JPH0232502Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0232502Y2 JPH0232502Y2 JP10344982U JP10344982U JPH0232502Y2 JP H0232502 Y2 JPH0232502 Y2 JP H0232502Y2 JP 10344982 U JP10344982 U JP 10344982U JP 10344982 U JP10344982 U JP 10344982U JP H0232502 Y2 JPH0232502 Y2 JP H0232502Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- guide plate
- engine bonnet
- bonnet
- air exhaust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 14
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 claims description 11
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 3
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 2
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Superstructure Of Vehicle (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、旋回台の後端部に、その横巾方向で
ほぼ全巾にわたつてエンジンボンネツトを設け、
前記エンジンボンネツト内の上部に、エンジンか
らの冷却排風を前記旋回台の横後に向いた主排風
口に導く吸音材付ガイド板を設け、エンジンボン
ネツトの横側壁のうち前記ガイド板の背部に位置
する部分を盲板で形成し、前記エンジンボンネツ
トの前方でかつ前記ガイド板の設置側に運転キヤ
ビンを配置した旋回式作業車の排風構造に関す
る。
ほぼ全巾にわたつてエンジンボンネツトを設け、
前記エンジンボンネツト内の上部に、エンジンか
らの冷却排風を前記旋回台の横後に向いた主排風
口に導く吸音材付ガイド板を設け、エンジンボン
ネツトの横側壁のうち前記ガイド板の背部に位置
する部分を盲板で形成し、前記エンジンボンネツ
トの前方でかつ前記ガイド板の設置側に運転キヤ
ビンを配置した旋回式作業車の排風構造に関す
る。
上記旋回式作業車の排風構造は、エンジン冷却
風を吸音材付ガイド板によつて運転キヤビンとは
反対側に向かつて開口する主排風口に導くことに
よつて、排風に起因してエンジンの騒音が、運転
キヤビン内に入ることを抑制したものであるが、
吸音材付ガイド板を、例えば油圧配管を避ける等
の必要性から、一部又は全部を持ち上げた状態で
しか設置することができず、したがつて、吸音材
付ガイド板の下方から流入した高温のエンジン冷
却風が、エンジンボンネツトの前側壁と横側壁と
の角部に溜り、エンジンボンネツト内の温度が上
昇し、エンジンの冷却機能が低下する欠点があつ
た。
風を吸音材付ガイド板によつて運転キヤビンとは
反対側に向かつて開口する主排風口に導くことに
よつて、排風に起因してエンジンの騒音が、運転
キヤビン内に入ることを抑制したものであるが、
吸音材付ガイド板を、例えば油圧配管を避ける等
の必要性から、一部又は全部を持ち上げた状態で
しか設置することができず、したがつて、吸音材
付ガイド板の下方から流入した高温のエンジン冷
却風が、エンジンボンネツトの前側壁と横側壁と
の角部に溜り、エンジンボンネツト内の温度が上
昇し、エンジンの冷却機能が低下する欠点があつ
た。
本考案は、上記の点に鑑み、排風構造に改良を
改えて、運転キヤビンに対する防音効果を損うこ
となく、エンジンボンネツトでのエンジン冷却風
滞溜を防止して、エンジン冷却性能を向上させる
ことを目的とする。
改えて、運転キヤビンに対する防音効果を損うこ
となく、エンジンボンネツトでのエンジン冷却風
滞溜を防止して、エンジン冷却性能を向上させる
ことを目的とする。
本考案の特徴構成は冒記した旋回式作業車の排
風構造において、前記エンジンボンネツトの前側
壁よりも前記運転キヤビン側に、前記旋回台の横
に向いた副排風口に連通する補助排風路を形成す
ると共に、前記ガイド板の背部と前記補助排風路
を連通する開口を前記エンジンボンネツト前側壁
に形成し、前記補助排風路を形成する隔壁のうち
前記運転キヤビンの内部に面するものに吸音材を
付設してある事にある。
風構造において、前記エンジンボンネツトの前側
壁よりも前記運転キヤビン側に、前記旋回台の横
に向いた副排風口に連通する補助排風路を形成す
ると共に、前記ガイド板の背部と前記補助排風路
を連通する開口を前記エンジンボンネツト前側壁
に形成し、前記補助排風路を形成する隔壁のうち
前記運転キヤビンの内部に面するものに吸音材を
付設してある事にある。
本考案の特徴構成による作用効果は次の通りで
ある。つまり、エンジン冷却風を主排風口に導く
ガイド板の背部に連通する補助排風路を設けるこ
とによつて、ガイド板背部での高温エンジン冷却
風滞溜を効果的に防止でき、エンジンボンネツト
内温度を下げて、エンジン冷却機能を十分に向上
できるようになつた。更に、補助排風路形成用隔
壁のうち運転キヤビン内部に面するものに防音材
を付設することによつて、運転キヤビン内へのエ
ンジン騒音伝播を十分に抑えられ、全体として、
運転キヤビン内を静かにしようとする本来目的を
損うことなく、エンジン冷却を良好に行えるよう
になつた。
ある。つまり、エンジン冷却風を主排風口に導く
ガイド板の背部に連通する補助排風路を設けるこ
とによつて、ガイド板背部での高温エンジン冷却
風滞溜を効果的に防止でき、エンジンボンネツト
内温度を下げて、エンジン冷却機能を十分に向上
できるようになつた。更に、補助排風路形成用隔
壁のうち運転キヤビン内部に面するものに防音材
を付設することによつて、運転キヤビン内へのエ
ンジン騒音伝播を十分に抑えられ、全体として、
運転キヤビン内を静かにしようとする本来目的を
損うことなく、エンジン冷却を良好に行えるよう
になつた。
次に実施例を示す。
第1図に示すように、左右一対のクローラ走行
装置1を備えさせると共に、ドーザ2を揺動昇降
自在に取付けた機台に、運転キヤビン3、及び、
その後方に配置した原動部4を備えさせた旋回台
5を全旋回可能に取付けると共に、この旋回台5
の前端部に、バツクホウ作業装置6を縦軸芯周り
で向き変更可能に取付けて、堀削作業と排土作業
を択一的に行えるようにした作業車を構成してあ
る。
装置1を備えさせると共に、ドーザ2を揺動昇降
自在に取付けた機台に、運転キヤビン3、及び、
その後方に配置した原動部4を備えさせた旋回台
5を全旋回可能に取付けると共に、この旋回台5
の前端部に、バツクホウ作業装置6を縦軸芯周り
で向き変更可能に取付けて、堀削作業と排土作業
を択一的に行えるようにした作業車を構成してあ
る。
前記原動部4を構成するに、第2図及び第3図
に示すように、エンジンボンネツト15内に、エ
ンジン7、冷却フアン8、ラジエーター9、各種
油圧アクチユエーターに対する配管10等を設
け、ボンネツト横側壁の一方に冷却風吸入口11
を、かつ、他方に旋回台5の横後に向いた主排風
口13を夫々形成し、エンジン冷却風を主排風口
13に導くガイド板12を、運転キヤビン3の後
方に位置させてエンジンボンネツト15内に設
け、ガイド板12に吸音材18を全面にわたつて
付設すると共に、ボンネツト横側壁のうちガイド
板12の背部に位置する部分を盲板16で形成
し、もつて、ボンネツト15からの排風に起因す
るエンジン7騒音の運転キヤビン3内への伝播を
抑制するように構成してある。
に示すように、エンジンボンネツト15内に、エ
ンジン7、冷却フアン8、ラジエーター9、各種
油圧アクチユエーターに対する配管10等を設
け、ボンネツト横側壁の一方に冷却風吸入口11
を、かつ、他方に旋回台5の横後に向いた主排風
口13を夫々形成し、エンジン冷却風を主排風口
13に導くガイド板12を、運転キヤビン3の後
方に位置させてエンジンボンネツト15内に設
け、ガイド板12に吸音材18を全面にわたつて
付設すると共に、ボンネツト横側壁のうちガイド
板12の背部に位置する部分を盲板16で形成
し、もつて、ボンネツト15からの排風に起因す
るエンジン7騒音の運転キヤビン3内への伝播を
抑制するように構成してある。
そして、前記ガイド板12を、上記走行装置
1、ドーザ装置2、旋回台5、バツクホウ装置6
等に対する油圧配管10の設置空間を形成するた
めに、下側部が切欠かれた形状に形成し、他方、
エンジンボンネツト15の前側壁よりも運転キヤ
ビン3側に、旋回台5の横に向いた副排風口14
を形成すると共に、その副排風口14に連通する
補助排風路17を形成し、さらに、ガイド板の背
部と補助排風路17を連通する開口20をボンネ
ツト前側壁に形成し、もつて、ガイド板12背部
の高温ガスを淀むことなく副排風口14より外部
へ排出できるよう構成してある。
1、ドーザ装置2、旋回台5、バツクホウ装置6
等に対する油圧配管10の設置空間を形成するた
めに、下側部が切欠かれた形状に形成し、他方、
エンジンボンネツト15の前側壁よりも運転キヤ
ビン3側に、旋回台5の横に向いた副排風口14
を形成すると共に、その副排風口14に連通する
補助排風路17を形成し、さらに、ガイド板の背
部と補助排風路17を連通する開口20をボンネ
ツト前側壁に形成し、もつて、ガイド板12背部
の高温ガスを淀むことなく副排風口14より外部
へ排出できるよう構成してある。
さらに、補助排風路17を形成する隔壁19の
うち、運転キヤビン3の内部に面するものに、そ
の全面にわたつて吸音材21を付設して、補助排
風路17から運転キヤビン3内へのエンジン7騒
音伝播を阻止するように構成してある。
うち、運転キヤビン3の内部に面するものに、そ
の全面にわたつて吸音材21を付設して、補助排
風路17から運転キヤビン3内へのエンジン7騒
音伝播を阻止するように構成してある。
尚、本考案は、バツクホウ作業車のみならず、
例えば、クレーン車やフエイスシヨベル車等の各
種旋回式作業車に適用可能である。
例えば、クレーン車やフエイスシヨベル車等の各
種旋回式作業車に適用可能である。
図面は本考案に係る旋回式作業車の排風構造の
実施例を示し、第1図は全体側面図、第2図は要
部横断面図、第3図は要部側面図である。 3……運転キヤビン、5……旋回台、7……エ
ンジン、12……ガイド板、13……主排風口、
14……副排風口、15……エンジンボンネツ
ト、16……盲板、17……補助排風路、18,
21……吸音材、19……隔壁、20……開口。
実施例を示し、第1図は全体側面図、第2図は要
部横断面図、第3図は要部側面図である。 3……運転キヤビン、5……旋回台、7……エ
ンジン、12……ガイド板、13……主排風口、
14……副排風口、15……エンジンボンネツ
ト、16……盲板、17……補助排風路、18,
21……吸音材、19……隔壁、20……開口。
Claims (1)
- 旋回台5の後端部に、その横巾方向でほぼ全巾
にわたつてエンジンボンネツト15を設け、前記
エンジンボンネツト15内の上部に、エンジン7
からの冷却排風を前記旋回台5の横後に向いた主
排風口13に導く吸音材付ガイド板12を設け、
前記エンジンボンネツト15の横側壁のうち前記
ガイド板12の背部に位置する部分を盲板16で
形成し、前記エンジンボンネツト15の前方でか
つ前記ガイド板12の設置側に運転キヤビン3を
配置した旋回式作業車の排風構造であつて、前記
エンジンボンネツト15の前側壁よりも前記運転
キヤビン3側に、前記旋回台5の横に向いた副排
風口14に連通する補助排風路17を形成すると
共に、前記ガイド板12の背部と前記補助排風路
17を連通する開口20を前記エンジンボンネツ
ト15前側壁に形成し、前記補助排風路17を形
成する隔壁19のうち前記運転キヤビン3の内部
に面するものに吸音材21を付設してある事を特
徴とする旋回式作業車の排風構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10344982U JPS596572U (ja) | 1982-07-07 | 1982-07-07 | 旋回式作業車の排風構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10344982U JPS596572U (ja) | 1982-07-07 | 1982-07-07 | 旋回式作業車の排風構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS596572U JPS596572U (ja) | 1984-01-17 |
JPH0232502Y2 true JPH0232502Y2 (ja) | 1990-09-04 |
Family
ID=30243360
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10344982U Granted JPS596572U (ja) | 1982-07-07 | 1982-07-07 | 旋回式作業車の排風構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS596572U (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60180684U (ja) * | 1984-05-11 | 1985-11-30 | 井関農機株式会社 | コンバイン用キヤビン |
JPS61218426A (ja) * | 1985-03-25 | 1986-09-27 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | 掘削機 |
JPH0540249Y2 (ja) * | 1987-05-25 | 1993-10-13 | ||
JPH085331B2 (ja) * | 1992-03-19 | 1996-01-24 | ヤンマーディーゼル株式会社 | 掘削機 |
JP4729870B2 (ja) * | 2003-06-16 | 2011-07-20 | コベルコ建機株式会社 | 建設機械 |
-
1982
- 1982-07-07 JP JP10344982U patent/JPS596572U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS596572U (ja) | 1984-01-17 |
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