JP4928311B2 - 車両のドア及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、プルポケットを備える車両のドア及びその製造方法に関する。
従来、車両のドアには、ドアの操作時に手を掛けるためのプルポケットが設けられている。
例えば、引用文献1には、内装材であるライニング(バックドアトリム)と一体成形され、ライニング(バックドアトリム)の下端に開口するとともに上向きに凹設されたプルポケット(凹部)を備える車両のバックドアが記載されている。
特開平9−193665号公報(段落0006、図3)
しかしながら、従来の車両のドアの構造では、ライニングとプルポケットが一体成形されているため、成形型の型割りや型抜き方向に制約が生じ、プルポケットの成形自由度が犠牲になるという問題があった。
本発明は、かかる問題を解決するために創案されたものであり、ドア操作時に手を掛け易く、かつ、プルポケットの成形自由度が高い車両のドア及びその製造方法を提供することを課題とする。
本発明は、ドア操作時に手を掛けるためのプルポケットを備える車両のドアであって、ドアアウタパネルの車室内側にドアインナパネルを組み付けてなるドアパネルと、前記ドアインナパネルの車室内側に取り付けられるライニングと、前記ライニングに取り付けられるプルポケット部材と、を有し、前記プルポケット部材は、前記ライニングと別体で形成されるとともに、前記ドアパネル側に向かって凹んだ凹形状部を有し、前記凹形状部は、前記プルポケット部材を前記ライニングに取り付けたときに、前記ライニングの車室内側の面に対してアンダーカット形状となるように、ドアの回動方向と略直交する方向に凹んで形成されており、前記凹形状部の底部には、車室外側から前記ドアインナパネルに係合する係合部が設けられており、前記係合部は、前記ドアインナパネルに設けられた貫通孔の周縁部に係合しており、前記凹形状部と前記ライニングとの間であって、前記凹形状部が前記ライニングに対してアンダーカット形状になる側に、スペーサ部材が跨って設置されていることを特徴とする。
かかる構成によれば、プルポケット部材がライニングと別体で形成されているので、プルポケット部材に凹形状部を成形する際に、ライニングの車室内側の面に対して凹形状部がアンダーカット形状になることを考慮する必要がない。そのため、プルポケットを構成する凹形状部の成形自由度が高まる。また、プルポケット部材がライニングと別体で形成されているので、ライニングを成形する際に、プルポケットが邪魔になることがない。そのため、ライニングの成形が容易になり、ひいてはドアの製造が容易になる。さらに、プルポケット部材をライニングに取り付けたときに、凹形状部がライニングの車室内側の面に対してアンダーカット形状になるので、ドア操作時に手を掛け易いプルポケットにすることができる。なお、「アンダーカット形状」とは、成形品を成形型から取出すときに、そのままの状態では離型できない形状のことである。
また、かかる構成によれば、凹形状部がドアの回動方向と略直交する方向に凹んで形成されているので、ドアの回動方向に操作力を加えやすい。そのため、ドア操作時(特にドア閉め時)における操作力の伝達効率が高まり、ドアの開閉に必要な操作力を低減することができる。
また、かかる構成によれば、プルポケット部材をライニングに取り付けた際に、凹形状部に設けられた係合部がドアインナパネルに設けられた貫通孔の周縁部に係合するので、プルポケット部材の取り付け剛性を高めることができる。また、係合部が車室外側からドアインナパネルに係合しているので、ドアの開閉時に操作力をドアパネルに効率よく伝達することができる。
また、かかる構成によれば、プルポケット部材に操作荷重が加えられたときに、スペーサ部材によって操作荷重を確実に受け止めて、凹形状部の車室内側への変位、変形を抑制することができる。また、これにより、凹形状部の車室内側への変位、変形が抑制されるので、車内側からの見栄えを損ねることがない。
また、プルポケット部材の取り付け強度が向上するので、ドア操作時の剛性感が向上する。
さらに、プルポケット部材にドアパネルとの係合部を設けた場合には、スペーサ部材によってプルポケット部材が適切な位置に位置決めされるので、ドアパネルと係合部とを確実に係合させることができる。
また、前記凹形状部には、前記係合部とともに前記ドアインナパネルを挟み込むための挟み込み部が設けられているのが好ましい。
かかる構成によれば、プルポケット部材をライニングに取り付けた際に、係合部と挟み込み部とがドアインナパネルを挟み込むので、プルポケット部材のガタツキを防止することができる。
また、前記スペーサ部材は、前記凹形状部に当接する当接部を有し、該当接部は前記凹形状部の形状に沿った形状に形成されているのが好ましい。
かかる構成によれば、スペーサ部材の当接部と凹形状部とが隙間なく当接するので、凹形状部の保持状態が安定し、プルポケット部材に操作荷重が加えられたときに操作荷重を確実に受け止めることができる。
また、前記ライニングは、前記プルポケット部材を取り付けるための取付孔を有し、前記スペーサ部材は、前記取付孔の周縁部に設けられているのが好ましい。
かかる構成によれば、取付孔の周縁部での取り付け剛性を高めることができる。そのため、凹形状部及びライニングの変形が抑制されるとともに、ドア操作時の剛性感を効果的に高めることができる。
また、前記ライニングは、前記プルポケット部材を取り付けるための取付孔を有し、前記プルポケット部材は、前記凹形状部の開口部側であって前記ライニングに対してアンダーカット形状になる側に、前記取付孔の周縁部に引っ掛けられる引掛け部を有するのが好ましい。
かかる構成によれば、凹形状部の開口部側であって前記ライニングに対してアンダーカット形状になる側に、ライニングの取付孔の周縁部に対して引掛けられる引掛け部が設けられているので、プルポケット部材の取付時に、この引掛け部を支点としてプルポケット部材を回動させることができる。そのため、ライニングにプルポケット部材を容易に取り付けることができる。
また、前記プルポケット部材は、互いに離間して配置された一対の前記引掛け部を有し、前記取付孔の周縁部は、一対の前記引掛け部をそれぞれ引っ掛けるための一対の係合孔を有し、前記スペーサ部材は、一対の前記引掛け部の中間部と一対の前記係合孔の中間部とに跨って設置されている構成とするのが好ましい。
かかる構成によれば、プルポケット部材がライニングに対してアンダーカット形状になる側であって、一対の引掛け部の中間部と一対の係合孔の中間部との間にスペーサ部材が設けられるので、プルポケット部材の取り付け強度を効果的に向上させることができる。
また、本発明に係る車両のドアの製造方法は、前記取付孔の周縁部に前記引掛け部を引っ掛けた後、前記引掛け部を支点として前記プルポケット部材を回動させて前記係合部を前記ドアインナパネルに係合させることを特徴とする。
かかる方法によれば、前記取付孔の周縁部に前記引掛け部を引っ掛けた後、前記引掛け部を支点として前記プルポケット部材を回動させるという簡易な操作で、プルポケット部材がライニング及びドアインナパネルに取り付けられることとなる。そのため、車両のドアの組み立て作業性を向上させることができる。
本発明によれば、ドア操作時に手を掛け易く、かつ、プルポケットの成形自由度が高い車両のドア及びその製造方法を提供することができる。
本発明の第1実施形態について図面を参照して詳細に説明する。説明において、同一の要素には同一の番号を付し、重複する説明は省略する。なお、本実施形態において方向を説明するときは、車両たる自動車の前後左右上下を基準とする。
図1は、第1実施形態に係る車両のドアの斜視図である。図2は、図1に示したI−I線における断面図である。図3は、プルポケット部材の斜視図であり、(a)は車室内側から見た状態、(b)は車室外側から見た状態、をそれぞれ示している。
図1に示すように、テールゲート1は、自動車の後部に設けられるドアであり、ヒンジ部材H,Hを介して車両の後部上方に取り付けられている。すなわち、テールゲート1は、回動軸Oを中心として上下方向に回動するようになっている。テールゲート1の車室内側には、ドア操作時に手を掛けるためのプルポケットPが凹設されている。
テールゲート1は、主に、ドアパネル2と、このドアパネル2の車室内側に取り付けられたライニング3と、このライニング3に取り付けられたプルポケット部材4と、から構成されている。また、テールゲート1には、車両の後方視界を確保するためのリアウィンドウRWが設けられている。
図2に示すように、ドアパネル2は、テールゲート1の骨格を成す部材であり、例えば2枚のスチール製の板状部材を組み合わせて構成されている。第1実施形態では、ドアパネル2は、車室外側に露出するドアアウタパネル22と、このドアアウタパネル22の車室内側に溶接固定されるドアインナパネル21と、から構成されている。ドアインナパネル21とドアアウタパネル22との間には隙間が設けられており、この隙間には、図示しない補強部材などが配置されている。
ドアインナパネル21は、プルポケット部材4に対応する位置に、プルポケット部材4との干渉を回避するための貫通孔21aを有している。そして、この貫通孔21aの下側の周縁部21bに、後記するプルポケット部材4の係合部42が係合するようになっている。
ドアアウタパネル22は、いわゆる外装材であり、ドアインナパネル21やプルポケット部材4が車外に露出しないように、これらを覆っている。ドアアウタパネル22の車室外側の表面には塗装などが施されている。
ライニング3は、いわゆる内装材であり、例えば射出成形によって製造された樹脂性の板状部材で構成されている。ライニング3は、例えば図示しない樹脂クリップやビスなどによって、ドアインナパネル21の車室内側に隙間を空けて固定されている。
ライニング3は、プルポケット部材4を取り付けるための取付孔31を有している。第1実施形態では、取付孔31は、図1に示すように、車両の右寄りの位置に設けられている。また、この取付孔31の周縁部には、プルポケット部材4を取り付けるための係合孔32,33・・・(図2参照)が設けられている。
図2及び図3に示すように、プルポケット部材4は、プルポケットPを構成するための部材であり、例えば樹脂を射出成形することで形成されている。プルポケット部材4は、ライニング3と別体で形成されており、ライニング3の取付孔31に取り付けられるようになっている。
プルポケット部材4は、凹形状部41と、係合部42と、挟み込み部43と、引掛け部44と、を主に備えている。
凹形状部41は、プルポケットPを構成する部分であり、一端側が開口した有底の四角筒状を呈している。凹形状部41は、ドアパネル2側に向かって凹んでいる。凹形状部41の開口部の周囲には開口縁部45が設けられている。この開口縁部45は、プルポケット部材4をライニング3に取り付けたときに、ライニング3の車室内側の面3aと面一になるように形成されている。
凹形状部41は、凹形状部41の形成方向A(図2参照)と開口縁部45とのなす角度θ(すなわち、凹形状部41の形成方向Aとライニング3の車室内側の面3aとのなす角度θ)が鋭角となるように形成されている。これにより、凹形状部41は、プルポケット部材4をライニング3に取り付けたときに、ライニング3の車室内側の面3aに対してアンダーカット形状になる。第1実施形態では、凹形状部41は、ライニング3の車室内側の面3aに対して斜め下向きに凹設されている。つまり、凹形状部41は、ライニング3の車室内側の面3aに対して下向きに抉れたようになっている。これにより、凹形状部41は、手を掛け易いプルポケットPとなる。
凹形状部41は、ドアの回動方向B(図2参照)に対して凹形状部41の形成方向Aが略直交するように形成されている。そのため、ドアの回動方向B(特に閉方向B2)に操作力を加え易くなり、操作力の伝達効率が高まって、ドアの開閉に必要な操作力が低減される。
なお、凹形状部41の形成方向Aを通る直線がテールゲート1の回動軸O(図1参照)の近傍を通るのが好ましく、回動軸O上を通るのがさらに好ましい。
係合部42は、ドアパネル2に係合する部分であり、凹形状部41の底部の車室外側に突設されている。係合部42は、四角板状の係合片42aと、この係合片42aを補強するリブ42b,42bとから構成されている。第1実施形態では、係合部42は、ドアインナパネル21の貫通孔21aの下側の周縁部21bにドアの閉方向B2から当接している。換言すれば、係合部42は、周縁部21bに車室外側から当接し、ドアインナパネル21をドアの閉方向B2に押圧可能となっている。そのため、プルポケット部材4の取り付け剛性が高まるとともに、ドア閉時に操作力をドアパネル2に効率よく伝達することができる。
挟み込み部43は、係合部42とともにドアパネル2を挟み込む部分であり、凹形状部41の底部の車室外側であって係合部42の車室内側に突設されている。挟み込み部43は、側面視山形状を呈しており、その頂部は曲面状に形成されている。つまり、挟み込み部43の頂部を曲面状にすることで、プルポケット部材4をライニング3とドアパネル2に取り付けるときに、ドアインナパネル21の貫通孔21aの下側の周縁部21bを挟み込み部43が容易に乗り越えられるようになっている。
引掛け部44は、プルポケット部材4をライニング3に取り付ける際に回動支点となる部分であり、ライニング3の取付孔31の周縁部に設けた係合孔32に引っ掛けられている。引掛け部44は、凹形状部41の開口部側であってライニング3に対してアンダーカット形状になる側に設けられている。例えば、第1実施形態では、図3(a)に示すように、2つの引掛け部44,44が、開口縁部45の下縁部45aに、互いに間隔を隔てて突設されている。引掛け部44は、凹形状部41の周壁と略平行な向きに突設されており、引掛け部44を係合孔32に差し込んだ状態でプルポケット部材4を回動させることができるようになっている。
図3(b)に示すように、開口縁部45の上縁部45bの車室外側には、ライニング3と係合する上側係合部46,46が形成されている。上側係合部46は、四角板状の係合片46aと、この係合片46aを凹形状部41側から補強するリブ46b,46bと、係合片46aの上部に設けられた返し部46cと、から構成されている。上側係合部46,46は、ライニング3の取付孔31の周縁部に設けられた係合孔33(図2参照)に嵌め入れられる。このとき、返し部46cが係合孔33の周縁部に引っ掛かることで、プルポケット部材4とライニング3とが固定されることとなる。
また、開口縁部45の側縁部45c,45cの車室外側には、ライニング3と係合する側部係合部47,47が突設されている。側部係合部47,47は、上側係合部46と同様に、その先端側に返し部を有しており、ライニング3に設けた係合孔(図示省略)に嵌め入れられると抜けなくなるようになっている。これにより、プルポケット部材4がライニング3にしっかりと固定されることとなる。
つづいて、図4を参照して、第1実施形態に係る車両のドアの製造方法について説明する。なお、符号については適宜図1乃至図3を参照するものとする。
図4は、第1実施形態に係る車両のドアの製造方法を示した断面図であり、(a)は回動前、(b)は回動後の状態をそれぞれ示している。
はじめに、図4(a)に示すように、ドアインナパネル21とドアアウタパネル22とライニング3とを組み合わせる。
そして、プルポケット部材4の凹形状部41の形成方向A(図2参照)がライニング3の車室内側の面3aと略直交する状態にプルポケット部材4を傾けた上で、ライニング3の取付孔31の下側の周縁部に設けられた係合孔32に、プルポケット部材4の引掛け部44を差し込む。このとき、プルポケット部材4の凹形状部41は、ライニング3の取付孔31とドアインナパネル21の貫通孔21aに挿通された状態になり、凹形状部41の底部に設けられた係合部42は、ドアインナパネル21よりも車室外側に配置される。
つぎに、図4(b)に示すように、引掛け部44を支点としてプルポケット部材4を回動させて、ドアインナパネル21の貫通孔21aの周縁部21bにドアの閉方向B2(図2参照)から係合部42を係合(当接)させる。このとき、周縁部21bは、曲面状に形成された挟み込み部43の頂部を乗り越えて、係合部42と挟み込み部43との間に挟み込まれる。これにより、凹形状部41がライニング3の車室内側の面3aに対してアンダーカット形状になる。
また、プルポケット部材4が回動すると、開口縁部45の上縁部45bの車室外側に設けられた上側係合部46が、ライニング3の取付孔31の周縁部に設けられた係合孔33に嵌め入れられることとなる。また、開口縁部45の側縁部45cの車室外側に設けられた側部係合部47(図3(b)参照)も、ライニング3の図示しない係合孔に嵌め入れられることとなる。これにより、プルポケット部材4が、ライニング3及びドアパネル2にしっかりと取り付けられて、プルポケットPを備えるテールゲート1が完成する。
第1実施形態に係るテールゲート1によれば、次のような作用効果を奏する。
すなわち、プルポケット部材4がライニング3と別体で形成されているので、プルポケット部材4に凹形状部41を成形する際に、ライニング3の車室内側の面3aに対して凹形状部41がアンダーカット形状になることを考慮する必要がない。そのため、プルポケットPを構成する凹形状部41の成形自由度が高まる。また、プルポケット部材4がライニング3と別体で形成されているので、ライニング3を成形する際に、プルポケットPが邪魔になることがない。そのため、ライニング3の成形が容易になり、ひいてはテールゲート1の製造が容易になる。さらに、プルポケット部材4をライニング3に取り付けたときに、凹形状部41がライニング3の車室内側の面3aに対してアンダーカット形状になるので、ドア操作時に手を掛け易いプルポケットPにすることができる。
また、凹形状部41の形成方向Aがドアの回動方向Bと略直交するように形成されているので、ドアの回動方向B、特にドアの閉方向B2に操作力を加えやすい。そのため、ドア閉め時における操作力の伝達効率が高まり、テールゲート1の開閉に必要な操作力を低減することができる。
また、プルポケット部材4をライニング3に取り付けた際に、凹形状部41に設けられた係合部42がドアインナパネル21に係合するので、プルポケット部材4の取り付け剛性を高めることができる。また、係合部42がドアの閉方向B2からドアインナパネル21に係合しているので、ドア閉時に操作力をドアインナパネル21に効率よく伝達することができる。
また、プルポケット部材4をライニング3に取り付けた際に、係合部42と挟み込み部43とがドアインナパネル21の貫通孔21aの下側の周縁部21bを挟み込むので、プルポケット部材4のガタツキを防止することができる。
また、開口縁部45の下縁部45aに、ライニング3の取付孔31の周縁部に設けられた係合孔32に引っ掛けられる引掛け部44が設けられているので、プルポケット部材4の取付時に、この引掛け部44を支点としてプルポケット部材4を回動させることができる。そのため、ライニング3にプルポケット部材4を容易に取り付けることができる。
また、第1実施形態に係るテールゲート1の製造方法によれば、取付孔31の周縁部に設けられた係合孔32に引掛け部44を引っ掛けた後、引掛け部44を支点としてプルポケット部材4を回動させるという簡易な操作で、プルポケット部材4がライニング3及びドアインナパネル21に取り付けられることとなる。そのため、テールゲート1の組み立て作業性を向上させることができる。
つづいて、本発明の第2実施形態に係る車両のドアについて図5を参照して説明する。
図5は、第2実施形態に係る車両のドアの斜視図である。
第2実施形態に係るテールゲート1Aは、プルポケットPを構成する凹形状部41Aがライニング3の車室内側の面3aに対して斜め横向きに凹設されている点が、第1実施形態と異なっている。
すなわち、テールゲート1Aの凹形状部41Aは、ドアパネル2側、かつ、車両の左側に向かって凹んでいる。これにより、テールゲート1Aの凹形状部41Aは、ライニング3の車室内側の面3aに対してアンダーカット形状になっている。そのため、ドア操作時にプルポケットPに手を掛け易い。
また、第2実施形態に係るテールゲート1Aのプルポケット部材4Aは、第1実施形態のプルポケット部材4と比較して、90度回転した状態で、ライニング3に取り付けられている。このように、第2実施形態に係るテールゲート1Aは、ライニング3とプルポケット部材4Aとが別体で形成されているので、プルポケットPの形成方向を自由に変更することができる。また、プルポケットPの形成方向が制約されないので、凹形状部41Aの成形自由度も高まることとなる。
つづいて、本発明の第3実施形態に係る車両のドアについて図6を参照して説明する。
図6は、第3実施形態に係る車両のドアの断面図である。
第3実施形態に係るテールゲート1Bは、プルポケット部材4Bが短尺に形成されている点、及び、ライニング3の取付孔31の非アンダーカット側の周壁31aが延設されている点が、第1実施形態と異なっている。
ここで、「非アンダーカット側の周壁31a」とは、取付孔31の周壁のうち、プルポケット部材4Bの凹形状部41の形成方向Aと反対側の周壁のことである。
第3実施形態では、凹形状部41が斜め下向きに形成されているので、非アンダーカット側となる上側の周壁31aが斜め下方向に延設されている。上側の周壁31aは、取付孔31の下側の周縁部(つまり係合孔32が設けられた周縁部)に対して、ライニング3の車室内側の面3aに直交する方向に重ならない位置まで延設することができる。このようにすれば、ライニング3を樹脂で射出成形する際に、ライニング3の成形型をライニング3の車室内側の面3aに直交する方向に型抜きすることができる。そのため、成形型の型割りや型抜き方向が簡易になり、ライニング3の製造コスト、ひいてはテールゲート1Bの製造コストを低減することができる。
また、第3実施形態では、取付孔31の上側の周壁31aが延設されているので、プルポケット部材4Bを短尺に形成することができる。すなわち、上側の周壁31aの長さに合わせてプルポケット部材4Bの大きさ(形状)を変更することができる。そのため、プルポケット部材4Bの成形自由度が向上する。
つづいて、本発明の第4実施形態に係る車両のドアについて図7、図8を参照して説明する。なお、前記した実施形態と同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図7は、第4実施形態に係る車両のドアのライニングを車室外側から見た斜視図であり、(a)はライニングの全体図、(b)は取付孔付近の拡大図である。図8は、図7(a)のII−II線におけるテールゲートの断面図である。なお、図7(a)において、プルポケット部材4Cは、仮想線(2点鎖線)で描いている。
第4実施形態に係るテールゲート1Cは、プルポケット部材4Cの凹形状部41とライニング3Cとの間にスペーサ部材35を跨設した点が、第1実施形態と主に異なっている。
図7(a)(b)に示すように、第4実施形態に係るテールゲート1C(図8参照)のライニング3Cは、プルポケット部材4Cを取り付けるための取付孔31を備えている。
取付孔31の上側の周壁31aは、車室外側に延設されている。周壁31aは、断面視略へ字形状を呈しており、その先端部にはプルポケット部材4Cの上側係合部46,46(図3、図6参照)と係合する上側係合孔33,33が設けられている。
取付孔31の下側の周縁部には、プルポケット部材4Cの引掛け部44,44(図3、図6参照)を引っ掛けるための一対の下側係合孔32,32が互いに離間して設けられている。そして、取付孔31の周縁部であって、一対の下側係合孔32,32の中間部には、スペーサ部材35が設けられている。
なお、この「下側係合孔」が特許請求の範囲にいう「係合孔」に相当する。
スペーサ部材35は、凹形状部41の変位・変形を抑制するための部材である。本実施形態では、スペーサ部材35は、ライニング3Cの車室外側の面に突設されている。スペーサ部材35は、例えば射出成形によってライニング3Cと一体に形成されている。
スペーサ部材35は、互いに離間して平行に配置された3つの縦壁35aと、隣り合う縦壁35aの上辺同士を連結する上壁35bと、隣り合う縦壁35aの下辺同士を連結する下壁35cと、から構成されている。
このうち、縦壁35aの車室外側(先端側)の上部には、凹形状部4Cに当接する当接部35dが形成されている。当接部35dは、凹形状部41の周壁41cの形状に沿って傾斜している。
図8に示すように、ライニング3Cの取付孔31にプルポケット部材4Cを取り付けると、凹形状部41の周壁41aに、スペーサ部材35の当接部35dが当接する。これにより、凹形状部41の周壁41aのうちライニング3Cに対してアンダーカット形状になる側と、ライニング3Cの車室外側との間に、スペーサ部材35が跨って設置された状態となる。
このような構成によれば、プルポケット部材41に操作荷重が加えられたときに、スペーサ部材35によって操作荷重が受け止められることになる。そのため、凹形状部41の車室内側への変位、変形を抑制することができる。また、プルポケット部材4Cの取り付け強度が向上するので、ドア操作時の剛性感が向上する。
さらに、プルポケット部材4Cを回動させながらライニング3Cに取り付けるときに、凹形状部41がスペーサ部材35に当接するので、プルポケット部材4Cが回り過ぎてしまうことがない。そのため、貫通孔21aの下側の周縁部21bに、プルポケット部材4Cの係合部42を確実に係合させることができる。
また、スペーサ部材35の当接部35dは、凹形状部41の周壁41aに沿った形状に形成されているので、当接部35dと凹形状部41とが隙間なく当接することになる。そのため、凹形状部41の保持状態が安定し、プルポケット部材4Cに操作荷重が加えられたときに操作荷重を確実に受け止めることができる。
また、スペーサ部材35が、一対の引掛け部44,44の中間部と一対の下側係合孔32,32の中間部とに跨って設置されているので、取付孔31の周縁部とプルポケット部材4Cとの接続部分のうち、最もたわみ易い部分が好適に補強され、剛性感が向上する。
以上、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
例えば、前記した実施形態では、自動車のリアゲート1に本発明を適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、サイドドア等の車両の他のドアに適用してもよい。
また、前記した実施形態では凹形状部41を四角筒状に形成したが、他の断面形状であってもよいことはいうまでもない。
また、前記した実施形態では、ライニング3の取付孔21の下側の周縁部に設けた係合孔32にプルポケット部材4の引掛け部44を挿入する構成としたが、本発明はかかる構成に限定されるものではなく、例えば、係合孔32に替えて、ドアパネル側に向かって凹んだ係合凹部(図示省略)を設け、この係合凹部に引掛け部44を引っ掛けるようにしてもよい。
また、前記した実施形態では、スペーサ部材35をライニング3Cと一体成形したが、別部材に構成してもよい。また、スペーサ部材35をプルポケット部材4Cに設けてもよい。また、スペーサ部材35の形状は特に限定されるものではない。
第1実施形態に係る車両のドアの斜視図である。 図1に示したI−I線における断面図である。 プルポケット部材の斜視図であり、(a)は車室内側から見た状態、(b)は車室外側から見た状態、をそれぞれ示している。 第1実施形態に係る車両のドアの製造方法を示した断面図であり、(a)は回動前、(b)は回動後の状態をそれぞれ示している。 第2実施形態に係る車両のドアの斜視図である。 第3実施形態に係る車両のドアの断面図である。 第4実施形態に係る車両のドアのライニングを車室外側から見た斜視図であり、(a)はライニングの全体図、(b)は取付孔付近の拡大図である。 図7(a)のII−II線におけるテールゲートの断面図である。
符号の説明
1 テールゲート(車両のドア)
2 ドアパネル
21 ドアインナパネル
22 ドアアウタパネル
3 ライニング
31 取付孔
4 プルポケット部材
41 凹形状部
42 係合部
43 挟み込み部
44 引掛け部
P プルポケット

Claims (7)

  1. ドア操作時に手を掛けるためのプルポケットを備える車両のドアであって、
    ドアアウタパネルの車室内側にドアインナパネルを組み付けてなるドアパネルと、前記ドアインナパネルの車室内側に取り付けられるライニングと、前記ライニングに取り付けられるプルポケット部材と、を有し、
    前記プルポケット部材は、前記ライニングと別体で形成されるとともに、前記ドアパネル側に向かって凹んだ凹形状部を有し、
    前記凹形状部は、前記プルポケット部材を前記ライニングに取り付けたときに、前記ライニングの車室内側の面に対してアンダーカット形状となるように、ドアの回動方向と略直交する方向に凹んで形成されており、
    前記凹形状部の底部には、車室外側から前記ドアインナパネルに係合する係合部が設けられており、
    前記係合部は、前記ドアインナパネルに設けられた貫通孔の周縁部に係合しており、
    前記凹形状部と前記ライニングとの間であって、前記凹形状部が前記ライニングに対してアンダーカット形状になる側に、スペーサ部材が跨って設置されていることを特徴とする車両のドア。
  2. 前記凹形状部には、前記係合部とともに前記ドアインナパネルを挟み込むための挟み込み部が設けられていることを特徴とする請求項に記載の車両のドア。
  3. 前記スペーサ部材は、前記凹形状部の形状に沿って当該凹形状部に当接する当接部を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両のドア。
  4. 前記ライニングは、前記プルポケット部材を取り付けるための取付孔を有し、
    前記スペーサ部材は、前記取付孔の周縁部に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両のドア。
  5. 前記ライニングは、前記プルポケット部材を取り付けるための取付孔を有し、
    前記プルポケット部材は、前記凹形状部の開口部側であって前記ライニングに対してアンダーカット形状になる側に、前記取付孔の周縁部に引っ掛けられる引掛け部を有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の車両のドア。
  6. 前記ライニングは、前記プルポケット部材を取り付けるための取付孔を有し、
    前記プルポケット部材は、前記凹形状部の開口部側であって前記ライニングに対してアンダーカット形状になる側に、前記取付孔の周縁部に引っ掛けられる互いに離間して配置された一対の引掛け部を有し、
    前記取付孔の周縁部は、前記一対の引掛け部をそれぞれ引っ掛けるための一対の係合孔を有し、
    前記スペーサ部材は、前記一対の引掛け部の中間部と前記一対の係合孔の中間部とに跨って設置されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の車両のドア。
  7. 請求項5又は請求項6に記載の車両のドアの製造方法であって、
    前記取付孔の周縁部に前記引掛け部を引っ掛けた後、前記引掛け部を支点として前記プルポケット部材を回動させて前記係合部を前記ドアインナパネルに係合させることを特徴とする車両のドアの製造方法。
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