JP3277844B2 - 自動演奏装置 - Google Patents

自動演奏装置

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JP3277844B2 JP11366397A JP11366397A JP3277844B2 JP 3277844 B2 JP3277844 B2 JP 3277844B2 JP 11366397 A JP11366397 A JP 11366397A JP 11366397 A JP11366397 A JP 11366397A JP 3277844 B2 JP3277844 B2 JP 3277844B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルペジオ演奏,
シーケンス演奏等を可能とする自動演奏装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】電子楽器において、鍵盤などの演奏に基
づいてアルペジオ演奏やシーケンス演奏ができる自動演
奏装置が知られている。アルペジオ演奏は、鍵盤で操作
されている1つの鍵、あるいは、和音となる音高の鍵な
ど、複数の鍵に対応するノートを、これらの鍵を押して
いる間、所定のリズムで刻んで1音ずつ分散発音させる
自動演奏である。一方、シーケンス演奏は、予め記憶し
た短フレーズシーケンスのノートデータを各鍵に割り当
て、鍵を押したときにこの短シーケンスデータの再生を
開始し、この鍵を離したときに再生を停止する自動演奏
である。いずれの場合も、通常は実際の押鍵状態にその
まま対応するノートは発音されない。
【0003】上述した自動演奏装置は、MIDI出力端
子,MIDI入力端子を備える。しかし、MIDIデー
タとして出力されるのは、鍵盤演奏されたノートデータ
のみであり、自動的に生成されたアルペジオ演奏やシー
ケンス演奏のノートデータは、MIDIデータとして出
力していなかった。このため、MIDIデータを入力し
て演奏を記録再生する外部装置に、アルペジオ演奏やシ
ーケンス演奏を記録できないし、演奏データを再生して
外部の音源装置でこれらの演奏を再現できないという不
都合があった。アルペジオ演奏等を外部装置に記録させ
るために、鍵盤演奏のノートデータとともに、生成され
たアルペジオ演奏等のノートデータもMIDIデータと
して出力することが考えられる。しかし、MIDIデー
タとして出力されたノートデータを記録し、この記録し
たノートデータを再度、アルペジオ演奏等のできる自動
演奏装置へと入力して元の演奏を再現しようとすると、
今度は、アルペジオ演奏等で生成されたノートデータに
対し、更にアルペジオ演奏等がなされてしまい、元とは
異なった演奏となり、奇妙な演奏になるおそれがあると
いう問題があった。
【0004】また、鍵盤演奏のノートデータにアルペジ
オ演奏等のノートデータが付加されて一旦記録されたM
IDIデータは、後で再生して編集しようとしても、両
者が混在しているため編集作業が面倒であるという問題
もあった。このように、アルペジオ演奏等の自動演奏で
生成されたノートデータをMIDI出力しようとする場
合には種々の問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した問
題点を解決するためになされたもので、鍵盤等の演奏操
作子の操作に応じて生成した自動演奏のノートデータ
を、外部装置で不都合を生じないように再現することが
できる自動演奏装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
おいては、自動演奏装置において、操作に基づいてノー
トデータを発生する鍵盤と、音源部で使用する音色の音
色データと、前記音色が使用される際に用いるアルペジ
オパターンを示すデータと、アルペジオ音を発生するた
めに使用する前記鍵盤の音域を一部とするか全部とする
かを特定する鍵盤モード指定データとを含む組としたボ
イスデータを複数記憶する記憶手段と、音色を選択する
選択手段と、前記ボイスデータの鍵盤モード指定データ
によって指定されるモードによって特定される音域にお
いて、前記鍵盤の操作によって出力するノートデータに
基づいて、選択手段による選択にかかる音色のボイスデ
ータで指定されるアルペジオパターンでノートデータを
生成するノートデータ生成手段と、前記鍵盤が出力する
ノートデータと前記ノートデータ生成手段が出力するノ
ートデータとを異なる出力チャンネルに割り当てて外部
装置に対して出力するノートデータ出力手段を有するも
のである。
【0007】請求項2に記載の発明においては、請求項
1に記載の自動演奏装置において、ノートデータ入力手
段を有し、前記ノートデータ生成手段は、前記鍵盤が出
力するノートデータ中の少なくとも一部の音域のノート
データ、および、前記ノートデータ入力手段が出力する
ノートデータ中の少なくとも一部の音域のノートデー
タ、の少なくとも一方に基づいて前記所定の自動演奏パ
ターンでノートデータを生成するものである。したがっ
て、外部の記録再生装置に記録された演奏操作子の操作
に基づく元の演奏のノートデータを外部の記録再生装置
において再生し、本自動演奏装置のノートデータ入力手
段に入力した場合には、ノートデータ生成手段は、この
ノートデータに基づいて元の演奏を不都合なく再現する
ことが可能になる。また、ノートデータ生成手段が、合
わせて、前記鍵盤が出力するノートデータも入力した場
合には、両方のノートデータに基づいた演奏が可能にな
る。
【0008】請求項3に記載の発明においては、請求項
1または2に記載の自動演奏装置において、前記鍵盤
出力するノートデータと前記ノートデータ生成手段が出
力するノートデータの双方に基づいて楽音信号を形成す
る楽音信号形成手段を有し、前記楽音信号は、双方にお
いて同一音色であることを特徴とするものである。自動
演奏装置において、鍵盤により出力されたノートデータ
に基づき形成される楽音と、ノートデータ生成手段によ
り出力されたノートデータに基づき形成される楽音と
は、同じ音色となる。通常、1つの音色についてのノー
トデータを外部装置へと出力する際は、1つの出力チャ
ンネルで出力されるが、本発明においては、1つの音色
についてのノートデータであっても、その発生元が異な
る場合には、異なる出力チャンネルで出力するようにし
た。このため、外部の記録再生装置において、両ノート
データを別々に記録再生することができるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の自動演奏装置は、音源の
モード、アルペジオ演奏/ステップシーケンス演奏等の
自動演奏モード、鍵盤のモード等に応じて、様々な演奏
状態をとることができる。以下にその一部を例示する。
図1は、本発明の実施の一形態におけるアルペジオ演奏
の第1の状態の説明図である。図中、1は鍵盤、2は結
合部、3はアルペジエータ、4は第1の音源系列、5は
第2の音源系列である。この説明図は、機能的な構成要
素間をノートデータがどのように受け渡されるかを示す
機能構成図であって、接続線はノートデータの流れを示
す。
【0010】鍵盤1は、操作された鍵の音高に対応した
ノートデータを出力する。このノートデータは、MID
I入力のチャンネルCから入力されるノートデータと結
合部2により合わされてアルペジエータ3に入力され
る。アルペジエータ3は、これらのノートデータに基づ
いて所定のアルペジオパターンでノートデータを生成
し、第1の音源系列4に出力してサウンドシステムから
楽音が再生される。音源は、第2の音源系列5も備えて
いるが、この状態においては、第1の音源系列4のみを
使用する。鍵盤演奏による鍵盤1からのノートデータ
は、MIDI出力のチャンネルAへ出力されるととも
に、アルペジエータ3で生成されたアルペジオ演奏のノ
ートデータは、MIDI出力のチャンネルBへ出力され
る。
【0011】上述した説明において、結合部2は、複数
の経路から入力されるノートデータを1つの経路上に送
出する機能を有するものであるが、アルペジエータ3の
入力部分に、この結合機能を持たせてもよい。鍵盤1の
操作による演奏時にMIDI入力からノートデータを入
力しないような場合には、この結合器2を、単なる信号
切り替え部にすることが可能である。また、鍵盤1の出
力は、アルペジエータ3とMIDI出力のチャンネルA
の2つに出力を分岐させているが、鍵盤1において、各
出力先に応じた形式で個別にノートデータを出力するよ
うにしてもよい。アルペジエータ3の出力の分岐につい
ても同様である。
【0012】図2は、本発明の実施の一形態におけるM
IDIチャンネルの設定状態の一例の説明図である。M
IDI出力チャンネルは、チャンネルA,Bの2系統を
設定可能にしている。チャンネルA,Bには、16チャ
ンネルの中から互いに異なるチャンネルを設定する。こ
の実施の形態では、鍵盤1の出力にチャンネルAを、ア
ルペジエータ3の出力にチャンネルBを設定している。
なお、後述するステップシーケンサの場合にも、その出
力にはチャンネルBを設定する。MIDI入力チャンネ
ルは、チャンネルC,Dの2系統を設定可能にしてお
り、16チャンネルの中からチャンネルを設定するが、
図1に示した実施の形態では、チャンネルDは使用しな
い。
【0013】図1に戻って、アルペジオ演奏の第1の状
態を説明する。この状態では、音源モードは第1の音源
系列のシングルモードを選択し、自動演奏モードは、第
1の音源系列を指定するアルペジオ演奏モードとしてい
るので、アルペジエータ3は第1の音源系列に設定され
ている。鍵盤1の鍵盤モードは全鍵とも同じ動作をする
ノーマルモードとしている。音源モードには、第1の音
源系列または第2の音源系列のいずれかのシングルモー
ドと、両音源系列を同時に選択するデュアルモードがあ
り、これらは図示しないパネルスイッチによりユーザが
選択する。これに対し、鍵盤モードの設定、第1,第2
の音源系列4,5への音色の設定、アルペジエータ/ス
テップシーケンス等の自動演奏の有無の設定、および、
この自動演奏モードで発生させる音源系列の設定は、ボ
イス(音色)パラメータとしてボイス毎に記憶されてお
り、図示しないパネルスイッチによりユーザがボイス
(音色)を選択する際に、連動して設定される。したが
って、音源モードの選択は、ボイス応じて選択された音
源系列に対して有効となる。この実施の形態では、アル
ペジエータ3が第1の音源系列4に設定されているの
で、鍵盤1において、ユーザが1つの鍵を押鍵するか、
または、複数の鍵を同時押鍵すると、第1の音源系列4
からアルペジオ演奏音が生成され、図示しないサウンド
システムからアルペジオ演奏音が発生する。
【0014】図3は、本発明の実施の一形態におけるア
ルペジオ演奏パターン例を示す説明図である。3鍵、例
えば、和音となる鍵を同時操作する場合には、鍵を押し
ている間、これら複数の鍵に対応するノートが、順番に
所定のパターン、例えば、図3(a)〜図3(d)に示
すようなアップ,ダウン,アップダウンA,アップダウ
ンBのようなパターン、あるいは、図示しないが、休符
を含んだパターン、ランダムなパターン等に従って分散
発音が繰り返される。このパターンは、ほぼ同時に押鍵
操作された鍵の音高の中で順次発音されるが、アルペジ
オパターンの種類によっては1ないし2オクターブ上の
同じ音名のものに音高を変更して発音させる場合もある
ので、3鍵の場合に6音ないし9音からなるパターンが
生成される場合もある。また、逆に、1鍵のみを操作し
た場合には、この鍵に対応する楽音の発音が繰り返され
るか、あるいはアルペジオパターンの種類によっては操
作された鍵の1ないし2オクターブ上の音高の楽音も混
じりながら分散発音される。
【0015】これに対し、ステップシーケンス演奏と
は、図示を省略するが、1つの鍵を押すと複数ステップ
(例えば、最大16ステップ)の音符の短いシーケンス
パターンを発音する自動演奏である。シーケンスパター
ンとしては、1つのステップが何音符に対応するのかを
示すステップ長と、各ステップの音高が設定されてい
る。なお、シーケンスパターン中には、より詳細な設定
情報を含めることができる。例えば、スタッカートの度
合いを決めるために各音符についてゲートタイムが設定
される。ゲートタイムは、各音符の実際の発音持続時間
を示すものであり、絶対時間(例えば、各音符のクロッ
ク数で示される。クロックは音符の最小単位である)や
相対時間(例えば、ステップ長に対する比率)などで設
定することができる。ジャズでよく行われるスイング演
奏の動揺感を与えたい場合には、偶数拍目の発音開始時
間をずらせる量を設定しておく。このステップシーケン
ス演奏は、1つの鍵の操作に応じて複数の演奏パートを
同時に再生するものであってもよい。その場合、各パー
トのノートデータをそれぞれ別のMIDIチャンネルで
独立して出力させるとMIDIデータを受信する側で、
任意にパートを選択することができるので都合がよい。
【0016】MIDI出力チャンネルA,Bから出力さ
れたMIDIデータは、MIDIデータの記録再生が可
能な外部の装置で記録することができ、これを再生して
外部の音源でアルペジオ演奏を再現することが可能であ
る。すなわち、外部の装置がアルペジエータを備えた自
動演奏装置である場合には、チャンネルAを選択してア
ルペジエータに入力すればよい。一方、外部の装置がア
ルペジエータを備えていない場合には、チャンネルBを
選択して音源に入力すればよい。また、代わりにチャン
ネルAを選択して音源に入力すれば、元の鍵盤演奏を再
現することができる。チャンネルA,Bの両者を音源に
入力する場合には、鍵盤演奏による元のノートデータの
楽音が重複して再生されることになる。なお、自動演奏
データの記録再生方法に特に制約はなく、1トラックに
複数のチャンネルのデータが混在した形式であってもよ
いし、各チャンネルのデータがトラック毎に分かれた形
式であってもよい。
【0017】上述したような外部の装置で記録したMI
DIデータを再生し、この実施の形態の自動演奏装置で
再現することができる。MIDI出力のチャンネルAの
ノートデータを一旦外部の装置で記録した後、再生して
この装置のMIDI入力チャンネルCで入力し、このノ
ートデータを結合部2を介してアルペジエータ3に入力
する。外部の音源装置の特性は、この実施の形態の自動
演奏装置の音源装置の特性と異なる場合があり、外部の
音源装置を用いる場合には、必ずしも全く同じ楽音の演
奏を再現することはできないが、元の自動演奏装置にM
IDI入力すれば、全く同じアルペジオ演奏を再現する
ことが可能である。この実施の形態では、MIDI入力
チャンネルDに何らかのノートデータを入力しても反応
しない。
【0018】なお、鍵盤1の操作によるノートデータが
出力されているときに、MIDI入力チャンネルCから
もノートデータが入力されたときには、両方のノートデ
ータが結合部2を介して合わされることにより、アルペ
ジエータ3は、両方のノートデータに基づいたアルペジ
オ演奏を行うことになる。
【0019】上述したように、鍵盤1の操作によるノー
トデータと自動演奏のノートデータの両方を出力するよ
うにしたので、外部の記録再生装置等に鍵盤1の操作に
よる演奏とアルペジオ演奏の両方を記録再生することが
できる。しかも、演奏操作子の操作によるノートデータ
のMIDI出力チャンネルと、自動演奏のノートデータ
のMIDI出力チャンネルを異ならせたので、外部の記
録再生装置に演奏操作子の操作によるノートデータを記
録した後、再生して本自動演奏装置に再入力することに
より、元の演奏を不都合なく再現することができる。ま
た、外部の記録再生装置に自動演奏のノートデータを記
録した後、再生して外部の音源装置等に入力することに
より、本自動演奏装置を使わずとも元のアルペジオ演奏
を再現することができる。
【0020】図4は、本発明の実施の一形態におけるハ
ードウエア構成を示すブロック図である。図中、11は
バス、12は鍵盤、13は検出回路、14はRAM、1
5はROM、16はスイッチ、17は検出回路、18は
CPU、19はタイマ、20は表示回路、21は音源回
路、22は効果回路、23はサウンドシステム、24は
外部記憶装置、25はMIDIインターフェース、26
は他のMIDI機器、27は通信インターフェース、2
8は通信ネットワーク、29はサーバコンピュータであ
る。
【0021】バス11には、CPU18など複数のブロ
ックが接続されている。鍵盤12の押鍵状態は検出回路
13で検出される。RAM14には、CPU18のワー
キングエリアが設けられるとともに、音色編集バッファ
やユーザ音色群が記憶される。ユーザ音色群は、ユーザ
が編集した音色や後述する外部記憶装置24からロード
した音色データを展開する領域である。ROM15に
は、CPUプログラムのほか、プリセットデータなどが
記憶されている。スイッチ16は、音源モードの選択,
パラメータの設定などの各種の選択,設定を行う操作子
であり、検出回路17は、スイッチの状態を検出する。
CPU18は、演算処理の周期を規定するタイマ19か
らのタイマイベント信号を受けて自動演奏のための処理
を行う。表示回路20は、例えば液晶表示装置であり、
スイッチ16の選択,設定状態等を表示する。
【0022】音源回路21は、バス11を通じてCPU
18から楽音パラメータや音高、発音/消音の指示等を
を受け、ディジタルの楽音信号を生成する。効果回路2
2は、このディジタルの楽音信号に、リバーブ等の付加
やミキシング処理を行って、D/A変換回路や増幅回
路、スピーカ等からなるサウンドシステム23に出力す
る。音源の楽音発生方式は、波形メモリ方式、FM方
式、物理モデル方式、高調波合成方式、フォルマント合
成方式、基本波形発生部にVCO(電圧制御型発振
器),フィルタ部にVCF(電圧制御型フィルタ),振
幅制御部にVCA(電圧制御型増幅器)を用いたアナロ
グシンセサイザ方式等、どのような方式であってもよ
い。
【0023】1つの回路を時分割で使用することによっ
て複数の発音チャンネルを形成するようなものでもよい
し、1つの発音チャンネルが1つの回路で構成されるよ
うな形式のものであってもよい。なお、専用のハードウ
エアを用いて音源回路を構成するものに限らず、DSP
(ディジタル信号処理装置)とマイクロプログラムとを
用いて音源回路を構成するようにしてもよいし、図4に
示したCPU18とソフトウェアのプログラムとで楽音
波形の発生処理も行うようにしてもよい。
【0024】外部記憶装置24は、HDD(ハードディ
スクドライブ)、CD−ROM(コンパクトディスク・
リード・オンリィ・メモリ)ドライブ等の記憶装置であ
る。これらの外部記憶装置は必ずしも必須のものではな
いが、外部記憶装置24、例えば、HDDには、制御プ
ログラムや音色データ等の各種データを記憶しておく。
ROM15に制御プログラムが記憶されていない場合、
このHDD内のハードディスクに制御プログラムを記憶
させておき、それをRAM14に読み込むことにより、
ROM15に制御プログラムを記憶している場合と同様
の動作をCPU18にさせることができる。このように
すると、制御プログラムの追加やバージョンアップ等が
容易に行える。
【0025】CD−ROMドライブは、CD−ROMに
記憶されている制御プログラムや各種データを読み出す
装置である。読み出した制御プログラムや各種データ
は、通常、HDD内のハードディスクに書き込まれて使
用される。CD−ROMを用いることにより制御プログ
ラムの新規インストールやバージョンアップ等が容易に
行える。なお、これ以外にも、外部記憶装置24とし
て、フレキシブル磁気ディスク、MO(光磁気ディス
ク)、DVD(デジタル多目的ディスク)等、様々な形
態の記憶メディアのための装置を設けてもよい。
【0026】MIDIインターフェース25は、他のM
IDI機器26との間でMIDIデータの入出力を行
う。一方、通信インターフェース27は、例えば、モデ
ムやイーサーネットインターフェースであり、LAN
(ローカルエリアネットワーク)やインターネット、電
話網等の通信ネットワーク28を介し、サーバコンピュ
ータ29と相互接続されて制御プログラムや楽音データ
の入出力を行う。
【0027】外部記憶装置24内に制御プログラムや各
種データが記憶されていない場合、通信ネットワーク2
8を利用してサーバコンピュータ29からプログラムや
各種データをダウンロードすることができる。この実施
の形態の自動演奏装置は、クライアントとなり、通信イ
ンターフェース27および通信ネットワーク28を介し
てサーバコンピュータ29に制御プログラムや各種デー
タのダウンロードを要求するコマンドを送信する。サー
バコンピュータ29は、このコマンドを受け、要求され
た制御プログラムや各種データを、通信ネットワーク2
8を介して配信する。本装置の実施の形態の自動演奏装
置は、通信インターフェース27を介してこれらの制御
プログラムや各種データを受信して外部記憶装置24に
蓄積することにより、ダウンロードが完了する。通信ネ
ットワーク28においても、楽音データはMIDIデー
タを用いて送受信されるが、ネットワークに個別に決め
られたデータ形式を用いて送受信してもよい。
【0028】図5は、本発明の実施の一形態におけるボ
イスデータ,自動演奏パターンのメモリへの格納例の説
明図である。31はボイスデータ、32はアルペジオパ
ターン、33はステップシーケンスパターンである。ボ
イスデータ31,アルペジオパターン32,ステップシ
ーケンスパターン33は、図4に示したROM15にプ
リセットデータとして格納されているが、ユーザが編集
することもでき、この場合、プリセットデータをRAM
14上の編集バッファに展開して編集し、外部記憶装置
24保存することができる。
【0029】ボイスデータ31は、ボイス(音色)毎に
図4に示したROM15あるいはRAM14に格納され
たもので、具体的なボイスごとにそのボイスに適合した
音色データおよび設定情報が格納されている。各ボイス
に対し、通常、第1,第2の音源系列4,5という2系
列の音色を組み合わせて楽音を発生させるため、音色デ
ータも2系列の音色データを格納している。
【0030】第1,第2の音源系列4,5に対し、アル
ペジオ,ステップシーケンス等の自動演奏を行うか否
か、どのようなアルペジオパターン32やステップシー
ケンスパターン33を用いるのかも、ボイスデータ中に
パラメータとして設定されている。また、鍵盤モード
を、ノーマルモードにするか、後述するようなアルペジ
オ/ノーマルモード,パターンセレクト/ノーマルモー
ド,パターンセレクト/ノートシフトモード等のいずれ
にするかについても、ボイスデータ中にパラメータとし
て設定されている。演奏に用いるアルペジオパターン
は、各ボイスに対して1つが指定されるが、後述するス
テップシーケンスパターンは、各ボイスに対して1また
は複数種類が指定される。いずれも、指定内容はボイス
毎に異ならせることが可能である。
【0031】ボイスを選択すると、これに応じてアルペ
ジオ演奏をするのか、あるいは、ステップシーケンス演
奏をするのか、それともどちらの自動演奏も行わないの
かが設定される。アルペジオ演奏またはステップシーケ
ンス演奏を行うと設定される場合には、該自動演奏にお
いて第1の音源系列のみを用いるのか、第2の音源系列
のみを用いるのか、第1,第2の両方の系列を用いるの
かも設定される。さらには、アルペジオ演奏またはステ
ップシーケンス演奏を行う場合にどのパターンを用いて
これら自動演奏を行うのかが設定される。すなわち、ア
ルペジオパターン32は、図3を参照して例示したよう
に複数のパターンがあるが、ボイスを選択するとその中
のいずれか1つが選択される。これに対し、ステップシ
ーケンス演奏を行う場合には、複数のステップシーケン
スパターン33の内の1または複数のパターンが指定さ
れ、操作された1つの鍵の鍵盤上の位置あるいは領域に
応じて、指定された1または複数のパターンの中から1
つが選択されて用いられる。したがって、別の鍵を押す
と通常、異なるステップシーケンスパターン33でステ
ップシーケンス演奏がされる。
【0032】図6は、本発明の実施の一形態におけるア
ルペジオ演奏の第2の状態の説明図である。図中、図1
と同様な部分には同じ符号を付して説明を省略する。4
1は、図1に示した結合部2と同様な結合部である。ア
ルペジオ演奏のこの第2の状態において、音源モードは
シングルであり、この例では第1の音源系列を選択して
いる。この例では、ボイスの選択に連動して、アルペジ
エータ3が第1の音源系列4に設定されている。鍵盤モ
ードは、アルペジオ/ノーマルであり、スプリットポイ
ント(SP)未満の左側の鍵がアルペジオ演奏用の鍵と
なり、スプリットポイント(SP)以上の右側の鍵が通
常のノーマル演奏用の鍵となる。ここで、スプリットポ
イント(SP)とは、鍵盤を所定の音高を境として下の
音高の左鍵盤領域と上の音高の右鍵盤領域とで操作機能
を異ならせるためのものであり、このスプリットポイン
ト(SP)は、あらかじめプリセットされているがユー
ザが自由に設定することもできる。
【0033】鍵盤1で操作されたスプリットポイント
(SP)未満の鍵に対応したノートデータは、MIDI
入力のチャンネルCから入力されたノートデータの中か
ら、同じくスプリットポイント(SP)未満の鍵に対応
したノートデータと結合部2により合わされて、アルペ
ジエータ3に入力される。一方、鍵盤1で操作されたス
プリットポイント(SP)以上の鍵に対応したノートデ
ータは、結合部41に出力される。アルペジエータ3
は、結合部2からのノートデータに基づいて所定のアル
ペジオパターンでノートデータを生成し結合部41に出
力する。この結合部41には、MIDI入力のチャンネ
ルCから入力されたノートデータの中から、スプリット
ポイント(SP)以上の鍵に対応したノートデータも入
力され、結合部41の出力は、第1の音源系列4に出力
してサウンドシステムから楽音が再生される。音源は、
第2の音源系列5も備えているが、この状態において
は、音源モードがシングルであり、かつ第1の音源系列
が選択されているため、第2の音源系列は使用されな
い。
【0034】したがって、スプリットポイント(SP)
未満の鍵の操作により、第1の音源系列4から設定され
た音色のアルペジオ演奏音が発生するとともに、これ
に、スプリットポイント(SP)以上の鍵の操作による
ノーマル演奏音がミックスされた楽音が発生する。この
例では、アルペジオ演奏音とノーマル演奏音とは、同じ
音源系列で発音されることになる。鍵盤演奏による鍵盤
1からのノートデータは、スプリットポイント(SP)
未満のものも含んで全てのものが、MIDI出力のチャ
ンネルAに出力されるとともに、アルペジエータ3で生
成されたアルペジオ演奏のノートデータは、MIDI出
力のチャンネルBへ出力される。なお、ノートデータが
スプリットポイント(SP)未満のものであるか以上の
ものであるかは、鍵盤1およびMIDI入力手段側で判
定し、それぞれに応じた出力先を決めたり、結合器2,
41側で判定して所望のものを入力するようにしてもよ
い。
【0035】MIDI出力のチャンネルA,BからのM
IDIデータを外部の記録再生可能な装置に記録し、こ
れを再生して、外部の音源でアルペジオ演奏を再現する
ことが可能である。外部の装置がアルペジエータを備え
た自動演奏装置である場合には、チャンネルAのMID
Iデータを用いる。外部の装置がアルペジエータを備え
ていない場合には、再生されたチャンネルA,Bの両方
を選択して外部の音源に入力すればよい。チャンネルA
から得たノートデータはアルペジオ演奏の基になったノ
ートデータを含むため、チャンネルBから得たノートデ
ータと合わせて外部の音源に入力すると、元の演奏にア
ルペジオ演奏の基になったノートデータの楽音が追加さ
れたような演奏になる。元の演奏と同じ演奏を再現した
い場合は、外部の自動演奏装置側において、チャンネル
Aから得たノートデータを入力するときに、スプリット
ポイント未満のノートデータを取り込まないように設定
するか、あるいは記録後に削除すればよい。アルペジエ
ータを備えていない装置のために、本自動演奏装置にお
いて、スプリットポイント未満のノートデータを鍵盤1
からのノートデータから取り除いた後に、チャンネルA
に出力するような出力モードを設けることも可能であ
る。
【0036】上述した外部の装置で記録したノートデー
タを再生し、この実施の形態の自動演奏装置で再現する
には、外部の装置で記録したチャンネルAのノートデー
タのみをMIDI入力のチャンネルCから入力すると、
全く同じアルペジオ演奏とノーマル演奏とを合わせた演
奏を再現することができる。
【0037】図7は、本発明の実施の一形態におけるア
ルペジオ演奏の第3の状態の説明図である。図中、図1
と同様な部分には同じ符号を付して説明を省略する。5
1は、図1に示した結合部2と同様な結合部である。ア
ルペジオ演奏のこの第3の状態において、音源モードは
デュアルモードであり、第1,第2の音源系列4,5を
選択している。鍵盤モードはノーマルモードである。ま
た、アルペジエータ3は、第1の音源系列4に設定され
ている。
【0038】鍵盤1で操作された鍵の音高に対応したノ
ートデータは、チャンネルCから入力されたノートデー
タとともに結合部2を介してアルペジエータ3に入力さ
れる。アルペジエータ3は、結合部2からのノートデー
タに基づいて所定のアルペジオパターンでノートデータ
を生成し第1の音源系列4に出力する。同時に、鍵盤1
で操作された鍵の音高に対応したノートデータは、チャ
ンネルDから入力されたノートデータとともに結合部5
1を介して第2の音源系列5に出力される。第1,第2
の音源系列5の楽音は、組み合わされてサウンドシステ
ムから再生される。したがって、この例では、第1の音
源系列4からアルペジオ演奏音が発生し、第2の音源系
列5からはノーマル演奏音が発生し、アルペジオ演奏音
とノーマル演奏音とは、異なる音色で発音されることに
なる。
【0039】鍵盤1からのノートデータは、MIDI出
力のチャンネルAに出力されるとともに、アルペジエー
タ3で生成されたアルペジオ演奏のノートデータは、M
IDI出力のチャンネルBへ出力される。チャンネル
A,Bのノートデータを外部の記録再生可能な装置に記
録し、これを再生して、外部の音源でアルペジオ演奏を
再現することが可能である。すなわち、外部の装置がス
テップシーケンサを備えた自動演奏装置である場合に
は、チャンネルAのMIDIデータを用いる。外部の装
置がステップシーケンサを備えていない場合には、チャ
ンネルBを外部の音源における第1の音源系列に、チャ
ンネルAを第2の音源系列4に入力すればよい。また、
外部の装置で記録したチャンネルAのノートデータを再
生してMIDI入力のチャンネルC,Dの双方に入力す
ると、全く同じアルペジオ演奏を再現することが可能で
ある。チャンネルC,Dは同じチャンネルに設定しても
よい。
【0040】以上で、アルペジオ演奏の状態の説明を終
えるが、上述した状態以外に、アルペジオ演奏を第2の
音源系列のみに割り当てるモード、第1,第2の音源系
列の両方に割り当てる「BOTH」モード、どちらにも
割り当てず、アルペジオ演奏機能が動作しない「OF
F」のモードがある。アルペジオ演奏が第1の音源系列
4に設定されている場合に、音源モードが第2の音源系
列を選択するシングルモードであるときには、アルペジ
エータ3が働かない。これに対し、「BOTH」モード
が設定されている場合には、音源モードが第1,第2の
音源系列4,5のいずれかを選択するシングルモードで
あればアルペジエータ3が動作する。この場合、音源モ
ードがデュアルモードであれば、第1,第2の音源系列
4,5に対してアルペジエータ3が動作する。これらに
加え、動作状態は、鍵盤モードに応じても変化する。ま
た、鍵盤モードには、さらにスプリットモードもある。
このモードは、スプリットポイント(SP)を境に音色
を異ならせるもので、例えば、左側の鍵盤のノートデー
タは第1の音源系列を用い、右側の鍵盤には第2の音源
系列を用いて楽音を発生させる。このように各モードの
組み合わせに応じて多数の動作状態が存在する。
【0041】図8は、本発明の実施の一形態におけるス
テップシーケンス演奏の第1の状態の説明図である。図
中、図1,図6と同様な部分には同じ符号を付して説明
を省略する。61はステップシーケンサである。全体構
成は図6を参照して説明したアルペジオ演奏の第2の状
態と同様であり、自動演奏機能を、アルペジエータ3か
らステップシーケンサ61に置き換えたものである。音
源モードは、シングルモードである。この例では第1の
音源系列4を選択している。また、ステップシーケンサ
61は第1の音源系列4に設定されている。鍵盤モード
は、パターンセレクト/ノーマルであり、スプリットポ
イント(SP)未満の鍵の操作でステップシーケンスパ
ターンが選択され、スプリットポイント(SP)以上の
鍵操作でノーマル演奏音が発生され、ステップシーケン
スパターンの演奏音とノーマル演奏音とがミックスされ
て同じ第1の音源系列4で発音される。
【0042】鍵盤1からのノートデータは全て、MID
I出力のチャンネルAへ出力される。ステップシーケン
サ61で生成されたステップシーケンス演奏のノートデ
ータは、MIDI出力のチャンネルBへ出力される。M
IDI出力のチャンネルA,BのMIDIデータを外部
の記録再生可能な装置に記録し、これを再生して、外部
の音源でステップシーケンス演奏を再現することが可能
である。すなわち、外部の装置がステップシーケンサを
備えた自動演奏装置である場合には、チャンネルAのM
IDIデータを用いる。
【0043】外部の装置がステップシーケンサを備えて
いない場合には、チャンネルA,Bの両方を外部の音源
に入力すればよい。ただし、チャンネルAから得たノー
トデータは、ステップシーケンスパターン選択のための
ノートデータを含むため、チャンネルBから得たノート
データと合わせて音源に入力すると、元の演奏にステッ
プシーケンスパターン選択のためのノートデータが追加
されたような演奏になる。元の演奏と同じ演奏を再現し
たい場合は、外部の自動演奏装置側において、チャンネ
ルAから得たノートデータを入力するときに、スプリッ
トポイント未満のノートデータを取り込まないように設
定するか、記録後に削除すればよい。あるいは、ステッ
プシーケンサを備えていない装置のために、スプリット
ポイント未満のノートデータを鍵盤1からのノートデー
タから取り除いた後に、チャンネルAに出力するような
出力モードを設けることも可能である。
【0044】上述した外部自動演奏装置で記録したノー
トデータを再生し、この実施の形態の自動演奏装置で再
現するには、外部自動演奏装置で記録したチャンネルA
のノートデータのみをMIDI入力のチャンネルCから
入力すると、ステップシーケンス演奏とノーマル演奏を
合わせた全く同じ演奏を再現することが可能である。こ
の使用形態では、MIDI入力のチャンネルDから何ら
かのノートデータを入力しても反応しない。
【0045】図9は、本発明の実施の一形態におけるス
テップシーケンス演奏の第2の状態の説明図である。図
中、図1,図6,図8と同様な部分には同じ符号を付し
て説明を省略する。71はノートシフト部である。全体
構成は、図8を参照して説明したステップシーケンス演
奏の第1の状態と同様に、音源モードはシングルであ
る。この例では、第1の音源系列4が選択されている。
また、ステップシーケンサ61は第1の音源系列4に設
定されている。しかし、鍵盤モードは、パターンセレク
ト/ノートシフトである。スプリットポイント(SP)
未満の鍵は、ステップシーケンスパターンの選択をする
が、スプリットポイント(SP)以上の鍵操作は、ノー
マル演奏を行う代わりに、ステップシーケンス演奏のノ
ートシフト量を指定する。その結果、あらかじめ設定さ
れた基準音高から上または下方向に音高がノートシフト
したステップシーケンスパターンの演奏音が第1の音源
系列4で発音される。
【0046】鍵盤1からのノートデータは全て、MID
I出力のチャンネルAへ出力される。ノートシフト部7
1から出力されたステップシーケンスパターンのノート
データは、MIDI出力のチャンネルBへ出力される。
MIDI出力のチャンネルA,BのMIDIデータを外
部の記録再生可能な装置に記録再生して、外部の音源で
ステップシーケンス演奏を再現することが可能である。
すなわち、外部の装置がステップシーケンサとノートシ
フト部とを備えている自動演奏装置である場合には、チ
ャンネルAのMIDIデータを用いる。
【0047】外部の装置がステップシーケンサとノート
シフト部とを備えていない場合には、チャンネルBから
のノートデータを音源に入力すればよい。上述した外部
自動演奏装置で記録したノートデータを再生し、この実
施の形態の自動演奏装置で再現するには、外部装置で記
録したチャンネルAのノートデータのみをMIDI入力
のチャンネルCから入力すると、ステップシーケンス演
奏とノーマル演奏を合わせた全く同じ演奏を再現するこ
とが可能である。この使用形態では、MIDI入力のチ
ャンネルDから何らかのノートデータを入力しても反応
しない。
【0048】図10は、本発明の実施の一形態における
ステップシーケンス演奏の第3の状態の説明図である。
図中、図1,図6,図8と同様な部分には同じ符号を付
して説明を省略する。第1の音源系列4からの楽音発生
については、図8を参照して説明したステップシーケン
ス演奏の第1の状態と同様である。また、ステップシー
ケンサ61は第1の音源系列4に設定されている。ま
た、鍵盤モードは、パターンセレクト/ノーマルであ
る。しかし、音源モードは、図7を参照して説明したア
ルペジオ演奏の第3の状態と同様に、デュアルモードで
あり、鍵盤1からのノートデータとMIDI入力Dから
のノートデータとは結合部51で合わされて、第2の音
源系列5に出力される。したがって、第1の音源系列4
からスプリットポイント(SP)未満の鍵によるステッ
プシーケンス演奏音が発生するとともにスプリットポイ
ント(SP)以上の鍵によるノーマル演奏音が発生す
る。また、第2の音源系列からは、全ての鍵(スプリッ
トポイント未満+スプリットポイント以上)によるノー
マル演奏音が発生することになる。
【0049】鍵盤1からのノートデータは全て、MID
I出力のチャンネルAへ出力される。ステップシーケン
サ61で生成されたノートデータは、MIDI出力のチ
ャンネルBへ出力される。MIDI出力のチャンネル
A,BのMIDIデータを外部の記録再生可能な装置に
記録し、これを再生して、外部の音源でステップシーケ
ンス演奏を再現することが可能である。
【0050】すなわち、外部の装置がステップシーケン
サを備えた自動演奏装置である場合には、チャンネルA
のMIDIデータを用いる。外部の装置がステップシー
ケンサを備えていない場合には、チャンネルAを外部の
装置の第1,第2の音源系列に、チャンネルBを第1の
音源系列4に入力すればよい。この場合、チャンネルA
から得たノートデータは、ステップシーケンスパターン
選択のためのノートデータを含む。そのため、元の演奏
と同じ演奏を再現したい場合は、外部の自動演奏装置側
において、チャンネルAから得たノートデータを第1の
音源系列4に入力するときに、スプリットポイント未満
のノートデータを取り込まないように設定するか、記録
後に削除すればよい。ステップシーケンサを備えていな
い装置のために、スプリットポイント未満のノートデー
タを鍵盤1からのノートデータから取り除いた後に、チ
ャンネルAに出力するような出力モードを設けることも
可能であるが、この場合、スプリットポイント未満のノ
ートデータは、第2の音源系列5に入力されなくなる。
元の演奏と同じ演奏を再現したい場合は、MIDI出力
としてもう1つのチャンネルを設け、スプリットポイン
ト以上のノートデータのみを、別途該新たに設けたチャ
ンネルから出力すればよい。
【0051】上述した外部装置で記録したノートデータ
を再生し、この実施の形態の自動演奏装置で再現するに
は、外部の装置で記録したチャンネルAのノートデータ
をMIDI入力のチャンネルC,Dに入力すると、全く
同じステップシーケンス演奏を再現することが可能であ
る。チャンネルC,Dは同じチャンネルに設定してもよ
い。
【0052】以上で、ステップシーケンス演奏の状態の
説明を終えるが、上述した状態以外に、アルペジオ演奏
の状態と同様に、第2の音源系列のみにステップシーケ
ンサ61を割り当てるモード、第1,第2の音源系列の
両方に割り当てる「BOTH」、どちらにも割り当て
ず、ステップシーケンス演奏が動作しない「OFF」の
モードがある。ステップシーケンサ61が第1の音源系
列4に設定されている場合に、音源モードがシングルモ
ードであって第2の音源系列が選択されているときに
は、ステップシーケンサ61が働かない。これに対し、
ステップシーケンサ61が「BOTH」に設定されてい
る場合には、音源モードがシングルであって第2の音源
系列5が割り当てられているときもステップシーケンサ
61が動作し、音源モードがデュアルであれば、第1,
第2の音源系列4,5ともステップシーケンサ61が動
作する。これらに加え、アルペジオ演奏の場合と同様
に、鍵盤モードや音源モードに応じても動作状態が変化
し、各モードの組み合わせに応じて多数の動作状態が存
在する。
【0053】図11ないし図13は、本発明の実施の一
形態における処理の流れを説明するフローチャートであ
る。自動演奏装置のメイン処理ルーチンに対して、図4
に示したタイマ19による10ms程度の一定時間ごと
の割り込みによって、キーイベント処理やMIDI入力
処理が実行される。アルペジオ演奏の処理の場合のみを
示し、また、音源モードがデュアルモード、スプリット
モードの場合の処理については詳細を省略している。
【0054】図11に示すキーイベント処理は、最初S
81において、キーイベントがあるか否かを判定する。
キーイベントがない場合には、リターンして割り込みが
終了する。キーイベントがある場合には、図13のS8
4に処理を進める。図12に示すMIDI入力処理は、
S82において、MIDI入力のチャンネルCにノート
データがあるか否かを判定し、ノートデータがない場合
は、詳細は省略するがその他のMIDI入力のチャンネ
ルのノートデータの検出処理と、それに応じたデータ処
理を行いリターンする。
【0055】図13に示す処理は、キーイベント処理お
よびMIDI入力処理に共通のものである。S84にお
いて、音源モードがシングルモードである場合、S85
に処理を進め、たとえば、図7を参照して説明したよう
なデュアルモードである場合はS86に処理を進め、ス
プリットモードである場合はS87に処理を進め、それ
ぞれの処理の終了後はリターンする。デュアルモード,
スプリットモードの場合の処理の詳細は省略する。S8
5においては、鍵盤モードがノーマルモードであるかア
ルペジオ/ノーマルモードであるかを判定し、ノーマル
モードである場合にはS89に処理を進め、たとえば、
図6に示したようなアルペジオ/ノーマルモードである
場合には、S88に処理を進める。
【0056】S89においては、図5を参照して説明し
たボイスデータの指定によりアルペジエータがオンであ
るか否かが判定され、オンである場合にはS90に処理
を進め、オフである場合にはS95に処理を進める。S
90においては、パネル上の音源モード選択スイッチに
よる音源の選択系列が、ボイスデータ中でアルペジエー
タに設定された系列と同じであるか否かが判定され、同
じである場合にはS91に処理を進め、異なる場合には
S95に処理を進める。図1を参照して説明したアルペ
ジオ演奏の第1の状態の場合には、S91に処理が進
む。アルペジエータの設定系列は、図5を参照して説明
したボイスデータの中で、第1の音源系列、第2の音源
系列、両方の音源系列(=BOTH)のいずれかが設定
されている。
【0057】S91においては、アルペジオ音を生成す
るための処理が行われ、S92に処理を進める。アルペ
ジオ音の生成処理自体は公知であるので詳細は省略す
る。S92においては、アルペジオノートデータを図4
に示した音源回路21における音源の選択系列(図1の
場合には第1の音源系列4)に出力し、S93に処理を
進める。S93は、アルペジオ演奏音のノートデータを
MIDI出力のチャンネルBへ出力し、S94に処理を
進める。
【0058】一方、アルペジオ/ノーマルモードである
ことによりS85の判定処理から進められたS88にお
いて、ノートデータがスプリットポイント(SP)以上
であるか否かが判定され、スプリットポイント(SP)
未満である場合には、ノーマルモードの場合と同様にS
89に処理を進め、スプリットポイント(SP)以上で
ある場合には、S95に処理を進める。
【0059】S88,S89,S90の判定処理から進
められたS95においては、鍵盤で行う普通の演奏の処
理と同様のものとなり、アルペジオ演奏音のノートデー
タが生成されることなく、押鍵操作によるノートデータ
を音源の第1,第2の音源系列4,5のうち指定された
系列に出力し、S94に処理を進める。一方、S91に
おいてアルペジオ演奏音のノートデータが生成された場
合には、押鍵操作によるノートデータが音源系列に出力
されないために、鍵盤で行う普通の演奏に応じたノート
は発音されない。
【0060】S94においては、鍵盤の押鍵操作による
ノートデータをMIDI出力のチャンネルAへ出力して
リターンする。したがって、アルペジオ演奏、普通の演
奏のいずれの場合でも、押鍵操作によるノートデータ
は、チャンネルAでMIDI出力されることになる。な
お、ステップシーケンス演奏の場合の処理も類似した処
理で実現でき、アルペジオ演奏またはステップシーケン
ス演奏のどちらを選択するかは、図5に示したボイスデ
ータ中に記憶されている「アルペジオ/ステップシーケ
ンス選択データ」によって選択される。
【0061】上述した説明では、鍵盤演奏のMIDI出
力チャンネルであるチャンネルA,Bをそれぞれ異なる
チャンネル番号に設定したが、同じチャンネル番号に設
定するようにすることも可能である。この場合、元の演
奏時と同じ状態を矛盾なく再現するのではなく別の演奏
効果をねらった演奏となる。そのため、ユーザがチャン
ネルA,Bを自由に設定できるようにした場合におい
て、ユーザがチャンネルA,Bを同じチャンネル番号に
設定したときには、警告音または警告表示をするように
してもよい。また、アルペジオ演奏,ステップシーケン
ス演奏等の自動演奏をMIDI出力しない出力モードを
備えて、単純に鍵盤演奏のノートデータのみをMIDI
出力するモードを設けてもよい。MIDI端子は、入出
力とも各1個の端子とし、その中でMIDIチャンネル
を16チャンネル設定するのが普通であるが、各々複数
個、例えば、2個の端子を用意し、合わせて16チャン
ネルを設定したり、合わせて32チャンネルを設定して
もよい。
【0062】上述した説明では、鍵盤の押鍵操作に伴う
アルペジオ演奏,シーケンス演奏等の自動演奏の例を示
したが、予め演奏の進行順に記憶した音高パターンを演
奏操作子の操作により進める、いわゆる「ワンキープレ
イ」を本発明における自動演奏に適用してもよい。すな
わち、鍵盤操作により発生するノートデータをチャンネ
ルAでMIDI出力し、鍵盤操作により発生するノート
データに基づいて順次メモリから読み出された音高デー
タによるノートデータをチャンネルBでMIDI出力す
るようにしてもよい。
【0063】上述した説明では、自動演奏装置付きの鍵
盤楽器を前提として説明したが、弦楽器タイプ、管楽器
タイプ、打楽器タイプ等の形態をとった電子楽器でもよ
い。また、鍵盤等の演奏操作子、音源装置、自動演奏装
置等をすべて内蔵した電子楽器に限らず、それぞれが別
体の装置であり、専用の接続インターフェースやMID
Iインターフェース、各種ネットワークの通信インター
フェース等を用いて各装置を相互接続した電子楽器であ
ってもよい。
【0064】自動演奏装置付きの電子楽器のような専用
の電子楽器の形態に限らず、汎用のパーソナルコンピュ
ータに楽音発生のアプリケーションソフトウェアをイン
ストールした形態の装置でもよい。すなわち、図4を参
照して説明したハードウエア構成の各機能を、パーソナ
ルコンピュータのハードウエア構成で実現し、これに楽
音発生のアプリケーションソフトウェアをインストール
した装置でもよい。
【0065】図4に示した鍵盤12およびスイッチ16
は、パーソナルコンピュータのキーボードやマウスに置
き換え可能である。ただし、鍵盤12は、外付けの鍵盤
を用いた方が操作性がよい。表示回路は、パーソナルコ
ンピュータのディスプレイに置き換え可能である。音源
回路21,効果回路22は、外付けの音源装置を用いる
か、音源内蔵のサウンドボードを取り付けて構成する。
【0066】CPU18とアプリケーションソフトウェ
アのプログラムとで楽音波形の発生処理まで行う、いわ
ゆる「ソフト音源」を用いた構成の装置でもよい。通常
のパーソナルコンピュータの基本構成にCODECを取
り付け、このコンピュータのオペレーティングシステム
に、波形再生機能を有するCODECドライバが組み込
まれていれば「ソフト音源」を実行できる。ここでいう
CODECとは、音声インターフェース用のLSIであ
り、内部にA/D変換器、D/A変換器、サンプリング
周期発生器、波形圧縮伸張回路、DMAC(ダイレクト
アクセスメモリコントローラ)等を備えた半導体チップ
である。図4に示したサウンドシステム23には、パー
ソナルコンピュータに内蔵あるいは外付けのアンプおよ
びスピーカを用いる。アプリケーションソフトウェア
は、磁気ディスク,光ディスク,半導体メモリ等の記憶
媒体に記憶させ図24に示した外部記憶装置24からR
AM14に読み込んで実行させる。あるいは、通信ネッ
トワーク28を介してサーバコンピュータ29から供給
するようにしてもよい。
【0067】
【発明の効果】上述した説明から明らかなように、本発
明によれば、鍵盤演奏によるノートデータとアルペジオ
やシーケンス演奏のノートデータの両方をMIDI出力
するようにしたので、鍵盤演奏とアルペジオやシーケン
ス演奏の両方を外部装置において記録再生することが可
能となる効果がある。さらに、鍵盤演奏によるノートデ
ータのMIDI出力チャンネルと、アルペジオやシーケ
ンス演奏のノートデータのMIDI出力チャンネルを異
ならせるようにしたので、外部装置に記録した後、鍵盤
演奏によるノートデータのみを自動演奏装置に入力する
ことにより、元の演奏を不都合無く再現することができ
るという効果がある。また、鍵盤演奏によるノートデー
タとアルペジオやシーケンス演奏のノートデータを共に
含んだ演奏データを記録し、後で再生して編集する際に
編集作業が容易になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の一形態におけるアルペジオ演
奏の第1の状態の説明図である。
【図2】 本発明の実施の一形態におけるMIDIチャ
ンネルの設定状態の一例の説明図である。
【図3】 本発明の実施の一形態におけるアルペジオ演
奏パターン例を示す説明図である。
【図4】 本発明の実施の一形態におけるハードウエア
構成を示すブロック図である。
【図5】 本発明の実施の一形態におけるボイスデー
タ,自動演奏パターンのメモリへの格納例の説明図であ
る。
【図6】 本発明の実施の一形態におけるアルペジオ演
奏の第2の状態の説明図である。
【図7】 本発明の実施の一形態におけるアルペジオ演
奏の第3の状態の説明図である。
【図8】 本発明の実施の一形態おけるステップシーケ
ンス演奏の第1の状態の説明図である。
【図9】 本発明の実施の一形態におけるステップシー
ケンス演奏の第2の状態の説明図である。
【図10】 本発明の実施の一形態におけるステップシ
ーケンス演奏の第3の状態の説明図である。
【図11】 本発明の実施の一形態における処理の流れ
を説明する第1のフローチャートである。
【図12】 本発明の実施の一形態における処理の流れ
を説明する第2のフローチャートである。
【図13】 本発明の実施の一形態における処理の流れ
を説明する第3のフローチャートである。
【符号の説明】
1 鍵盤、2,41,51 結合部、3 アルペジエー
タ、4 第1の音源系列、5 第2の音源系列、61
ステップシーケンサ、71 ノートシフト部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作に基づいてノートデータを発生する
    鍵盤と、 音源部で使用する音色の音色データと、前記音色が使用
    される際に用いるアルペジオパターンを示すデータと、
    アルペジオ音を発生するために使用する前記鍵盤の音域
    を一部とするか全部とするかを特定する鍵盤モード指定
    データとを含む組としたボイスデータを複数記憶する記
    憶手段と、 音色を選択する選択手段と、 前記ボイスデータの鍵盤モード指定データによって指定
    されるモードによって特定される音域において、前記鍵
    盤の操作によって出力する ノートデータに基づいて、
    択手段による選択にかかる音色のボイスデータで指定さ
    れるアルペジオパターンでノートデータを生成するノー
    トデータ生成手段と、 前記鍵盤が出力するノートデータと前記ノートデータ生
    成手段が出力するノートデータとを異なる出力チャンネ
    ルに割り当てて外部装置に対して出力するノートデータ
    出力手段を有することを特徴とする自動演奏装置。
  2. 【請求項2】 ノートデータ入力手段を有し、 前記ノートデータ生成手段は、前記鍵盤が出力するノー
    トデータ中の少なくとも一部の音域のノートデータ、お
    よび、前記ノートデータ入力手段が出力するノートデー
    タ中の少なくとも一部の音域のノートデータ、の少なく
    とも一方に基づいて前記所定の自動演奏パターンでノー
    トデータを生成することを特徴とする請求項1に記載の
    自動演奏装置。
  3. 【請求項3】 前記鍵盤が出力するノートデータと前記
    ノートデータ生成手段が出力するノートデータの双方に
    基づいて楽音信号を形成する楽音信号形成手段を有し、 前記楽音信号は、双方において同一音色であることを特
    徴とする請求項1または2に記載の自動演奏装置。
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