JPH09193665A - 自動車のバックドア構造 - Google Patents

自動車のバックドア構造

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Publication number
JPH09193665A
JPH09193665A JP792996A JP792996A JPH09193665A JP H09193665 A JPH09193665 A JP H09193665A JP 792996 A JP792996 A JP 792996A JP 792996 A JP792996 A JP 792996A JP H09193665 A JPH09193665 A JP H09193665A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
back door
trim
rear door
recess
Prior art date
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Pending
Application number
JP792996A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunari Muramatsu
和成 村松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP792996A priority Critical patent/JPH09193665A/ja
Publication of JPH09193665A publication Critical patent/JPH09193665A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バックドアトリムと一体成形され、ハンドル
の下端部とバックパネルトリムとの間に十分な間隙があ
るハンドルを有する自動車のバックドア構造を提供す
る。 【解決手段】 バックドア1のドアインナパネル6の車
両室内側に内装トリム2を取り付け、この内装トリム2
の下端に凹部4を形成し、該凹部4の上縁部を下方へ延
長し、この延長部をインサイドハンドル3としたことを
特徴とする自動車のバックドア構造による。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のバックド
ア構造に関する。さらに詳しくは、自動車のバックドア
を閉成するために、該バックドアの内装トリムに設けら
れたインサイドハンドル(以下、「ハンドル」と記
す。)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車のバックドアは、例えば、
図4に示す形態のものである。該バックドアaは、その
上部に有するヒンジ(図示せず)を介して、車体に設置
されている。このバックドアaの車両室内側には、内装
材であるバックドアトリムbが取り付けられている。ま
た、該バックドアトリムbの下端部に、略四角形の環状
形状をなすハンドルcが設けられており、このハンドル
cを引いて、バックドアaを閉成する。図4のV−V線
による拡大断面図を図5に示す。
【0003】上記ハンドルcのうち、下部には取手部d
が位置している。通常、この取手部dの下側から手を挿
入し、指先をハンドルcの中央部に有する隙間lに出
し、該取手部dを握り、下方へ引くことにより、バック
ドアaが閉成される。また、この図から明らかなよう
に、上記ハンドルcとバックドアトリムbとは、別部品
となっている。このため、ボルトf等の接続具を用い
て、上記ハンドルcをバックドアトリムbとドアインナ
パネルgに止着している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のバックドア構造においては、以下の問題点があっ
た。 (1)図6に示すように、ハンドルcの取手部dの位置
が低く、この取手部dとバックパネルトリムeとの間隙
mが小さかったため、車両室内側からはバックドアを閉
成することができなかった。 (2)バックドアトリムbとハンドルcとが別部品のた
め、部品点数が多くなり、コストが増大した (3)また、バックドアトリムbとハンドルcとが別部
品のため、部品の管理工数および組付工数が増大した。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、バックドアトリムと一体成形され、ハンドルの下端
部とバックパネルトリムとの間に十分な間隙があるハン
ドルを有する自動車のバックドア構造を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を解
決するためになされたものであり、その要旨は、バック
ドアのドアインナパネルの車両室内側に内装トリムを取
り付け、この内装トリムの下端に凹部を形成し、該凹部
の上縁部を下方へ延長し、この延長部をインサイドハン
ドルとしたことにある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しながら、本発
明に係る自動車のバックドア構造を詳細に説明する。本
発明に係るバックドアは、図1に示す形態のものであ
る。バックドア1の車両室内側に、内装材であるバック
ドアトリム2が取り付けられており、該バックドアトリ
ム2の下端には、本発明のハンドル3を示すA部があ
る。このA部の拡大斜視図が図2である。この図におい
て、バックドアトリム2の下端に、凹部4が形成されて
いる。該凹部4の上縁部が下方に向けて延びており、こ
の延長片をハンドル3とする。
【0008】図2のIII−III線による拡大断面図
を図3に示す。通常、バックドアパネルは、ドアアウタ
パネル5とドアインナパネル6によって、閉断面形状に
接合されている。このドアインナパネル6に、車両室内
側から内装材である上記バックドアトリム2を取り付け
て、車両内部の外観向上を図っている。該バックドアト
リム2の下端には、湾曲した凹部4が形成されている。
この凹部4の下端部7は、上記ドアインナパネル6に当
接しており、ボルト8を用いて、このドアインナパネル
6に止着されている。その結果、上記バックドアトリム
2の取付け部は、従来の場合よりも、さらに車両下側に
配置される。
【0009】そして、上記凹部4の上縁部が下方に向け
て延びており、この延長片をハンドル3とする。このハ
ンドル3の下端部9とバックパネルトリム10との間隙
m’は、十分大きく確保することが好ましい。バックド
ア1を閉成する時は、このハンドル3とバックパネルト
リム10との間隙m’から手を挿入し、指先を上記ハン
ドル3の車両室外側の面11に当てながらバックドア1
を引く。
【0010】実施の他の形態 (1)上記ハンドル3は、その車両室内側の面12をバ
ックドアトリム2と同一面にする必要はない。車両室内
側または車両室外側に多少曲げてもよく、要は、その強
度が保てればよい。 (2)上記ハンドル3の形状は、図2および図3に示す
ような平板に限らず、例えば、波状に湾曲していてもよ
い。 (3)上記凹部4の断面形状は、湾曲していない矩形で
もよい。
【0011】
【発明の効果】上記したように、本発明に係る自動車の
バックドア構造によれば、 (1)ハンドルの下端部とバックパネルトリムとの間隙
が十分大きいため、ハンドルを握りやすく、車両室内側
からでもバックドアを閉成することができる。 (2)バックドアトリムとハンドルとが一体形成されて
いるため、部品点数およびコストが削減される。 (3)また、バックドアトリムとハンドルとが一体であ
るため、部品の管理工数および組付工数も低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバックドアを車両室内側から見た
斜視図である。
【図2】図1におけるA部の拡大斜視図である。
【図3】図2のIII−III線による拡大断面図であ
る。
【図4】従来のバックドアを示す斜視図である。
【図5】図4のV−V線による拡大断面図である。
【図6】従来のバックドアを閉成した場合の要部を示す
拡大断面図である。
【符号の説明】
1 バックドア 2 バックドアトリム 3 ハンドル 4 凹部 5 ドアアウタパネル 6 ドアインナパネル 7 凹部下端部 8 ボルト 9 ハンドル下端部 10 バックパネルトリム 11 ハンドル室外側面 12 ハンドル室内側面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックドアのドアインナパネルの車両室
    内側に内装トリムを取り付け、この内装トリムの下端に
    凹部を形成し、該凹部の上縁部を下方へ延長し、この延
    長部をインサイドハンドルとしたことを特徴とする自動
    車のバックドア構造。
JP792996A 1996-01-22 1996-01-22 自動車のバックドア構造 Pending JPH09193665A (ja)

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