JPH08270444A - 建設機械の冷却構造 - Google Patents
建設機械の冷却構造Info
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- JPH08270444A JPH08270444A JP7076062A JP7606295A JPH08270444A JP H08270444 A JPH08270444 A JP H08270444A JP 7076062 A JP7076062 A JP 7076062A JP 7606295 A JP7606295 A JP 7606295A JP H08270444 A JPH08270444 A JP H08270444A
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- JP
- Japan
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- condenser
- cooling
- oil cooler
- engine
- fan
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/08—Superstructures; Supports for superstructures
- E02F9/0858—Arrangement of component parts installed on superstructures not otherwise provided for, e.g. electric components, fenders, air-conditioning units
- E02F9/0891—Lids or bonnets or doors or details thereof
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/32—Cooling devices
- B60H1/3204—Cooling devices using compression
- B60H1/3227—Cooling devices using compression characterised by the arrangement or the type of heat exchanger, e.g. condenser, evaporator
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K11/00—Arrangement in connection with cooling of propulsion units
- B60K11/02—Arrangement in connection with cooling of propulsion units with liquid cooling
- B60K11/04—Arrangement or mounting of radiators, radiator shutters, or radiator blinds
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/08—Superstructures; Supports for superstructures
- E02F9/0858—Arrangement of component parts installed on superstructures not otherwise provided for, e.g. electric components, fenders, air-conditioning units
- E02F9/0866—Engine compartment, e.g. heat exchangers, exhaust filters, cooling devices, silencers, mufflers, position of hydraulic pumps in the engine compartment
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D1/00—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators
- F28D1/02—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid
- F28D1/04—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits
- F28D1/0408—Multi-circuit heat exchangers, e.g. integrating different heat exchange sections in the same unit or heat exchangers for more than two fluids
- F28D1/0426—Multi-circuit heat exchangers, e.g. integrating different heat exchange sections in the same unit or heat exchangers for more than two fluids with units having particular arrangement relative to the large body of fluid, e.g. with interleaved units or with adjacent heat exchange units in common air flow or with units extending at an angle to each other or with units arranged around a central element
- F28D1/0435—Combination of units extending one behind the other
Abstract
(57)【要約】
【目的】建設機械の冷却構造において、機械室内にエア
コンシステムのコンデンサーを適切に設置することによ
り、コンデンサーの冷却を行えかつラジエータ、オイル
クーラに対しても優れた冷却性能を確保できるようにす
る。 【構成】ファン9により吸気口14a,14b,14c
より吸入された外気はコンデンサー50、オイルクーラ
10、ラジエータ11を順次冷却後、排気口15a,1
5b,15d,15eから外部に排気される。オイルク
ーラ10はラジエータ11に対して平行に立てられ、コ
ンデンサー50はエンジンカバー側部に設けた最上部の
吸気口14bの下端付近からオイルクーラ10の側面下
端付近にかけて傾けて設置される。
コンシステムのコンデンサーを適切に設置することによ
り、コンデンサーの冷却を行えかつラジエータ、オイル
クーラに対しても優れた冷却性能を確保できるようにす
る。 【構成】ファン9により吸気口14a,14b,14c
より吸入された外気はコンデンサー50、オイルクーラ
10、ラジエータ11を順次冷却後、排気口15a,1
5b,15d,15eから外部に排気される。オイルク
ーラ10はラジエータ11に対して平行に立てられ、コ
ンデンサー50はエンジンカバー側部に設けた最上部の
吸気口14bの下端付近からオイルクーラ10の側面下
端付近にかけて傾けて設置される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は油圧ショベル等の建設機
械の冷却構造に係わり、特に、エンジンで回転されるフ
ァンにより外気を吸入してコンデンサー、オイルクー
ラ、ラジエータを冷却し、冷却後の冷却風を機械室上部
のエンジンカバーより排出する建設機械の冷却構造に関
する。
械の冷却構造に係わり、特に、エンジンで回転されるフ
ァンにより外気を吸入してコンデンサー、オイルクー
ラ、ラジエータを冷却し、冷却後の冷却風を機械室上部
のエンジンカバーより排出する建設機械の冷却構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】油圧ショベル等の建設機械は、一般に、
機械室内にエンジン、エンジンに取付けられたファン、
オイルクーラ、ラジエータ等を設置している。この場
合、ラジエータとオイルクーラは縦に平行に並べて配置
されるのが普通であり、エンジン冷却のためファンによ
り吸入された外気はオイルクーラ、ラジエータをこの順
序で順次冷却後、エンジン上面とエンジンカバーの間の
通路を通ってエンジン後方に導かれ、機械室、特に機械
室の主要部であるエンジンルームを冷却する。冷却後の
熱気はエンジンカバー上面や機械室の一部であるポンプ
室のドアなどに設けられた排気口から外部へ放出され
る。
機械室内にエンジン、エンジンに取付けられたファン、
オイルクーラ、ラジエータ等を設置している。この場
合、ラジエータとオイルクーラは縦に平行に並べて配置
されるのが普通であり、エンジン冷却のためファンによ
り吸入された外気はオイルクーラ、ラジエータをこの順
序で順次冷却後、エンジン上面とエンジンカバーの間の
通路を通ってエンジン後方に導かれ、機械室、特に機械
室の主要部であるエンジンルームを冷却する。冷却後の
熱気はエンジンカバー上面や機械室の一部であるポンプ
室のドアなどに設けられた排気口から外部へ放出され
る。
【0003】また、建設機械にエアコンを搭載する場
合、エアコンシステムのコンデンサーも機械室内に設置
され、ラジエータ、オイルクーラ、コンデンサーの3点
が縦に平行に並べて配置されていた。この場合、エンジ
ン冷却のためファンにより吸入された外気はコンデンサ
ー、オイルクーラ、ラジエータをこの順序で順次冷却す
る。
合、エアコンシステムのコンデンサーも機械室内に設置
され、ラジエータ、オイルクーラ、コンデンサーの3点
が縦に平行に並べて配置されていた。この場合、エンジ
ン冷却のためファンにより吸入された外気はコンデンサ
ー、オイルクーラ、ラジエータをこの順序で順次冷却す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように建設機械
の冷却構造では、ファンにより吸入された外気でオイル
クーラ、ラジエータ等を冷却している。しかし、機械室
内は通気抵抗が大きく、かつファンの吸引能力には限界
がある。このため、従来の冷却構造では十分な冷却性能
を得難いという問題があった。特にエアコンを搭載した
建設機械で、機械室内にラジエータ、オイルクーラ、コ
ンデンサーの3点が縦に平行に並べて設置するため、通
気抵抗が増大し、冷却能力が不十分になるという問題が
あった。
の冷却構造では、ファンにより吸入された外気でオイル
クーラ、ラジエータ等を冷却している。しかし、機械室
内は通気抵抗が大きく、かつファンの吸引能力には限界
がある。このため、従来の冷却構造では十分な冷却性能
を得難いという問題があった。特にエアコンを搭載した
建設機械で、機械室内にラジエータ、オイルクーラ、コ
ンデンサーの3点が縦に平行に並べて設置するため、通
気抵抗が増大し、冷却能力が不十分になるという問題が
あった。
【0005】本発明の目的は、機械室内にエアコンシス
テムのコンデンサーを適切に設置することにより、コン
デンサーの冷却を行えかつラジエータ、オイルクーラに
対しても優れた冷却性能を確保できる建設機械の冷却機
構を提供することである。
テムのコンデンサーを適切に設置することにより、コン
デンサーの冷却を行えかつラジエータ、オイルクーラに
対しても優れた冷却性能を確保できる建設機械の冷却機
構を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次の構成を採用する。すなわち、機械室内
にエンジン、オイルクーラ、ラジエータ及びエアコンシ
ステムのコンデンサーを設置し、機械室側部の上側に第
1の吸気口を形成し、機械室側部の前記第1の吸気口よ
り下側に第2の吸気口を形成し、前記エンジンで回転さ
れるファンにより前記第1及び第2の吸気口より外気を
吸入してコンデンサー、オイルクーラ及びラジエータを
冷却し、冷却後の冷却風を機械室上部のエンジンカバー
より排出する建設機械の冷却構造において、前記コンデ
ンサーを前記機械室側部の第1の吸気口の下端付近から
前記オイルクーラの側面付近にかけて傾けて設置する構
造とする。
に、本発明は次の構成を採用する。すなわち、機械室内
にエンジン、オイルクーラ、ラジエータ及びエアコンシ
ステムのコンデンサーを設置し、機械室側部の上側に第
1の吸気口を形成し、機械室側部の前記第1の吸気口よ
り下側に第2の吸気口を形成し、前記エンジンで回転さ
れるファンにより前記第1及び第2の吸気口より外気を
吸入してコンデンサー、オイルクーラ及びラジエータを
冷却し、冷却後の冷却風を機械室上部のエンジンカバー
より排出する建設機械の冷却構造において、前記コンデ
ンサーを前記機械室側部の第1の吸気口の下端付近から
前記オイルクーラの側面付近にかけて傾けて設置する構
造とする。
【0007】好ましくは、上記冷却構造は、前記エンジ
ンカバーの前記エンジンの前部上方部分に形成された排
気口と、前記ファンの径方向外側に位置し、ファン通過
直後の冷却風を層流として前記排気口に導く第1のガイ
ドと、前記エンジンの前部上方に位置し、排気口15a
から放出された冷却風を層流として導く第2のガイドと
を有し、前記第2のガイドは前記第1のガイドよりも低
い先端部を有し、前記排気口は前記第2のガイドの先端
部と前記第1のガイドの先端部との間で前記層流として
の冷却風を横切って位置する構成とする。
ンカバーの前記エンジンの前部上方部分に形成された排
気口と、前記ファンの径方向外側に位置し、ファン通過
直後の冷却風を層流として前記排気口に導く第1のガイ
ドと、前記エンジンの前部上方に位置し、排気口15a
から放出された冷却風を層流として導く第2のガイドと
を有し、前記第2のガイドは前記第1のガイドよりも低
い先端部を有し、前記排気口は前記第2のガイドの先端
部と前記第1のガイドの先端部との間で前記層流として
の冷却風を横切って位置する構成とする。
【0008】
【作用】以上のように構成した本発明においては、第1
の吸気口から吸入された外気に対してコンデンサーはガ
イド板の役割を果たし、第1の吸気口から吸入された外
気はコンデンサーに沿って流下する一方、第2の吸気口
から吸入された外気は一部がオイルクーラ及びラジエー
タに直接流入し、一部がコンデンサーに流入する。この
コンデンサーに流入した空気はコンデンサーのチューブ
の整流作用により流れを整えられ、第1の吸気口から吸
入された外気と合流する。これにより第1の吸気口から
吸入された外気は第2の吸気口から吸入された外気と直
接干渉することなく、スムーズにコンデンサーに沿って
流下し、コンデンサーを冷却しながらオイルクーラ及び
ラジエータへと流入する。また、第2の吸気口から吸入
された外気の一部もコンデンサーを通過してこれを冷却
しながら第1の吸気口からの空気と合流しオイルクーラ
及びラジエータへと流入する。このため、コンデンサー
の冷却が行えるとともに、オイルクーラ及びラジエータ
への空気の流れがスムーズになり、ファン入側の通気抵
抗が減少し、吸気効率が向上し、ラジエータ及びオイル
クーラに対する冷却性能が高まる。
の吸気口から吸入された外気に対してコンデンサーはガ
イド板の役割を果たし、第1の吸気口から吸入された外
気はコンデンサーに沿って流下する一方、第2の吸気口
から吸入された外気は一部がオイルクーラ及びラジエー
タに直接流入し、一部がコンデンサーに流入する。この
コンデンサーに流入した空気はコンデンサーのチューブ
の整流作用により流れを整えられ、第1の吸気口から吸
入された外気と合流する。これにより第1の吸気口から
吸入された外気は第2の吸気口から吸入された外気と直
接干渉することなく、スムーズにコンデンサーに沿って
流下し、コンデンサーを冷却しながらオイルクーラ及び
ラジエータへと流入する。また、第2の吸気口から吸入
された外気の一部もコンデンサーを通過してこれを冷却
しながら第1の吸気口からの空気と合流しオイルクーラ
及びラジエータへと流入する。このため、コンデンサー
の冷却が行えるとともに、オイルクーラ及びラジエータ
への空気の流れがスムーズになり、ファン入側の通気抵
抗が減少し、吸気効率が向上し、ラジエータ及びオイル
クーラに対する冷却性能が高まる。
【0009】ファン出側に設けられた排気口と第1及び
第2のガイドの構成により、ファンを通過した冷却風の
大部分はファンの近くから排気口を通して層流として排
出されるようになり、ファンから排気口までの距離が短
くかつ層流として排出されることから通気抵抗が極めて
小さくなり、排気口の面積を小さくしても高い排気効率
が得られる。したがって、ファンの入側と出側の両方に
おいて通気抵抗を減少させ、吸気孔率及び排気効率がと
もに向上し、ラジエータ及びオイルクーラに対する冷却
効率が一層高まる。
第2のガイドの構成により、ファンを通過した冷却風の
大部分はファンの近くから排気口を通して層流として排
出されるようになり、ファンから排気口までの距離が短
くかつ層流として排出されることから通気抵抗が極めて
小さくなり、排気口の面積を小さくしても高い排気効率
が得られる。したがって、ファンの入側と出側の両方に
おいて通気抵抗を減少させ、吸気孔率及び排気効率がと
もに向上し、ラジエータ及びオイルクーラに対する冷却
効率が一層高まる。
【0010】
【実施例】本発明の第1の実施例を図1〜図3により説
明する。図1において、1は油圧ショベルの下部走行体
であり、下部走行体1上には上部旋回体2が旋回可能に
搭載され、上部旋回体2の前部にはフロント作業機3が
上下方向に回動自在に取り付けられている。上部旋回体
2は骨組み構造を成す旋回フレーム4と、旋回フレーム
4の前部に設置された運転室5と、旋回フレーム4の後
部に設置された機械室6と、旋回フレーム4の最後端に
設置されたカウンターウエイト7とから大略構成されて
いる。
明する。図1において、1は油圧ショベルの下部走行体
であり、下部走行体1上には上部旋回体2が旋回可能に
搭載され、上部旋回体2の前部にはフロント作業機3が
上下方向に回動自在に取り付けられている。上部旋回体
2は骨組み構造を成す旋回フレーム4と、旋回フレーム
4の前部に設置された運転室5と、旋回フレーム4の後
部に設置された機械室6と、旋回フレーム4の最後端に
設置されたカウンターウエイト7とから大略構成されて
いる。
【0011】機械室6は、底板部6a、左右の側板部6
b,6c、エンジンカバー6d及び天板6eをボックス
状に構成して成り、機械室6の内部は仕切板6fにより
エンジンルーム6Aとポンプ室6Bとに区画されてい
る。エンジンルーム6A内にはエンジン8、エンジン8
に取付けられた冷却ファン9、コンデンサー50、オイ
ルクーラ10、ラジエータ11、エンジン8内で燃焼後
の排気ガスを排気するマフラー(図示せず)等が設置さ
れている。ポンプ室6B内にはエンジン8によって回転
駆動される油圧システムの油圧ポンプ12やエンジン8
に吸入される空気を濾過するエアクリーナ(図示せず)
などが設置されている。
b,6c、エンジンカバー6d及び天板6eをボックス
状に構成して成り、機械室6の内部は仕切板6fにより
エンジンルーム6Aとポンプ室6Bとに区画されてい
る。エンジンルーム6A内にはエンジン8、エンジン8
に取付けられた冷却ファン9、コンデンサー50、オイ
ルクーラ10、ラジエータ11、エンジン8内で燃焼後
の排気ガスを排気するマフラー(図示せず)等が設置さ
れている。ポンプ室6B内にはエンジン8によって回転
駆動される油圧システムの油圧ポンプ12やエンジン8
に吸入される空気を濾過するエアクリーナ(図示せず)
などが設置されている。
【0012】機械室6のエンジンルーム6A側の側板部
6bやエンジンカバー6dの側部には吸気口14a,1
4bが設けられ、底板部6aにも吸気口14cが設けら
れ、エンジンカバー6dには排気口15fや排気口15
bが設けられ、仕切板6fには開口15cが設けられ、
ポンプ室6Bの側板部6cや天板6eには排気口15
d,15eが設けられ、ファン9により吸気口14a,
14b,14cより吸入された外気はコンデンサー5
0、オイルクーラ10、ラジエータ11を順次冷却後、
排気口15a,15b,15d,15eから外部に排気
される。
6bやエンジンカバー6dの側部には吸気口14a,1
4bが設けられ、底板部6aにも吸気口14cが設けら
れ、エンジンカバー6dには排気口15fや排気口15
bが設けられ、仕切板6fには開口15cが設けられ、
ポンプ室6Bの側板部6cや天板6eには排気口15
d,15eが設けられ、ファン9により吸気口14a,
14b,14cより吸入された外気はコンデンサー5
0、オイルクーラ10、ラジエータ11を順次冷却後、
排気口15a,15b,15d,15eから外部に排気
される。
【0013】また、本実施例の冷却構造の特徴的構成と
して、オイルクーラ10はラジエータ11に対して平行
に立てられているが、コンデンサー50はエンジンカバ
ー側部に設けた最上部の吸気口14bの下端付近からオ
イルクーラ10の側面の下端付近にかけて傾けて設置さ
れている。
して、オイルクーラ10はラジエータ11に対して平行
に立てられているが、コンデンサー50はエンジンカバ
ー側部に設けた最上部の吸気口14bの下端付近からオ
イルクーラ10の側面の下端付近にかけて傾けて設置さ
れている。
【0014】側板部6bはドアになっており、図2にこ
のドアを開けた状態を示す。コンデンサー50は冷媒が
流れる縦方向の多数のチューブ50aをフレーム50b
で保持してなり、エンジンフレーム6A内の適所に固定
された横フレーム51及び縦フレーム52a,52bに
フレーム50bがボルトなどで固定されている。
のドアを開けた状態を示す。コンデンサー50は冷媒が
流れる縦方向の多数のチューブ50aをフレーム50b
で保持してなり、エンジンフレーム6A内の適所に固定
された横フレーム51及び縦フレーム52a,52bに
フレーム50bがボルトなどで固定されている。
【0015】コンデンサー50はエアコンシステムの構
成要素であり、エアコンシステムは図3に示すように、
コンデンサー50と、リキッドタンク55、エアコンユ
ニット56内に設置された図示しない膨脹弁及びエバポ
レータ、コンプレッサ57とをこの順序で配管接続して
なり、エアコンユニット56は運転室5内に設置され、
図示しないファンによりエバポレータに送風し、冷風を
運転室5に吹出す。
成要素であり、エアコンシステムは図3に示すように、
コンデンサー50と、リキッドタンク55、エアコンユ
ニット56内に設置された図示しない膨脹弁及びエバポ
レータ、コンプレッサ57とをこの順序で配管接続して
なり、エアコンユニット56は運転室5内に設置され、
図示しないファンによりエバポレータに送風し、冷風を
運転室5に吹出す。
【0016】以上のように構成した本実施例の動作は次
のようである。先に説明したように、ファン9により吸
気口14a,14b,14cより吸入された外気はコン
デンサー50、オイルクーラ10、ラジエータ11を順
次冷却後、排気口15a,15b,15d,15eから
外部に排気される。このとき、本実施例ではコンデンサ
ー50を上記のように傾けて設置したので、最上部の吸
気口14bから吸入された外気に対してコンデンサー5
0はガイド板の役割を果たし、吸気口14bから吸入さ
れた外気はコンデンサー50に沿って流下する。一方、
吸気口14aから吸入された外気は一部がオイルクーラ
10及びラジエータ11に直接流入し、一部がコンデン
サー50に流入する。このコンデンサー50に流入した
空気はコンデンサー50のチューブ50a(図2参照)
の整流作用により流れを整えられ、吸気口14bから吸
入された外気と合流する。このように最上部の吸気口1
5bから吸入された外気とそれより下側の吸気口14
a,14cから吸入された外気とは直接干渉することな
く、吸気口14bから流入した外気はスムーズにコンデ
ンサー50に沿って流下し、コンデンサー50を冷却し
ながらオイルクーラ10及びラジエータ11へと流入す
る。また、吸気口14aから吸入された外気の一部もコ
ンデンサー10を通過してこれを冷却しながら吸気口1
5bからの空気と合流し、オイルクーラ10及びラジエ
ータ11へと流入する。このため、コンデンサー50の
冷却が行えるとともに、オイルクーラ10及びラジエー
タ11への空気の流れがスムーズになり、ファン9入側
の通気抵抗が減少し、吸気効率が向上し、ラジエータ1
1及びオイルクーラ10に対する冷却性能が高まる。
のようである。先に説明したように、ファン9により吸
気口14a,14b,14cより吸入された外気はコン
デンサー50、オイルクーラ10、ラジエータ11を順
次冷却後、排気口15a,15b,15d,15eから
外部に排気される。このとき、本実施例ではコンデンサ
ー50を上記のように傾けて設置したので、最上部の吸
気口14bから吸入された外気に対してコンデンサー5
0はガイド板の役割を果たし、吸気口14bから吸入さ
れた外気はコンデンサー50に沿って流下する。一方、
吸気口14aから吸入された外気は一部がオイルクーラ
10及びラジエータ11に直接流入し、一部がコンデン
サー50に流入する。このコンデンサー50に流入した
空気はコンデンサー50のチューブ50a(図2参照)
の整流作用により流れを整えられ、吸気口14bから吸
入された外気と合流する。このように最上部の吸気口1
5bから吸入された外気とそれより下側の吸気口14
a,14cから吸入された外気とは直接干渉することな
く、吸気口14bから流入した外気はスムーズにコンデ
ンサー50に沿って流下し、コンデンサー50を冷却し
ながらオイルクーラ10及びラジエータ11へと流入す
る。また、吸気口14aから吸入された外気の一部もコ
ンデンサー10を通過してこれを冷却しながら吸気口1
5bからの空気と合流し、オイルクーラ10及びラジエ
ータ11へと流入する。このため、コンデンサー50の
冷却が行えるとともに、オイルクーラ10及びラジエー
タ11への空気の流れがスムーズになり、ファン9入側
の通気抵抗が減少し、吸気効率が向上し、ラジエータ1
1及びオイルクーラ10に対する冷却性能が高まる。
【0017】比較のため、従来の冷却構造を図4に示
す。従来は、ラジエータ11とオイルクーラ10は縦に
平行に並べて配置され、更にコンデンサー50も縦に平
行に並べて配置されていた。このような従来構造では、
最上部の吸気口15bから吸入された外気と吸気口14
aから吸入された外気とがぶつかり合い、図示のごとく
流れを乱していた。また、コンデンサー50はオイルク
ーラ10に平行に設置されているので、吸気口14aか
ら吸入される外気に対して単純に抵抗体となり、ファン
9入側の通気抵抗を増大させ吸気効率を低下させてい
た。
す。従来は、ラジエータ11とオイルクーラ10は縦に
平行に並べて配置され、更にコンデンサー50も縦に平
行に並べて配置されていた。このような従来構造では、
最上部の吸気口15bから吸入された外気と吸気口14
aから吸入された外気とがぶつかり合い、図示のごとく
流れを乱していた。また、コンデンサー50はオイルク
ーラ10に平行に設置されているので、吸気口14aか
ら吸入される外気に対して単純に抵抗体となり、ファン
9入側の通気抵抗を増大させ吸気効率を低下させてい
た。
【0018】本実施例の効果を確認するために行った実
験の結果を以下に示す。15トンクラスのホイール式油
圧ショベルを山道走行し、エンジン冷却水及び作動油の
飽和温度を測定した。その結果、コンデンサーを搭載し
ない冷却構造(図4のコンデンサー50を取ったもの)
ではエンジン冷却水温度及び作動油温度ともに外気温度
差で62℃であったものが、図4に示す従来構造を備え
ものではエンジン冷却水温度及び作動油温度ともに外気
温度差で64℃となり、図1に示す本実施例の冷却構造
を備えたものではエンジン冷却水温度及び作動油温度と
もに外気温度差で60.5℃であった。
験の結果を以下に示す。15トンクラスのホイール式油
圧ショベルを山道走行し、エンジン冷却水及び作動油の
飽和温度を測定した。その結果、コンデンサーを搭載し
ない冷却構造(図4のコンデンサー50を取ったもの)
ではエンジン冷却水温度及び作動油温度ともに外気温度
差で62℃であったものが、図4に示す従来構造を備え
ものではエンジン冷却水温度及び作動油温度ともに外気
温度差で64℃となり、図1に示す本実施例の冷却構造
を備えたものではエンジン冷却水温度及び作動油温度と
もに外気温度差で60.5℃であった。
【0019】以上より、図4に示す従来構造では、コン
デンサーを搭載しない冷却構造に競べて冷却性能が2℃
低下したものが、本実施例の冷却構造では逆に冷却性能
が1.5℃向上し、図4に示す従来構造に比べて冷却性
能が3.5℃向上することが確認された。
デンサーを搭載しない冷却構造に競べて冷却性能が2℃
低下したものが、本実施例の冷却構造では逆に冷却性能
が1.5℃向上し、図4に示す従来構造に比べて冷却性
能が3.5℃向上することが確認された。
【0020】以上のように本実施例によれば、コンデン
サー50を傾けて取付けるだけの簡単な構成で、コンデ
ンサー50を冷却できかつ従来よりも冷却性能を高くす
ることができる。
サー50を傾けて取付けるだけの簡単な構成で、コンデ
ンサー50を冷却できかつ従来よりも冷却性能を高くす
ることができる。
【0021】本発明の第2の実施例を図5及び図6によ
り説明する。図中、図1に示す部材と同等の部材には同
じ符号を付している。本実施例は、吸気効率に加え排気
効率も向上させ、冷却能力を一層高めたものである。
り説明する。図中、図1に示す部材と同等の部材には同
じ符号を付している。本実施例は、吸気効率に加え排気
効率も向上させ、冷却能力を一層高めたものである。
【0022】図5において、本実施例の冷却構造は、フ
ァン9の出側の通気抵抗を減らすため、エンジンカバー
6dのエンジン8の前部上方部分に凹部20を形成し、
凹部20のファン9側の傾斜部に排気口15aを形成し
ている。このように排気口15aを形成することによ
り、エンジンカバー6dのファン9の径方向外側に位置
する部分21と排気口15aとファン9との間には適切
な大きさの空間Aが確保され、エンジンカバー6dのフ
ァン9の径方向外側に位置する部分21はファン9通過
直後の冷却風を層流として排気口15aに導く第1のガ
イドとして機能し、凹部20の反対側のファン9側が低
くなるように斜めに傾けられた傾斜部22は、排気口1
5aから放出された冷却風を層流として放出する第2の
ガイドとして機能する。また、第2のガイド22の先端
部22aは第1のガイド21よりも低くなり、排気口1
5aは第2のガイド22の先端22aと第1のガイド2
1の先端21aとの間で上記空間Aに対面しファン9か
らの層流としての冷却風を横切って位置することにな
る。また、エンジン8の上面と第2のガイド22の下端
部との間は凹部20により通路面積が狭められる。
ァン9の出側の通気抵抗を減らすため、エンジンカバー
6dのエンジン8の前部上方部分に凹部20を形成し、
凹部20のファン9側の傾斜部に排気口15aを形成し
ている。このように排気口15aを形成することによ
り、エンジンカバー6dのファン9の径方向外側に位置
する部分21と排気口15aとファン9との間には適切
な大きさの空間Aが確保され、エンジンカバー6dのフ
ァン9の径方向外側に位置する部分21はファン9通過
直後の冷却風を層流として排気口15aに導く第1のガ
イドとして機能し、凹部20の反対側のファン9側が低
くなるように斜めに傾けられた傾斜部22は、排気口1
5aから放出された冷却風を層流として放出する第2の
ガイドとして機能する。また、第2のガイド22の先端
部22aは第1のガイド21よりも低くなり、排気口1
5aは第2のガイド22の先端22aと第1のガイド2
1の先端21aとの間で上記空間Aに対面しファン9か
らの層流としての冷却風を横切って位置することにな
る。また、エンジン8の上面と第2のガイド22の下端
部との間は凹部20により通路面積が狭められる。
【0023】以上の排気口15aと第1及び第2のガイ
ド21,22の構成により、ファン9を通過した冷却風
の大部分はファン8の近くから排気口15aを通して層
流として排出されるようになり、ファン8から排気口1
5aまでの距離が短くかつ層流として排出されることか
ら通気抵抗が極めて小さくなる。このため、排気口15
aの面積を小さくしても排気効率は高くなり十分な冷却
能力が得られる。また、ファンからの冷却風の一部はエ
ンジン8の上面と第2のガイド22(凹部20)の下端
部との間を通ってエンジン後方への流れるが、凹部20
の絞り作用によりその流量が適度に制限されるため空気
の流れが緩やかとなり、空気の乱流を生じることなく排
気口15b,15d,15eから排出される。このため
乱流音の発生が押さえられ、周囲騒音が小さくなる。
ド21,22の構成により、ファン9を通過した冷却風
の大部分はファン8の近くから排気口15aを通して層
流として排出されるようになり、ファン8から排気口1
5aまでの距離が短くかつ層流として排出されることか
ら通気抵抗が極めて小さくなる。このため、排気口15
aの面積を小さくしても排気効率は高くなり十分な冷却
能力が得られる。また、ファンからの冷却風の一部はエ
ンジン8の上面と第2のガイド22(凹部20)の下端
部との間を通ってエンジン後方への流れるが、凹部20
の絞り作用によりその流量が適度に制限されるため空気
の流れが緩やかとなり、空気の乱流を生じることなく排
気口15b,15d,15eから排出される。このため
乱流音の発生が押さえられ、周囲騒音が小さくなる。
【0024】また、エンジンカバー6dに形成される凹
所20は、図6に示すように運転室5側はエンジンカバ
ー6dの端で開口させるが、カウンターウエイト7側は
途中で止まり、エンジンカバー6dの凹所20とカウン
ターウエイト7との間の部分が遮音用の隔壁25とな
る。これにより、排気口15aから洩れた騒音がカウン
ターウエイト7側(車体後方)に拡がることが防止さ
れ、周囲騒音を更に小さくできる。
所20は、図6に示すように運転室5側はエンジンカバ
ー6dの端で開口させるが、カウンターウエイト7側は
途中で止まり、エンジンカバー6dの凹所20とカウン
ターウエイト7との間の部分が遮音用の隔壁25とな
る。これにより、排気口15aから洩れた騒音がカウン
ターウエイト7側(車体後方)に拡がることが防止さ
れ、周囲騒音を更に小さくできる。
【0025】ファン9の入側においてコンデンサー50
を斜めに配置したことにより、コンデンサー50の冷却
が行えるとともに、オイルクーラ10及びラジエータ1
1への空気の流れがスムーズになり、ファン9入側の通
気抵抗が減少し、吸気効率が向上する点は第1の実施例
と同じである。
を斜めに配置したことにより、コンデンサー50の冷却
が行えるとともに、オイルクーラ10及びラジエータ1
1への空気の流れがスムーズになり、ファン9入側の通
気抵抗が減少し、吸気効率が向上する点は第1の実施例
と同じである。
【0026】したがって、本実施例によれば、ファン9
の入側と出側の両方において通気抵抗が減少し、吸気孔
率及び排気効率がともに向上し、ラジエータ11及びオ
イルクーラ10に対する冷却効率を一層高めることがで
きる。
の入側と出側の両方において通気抵抗が減少し、吸気孔
率及び排気効率がともに向上し、ラジエータ11及びオ
イルクーラ10に対する冷却効率を一層高めることがで
きる。
【0027】また、本実施例によれば、ファン9を通過
した冷却風の大部分はファン9の近くの排気口15aか
ら層流として排出されかつ後方の排気口15b,15
d,15eでも乱流の発生が抑制されるとともに、遮音
用の隔壁25により排気口15aから洩れた騒音が車体
後方に拡がることが防止される。このため、乱流音の発
生や騒音の拡散が押さえられ、周囲騒音も小さくできる
効果がある。
した冷却風の大部分はファン9の近くの排気口15aか
ら層流として排出されかつ後方の排気口15b,15
d,15eでも乱流の発生が抑制されるとともに、遮音
用の隔壁25により排気口15aから洩れた騒音が車体
後方に拡がることが防止される。このため、乱流音の発
生や騒音の拡散が押さえられ、周囲騒音も小さくできる
効果がある。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、コンデンサーを傾けて
取付けるだけの簡単な構成で、コンデンサーを冷却しか
つ従来よりも高い冷却性能を得ることができる。
取付けるだけの簡単な構成で、コンデンサーを冷却しか
つ従来よりも高い冷却性能を得ることができる。
【0029】また、ファン入側と出側の両方において通
気抵抗が減少し、吸気孔率及び排気効率がともに向上
し、ラジエータ及びオイルクーラに対する冷却効率を一
層高めることができる。
気抵抗が減少し、吸気孔率及び排気効率がともに向上
し、ラジエータ及びオイルクーラに対する冷却効率を一
層高めることができる。
【図1】本発明の第1の実施例による冷却構造を備えた
油圧ショベルの機械室の縦断面図である。
油圧ショベルの機械室の縦断面図である。
【図2】図1に示す油圧ショベルの機械室のエンジンル
ーム側のドアを開いた状態を示す側面図である。
ーム側のドアを開いた状態を示す側面図である。
【図3】コンデンサーを含むエアコンシステムを示す図
である。
である。
【図4】従来の冷却構造を備えた油圧ショベルの機械室
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図5】本発明の第2の実施例による冷却構造を備えた
油圧ショベルの機械室の縦断面図である。
油圧ショベルの機械室の縦断面図である。
【図6】図5に示す油圧ショベルの機械室の部分を斜め
上方から見た斜視図である。
上方から見た斜視図である。
6 機械室 6A エンジンルーム 6B ポンプ室 6a 底板部 6b,6c 側板部 6d エンジンカバー 6e 天板 8 エンジン 9 ファン 10 オイルクーラ 11 ラジエータ 14a,14b,14c 吸気口 15a 排気口 15b,15d,15e 排気口 20 凹所 21 第1のガイド 22 第2のガイド 25 隔壁 50 コンデンサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デュリー ジャンニ イタリア国、40027 モルダーノ(ボロー ニャ)、ヴィア フォンド コムーニャ 10 (72)発明者 プレアルタ ダリオ イタリア国、10093 コッレーニョ(トリ ノ)、ヴィア ジェネラール カントーレ 30
Claims (2)
- 【請求項1】 機械室内にエンジン、オイルクーラ、ラ
ジエータ及びエアコンシステムのコンデンサーを設置
し、機械室側部の上側に第1の吸気口を形成し、機械室
側部の前記第1の吸気口より下側に第2の吸気口を形成
し、前記エンジンで回転されるファンにより前記第1及
び第2の吸気口より外気を吸入してコンデンサー、オイ
ルクーラ及びラジエータを冷却し、冷却後の冷却風を機
械室上部のエンジンカバーより排出する建設機械の冷却
構造において、 前記コンデンサーを前記機械室側部の第1の吸気口の下
端付近から前記オイルクーラの下端付近にかけて傾けて
設置したことを特徴とする建設機械の冷却構造。 - 【請求項2】 請求項1記載の建設機械の冷却構造にお
いて、前記エンジンカバーの前記エンジンの前部上方部
分に形成された排気口と、前記ファンの径方向外側に位
置し、ファン通過直後の冷却風を層流として前記排気口
に導く第1のガイドと、前記エンジンの前部上方に位置
し、排気口15aから放出された冷却風を層流として導
く第2のガイドとを有し、前記第2のガイドは前記第1
のガイドよりも低い先端部を有し、前記排気口は前記第
2のガイドの先端部と前記第1のガイドの先端部との間
で前記層流としての冷却風を横切って位置することを特
徴とする建設機械の冷却構造。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7076062A JPH08270444A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 建設機械の冷却構造 |
EP96200699A EP0734892B1 (en) | 1995-03-31 | 1996-03-14 | Cooling structure for construction machine |
DE69617504T DE69617504T2 (de) | 1995-03-31 | 1996-03-14 | Kühlsystem für Baumaschinen |
US08/625,589 US5816350A (en) | 1995-03-31 | 1996-03-28 | Condenser configuration for construction machines |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7076062A JPH08270444A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 建設機械の冷却構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08270444A true JPH08270444A (ja) | 1996-10-15 |
Family
ID=13594292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7076062A Pending JPH08270444A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 建設機械の冷却構造 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5816350A (ja) |
EP (1) | EP0734892B1 (ja) |
JP (1) | JPH08270444A (ja) |
DE (1) | DE69617504T2 (ja) |
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