JP4888187B2 - ガラスラン - Google Patents

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Description

本発明は、ガラスランに関するものである。
一般に、自動車用ドアのガラス開口部周縁にはガラスランが設けられている。ガラスランは、ほぼ直線状(長尺状)に成形された押出成形部と、押出成形部同士を所定の角度をなした状態で接続する型成形部とから構成されており、例えばガラス開口部の形状に沿って前縦辺部、上辺部及び後縦辺部からなる。また、ガラスランは、その断面方向から見ると、基底部及び該基底部からガラス開口部内周方向に延びる車内側側壁部及び車外側側壁部よりなる略コ字状の本体部と、前記両側壁部の略先端から本体部内側に延びる車内側シールリップ及び車外側シールリップとを有する。上記ガラスランは、本体部がガラス開口部に沿って設けられた取付部(チャンネル部)の内周に取着され、ドアガラスの車内側及び車外側が前記一対のシールリップによりシールされる。
尚、ガラスランを構成する素材としては、エチレン−α−オレフィン非共役ジエン共重合体(EPDM)や、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)等が知られている。
ところで、ドアガラスの開閉応力が、ガラスランの傾斜辺部位に作用することがある。例えば、ガラスランの上辺部が後方に向けて上方傾斜している場合、ドアガラスを閉じきった際に、ガラスランには上方への応力が作用するとともに、後方への分力が発生する。この場合、ガラスランがその長手方向にずれ移動してしまうことが懸念される。
これに対し、ガラスランのコーナー部等に移動防止用の突起を設け、当該突起を取付部側に設けられた被当接部に当接させることでガラスランのずれ移動を規制するといった技術がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−96736号公報
ところで、ガラスランの取付状態において突起と被当接部との間に大きな隙間が形成される場合には、ガラスランのずれ移動を防止するといった作用効果が十分に奏されないおそれがある。さらに、突起が硬質の素材よりなる場合には、上記隙間が少しでもあると、突起が被当接部に衝突することに起因して異音が発生してしまうおそれがある。
従って、上記隙間を極力なくすことが望ましいのではあるが、隙間がなくなってしまうと、突起を含め、ガラスランの取付けに支障が生じ、取付作業性の低下を招くおそれがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ドアガラス開閉時の応力に起因するずれ移動を防止するとともに、取付作業性の低下を抑制することのできるガラスランを提供することにある。
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
手段1.基底部及び該基底部から延びる車内側側壁部及び車外側側壁部よりなる断面略コ字状をなす本体部と、前記車内側側壁部及び前記車外側側壁部の略先端から前記本体部内側に延びる車内側シールリップ及び車外側シールリップとを備え、
前記本体部が車両のドアフレームの内周に沿って設けられた取付部の内側に取着されるとともに、少なくともコーナー部に相当する部位が型成形部により構成されてなるガラスランであって、
前記型成形部の前記基底部の外側面から前記取付部側に突出し、前記取付部への取付状態において、前記取付部に設けられた孔又は凹部に対し嵌め込まれて係止される規制突起を備え、
前記規制突起には、前記型成形部を構成する素材よりも硬質の素材よりなるインサート部材が埋設され、
前記規制突起の外周面が前記取付部への取付方向において段差のない滑らかな平面又は曲面として構成されるとともに、
前記型成形部の長手方向に対して直交する方向における前記規制突起の横幅が、前記基底部との境界部である付根部から突出方向先端側に向けて次第に狭くなっており、
前記規制突起は、前記型成形部の成形に際し、板状のインサート本体と、当該インサート本体から突出する突起ベースとを具備するインサート部材を、前記突起ベースが前記基底部の外側面から前記取付部側に突出するとともに、前記インサート本体の前記取付部側の面、及び、前記突起ベースのうち少なくともその周壁部が、前記型成形部を構成する素材よりなる被覆部で覆われるようにしてインサート成形することにより設けられ、
前記インサート本体の前記取付部とは反対側の面の周縁部に沿って段差部が切欠き形成され、当該段差部も前記被覆部で覆われていることを特徴とするガラスラン。
手段1によれば、ガラスランの取付部への取付状態においては、型成形部の基底部に設けられた規制突起が、取付部に形成された孔又は凹部に嵌り込んで係止されるため、ドアガラスの開閉に際してガラスランに応力がかかったとしても、ガラスランのずれ移動を規制することができる。特に、規制突起の内部には、型成形部を構成する素材よりも硬質の素材よりなるインサート部材が埋設されているため、ガラスランのずれ移動をより確実に規制することができる。
さて、本手段1では、型成形部(ガラスラン)の長手方向に対して直交する方向における規制突起の横幅が突出方向先端側に向けて次第に狭くなっている。このため、ガラスランの取付けに際し規制突起を取付部の孔又は凹部に対し嵌め込みやすくなる。しかも、規制突起の外周面は、取付部への取付方向において段差のない滑らかな平面又は曲面として構成されることから、取付部の孔又は凹部に対して規制突起を奥まで(挿入されるべきところまで)スムースに嵌め込むことができる。結果として、ガラスランの取付作業性を向上させることができる。
また、上記作用効果を損なうことなく、規制突起の剛性を効率的に高めることができる。従って、ガラスランのずれ移動をより確実に規制することができるといった作用効果が一層確実に奏される。
尚、規制突起の外周面、すなわち、取付部の孔又は凹部に当接する部位には硬質な素材よりなるインサート部材が露出しないため、ガラスランのずれ移動が規制される際に、インサート部材と取付部とが衝突することに起因して、異音が発生してしまうといったおそれを防止することができる。
さらに、例えば、ガラスランの取付状態において、取付部に形成された孔又は凹部の周縁部と、規制突起との間の隙間がなくなるよう設計される場合には、製造誤差等により、ガラスランの取付に際して規制突起を取付部の孔又は凹部に対し嵌め込む作業が困難又は不可能になってしまうおそれがある。この点、本手段によれば、取付部の孔又は凹部に当接する部位にはインサート部材が露出しないことから、規制突起を取付部の孔又は凹部に対し嵌め込む際に、規制突起の表層部が追従的に形状変化し得る。このため、若干の製造誤差を許容することができ、上記不具合を抑止することができる。
尚、「前記型成形部の長手方向に沿って切断したときの断面形状が略長方形状をなす」こととしてもよいし、「前記型成形部の長手方向に対して直交する方向に切断したときの断面形状が、先端部に向けて次第に幅狭となる略台形状をなすこと」としてもよい。また、規制突起と取付部に形成される孔又は凹部とは、形状が正確に合致していなくてもよく、例えば、規制突起がガラスランの長手方向に沿って若干変位した後に孔や凹部の縁部と当接するような構成であってもよい。
手段2.記突起ベースは、前記型成形部の長手方向に対して直交する方向における横幅が突出方向先端側に向けて次第に狭くなっており、前記突起ベースを覆う前記被覆部の肉厚はほぼ均一であることを特徴とする手段1に記載のガラスラン。
段3.前記規制突起の外周面のうち、ドアガラスの閉時に前記取付部の孔又は凹部の縁部へ当接し得る部位が、前記基底部の外側面に対してほぼ直交して延びることを特徴とする手段1又は2に記載のガラスラン。
手段3によれば、規制突起の外周面のうち、ドアガラスの閉時に取付部の孔又は凹部の縁部へ当接してガラスランの長手方向へのずれ移動を規制することとなる部位が、基底部の外側面(ガラスランの長手方向)に対してほぼ直交して延びている。従って、規制突起を取付部の孔又は凹部に確実に係止させることができる。
手段4.少なくとも前記ドアフレームの上辺部は、アウターパネルと、インナーパネルと、前記アウターパネル及び前記インナーパネルの端部を重ね合わせることで形成したフランジ部に取付けられる光輝金属製又は樹脂製のモール部材とを備え、
前記取付部は、前記インナーパネルと前記モール部材とによって断面略コ字状に形成されることを特徴とする手段1乃至3のいずれかに記載のガラスラン。
手段4におけるガラスランは、インナーパネル及びアウターパネルにモール部材が取付けられるタイプ(モール部材によってインナーパネル及びアウターパネルの端部が覆われるいわゆるヒドゥンタイプ)のドアフレームに取付けられるものである。この場合、フランジ部に孔又は凹部を形成して規制突起を嵌め込んで係止させるのではあるが、フランジ部の外周面側にモール部材が重ねられて取付けられるような部位に関しては、ドアフレームの外周側からフランジ部の孔又は凹部を視認することができない。従って、孔又は凹部に対して規制突起がしっかりと奥まで嵌り込んでいるかを目視することができなくなることが懸念される。
これに対し、上記のように規制突起は先端部に向けて幅が狭くなっており、しかも、その外周面が段差のない平面又は曲面となっているため、規制突起の先端部をフランジの孔又は凹部に挿入すれば、あとは可能な限り押込むことで確実に奥まで嵌め込むことができる。従って、上記のように孔又は凹部への規制突起の係止状態を確認できないような構成であっても、確実な取付けを行うことができる。
尚、「少なくとも前記ドアフレームの上辺部に関しては、前記フランジ部の外周面側において前記モール部材が折り曲げ形成されることにより、ドアと自動車ボディとの間のシールを行うウエザストリップを取付けるためのリテーナが形成されること」としてもよい。
以下に、一実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1はドアの概略構成を示す正面模式図である。図2はガラスランの上辺部を示す断面図である。
図1に示すように、自動車用ドア(図ではフロントドア、以下、単にドア61と称する)には、ドアガラスDGの昇降を案内し、ドアガラスDGが上昇して窓部(ガラス開口部W)が閉じられたときにドアガラスDGの外周とドアフレーム62との間をシールするガラスラン1が設けられている。
ガラスラン1は、その長手方向にみて上辺部に対応する押出成形部2、前後の縦辺部に対応する押出成形部3、4と、2つの押出成形部2、3及び押出成形部2、4の端部同士を接続する型成形部5、6(図1で散点模様を付した部分)とに区別される。各押出成形部2、3、4は、図示しない押出成形機によりほぼ直線状に(長尺状に)形成される。型成形部5、6は、2つの押出成形部2、3及び押出成形部2、4が所定の角度をなした状態で相互に接続されるように図示しない金型装置にて接続成形される。
図2に示すように、ドアフレーム62の上辺部は、アウターパネル64及びインナーパネル65と、当該パネル64、65に取付けられたモール部材66とを備えている。より詳しくは、アウターパネル64及びインナーパネル65の端部をそれぞれ車外側に折曲げ、両者を重ね合わせることで形成したフランジ部67に対して、モール部材66がリベット68により取付固定されている。本実施形態では、インナーパネル65とモール部材66とによって取付部を構成する断面略コ字状の溝(以下、チャンネル部DCと称する)が形成されている。そして、チャンネル部DCの内側にガラスラン1が取付けられている。また、チャンネル部DCは、ドアフレーム62の内周に沿って形成されており、このチャンネル部DCによってドアガラスDGが昇降して開閉されるガラス開口部W(図1参照)が区画される。
尚、モール部材66は、光輝金属製又は樹脂製であって、フランジ部67のガラス開口部W外周側の面(図2では上側の面)に重ねられて取付けられる固定部66aと、当該固定部66aの車外側において上下方向に延びる縦壁部66bとを備えている。また、固定部66aの両端部がガラス開口部W外周側(図2では上側)に折り曲げ形成されることにより、ドア61と自動車ボディ(図示略)との間をシールするウエザストリップ(図示略)を装着するための断面略C字状のリテーナ66cが形成されている。
次に、ガラスラン1の上辺部(押出成形部2)の構成について説明する。押出成形部2は、チャンネル部DCに嵌め込まれる基底部14及び該基底部14から延びる車外側側壁部15及び車内側側壁部16よりなる断面略コ字状の本体部11と、車外側側壁部15及び車内側側壁部16の略先端からそれぞれ本体部11の内側(基底部14側)へ延びる車外側シールリップ12及び車内側シールリップ13とを備えている。そして、ドアガラスDGが閉じられた状態においては、車外側シールリップ12がドアガラスDGの外側面に対して圧接され、車内側シールリップ13がドアガラスDGの内側面に対して圧接される。これにより、ドアガラスDGの車外側及び車内側がそれぞれシールされるようになっている。尚、押出成形部3、4、及び型成形部5、6についても、本体部11及び一対のシールリップ12、13等を備えている。また、本実施形態における本体部11及びシールリップ12,13は、TPO(オレフィン系熱可塑性エラストマー)により構成されている。
また、基底部14の外側面(図2の上側の面)には、車外側側壁部15及び車内側側壁部16との連接部近傍において外方へ延出した補助リップ17、18が形成されている。そして、ガラスラン1の取付状態において、これら補助リップ17、18がフランジ部67に弾接し、車内への水や騒音の浸入が防止される。
さらに、車外側側壁部15及び車内側側壁部16の付根部(基底部14との境界部近傍)には、外方へ延出した係止リップ19、20が形成されている。そして、ガラスラン1の取付状態において、車外側の係止リップ19は、モール部材66の縦壁部66bの下端部をチャンネル部DCの内側に折曲げることで形成された支持部66dに係止される。一方、車内側の係止リップ20は、インナーパネル65に形成された傾斜部65aに係止される。また、車内側側壁部16の先端部近傍には保持リップ21が外方に延出形成されている。そして、ガラスラン1の取付状態において、保持リップ21は、インナーパネル65に形成された段差部65bに係止される。これらの構成により、ガラスラン1の本体部11がチャンネル部DCの内側に保持される。
また、車外側シールリップ12及び車内側シールリップ13のドアガラスDGとの接触面、及び、基底部14の内側面には、ドアガラスDGとの摺動性の向上を図るべく、厚さ0.1mm程度の摺動層が形成されている。さらに、車外側側壁部15及び車内側側壁部16の内面のうち少なくとも車外側シールリップ12、車内側シールリップ13の先端部が接触し得る部位において、本体部11の長手方向に沿って延びる複数本の密着防止突条部23、24が設けられている。密着防止突条部23、24は、それぞれ断面略三角形をなし、押出成形に際し車外側側壁部15及び車内側側壁部16と同時形成される。密着防止突条部23、24を設けることにより、シールリップ12、13と側壁部15、16とが面で当接する場合に比べて、シールリップ12、13と側壁部15、16との接触面積の総和を小さくすることができる。結果として、シールリップ12、13と側壁部15、16とが密着した状態から離間する際に発生するおそれのある異音(剥離音)を確実に抑制することができる。
尚、本実施形態では、チャンネル部DC(ドアフレーム62)のうち、ドアガラスDGの上縁部に対応する部位(傾斜辺)が、後方に向けて若干上方傾斜している。このため、当該傾斜辺に対応する押出成形部2、及び型成形部5、6の上辺部もまた、ドアガラスDGの開閉方向に対して傾斜して取付けられることとなる。また、車外側側壁部15は、車内側側壁部16に比べて比較的短く形成されるとともに、それに付随して車外側シールリップ12も車内側シールリップ13に比べて比較的小さく(短く)設定されている。これにより、モール部材66の車外側側面(縦壁部66b)を小さく設定でき、見栄えが向上するとともに、ドアガラスDGが車外側に寄せられ、フラッシュサーフィス化が図られるようになっている。
さて、図3、図4に示すように、前側の型成形部5は、上辺部からチャンネル部DC側(嵌込方向)に突出する規制突起31を備えている。そして、ガラスラン1の取付状態にあっては、図4に示すように、規制突起31がチャンネル部DCのフランジ部67に形成された孔32に嵌め込まれて係止される。
より詳しく説明すると、型成形部5には、TPOよりも硬質のポリプロピレン(PP)によりなるインサート部材35が埋設されている。インサート部材35は、板状のインサート本体36と、該インサート本体36に一体形成され、インサート本体36から突出する突起ベース37とを備えている。そして、型成形部5の成形に際し、インサート部材35を、突起ベース37が基底部14の外側面からチャンネル部DC側に突出するとともに、インサート本体36のチャンネル部DC側の面(図4では上面)、及び、突起ベース37の表面が、型成形部5を構成するTPOよりなる被覆部38で覆われるようにしてインサート成形することにより、基底部14の外側面から突出する規制突起31が設けられている。尚、型成形部5の型成形に際して、インサート部材35を抑えるための押えピンが、インサート本体36のチャンネル部DC側の面の一部に当接するため、インサート本体36のチャンネル部DC側の面であっても、押えピンに当接する部位については被覆部38が形成されておらず露出状態とされる。
また、突起ベース37を覆う被覆部38の肉厚はほぼ均一となっている。従って、被覆部38の表面形状、すなわち規制突起31の外形状は、突起ベース37の外形状と略相似形状となる。本実施形態では、突起ベース37は、型成形部5の長手方向に対して直交する方向に切断したときの断面形状が、先端部に向けて次第に幅狭となる略台形状をなし、型成形部5の長手方向に沿って切断したときの断面形状が略長方形状をなしている。
従って、本実施形態の規制突起31もまた、型成形部5の長手方向に対して直交する方向に切断したときの断面形状が、先端部に向けて次第に幅狭となる略台形状をなし、型成形部5の長手方向に沿って切断したときの断面形状が略長方形状をなしている。
加えて、規制突起31の外周面はチャンネル部DCへの取付方向において段差のない滑らかな平面又は曲面として構成されている。より詳しくは、規制突起31は、基底部14の外側面と平行に切った断面が略長円形をなしており、規制突起31の車外側の面及び車内側の面は、車内外方向に対して傾斜する平面として構成され、規制突起31の前側面及び後側面は、基底部14の外側面(ガラスラン1の長手方向)に対して直交して延びる湾曲面として構成されている。
尚、インサート本体36は、そのガラス開口部Wの内周側の面(下面)において型成形部5の型成形に際して位置決めを行うための位置決め用凹部39を有している。また、インサート本体36の下面は、型成形に際して金型と当接するため大部分が露出状態とされるのであるが、インサート本体36の下面の周縁部に沿って形成された段差部40は、型成形部5を構成する素材(TPO)で覆われる。これにより、型成形部5からインサート部材35が剥離してしまうといったおそれを抑止することができる。
また、本実施形態では、押出成形部2の基底部14の内側面が、型成形部5の基底部14の内側面よりもガラス開口部Wの内周側に位置している。このため、ドアガラスDGは型成形部5の基底部14に当接する前に先ず押出成形部2の基底部14に当接することとなる。従って、ドアガラスDGを閉めきる際に、露出状態となっているインサート本体36の下面にドアガラスDGが当接する場合であっても、当接時の衝撃を和らげることができ、結果として、異音の発生を抑制することができる。
以上詳述したように、本実施形態によれば、ガラスラン1のチャンネル部DCへの取付状態においては、型成形部5の基底部14に設けられた規制突起31が、チャンネル部DCに形成された孔32に嵌り込んで係止されるため、ドアガラスDGの開閉に際してガラスラン1に応力がかかったとしても、ガラスラン1のずれ移動を規制することができる。特に、規制突起31の内部には、型成形部5を構成する素材よりも硬質の素材よりなるインサート部材35が埋設されているため、ガラスラン1のずれ移動をより確実に規制することができる。
さて、本実施形態では、型成形部5(ガラスラン1)の長手方向に対して直交する方向における規制突起31の横幅が突出方向先端側に向けて次第に狭くなっている。このため、ガラスラン1の取付けに際し規制突起31をチャンネル部DCの孔32に対し嵌め込みやすくなる。しかも、規制突起31の外周面は、チャンネル部DCへの取付方向において段差のない滑らかな平面又は湾曲面として構成されることから、チャンネル部DCの孔32に対して規制突起31を挿入可能に設定されているところまで(挿入されるべきところまで)スムースに嵌め込むことができる。結果として、ガラスラン1の取付作業性を向上させることができる。
また、規制突起31は、型成形部5の長手方向に沿って切断したときの断面形状が略長方形状をなしている。つまり、規制突起31の外周面のうち、チャンネル部DC(孔32の周縁部)と当接してガラスラン1の長手方向へのずれ移動を規制することとなる部位が、ガラスラン1の長手方向に対してほぼ直交して延びている。従って、規制突起31をチャンネル部DCの孔32に確実に係止させることができる。
また、規制突起31の表面にはPPよりなるインサート部材35が露出しないため、ガラスラン1のずれ移動が規制される際に、インサート部材35とチャンネル部DCとが衝突することに起因して、異音が発生してしまうといったおそれを防止することができる。
さらに、例えば、ガラスラン1の取付状態において、チャンネル部DCに形成された孔32の周縁部と、規制突起31との間の隙間がなくなるよう設計される場合には、製造誤差等により、ガラスラン1の取付に際して規制突起31をチャンネル部DCの孔32に対し嵌め込む作業が困難又は不可能になってしまうおそれがある。この点、本実施形態では、インサート部材35が被覆部38で覆われていることから、規制突起31をチャンネル部DCの孔32に対し嵌め込む際に、規制突起31の表層部が追従的に形状変化し得る。このため、若干の製造誤差を許容することができ、上記不具合を抑止することができる。
また、本実施形態におけるガラスラン1は、アウターパネル64及びインナーパネル65にモール部材66が取付けられるタイプ(モール部材66によってアウターパネル64及びインナーパネル65の端部が覆われるいわゆるヒドゥンタイプ)のドアフレーム62に取付けられるものである。つまり、フランジ部67に孔32を形成して規制突起31を嵌め込んで係止させるのではあるが、少なくともドアフレーム62の上辺部に関しては、フランジ部67の外周面側にモール部材66(固定部66a)が重ねられて取付けられるため、ドアフレーム62の外周側からフランジ部67の孔32を視認することができない。従って、孔32に対して規制突起31がしっかりと奥まで嵌り込んでいるかを目視することができなくなる。
これに対し、上記のように規制突起31は先端部に向けて幅が狭くなっており、しかも、その外周面が段差のない平面又は湾曲面となっているため、規制突起31の先端部をフランジ67の孔32に挿入すれば、あとは可能な限り押込むことで確実に奥まで嵌め込むことができる。従って、孔32への規制突起31の係止状態を確認できないような構成であっても、確実な取付けを行うことができる。
加えて、本実施形態では、インサート部材35は、型成形部5と相溶性のある素材により構成されていることから、型成形部5からインサート部材35が剥離したり、脱落したりしてしまうといった事態が起こりにくい。
尚、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)上記実施形態では、前側の型成形部5の上辺部に規制突起31を設けることとしているが、例えば、後側の型成形部6の縦辺部に規制突起31を設けてもよいし、型成形部5、6の上辺部及び縦辺部の2箇所に規制突起31を設けてもよい。さらに、規制突起をL字状に構成し、孔32の端縁に引っ掛けて係止させてもよい。また、本実施形態では、フロントドアの型成形部5に関して特に詳しく説明しているが、リアドアの型成形部(例えば後側の型成形部)等においても、同様に規制突起31を設けてもよい。
(b)上記実施形態では、突起ベース37の表面(全表面)が被覆部38で覆われているが、特にこのような構成に限定されるものではなく、少なくともチャンネル部DCに当接する部位が被覆部24で覆われていればよい。
(c)上記実施形態における突起ベース37や規制突起31の形状は特に限定されるものではないが、規制突起31の外周面にはチャンネル部DCへの取付方向において段差がなく、規制突起31の横幅が先端側に向けて次第に幅狭となっている必要がある。尚、突起ベース37の形状については、上記のような規制突起31と略相似形状に形成されることが望ましく、この場合、規制突起31の剛性を効率的に高めることができ、ガラスラン1のずれ移動をより確実に規制することができるといった作用効果が一層確実に奏される。
また、上記実施形態では、規制突起31がチャンネル部DCに形成された孔32に嵌め込まれることで係止される構成となっているが、例えば、チャンネル部DCに凹部を形成しておき、規制突起31が当該凹部に嵌め込まれることで係止される構成としてもよい。さらに、補助リップ17、18を省略し、孔32に対して規制突起31が付根部又は付根部付近まで嵌め込まれて係止される構成としてもよい。加えて、インサート本体36に孔開け加工を施し、インサート部材35の埋設状態の安定化を図ってもよい。
(d)上記実施形態では、ガラスラン1をTPOにより構成しているが、EPDM等の別の素材により構成してもよい。また、インサート部材35についても、高密度ポリエチレン等の他のオレフィン系ポリマーを採用してもよいし、ポリエステル、ポリアミド等の他の樹脂材料を採用してもよいし、金属素材を採用してもよい。要するに、インサート部材35が型成形部5よりも硬質の素材で構成されていればよい。但し、型成形部5及びインサート部材35は互いに相溶性のある素材により構成されるのが望ましい。
(e)上記実施形態では特に言及していないが、規制突起31とチャンネル部DCに形成される孔32とは、形状が正確に合致していなくてもよく、例えば、規制突起31がガラスラン1の長手方向に沿って若干変位した後に孔32の縁部と当接するような構成であってもよい。尚、規制突起31を上記実施形態のような形状とすることで、孔32の大きさを極力小さくしても、比較的スムースに規制突起31を嵌め込んで係止させることができる。
(f)上記実施形態では、インナーパネル65とモール部材66とでチャンネル部DCが構成されるヒドゥンタイプのドアに取付けられるガラスラン1に対して規制突起31を設けているが、例えば、モール部材66がなく、インナーパネル65やアウターパネル66が外部から視認されるようなタイプのドアに取付けられるガラスランに対して規制突起を設けることとしてもよい。
ドアの概略構成を示す正面模式図である。 押出成形部の構成を示す断面図である。 型成形部等の構成を示す部分斜視図である。 型成形部の構成を示す断面図である。
符号の説明
1…ガラスラン、2,3,4…押出成形部、5,6…型成形部、11…本体部、12…車外側シールリップ、13…車内側シールリップ、14…基底部、15…車外側側壁部、16…車内側側壁部、31…規制突起、32…孔、35…インサート部材、36…インサート本体、37…突起ベース、38…被覆部、61…ドア、62…ドアフレーム、DC…チャンネル部、DG…ドアガラス、W…ガラス開口部。

Claims (4)

  1. 基底部及び該基底部から延びる車内側側壁部及び車外側側壁部よりなる断面略コ字状をなす本体部と、前記車内側側壁部及び前記車外側側壁部の略先端から前記本体部内側に延びる車内側シールリップ及び車外側シールリップとを備え、
    前記本体部が車両のドアフレームの内周に沿って設けられた取付部の内側に取着されるとともに、少なくともコーナー部に相当する部位が型成形部により構成されてなるガラスランであって、
    前記型成形部の前記基底部の外側面から前記取付部側に突出し、前記取付部への取付状態において、前記取付部に設けられた孔又は凹部に対し嵌め込まれて係止される規制突起を備え、
    前記規制突起には、前記型成形部を構成する素材よりも硬質の素材よりなるインサート部材が埋設され、
    前記規制突起の外周面が前記取付部への取付方向において段差のない滑らかな平面又は曲面として構成されるとともに、
    前記型成形部の長手方向に対して直交する方向における前記規制突起の横幅が、前記基底部との境界部である付根部から突出方向先端側に向けて次第に狭くなっており、
    前記規制突起は、前記型成形部の成形に際し、板状のインサート本体と、当該インサート本体から突出する突起ベースとを具備するインサート部材を、前記突起ベースが前記基底部の外側面から前記取付部側に突出するとともに、前記インサート本体の前記取付部側の面、及び、前記突起ベースのうち少なくともその周壁部が、前記型成形部を構成する素材よりなる被覆部で覆われるようにしてインサート成形することにより設けられ、
    前記インサート本体の前記取付部とは反対側の面の周縁部に沿って段差部が切欠き形成され、当該段差部も前記被覆部で覆われていることを特徴とするガラスラン。
  2. 記突起ベースは、前記型成形部の長手方向に対して直交する方向における横幅が突出方向先端側に向けて次第に狭くなっており、前記突起ベースを覆う前記被覆部の肉厚はほぼ均一であることを特徴とする請求項1に記載のガラスラン。
  3. 前記規制突起の外周面のうち、ドアガラスの閉時に前記取付部の孔又は凹部の縁部へ当接し得る部位が、前記基底部の外側面に対してほぼ直交して延びることを特徴とする請求項1又は2に記載のガラスラン。
  4. 少なくとも前記ドアフレームの上辺部は、アウターパネルと、インナーパネルと、前記アウターパネル及び前記インナーパネルの端部を重ね合わせることで形成したフランジ部に取付けられる光輝金属製又は樹脂製のモール部材とを備え、
    前記取付部は、前記インナーパネルと前記モール部材とによって断面略コ字状に形成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のガラスラン。
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