JP2991075B2 - 音楽再生装置 - Google Patents

音楽再生装置

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JP2991075B2
JP2991075B2 JP7062114A JP6211495A JP2991075B2 JP 2991075 B2 JP2991075 B2 JP 2991075B2 JP 7062114 A JP7062114 A JP 7062114A JP 6211495 A JP6211495 A JP 6211495A JP 2991075 B2 JP2991075 B2 JP 2991075B2
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  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラオケ演奏装置等の
音楽再生装置に係り、特に使用頻度の少ない外国語の文
字に関するフォント情報は必要時のみロードするように
した音楽再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、飲食店や家庭等に設置されるカ
ラオケ演奏装置等の音楽再生装置においては、所望する
楽曲の伴奏音楽情報、背景映像情報、歌詞文字情報がレ
ーザディスク等の記憶媒体に予め記憶されている。そし
て、利用者が所望する楽曲を選曲すると、再生伴奏音に
合わせて背景映像が写しだされると同時にこの映像に歌
詞文字が表示され、利用者が歌唱し易いように歌詞文字
の色が伴奏に合わせて変化していくようになされたもの
が広く知られている。このようなカラオケ演奏装置にあ
っては、レーザディスクに記憶されている以外の楽曲に
ついては、利用することができないし、また、利用頻度
が高い楽曲のみならず、利用頻度が低い楽曲も全部揃え
るとなるとそれに伴う費用も膨大なものとなり、現実的
ではない。
【0003】更には、新曲が登場して、その曲をカラオ
ケ演奏装置の伴奏で歌いたい場合にあっても、その新曲
が、カラオケ演奏装置用のレーザディスクとしてカッテ
ィングされ、市販されるまでは歌うことはできず、利用
できるまでに例えば数ヵ月も待たなければならない。そ
こで、これらの問題点を一気に解決するための手段とし
て、通信カラオケ装置が最近開発されるに至った。この
通信カラオケ装置は、既発売の楽曲はもとより逐次発表
される多種類の楽曲に関する情報を情報センタがデータ
ベースとして持ち、これから選択したものを必要に応じ
て電話回線を介して個々の利用者に配信し、この配信さ
れた楽曲の中から利用者が選択して利用するものであ
る。この通信カラオケ装置には、利用者が選曲を行なう
毎に、選曲された楽曲に関する情報をセンタ側から配信
するようにした非蓄積型の装置や利用者が容量の大きな
記憶媒体、例えばハードディスクを備えておき、これに
使用頻度の高い楽曲に関する情報を蓄積しておき、この
蓄積データから所望の楽曲を選択して利用するようにし
た蓄積型の装置がある。この蓄積型の装置は、通信回線
の費用が非蓄積型の装置と比較して少なくて済むことか
ら、広く利用される傾向にある。
【0004】この蓄積型装置の記憶媒体のデータは、夜
間等の電話回線の利用率が低い時に、毎日或いは必要に
応じてアップデートされ、早期に配信することができ
る。ところで、シンセサイザや電子ピアノ等の電子楽器
は、技術進歩により音質などの性能が格段に向上してお
り、これを駆動する情報は、音楽情報の伝達用に規定さ
れたMIDI(Musical Instrument
DigitalInterface)規格に則って伝
送される。ここで、MIDIとは、シンセサイザや電子
ピアノ等の楽器等の音源と連結して情報の交換を可能と
すべく定められたハードウエアとソフトウエアの規格を
いう。
【0005】このMIDI規格を用いることにより、電
子楽器制御信号を効率的に伝送することが可能となっ
た。また、このMIDI規格に属さない他の情報、例え
ば歌詞文字情報と静止画情報は可逆算術圧縮法による信
号で送信され、コーラス情報はPCM(Pulse C
ode Modulation)信号やMPEG(Mo
ving Picture Image Cordin
g Experts Group)信号により送信され
ることになる。カラオケ演奏装置の記憶装置へ蓄積され
た情報は、利用者の選曲に応じて読み出されて、再生さ
れ、利用者は再生される伴奏音楽に合わせて且つディス
プレイに表示された歌詞文字を参照しつつ歌唱すること
になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カラオケ演
奏装置が広く利用され、装置自体が海外に輸出されたり
或いは日本国内においても外国人により利用されたりす
る結果、歌詞文字情報を日本語以外の外国語、例えば中
国語等でも表記したり、或いはこの外国文字と併せて日
本語のルビも表記したい場合も生ずるようになった。文
字を表記するには、一般的には、その言語に対応するフ
ォント情報を記憶するフォントROMを設け、文字デー
タに対応してフォントROMから対応するフォント情報
を引き出してこれを展開することにより文字が表示され
るが、上述のように使用言語が複数に亘るとその外国語
に対応する比較的高価なフォントROMも予め用意して
おかなければならず、その分、コスト高となっていた。
特に、中国語のように文字数が非常に多い言語の場合に
は、これに用いるROMも大容量となることから、更な
るコスト高を余儀なくされていた。
【0007】また、外国語用のフォントROMを固定的
に設けた場合には、新たな外国語のフォント情報の追加
や変更が比較的困難になっていた。本発明は、以上のよ
うな問題点に着目し、これを有効に解決すべく創案さた
ものであり、その目的は、使用頻度が少なく、且つ文字
種類の多い外国語に関するフォント情報を必要に応じて
転送して利用するようにした音楽再生装置を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するために、主たる第1類の言語のフォント情報を
固定的に記憶する主フォント記憶手段と、MIDI規格
による伴奏音楽情報と歌詞文字情報とを含む楽曲に関す
る情報と、従たる第2類の言語のフォント情報である外
字フォント情報とを記憶する主記憶手段と、再生すべき
前記楽曲を選択して入力する入力手段と、前記選択され
た楽曲の楽曲に関する情報を主記憶手段から転送し記憶
するとともに、前記選択された楽曲の歌詞文字情報が前
記第2類の言語を含むならば前記第2類の言語の外字フ
ォント情報を前記主記憶手段から転送し記憶するアクセ
ス用記憶手段と、前記アクセス用記憶手段に記憶された
伴奏音楽情報から伴奏音楽信号を生成するMIDI再生
手段と、前記アクセス用記憶手段に記憶された歌詞文字
情報と前記主フォント記憶手段に記憶されたフォント情
報または前記アクセス用記憶手段に記憶された外字フォ
ント情報とから歌詞文字ビデオ信号を生成する歌詞文字
再生手段とを有するように構成したものである。
【0009】
【作用】本発明は、以上のように構成したので、入力手
段から入力された選曲に対応する歌詞文字情報が主フォ
ント情報記憶手段に記憶されているフォント情報のみで
対応できる時には、例えば日本語のみの時には、主記憶
手段からは、外字フォント情報は転送されず、通常通
り、MIDI規格の伴奏音楽情報や歌詞文字情報が転送
されて高速アクセス用記憶手段に記憶される。そして、
装置全体の動作を制御する制御手段は、この転送情報に
基づいて、MIDI情報(伴奏音楽情報)をMIDI再
生手段にて再生させると共に歌詞文字情報については、
主フォント情報記憶手段を参照しつつ展開して、歌詞文
字再生手段にて再生させる。
【0010】一方、例えば上記制御手段の判別部が、主
フォント情報記憶手段に記憶されるフォント情報以外の
外字フォント情報、例えば中国語フォント情報を必要と
すると判断した場合には、主記憶手段からは伴奏音楽情
報、歌詞文字情報に加えて、必要とする外字フォント情
報も高速アクセス用記憶手段へ転送されて記憶される。
そして、制御手段は、この転送情報に基づいて再生を行
なう。ここで、MIDI情報については上記と同様に再
生されるが、外字に関しては、主フォント情報記憶手段
ではなく、高速アクセス用記憶手段の外字フォント情報
の記憶エリアの情報を参照しつつ展開して歌詞文字再生
手段にて再生させる。
【0011】
【実施例】以下に、本発明に係る音楽再生装置の一実施
例を添付図面に基づいて詳述する。図1はMIDI規格
に適合した本発明の音楽再生装置のブロック構成図、図
2は本発明の特徴部分である再生手段を主に示すブロッ
ク構成図である。まず、図1に基づいて音楽再生装置の
全体構成について説明する。蓄積型のカラオケ演奏装置
等の音楽再生装置1にて必要とされる情報を提供する情
報センタ2は、多数の楽曲についての伴奏音楽情報、歌
詞文字情報、コーラスを付加する場合にはコーラス情
報、静止画情報及び本発明にて用いられる外字フォント
情報を蓄積した大容量の記憶媒体3を有し、各楽曲はデ
ータベース化されている。上記伴奏音楽情報は、電子楽
器を駆動するための情報であり、MIDI規格によりフ
ォーマット化されている。
【0012】センタ制御部4は、この情報センタ2の全
体の動作を管理するものであり、このデータベースは、
必要に応じて、インターフェース5から公衆の電話回線
6を介して所定の音楽再生装置1に対して配信される。
情報センタ2は複数の音楽再生装置を管理下におき、図
示例ではその内の1つを示している。情報センタ2から
配信された情報は、音楽再生装置1側のインターフェー
ス7を介して装置内へ取り込まれる。制御手段8は、例
えばマイクロコンピュータ等よりなり、この音楽再生装
置全体の動作を制御するものである。本発明において
は、この制御手段8は、後述する入力手段にて選択され
た楽曲に対応する歌詞文字情報を展開する場合に主フォ
ント情報以外の外字フォント情報を必要とするか否かの
判断を行なう判別部19を有している。
【0013】主記憶手段9は、情報センタ2から配信さ
れた多数の楽曲に関する情報、すなわちMIDI情報、
歌詞文字情報、コーラス情報、静止画情報及び本発明に
て必要とされる外字フォント情報等を記憶するための記
憶媒体であり、多量のデータを記憶することから、安価
で且つ記憶容量の大きな記憶媒体、例えばハードディス
ク等により構成される。動画情報蓄積手段10は、例え
ば多数のレーザディスク等よりなり、この中に多数の動
画が予め記憶されており、各動画は演歌、フォーク、ポ
ップス等の曲種に対応して、必要に応じて読み出され
る。キーボード及びリモコン装置よりなる入力手段11
は、利用者が選曲を行なったり、曲のテンポ(速さ)を
設定する情報を入力するものであり、そのための操作ボ
タン11A等を有している。
【0014】再生手段12は、入力手段11からの選曲
情報に基づいて、制御手段8を介して主記憶手段9から
読み出してきたMIDI情報、コーラス情報、歌詞文字
情報等を再生するものであり、再生された伴奏音楽、コ
ーラスは、マイクロフォン13より入力された歌声と共
にミキサ手段14にてミキシングされ、スピーカ15に
て音響として出力することになる。また、このミキサ手
段14は、入力信号を増幅するアンプを内蔵している。
また、選曲された楽曲の再生と同時に、その曲種に応じ
て選択された動画情報が制御手段8を介して動画情報蓄
積手段10から読み出され、ディスプレイ16にこれを
表示しつつ上記再生手段12にて再生した歌詞文字情報
をスーパーインポーズしてこれを重ね合わせて表示する
ようになっている。尚、動画情報蓄積手段10は、スタ
ンドアローン方式で構築され、独立して動作可能になっ
ている。
【0015】次に、図2に基づいて、図1中の再生手段
12を主体とした具体的な構成について説明する。本発
明の特長的部分は、再生用DRAM18に、外字フォン
ト情報を記憶するエリアを設けて、外字についてはここ
を参照して展開するようにした点である。まず、再生手
段12は、制御手段8に接続されるバス17を有し、こ
のバス17には、書き込み・読み出し動作が早い高速の
アクセス用記憶手段として、例えば再生用DRAM(D
ynamic Random Access Memo
ry)18が接続されている。
【0016】この再生用DRAM18は、主記憶手段9
から読み出した、選択された楽曲に関する情報を静止画
情報を除いて一時的に蓄積するものであり、従って、こ
の内部には、歌詞文字情報を記憶する歌詞文字エリア2
0、MIDI情報(伴奏音楽情報)を記憶するMIDI
エリア21、コーラス情報を記憶するコーラスエリア2
2及び外字フォント情報を記憶する本発明の特長である
外字フォントエリア23が確保されている。尚、1つの
再生用DRAM中に上記各エリアを確保するようにした
が、各エリア毎に再生用DRAMを設けてもよいし、適
当数のエリア毎に1つのDRAMを設けるようにしても
よい。
【0017】主フォント記憶手段24は、主たる言語或
いは文字数の少ない言語のフォント情報を固定的に記憶
する媒体であり、例えばROMよりなり、フォント情報
がこの中に予め記憶される。そして、表示すべき歌詞文
字に対応するフォント情報が引き出されることになる。
ここに記憶されるフォント情報としては、使用頻度の高
い日本語は勿論のこと、文字数の少ない英語、フランス
語、ハングル文字等に関するフォント情報を記憶する。
しかし、文字数が非常に多い言語、例えば中国語に関す
るフォント情報を記憶すると大容量が必要とされること
から、本発明では、このような言語のフォント情報はこ
こでは記憶せず、外字フォント情報として取り扱う。
【0018】フォント展開部25は、先の主フォント記
憶手段24から引き出された情報を展開してドット情報
に変換するものであり、例えばOFG(Outline
Font Generator)により構成される。
歌詞文字再生手段としての歌詞文字ビデオ信号形成部2
6は上記フォント展開部25にて展開して形成されたド
ット情報に基づいて実際のビデオ信号を形成する部分で
あり、このビデオ信号形成部26は歌詞文字用VDP
(Video Display Processor)
27と、ここで形成されたビデオ信号を一時的に記憶す
る歌詞文字ビデオRAM28を有している。このビデオ
RAM28は、歌詞文字再生に要する時間を考慮して複
数枚、例えば4枚分の画面に対応する歌詞文字を記憶で
きる容量を持ち、蓄積した情報を順次ビデオ信号として
出力するようになっている。
【0019】静止画ビデオ信号形成部29は、静止画用
のビデオ信号を形成する部分であり、このビデオ信号形
成部29は、前記主記憶手段9から読み出された静止画
情報を直接取り込んでビデオ信号を形成する静止画用V
DP(Video Display Processo
r)30と、ここで形成されたビデオ信号を一時的に記
憶する静止画ビデオRAM31を有している。このビデ
オRAM31は、表画面用の静止画を記憶する部分の外
に裏画面用のタイトル等を記憶する部分を有し、例えば
2画面の分の記憶容量を備えている。
【0020】スイッチ手段32は、上記歌詞文字ビデオ
信号形成部26から送られてきたビデオ信号と上記静止
画ビデオ信号形成部29から送られたビデオ信号或いは
前記動画情報蓄積手段10から送られたビデオ信号を選
択して重畳して出力するものであり、これによりディス
プレイ16上には、静止画或いは動画と歌詞文字が重ね
合わせて表示されることになる。
【0021】MIDI再生部33は、シンセサイザ等の
音源を有しており、MIDIエリア21から読み出され
たMIDI情報に基づいて順次、電子音を合成して再生
し、伴奏音楽を形成するものである。コーラス再生部3
4は、コーラスエリア22から引き出されたコーラス情
報に基づいてコーラス音を再生するものである。コーラ
ス情報は、PCM或いはMPEG等の情報圧縮手法を用
いて先のコーラスエリア22に記憶されており、このコ
ーラス再生部34にて復号化し、再生する。そして、こ
のMIDI再生部33及びコーラス再生部34にて再生
されたオーディオ信号は、ミキサ手段14にてマイクロ
フォン13からの音声信号と更に混合・増幅されて、ス
ピーカ15から音響として再生するようになっている。
【0022】次に、以上のように構成された本実施例の
動作について説明する。まず、再生時における一般的な
流れについて説明する。ハードディスク等よりなる主記
憶手段9には、情報センタ2から必要に応じて配信され
た多数の楽曲のそれぞれに対する情報、例えば伴奏音楽
用のMIDI情報、歌詞文字情報、コーラス情報、静止
画情報及び本発明の特長とする外字フォント情報が記憶
されている。
【0023】入力手段11を用いて利用者が楽曲を選択
し、且つそのテンポを選択すると、制御手段8は、選択
された楽曲に対する1曲分の一連の情報を主記憶手段9
から読み出して、再生手段12の高速アクセス用記憶手
段、すなわち再生用DRAM18の、所定のエリアに転
送される。ここで、制御手段8の判別部19が外字フォ
ント情報も必要であると判断した場合には、外字フォン
ト情報も併せて転送される。歌詞文字の転送の際には、
展開時に参照されるシフトJISコードが個々の文字情
報に付される。この状態は図3に示されている。尚、静
止画像情報に関しては、再生用DRAM18ではなく
て、静止画ビデオ信号形成部29の静止画ビデオRAM
31へ直接転送される。
【0024】MIDI情報には、伴奏音楽に関する情報
の外に、その曲に対するテンポ情報、歌詞文字の表示タ
イミング及び消去タイミング等も含まれており、制御手
段8は、このテンポ情報に基づいてこの装置全体の動作
基準をなすMIDIクロックを形成する。このMIDI
クロックの速さは、例えば4分音符の長さに対して24
カウントするような速さに設定されている。歌詞文字情
報には、表示すべき歌詞文字に関する情報の外に、フェ
ードイン或いはフェードアウトに関する情報、スクロー
ルに関する情報、色変わり位置に関する情報等も含まれ
ている。
【0025】次に、制御手段8は、再生用DRAM18
に記憶された情報を再生するものであり、MIDIエリ
ア21から読み出したMIDI情報に基づいて前述のよ
うにMIDIクロックを形成しつつ、MIDI再生部3
3にて電子楽器による伴奏音楽を再生し、また、コーラ
スエリア22からの情報に基づいてコーラス再生部34
にてコーラス情報を復調する。これらの伴奏音楽及びコ
ーラス音は、ミキサ手段14にてマイクロフォン13か
らの歌声と混合されてスピーカ15から音響として出力
される。
【0026】これと同時に、歌詞文字エリア20から
は、歌詞文字情報がリードされ、これに付加したシフト
JISコードに基づいて主フォント記憶手段或いは再生
用DRAM18の外字フォントエリア23からフォント
情報を読み出し、この情報に基づいてフォント展開部2
5にてドット情報に展開する。この歌詞文字情報のドッ
ト情報への展開は、一文字毎に繰り返して行われる。展
開されたドット情報は、歌詞文字ビデオ信号形成部26
へ送られて、ここで通常のビデオ信号に変換されて、歌
詞文字ビデオRAM28に蓄積されつつ送出される。
【0027】歌詞文字ビデオ信号形成部26より送出さ
れた歌詞文字ビデオ信号は、動画情報蓄積手段10にて
再生された動画ビデオ信号と或いは静止画ビデオ信号形
成部29から再生された静止画ビデオ信号とスイッチ手
段32により重畳されて、ディスプレイ16に表示され
ることになる。これにより、利用者は、ディスプレイ1
6上の動画或いは静止画の下部に表示された歌詞文字を
参照しつつ伴奏音楽に合わせて歌唱することになる。次
に、本発明に係る外字フォント情報を用いる場合のフロ
ーを図5を用いて詳しく説明する。
【0028】本実施例においては、例えば中国語を外字
として取り扱っており、中国語を含んだ歌詞文字情報に
は、後述するようにその旨を示す中国語コードが付され
ている。また、ここでは中国語の文字の上に日本語のル
ビを付すように表示する場合について図4及び図5を用
いて説明する。先ず、前述のように利用者が入力手段1
1を用いて選曲を行なうと(S1)、データ転送時に制
御手段8の判別部19がこの曲は外字フォント情報を必
要とするか否かを判断する(S2)。歌詞文字情報の一
部は、例えば図4(A)に示すように形成されており、
図中「%4」はこの後に中国語の文字が続くことを示
し、「%1」はこの後に日本語の文字が続くことを示
す。ここでは、中国語として「×」、「×」が示され、
日本語としては「あ」、「あ」が示されている。また、
中国語コード「%4」の前のアンダーラインは、ルビが
存在すること示し、中国語の後に続く2つのアンダーラ
イン間の文字、すなわち「あ」、「あ」の文字が先の中
国語に対してルビとして付すように制御することを示し
ている。
【0029】データ転送時において、判別部19が、外
字コード、すなわち中国語コード「%4」を認識しなか
った場合、例えば日本語の文字だけの場合には、外字フ
ォント情報は必要ではないので(S2にてNOの場
合)、外字フォント情報を除き、MIDI情報、歌詞文
字情報等を再生用DRAM18へ転送する(S3)。以
後は、転送したMIDI情報、歌詞文字情報等を逐次、
再生用DRAMからリードし(S4)、MIDI情報に
関してはMIDI再生部33にて再生し、歌詞文字情報
に関しては、付与されているシフトJISコードに基づ
いて主フォントROM24からフォント情報を読み出
し、これをフォント展開部25にて展開してドット情報
を得る(S5)。そして、このドット情報に基づいて歌
詞文字を再生出力すると共に、MIDI情報も再生出力
する(S6)。
【0030】これに対して、S2にてYESの場合、す
なわち外字を含んでいる場合には、MIDI情報、歌詞
文字情報等に加えて、その曲中にに必要とされる文字に
対応する外字フォント情報も再生用DRAM18へ転送
される(S7)。転送されたMIDI情報、歌詞文字情
報等は逐次、再生用DRAM18からリードされ(S
8)、MIDI情報に関してはMIDI再生部33にて
再生される。また、歌詞文字情報については、付与され
ているシフトJISコードに基づいてフォント情報を得
るのであるが、この場合、中国語コード「%4」が付い
ている場合には、再生用DRAM18の外字フォントエ
リア23を参照してフォント情報を得、これに対して日
本語コード「%1」が付いている場合には、前述したと
同様に主フォントROM26を参照してフォント情報を
得る。そして、それぞれ得られたフォント情報は、フォ
ント展開部25にて展開されてドット情報を得る(S
9)。
【0031】以後は、得られたドット情報に基づいて歌
詞文字を再生すると共にMIDI情報も再生出力する
(S6)。ここで歌詞文字の再生に際しては、図4
(A)に示すように日本語の前後には、ルビであること
を示すアンダーラインが配置されているので、ディスプ
レイ画面上、表示中国語の上方に、日本語がルビとして
表示されることになる。このときの状態は図4(B)に
示されている。このように、本実施例においては、使用
頻度が少なく、且つ文字の種類も膨大になるような外国
語の文字に関するフォント情報は、必要に応じて主記憶
手段からリードして利用するようにしたので、そのよう
な文字に対する高価なフォントROM等を設ける必要を
なくすことが可能となる。
【0032】また、外字に関するフォント情報は、アッ
プデート可能な主記憶手段側で管理するようにしたの
で、フォント情報の修正や追加を容易に行うことが可能
となる。尚、上記実施例においては、中国語を外字とし
て取り扱った場合について説明したが、この言語に限定
されず、ROM化すると大幅なコストアップを余儀なく
されるような言語にについてすべて適用しうるのは勿論
である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の音楽再生
装置によれば、次のように優れた作用効果を発揮するこ
とができる。従来必要とされていた、例えば文字種類の
多い言語に対するフォント情報を記憶した高価な記憶媒
体を無くすことができるので、大幅なコストダウンを図
ることができる。また、フォント情報の一部を書き替え
可能な記憶媒体で管理するようにしたので、フォント情
報の修正や追加を容易に行なうことができる。更には、
固定的なフォント情報記憶媒体を少なくすることができ
るので、その分、装置のコンパクト化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】MIDI規格に適合した本発明の音楽再生装置
のブロック構成図である。
【図2】本発明の特徴部分である再生手段を主に示すブ
ロック構成図である。
【図3】シフトJISコードを付した歌詞文字コードを
示す図である。
【図4】外字フォント情報を必要とする文字コードの配
列と、そのときの表示画面の一例を示す図である。
【図5】本発明の音楽再生装置の歌詞文字情報の再生工
程を示すフローである。
【符号の説明】
1…音楽再生装置、2…情報センタ、8…制御手段、9
…主記憶手段、10…動画情報蓄積手段、11…入力手
段、12…再生手段、18…再生用DRAM(高速アク
セス用記憶手段)、19…判別部、20…歌詞文字エリ
ア、21…MIDIエリア、22…コーラスエリア、2
3…外字フォントエリア、24…主フォント情報記憶手
段、25…フォント展開部、26…歌詞文字ビデオ信号
形成部(歌詞文字再生手段)、29…静止画ビデオ信号
形成部、33…MIDI再生部、34…コーラス再生
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G10K 15/04 302 G09G 5/24 670 G10H 1/00 102

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主たる第1類の言語のフォント情報を固
    定的に記憶する主フォント記憶手段と、 MIDI規格による伴奏音楽情報と歌詞文字情報とを
    む楽曲に関する情報と、従たる第2類の言語のフォント
    情報である外字フォント情報とを記憶する主記憶手段
    と、再生すべき 前記楽曲を選択して入力する入力手段と、前記選択された楽曲の楽曲に関する情報を主記憶手段か
    ら転送し記憶するとともに、前記選択された楽曲の歌詞
    文字情報が前記第2類の言語を含むならば前記第2類の
    言語の外字フォント情報を前記主記憶手段から転送し記
    憶するアクセス用記憶手段と、 前記アクセス用記憶手段に記憶された 伴奏音楽情報から
    伴奏音楽信号を生成するMIDI再生手段と、前記アクセス用記憶手段に記憶された歌詞文字情報と前
    記主フォント記憶手段に記憶されたフォント情報または
    前記アクセス用記憶手段に記憶された外字フォント情報
    とから歌詞文字ビデオ信号を生成する 歌詞文字再生手段
    とを有する音楽再生装置。
  2. 【請求項2】 前記外字フォント情報の転送に際して
    は、前記選択された楽曲の歌詞文字情報の再生に必要な
    外字フォント情報のみを転送するように構成したことを
    特徴とする請求項1記載の音楽再生装置。
JP7062114A 1995-02-24 1995-02-24 音楽再生装置 Expired - Fee Related JP2991075B2 (ja)

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