JP4821532B2 - アルペジオ演奏装置及びプログラム - Google Patents
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Description
散発音させるようにしている。しかしながら、別々の鍵域で押鍵された和音演奏を、別々のアルペジオパターンにより分散発音させることはできない。
また、この特徴に従うアルペジオ演奏装置(EM)において、スタート実行手段(A4〜A6;A7,A8,A5’,A6’)は、スタート指示(ニューキーオン)がなされたタイミング(図4:tb、図10[a]:th)が同期タイミング(図4:t5、図10[a]:t2)から所定時間(τa)以内で遅れている場合には(A4→YES)、スタート指示のタイミング(図4:tb、図10[a]:th)で直ちに他のアルペジオ演奏系列(図4:パート3)をスタートさせ、かつ、当該スタート指示のタイミング(図4:tb、図10[a]:th)から次の同期タイミング(図4:t5、図10[a]:t2)までに、アルペジオパターンの先頭位置(図4:t5、図10[a]:t2)から同期タイミング間隔(SQ)分経過後の位置(図4:t6、図10[a]:t3)までの区間を短縮させて出力させる(A5;A5’)〔請求項4〕ように構成することができる。
図1は、この発明の一実施例によるアルペジオ演奏装置のハードウエア構成ブロック図を示す。このアルペジオ演奏装置EMは、電子楽器のように演奏操作に基づく音楽情報処理機能を有する一種のコンピュータであり、中央処理装置(CPU)1、ランダムアクセスメモリ(RAM)2、読出専用メモリ(ROM)3、外部記憶装置4、演奏操作検出回路5、設定操作検出回路6、表示回路7、音源回路8、効果回路9、MIDIインターフェース(I/F)10、通信インターフェース(I/F)11などを備え、これらの要素1〜11はバス12を介して互いに接続される。
この発明の一実施例によるアルペジオ演奏装置において、楽音信号生成部(音源部)は、「音源パート」或いは単に「パート」と呼ばれる楽音信号生成系列を複数備え、アルペジエータを有する複数のパートでアルペジオを並列に実行することができる。図2は、この発明の一実施例によるパートの構成例1を示す。この例では、楽音信号生成部(音源部)SGは、4つの音源パート:パート1〜パート4を備え、これらパート1〜4で生成された楽音信号はミキシングされてサウンドシステム17に出力される。
(1)全パートに共通のパラメータ
・ARP Tempo …アルペジオのテンポ値。
・ARP Sync Quantize Value …アルペジオパターンのスタート時に、既に走っているアルペジオ又はソング(自動演奏)と同期させるか否か、並びに、同期させる際のクオンタイズ値(Syncクオンタイズ値という)。例えば、同期させない=「off」(オフ)、或いは、同期させる場合はSyncクオンタイズ値=「32分」/「16分3連」/「16分」/「8分3連」/「8分」/「4分3連」/「4分」の音符相当長。
・ARP Switch…アルペジオのオン/オフ。
・ARP Hold Switch …アルペジオホールド(Hold)のオン/オフ。
・ARP Bank/Category/Type…バンク、カテゴリー、タイプにより、複数のアルペジオパターンの中から何れかのアルペジオパターンを特定する。
・ARP Accent Vel Threshold:(略称) AccThreshold…アクセントパターンに切り替えるベロシティの閾値
・ARP Accent Start Quantize …アクセントパターンをスタートさせる際にクオンタイズを適用する(ノーマルパターンに同期させる)か否か(オン/オフ)。クオンタイズする場合のAccentクオンタイズ値( ARP Accent Quantize Value)自体は、パターン毎に適した値が設定されている。なお、Accentクオンタイズ値は、アクセントアルペジオパターンに切り替える際のAccentクオンタイズグリッド(同期タイミング)を決定する同期タイミング情報として機能する。
この発明の一実施例によるアルペジオ演奏装置では、複数のパートでアルペジオを並列に実行する際、或るパートでニューキーオン(該パートにおいて設定されている音域内で、全ての鍵が離されている状態から、最初に押鍵があったことをニューキーオンと呼ぶ)によりアルペジオの開始が指示されたときに(ホールドオンの場合は、当該パートの音域における最初のニューキーオンでアルペジオが開始され、その後は操作子の操作により当該パートのアルペジオがオフされるまで、オールキーオフ<後述>があったとしてもアルペジオは継続される。よって、ここで言うニューキーオンとは、ホールドオンの場合は最初のニューキーオンのみである。一方、ホールドオフの場合には、ニューキーオンでアルペジオが開始された後、オールキーオフでアルペジオは停止される。よって、ここで言うニューキーオフとは、ホールドオフの場合は全てのニューキーオンである。)、既に他パートのアルペジオが走っている場合には、シンクロ(Sync)クオンタイズ機能によって、先行するアルペジオのタイミングに同期させて当該パートのアルペジオをスタートさせるが、当該ニューキーオンが同期タイミングから所定時間以内の遅れであれば、直ちにスタートさせることができる。図4は、この発明の一実施例によるアルペジオパターンのスタートタイミングを説明するための図である。
この発明の一実施例によるアルペジオ演奏装置では、キーオンベロシティが所定強度以上のときにノーマルアルペジオパターンからアクセントアルペジオパターンに切り替える際、パターンこの切替えタイミングをクオンタイズすることができる。図5は、この発明の一実施例によるアルペジオパターンの切替えを説明するための図である。
この発明の一実施例においては、アルペジオ演奏プログラムに従って複数系列のアルペジオを並行して演奏したりアルペジオパターンを切り替えて多彩なアルペジオを実現することができる。図6〜図9は、この発明の一実施例によるアルペジオ演奏装置において実行されるアルペジオ演奏処理の手順を表わすフローチャートであり、図6及び図9は、それぞれ、このアルペジオ演奏処理におけるキーオン処理及びキーオフ処理の手順を表わし、キーオン処理には、図7及び図8のフローチャートで示されるアルペジオスタート処理及びパターン変更処理が含まれる。また、図6及び図9のキーオン処理及びキーオフ処理は、それぞれ、鍵盤KBの操作によりキーオン及びキーオフが発生する度に開始する。
図6のキーオン処理が開始すると、CPU1は、最初のステップS1でパート番号N=1として、ステップS2〜S12の「パートNのキーオン処理」に進む。「パートNのキーオン処理」の第1ステップS2では、当該キーオンがパートNの音域内で発生したものであるか否かを判定し、当該キーオンが当該音域内で発生したものでないときは(S2→NO)、当該「パートNのキーオン処理」を直ちに終了してステップS13に進む。
図7のアルペジオスタート処理においては、CPU1は、最初のステップA1で、Syncクオンタイズ値( Sync Quantize Value)がオフに設定されているか否かを判定し、オフに設定されていれば(A1→YES)、ステップA2に進む。ステップA2では、ステップS6或いはステップS7(図6)で選択されたノーマルパターン或いはアクセントパターンで直ちにアルペジオ演奏をスタートするように楽音信号生成部SGに指示し、Accentクオンタイズグリッドがオンに設定されている場合は、さらに、選択されたパターンに対応するクオンタイズ値でAccentクオンタイズグリッドを起動し、その後、ステップS13(図6)にリターンする。
図8のパターン変更処理においては、CPU1は、第1ステップP1で、ノーマルパターンからアクセントパターンへの変更が指示されているか否かを判定し、例えば、ステップS6(図6)でノーマルパターンが選択されたり、ステップS7(図6)で再度アクセントパターンが選択されるというように、ノーマルからアクセントへの変更でないときは(P1→NO)、ステップP2で、タイミング(パターン内の進行位置)を維持しつつ選択されたパターンに切り替えるように楽音信号生成部SGに指示した後、ステップS13(図6)にリターンする。
鍵盤KBの操作によりキーオフが発生して図9のキーオフ処理が開始すると、CPU1は、最初のステップR1でパート番号N=1として、ステップR2に進んで「パートNのキーオフ処理」を行う。「パートNのキーオフ処理」では、次のような処理が行われる。なお、次の処理は、何れも、当該キーオフがパートNの音域内の場合に行われ、音域外の場合はステップR3に進む。
・当該パートのアルペジオがオンでないとき:通常の消音処理を行う、
・非ホールドモード(当該パートのHoldがオフ)においてオールキーオフ(当該音域トの全鍵が離鍵状態)になった場合:当該パートのアルペジオを直ちにストップする、
・ホールドモード(当該パートのHoldがオン)においてオールキーオフになった場合:アルペジオの走行を維持する、
・オールキーオフでない場合:何れのモードでも(Holdのオン/オフに拘わらず)アルペジオの走行を維持する、等々。
この発明の一実施例によるアルペジオ演奏処理では、上述した処理に加えて、次のような処理も行う(図示せず)。
(1)タイミング管理処理…設定されたテンポに応じて、クロックを計数し、タイミング進行を管理する。特に、クオンタイズグリッドのタイミングか否か、クオンタイズグリッドから所定時間以内か否かなどの管理を行う。
上述したアルペジオスタートでは、ニューキーオンが同期タイミング(Syncクオンタイズグリッド)から所定時間τa以内の場合、パターンを「短縮」して直ちにアルペジオパターンをスタートさせ、所定時間τa以降の場合は次の同期タイミングまで待つようにしたが、次の[a]〜[c]のような方法でアルペジオパターンを短縮或いは伸長してもよい。なお、これらの方法は、アルペジオスタートについて説明するが、アクセントパターンへの変更についても同様の態様で適用することができる。
この発明の一実施例においては、アルペジオ演奏プログラムに従って、アルペジオをスタートさせる際に自動演奏が走っている場合、アルペジオパターンの最初の区間を短縮或いは伸長することにより、自動演奏のタイミングに同期してアルペジオをスタートさせることができる。図11は、この発明の一実施例によるパートの構成例2及び自動演奏に対するアルペジオ演奏のスタートタイミング例を示す。
Quantize)が設定されていた場合は、シーケンサSQの進行タイミングにおけるクオンタイズ(Quantize)グリッドにて同期が取られる。典型的には、最初にシーケンサSQをスタートさせ、その後アルペジオをスタートさせると、アルペジオはシーケンサSQの進行タイミングに同期するように構成される。なお、最初にアルペジオをスタートさせた状態で後からシーケンサSQをスタートさせた場合は、シーケンサSQのスタート前は最初にスタートしたアルペジオに同期し、シーケンサのスタート後は同期の基準がシーケンサに移行するように構成される。
以上、図面を参照しつつこの発明の好適な実施の一形態について説明したが、これは単なる一例であり、この発明は、発明の精神を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、パート数は例示したものに限らない。また、アルペジオの基本的な構成、即ち、入力された演奏データを如何に分散和音にするかの仕組みについては、従来から知られている種々のアルペジオ演奏装置の構成を採用することができる。
SG 楽音信号生成部(音源部)、
SQ Sync同期タイミング周期(間隔):Syncクオンタイズ値に相当、
τa アルペジオ開始許容時間、
AQ Accent同期タイミング周期(間隔):Accentクオンタイズ値に相当、
τb パターン変更開始許容時間。
Claims (12)
- 時間経過に応じた分散楽音の発音パターンデータからなるアルペジオパターンを複数記憶するアルペジオパターン記憶手段と、
複数のアルペジオ演奏系列を備え、系列毎にアルペジオパターンに基づくアルペジオ演奏の楽音信号を生成する楽音信号生成手段と、
これらアルペジオ演奏系列の何れかがスタートしている状態で他のアルペジオ演奏系列をスタートすべき旨のスタート指示がなされたことを検出する指示検出手段と、
指示検出手段により検出されたスタート指示に応じて楽音信号生成手段を制御し、スタートすべき他のアルペジオ演奏系列を、既にスタートしているアルペジオ演奏系列の同期タイミングに合わせてスタートさせるスタート実行手段であって、スタート指示がなされたタイミングで直ちに他のアルペジオ演奏系列をスタートさせ、かつ、当該スタート指示のタイミングから次の同期タイミングまでの間に、アルペジオパターンの先頭位置から同期タイミング間隔分経過後の位置までの区間に含まれる発音パターンデータを短縮させて出力させるものと
を具備することを特徴とするアルペジオ演奏装置。 - 前記スタート実行手段は、前記スタート指示がなされたタイミングが同期タイミングから所定時間を超えて遅れている場合には、次の同期タイミングで他のアルペジオ演奏系列をスタートさせることを特徴とする請求項1に記載のアルペジオ演奏装置。
- 複数のアルペジオ演奏系列を備えた楽音信号生成手段と、
これらアルペジオ演奏系列の何れかがスタートしている状態で他のアルペジオ演奏系列をスタートすべき旨のスタート指示がなされたことを検出する指示検出手段と、
指示検出手段により検出されたスタート指示に応じて楽音信号生成手段を制御し、スタートすべき他のアルペジオ演奏系列を、既にスタートしているアルペジオ演奏系列の同期タイミングに合わせてスタートさせるスタート実行手段であって、スタート指示がなされたタイミングで直ちに他のアルペジオ演奏系列をスタートさせ、かつ、当該スタート指示のタイミングから次の次の同期タイミングまでに、アルペジオパターンの先頭位置から同期タイミング間隔分経過後の位置までの区間を伸長させて出力させるものと
を具備することを特徴とするアルペジオ演奏装置。 - 前記スタート実行手段は、前記スタート指示がなされたタイミングが同期タイミングから所定時間以内で遅れている場合には、当該スタート指示のタイミングで直ちに他のアルペジオ演奏系列をスタートさせ、かつ、当該スタート指示のタイミングから次の同期タイミングまでに、アルペジオパターンの先頭位置から同期タイミング間隔分経過後の位置までの区間を短縮させて出力させることを特徴とする請求項3に記載のアルペジオ演奏装置。
- 時間経過に応じた分散楽音の発音パターンデータからなるアルペジオパターンを複数記憶するアルペジオパターン記憶手段と、
アルペジオパターンに基づくアルペジオ演奏及び自動演奏の機能を備えた楽音信号生成手段と、
自動演奏がスタートしている状態でアルペジオ演奏をスタートすべき旨のスタート指示がなされたことを検出する指示検出手段と、
指示検出手段により検出されたスタート指示に応じて楽音信号生成手段を制御し、アルペジオ演奏を自動演奏の同期タイミングに合わせてスタートさせるスタート実行手段であって、スタート指示がなされたタイミングで直ちにアルペジオ演奏をスタートさせ、かつ、当該スタート指示のタイミングから次の同期タイミングまでの間に、アルペジオパターンの先頭位置から同期タイミング間隔分経過後の位置までの区間に含まれる発音パターンデータを短縮させて出力させるものと
を具備することを特徴とするアルペジオ演奏装置。 - 前記スタート実行手段は、前記スタート指示がなされたタイミングが同期タイミングから所定時間を超えて遅れている場合には、次の同期タイミングでアルペジオ演奏をスタートさせることを特徴とする請求項5に記載のアルペジオ演奏装置。
- アルペジオ演奏及び自動演奏の機能を備えた楽音信号生成手段と、
自動演奏がスタートしている状態でアルペジオ演奏をスタートすべき旨のスタート指示がなされたことを検出する指示検出手段と、
指示検出手段により検出されたスタート指示に応じて楽音信号生成手段を制御し、アルペジオ演奏を自動演奏の同期タイミングに合わせてスタートさせるスタート実行手段であって、スタート指示がなされたタイミングで直ちにアルペジオ演奏をスタートさせ、かつ、当該スタート指示のタイミングから次の次の同期タイミングまでに、アルペジオパターンの先頭位置から同期タイミング間隔分経過後の位置までの区間を伸長させて出力させるものと
を具備することを特徴とするアルペジオ演奏装置。 - 前記スタート実行手段は、前記スタート指示がなされたタイミングが同期タイミングから所定時間以内で遅れている場合には、当該スタート指示のタイミングで直ちにアルペジオ演奏をスタートさせ、かつ、当該スタート指示のタイミングから次の同期タイミングまでに、アルペジオパターンの先頭位置から同期タイミング間隔分経過後の位置までの区間を短縮させて出力させることを特徴とする請求項7に記載のアルペジオ演奏装置。
- 時間経過に応じた分散楽音の発音パターンデータからなるアルペジオパターンを複数記憶するアルペジオパターン記憶手段と、複数のアルペジオ演奏系列を備え、系列毎にアルペジオパターンに基づくアルペジオ演奏の楽音信号を生成する楽音信号生成手段とを具備し、アルペジオ演奏装置として機能するコンピュータに、
複数のアルペジオ演奏系列の何れかがスタートしている状態で他のアルペジオ演奏系列をスタートすべき旨のスタート指示がなされたことを検出する指示検出ステップと、
指示検出ステップで検出されたスタート指示に応じて楽音信号生成手段を制御し、スタートすべき他のアルペジオ演奏系列を、既にスタートしているアルペジオ演奏系列の同期タイミングに合わせてスタートさせるスタート実行ステップであって、スタート指示がなされたタイミングで直ちに他のアルペジオ演奏系列をスタートさせ、かつ、当該スタート指示のタイミングから次の同期タイミングまでの間に、アルペジオパターンの先頭位置から同期タイミング間隔分経過後の位置までの区間に含まれる発音パターンデータを短縮させて出力させるものと
から成る手順を実行させるアルペジオ演奏プログラム。 - 複数のアルペジオ演奏系列を備えた楽音信号生成手段を具備し、アルペジオ演奏装置として機能するコンピュータに、
複数のアルペジオ演奏系列の何れかがスタートしている状態で他のアルペジオ演奏系列をスタートすべき旨のスタート指示がなされたことを検出する指示検出ステップと、
指示検出ステップで検出されたスタート指示に応じて楽音信号生成手段を制御し、スタートすべき他のアルペジオ演奏系列を、既にスタートしているアルペジオ演奏系列の同期タイミングに合わせてスタートさせるスタート実行ステップであって、スタート指示がなされたタイミングで直ちに他のアルペジオ演奏系列をスタートさせ、かつ、当該スタート指示のタイミングから次の次の同期タイミングまでに、アルペジオパターンの先頭位置から同期タイミング間隔分経過後の位置までの区間を伸長させて出力させるものと
から成る手順を実行させるアルペジオ演奏プログラム。 - 時間経過に応じた分散楽音の発音パターンデータからなるアルペジオパターンを複数記憶するアルペジオパターン記憶手段と、アルペジオパターンに基づくアルペジオ演奏及び自動演奏の機能を備えた楽音信号生成手段とを具備し、アルペジオ演奏装置として機能するコンピュータに、
自動演奏がスタートしている状態でアルペジオ演奏をスタートすべき旨のスタート指示がなされたことを検出する指示検出ステップと、
指示検出ステップで検出されたスタート指示に応じて楽音信号生成手段を制御し、アルペジオ演奏を自動演奏の同期タイミングに合わせてスタートさせるスタート実行ステップであって、スタート指示がなされたタイミングで直ちにアルペジオ演奏をスタートさせ、かつ、当該スタート指示のタイミングから次の同期タイミングまでの間に、アルペジオパターンの先頭位置から同期タイミング間隔分経過後の位置までの区間に含まれる発音パターンデータを短縮させて出力させるもの
とから成る手順を実行させるアルペジオ演奏プログラム。 - アルペジオ演奏及び自動演奏の機能を備えた楽音信号生成手段を具備し、アルペジオ演奏装置として機能するコンピュータに、
自動演奏がスタートしている状態でアルペジオ演奏をスタートすべき旨のスタート指示がなされたことを検出する指示検出ステップと、
指示検出ステップで検出されたスタート指示に応じて楽音信号生成手段を制御し、アルペジオ演奏を自動演奏の同期タイミングに合わせてスタートさせるスタート実行ステップであって、スタート指示がなされたタイミングで直ちにアルペジオ演奏をスタートさせ、かつ、当該スタート指示のタイミングから次の次の同期タイミングまでに、アルペジオパターンの先頭位置から同期タイミング間隔分経過後の位置までの区間を伸長させて出力させるものと
から成る手順を実行させるアルペジオ演奏プログラム。
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