JP2008207692A - ウエザストリップ - Google Patents

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敏弘 岡本
Sukenori Aritake
祐則 有竹
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智 土岐
Norimasa Iwasa
則正 岩佐
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Abstract

【課題】シール部に凹みが形成されることによる外観品質の低下を抑制することのできるウエザストリップを提供する。
【解決手段】ウエザストリップ4は、ドア2に対応するドア開口周縁に沿って設けられたフランジ部23に取着されるトリム部5と、トリム部5から車外側に突出し、中空部6aを有するシール部6とを備えている。また、ウエザストリップ4は、中空部6a内において車外側に向けて突出する突出部34を備えている。そして、ドア2の閉時においては、シール部6のうち最もドア開口の内周側においてドア2に当接する点と、最も外周側においてドア2に当接する点との間の所定部位に対し、突出部34の先端部が当接することとなる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車両のドア開口周縁に取着されるウエザストリップに関するものである。
一般に、自動車等の車両のドア開口周縁にはウエザストリップが設けられる。図4に示すように、ウエザストリップ70は、車両のドア開口周縁に沿って設けられたフランジ部71に取付けられる断面略U字状のトリム部72と、トリム部72から車外側に突出して設けられ、中空部74を有するシール部73とを備えている。そして、ドア75の閉時には、シール部73がドア75の周縁部に圧接されることによって、ドア75と自動車ボディとの間がシールされる(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−237900号公報
ところで、シール部73は、ドア75の周縁部に圧接されることによって潰れるようにして変形する。一般に、シール部73のうちドア75と当接し得る先端側の部位は、ドア75と当接しない付根側(トリム部72側)の部位よりも薄肉にされる等して、ドア75の閉時において積極的に変形するようになっている。これにより上記のような潰れ変形が促進されるのではあるが、図4の二点鎖線で示すように、ドア75に圧接された部位が中空部74の内側に凹むようにして変形してしまう場合がある。特に、このように変形した状態が高温下において長時間維持されてしまうと、上記凹みが形成されたまま元の形状に戻らなくなってしまうおそれがあり、これに起因して外観品質の低下を招くことが懸念される。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、シール部に凹みが形成されることによる外観品質の低下を抑制することのできるウエザストリップを提供することにある。
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
手段1.車両のドア開口周縁に沿って設けられたフランジ部に取着される断面略U字状のトリム部と、前記トリム部から車外側に突出し、中空部を有するシール部とを備え、ドア閉時に前記シール部がドアの周縁部に圧接されるウエザストリップにおいて、
前記シール部はドア閉時にドアと当接し得る部位の肉厚が最も薄肉とされる構成であって、
前記中空部内において車外側に向けて突出する突出部を備え、
ドア閉時において、前記シール部のうち前記ドア開口の最も内周側においてドアに当接する点と、最も外周側においてドアに当接する点との間の所定部位に対し、前記突出部の先端部が当接し得ることを特徴とするウエザストリップ。
手段1によれば、中空部内において車外側に向けて突出する突出部が設けられており、ドア閉時においては、該突出部の先端部がシール部の先端側(車外側)の部位の内面と当接するように構成されている。このため、シール部の先端側の部位がドアの周縁部に圧接されて車内側に変位しようとした場合には、突出部がシール部を押返すようにして支持することとなる。従って、シール部の先端側の部位が中空部内側に大きく凹むようにして変形するといった事態を抑制することができるとともに、ドアがシール部から離間したのにもかかわらずシール部が凹んだままの状態になってしまうといった事態を抑制することができる。結果として、凹みが形成されたシール部が視認されてしまうことに起因して、外観品質の低下を招いてしまうといった事態を防止することができる
手段2.車両のドア開口周縁に沿って設けられたフランジ部に取着され、車外側側壁部、車内側側壁部、及び両側壁部を連結する連結部を具備する断面略U字状のトリム部と、中空部を有するシール部とを備え、ドア閉時に前記シール部がドアの周縁部に圧接されるウエザストリップにおいて、
前記シール部は、
前記車外側側壁部の前記連結部との境界部付近から車外側に延出する第1延出部と、前記車外側側壁部の先端部付近から車外側に延出する第2延出部と、前記第1延出部及び前記第2延出部の両先端部間を連結し、車外側に凸となる断面略円弧状の膨出部とを備え、
前記第1及び第2延出部はソリッド材により構成され、前記膨出部はスポンジ材により構成される構成であって、
前記中空部内において車外側に向けて突出する突出部を備え、
ドア閉時においてドアの周縁部と当接する前記膨出部のうち、前記ドア用開口部の最も内周側においてドアに当接する点と、最も外周側においてドアに当接する点との間の所定部位に対し、前記突出部の先端部が当接し得ることを特徴とするウエザストリップ。
手段2によれば、基本的に上記手段1と同様の作用効果が奏される。尚、車幅方向(車内外方向)において、車外側側壁部から車外側に突出する第1延出部の先端部からフランジ部までの距離を「L1」とし、第2延出部の先端部からフランジ部までの距離を「L2」とし、前記シール部のうち最も車外側に位置する点からフランジ部までの距離をHとした場合、「L1/H」、「L2/H」の値がともに「0.2」以上かつ「0.7」以下となることとしてもよい。「L1/H」、「L2/H」の値を「0.2」以上とすることで、シール部が予期しない方向によじれてしまう(シール部とドアの周縁部とがうまく圧接しなくなる)といった事態を抑制することができる。しかしながら、「L1/H」、「L2/H」の値を「0.2」以上とすると、シール部が中空部内側に凹んでしまうといった問題が顕著になるおそれがある。この点、上記突出部を設けることによって、「L1/H」、「L2/H」の値を「0.2」以上とした場合であっても、シール部の中空部内側に凹むような変形を抑制することができる。尚、「L1/H」、「L2/H」の値が「0.7」を超えるとウエザストリップの機能を十分に果たせなくなる(シール性の悪化を招く)おそれがあるため、「0.7」以下とすることが望ましい。
手段3.前記突出部の突出長は、前記突出部の先端部からフランジ部までの距離を、前記シール部のうち最も車外側に位置する点からフランジ部までの距離で除算したときの値が0.5以上かつ0.9以下となる範囲内で設定されることを特徴とする手段1又は2に記載のウエザストリップ。
手段3に記載のように突出部の突出長を設定することによって、ドア閉時において突出部が突っ張ってしまい、ドアを閉じきる際に比較的大きな力を要してしまうといったおそれを抑制することができる上、突出部によってシール部の凹むような変形を抑制する(押し返す)といった作用効果がより確実に奏される。結果として、シール部の外観品質の低下を抑制しつつ、ドアを比較的スムースに閉じることができる。
尚、突出部の先端部からフランジ部までの距離(h)を、シール部のうち最も車外側に位置する点からフランジ部までの距離(H)で除算したときの値(h/H)が「0.5」未満である場合には、シール部の先端側の部位が中空部内側に凹み変形したとしても突出部がシール部に接触せず、シール部の凹み変形を抑制するといった作用効果が十分に奏されないおそれがある。一方、上記値(h/H)が「0.9」を超える場合には、ドア閉時において突出部が突っ張ってドアを閉じきる際に比較的大きな力を要してしまうといったおそれがある。
手段4.前記突出部はスポンジ材により構成されることを特徴とする手段1乃至3のいずれかに記載のウエザストリップ。
手段4によれば、突出部がスポンジ材により構成されるため、ドア閉時において突出部が突っ張ってしまうといった事態をより抑制することができるとともに、シール部を支持して押し返すといった作用効果がより確実に奏されることとなる。
手段5.ドア開放時において前記シール部のうち最も車外側に位置する部位又はその近傍である部位に対し、ドア閉時において前記突出部の先端部が接触することを特徴とする手段1乃至4のいずれかに記載のウエザストリップ。
手段5によれば、ドア閉時においてシール部のうち車内側(中空部内側)に膨らむようにして変形し得る部位に対応して突出部を設けることにより、シール部の凹むような変形をより確実に抑制することができる。
以下に、一実施形態について図面を参照して説明する。図1に示すように、車両としての自動車1には、自動車ドア(図ではフロントドア:以下、単に「ドア2」という)が開閉可能に設けられており、ドア2に対応する自動車ボディ(車両本体)のドア開口3の周縁部には、ウエザストリップ4が取着されている。本実施形態のウエザストリップ4は、押出成形法によって成形され、全体として略環状をなす。
図2に示すように、ウエザストリップ4はトリム部5及びシール部6を備えている。トリム部5は、車内側側壁部11、車外側側壁部12及び両側壁11,12を連結する連結部13を備えており、全体として断面略U字状をなす。トリム部5はソリッドEPDM(エチレン−プロピレン−ジエン共重合ゴム)により構成されている。また、トリム部5の内部には金属製のインサート14が埋設されている。
車外側側壁部12の内面にはトリム部5の内側(車内側)に延出する複数の保持リップ部15が一体形成され、車内側側壁部11の内面にはトリム部5の内側(車外側)に延出する保持リップ部16が一体形成されている。
また、ドア開口3周縁部には、自動車ボディのインナパネル21及びアウタパネル22が接合されることによりフランジ部23が形成されている。そして、トリム部5の内側にフランジ部23を嵌め込むようにして、ウエザストリップ4がドア開口3周縁部に取付られている。尚、基本的には保持リップ部15,16による弾性力等に基づいてウエザストリップ4の取付状態が保持されるようになっている。
シール部6は、車外側側壁部12から車外側に突出して設けられ、内部に中空部6aを有してなる。そして、ドア2が閉じられたときに、シール部6がドア2の周縁部に圧接して潰れ変形し、これによりドア2と自動車ボディとの間がシールされる。
ここでシール部6の構成についてより詳しく説明する。シール部6は、車外側側壁部12の連結部13との境界部近傍からドア開口3の内周側に傾斜しつつ車外側に延出する第1延出部31と、車外側側壁部12の先端部から車外側側壁部12とほぼ直交して車外側に延出する第2延出部32と、第1延出部31及び第2延出部32の両先端部間を連結する膨出部33とを備えている。膨出部33は車外側に凸となるように湾曲形成されており、シール部6は全体として断面略D字状をなしている。尚、シール部6には、膨出部33をドア開口3の内周側(車内側)に延長させるようにして形成されたリップ部18が設けられており、当該リップ部18によってガーニッシュ等の内装品25の端部が覆われる。
第1延出部31及び第2延出部32はソリッドEPDMにより構成され、膨出部33はスポンジEPDMにより構成されている。また、シール部6は基本的に車外側の部位から車内側に向けて次第に肉厚となっている。すなわち、シール部6の付根側である第1延出部31及び第2延出部32に比べ、シール部6の先端側である膨出部33(少なくともドア2の周縁と当接する部位)は薄肉となっている。
尚、第2延出部32の外表面側には、膨出部33より延出したスポンジ層が形成されており、これにより第2延出部32と膨出部33との境界部が外観に表れないようなっている。また、リップ部18が膨出部33と連続的に、かつ、膨出部33と同じスポンジEPDMで構成されることにより、第1延出部31と膨出部33との境界部が外観に表れないようなっている。これらの構成により、第1及び第2延出部31、32と膨出部33との境界部が外観に表れることに起因して、外観品質の低下を招いてしまうといった事態を防止することができる。
また、本実施形態では、車幅方向(図2では左右方向)において、車外側側壁部12から車外側に突出する第1延出部31の先端部からフランジ部23までの距離「L1」、及び、第2延出部32の先端部からフランジ部23までの距離「L2」を、シール部6のうち最も車外側に位置する点からフランジ部23までの距離「H」で除算したときの値「L1/H」、及び「L2/H」がともに「0.2」以上かつ「0.7」以下となっている。このように、「L1/H」及び「L2/H」が「0.2」以上とされることで、シール部6が予期しない方向によじれてしまう(シール部6とドア2の周縁部とがうまく圧接しなくなる)といった事態を抑制することができる。また、「L1/H」、「L2/H」が「0.7」を超えるとウエザストリップの機能を十分に果たせなくなる(シール性の悪化を招く)おそれがあるため、本実施形態では「L1/H」、「L2/H」を「0.7」以下としている。
さて、本実施形態では、中空部6aの内部において、車外側側壁部12と第1延出部31との境界部付近から車外側に向けて直線状に突出する突出部34が設けられている。突出部34は、押出成形に際してトリム部5及びシール部6と同時形成される。また、突出部34はスポンジEPDMにより構成されている。さらに、本実施形態では、シール部6のうち最も車外側に位置する部位と突出部34の先端部とを結ぶ直線が、ドア2の開閉方向(図2では左右方向)とほぼ平行するようになっている。このため、ドア2の閉時にシール部6の先端側の部位がドア2に押されて車内側に変位する場合には、ドア2の開放時においてシール部6のうち最も車外側に位置していた部位又はその近傍に対して、突出部34の先端部が接触することとなる。
また、本実施形態における突出部34の突出長は、突出部34の先端部からフランジ部23までの距離「h」を、シール部6のうち最も車外側に位置する点からフランジ部23までの距離「H」で除算したときの値「h/H」の値が「0.5」以上かつ「0.9」以下となるように設定されている。
次に、ドア2を閉じる際の、シール部6及び突出部34の変形動作及びそれによる作用効果について説明する。
ドア2を閉じていくと、まず膨出部33のうち最も車外側に位置する部位がドア2の周縁部に当接する。そして、ドア2を完全に閉めると、図3に示すように、シール部6の先端側の部位がドア2の周縁部に押されて車内側に寄せられる。このとき、シール部6のうち最もドア開口3の内周側においてドア2に当接する点と、最も外周側においてドア2に当接する点との間に位置する部位に対しては、ドア2から離間させられるような、すなわち中空部6a内側に凹まされるような力が作用する。
これに対し、本実施形態では、中空部6a内において車外側に向けて突出する突出部34が設けられており、ドア2閉時においては、該突出部34の先端部がシール部6の先端側(車外側)の部位の内面と当接するように構成されている。このため、シール部6の先端側の部位がドア2の周縁部に圧接されて車内側に変位しようとした場合には、突出部34がシール部6を押返すようにして支持することとなる。従って、シール部6の先端側の部位が中空部6a内側に大きく凹むようにして変形するといった事態を抑制することができ、シール部6をドア2の周縁部に対してほぼ面で当接させることができる。また、ドア2がシール部6から離間したのにもかかわらずシール部6が凹んだままの状態になってしまうといった事態を抑制することもできる。結果として、凹みが形成されたシール部6が視認されることに起因して、外観品質の低下を招いてしまうといった事態を防止することができる
また、突出部34の突出長は、突出部34の先端部からフランジ部23までの距離を、シール部6のうち最も車外側に位置する点からフランジ部23までの距離で除算したときの値が「0.5」以上かつ「0.9」以下となるように設定される。これにより、ドア2閉時において突出部34が突っ張ってしまい、ドア2を閉じきる際に比較的大きな力を要してしまうといったおそれを抑制することができる上、突出部34によってシール部6の凹むような変形を抑制する(押し返す)といった作用効果がより確実に奏される。結果として、外観品質の低下を抑制しつつ、ドア2を比較的スムースに閉じることができる。
加えて、突出部34がスポンジ材により構成されるため、ドア2閉時において突出部34が突っ張ってしまうといった事態をより抑制することができるとともに、シール部6を支持して押し返すといった作用効果がより確実に奏されることとなる。
尚、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)上記実施形態では、フロント側のドア2に対応する自動車ボディ側のドア開口周縁部に設けられるウエザストリップ4について具体化したが、リヤドア、バックドア、ラッゲージドア(トランクリッド)、ルーフドア(スライディングルーフパネル)等の他のドアに対応するドア開口周縁部に設けられるウエザストリップについて適用することもできる。
(b)上記実施形態では、トリム部5及びシール部6をEPDMにより構成しているが、その他の素材により構成してもよい。但し、トリム部5、第1及び第2延出部31、32はソリッド材により構成され、膨出部33はスポンジ材により構成されることとする。
(c)上記実施形態では、ウエザストリップ4が、ドア開口3周縁部の下部を除くほぼ全周にわたって設けられているが、ドア開口3周縁部の全周にわたって設けられることとしてもよいし、部分的に設けられてもよい。また、型接続されることで構成されるウエザストリップの押出成形部にも適用可能である。加えて、インサート14を省略したウエザストリップにも適用可能である。
(d)上記実施形態においてリップ部18を省略してもよいし、連結部13から車内側に延出するようにして設けてもよい。
フロントドアが開状態にある自動車の斜視図である。 ウエザストリップを示す断面図である。 ドア閉時におけるウエザストリップを示す断面図である。 従来のウエザストリップを示す断面図である。
符号の説明
1…自動車、2…ドア、3…ドア開口、4…ウエザストリップ、5…トリム部、6…シール部、6a…中空部、12…車外側側壁部、23…フランジ部、31…第1延出部、32…第2延出部、33…膨出部、34…突出部。

Claims (5)

  1. 車両のドア開口周縁に沿って設けられたフランジ部に取着される断面略U字状のトリム部と、前記トリム部から車外側に突出し、中空部を有するシール部とを備え、ドア閉時に前記シール部がドアの周縁部に圧接されるウエザストリップにおいて、
    前記シール部はドア閉時にドアと当接し得る部位の肉厚が最も薄肉とされる構成であって、
    前記中空部内において車外側に向けて突出する突出部を備え、
    ドア閉時において、前記シール部のうち前記ドア開口の最も内周側においてドアに当接する点と、最も外周側においてドアに当接する点との間の所定部位に対し、前記突出部の先端部が当接し得ることを特徴とするウエザストリップ。
  2. 車両のドア開口周縁に沿って設けられたフランジ部に取着され、車外側側壁部、車内側側壁部、及び両側壁部を連結する連結部を具備する断面略U字状のトリム部と、中空部を有するシール部とを備え、ドア閉時に前記シール部がドアの周縁部に圧接されるウエザストリップにおいて、
    前記シール部は、
    前記車外側側壁部の前記連結部との境界部付近から車外側に延出する第1延出部と、前記車外側側壁部の先端部付近から車外側に延出する第2延出部と、前記第1延出部及び前記第2延出部の両先端部間を連結し、車外側に凸となる断面略円弧状の膨出部とを備え、
    前記第1及び第2延出部はソリッド材により構成され、前記膨出部はスポンジ材により構成される構成であって、
    前記中空部内において車外側に向けて突出する突出部を備え、
    ドア閉時においてドアの周縁部と当接する前記膨出部のうち、前記ドア用開口部の最も内周側においてドアに当接する点と、最も外周側においてドアに当接する点との間の所定部位に対し、前記突出部の先端部が当接し得ることを特徴とするウエザストリップ。
  3. 前記突出部の突出長は、前記突出部の先端部からフランジ部までの距離を、前記シール部のうち最も車外側に位置する点からフランジ部までの距離で除算したときの値が0.5以上かつ0.9以下となる範囲内で設定されることを特徴とする請求項1又は2に記載のウエザストリップ。
  4. 前記突出部はスポンジ材により構成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のウエザストリップ。
  5. ドア開放時において前記シール部のうち最も車外側に位置する部位又はその近傍である部位に対し、ドア閉時において前記突出部の先端部が接触することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のウエザストリップ。
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