JP6569479B2 - 音楽機器及びプログラム - Google Patents

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Description

この発明は、例えばアルペジエータを備えた電子楽器など、入力された音データに対して何らかの効果処理を施す効果モジュールを備えた音楽機器及びプログラムに関し、詳しくは、前記効果モジュールの結線を設定するための技術に関する。
従来、鍵盤への押鍵に応じたアルペジオ演奏を自動生成するアルペジエータを備えた電子楽器が知られる。かかる電子楽器を外部機器に接続して使用する場合、押鍵に応じたアルペジオ演奏を外部機器に出力するか、又は、出力しないかを選択できるようになっている。例えば下記特許文献1では、前記選択を行うために、アルペジエータに対する入力として、押鍵に応じた演奏情報又は外部機器から入力された演奏情報の何れかを選択する第1スイッチと、外部機器に対する出力として、アルペジエータから出力されたアルペジオ演奏情報又はアルペジエータを通っていない演奏情報の何れかを選択する第2スイッチとの2つのスイッチの設定を行う必要があった。
また、電子楽器にパーソナルコンピュータ等の外部機器を接続した音楽制作環境において、該電子楽器及び該外部機器の間で相互に各種データを送受信することで、電子楽器から出力された演奏情報を外部機器に録音することや、該外部機器に録音された演奏情報を電子楽器で再生することなど、様々な機能を実現することが知られている。例えば、電子楽器で行われた演奏に応じたアルペジオ演奏を外部機器に録音する場合、録音方法の一例として、(1)鍵盤操作に応じてアルペジエータにより生成されたアルペジオ演奏情報を外部機器で録音する方法がある。この場合、録音時には、電子楽器側では外部機器からの入力をオフに設定し、外部機器から録音中のアルペジオ演奏情報が戻らないように設定する必要がある。そして、外部機器に録音されたアルペジオ演奏の再生時には、アルペジエータをオフして、該外部機器に録音されたアルペジオ演奏情報は、電子楽器に入力され、アルペジエータに通さずに再生される。したがって、電子楽器において、録音時と再生時とでアルペジエータのオンオフや、外部入力設定を変更する必要がある。
また、前記音楽制作環境におけるアルペジオ演奏の別の録音方法として、(2)アルペジエータを通さない演奏情報を外部機器に録音し、該外部機器で録音された演奏情報を再生するときに、該録音された演奏情報を電子楽器に入力して、該入力された演奏情報をアルペジエータを通して再生する方法がある。前記(1)と前記(2)の録音方法を使い分けるためは、アルペジエータへの入力設定、アルペジエータからの出力設定、外部出力設定、外部入力設定、アルペジエータのオンオフ設定など、様々な設定を組み合わせる必要がある。
更に、電子楽器にパーソナルコンピュータ等の外部機器を接続した音楽制作環境においては、パーソナルコンピュータに接続した状態で電子楽器を使用する場合と、パーソナルコンピュータとは切り離して電子楽器を使用する場合とでも各種設定を変更する必要がある。
このように、電子楽器にパーソナルコンピュータ等の外部機器を接続した音楽制作環境においては、様々な使用場面に応じて適切な設定を行う必要がある。また、かかる電子楽器の設定は、仕組みが複雑であり、ユーザにとって分りにくい。
使用場面等に応じて効果モジュールの出力先を切り替える手法として、例えば、下記特許文献1は、複数のチャンネルを備え、何れか1以上の任意のチャンネルにエフェクタを挿入可能なデジタルオーディオミキサにおいて、連動モードを設定でき、連動モードがオンのときにエフェクタを編集対象として選択した場合、該エフェクタの挿入されているチャンネルのオーディオ信号をモニタ出力から出力することを開示している。
特開平10−274985号公報
この発明は、上述の点に鑑みてなされたもので、音データに対して効果処理を施す効果モジュールの結線設定を簡単に行えるようにした音楽機器及びプログラムを提供することを目的とする。
この発明は、第1音データを入力する第1入力部と、第2音データを入力する第2入力部と、前記第1音データ又は前記第2音データに効果処理を施す効果モジュールと、前記第1入力部に対応する第1出力部と、前記第2入力部に対応する第2出力部と、第1モード又は第2モードを選択するモード選択部と、第1モードが選択された場合、前記効果モジュールを前記第1入力部を第1出力部に接続する第1経路に挿入し、他方、前記第2モードが設定された場合、前記効果モジュールを前記第2入力部を第2出力部に接続する第2経路に挿入するように、前記効果モジュールを移動する制御部を備える音楽機器である。
この発明に係る音楽機器は、第1モードが選択された場合、前記効果モジュールを、前記第1入力部を第1出力部に接続する第1経路に挿入し、他方、前記第2モードが選択された場合、前記効果モジュールを、前記第2入力部を第2出力部に接続する第2経路に挿入するように、前記効果モジュールを移動する制御部を備えるので、選択されたモードに応じて効果モジュールを移動するだけで、効果モジュールの結線設定を変更することができる。すなわち、使用状況に応じて適切なモードを選択するだけで、効果モジュールの結線を適切に設定することができる。効果モジュールを移動するだけで効果モジュールの結線設定を行うことができるので、複数のスイッチ等の設定を組み合わせる従来技術に比べて、シンプル且つ直感的に分り易い。また、効果モジュールを移動する構成であるため、例えば第1経路及び第2経路のそれぞれに対応付けて効果モジュールを用意しておき、各効果モジュールの有効又は無効をオンオフ設定する構成と比べると、効果モジュール数が少なくて済むので、メモリ等のリソースの消費を抑制できる。
一実施形態に係る音楽機器は、前記第1出力部は外部機器の外部入力部に接続され、前記第2入力部は前記外部機器の外部出力部に接続され、前記第1モードが選択された場合は、前記効果モジュールによる効果処理済みの前記第1音データが前記第1出力部から前記外部機器に出力され、該外部機器にて、例えば、外部入力されたデータをそのまま外部出力するようにスルー処理された前記効果処理済みの第1音データが、前記第2音データとして前記第2入力部に入力される。他方、前記第2モードが選択された場合は、前記第1音データが前記第1出力部から前記外部機器に出力され、該外部機器から該第1音データが前記第2音データとして前記第2入力部に入力されるように構成される。この場合、例えば、第1モードの場合は、電子楽器から出力された効果処理済の音データを外部機器に録音し、該外部機器に録音された効果処理済の音データを音楽機器に戻して再生することができ、第2モードの場合は、電子楽器から出力された効果処理していない音データを外部機器に録音し、該外部機器に録音された音データを音楽機器に戻して効果処理施した後に再生できる。このように、第1モード及び第2モードを使い分けるだけで2通りの異なる録音方法に適した結線設定を簡単に実現できる。また、第1モード及び第2モードの何れにおいても、録音時と再生時とで設定変更が不要である。
また、この発明は、装置の発明として実施しうるのみならず、前記音楽機器の機能を実現するステップをコンピュータに実行させるためのプログラムの発明として実施及び構成されてよい。
この発明に係る音楽機器によれば、選択されたモードに応じて効果モジュールを移動するという、シンプル且つ直感的に分り易い方法で、効果モジュールに対する結線を、使用状況に応じて適切に設定できるという優れた効果を奏する。
この発明に係る音楽機器を適用した電子楽器の概念的構成例を説明するブロック図であって、(a)は第1モードが選択された場合、(b)は第2モードが選択された場合を示す。 図1に示す電子楽器の電気的ハードウェア構成例を示すブロック図。 図2に示す電子楽器におけるメイン処理例を示すフローチャート。 電子楽器において結線図を表示する表示画面例を示す図。 図3に示すアルペジエータモジュール移動処理例を示すフローチャート。 図1に示す電子楽器を単独に接続する場合を説明する概念的ブロック図。 外部機器の接続・切断に応じたローカルスイッチオンオフ処理例を示すフローチャート。 別の実施形態に係る電子楽器の概念的構成例を示すブロック図。 この発明に係る音楽機器を適用した音響効果付与装置の概念的構成例を示すブロック図。
以下、添付図面を参照して、この発明の一実施形態について詳細に説明する。
図1(a),(b)は、この発明に係る音楽機器を適用した電子楽器の概念的構成例を示す。図1において、電子楽器100は、第1音データを入力する第1入力部101と、第2音データを入力する第2入力部102と、前記第1入力部101に対応する第1出力部103と、前記第2入力部102に対応する第2出力部104と、前記第1音データ又は前記第2音データに対して効果処理を施す効果モジュール110を備える。
一実施形態において、第1音データ及び第2音データは、MIDI(ミディ、Musical Instrument Digital Interface)形式の演奏情報からなる。第1入力部101は、例えば複数の鍵を備えた鍵盤など、演奏操作に応じた演奏情報を入力する演奏操作部からなる。第2入力部102は、例えばパーソナルコンピュータ(以下、「PC」と表記する)120等の外部機器の外部出力部に接続され、該PC120から演奏情報を入力する外部入力部からなる。第1出力部103は、PC120の外部入力部に接続され、該PC120に演奏情報を出力する外部出力部からなる。第2出力部104は、演奏情報に基づき楽音信号を生成する音源部からなる。
PC120は、演奏情報の録音、再生、編集等の各種音楽制作を行うためのソフトウアプログラム(以下、DAWソフトという)を実装しており、周知の通り、該電子楽器110との間で相互に演奏情報を各種データを送受信して、該DAWソフトによる様々な音楽作成機能を実行できる。例えば、PC120は、電子楽器100で行われた演奏操作に応じた演奏情報を、該DAWソフトによる録音機能(すなわちMIDIシーケンサ)に録音したり、該MIDIシーケンサに録音された演奏情報を電子楽器100に送信して、該電子楽器100の音源部104により該録音された演奏情報に応じた楽音を再生したり、該PC120に外部入力された演奏情報をそのまま外部出力するスルー処理をオン・オフしたり、できる。
効果モジュール110は、一例として、入力された演奏情報に基づくアルペジオ演奏情報を自動的生成するアルペジエータ(図において、「ARP」)からなる。アルペジオ演奏情報は、1又は複数の音高の楽音を、或るアルペジオパターンにしたがって順次発音するアルペジオ演奏を示す。アルペジエータ110によるアルペジオ演奏情報の自動生成処理は、周知技術であり、詳細な説明を省略する。この発明に係る電子楽器100は、選択されたモードに応じてアルペジエータ110を移動することにより、アルペジエータ110に関する結線設定を変更する点に特徴がある。図1(a)は、第1モードが選択された場合の結線設定、(b)は第2モードが選択された場合の結線設定を示す。
図1(a)に示す第1モードにおいて、アルペジエータ110は、演奏操作部101と外部出力部103を接続する第1経路105に挿入される。したがって、演奏操作部101から入力された演奏情報はアルペジエータ110に入力され、該アルペジエータ110により自動生成されたアルペジオ演奏情報が外部出力部103からPC120に出力される。外部入力部102にはPC120からアルペジオ演奏情報が入力され、該外部入力部102に入力されたアルペジオ演奏情報はアルペジエータ110を通らずに音源部104に供給される。音源部104は、供給されたアルペジオ演奏情報に基づく楽音信号、即ちアルペジオ演奏音を生成する。なお、PC120側では、外部入力された演奏情報をそのまま外部出力するように設定(すなわち、スルー処理をオンに設定)しておく。
この第1モードによる結線設定は、電子楽器100で行われた演奏操作に応じたアルペジオ演奏情報を、PC120で録音することに適した設定である。この場合、録音時には、PC120に録音中のアルペジオ演奏情報を電子楽器100の外部入力部102に戻すことで、電子楽器100にて該録音中のアルペジオ演奏情報に基づくアルペジオ演奏音をモニタできる。また、PC120が録音されたアルペジオ演奏情報を再生した場合、PC120で再生中のアルペジオ演奏情報に基づくアルペジオ演奏音を、電子楽器100から発音できる。
このような、第1モードによる結線設定にて、アルペジオ演奏情報をPC120に録音する場合、PC120のMIDIシーケンサには、演奏操作に応じて自動生成された当該アルペジオ演奏音情報に基づくアルペジオ演奏を示す一連の発音イベントが順次録音される。例えば、ユーザが或る和音を1小節分の長さ演奏した場合、該和音を構成する各楽音を、或るアルペジオパターンにしたがって順次分散配置した、複数の発音イベントが1小節分の区間に録音される。このようにアルペジオ演奏情報を録音した場合、ユーザは、例えば、シーケンサに録音された各発音イベントを個別に編集できる。それにより、録音されたアルペジオ演奏の構成音を1音毎に調整又は変更できる。
他方、図1(b)に示す第2モードにおいて、アルペジエータ110は、外部入力部102と音源部104を接続する第2経路106に挿入される。この場合、演奏操作部101入力された演奏情報はアルペジエータ110を通らずに、そのまま外部出力部103からPC120に出力される。外部入力部102にはPC120から前記演奏情報が入力され、該外部入力部102に入力された演奏情報はアルペジエータ110に入力され、該アルペジエータ110により生成されたアルペジオ演奏情報が音源部104に供給される。音源部104は、供給されたアルペジオ演奏情報に基づく楽音信号、即ちアルペジオ演奏音を生成する。なお、この場合もPC120側では、スルー処理をオンに設定しておく。
この第2モードによる結線設定は、電子楽器100で行われた演奏操作に応じた演奏情報の録音時には、アルペジエータ110を通さない演奏情報をPC120に録音し、他方、PC120に録音された演奏情報の再生時に、電子楽器100が、前記録音された演奏情報に基づくアルペジオ演奏を行うことに適した設定である。この場合、録音時には、PC120に録音中の演奏情報を電子楽器100の外部入力部102に戻すことで、該電子楽器100にて該録音中の演奏情報に基づくアルペジオ演奏音をモニタできる。また、PC120に録音された演奏情報の再生時には、PC120で再生中の演奏情報を、該外部入力部102を介してアルペジエータ110に入力し、該アルペジエータ110により生成されたアルペジオ演奏情報に基づくアルペジオ演奏音を、電子楽器100にて発音できる。
このような、第2モードによる結線設定にて演奏情報をPC120に録音する場合、PC120のMIDIシーケンサには、演奏操作に応じた演奏情報に対応する発音イベントが録音される。例えば、ユーザが或る和音を1小節分の長さ演奏した場合、該和音を構成する各楽音に対応する発音イベントがそれぞれ1小節分の長さ分、録音される。すなわち、録音時には、アルペジオ演奏を構成する各楽音の音高と時間長だけが記録され、アルペジオパターンは特定されない。この場合、ユーザは、PC120に録音された演奏情報の再生時に、録音された演奏情報に対して適用するアルペジオパターンを電子楽器100にて任意に選択及び変更できる。
また、第1経路105上の第1分岐点115と、第2経路106上の第2分岐点116の間にはローカルコントロールスイッチ130が設けられている。ローカルコントロールスイッチ130は、オフのとき該分岐点115、116の間を切断し、オンのとき、分岐点115、116の間を接続する。
図1(a),(b)は、ローカルコントロールスイッチ130がオフの状態を示す。図1(a)に示す通り、第1モードが設定された場合、アルペジエータ110は、第1経路105上の、第1分岐点115より上流に挿入され、また、(b)に示す通り、第2モードが設定された場合、アルペジエータ110は、第2経路106上の、第2分岐点116より下流に挿入する。なお、本明細書において、上流及び下流とは、演奏情報(第1音データ及び第2音データ)が入力から出力へ流れる向きを基準にした表現であり、入力側(すなわち、図1において左側)を上流と言う。
図2は、電子楽器100の電気的ハードウェア構成例を示す。図2において、電子楽器100は、マイクロプロセッサユニット(CPU)1、リードオンリメモリ(ROM)2、ランダムアクセスメモリ(RAM)3、演奏操作部4、設定操作部5、表示装置6、音源回路7、外部記憶装置8及びインタフェース9を備える。CPU1は、通信バス11を介して各部2〜9に接続され、各種データ及び制御信号を相互に通信できる。
CPU1は、ROM2又はRAM3に記憶された各種のプログラムを実行して、電子楽器100の全体動作を制御する。CPU1により制御される動作は、例えば演奏情報の生成、アルペジエータ110による効果処理(アルペジオ自動生成)、演奏情報の入出力、結線設定など、図1に示す電子楽器100の各種動作を含む。ROM2及びRAM3は、CPU1が実行する各種のプログラムや各種のデータなどを格納するほか、CPU1が実行するプログラムのロード領域やワーク領域に使用される。外部記憶装置8は、ハードディスク、FD(フレキシブルディスク又はフロッピー(登録商標)ディスク)、CD(コンパクトディスク)、DVD(デジタル多目的ディスク)、あるいはフラッシュメモリ等の半導体メモリなどからなる。
演奏操作部4は、図1の第1入力部101に対応しており、例えば複数の鍵からなる鍵盤と、該鍵盤の操作に応じた操作イベントを検出する機構とを含み、該鍵盤の操作に応じた操作イベントを検出して、該操作イベントに応じた検出信号を通信バス11に出力する。押鍵操作に応じた操作イベントは、押鍵された音高を示すノートナンバや、発音開始指示を示すキーオン信号、ベロシティ等を含む。離鍵操作に応じた操作イベントは、離鍵された音高を示すノートナンバや、発音終了指示を示すキーオフ信号等を含む。
設定操作部5は、例えば後述するモード選択や音色設定等を含む各種設定や、各種情報を入力するためのスイッチ群と、各スイッチの操作に応じた操作イベントを検出する機構を含む。設定操作部5は、各スイッチの操作に応じた操作イベントを検出して、該操作イベントに応じた検出信号を通信バス11に出力する。表示装置6は、例えば液晶ディスプレイで構成され、通信バス11を介してCPU1から受信した表示制御信号に基づく各種情報を表示する。
音源回路7は、図1の第2出力部104に対応しており、通信バス11を介して供給された演奏情報に基づく楽音信号を電子的に生成し、該音源回路7に接続されたサウンドシステム10を介して楽音信号を出力する。音源回路7は、例えばFM音源、PCM音源或いは物理モデル音源等、周知のどのような楽音合成方式を用いて構成されてもよい。また、音源回路7は、ハードウェア音源装置により構成されてもよいし、或いは、CPU1又は図示外のDSP(DigitalSignalProcessor)によるソフトウェア処理により構成されてもよい。サウンドシステム10は、デジタルアナログ変換器、アンプ、スピーカなどを含み、音源回路7により生成された楽音信号を出力する。
インタフェース9は、例えばUSB、イーサネット(登録商標)等の汎用インタフェース、MIDI規格の信号を送受信するためのMIDIインタフェース、外部機器からオーディオ信号を入力したり、外部機器へオーディオ信号を出力するオーディオインタフェースを含む。電子楽器は、インタフェース9を介して、PC120に接続し、該PC120とのの間で、MIDI信号、オーディオ信号あるいは各種制御信号を含む各種情報を送受信できる。インタフェース9は、図1の第2入力部102及び第1出力部103に対応する。
図3は、電子楽器100のメイン処理例を示すフローチャートである。この処理は電子楽器100の電源投入に応じて起動する。ステップS1において、CPU1は、各種制御プログラムの実行を開始し、各種レジスタに初期値を設定する等の初期設定を行う。ステップS2において、CPU1は、モード選択操作の有無を判定する。モード選択操作によりモードが変更された場合、CPU1は、ステップS3のモジュール移動処理を行う。
モード選択操作は、前記図1(a),(b)を参照して説明した第1モード又は第2モードの何れかを選択する操作であり、例えば、設定操作部5を用いて、表示装置6に各種設定画面を呼び出し、該設定画面において第1モード又は第2モードの何れかを選択することにより行う。図4は、設定画面60の構成例を示す。設定画面60には、結線図61と、結線設定に関する各種設定を示す画像が表示される。ユーザは、例えば、設定画面60上のアルペジエータMIDI出力(図において「ArpMIDI出力」)62のオン・オフ設定により、モードを選択する。アルペジエータMIDI出力パラメータ62がオの場合に「第1モード」が選択され、アルペジエータMIDI出力パラメータ62がオの場合に「第2モード」が選択される。
また、図4に示す通り、結線図61は、演奏操作部101を示す文字「KB」、外部入力部102を示す文字「MIDI IN」、外部出力部103を示す文字「MIDI OUT」音源部104を示す文字「TG」、アルペジエータ110を示す画像63(「ARP」)、スイッチを示す画像、第1経路105を示す線64及び第2経路106を示す線65により前記図1(a),(b)に示す結線設定を表す。
図5は、前記ステップS3のモジュール移動処理例を示すフローチャートである。第1モードが選択された場合(ステップS7のyes)、CPU1は、ステップS8において、前記図1(a)に示すように、アルペジエータ110を第1経路105に挿入するよう、結線設定を行う。すなわち、演奏操作部101からの出力をアルペジエータ110の入力に接続し、該アルペジエータ110の出力を外部出力部103に接続するとともに、且つ、外部入力部102の出力をアルペジエータ110を介さず音源部104の入力に接続するように、結線が設定される。他方、第2モードが選択された場合(ステップS7のno)、CPU1は、ステップS9において、前記図1(b)に示すように、アルペジエータ110を第2経路106に挿入するように、結線設定を行う。すなわち、演奏操作部101の出力をアルペジエータ110を介さずに外部出力部103の入力に接続するとともに、外部入力部102の出力をアルペジエータ110の入力に接続し、該アルペジエータ110の出力を音源部104の入力に接続するように、結線が設定される。
前記ステップステップS3のモジュール移動処理によりアルペジエータ110を移動した場合、CPU1は、表示装置6の設定画面60における結線図61の表示を変更する。すなわち、CPU1は、モードが第1モードから第2モードに変更された場合、アルペジエータ110を示す画像63を、第1経路105を示す線64上から第2経路106を示す線65上に移動し、他方、モードが第2モードから第1モードに変更された場合、アルペジエータ110を示す画像63を、第2経路106を示す線65上から第1経路105を示す線64上に移動するよう、表示を変更する。
図3に戻ると、CPU1は、演奏操作部4の操作イベントが検出された場合や、インタフェース9を介して外部機器から演奏情報が入力された場合、ステップS4の演奏処理を行う。演奏処理は、概ね、検出された操作イベントに基づく演奏情報を生成する処理、アルペジエータ110によるアルペジオ演奏情報生成処理、音源回路7により演奏情報又はアルペジオ演奏情報に基づく楽音信号を生成する処理、演奏情報又はアルペジオ演奏情報を外部機器に出力する処理を含む。
例えば、第1モード選択時における前記ステップS4の演奏処理は以下の通りである。CPU1は、演奏操作部4から取得した操作イベントに基づいて、ノートナンバ、キーオン又はキーオフ、ベロシティを含む演奏情報を生成する。例えば、和音の演奏が行われた場合は、該和音を構成する各音に対応する演奏情報が生成される。CPU1は、該生成された演奏情報と、或るアルペジオパターンとに基づくアルペジオ演奏情報を生成する。一例として、電子楽器100のメモリ2,3又は8には、複数のアルペジオパターンのデータが記憶されており、ユーザは任意の1パターンを選択できる。そして、CPU1は、生成されたアルペジオ演奏情報をインタフェース9(第1出力部103)を介してPC120に出力する。また、CPU1は、インタフェース9(第2入力部102)を介してPC120(図1)から入力されるアルペジオ演奏情報を音源回路7に供給し、該音源回路7により該アルペジオ演奏情報に基づく楽音信号を生成して、サウンドシステム10から出力する。
また、第2モード選択時における前記ステップS4の演奏処理は以下の通りである。CPU1は、演奏操作部4から取得した操作イベントに基づいて演奏情報を生成し、該生成された演奏情報をインタフェース9(第1出力部103)を介してPC120に出力する。また、CPU1は、インタフェース9(第2入力部102)を介してPC120から入力される演奏情報と、或るアルペジオパターンとに基づくアルペジオ演奏情報を生成する。そして、CPU1は、生成されたアルペジオ演奏情報を音源回路7に供給し、該音源回路7により該アルペジオ演奏情報に基づく楽音信号を生成して、サウンドシステム10から出力する。
また、CPU1は、ステップS5において、設定操作部5の操作等に応じて、各種処理(図3における「その他」)を行う。その他の処理は、音色設定、音量調整、アルペジオパターンの選択、前記モード設定以外の各種設定など様々である。
CPU1は、電子楽器100の電源オフ操作により終了が指示されるまで(ステップS6のno)、前記ステップS2〜S5の処理を繰り返す。電源オフ操作により終了が指示された場合(ステップS6のyes)、図3のメイン処理を終了する。
このように、例えば、PC120にアルペジオ演奏情報を録音する場合と、アルペジエータを通さない演奏情報をPC120に録音して、再生時にアルペジエータの処理を行う場合とのそれぞれの使用場面に応じて、第1モード又は第2モードの何れかを選択するだけで、使用場面に応じた適切なアルペジエータ110の結線設定を行うことができる。アルペジエータ110を移動するだけで効果モジュールの結線設定を行うことができるので、複数のスイッチ類のオンオフ設定を組み合わせる従来技術に比べて、シンプル且つ直感的に分り易い。また、かかるシンプル且つ直感的に分り易い結線図61をユーザに提示することができる。
電子楽器100を、PC120とは切断して単独で使用する場合、ローカルコントロールスイッチ130をオンにして、分岐点115、116(図1参照)の間を接続する。図6は、電子楽器100を単独で使用する場合の構成例を示す。図6に示す通り、ローカルコントロールスイッチ130がオンに設定されると、分岐点115、116の間が接続され、演奏操作部101を音源部104に接続する第3経路117が形成される。この場合、演奏操作部101から入力された演奏操作に応じた演奏情報が、アルペジエータ110を通って又はアルペジエータ110を通らずに音源部104に供給される。アルペジエータ110のオンオフは、アルペジエータ機能のオンオフなど、周知の手法で制御し得る。
一実施形態において、電子楽器100は、PC120の接続・切断に応じて、ローカルコントロールスイッチ130のオンオフを自動制御する。図7は、PC120の接続・切断に応じてスイッチ130のオンオフを自動制御する処理例を示すフローチャートである。図7の処理は、CPU1がインタフェース9(外部入力部102及び外部出力部103)に対するPC120の接続又は切断を検出したときに起動する。PC120が接続された場合(ステップS10のyes)、CPU1は、ローカルコントロールスイッチ130をオフに設定する。一方、PC120が切断された場合(ステップS10のno)、ローカルコントロールスイッチ130をオンに設定する。これにより、電子楽器100をPC120に接続して使用する場合、及び、電子楽器100をPC120から切断して単独で使用する場合のそれぞれの使用場面に応じた設定変更を簡単に行うことができる。このことは、電子楽器100の単独使用と、PC120と接続しての使用とを頻繁に「行き来」するユーザにとって、きわめて便利である。
一実施形態において、前記図7に示す電子楽器100に対するPC120の接続又は切断に応じたローカルコントロールスイッチ130のオンオフの自動制御を行うか否かを、ユーザが、例えば表示装置6に表示された設定画面等から、設定できるように構成してよい。
図8は、電子楽器100の構成の変形例である。図8に示す構成では、電子楽器100は、更に、PC120とは別の機器140から第3音データを入力する第3入力部108と、PC120とは別の機器140に音データを出力する第3出力部109を備える。第3入力部108及び第3出力部109に接続される別の機器140は、例えば、電子楽器100に内蔵されたMIDIシーケンサモジュールである。この場合、内MIDIシーケンサ140におけるスルー処理がオフであることが想定される。すなわち、第3出力部109からMIDIシーケンサ140に出力された音データを、MIDIシーケンサ14が第3入力部108に入力しない(すなわち、スルー処理しない)。この旨を表現するため、図8において、1つのMIDIシーケンサ140は、第3入力部108に接続された「Seq.Play」と、第3出力部10に接続された「Seq.Rec」との2つのブロックに分けて描かれている。第3入力部108は、外部出力部103及び音源部104の両方に対応付けられており、第3入力部108から入力された音データ(MIDIシーケンサ140から出力された音データ)を、外部出力部103及び/又は音源部104に供給し得る。また、第3出力部109は、音源部104の直前に設けられた分岐点119から分岐する経路190に接続されており、該経路190を介して音源部104に供給されるものと同じ音データを出力する。したがって、音源部104に供給されるものと同じ音データを、第3出力部109を介してMIDIシーケンサ140に供給できる。なお、別の機器140は、MIDIシーケンサモジュールに限らず、電子楽器100に内蔵されたその他の処理モジュールであってもよい。更に、別の機器140は、電子楽器100に内蔵された処理モジュールに限らず、電子楽器100に外部接続されたMIDI機器、オーディオミキサなど何らかの外部機器であってもよい。また、図8に示す電子楽器100の構成の変形例は、第3入力部108及び第3出力部109と、これらに関連する経路以外については、図1等に示す電子楽器100と同様の構成であり、その詳細説明を省略する。
図9は、本発明の音楽機器の、更に別の実施形態であって、本発明の音楽機器を適用した音響効果付与装置の構成例を示すブロック図である。音響効果付与装置200は、第1オーディオ信号を入力する第1オーディオ入力部201と、第2オーディオ信号を入力する第2オーディオ入力部202と、第1オーディオ入力部201に対応付けられた第1オーディオ出力部203と、第2オーディオ入力部202に対応付けられた第2オーディオ出力部204と、第1オーディオ信号又は第2オーディオ信号に対して例えばリバーブ、ディレイ等の音響効果を付与するエフェクタモジュール(「EFX」)210を含む。第2オーディオ入力部202及び第1オーディオ出力部203には例えばPC120など外部機器が接続されており、第1オーディオ出力部203から出力されたオーディオ信号がPC120に入力され、該PC120から出力されたオーディオ信号が第2オーディオ入力部202に入力されるようになっている。この場合も、第1モードが選択された場合、エフェクタモジュール210が第1オーディオ入力部201を第1オーディオ出力部203に接続する第1経路に挿入され、他方、第2モードが選択された場合、エフェクタモジュール210が第2オーディオ入力部202を第2オーディオ出力部204に接続する第2経路に挿入されるように、エフェクタモジュール210を移動する。これにより、使用場面に応じて適切なモードを設定するだけで、エフェクタモジュール210の結線を適切に設定することができる。
以上、この発明の一実施形態を説明したが、この発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。
例えば、前記図1の構成の変形として、電子楽器100からPC120にオーディオ信号を出力し、PC120からオーディオ信号を電子楽器100に入力するように構成してもよい。
また、この発明に係る音楽機器は、演奏操作部を備えた電子楽器100に限らず、演奏操作部を持たない音源装置でもよいし、あるいは、音源部を持たない電子鍵盤装置など、その他適宜の、MIDI形式の演奏情報を扱う音楽機器に適用され得る。また、この発明に係る音楽機器は、前述した音響効果付与装置200に限らず、デジタルミキサ、オーディオ信号処理装置、録音再生機器など、その他適宜の、オーディオ信号を扱う音楽機器に適用され得る。
また、音楽機器に接続される外部機器120は、PCに限らず、電子楽器、音源装置、マルチトラック録音装置、オーディオミキサ、エフェクタなど、音データを扱う何らかの機器であってよい。
また、上記の実施例では、前記ステップS3の処理により、モード設定に応じて効果モジュール110を移動して、効果モジュール110の結線設定を行うことを説明したが、前記ステップS3の処理の別の実施形態として、モード設定に応じて、結線図61の表示上で効果モジュール63を移動する(表示位置を移動する)ことにより、結線設定をシンプル且つ簡素な形態でユーザに提示するだけでもよい。この場合、効果モジュール110の結線設定自体は、例えば複数のスイッチのオンオフの組み合わせ等により行ってもよい。この構成によれば、仮に、実際の結線やスイッチの設定が複雑であっても、ユーザにとってシンプル且つ分り易い表示を、ユーザに行うことができる。
また、前記図7のローカルコントロールスイッチ130の自動制御処理は、外部入力部102又は外部出力部103の少なくとも一方に対する外部機器120の接続又は切断を検出したときに起動するように構成してよい。
また、この発明は、装置の発明として構成及び実施するのみならず、コンピュータを、第1音データを入力する第1入力部と、第2音データを入力する第2入力部と、前記第1音データ又は前記第2音データに効果処理を施す効果モジュールと、前記第1入力部に対応する第1出力部と、前記第2入力部に対応する第2出力部とを備える音楽機器として動作させるためのプログラムであって、前記コンピュータに、第1モード又は第2モードを選択するステップと、第1モードが選択された場合、前記効果モジュールを、前記第1入力部を第1出力部に接続する第1経路に挿入し、他方、前記第2モードが選択された場合、前記効果モジュールを、前記第2入力部を第2出力部に接続する第2経路に挿入するように、前記効果モジュールを移動するステップを実行させるためのプログラムの発明として、構成及び実施されてもよい。
100 電子楽器、101 第1入力部、102 第2入力部、103 第1出力部、104 第2出力部、110 効果モジュール、120 外部機器、130 ローカルコントロールスイッチ、1 CPU、2 ROM、3 RAM、4 演奏操作部、5 設定操作部、6 表示装置、7 音源回路、8 外部記憶装置、9 インタフェース、10 サウンドシステム、11 バス、60 設定画面、61 結線図

Claims (5)

  1. 第1音データを入力する第1入力部と、
    第2音データを入力する第2入力部と、
    前記第1音データ又は前記第2音データに効果処理を施す効果モジュールと、
    前記第1入力部に対応する第1出力部と、
    前記第2入力部に対応する第2出力部と、
    第1モード又は第2モードを選択するモード選択部と、
    第1モードが選択された場合、前記効果モジュールを、前記第1入力部を第1出力部に接続する第1経路に挿入し、他方、前記第2モードが選択された場合、前記効果モジュールを前記第2入力部を第2出力部に接続する第2経路に挿入するように、前記効果モジュールを移動する制御部
    を備える音楽機器。
  2. 前記第1経路上の第1分岐点と、
    前記第2経路上の第2分岐点と、
    前記第1分岐点と第2分岐点の間の接続を開閉するスイッチと、
    前記第1出力部及び前記第2入力部に外部機器が接続されたとき、前記スイッチをオフに設定し、前記第1出力部及び前記第2入力部から外部機器が切断されたとき、前記スイッチをオンに設定するよう自動制御するスイッチ制御部を更に備え、
    前記スイッチがオフのとき、前記第1分岐点と第2分岐点の間が切断され、他方、前記スイッチがオンのとき、前記第1分岐点と第2分岐点の間が接続され、前記第1入力部を前記第2出力部に接続する第3経路が形成される請求項1に記載の音楽機器。
  3. 前記効果モジュールは、前記第1音データ又は前記第2音データに基づいて、アルペジオ演奏を示すアルペジオ演奏情報を自動生成するアルペジエータからなることを特徴とする請求項1又は2に記載の音楽機器。
  4. 前記効果モジュールは、前記第1音データ又は前記第2音データに対して音響効果を施すエフェクタからなる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の音楽機器。
  5. コンピュータを、第1音データを入力する第1入力部と、第2音データを入力する第2入力部と、前記第1音データ又は前記第2音データに効果処理を施す効果モジュールと、前記第1入力部に対応する第1出力部と、前記第2入力部に対応する第2出力部とを備える音楽機器として動作させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    第1モード又は第2モードを選択するステップと、
    第1モードが選択された場合、前記効果モジュールを、前記第1入力部を第1出力部に接続する第1経路に挿入し、他方、前記第2モードが選択された場合、前記効果モジュールを、前記第2入力部を第2出力部に接続する第2経路に挿入するように、前記効果モジュールを移動するステップ
    を実行させるためのプログラム。
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