JP4914480B2 - 自然健康茶及びその製造方法 - Google Patents

Description

本発明は自然健康茶及びその製造方法に関するもので、より詳細には色々な自然材料を使用し、人体に有益で、且つ効能のある材料を適切に含む自然健康茶及びその製造方法に関するものである。

最近、大部分の現代人は忙しく困難に生活しており、自然と遠ざかって複雑な都心の中で生きながら、過剰なストレスと運動不足によって、基礎体力さえ維持できなくなり、非常に疲れていることが率直な現実である。

そのため、いつでもどこでも誰でも安価で手軽に健康を維持できる自然健康茶が開発されており、人間にとって健康とはいくら強調しても足りない程度に重要である。

特に、各種産業化の過程で発生および排出される無機質または有機質の有害毒素が自然環境および人間を含む多様な生物の生存を脅かし、さらには生態系全体の調和を徐々に破壊する段階に至るようになった。

その中でも深刻な部分は、生活ゴミの埋め立てにより発生する浸出水の流出によって地下水が重金属及び有害物質に汚染されることによって、地下水を飲料水として飲用する場合、有害毒素が体内に蓄積して成人病を誘発しながら、人体に致命的な被害を与えるという実情に達していることである。

また、現代人は脂肪質が多い肉類などの食物を摂取することによって、高血圧、糖尿病、肥満などの成人病に苦しんでいる実情にあるが、今までこのような成人病に効能がある飲料を提供することができなかった。

したがって、人体の約７０％を占める水は身体の活動のために必需的に供給しなければならないことから、環境汚染に対して人体に供給する水や各種茶類などといった飲料に対する研究が進行している。

最近の飲料開発動向によれば、過去の単純な嗜好性飲料より現代人の健康に対する関心を反映した色々な形態の機能性飲料に対する関心が高まっている。

機能性飲料の一形態として、嗜好性自体を有する嗜好性飲料に漢方生薬成分を加味して、生薬が持つ薬理作用を通じて機能性を付加または向上させようとする研究が活発に進行している。その結果物として、いくつかの薬理的効能を有する飲料製品が開発されて市販されている。

一方、漢方生薬を主成分とする漢方茶としては、人蔘茶、クコ茶、ウコギ茶、ハブ茶などの色々な種類が知られており、その種類は増加し続ける傾向にある。

しかし、このような従来の漢方茶はほとんど単一成分の生薬を主成分としているものである。漢方茶は茶の主成分である生薬が持っているものと公知の薬理作用そのもの及びそれに対する期待感などにより一部の消費者が飲用しているが、嗜好性の面でコーヒーや緑茶などに比べて大衆的でなく、確実な薬理作用を期待して飲用する消費者はそれほど多くない実情である。

また、このような漢方茶の場合には苦味が強い特性があって嗜好性が微小であり、高価であるので、一般的な飲料や茶類のように随時飲用や服用することが難しいという問題がある。

前述のような従来の問題点を解決するためになされた本発明は、色々な自然材料を使用する自然健康茶であるので、スタミナ、持久力及び集中力の増進に効能を発揮でき、自然材料を使用するため、健康茶を安価で製造でき、各材料を効能別に袋に入れて加熱するので、材料の効能を適切に抽出できる、自然健康茶及びその製造方法を提供することをその目的とする。

前述のような目的を達成するための本発明の一態様に係る自然健康茶の製造方法は、五加皮４〜６重量部、鹿角２〜４重量部、ニンニク４〜６重量部、決明子４〜６重量部、熟地黄２〜４重量部、山茱萸２〜４重量部、霊芝１〜２重量部、五味子２〜４重量部、ナツメ６〜８重量部、山芋２〜４重量部、梨５〜７重量部、タマネギ４〜６重量部、黒砂糖９〜１１重量部、及び残量の水を準備する段階； 前記五加皮、鹿角、ニンニク、決明子、熟地黄、山茱萸、霊芝、五味子、ナツメ及び山芋を水に入れて、１００〜１５０℃で６〜１２時間加熱抽出する段階；及び前記準備した梨、タマネギ及び黒砂糖を添加する段階；を含むことを特徴とする。

ここで、前記五加皮、鹿角、ニンニク及び決明子は第１の袋に入れ、前記熟地黄、山茱萸及び霊芝は第２の袋に入れ、前記五味子、ナツメ及び山芋は第３の袋に入れて水中で加熱抽出し、前記梨、タマネギ及び黒砂糖は第４の袋に入れて添加することが好ましい。

また、 本発明の他の態様に係る自然健康茶は、前述の自然健康茶の製造方法により製造されたことを特徴とする。

前述したように本発明によれば、色々な自然材料を使用する自然健康茶であるので、スタミナ、持久力及び集中力の増進に効能を発揮でき、且つ元気回復やストレスを解消する効果がある。

また、多様な自然材料を使用するので、健康茶を安価で製造できる。

さらに、各材料の効能別に袋に入れて加熱するので、材料の効能を適切に抽出できる効果がある。

本発明の一実施形態に係る自然健康茶の製造方法を示す構成図である。 本発明の一実施形態に係る自然健康茶の製造方法を示すフローチャートである。

以下、添付図面を参照して本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。

図１は本発明の一実施形態に係る自然健康茶の製造方法を示す構成図であり、図２は本発明の一実施形態に係る自然健康茶の製造方法を示すフローチャートである。

図１及び図２に示したように、本実施形態の自然健康茶は、その材料として五加皮、鹿角、ニンニク、決明子、熟地黄、山茱萸、霊芝、五味子、ナツメ、山芋、梨、玉ネギ、黒砂糖及び水を含んでおり、これを加熱抽出して得た自然健康茶である。

五加皮は葉が五つに分かれており、一つの枝に五つの葉が生じることが良いことから五加と呼び、特異な臭いがあり、味は辛くて苦く、性質は暖かい。

五加皮の様子は管状または半管状になっており、外側面は黄褐色や暗い灰色で、平坦であり、所々とげがあったりまたはその跡があり、比較的若い枝の皮には灰白色半点がある。内側面は黄柏色であり繊維性であるため、切ることが難しい。

五加皮は肝と腎臓の気運を補充して筋と骨を丈夫にするので、疲労回復、神経強壮や病後衰弱等に使われる。薬理作用は免疫増強、抗酸化、抗疲労、抗高温、抗刺激作用、内分泌機能調節、血圧調節、抗放射能、解毒作用などがある。

健康茶用五加皮は五加皮木の葉と根皮を若干湯がいて日陰で乾燥して準備する。五加皮の重量比で４重量部より小さいと五加皮の効能が微小であり、６重量部より大きいと辛味が強くなるので、４〜６重量部を使用することが好ましい。

鹿角は鹿茸が完全に成熟して骨化されたもので、血液の痕跡がなく、硬い骨になって重さが重い。鹿茸に比べて顕著に薬力が低いため、鹿茸の補助薬や小児や老人の補薬として使用したり、血液循環を促進させてお血を癒す治療薬として使用する。

特に、頭をすっきりさせたり頭を良くし、虚弱体質や、貧血及び健忘症の解消に効能があるが、陽気が亢進された場合や身中に熱がある場合は使用を禁止する。味は塩辛く、性質は暖かくて毒がなく、またカルシウムを多量含有して骨を丈夫にする。

健康茶用鹿角は清潔な水で洗浄して乾燥させた後、適当なサイズに切って準備する。鹿角の重量比で２重量部より小さいと鹿角の効能が微小であり、４重量部より大きいと人体に負担を与える恐れがあるので、２〜４重量部を使用することが好ましい。

ニンニクは利尿作用と殺菌及び殺虫・強壮の効果があり、消化液の分泌を促進させ、神経系統を刺激して血液循環を旺盛にする効果を現す。またニンニクは保温、解毒、駆虫、精神安定、利尿、血圧降下、神経痛及び神経麻痺などにも利き目がある。虚弱体質であったり体が冷たくて寝付けない不眠症にはニンニクとニンニク酒を服用すればからだが暖まって精神的な安定を期することができる。

生ニンニクは辛味があって胃腸の運動を促進させるだけでなく、食欲を増進させ、便泌の予防と治療にも効果を現す。しかし突然たくさん食べると胃の粘膜を刺激して胃痛を起こすこともある。

健康茶用ニンニクは皮を剥き、水で洗浄して準備する。ニンニクの重量比で４重量部より小さいとニンニクの効能が微小であり、６重量部より大きいと人体に負担を与える恐れがあるので、４〜６重量部を使用することが好ましい。

決明子は決明茶草の種として、日当たりの良い丘や野に多く自生し、視力を増進させる効能があって仮性近視及び夜盲症に良い。また血圧を下げてめまい、慢性便泌、老人性便泌に効果的である。そして肝臓と腎臓を保護してむくみをなくす。

健康茶用の決明子は新鮮な決明子を選んで水で洗浄してから乾燥させて、弱火で炒って準備する。決明子の重量比で４重量部より決明子の機能が微小であり、６重量部より大きいと苦味が強くなるので、４〜６重量部を使用することが好ましい。

熟地黄は玄参科に属する多年生の薬用植物で、漢方では根を薬剤に使用する。味は甘いながらも苦味があり、暖かい性質があって血気を補い、精気を補充して、腰や膝が冷えて痛い症状や月経異常、目眩症などを治療して、頭を黒くする効能がある。また骨を丈夫にする効果もある。

熟地黄の重量比には、２重量部より小さいと熟地黄の効能が微小であり、４重量部より大きいと消化不良などの副作用があるので、２〜４重量部を使用することが好ましい。

山茱萸はミズキ科の落葉喬木の山茱萸木の実で、３〜４月に黄色い花が葉より先に咲き、実は長くて丸い形で、１０月に赤く実る。また、山茱萸の実はやや甘みと共に渋味と強い酸味があり、１０月中旬以後に収穫するが、肉質と種を分離して肉質は酒や茶及び漢方薬の材料に使われる。

山茱萸の実にはコルニン（Ｃｏｒｎｉｎ）、モロニサイド（Ｍｏｒｒｏｎｉｓｉｄｅ）、ロガニン（Ｌｏｇａｎｉｎ）、タンニン（Ｔａｎｎｉｎ）、サポニン（Ｓａｐoｎｉｎ）などの配糖体と葡萄酒酸、リンゴ酸、酒石酸などの有機酸が含まれており、その他にビタミンＡと多量の糖分も含まれていて、血液循環を円滑にして性機能強化、精液と骨髄を補強する効果がある。

山茱萸は山茱萸の実を採取してきれいによく洗い、まず日光に約一週間程度乾かした山茱萸から種を取り除いた後、再び日差しに完全に乾燥して準備する。

山茱萸の重量比では２重量部より小さいと山茱萸の効能が微小であり、４重量部より大きいと酸味が強くなるので、２〜４重量部を使用することが好ましい。

霊芝（マンネンタケ）は、夏に闊葉樹の根に発生して地上にも芽生え、笠と枝の表面に漆を塗ったような光沢がある１年生キノコである。また霊芝はエルゴステロール、有機酸、多糖類、マニトール、メタイン、アミノ酸、安息香酸などの成分を含む。

霊芝は、人体に精気を高めて骨と筋肉を丈夫にし、血液循環を円滑にして精神をすっきりさせる。また肝臓、高血圧、糖尿、肥満等に効果が高く、関節や神経衰弱、不眠症、呼吸困難、眼疾等にも効果がある。特に、痔疾と胃腸病に効果が優れる。

健康茶用の霊芝は、清潔に洗浄した後に直径２〜３ｃｍのサイズに細かく切断して準備する。霊芝の重量比で１重量部より小さいと霊芝の効能が微小であり、２重量部より大きいと人体に過剰服する際の副作用の恐れがあるので、１〜２重量部を使用することが好ましい。

五味子は甘味、酸味、苦味、塩味、辛味の５味があり、その中でも酸味が強い。特に、五味子にはシザンドリン、ゴミシン、シトラール、沙果酸、クエン酸などの成分が入っていて、心臓を強くして血圧を下げ、免疫力を高めて強壮剤として使われる。また、気管支保護機能があって、肺の機能を強くし、鎮咳、去痰作用があって、せきや喉の渇きなどを治療するのに効能がある。

健康茶用の五味子は五味子木の実を乾燥させて準備する。五味子の重量比では２重量部より小さいと気管支保護機能が微小であり、４重量部より大きいと過度な発汗により人体に負担を与える恐れがあるので、２〜４重量部を使用することが好ましい。

ナツメは表面が赤褐色であり楕円形で長さ１．５〜２．５cmに達して赤く実れば甘みがある。果実は生食するだけでなく、採取した後に充分に乾燥させ、乾果として菓子、料理及び薬用に使われる。

特に、ナツメ茶は糖質及びビタミンＡ、Ｂ１、Ｂ２が相当量含まれ、神経衰弱、貧血症、食欲不振、無気力、その他に皮膚の美容にも効果がある。したがって、ナツメは神経安定、食用不振、不眠症などの治療用にも使われる。

健康茶用のナツメはよく熟したナツメを選んで水によく洗い、乾燥させて準備する。

ナツメの重量比では６重量部より小さいとナツメの効能が微小であり、８重量部より大きいと虚弱な体質には負担を与える恐れがあるので、６〜８重量部を使用することが好ましい。

山芋は植物体に紫色を帯び、根は肉質であり土の中に深く入っており、葉は三角形に似ていてハート型で、葉枝は葉脈と共に紫色が現われる。山芋の束根は 食用、薬用に使われる。

山芋は秋に採取して乾燥させたもので、模様は円周型または不均一の円周型をなし、時には縦や横に切ったものもある。外面は乳白色または黄色を帯びた白色で、折った面は平坦で粉質または角質であり乳白色である。質は硬くて折れやすい。

山芋の効能は精気を補い、精神を安定させ、記憶力を良くし、性機能を向上させる効能があるが、過剰服用すれば体内の気の運行が順調でなくなり、腹が張ったり痛みが発生し得る。また薬理作用で腸管活動刺激、血糖降下、抗老化作用などがある。

山芋の重量比では２重量部より小さいと山芋の効能が微小であり、４重量部より大きいと痛みを誘発するので、２〜４重量部を使用することが好ましい。

梨は梨の木の実として気管支の保護及び気管支の疾患に効果があり、風邪、解咳、喘息等に良く、排便と利尿作用を助ける効果がある。痰や咳をなくし、喉がかれた時や腹が冷たく痛い時は症状を緩和してくれ、でき物を治療するにも役に立つ効果がある。その他に解毒作用があって悪酔いをなくす効果もある。

梨の重量比では５重量部より小さいと気管支保護機能が微小であり、７重量部より大きいと過度な発汗により人体に負担を与える恐れがあるので、５〜７重量部を使用することが好ましい。

タマネギは百合科に属する二年生植物の根で、カルシウム、鉄分、ビタミンＢ２、ビタミンＣ、カロチン、レモン酸、沙果酸などが含まれ、ニンニクと共に血液循環を助け、血液凝固を防ぎ、血栓を抑制する効能があり、消化機能改善、高血圧及び動脈硬化の治療にも効能がある。

タマネギは皮をはがした後にきれいに洗い、適当なサイズに切って陰に乾燥して準備する。タマネギの重量比では４重量部より小さいと血液循環の調節が微小であり、６重量部より大きいと香りが強くなるので、４〜６重量部を使用することが好ましい。

黒砂糖は自然健康茶の甘みを調節するために添加され、黒砂糖の重量比では９重量部より小さいと甘みの調節が微小であり、１１重量部より大きいと成人病や歯科疾患の危険があるので、９〜１１重量部を使用することが好ましい。

水は人体の７０％以上を構成する必須成分で、毎日所定量の水分を人体に供給しなければならず、人体の生命現象も色々な物質が水に溶けた水溶液によって起きる化学変化が複雑にからまったものであるといえる。

自然健康茶用の水では１級ミネラルウォーター、地下水等の清潔な水を使用し、水の重量比では多量や少量の場合に味覚及び各成分の効能が低下するので、全体成分の中から前記の各成分の使用量に対する残部を使用することが好ましい。

図１に示したように、本実施例の自然健康茶はまず原料を準備して、材料を各々第１の袋１０、第２の袋２０、第３の袋３０及び第４の袋４０に配合して入れる。

第１の袋１０、第２の袋２０及び第３の袋３０を水５２が入った容器５０に沈めてふた５１を覆って加圧した状態で、１００〜１５０℃で６〜１２時間加熱抽出する。加熱後、第４の袋４０を添加して自然健康茶の味を調節する。

五加皮１１、鹿角１２、ニンニク１３及び決明子１４は第１の袋１０に入れ、熟地黄２１、山茱萸２２及び霊芝２３は第２の袋２０に入れ、五味子３１、ナツメ３２及び山芋３３は第３の袋３０に入れ、梨４１、タマネギ４２及び黒砂糖４３は第４の袋４０に入れることが、加熱抽出時及び添加時に各材料の効能の変化を防止するので好ましい。

袋は、各材料の成分が水によく滲み出るように麻布のような、各材料の離脱を防止して水５２の流入及び流出が容易で、各材料の成分の変化を防止する天然材料の袋を使用することが好ましい。

特に、容器５０の加熱温度は、１００℃より低いと各材料の成分がよく滲み出ず、１５０℃より高いと各材料の効能が変化する恐れがあるので、１００〜１５０℃ですることが好ましい。

また、容器５０の加熱時間は、６時間より短いと各材料の成分がよく滲み出ず、１２時間より長いと各材料が変化したり味が変わるようになるので、６〜１２時間にすることが好ましい。

次は図２を参照して、本実施例の自然健康茶の製造方法を具体的に説明する。

まず、五加皮５重量部、鹿角３重量部、ニンニク５重量部、決明子５重量部、熟地黄３重量部、山茱萸３重量部、霊芝２重量部、五味子３重量部、ナツメ７重量部、山芋３重量部、梨６重量部及びタマネギ５重量部、及び残量の水を準備する（Ｓ１０）。

それぞれの材料を清潔な水で洗浄して（Ｓ２０）、日なたまたは日陰で乾燥させる（Ｓ３０）。準備した五加皮、鹿角、ニンニク、決明子、熟地黄、山茱萸、霊芝、五味子、ナツメ及び山芋をそれぞれの袋に配合して入れる（Ｓ４０）。材料が配合されたそれぞれの袋を容器に入れて所定残量の水を添加し、ふたをして、１００〜１５０℃で６〜１２時間加熱抽出する（Ｓ５０）。

各材料が加熱抽出された水に梨６重量部、タマネギ５重量部、砂糖２重量部を別の袋に入れて添加して自然健康茶の味を調節する（Ｓ６０）。自然健康茶の成分を検査する（Ｓ７０）。検査で合格した自然健康茶を殺菌処理された衛生容器に各々注入し、衛生真空包装機でそれぞれの衛生容器を包装して出荷する（Ｓ８０）。
[請求項101]
五加皮４〜６重量部、鹿角２〜４重量部、ニンニク４〜６重量部、決明子４〜６重量部、熟地黄２〜４重量部、山茱萸２〜４重量部、霊芝１〜２重量部、五味子２〜４重量部、ナツメ６〜８重量部、山芋２〜４重量部、梨５〜７重量部、タマネギ４〜６重量部、黒砂糖９〜１１重量部、及び残量の水を準備する段階；
前記五加皮、鹿角、ニンニク、決明子、熟地黄、山茱萸、霊芝、五味子、ナツメ及び山芋を水に入れて、１００〜１５０℃で６〜１２時間加熱抽出する段階；及び
前記準備した梨、タマネギ及び黒砂糖を添加する段階
を含むことを特徴とする、自然健康茶の製造方法。
[請求項102]
前記五加皮、鹿角、ニンニク及び決明子を第１の袋に入れ、前記熟地黄、山茱萸及び霊芝を第２の袋に入れ、前記五味子、ナツメ及び山芋を第３の袋に入れて水中で加熱抽出し、前記梨、タマネギ及び黒砂糖を第４の袋に入れて添加することを特徴とする、請求項101に記載の自然健康茶の製造方法。
[請求項103]
請求項101に記載の自然健康茶の製造方法により製造されたことを特徴とする、自然健康茶。
[請求項104]
請求項102に記載の自然健康茶の製造方法により製造されたことを特徴とする、自然健康茶。

実施例１ 製剤
前述のような製造方法により製造された自然健康茶の成分及び品質規格を実験した結果は次の通りだった。
（１）色合い：赤い褐色。
（２）味：やや甘くて喉ごしがよい。
（３）タール色素：不検出
（４）重金属：２ｐｐｍ以下
（５）保存期間：２年以上製剤の安全性が保障される。

実施例２ 臨床
前述のような製造方法により製造された自然健康茶を疲労した状態で服用して効果を実験した結果は次の通りだった。

（１）非常に疲労した状態での服用
本発明の自然健康茶を表１のように満３０〜６０才の年齢分布をもつ成人男子５０人を対象に非常に疲労した状態で、本自然健康茶を１人当り約１２０mlずつ飲むようにした後、自然健康茶の効果を実験した結果は表２の通りだった。

ここで、効果が非常に優れる場合とは、自然健康茶を服用した後３０分が過ぎて頭がすっきりし、体に活気が生じる状態と判定する。

効果がある場合とは、自然健康茶を服用した後に精神が徐々にすっきりして体に活気が生じる状態と判定する。

効果があまりない場合とは、自然健康茶を服用した後にも疲れた状態が全く回復しない状態と判定する。

（２）やや疲労した状態での服用
前記表１と同じ年齢分布をもつ成人男子５０人を対象に若干疲労した状態で、本自然健康茶を約１２０mlずつ服用させて自然健康茶の効果に対して実験した結果は表３の通りだった。

実験結果として大部分の実験者において、疲労が非常に回復したり、普段より体の状態が良く、本自然健康茶の服用効果があることが分かる。

以上のように、本発明の自然健康茶は五加皮、鹿角、ニンニク、霊芝などを適正量含有して元気回復、スタミナと持久力補強及び集中力強化に効果があることが分かり、決明子、熟地黄、山茱萸、五味子、ナツメ、山芋、梨、タマネギ、黒砂糖などを適正量含有し、集中力を強化してストレス解消にも効果があることが分かる。従って、本発明の産業利用性はきわめて高いものといえる。

本明細書内で本発明をいくつかの好ましい実施形態によって記述したが、当業者ならば、添付の特許請求の範囲に開示した本発明の範囲及び精神から逸脱することなく、多くの改変及び変更がなされ得ることが分かるはずである。

１０ 第１の袋
１１ 五加皮
１２ 鹿角
１３ ニンニク
１４ 決明子
２０ 第２の袋
２１ 熟地黄
２２ 山茱萸
２３ 霊芝
３０ 第３の袋
３１ 五味子
３２ ナツメ
３３ 山芋
４０ 第４の袋
４１ 梨
４２ タマネギ
４３ 黒砂糖
５０ 容器
５１ ふた
５２ 水

Claims (4)

1. 全体１００重量部に対して、五加皮４〜６重量部、鹿角２〜４重量部、ニンニク４〜６重量部、決明子４〜６重量部、熟地黄２〜４重量部、山茱萸２〜４重量部、霊芝１〜２重量部、五味子２〜４重量部、ナツメ６〜８重量部、山芋２〜４重量部、梨５〜７重量部、タマネギ４〜６重量部、黒砂糖９〜１１重量部、及び残量の水を準備する段階；
   前記五加皮、鹿角、ニンニク、決明子、熟地黄、山茱萸、霊芝、五味子、ナツメ及び山芋を水に入れて、１００〜１５０℃で６〜１２時間加熱抽出する段階；及び
   前記加熱抽出後、前記準備した梨、タマネギ及び黒砂糖を添加する段階
   を含むことを特徴とする、自然健康茶の製造方法。
2. 前記五加皮、鹿角、ニンニク及び決明子を第１の袋に入れ、前記熟地黄、山茱萸及び霊芝を第２の袋に入れ、前記五味子、ナツメ及び山芋を第３の袋に入れて水中で加熱抽出し、前記梨、タマネギ及び黒砂糖を第４の袋に入れて添加することを特徴とする、請求項１に記載の自然健康茶の製造方法。
3. 請求項１に記載の自然健康茶の製造方法により製造されたことを特徴とする、自然健康茶。
4. 請求項２に記載の自然健康茶の製造方法により製造されたことを特徴とする、自然健康茶。

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