JP3277745B2 - 音楽再生装置 - Google Patents

音楽再生装置

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JP3277745B2
JP3277745B2 JP06211595A JP6211595A JP3277745B2 JP 3277745 B2 JP3277745 B2 JP 3277745B2 JP 06211595 A JP06211595 A JP 06211595A JP 6211595 A JP6211595 A JP 6211595A JP 3277745 B2 JP3277745 B2 JP 3277745B2
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英生 小出
泰彦 藤井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラオケ演奏装置等の
音楽再生装置に係り、特に通信型のカラオケ演奏装置と
固定蓄積型のカラオケ演奏装置を統合した音楽再生装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、飲食店や家庭等に設置されるカ
ラオケ演奏装置等の音楽再生装置においては、所望する
楽曲の伴奏音楽情報、背景映像情報、歌詞文字情報がレ
ーザディスク等の記憶媒体に予め記憶されている。そし
て、利用者が所望する楽曲を選曲すると、再生伴奏音に
合わせて背景映像が写しだされると同時にこの映像に歌
詞文字が表示され、利用者が歌唱し易いように歌詞文字
の色が伴奏に合わせて変化していくようになされたもの
が広く知られている。このような固定蓄積型のカラオケ
演奏装置にあっては、レーザディスクに記憶されている
以外の楽曲については、利用することができないし、ま
た、利用頻度が高い楽曲のみならず、利用頻度が低い楽
曲も全部揃えるとなるとそれに伴う費用も膨大なものと
なり、現実的ではない。
【0003】更には、新曲が登場して、その曲をカラオ
ケ演奏装置の伴奏で歌いたい場合にあっても、その新曲
が、カラオケ演奏装置用のレーザディスクとしてカッテ
ィングされ、市販されるまでは歌うことはできず、利用
できるまでに例えば数ヵ月も待たなければならない。そ
こで、これらの問題点を一気に解決するための手段とし
て、通信カラオケ装置が最近開発されるに至った。この
通信カラオケ装置は、既発売の楽曲はもとより逐次発表
される多種類の楽曲に関する情報を情報センタがデータ
ベースとして持ち、これから選択したものを必要に応じ
て電話回線を介して個々の利用者に配信し、この配信さ
れた楽曲の中から利用者が選択して利用するものであ
る。この通信カラオケ装置には、利用者が選曲を行なう
毎に、選曲された楽曲に関する情報をセンタ側から配信
するようにした非蓄積型の装置や利用者が容量の大きな
記憶媒体、例えばハードディスクを備えておき、これに
使用頻度の高い楽曲に関する情報を蓄積しておき、この
蓄積データから所望の楽曲を選択して利用するようにし
た通信蓄積型の装置がある。この通信蓄積型の装置は、
通信回線の費用が非蓄積型の装置と比較して少なくて済
むことから、広く利用される傾向にある。
【0004】この通信蓄積型装置の記憶媒体のデータ
は、夜間等の電話回線の利用率が低い時に、毎日或いは
必要に応じてアップデートされ、早期に配信することが
できる。ところで、シンセサイザや電子ピアノ等の電子
楽器は、技術進歩により音質などの性能が格段に向上し
ており、これを駆動する情報は、音楽情報の伝達用に規
定されたMIDI(Musical Instrume
nt DigitalInterface)規格に則っ
て伝送される。ここで、MIDIとは、シンセサイザや
電子ピアノ等の楽器等の音源と連結して情報の交換を可
能とすべく定められたハードウエアとソフトウエアの規
格をいう。
【0005】このMIDI規格を用いることにより、電
子楽器制御信号を効率的に伝送することが可能となっ
た。また、このMIDI規格に属さない他の情報、例え
ば歌詞文字情報、静止画情報は可逆算術圧縮法による信
号で送信され、コーラス情報はPCM(Pulse C
ode Modulation)信号やMPEG(Mo
ving Picture Image Cordin
g Experts Group)信号により送信され
ることになる。カラオケ演奏装置の記憶装置へ蓄積され
た情報は、利用者の選曲に応じて読み出されて、再生さ
れ、利用者は再生される伴奏音楽に合わせて且つディス
プレイに表示された歌詞文字を参照しつつ歌唱すること
になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、数ある楽曲
の中には、いわゆる管理楽曲と称されて、レーザディス
ク等の固定の記憶媒体には登録することは許されてはい
るが、通信回線により配信することは規制されている楽
曲がある。このような管理楽曲として有名な曲には、例
えば「銀座の恋の物語」があり、従って、通信による配
信ができないこのような管理楽曲も利用者の要望に応え
て利用できるようにするためには、非常に効率のよい通
信型のカラオケ演奏装置の外に、従来型の、いわゆるレ
ーザディスクやビデオCD等を用いた固定蓄積型のカラ
オケ演奏装置を設けてこれら2台の装置を併用し、利用
者の要望に応えている。
【0007】一般のカラオケ演奏装置には、利用者が自
分の発声音のキーに合わせて伴奏音楽のキーをコントロ
ールすることができるようになっており、固定蓄積型の
カラオケ演奏装置では伴奏音楽情報及び肉声のコーラス
情報ともにキーコントロールできるキー制御部を有して
いるが、通信型のカラオケ装置ではMIDI情報に関し
てはソフトウエア上、音の上げ下げが容易なことから伴
奏音楽の音の劣化が生ずることなくキーコントロールを
容易に行なうことができるが、MIDI情報に含まれな
いコーラス情報はキーコントロールができず、従って、
コーラス付きの楽曲を通信型のカラオケ装置にて再生す
る場合においてキーコントロールする時には、コーラス
を付けないで伴奏音楽のみのキーコントロールを行なっ
て再生するようになっている。
【0008】この状態を図5に示す。図5は通信型の音
楽再生装置100と固定蓄積型の音楽再生装置101を
統合した従来の音楽再生装置の主要部を示している。通
信型の音楽再生装置100では、MIDI情報はMID
I再生部102にて再生されて伴奏音楽が形成され、こ
の時、キー指示部103からの指示があると、それに応
じて音の上げ下げが行なわれてキーコントロールされ
る。コーラス情報はコーラス再生部104にて再生され
て、これはミックス部105にて伴奏音楽とミックスさ
れる。尚、前述のように伴奏音楽のキーコントロールが
行なわれた時には、このコーラス情報はキーコントロー
ルできないことから再生されない。
【0009】ミックスされた音声信号は、通信型装置と
固定蓄積型装置を切替える切替スイッチ106を経た
後、増幅器107にて増幅されてスピーカ108から音
響として発せられる。マイクロフォン109から入力さ
れる利用者の歌声は、増幅器107にて伴奏音楽として
ミックスされる。固定蓄積型の音楽再生装置101は、
例えば多数のレーザディスクやビデオCD等を納めた固
定記憶媒体110を有し、これより選択された楽曲が固
定情報再生部111にて再生される。この再生情報は、
アナログ信号のため、A/D変換器112を経てキー制
御部113へ入力されて利用者に指定されたキーコント
ロールを行ない、更にD/A変換器114にて再度アナ
ログ信号へ変換される。そして、この信号は切替えスイ
ッチ106、増幅器107を経た後、スピーカ108に
て音響となって発せられる。
【0010】このように従来の装置にあっては、固定蓄
積型の装置から音楽を再生する場合には、伴奏音楽もコ
ーラスも利用者の好みに合わせてキー制御部113にて
キーコントロールを行なうことができたが、通信型の装
置から音楽を再生する場合には、MIDI情報である伴
奏音楽しかキーコントロールを行なうことかできず、コ
ーラスに関してはキーコントロールができないことから
利用者がキーを変更する場合にはコーラスを利用できな
いという問題点があった。
【0011】本発明は、以上のような問題点に着目し、
これを有効に解決すべく創案されたものであり、その目
的は通信型の音楽再生装置にてキー変更を伴うコーラス
付きの楽曲を再生する時に固定蓄積型の音楽再生装置の
キー制御部によりキーコントロールを行なうようにし
楽再生装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題点
を解決するために、MIDI再生手段、コーラス再生手
段、MIDIミックス手段、キー制御手段、制御手段を
備え、楽曲の再生を行う音楽再生装置であって、MID
I再生手段は、楽曲に含まれるMIDI情報を再生する
とともに、制御手段からのキー指示によりキー変更を行
い、コーラス再生手段は、楽曲に含まれるコーラス情報
を再生し、MIDIミックス手段は、再生されたMID
I情報と再生されたコーラス情報を混合して出力し、キ
ー制御手段は、MIDIミックス手段の出力に対し、制
御手段からのキー指示によりキー変更を行い、制御手段
は、キー変更指示がなされた際、再生される楽曲がMI
DI情報とコーラス情報を含む場合にはキー制御手段に
キー変更指示を出力し、再生される楽曲がMIDI情報
のみの場合にはMIDI再生手段にキー変更指示を出力
するように構成したものである。
【0013】
【0014】
【0015】
【実施例】以下に、本発明に係る音楽再生装置の一実施
例を添付図面に基づいて詳述する。図1はMIDI規格
に適合した本発明の音楽再生装置のブロック構成図、図
2は図1に示す装置の再生手段を主に示すブロック構成
図、図3は本発明の特徴的部分を示すブロック構成図で
ある。尚、図5に示す従来装置と同一部分については同
一符号を付す。
【0016】まず、図1に基づいて音楽再生装置の全体
構成について説明する。この音楽再生装置は、必要な楽
曲情報を通信回線を用いて入手する通信型の音楽再生装
置100と、必要な楽曲情報を予めレーザディスクやビ
デオCD等の書き替え不可能な固定的な記憶媒体に記憶
させてもっている固定蓄積型の音楽再生装置101とを
統合して有している。通信型の装置について説明する
と、カラオケ演奏装置等の通信型の音楽再生装置100
にて必要とされる情報を提供する情報センタ2は、多数
の楽曲についての伴奏音楽情報、歌詞文字情報、コーラ
スを付加する場合にはコーラス情報、静止画情報等を蓄
積した大容量の記憶媒体3を有し、各楽曲はデータベー
ス化されている。上記伴奏音楽情報は、電子楽器を駆動
するための情報であり、MIDI規格によりフォーマッ
ト化されている。
【0017】センタ制御部4は、この情報センタ2の全
体の動作を管理するものであり、このデータベースは、
必要に応じて、インターフェース5から公衆の電話回線
6を介して所定の音楽再生装置100に対して配信され
る。情報センタ2は複数の音楽再生装置を管理下にお
き、図示例ではその内の1つを示している。情報センタ
2から配信された情報は、音楽再生装置100側のイン
ターフェース7を介して装置内へ取り込まれる。制御手
段8は、例えばマイクロコンピュータ等よりなり、この
音楽再生装置全体の動作を制御するものである。
【0018】主記憶手段9は、情報センタ2から配信さ
れた多数の楽曲に関する情報、すなわちMIDI情報、
歌詞文字情報、コーラス情報、静止画情報等を記憶する
ための記憶媒体であり、多量のデータを記憶することか
ら、安価で且つ記憶容量の大きな記憶媒体、例えばハー
ドディスク等により構成される。動画情報蓄積手段10
は、例えば多数のレーザディスク等よりなり、この中に
多数の動画が予め記憶されており、各動画は演歌、フォ
ーク、ポップス等の曲種に対応して、必要に応じて読み
出される。キーボード及びリモコン装置よりなる入力手
段11は、利用者が選曲を行なったり、曲のテンポ(速
さ)を設定する情報を入力したり、キーの上げ下げを行
なってキーコントロールするものであり、そのための操
作ボタン11A等を有している。
【0019】再生手段12は、入力手段11からの選曲
情報に基づいて、制御手段8を介して主記憶手段9から
読み出してきたMIDI情報、コーラス情報、歌詞文字
情報等を再生するものであり、再生された伴奏音楽、コ
ーラスは、MIDIミックス部105を経た後、マイク
ロフォン109より入力された歌声と共に増幅器107
にてミキシングされ、スピーカ108にて音響として出
力することになる。また、選曲された楽曲の再生と同時
に、その曲種に応じて選択された動画情報が制御手段8
を介して動画情報蓄積手段10から読み出され、ディス
プレイ16にこれを表示しつつ上記再生手段12にて再
生した歌詞文字情報をスーパーインポーズしてこれを重
ね合わせて表示するようになっている。尚、動画情報蓄
積手段10は、スタンドアローン方式で構築され、独立
して動作可能になっている。一方、固定蓄積型の装置1
01中には、前述のように予め楽曲情報が記録されたレ
ーザディスク等が備えられており、この出力と通信型の
装置の出力とが選択的に使用される。
【0020】次に、図2及び図3に基づいて、図1中の
再生手段12及び固定蓄積型の音楽再生装置を主体とし
た具体的な構成について説明する。本発明の特徴的部分
は、コーラス情報付きのMIDI情報を再生するときで
あって、キーコントロールを必要とする場合には、固定
蓄積型の装置が本来持っているキー制御部にてこのキー
コントロールを行なうようにした点である。まず、再生
手段12は、制御手段8に接続されるバス17を有し、
このバス17には、書き込み・読み出し動作が早い高速
アクセス用記憶手段として、例えば再生用DRAM(D
ynamic Random Access Memo
ry)18が接続されている。
【0021】この再生用DRAM18は、主記憶手段9
から読み出した、選択された楽曲に関する情報を静止画
情報を除いて一時的に蓄積するものであり、従って、こ
の内部には、歌詞文字情報を記憶する歌詞文字エリア2
0、MIDI情報(伴奏音楽情報)を記憶するMIDI
エリア21、コーラス情報を記憶するコーラスエリア2
2等が確保されている。尚、1つの再生用DRAM中に
上記各エリアを確保するようにしたが、各エリア毎に再
生用DRAMを設けてもよいし、適当数のエリア毎に1
つのDRAMを設けるようにしてもよい。
【0022】主フォント記憶手段24は、主たる言語或
いは文字数の少ない言語のフォント情報を固定的に記憶
する媒体であり、例えばROMよりなり、フォント情報
がこの中に予め記憶される。そして、表示すべき歌詞文
字に対応するフォント情報が引き出されることになる。
ここに記憶されるフォント情報としては、使用頻度の高
い日本語は勿論のこと、文字数の少ない英語、フランス
語、ハングル文字等に関するフォント情報を記憶する。
【0023】フォント展開部25は、先の主フォント記
憶手段24から引き出された情報を展開してドット情報
に変換するものであり、例えばOFG(Outline
Font Generator)により構成される。
歌詞文字ビデオ信号形成部26は上記フォント展開部2
5にて展開して形成されたドット情報に基づいて実際の
ビデオ信号を形成する部分であり、このビデオ信号形成
部26は歌詞文字用VDP(Video Displa
y Processor)27と、ここで形成されたビ
デオ信号を一時的に記憶する歌詞文字ビデオRAM28
を有している。このビデオRAM28は、歌詞文字再生
に要する時間を考慮して複数枚、例えば4枚分の画面に
対応する歌詞文字を記憶できる容量を持ち、蓄積した情
報を順次ビデオ信号として出力するようになっている。
【0024】静止画ビデオ信号形成部29は、静止画用
のビデオ信号を形成する部分であり、このビデオ信号形
成部29は、前記主記憶手段9から読み出された静止画
情報を直接取り込んでビデオ信号を形成する静止画用V
DP(Video Display Processo
r)30と、ここで形成されたビデオ信号を一時的に記
憶する静止画ビデオRAM31を有している。このビデ
オRAM31は、表画面用の静止画を記憶する部分の外
に裏画面用のタイトル等を記憶する部分を有し、例えば
2画面の分の記憶容量を備えている。
【0025】スイッチ手段32は、上記歌詞文字ビデオ
信号形成部26から送られてきたビデオ信号と上記静止
画ビデオ信号形成部29から送られたビデオ信号或いは
前記動画情報蓄積手段10から送られたビデオ信号を選
択して重畳して出力するものであり、これによりディス
プレイ16上には、静止画或いは動画と歌詞文字が重ね
合わせて表示されることになる。
【0026】MIDI再生手段33はシンセサイザ等の
音源を有しており、MIDIエリア21から読み出され
たMIDI情報に基づいて順次、電子音を合成して再生
し、伴奏音楽を形成するものである。コーラス再生手段
34は、コーラスエリア22から引き出されたコーラス
情報に基づいてコーラス音を再生するものである。コー
ラス情報は、PCM或いはMPEG等の情報圧縮手法を
用いて先のコーラスエリア22に記憶されており、この
コーラス再生手段34にて複号化し、再生する。そし
て、このMIDI再生手段33及びコーラス再生手段3
4にて再生されたオーディオ信号は、MIDIミックス
部105にてミックスされた後にキーコントロールされ
たり、或いはされなかったりして、増幅器107にてマ
イクロフォン109からの音声信号と更に混合されて、
スピーカ108から音響として再生するようになってい
る。
【0027】上記MIDI再生手段33は、図3にも示
すようにMIDI情報をオーディオ信号に変換するMI
DI再生部102と、この再生部102に対して再生時
のキー、すなわち音の上げ下げを必要に応じて指示する
キー指示部103を含み、音のキーを何度上げるべき
か、或いは何度下げるべきかの指示がなされる。このよ
うなキーの上げ下げはMIDI規格によれば、ソフトウ
エア的に容易に行なうことができ、伴奏音楽のキーを容
易にコントロールすることができる。このキー指示部1
03に対する指示は、例えばマイクロコンピュータ等よ
りなる後述するスイッチ制御部36により行なわれる。
【0028】コーラス再生手段34は、コーラス情報を
オーディオ信号に変換するコーラス再生部104を含
み、この出力はMIDIミックス部105にてMIDI
情報のオーディオ信号とミックスされる。一方、固定蓄
積型の音楽再生装置101は、前述のように伴奏音楽や
コーラス情報等を含む楽曲情報を予め記憶したレーザデ
ィスクやビデオCD等の書き替え不可能な固定記憶媒体
110を有しており、固定情報再生部111は、上記記
憶媒体110からの音楽情報をオーディオ信号に変換す
るものである。
【0029】A/D変換器112は、オーディオ信号を
デジタル信号に変換し、D/A変換器114は 、上記
とは逆にデジタル信号をオーディオ信号に変換するもの
であり、これらA/D変換器112とD/A変換器11
4との間に接続されるキー制御部113は、固定情報再
生部111側から或いはMIDIミックス部105側か
ら送られてくるオーディオ信号のキーを必要に応じて上
げ下げしてキーコントロールを行なうものである。これ
らA/D或いはD/A変換器112、114及びキー制
御部113は、固定蓄積型の音楽再生装置101が本来
的に備えているものであり、本発明においては、必要に
応じてMIDI信号とコーラス信号のキーコントロール
を行なう時にも兼用する。そして、D/A変換器114
の出力は、上記増幅器107に接続される。
【0030】このようにきー制御部113を兼用できる
ようにするために、第1のスイッチ部37と第2のスイ
ッチ部38を設けている。第1のスイッチ部37は、上
記MIDIミックス部105の出力と上記固定情報再生
部111の出力を選択的に切替えるものであり、また、
第2のスイッチ部38は第1のスイッチ部37の出力を
直接、増幅器107側へ接続させるか、或いはキー制御
部113側へ接続させるか、選択するものである。これ
ら各スイッチ部37、38の切替え制御命令及びキー制
御部13のキー制御命令はスイッチ制御部36から出力
される。このスイッチ制御部36は、本実施例では制御
手段8にソフトウエア的に組み込むようにしているが、
前記制御手段8と別個に設けてもよい。
【0031】本発明においては、選択された楽曲がコー
ラス情報及びMIDI情報を含み、且つキー変更の指示
がなされた時には、MIDI再生部102におけるキー
コントロールを無効とし、且つMIDI情報とコーラス
情報もミックスされたオーディオ信号をキー制御部11
3にてキーコントロールするように上記各スイッチ部3
7、38等を切替え、或いは必要箇所を制御する。
【0032】次に、以上のように構成された本実施例の
動作について説明する。まず、再生時における一般的な
流れについて説明する。ハードディスク等よりなる主記
憶手段9には、情報センタ2から必要に応じて配信され
た多数の楽曲のそれぞれに対する情報、例えば伴奏音楽
用のMIDI情報、歌詞文字情報、コーラス情報、静止
画情報等が記憶されている。
【0033】入力手段11を用いて利用者が楽曲を選択
し、且つそのテンポやキーの高低を選択すると、制御手
段8は、選択された楽曲に対する1曲分の一連の情報を
主記憶手段9から読み出して、再生手段12の高速アク
セス用記憶手段、すなわち再生用DRAM18の所定の
エリアに転送される。歌詞文字の転送の際には、展開時
に参照されるシフトJISコード等が個々の文字情報に
付される。尚、静止画像情報に関しては、再生用DRA
M18ではなくて、静止画ビデオ信号形成部29の静止
画ビデオRAM31へ直接転送される。
【0034】MIDI情報には、伴奏音楽に関する情報
の外に、その曲に対するテンポ情報、歌詞文字の表示タ
イミング及び消去タイミング等も含まれており、制御手
段8は、このテンポ情報に基づいてこの装置全体の動作
基準をなすMIDIクロックを形成する。このMIDI
クロックの速さは、例えば4分音符の長さに対して24
カウントするような速さに設定されている。歌詞文字情
報には、表示すべき歌詞文字に関する情報の外に、フェ
ードイン或いはフェードアウトに関する情報、スクロー
ルに関する情報、色変わり位置に関する情報等も含まれ
ている。
【0035】次に、制御手段8は、再生用DRAM18
に記憶された情報を再生するものであり、歌詞文字エリ
ア20からは、歌詞文字情報が読み出され、これに付加
したシフトJISコード等に基づいて主フォント記憶手
段からフォント情報を読み出し、この情報に基づいてフ
ォント展開部25にてドット情報に展開する。この歌詞
文字情報のドット情報への展開は、一文字毎に繰り返し
て行われる。展開されたドット情報は、歌詞文字ビデオ
信号形成部26へ送られて、ここで通常のビデオ信号に
変換されて、歌詞文字ビデオRAM28に蓄積されつつ
送出される。
【0036】歌詞文字ビデオ信号形成部26より送出さ
れた歌詞文字ビデオ信号は、動画情報蓄積手段10にて
再生された動画ビデオ信号と或いは静止画ビデオ信号形
成部29から再生された静止画ビデオ信号とスイッチ手
段32により重畳されて、ディスプレイ16に表示され
ることになる。これと同時に、MIDIエリア21から
読み出したMIDI情報に基づいて前述のようにMID
Iクロックを形成しつつ、MIDI再生手段33にて電
子楽器による伴奏音楽を再生し、また、コーラスエリア
22からの情報に基づいてコーラス再生手段34にてコ
ーラス情報を復調する。
【0037】これらの伴奏音楽及びコーラス音は、キー
コントロールされて、或いはされないで増幅器107に
てマイクロフォン109からの歌声と混合されてスピー
カ108から音響として出力される。これにより、利用
者は、ディスプレイ16上の動画或いは静止画の下部に
表示された歌詞文字を参照しつつ伴奏音楽に合わせて歌
唱することになる。
【0038】以上は、通信型の音楽再生装置100にお
いて選曲を行なった場合の大略的な再生工程を述べた
が、固定蓄積型の音楽再生装置101において選曲を行
なった場合には、選択された楽曲の音楽情報を記憶する
レーザディスク等が固定記憶媒体110から選択され
て、その音楽情報が固定情報再生部111にて再生され
る。ここで再生されたビデオ信号は、図示しない経路を
経てディスプレイ16へ送られ、伴奏音楽とコーラス情
報等のオーディオ信号は、キーコントロールされて、或
いはされないで増幅器107へ送られ、ここでマイクロ
フォン109からの歌声と混合されてスピーカ108か
ら音響として出力される。
【0039】次に、キーコントロールされる時及びキー
コントロールされない時のスイッチ部37、38等の具
体的切替え操作を図4のフローも参照しつつ具体的に説
明する。まず、キーコントロールの有無に着目した場
合、次の4つの態様が考えられる。 コーラス情報の有無に関係なくMIDI情報再生時に
てキーコントロールを利用者が必要としない場合(キー
コントロール無)。 コーラス情報を含まず、MIDI情報のみで、キーコ
ントロールを利用者が必要とした場合(キーコントロー
ル有、[MIDI音源のみ])。 コーラス情報とMIDI情報を含み、且つ利用者がキ
ーコントロールを必要とした場合(キーコントロール
有、[MIDI,コーラス含み])。 レーザディスク等の固定記憶媒体から再生する場合
(固定記憶媒体)。ここで上記、の場合には、再生
されたオーディオ信号を、キー制御部113に通すこと
なく直接、スピーカ108側へ送って出力させ、、
の場合には、再生されたオーディオ信号をキー制御部1
13に通してキーコントロールを行なった後、スピーカ
108にて出力させる。この操作を、図4のフローを参
照して説明する。
【0040】まず、利用者が歌うべき曲を入力手段11
にて選択すると(S1)、その選択された曲が、固定記
憶媒体110中にあるのか或いは通信により配信された
ものかの判断を行なう(S2)。この判断の結果、固定
記憶媒体110に選択された曲の音楽情報が記憶されて
いるならば、以後は、固定蓄積型の音楽再生装置の再生
経路で音楽情報の再生が行なわれる。すなわち、S3に
て示すように第1のスイッチ部37を固定情報再生部1
11側の出力へ接続し(図3中にて一点鎖線で示す
側)、次にS4にて第2のスイッチ部38をキー制御部
113側へ接続する(図3中にて実線にて示す側)。こ
れにより、固定情報再生部111から出力されたオーデ
ィオ信号は、キー変更が指示されたときにはそれに対応
してキー制御部113にて、伴奏音楽だけの場合には伴
奏音楽だけが、コーラスを含む場合には、伴奏音楽とコ
ーラスがキーコントロールされて出力される。
【0041】一方、S2にて通信により配信された曲を
選択した場合には(S2の通信)、次に、選択された曲
は、MIDI情報の他に、コーラス情報を含むか否かが
判断される(S5)。ここで、NOの場合、すなわちコ
ーラス情報を含まず、MIDI情報だけの場合には、第
1のスイッチ部37をMIDIミックス部105の出力
側へ接続し(図3中にて実線にて示す側)、且つ第2の
スイッチ部38を直接、スピーカ108側へ接続し(図
3中にて一点鎖線にて示す側)、キー制御部113を迂
回させる(S6)。この場合には、キー指示部103を
有効にしておき(S7)、利用者のキー変更操作がキー
指示部103を介してMIDI再生部102にて反映さ
れるようにしておく。これにより、MIDI情報の再生
時におけるキーコントロールはMIDI再生部102に
て行なわれることになる。
【0042】次に、S5にてYESの場合、すなわち選
択された曲がMIDI情報とコーラス情報を含む場合に
は、次に利用者がキー変更を行なったか否かを判断する
(S8)。この判断の結果、NOの場合、すなわちキー
変更を行なわずにキーコントロールを必要としない場合
には、S6に行く。すなわち再生したMIDI信号とコ
ーラス信号とのミックス信号を、キー制御部113を経
ることなく直接、スピーカ108側へ送る。これに対し
て、S8にてYESの場合、すなわち利用者がキー変更
を要求した場合には、キー指示部103を無効としてこ
の時のキー変更指示をMIDI再生部102に関しては
反映させないようにする(S9)。そして、第1のスイ
ッチ部37をMIDIミックス部105の出力側に接続
し(S10)、更に、S4に行って第2のスイッチ部3
8をキー制御部113側へ接続してこのキー制御部11
3にてキーコントロールを行なう。これにより、MID
I情報は、MIDI再生部102ではキーコントロール
されずに再生され、このオーディオ信号がコーラス再生
部104からのオーディオ信号とミックスされ、このミ
ックス信号が、キー制御部113にて一所にキーコント
ロールされることになる。
【0043】このように、本発明によれば、従来の統合
型の音楽再生装置では、通信型装置のコーラス情報の再
生時には、キーコントロールができなかったが、固定蓄
積型の装置のキー制御部を用いることにより、キーコン
トロールが可能になった。また、MIDI情報とコーラ
ス情報のキーコントロールを行なうキー制御部は、固定
蓄積型の音楽再生装置が本来有しているものを兼用する
ことができるので、別途、高価な構成物品を用いること
がなくコスト高を抑制することができる。尚、上記実施
例では、増幅器107やスピーカ108としては、通信
型の音楽再生装置に本来的に設けられていたものを使用
した場合について説明したが、これに限定されず、固定
蓄積型の音楽再生装置に本来的に設けられているものを
使用してもよいのは勿論である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の音楽再生
装置によれば、次のように優れた作用効果を発揮するこ
とができる。MIDI情報とコーラス情報を含む音楽情
報を再生するときに、必要に応じて固定蓄積型装置のキ
ー制御部を用いるようにしたので、従来のキーコントロ
ールできなかった通信型装置のコーラス情報もキーコン
トロールすることができる。また、コーラス情報のキー
コントロール用に別途、高価な部品を設ける必要もない
ので、コスト高を抑制することができる。また、楽曲が
コーラス情報を含まなくてMIDI情報を含み、キー変
更指示がなされた時には、キー制御部はキー制御を行わ
ないようにするので、通信型音楽再生部が有するMID
I再生部により音の劣化が生じることなくキーの上げ下
げが容易に行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】MIDI規格に適合した本発明の音楽再生装置
のブロック構成図である。
【図2】図1に示す装置の再生手段を主に示すブロック
構成図である。
【図3】本発明の特徴的部分を示すブロック構成図であ
る。
【図4】本発明の音楽再生装置の主要部の動作を示すフ
ローチャートである。
【図5】従来の統合型の音楽再生装置の主要部を示すブ
ロック構成図である。
【符号の説明】
2…情報センタ、8…制御手段、9…記憶手段、11…
入力手段、18…再生用DRAM、21…MIDIエリ
ア、22…コーラスエリア、33…MIDI再生手段、
34…コーラス再生手段、36…スイッチ制御部、37
…第1のスイッチ部、38…第2のスイッチ部、100
…通信型の音楽再生装置、101…固定蓄積型の音楽再
生装置、102…MIDI再生部、103…キー指示
部、104…コーラス再生部、105…MIDIミック
ス部、108…スピーカ、109…マイクロフォン、1
10…固定情報再生部、113…キー制御部。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10K 15/04 302 G10H 1/00 G10H 1/00 101 G10H 1/00 102

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MIDI再生手段、コーラス再生手段、
    MIDIミックス手段、キー制御手段、制御手段を備
    え、楽曲の再生を行う音楽再生装置であって、 MIDI再生手段は、楽曲に含まれるMIDI情報を再
    生するとともに、制御手段からのキー指示によりキー変
    更を行い、 コーラス再生手段は、楽曲に含まれるコーラス情報を再
    生し、 MIDIミックス手段は、再生されたMIDI情報と再
    生されたコーラス情報を混合して出力し、 キー制御手段は、MIDIミックス手段の出力に対し、
    制御手段からのキー指示によりキー変更を行い、 制御手段は、キー変更指示がなされた際、 再生される楽曲がMIDI情報とコーラス情報を含む場
    合にはキー制御手段にキー変更指示を出力し、 再生される楽曲がMIDI情報のみの場合にはMIDI
    再生手段にキー変更指示を出力する 楽再生装置。
  2. 【請求項2】 管理楽曲が記憶された記憶媒体を再生す
    る固定蓄積型の音楽再生部を有し、 キー制御手段は、固定蓄積型の音楽再生部の出力に対し
    ても、制御手段からのキー指示によりキー変更を行い、 制御手段は、キー変更がなされた際、 再生される楽曲が管理楽曲である場合にはキー制御手段
    にキー変更指示を出力する 請求項1に記載の 音楽再生装
    置。
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