている。ラジエータ８及びオイルク
ーラ９を通過したエア１４は、エンジン７の側面を通過
して、油圧ポンプ１０後方の排気孔１５から外部へ排風
される。
【０００５】ここで、該エンジン７には高温になるター
ボチャージャ１６や絶縁性を要する電装部品（図示せ
ず）等が装着されており、これらの部品に雨水がかかる
のを防止するため、エンジンフード６の上面にはマフラ
１１の挿通孔１７しか開穿されていない。
ボチャージャ１６や絶縁性を要する電装部品（図示せ
ず）等が装着されており、これらの部品に雨水がかかる
のを防止するため、エンジンフード６の上面にはマフラ
１１の挿通孔１７しか開穿されていない。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従来の建設機械のエン
ジンフードは、前述したように殆ど孔を開穿していない
ので、クーリングファンによりラジエータを通過して吸
入されたエアが、エンジンの側面を通過して後方の排気
孔から排気されるまでの距離が長く、エアの通過抵抗が
大であった。
ジンフードは、前述したように殆ど孔を開穿していない
ので、クーリングファンによりラジエータを通過して吸
入されたエアが、エンジンの側面を通過して後方の排気
孔から排気されるまでの距離が長く、エアの通過抵抗が
大であった。
【０００７】従って、大量のエアを後方の排気孔へ早く
送るために、クーリングファンの直径を大きくしたり回
転数を高くして風速を高める必要が生じ、これによっ
て、クーリングファンの回転音が大きくなり、騒音公害
の一因となっている。
送るために、クーリングファンの直径を大きくしたり回
転数を高くして風速を高める必要が生じ、これによっ
て、クーリングファンの回転音が大きくなり、騒音公害
の一因となっている。
【０００８】そこで、エンジンへ雨水がかかるのを防止
しつつ、ラジエータを通過したエアの排風抵抗を下げて
クーリングファンの回転音を低下させるために解決すべ
き技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題
を解決することを目的とする。
しつつ、ラジエータを通過したエアの排風抵抗を下げて
クーリングファンの回転音を低下させるために解決すべ
き技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題
を解決することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、エンジンフードの上
面に開口部を開穿し、この開口部に排風ダクトの一端を
固着し、該排風ダクトの下面部にてエンジンの上方を被
蔽するとともに、該排風ダクトの他端をラジエータのク
ーリングファン後方に位置させた建設機械のエンジンフ
ードを提供するものである。
するために提案されたものであり、エンジンフードの上
面に開口部を開穿し、この開口部に排風ダクトの一端を
固着し、該排風ダクトの下面部にてエンジンの上方を被
蔽するとともに、該排風ダクトの他端をラジエータのク
ーリングファン後方に位置させた建設機械のエンジンフ
ードを提供するものである。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って詳述する。尚、説明の都合上、従来と同一構成
部分には同一符号を付してその説明を省略する。
に従って詳述する。尚、説明の都合上、従来と同一構成
部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【００１１】図１は油圧ショベル１の上部旋回体３の後
方斜視図であり、エンジンフード２１の上面にはマフラ
の挿通孔１７のほかに開口部２２を開穿する。図２はエ
ンジンルームの内部を示し、前記エンジンフード２１の
開口部２２に排風ダクト２３の一端を固着する。この排
風ダクト２３の他端はクーリングファン１２の後方に位
置させてあり、排風ダクト２３の下面部２３ａにてエン
ジン７の上方を被蔽する。
方斜視図であり、エンジンフード２１の上面にはマフラ
の挿通孔１７のほかに開口部２２を開穿する。図２はエ
ンジンルームの内部を示し、前記エンジンフード２１の
開口部２２に排風ダクト２３の一端を固着する。この排
風ダクト２３の他端はクーリングファン１２の後方に位
置させてあり、排風ダクト２３の下面部２３ａにてエン
ジン７の上方を被蔽する。
【００１２】而して、エンジン７の動力によりクーリン
グファン１２を回転すれば、吸入孔１３からエア１４が
吸入されてラジエータ８及びオイルクーラ９を冷却す
る。そして、ラジエータ８及びオイルクーラ９を通過し
たエア１４は、排風ダクト２３を通過して前記開口部２
２からエンジンフード２１の上方へ排風される。
グファン１２を回転すれば、吸入孔１３からエア１４が
吸入されてラジエータ８及びオイルクーラ９を冷却す
る。そして、ラジエータ８及びオイルクーラ９を通過し
たエア１４は、排風ダクト２３を通過して前記開口部２
２からエンジンフード２１の上方へ排風される。
【００１３】従来のように、ラジエータ８及びオイルク
ーラ９を通過したエア１４を油圧ポンプ１０の後方まで
送風する必要がなく、クーリングファン１２直後の排風
ダクト２３から外部へ排風するため、排気されるまでの
距離が短くなってエア１４の排風抵抗が極めて小にな
る。
ーラ９を通過したエア１４を油圧ポンプ１０の後方まで
送風する必要がなく、クーリングファン１２直後の排風
ダクト２３から外部へ排風するため、排気されるまでの
距離が短くなってエア１４の排風抵抗が極めて小にな
る。
【００１４】従って、クーリングファン１２の送風能力
を低下させてもラジエータ８及びオイルクーラ９の冷却
効率は十分に確保され、クーリングファン１２の直径を
小さくしたり回転数を低くして、クーリングファン１２
の回転音を可及的に低下させることが可能である。
を低下させてもラジエータ８及びオイルクーラ９の冷却
効率は十分に確保され、クーリングファン１２の直径を
小さくしたり回転数を低くして、クーリングファン１２
の回転音を可及的に低下させることが可能である。
【００１５】そして、排風ダクトの下面部２３ａにてエ
ンジン７の上方を被蔽しているので、前記開口部２２か
らエンジンルーム内へ雨水が浸入しても、ターボチャー
ジャ１６や電装部品等に直接雨水がかかることはない。
また、排風ダクト２３は前記エンジンフード２１へ固着
されているので、エンジンフード２１を開閉するときに
排風ダクト２３がエンジンフード２１と一体に移動し、
排風ダクト２３が邪魔になってエンジン７のメンテナン
スに支障を来すことがない。
ンジン７の上方を被蔽しているので、前記開口部２２か
らエンジンルーム内へ雨水が浸入しても、ターボチャー
ジャ１６や電装部品等に直接雨水がかかることはない。
また、排風ダクト２３は前記エンジンフード２１へ固着
されているので、エンジンフード２１を開閉するときに
排風ダクト２３がエンジンフード２１と一体に移動し、
排風ダクト２３が邪魔になってエンジン７のメンテナン
スに支障を来すことがない。
【００１６】更に、エア１４を油圧ポンプ１０の後方へ
送風しないので、エンジン７の空間部と油圧ポンプ１０
の空間部とを隔壁２４にて分離することができる。依っ
て、油圧ホースのバースト等によって油が漏出した場合
であっても、漏出した油がエンジン７の空間部まで飛散
することがなく、火災の発生を未然に防止できる。
送風しないので、エンジン７の空間部と油圧ポンプ１０
の空間部とを隔壁２４にて分離することができる。依っ
て、油圧ホースのバースト等によって油が漏出した場合
であっても、漏出した油がエンジン７の空間部まで飛散
することがなく、火災の発生を未然に防止できる。
【００１７】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明ではラジエ
ータを通過したエアがクーリングファン直後の排風ダク
トから外部へ排風されるため、排気されるまでの距離が
短くなってエアの排風抵抗が極めて小になる。従って、
クーリングファンの送風能力を低下させてもラジエータ
の冷却効率は十分に確保され、クーリングファンの直径
を小さくしたり回転数を低くして、クーリングファンの
回転音を可及的に低下させることが可能である。
ータを通過したエアがクーリングファン直後の排風ダク
トから外部へ排風されるため、排気されるまでの距離が
短くなってエアの排風抵抗が極めて小になる。従って、
クーリングファンの送風能力を低下させてもラジエータ
の冷却効率は十分に確保され、クーリングファンの直径
を小さくしたり回転数を低くして、クーリングファンの
回転音を可及的に低下させることが可能である。
【００１９】また、排風ダクトの下面部にてエンジンの
上方を被蔽するので、エンジンフードの開口部からエン
ジンルーム内へ雨水が浸入しても、ターボチャージャや
電装部品等に直接雨水がかかることはない。
上方を被蔽するので、エンジンフードの開口部からエン
ジンルーム内へ雨水が浸入しても、ターボチャージャや
電装部品等に直接雨水がかかることはない。
【００２０】斯くして、クーリングファンの回転音が低
減されて騒音公害を防止できるとともに、エンジン及び
各部品を雨水から保護し且つメンテナンス性も良好にな
る等、正に諸種の効果を奏する発明である。
減されて騒音公害を防止できるとともに、エンジン及び
各部品を雨水から保護し且つメンテナンス性も良好にな
る等、正に諸種の効果を奏する発明である。
【図１】本発明の実施の形態を示し、油圧ショベルの上
部旋回体の後方斜視図。
部旋回体の後方斜視図。
【図２】図１のＡ−Ａ線断面図。
【図３】従来の油圧ショベルの後方斜視図。
【図４】図３のＢ−Ｂ線断面図。
１ 油圧ショベル ７ エンジン ８ ラジエータ １２ クーリングファン ２１ エンジンフード ２２ 開口部 ２３ 排風ダクト ２３ａ 下面部
Claims (1)
- 【請求項１】 エンジンフードの上面に開口部を開穿
し、この開口部に排風ダクトの一端を固着し、該排風ダ
クトの下面部にてエンジンの上方を被蔽するとともに、
該排風ダクトの他端をラジエータのクーリングファン後
方に位置させたことを特徴とする建設機械のエンジンフ
ード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31665995A JPH09156384A (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | 建設機械のエンジンフード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31665995A JPH09156384A (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | 建設機械のエンジンフード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09156384A true JPH09156384A (ja) | 1997-06-17 |
Family
ID=18079484
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31665995A Pending JPH09156384A (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | 建設機械のエンジンフード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09156384A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6922925B2 (en) * | 2000-12-01 | 2005-08-02 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Construction machine |
| EP1873316A2 (en) * | 2006-06-30 | 2008-01-02 | Kobleco Construction Machinery Co., Ltd. | Exhaust structure of construction machine |
| GB2497938A (en) * | 2011-12-22 | 2013-07-03 | Nissan Motor Mfg Uk Ltd | Vehicle with air vent arrangement |
| EP2792524A1 (en) * | 2013-04-19 | 2014-10-22 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Construction machine |
| CN105564221A (zh) * | 2015-11-09 | 2016-05-11 | 徐工集团工程机械股份有限公司 | 动力舱散热风道结构及工程车辆 |
-
1995
- 1995-12-05 JP JP31665995A patent/JPH09156384A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6922925B2 (en) * | 2000-12-01 | 2005-08-02 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Construction machine |
| EP1873316A2 (en) * | 2006-06-30 | 2008-01-02 | Kobleco Construction Machinery Co., Ltd. | Exhaust structure of construction machine |
| EP1873316A3 (en) * | 2006-06-30 | 2009-04-22 | Kobleco Construction Machinery Co., Ltd. | Exhaust structure of construction machine |
| US7690460B2 (en) | 2006-06-30 | 2010-04-06 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Exhaust structure of construction machine |
| GB2497938A (en) * | 2011-12-22 | 2013-07-03 | Nissan Motor Mfg Uk Ltd | Vehicle with air vent arrangement |
| EP2792524A1 (en) * | 2013-04-19 | 2014-10-22 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Construction machine |
| US8919488B2 (en) | 2013-04-19 | 2014-12-30 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Construction machine |
| CN105564221A (zh) * | 2015-11-09 | 2016-05-11 | 徐工集团工程机械股份有限公司 | 动力舱散热风道结构及工程车辆 |
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