JP6597152B2 - 車両のドア開口部構造 - Google Patents

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本発明は、
車両のドア開口の周縁部となる車体パネルのオープニングフランジと、
前記オープニングフランジに装着されるオープニングトリムとを有し、
前記オープニングトリムは、前記オープニングフランジに外嵌装着される断面U字状の取り付け基部を備え、
前記車体パネルを車室内側から覆う内装部材の側部に、前記オープニングトリムの取り付け基部の一対の対向壁間に差し込まれる差し込み片を備え、
前記差し込み片は、前記オープニングフランジと共に前記一対の対向壁に挟持されている車両のドア開口部構造に関する。
従来、上記の車両のドア開口部構造の一例として特許文献1に記載の技術があった。
この技術では、特許文献1の図6,図7等に示されているように、オープニングフランジ10aのアウターフランジ11aの端縁に当接係止する突起22が前記差し込み片21の先端に形成されている。
そして、前記突起22がアウターフランジ11aの端縁に車幅方向内側(車室内側)から当接係止されるとともに、オープニングトリム3の一対の対向壁がアウターフランジ11aに外嵌装着されることで、内装部材2の側部2e(特許文献1では縁部2e)がアウターフランジ11aに固定されている。
前記オープニングフランジ10aのインナーフランジ12aには、車幅方向内側に膨出したジョグル形状部12bが形成され、突起22が、ジョグル形状部12bの端縁に係止されている。
特開2014−133475号公報
しかしながら、上記従来の技術では、前記突起22は、アウターフランジ11aの端縁に車幅方向内側(車室内側)から単に当接係止しているだけなので、オープニングトリム3の組み付け前の仮り組み付け状態においては、内装部材2の差し込み片21が自由に動き得る状態にあり、組み付け作業性に課題があった。
また、前記突起22の係止代及び当接力を確保するためにはジョグル形状部12bの厚みがある程度必要であるため、パネル形状が複雑になるという課題もあった。
本発明の目的は、組み付け作業性を向上させることができ、車体パネルの形状を簡素化できる車両のドア開口部構造を提供する点にある。
本発明の特徴は、
車両のドア開口の周縁部となる車体パネルのオープニングフランジと、
前記オープニングフランジに装着されるオープニングトリムとを有し、
前記オープニングトリムは、前記オープニングフランジに外嵌装着される断面U字状の取り付け基部を備え、
前記車体パネルを車室内側から覆う内装部材の側部に、前記オープニングトリムの取り付け基部の一対の対向壁間に差し込まれる差し込み片を備え、
前記差し込み片は、前記オープニングフランジと共に前記一対の対向壁に挟持されている車両のドア開口部構造であって、
前記内装部材の差し込み片の先端部に、前記オープニングフランジの端縁を抱え込むフック状の抱え込み部を備え、
前記抱え込み部に抱え込まれる前記オープニングフランジの端縁は、前記オープニングフランジの基端側に向かって切り欠かれており、
前記車体パネルは車室内側パネルと車室外側パネルから成り、
前記オープニングフランジは、互いに接合された前記車室内側パネルのインナーフランジと前記車室外側パネルのアウターフランジとから成り、
前記アウターフランジの端縁は、前記アウターフランジの基端側に向かって、前記インナーフランジの端縁の切り欠き深さよりも深く切り欠かれている点にある。(請求項1)
上記の構成によれば、前記内装部材の差し込み片の先端部に備えるフック状の抱え込み部が、オープニングフランジの端縁を抱え込むから、内装部材とオープニングフランジの仮り組み付け状態においても、内装部材の位置を規制することができ、組み付け作業性を向上させることができる。
また、オープニングフランジの端縁に形成された切り欠きで、前記抱え込み部を前記端縁の抱え込まれる部分に案内することができる。
さらに、前記抱え込み部があることによる前記端縁の周囲の凹凸を、前記切り欠きがあることで減らすことができる。その結果、組み付け時に、オープニングトリムが抱え込み部に引っ掛かることを防止することができ、オープニングトリムの取り付け基部のオープニングフランジ等への外嵌装着の作業性を向上させることができる。
また、本発明においては、車体パネルのオープニングフランジの端縁に、基端側に向かう切り欠きを形成するだけで済み、例えば、車体パネルにジョグル形状部を形成する構造に比べると、車体パネルの形状を簡素化することができる。(請求項1)
本発明において、
前記車体パネルは車室内側パネルと車室外側パネルから成り、
前記オープニングフランジは、互いに接合された前記車室内側パネルのインナーフランジと前記車室外側パネルのアウターフランジとから成り、
前記内装部材の差し込み片の抱え込み部は、前記インナーフランジの端縁とアウターフランジの端縁のうち、前記インナーフランジの端縁だけを抱え込んでおり、
前記抱え込み部に抱え込まれる前記インナーフランジの端縁の周りの前記アウターフランジの端縁は、前記アウターフランジの基端側に向かって、前記インナーフランジの端縁の切り欠き深さよりも深く切り欠かれていると、次の作用を奏することができる
内装部材の差し込み片とオープニングフランジをオープニングトリムの一対の対向壁で挟持した際に、前記一対の対向壁で挟持する板厚を、抱え込み部がある部分とない部分とで均一になるようにすることができる。これにより、オープニングトリムの取り付け基部のオープニングフランジ等への外嵌装着時に、前記取り付け基部が抱え込み部に引っ掛かりにくくすることができ、組み付け作業性を向上させることができる。
また、抱え込み部がオープニングトリムの表面を凹凸に変形させることがなくて、前記表面に抱え込み部が凹凸として現れず、見栄えを向上させることができる
本発明において、
前記差し込み片の差し込み部の前記オープニングフランジに対向する面は、前記差し込み部の先端側ほど前記オープニングフランジに近づくように傾斜していると、次の作用を奏することができる。(請求項3)
差し込み片の先端部を、オープニングフランジに対して強く干渉するように設定することにより、抱え込み部の保持力を向上させることができる。
(請求項3)
本発明において、
前記差し込み片の差し込み部は、基端部側ほど板厚が大きいと、次の作用を奏することができる。(請求項4)
差し込み片の剛性を確保でき、オープニングトリムの変形等に伴う抱え込み部のズレや破損を防止することができる。(請求項4)
本発明によれば、
組み付け作業性を向上させることができ、車体パネルの形状を簡素化できる車両のドア開口部構造を提供することができた。
車両のドア開口部構造の分解斜視図 車両のドア開口部構造の斜視図 図2のA−A断面図 差し込み片の斜視図 差し込み片の抱え込み部がインナーフランジの端縁を抱え込んでいる状態を示す斜視図 別実施形態を示す斜視図であり、差し込み片を内装部材の裏面側から見た斜視図 別実施形態を示す図であり、図2のA−A断面に対応する断面図
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
図1,図2に示すように、センターピラー1の車両前方側Frの車体にフロントドア用のドア開口K1が形成され、センターピラー1の車両後方側Rrの車体にリヤドア用のドア開口K2が形成されている。
[センターピラー1の構造]
図3にも示すように、前記センターピラー1は、車体パネル6と、車体パネル6を車室内側W1から覆うセンターピラートリム5(内装部材に相当)とから成る。図1〜図3に示すセンターピラートリム5は、詳しくはセンターピラーロアトリムであり、このセンターピラーロアトリムの上方に、図示してないセンターピラーアッパートリムが配置されて、両トリムでセンターピラートリムが構成される。
[車体パネル6の構造]
車体パネル6は、前記ドア開口K1の周縁部となるオープニングフランジ6Fを備え、オープニングフランジ6Fに、ゴム状弾性体から成るオープニングトリム7が装着されている。この車体パネル6は、車室内側W1が開放した断面ハット形状のサイドボディアウターパネル2(車室外側パネルに相当)と、車室内側W1が開放した断面ハット形状のセンターピラーリンフォース3と、車室外側W2が開放した断面ハット形状のセンターピラーインナーパネル4(車室内側パネルに相当)とから成る。サイドボディアウターパネル2とセンターピラーリンフォース3とセンターピラーインナーパネル4はプレス成形された鋼板から成る(この材質に限定されるものではない)。
そして、サイドボディアウターパネル2の車両前方側Frのアウターフランジ2Fと、センターピラーリンフォース3の車両前方側Frの中間フランジ3Fと、センターピラーインナーパネル4の車両前方側Frのインナーフランジ4Fとが互いに溶接接合されている。互いに溶接接合されたこれらのアウターフランジ2Fと中間フランジ3Fとインナーフランジ4Fとが、車体パネル6の車両前方側Frの前記オープニングフランジ6Fを構成している。
また、サイドボディアウターパネル2の車両後方側Rrのアウターフランジ(車両後方側Rrの各フランジは図示せず)と、センターピラーリンフォース3の車両後方側Rrの中間フランジと、センターピラーインナーパネル4の車両後方側Rrのインナーフランジとが互いに溶接接合されている。互いに溶接接合されたこれらのアウターフランジと中間フランジとインナーフランジとが、車体パネル6の車両後方側Rrの前記オープニングフランジを構成している。
[オープニングトリム7の構造]
オープニングトリム7は、前記オープニングフランジ6Fに外嵌装着される断面U字状の取り付け基部8と、フロントドア(図示せず)の周縁部に圧縮されるシール部11とから成る。前記シール部11は、取り付け基部8の一対の対向壁9,10のうち、車室外側W2の対向壁10から車室外側W2に膨出している。
また、前記一対の対向壁9,10の一端部同士を連結する連結壁13の車室内側W1の端部から、外側リップ19がセンターピラートリム5側に延びている。この外側リップ19は、車室内側W1の対向壁9の外方側に位置し、先端側ほど車室内側W1の対向壁9から遠ざかるように傾斜している。
さらに、前記車室内側W1の対向壁9の開放端部から車室外側W2の対向壁10の内面に向かって内側リップ12が延びている。
[センターピラートリム5の構造]
図3に示すように、前記センターピラートリム5は、車室外側W2が開放した断面コの字状に形成されており、センターピラーインナーパネル4に対向する背壁30と、背壁30の車両前後方向の端部からセンターピラーインナーパネル4側に延びる前後一対の側壁31(センターピラートリムの側部に相当)とを備えている。このセンターピラートリム5は、センターピラーインナーパネル4にクリップ等で取り付けられている。センターピラートリム5の側壁31の車室外側W2の端部には、オープニングトリム7の取り付け基部8の外側リップ19が圧接している。
図3,図4に示すように、前記側壁31の車室外側W2の端部の裏面側に、オープニングトリム7の取り付け基部8の一対の対向壁9,10間に差し込まれる断面U字状の差し込み片25を備えている。
[差し込み片25の構造]
差し込み片25は、前記側壁31の車室外側W2の端部から側壁31の裏側(車両後方側Rr)に延びる差し込み片基部16と、差し込み片基部16の延出方向の端部から車室外側W2に延びる差し込み片中間部17と、差し込み片中間部17の車室外側W2の端部から側壁31の表側(車両前方側Fr)に延びる差し込み部18とから成る。
そして、前記差し込み部18の先端部に、車体パネル6のオープニングフランジ6Fの端縁を抱え込むフック状の抱え込み部20を備えている。この抱え込み部20は、差し込み部18の延出方向の端部(車両前方側Frの端部)からセンターピラーインナーパネル4側にフック状に折れ曲がっている。
前記抱え込み部20は、オープニングフランジ6Fを構成するアウターフランジ2Fと中間フランジ3Fとインナーフランジ4Fのうち、インナーフランジ4Fの端縁だけを抱え込んでいる。
図3,図5に示すように、前記抱え込み部20に抱え込まれるインナーフランジ4Fの端縁は、インナーフランジ4Fの基端側に向かって台形状に切り欠かれている。インナーフランジ4Fの端縁の切り欠き4Kは抱え込み部20よりも幅広である。
また、前記抱え込み部20に抱え込まれるインナーフランジ4Fの端縁の周りのアウターフランジ2Fの端縁、及び、中間フランジ3Fの端縁は、それぞれの基端側に向かって、インナーフランジ4Fの端縁の切り欠き4Kの深さ(切り欠き深さ)よりも深く、かつ、インナーフランジ4Fの端縁の切り欠き4Kよりも幅広の台形状に切り欠かれている。アウターフランジ2Fの切り欠き2Kと、中間フランジ3Fの端縁の切り欠き3Kとは同一の形状(台形状)・同一大きさである。
また、前記差し込み片25の差し込み部18のインナーフランジ4Fに対向する対向面18M(図3参照)は、差し込み部18の先端側(車両前方側Fr)ほどインナーフランジ4Fに近づくように傾斜している。さらに、差し込み片25の差し込み部18は、基端部側(車両後方側Rr)ほど板厚(車幅方向の肉厚)が大きく設定されている。
図3に示すように、前記差し込み片25の差し込み部18は、アウターフランジ2Fと中間フランジ3Fとインナーフランジ4Fとから成るオープニングフランジ6Fと共に、オープニングトリム7の取り付け基部8の一対の対向壁9,10に挟持されている。
前記一対の対向壁9,10に前記差し込み部18等が挟持されるまでの工程について説明すると、
(1) センターピラートリム5が車体パネル6に組み付けられて、センターピラーインナーパネル4のインナーフランジ4Fの端縁が、センターピラートリム5の抱え込み部20に抱え込まれる。
(2) オープニングトリム7の取り付け基部8が、センターピラートリム5の抱え込み部20とオープニングフランジ6F(アウターフランジ2Fと中間フランジ3Fとインナーフランジ4F)に外嵌装着される。
(3) この外嵌装着に伴って、前記取り付け基部8の内側リップ12が、抱え込み部20とオープニングフランジ6Fによって、車室内側W1の対向壁9側に押圧されて弾性変形する。そして、前記内側リップ12が、差し込み部18の前記対向面18Mとは反対側の面18Nに弾性復元力により圧接する。また、取り付け基部8の車室外側W2の対向壁10が、センターピラートリム5の抱え込み部20に圧接し、前記対向壁10が、サイドボディアウターパネル2のアウターフランジ2Fに圧接する。このように、前記差し込み部18とオープニングフランジ6Fが、取り付け基部8の一対の対向壁9,10に前記内側リップ12を介して挟持される。
本発明の構成によれば、
(1) 前記センターピラートリム5の差し込み片25の先端部に備えるフック状の抱え込み部20が、インナーフランジ4Fの端縁を抱え込むから、センターピラートリム5とインナーフランジ4Fの仮り組み付け状態においても、センターピラートリム5の位置を規制することができ、組み付け作業性を向上させることができる。
また、インナーフランジ4Fの端縁に形成された切り欠き4K(図3,図5参照)で、前記抱え込み部20を前記端縁の抱え込まれる部分に案内することができる。
さらに、前記抱え込み部20があることによる前記端縁の周囲の凹凸を、前記切り欠き4Kがあることで減らすことができる。その結果、組み付け時に、オープニングトリム7が抱え込み部20に引っ掛かることを防止することができ、オープニングトリム7の取り付け基部8のインナーフランジ4F等への外嵌装着の作業性を向上させることができる。
また、本発明においては、インナーフランジ4Fの端縁に、基端側に向かう切り欠き4Kを形成するだけで済み、例えば、センターピラーインナーパネル4にジョグル形状部を形成する構造に比べると、センターピラーインナーパネル4の形状を簡素化することができる。
(2) センターピラートリム5の差し込み片25とオープニングフランジ6Fをオープニングトリム7の一対の対向壁9,10で挟持した際に、一対の対向壁9,10で挟持する板厚を、抱え込み部20がある部分とない部分とで均一になるようにすることができる。これにより、オープニングトリム7の取り付け基部8のオープニングフランジ6F等への外嵌装着時に、前記取り付け基部8が抱え込み部20に引っ掛かりにくくすることができ、組み付け作業性を向上させることができる。
また、抱え込み部20がオープニングトリム7の表面を凹凸に変形させることがなくて、前記表面に抱え込み部20が凹凸として現れず、見栄えを向上させることができる。
(3) 前記差し込み片25の差し込み部18のオープニングフランジ6Fに対向する面18Mは、差し込み部18の先端側ほどセンターピラーインナーパネル4のインナーフランジ4Fに近づくように傾斜しているから、差し込み片25の差し込み部18の先端部を、インナーフランジ4Fに対して強く干渉するように設定することにより、抱え込み部20の保持力を向上させることができる。
(4) 前記差し込み片25の差し込み部18は、基端部側ほど板厚が大きく設定されているから、差し込み片25の剛性を確保でき、オープニングトリム7の変形等に伴う抱え込み部20のズレや破損を防止することができる。
[別実施形態]
(1) 図6,図7に示すように、前記差し込み片25の根元の差し込み片基部16の裏面と、センターピラートリム5の側壁31の裏面とにわたって補強リブ33を架け渡してあってもよい。
この構造によれば、センターピラートリム5の縦壁面(背壁30の壁面)の面剛性や、差し込み片25の剛性を向上させることができ、差し込み片25の撓みを抑制することができて、取り付け剛性の向上に有利である。
(2) 本発明は、リヤドア用のドア開口部にも適用することができる。
2 車室外側パネル(サイドボディアウターパネル)
2F アウターフランジ
4 車室内側パネル(センターピラーインナーパネル)
4F インナーフランジ
5 内装部材(センターピラートリム)
6 車体パネル
6F オープニングフランジ
7 オープニングトリム
8 取り付け基部
9 取り付け基部の(車室内側の)対向壁
10 取り付け基部の(車室外側の)対向壁
18 差し込み部
18M 差し込み部のオープニングフランジに対向する面
20 抱え込み部
25 差し込み片
31 内装部材の側部(センターピラートリムの側壁)
K1 車両のドア開口
W1 車室内側

Claims (4)

  1. 車両のドア開口の周縁部となる車体パネルのオープニングフランジと、
    前記オープニングフランジに装着されるオープニングトリムとを有し、
    前記オープニングトリムは、前記オープニングフランジに外嵌装着される断面U字状の取り付け基部を備え、
    前記車体パネルを車室内側から覆う内装部材の側部に、前記オープニングトリムの取り付け基部の一対の対向壁間に差し込まれる差し込み片を備え、
    前記差し込み片は、前記オープニングフランジと共に前記一対の対向壁に挟持されている車両のドア開口部構造であって、
    前記内装部材の差し込み片の先端部に、前記オープニングフランジの端縁を抱え込むフック状の抱え込み部を備え、
    前記抱え込み部に抱え込まれる前記オープニングフランジの端縁は、前記オープニングフランジの基端側に向かって切り欠かれており、
    前記車体パネルは車室内側パネルと車室外側パネルから成り、
    前記オープニングフランジは、互いに接合された前記車室内側パネルのインナーフランジと前記車室外側パネルのアウターフランジとから成り、
    前記アウターフランジの端縁は、前記アウターフランジの基端側に向かって、前記インナーフランジの端縁の切り欠き深さよりも深く切り欠かれている車両のドア開口部構造。
  2. 前記内装部材の差し込み片の抱え込み部は、前記インナーフランジの端縁とアウターフランジの端縁のうち、前記インナーフランジの端縁だけを抱え込んでいる請求項1記載の車両のドア開口部構造。
  3. 前記差し込み片の差し込み部の前記オープニングフランジに対向する面は、前記差し込み部の先端側ほど前記オープニングフランジに近づくように傾斜している請求項1又は2記載の車両のドア開口部構造。
  4. 前記差し込み片の差し込み部は、基端部側ほど板厚が大きい請求項3記載の車両のドア開口部構造。
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