JP5513770B2 - ウェザーストリップの取付構造 - Google Patents

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本発明は、自動車の車体におけるドア開口部の周縁に装着されるウェザーストリップの取付構造に関し、特に、芯材を廃止したウェザーストリップの取付構造に関する。
自動車の車体におけるドア開口部の周縁に装着されるウェザーストリップを軽量化すべく、例えば特許文献1に記載の技術のように、断面略U字状のウエルトによるフランジ保持構造を芯材とともに廃止し、両面接着テープにて車体側のフランジ部に接着固定するようにした構造のウェザーストリップが提案されている。
また、芯材の廃止によって軽量化を図ったウェザーストリップとして、特許文献2には、車体側のフランジ部に嵌合する断面略U字状の取付基部のうち車室内側の側壁部を内装材に形成した凹部に差し込んで固定するようにした構造のものが提案されている。
特開2007−8313号公報 特開2002−144977号公報
しかしながら、特許文献1に記載のウェザーストリップでは、断面略U字状のウェルトを芯材とともに廃止したことによって剛性が著しく低下し、車体側のフランジ部に貼り付ける際に曲がりやすいものとなる。これにより、当該ウェザーストリップを正規の位置に貼り付けるためには相応の時間と習熟が必要となり、取付作業性の面で好ましくない。
一方、特許文献2に記載のウェザーストリップでは、取付基部のうち車室内側の側壁部を凹部に差し込むことでその装着作業自体は容易に行えるものの、芯材を廃止したことによって取付基部が非常に柔軟なものとなるため、上記取付基部にいわゆる口開きを生じ、当該取付基部のうち車室外側の側壁が車体側のフランジ部から浮き上がってしまう虞がある。特に、上記取付基部のこのような口開きは、車体側のフランジ部のうちコーナー部に相当する部分で発生しやすい。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、芯材廃止によるウェザーストリップの軽量化を図りつつ、容易に正規の取付状態で取り付けることのできるウェザーストリップの取付構造を提供することを特徴としている。
請求項1に記載の発明は、自動車における車体側開口部の周縁に沿って配設された取付基部と、その取付基部から車室外側に向けて突出形成され、車体側開口部の閉時に開口部開閉部材に弾接するシール部と、を有するウェザーストリップの取付構造において、自動車における内装材の縁部が、上記車体側開口部の周縁に形成された車体フランジの車室外側に内装材フランジとして折り返されていて、上記取付基部が、上記内装材フランジの車室外側壁面に着座しつつ当該内装材フランジに対して固定手段をもって固定されているとともに、内装材フランジとの凹凸嵌合をもってその内装材フランジに対して幅方向で位置決めする位置決め手段を上記固定手段とは別に有している。その上で、さらに、上記取付基部または内装材フランジの長手方向に延びる突条部と、その突条部を受容する位置決め溝とのうちの一方が上記取付基部に位置決め手段として形成され、上記突条部および位置決め溝のうちの他方が上記内装材フランジに形成されていることを特徴としている。
ここで上記取付基部は、例えば請求項2に記載の発明のように、上記固定手段としてのクリップによって内装材フランジに固定されているものとする。
したがって、請求項1に記載の発明では、上記位置決め手段による凹凸嵌合をもって上記取付基部が内装材フランジに対して幅方向で位置決められた状態で、その取付基部を上記固定部材によって内装材フランジに固定することにより、ウェザーストリップが内装材フランジに対して確実に正規の相対位置関係で取り付けられることになる。
望ましくは請求項3に記載の発明のように、上記突条部は、その先端側から根元側へ向けて斜めに延出する爪片を有していると、上記突条部が位置決め溝に挿入しやすく、且つ抜けにくいものとなる。
また、ウェザーストリップの取付状態をより安定したものとする上では、請求項4に記載の発明のように、上記取付基部は、上記シール部を形成する材料よりも硬質な材料によって形成されていることが望ましい。
さらに、請求項5に記載の発明のように、上記取付基部の幅方向一端部に、内装材フランジからの離間方向で当該内装材フランジと引っ掛かりの関係となる一端側係合部が形成されていて、且つ請求項6に記載の発明のように、上記取付基部の幅方向他端部に、内装材フランジからの離間方向で当該内装材フランジと引っ掛かりの関係となる他端側係合部が形成されていると、上記取付基部のうち特に内装材フランジのコーナー部に相当する部分における口開きを防止し、内装材フランジからの上記取付基部の浮き上がりを防止する上でより望ましいものとなる。
請求項1,2に記載の発明によれば、芯材廃止によるウェザーストリップの軽量化を図りつつも、上記取付基部を内装材フランジに対して確実に正規の相対位置関係で位置決めつつ固定できるようになっているため、ウェザーストリップを容易に正規の取付状態で取り付けることができるようになる。
請求項3に記載の発明によれば、上記突条部が位置決め溝に対して挿入し易く且つ抜けにくいものとなっているため、ウェザーストリップの取付作業がより容易になる上に、ウェザーストリップの取付状態がより安定したものとなるメリットがある。
請求項4に記載の発明によれば、上記シール部を構成する材料よりも硬質な材料によって上記取付基部を構成しているため、ウェザーストリップの取付状態がさらに安定したものとなるメリットがある。
請求項5,6に記載の発明によれば、内装材フランジからの上記取付基部の浮き上がりをより確実に防止できるようになるから、ウェザーストリップの取付状態がより一層安定したものとなり、上記取付基部のうち特に内装材フランジのコーナー部に相当する部分の口開きを有効に防止できるようになるメリットがある。
本発明の第1の実施の形態として、フロントドアが開いた状態の自動車を示す斜視図。 図1に示すフロントドア開口部に適用されるウェザーストリップを単独で示す説明図。 ウェザーストリップ未装着状態におけるフロントドア開口部の周縁を示す図であって、図1におけるP部の拡大図。 第1の実施の形態に係るウェザーストリップの取付構造として、図3のA−A断面を示す図であって、同図(a)はその分解図、同図(b)はウェザーストリップの取付状態を示す図。 第1の実施の形態の変形例として図3のA−A断面に相当する断面を示す図であって、同図(a)はその分解図、同図(b)はウェザーストリップの取付状態を示す図。 本発明の第2の実施の形態として図3のA−A断面に相当する断面を示す図であって、同図(a)はその分解図、同図(b)はウェザーストリップの取付状態を示す図。 本発明の第3の実施の形態として図3のA−A断面に相当する断面を示す図であって、同図(a)はその分解図、同図(b)はウェザーストリップの取付状態を示す図。
図1〜4は本発明に係るウェザーストリップの取付構造の好適な第1の実施の形態を示し、ここでは自動車の車体側開口部であるフロントドア開口部Opの周縁に適用されるウェザーストリップ1の取付構造を示している。
図1,2に示すように、自動車の車体Bにおけるフロントドア開口部Opは開口部開閉部材たるフロントドアDによって開閉されるようになっていて、このフロントドア開口部Opの周縁にはウェザーストリップ1が装着されている。
ウェザーストリップ1は、周知の押出成形法により略均一断面形状のものとして長尺な直線状に成形されたものであって、図2に示すように、この直線状に成形されたウェザーストリップ1の両端部を突き合わせるようにして接続部2にて接続することで同図のような閉ループ状のものとされている。なお、このような接続部2による接続に代え、直線状に成形されたウェザーストリップ1の両端部同士を接着剤で接着して閉ループ状のものとすることも可能である。
また、図3に示すように、フロントドア開口部Opの周縁には、車体パネルであるアウタパネルPoやインナパネルPiの端部同士を重合しつつ溶接した車体フランジ3が形成されている一方、内装材であるルーフライニング4のうち車幅方向の端部には、車体フランジ3に略平行な内装材フランジとしてのライニングフランジ5が、車体フランジ3の車室外側に折り返すように形成されている。
ライニングフランジ5にはクリップ取付孔5aが所定のピッチで複数形成されており、図4の(a),(b)に示すように、このライニングフランジ5を取付部としてウェザーストリップ1が固定手段たるクリップCによって装着され、これによってライニングフランジ5が隠蔽されている。このように、従来のようなウエルト部による嵌合構造に代えてクリップCによる取付構造を採用することにより、芯材およびウエルト部の廃止による軽量化を図りつつ十分な取付強度を確保している。そして、ドア閉時にはライニングフランジ5とフロントドアDの外周縁部との間にウェザーストリップ1が挟み込まれて車室内外がシールされることになる。
ここで、本実施の形態ではウェザーストリップ1をルーフライニング4に対して固定するようにしているが、ルーフライニング4における車幅方向の端部を覆うルーフガーニッシュが内装材として設けられている場合には、そのルーフガーニッシュに内装材フランジを形成してウェザーストリップ1を固定することも勿論可能である。
ウェザーストリップ1は、図4の(a),(b)に示すように、ライニングフランジ5と略平行な平板状に形成された取付基部7と、その取付基部7から車室外側へ向けて断面略アーチ状に突設され、ドア閉時に相手側部材であるフロントドアDに弾接することになるリップ部としての中空状のシールリップ8と、を有しており、全体として断面略D字状を呈している。
取付基部7は、ライニングフランジ5に対するウェザーストリップ1の取付状態を安定したものとすべく、シールリップ8よりも硬質な材料によって形成してある。具体的には、シールリップ8をいわゆるスポンジ状の熱可塑性エラストマーまたはゴムによって形成している一方、取付基部7をいわゆるソリッド状の熱可塑性エラストマーまたはゴムによって形成している。
また、取付基部7は、当該取付基部7の幅方向における外周側の端部から車室内側に向けて断面略L字状に屈曲しつつ突設され、取付基部7の長手方向に延びる一端側係合部としてのフック部9と、当該取付基部7の幅方向における内周側の端部から車室内側へ突設され、取付基部7の長手方向に延びる位置決め手段としての突条部10と、を有している。
さらに、取付基部7のうちフック部9と突条部10との間の幅方向中間部にはクリップCが予め装着されており、この取付基部7は、図4の(b)に示すように、ライニングフランジ5の車室外側壁面に着座しつつクリップCによって固定されている。なお、当然のことながら、このクリップCは、ライニングフランジ5側の各クリップ取付孔5aに対応して取付基部7の長手方向で所定のピッチをもって複数取り付けられている。
そして、この取付状態においては、フック部9がライニングフランジ5の先端部に係合し、当該フック部9の先端に形成された係止爪9aが取付基部7の浮き上がり方向、すなわちライニングフランジ5からの離間方向でライニングフランジ5に引っ掛かることにより、所定の保持機能または浮き上がり防止機能を発揮することになる。
一方、突条部10は、図4の(b)に示すウェザーストリップ1の取付状態において、ライニングフランジ5にその長手方向に沿って形成された断面略矩形状の位置決め溝5bに受容され、取付基部7をその幅方向で位置決める所定の位置決め機能を発揮することになる。また、突条部10の先端には、当該突条部10の根元側に向かって斜めに突出する一対の抜け止め爪10aが爪片として形成されていて、この抜け止め爪10aによって突条部7の抜け止めを図っている。
さらに、取付基部7のライニングフランジ5に対する着座面のうち幅方向における内周側の端部は、ルーフライニング4のうちライニングフランジ5の根元部に相当するコーナー部の外周面に合致する形状に形成されていて、ウェザーストリップ1の取付状態において、取付基部7のうち幅方向における内周側の端面がルーフライニング4と略面一になるように設定されている。
以上のように構成したウェザーストリップ1をライニングフランジ5に装着するには、まず、取付基部7の突条部10をライニングフランジ5の位置決め溝5bに挿入し、当該取付基部7をその幅方向においてライニングフランジ5に対して相対位置決めした上で、フック部9をライニングフランジ5の先端に係合させつつ、取付基部7に予め装着されたクリップCの先端をライニングフランジ5のクリップ取付孔5aに押し込むことになる。
ここで、本実施の形態におけるウェザーストリップ1は、上述したように芯材を廃止したことで比較的柔軟になっており、フロントドア開口部Opの周縁のうちコーナー状の部分ではウェザーストリップ1が容易に屈曲してその部分に追従する一方、フロントドア開口部Opのうち図3に示すような直線状の部分においては、突条部10と位置決め溝5bとの凹凸嵌合によってウェザーストリップ1の真直性が確保されることになる。
つまり、本実施の形態によれば、突条部10と位置決め溝5bとの凹凸嵌合によってウェザーストリップ1とライニングフランジ5を相対位置決めしていることから、ウェザーストリップ1を確実且つ容易に正規の取付状態で取り付けることができるようになる。
また、ウェザーストリップ1の取付状態においては、取付基部7をクリップCによって堅固に固定して十分な取付強度を確保している上に、フック部9によって取付基部7のいわゆる浮き上がりを防止しているため、その取付状態が安定したものとなり、ウェザーストリップ1の取付状態が長期にわたって正規の状態に維持されるようになる。
また、突条部10に抜け止め爪10aを形成することにより、当該突条部10が位置決め溝5bに対して挿入しやすく且つ抜けにくくなるため、ウェザーストリップ1の取付作業がより容易になるほか、当該ウェザーストリップ1の取付状態がより安定したものとなるメリットがある。
なお、本実施の形態の変形例として図5の(a),(b)に示すように、突条部11を、位置決め溝5bの断面形状に略一致する断面略矩形状のものとして形成することも勿論可能である。この場合には、上述した第1の実施の形態とは異なり、突条部11が位置決め溝5bに対して挿入しやすく且つ抜けにくくなるという効果は得られないものの、上述した第1の実施の形態と比較して突条部11の剛性が向上するため、ウェザーストリップ1をライニングフランジ5に対してより正確に相対位置決めできるようになるというメリットがある。
さらに、本実施の形態ではウェザーストリップ1のルーフライニング4に対する取付構造を示したが、例えばキッキングプレートやピラーガーニッシュのように、フロントドア開口部Opの周縁に設けられる他の内装材に対しても同様の取付構造によってウェザーストリップ1を取付可能であることは言うまでもない。
図6は本発明の第2の実施の形態を示していて、図3のA−A断面に相当する断面図である。また、図6の(a)はその分解図、図6の(b)はウェザーストリップ1の取付状態を示す図である。
図6の(a),(b)に示す第2の実施の形態は、上述した第1の実施の形態において取付基部7に形成したフック部9に代え、ライニングフランジ5の先端に、断面略L字状に曲折しつつ車室外側に突出する外周側フック部12を設ける一方、取付基部7のうちその幅方向における外周側の端部を、一端側係合部たる被係合部7aとしてシールリップ8の根元部よりも外周側フック部12側へ突出するように延長したものであって、他の部分は上述した第1の実施の形態と同様である。
つまり、この第2の実施の形態では、ウェザーストリップ1の取付状態において、外周側フック部12の先端に形成した係止爪12aが取付基部7の被係合部7aに引っ掛かり、これによって取付基部7の浮き上がりを防止することになる。したがって、この第2の実施の形態においても上述した第1の実施の形態と略同様の効果が得られる。
図7は本発明の第3の実施の形態を示していて、図3のA−A断面に相当する断面図である。また、図7の(a)はその分解図、図7の(b)はウェザーストリップ1の取付状態を示す図である。
図7の(a),(b)に示す第3の実施の形態は、取付基部7のうち幅方向における内周側の端部に、断面略L字状に曲折しつつ車室内側へ突出する内周側フック部13を他端側係合部として形成する一方、ルーフライニング4のうちライニングフランジ5の根元部に相当するコーナー部に、内周側フック部13を受容する係止溝4aを形成したものであって、他の部分は上述した第2の実施の形態と同様である。
つまり、この第3の実施の形態では、ウェザーストリップ1の取付状態において、取付基部7の内周側フック部13がルーフライニング4の係止溝4aに受容されることになる。これにより、その内周側フック部13先端の係止爪13aが取付基部7の浮き上がり方向でルーフライニング4と引っ掛かりの関係になり、取付基部7のうち内周側の端部の浮き上がりが防止されることになる。また、このように内周側フック部13が係止溝4aに受容された状態においては、取付基部7のうち幅方向における内周側の端面がルーフライニング4と面一になるように設定されている。したがって、本実施の形態によれば、上述した第2の実施の形態と略同様の効果に加え、ウェザーストリップ1の取付状態がより一層安定したものとなるメリットがある。
B…車体
Op…フロントドア開口部(車体側開口部)
D…フロントドア(開口部開閉部材)
C…クリップ(固定手段)
1…ウェザーストリップ
3…車体フランジ
4…ルーフライニング(内装材)
5…ライニングフランジ(内装材フランジ)
5b…位置決め溝
7…取付基部
7a…被係合部(一端側係合部)
8…シールリップ(リップ部)
9…フック部(一端側係合部)
10…突条部(位置決め手段)
10a…抜け止め爪(爪片)
11…突条部(位置決め手段)
13…内周側フック部(他端側係合部)

Claims (6)

  1. 自動車における車体側開口部の周縁に沿って配設された取付基部と、その取付基部から車室外側に向けて突出形成され、車体側開口部の閉時に開口部開閉部材に弾接するシール部と、を有するウェザーストリップの取付構造において、
    自動車における内装材の縁部が、上記車体側開口部の周縁に形成された車体フランジの車室外側に内装材フランジとして折り返されていて、
    上記取付基部が、上記内装材フランジの車室外側壁面に着座しつつ当該内装材フランジに対して固定手段をもって固定されているとともに、内装材フランジとの凹凸嵌合をもってその内装材フランジに対して幅方向で位置決めする位置決め手段を上記固定手段とは別に有していて、
    さらに、上記取付基部または内装材フランジの長手方向に延びる突条部と、その突条部を受容する位置決め溝とのうちの一方が上記取付基部に位置決め手段として形成され、上記突条部および位置決め溝のうちの他方が上記内装材フランジに形成されていることを特徴とするウェザーストリップの取付構造。
  2. 上記取付基部は、上記固定手段としてのクリップによって内装材フランジに固定されていることを特徴とする請求項1に記載のウェザーストリップの取付構造。
  3. 上記突条部は、その先端側から根元側へ向けて斜めに延出する爪片を有していることを特徴とする請求項1または2に記載のウェザーストリップの取付構造。
  4. 上記取付基部は、上記シール部を形成する材料よりも硬質な材料によって形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のウェザーストリップの取付構造。
  5. 上記取付基部の幅方向一端部に、内装材フランジからの離間方向で当該内装材フランジと引っ掛かりの関係となる一端側係合部が形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のウェザーストリップの取付構造。
  6. 上記取付基部の幅方向他端部に、内装材フランジからの離間方向で当該内装材フランジと引っ掛かりの関係となる他端側係合部が形成されていることを特徴とする請求項5に記載のウェザーストリップの取付構造。
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