JPH06274163A - 自動演奏装置 - Google Patents

自動演奏装置

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JPH06274163A
JPH06274163A JP5066131A JP6613193A JPH06274163A JP H06274163 A JPH06274163 A JP H06274163A JP 5066131 A JP5066131 A JP 5066131A JP 6613193 A JP6613193 A JP 6613193A JP H06274163 A JPH06274163 A JP H06274163A
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裕之 岩瀬
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 第2の自動演奏の開始指示タイミングが第1
の自動演奏の拍タイミングと多少ずれても、第2の自動
演奏の拍タイミングがずれない自動演奏装置を提供す
る。 【構成】 第1の自動演奏手段と、第2の自動演奏手段
と、第1の自動演奏中に、第2の自動演奏の演奏開始を
指示する指示手段と、第2の自動演奏の演奏開始タイミ
ングに関して、所定の値を設定するタイミング設定手段
と、前記指示手段による指示に従って、第1の自動演奏
における前記設定された値に応じたタイミングから第2
の自動演奏を開始させる開始制御手段とを備え、第1の
自動演奏と第2の自動演奏の拍タイミングがずれないよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は自動演奏装置に関し、
特に第1の自動演奏中にスイッチ操作等によって第2の
自動演奏を任意に付加することができる自動演奏装置に
関する。 【0002】 【従来の技術】従来、スイッチ等の操作子に対応して所
定のフレーズの自動演奏情報を記憶させ、該操作子を操
作することによって、直ちに該自動演奏情報を読出すよ
うにした自動演奏装置がある(例えば本出願人が先に出
願した特願平3−194911号参照)。このような自
動演奏装置においては、鍵盤等のマニュアル演奏中や自
動演奏中(前記所定フレーズの自動演奏とは異なるもの
であり、ここでは第1の自動演奏と呼ぶことにする)に
前記操作子を操作することによって、所定フレーズの自
動演奏(ここでは第2の自動演奏と呼ぶことにする)を
簡単に第1の自動演奏に付加することができる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上述した従来の自動演
奏装置においては、操作子の操作によって挿入した第2
の自動演奏の拍タイミングが、第1の自動演奏の拍タイ
ミングと一致しないことがあった。すなわち、第2の自
動演奏は操作子を操作すると直ちに自動演奏を開始する
ものであり、ユーザが操作子を操作するタイミングを、
第1の自動演奏の拍タイミングに一致させなければ両者
の拍タイミングはずれてしまう。しかし、操作子の操作
タイミングを第1の自動演奏の拍タイミングとぴったり
合わせることは容易ではなかった。 【0004】この発明は、上述した従来の課題を解決す
るためになされたものであって、第2の自動演奏の開始
指示タイミングが第1の自動演奏の拍タイミングと多少
ずれても、第2の自動演奏の拍タイミングがずれない自
動演奏装置を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明の自動演奏装置
は、第1の自動演奏手段と、第2の自動演奏手段と、第
1の自動演奏中に、第2の自動演奏の演奏開始を指示す
る指示手段と、第1の自動演奏手段による自動演奏の進
行上の所定のタイミングで第2の自動演奏を開始させる
ための所定の値を設定するタイミング設定手段と、前記
指示手段による指示に従って、前記設定された所定の値
に応じたタイミングから第2の自動演奏を開始させる開
始制御手段とを備えたことを特徴としている。 【0006】 【作用】本発明によれば、第1の自動演奏の途中で第2
の自動演奏の開始指示をしたとき、第1の自動演奏にお
ける設定されたタイミングから第2の自動演奏が開始さ
れ、第1の自動演奏と第2の自動演奏の同期がとられ
る。 【0007】 【実施例】以下、本発明の詳細な実施例を説明する。図
1は本発明における自動演奏装置のハードウェアの構成
を示している。1は装置の動作を制御するCPUであ
り、バスBを介して各部と接続されており、ROM2に
記憶された制御プログラムに従って各種処理を実行す
る。RAM3は処理に用いる値を一時記憶するレジスタ
や自動演奏データ等を記憶する。タイマ4は所定時間毎
にCPU1に対して割込み信号を供給するものであり、
この割込み信号の周期によって自動演奏のテンポが決定
される。鍵盤5は複数の鍵を有しており、鍵盤検出回路
6によってその操作状態が検出される。スイッチ7は複
数のスイッチを有し、図2にその内の主要部を示す。7
1は第1の自動演奏であるソングのスタート/ストップ
を指定するスイッチであり、非自動演奏中にこのスイッ
チを押すと、ソングの自動演奏がスタートし、自動演奏
中に押すと、ソングの自動演奏がストップする。72、
73は第2の自動演奏であるフレーズの演奏を指定する
スイッチであり、各スイッチを押している間、フレーズ
1、又は2の自動演奏が実行される。74はテンポ変更
スイッチであり、自動演奏のテンポを速く、あるいは遅
くするときに操作される。これらのスイッチの操作は、
スイッチ検出回路8によって検出される。表示回路9は
装置の状態等を表示するものである。音源回路10は波
形メモリ等、周知の方式によって楽音信号を形成するも
のであり、鍵盤5のマニュアル操作による演奏データ
や、自動演奏による演奏データが供給され、対応する楽
音が発生される。音源回路10からの出力がD/A変換
器11によってアナログ信号に変換され、サウンドシス
テム12によって放音される。 【0008】図3は自動演奏データのデータフォーマッ
トを示している。本実施例においては、複数のパターン
が記憶されており、パターンの演奏順序を曲の進行に従
ってプログラムしておき、その順序でパターンを演奏す
るような形式で1つの曲(ソング)が構成されている。
各パターンは、1から複数小節分の演奏データからな
り、各々複数のセクション(ノーマルパターン、イント
ロパターン、フィルインパターン、エンディングパター
ン)のパターンを含んでいる。そして、各パターンは複
数のパート(コードバッキングパート、ベースパート、
ドラムパート)を含んでいる。(1)はソングデータの
内容を表している。ソングデータの先頭にはヘッダ領域
があり、初期音色、初期テンポ、初期パターン、初期セ
クション、初期コード等のソングの自動演奏に関する各
種設定データが記憶されている。ヘッダに続いて演奏デ
ータが記憶されている。自動演奏データはイベントデー
タとイベントの発生タイミングを表すタイミングデータ
とからなる。イベントデータとしては、パターンの変更
を示すパターンイベント、セクションの変更を示すセク
ションイベント、コードの変更を示すコードイベント等
からなる。タイミングデータとして、各イベントデータ
間の発生間隔をクロック数で表したデータ(デュレーシ
ョンデータ)が記憶されている。データの最後にはエン
ドデータが記憶されている。 【0009】(2)はパターンデータの内容を表してい
る。先頭にはヘッダ領域があり、パターンの各セクショ
ンの小節数、拍子、先頭アドレス等が記憶されている。
ヘッダに続いて、演奏データが記憶されており、イベン
トデータとタイミングデータとから構成されている。イ
ベントデータとしては、ノートオン又はノートオフ、音
高、強さ、からなるノートイベントデータ、ピッチの変
更を表すピッチベンドデータ等がある。タイミングデー
タは、ソングの場合と同様に各イベントデータ間の発生
間隔を表すデュレーションデータである。各セクション
のデータの終わりにはエンドデータが記憶されている。 【0010】(3)はフレーズデータの内容を表してい
る。先頭にはヘッダ領域があり、フレーズの再生開始タ
イミングに関するクォンタイズデータ、すなわち、ソン
グの再生時にフレーズ演奏を実行する場合、どの分解能
のタイミングから演奏を開始するかを表すデータや、フ
レーズ演奏の初期音色等の設定データが記憶されてい
る。ヘッダ領域に続いて、フレーズ演奏データが記憶さ
れている。このフレーズ演奏データも前述のソング、パ
ターンと同様に、イベントデータとイベントデータの発
生タイミングデータとから構成されている。イベントデ
ータとしてはノートイベントデータ、音色変更データ、
ピッチベンドデータ等がある。タイミングデータはイベ
ントデータ間の発生間隔を表すものである。演奏データ
の最後にはエンドデータが記憶されている。 【0011】図4はフレーズスイッチの操作状態と、フ
レーズの演奏状態の関係を表した図である。(1)はフ
レーズデータのヘッダ領域に記憶されているクォンタイ
ズデータの値が4分音符の場合の例であり、(2)はク
ォンタイズデータが3連8分音符の場合の例である。 【0012】(1)において、ソングの自動演奏中にフ
レーズスイッチ1又は2を押したとき、ソングの自動演
奏における押した直後の4分音符タイミングが来るまで
はフレーズ演奏はスタートしない。4分音符タイミング
になったとき、フレーズの演奏がスタートし、フレーズ
スイッチが離されるまで継続される。フレーズスイッチ
が離されたとき、その瞬間にフレーズ演奏はストップす
る。 【0013】(2)において、フレーズスイッチ1又は
2を押したとき、ソングの自動演奏における押した直後
の3連8分音符のタイミングが来るまではフレーズの演
奏はスタートしない。3連8分音符のタイミングになっ
たとき、フレーズの演奏がスタートし、フレーズスイッ
チが離されたとき、演奏はストップする。 【0014】クォンタイズデータは4分音符=「24」
を基準とし、記憶したフレーズ演奏データの内容によっ
て最適な値を設定することができる。例えば、通常の4
ビートや8ビートのフレーズ演奏においては、クォンタ
イズデータ値を4分音符(すなわち、「24」)や8分
音符(「12」)としておけば、ソングの演奏とうまく
同期させることができる。また、3連系のフレーズ演奏
の場合は、クォンタイズデータ値を3連符にしておけば
ソングとの同期がずれること無く、フレーズ演奏を比較
的速くスタートさせることができるようになる。クォン
タイズデータの値を0、すなわちフレーズスイッチを押
した瞬間から演奏が開始するようにすることも可能であ
る。例えばフレーズ演奏として例えばシンバル音とドラ
ム音を同時に各1音ずつ鳴らすようなデータを記憶させ
ておくと、フレーズスイッチの操作によって効果音的に
打楽器音を挿入することができる。このような場合に
は、フレーズの演奏が一瞬で終わるため、ソング演奏の
タイミングとの同期を気にする必要がなく、クォンタイ
ズデータの値を0とするとよい。 【0015】本発明における自動演奏装置の機能を実行
するためのCPU1による処理を図5から9のフローチ
ャートによって説明する。 【0016】図5はメインルーチンを示す。図示しない
電源スイッチが投入されると、CPU1はROM2に記
憶された処理プログラムに従って処理を開始する。ま
ず、ステップS1においてRAM3に設定した各種レジ
スタの初期設定を行う。ここでは例えばランフラグRU
N、ウエイトフラグWAIT1、2、スイッチオンフラ
グSWON1、2をそれぞれ「0」にリセットしたり、
ソングデータ、パターンデータ、フレーズデータのヘッ
ダ領域の設定データを読み、各種設定を行う等の処理を
行う。 【0017】続いてステップS2へ進み、スイッチ処理
を実行する。スイッチ処理の詳細については後述する。
スイッチ処理S2が終了すると、ステップS3へ進み、
その他の処理、例えば鍵盤の処理、表示の処理等を実行
して、再びステップS2へ戻り、以下ステップS2、ス
テップS3の処理を繰り返し実行する。この他に、図
8、9において後述するタイマ割込み処理をテンポによ
って決定される所定周期(4分音符あたり24回)毎に
実行する。 【0018】図6、7はステップS2におけるスイッチ
処理の詳細を示したフローチャートである。ステップS
4においてテンポスイッチ74がオンされたことを検出
したら、ステップS5へ進み、タイマ4に対して割込み
信号の発生周期をテンポに応じた値に設定する。テンポ
アップスイッチが押されたときは割込み周期を短くする
ように設定し、テンポダウンスイッチが押されたときは
周期を長くするように設定する。その後、あるいはテン
ポスイッチ74の操作がないときはステップS6へ進
む。ステップS6ではソングのスタート/ストップスイ
ッチ71がオンされたことを検出したらステップS7へ
進み、そのときランフラグRUNが「1」か否かを判断
する。「1」でなければ自動演奏をスタートさせるた
め、ステップS8へ進んでソング、パターンデータの先
頭のデュレーションデータを読み、それぞれソングデュ
レーションレジスタSDUR、パターンデュレーション
レジスタPDURへ格納する。そして、タイムレジスタ
TIMEに24を格納する。タイムレジスタに格納され
た値は、自動演奏中にフレーズ演奏をスタートさせると
きのタイミングの同期のために用いられるものであり、
この値をもとに自動演奏のタイミングが現在どのタイミ
ングであるかを判断する。タイムレジスタの値は後述す
るタイマ割込み処理によって24、23、・・・・1、2
4、23・・・・と変化させられる。また、ランフラグRU
Nに「1」をセットする。 【0019】一方、ステップS7によってRUNが
「1」であると判断されたときはステップS9へ進み、
自動演奏を停止させるためにRUNを「0」にクリア
し、音源回路10へそれまで鳴っていた音を消音させる
為にオールノートオフを出力する。これらの後、あるい
はステップS6においてNOと判断されたときはステッ
プS10へ進む。 【0020】ステップS10でフレーズスイッチ1又は
2のオンがあったことが検出されると、ステップS11
へ進み、そのときのRUNの値に応じてステップS1
2、あるいはステップS13へと処理を進める。RUN
が「0」であった場合はステップS12へ進み、ウエイ
トフラグWAIT1、又は2を「0」にし、RUNが
「1」であった場合はWAIT1、又は2を「1」にす
る。WAITはフレーズスイッチが押された後、クォン
タイズデータのタイミングまでフレーズ演奏のスタート
を待つか否かを示すフラグであり、「0」の時は直ちに
フレーズ演奏をスタートさせ、「1」の時はクォンタイ
ズデータのタイミングまでスタートを遅らせる。RUN
が「0」であった場合はフレーズ演奏の開始を遅らせる
必要がないため、WAITを「0」にしてすぐにフレー
ズの演奏がスタートするようにしている。次にステップ
S14へ進み、フレーズ1、又は2の先頭デュレーショ
ンを読み、フレーズデュレーションレジスタFDUR
1、又は2へデュレーションデータを格納する。そし
て、スイッチオンフラグSWON1又は2を「1」にす
る。SWONはフレーズスイッチが押されている間、
「1」となるフラグである。この後、あるいはステップ
S10においてNOと判断されたときはステップS15
へ進む。 【0021】ステップS15ではフレーズスイッチ1、
又は2のオフがあったことが検出されたらステップS1
6へ進んで、WAIT1、又は2およびSWON1、又
は2を「0」にクリアし、ステップS17へ進む。ステ
ップS15においてフレーズスイッチのオフが検出され
なかったときもステップS17へ進む。ステップS17
では、図示しないその他のスイッチの処理を実行した
後、メインルーチンへリターンする。 【0022】図8、9は、4分音符あたり24回の割合
で実行されるタイマ割込み処理を表すフローチャートで
ある。タイマ4によってCPU1に割込み信号が供給さ
れると、CPU1はメインルーチンの実行を中断し、タ
イマ割込み処理を実行する。まずステップS18におい
てランフラグRUNが「1」か否かを判断し、「1」す
なわち自動演奏中であればステップS19へ進み、
「0」すなわち非自動演奏中であればステップS33へ
進む。ステップS19ではソングデュレーションレジス
タSDURの値が「0」か否かを判断し、「0」であれ
ばイベントデータの読出しタイミングであるのでステッ
プS21へ進み、ソングのイベントデータを読出してイ
ベントデータに対応した処理を実行する。例えば、イベ
ントデータがパターンイベントであれば読出すべきパタ
ーンを変更する指示をし、イベントデータがセクション
イベントであれば読出すべきセクションを変更する指示
をし、イベントデータがコードイベントであればパター
ンの内のコードバッキングパートおよびベースパートの
ノートデータの修正に用いるコードの指定を変更する。
また、エンドデータが読出された場合は自動演奏を停止
させるため、RUNを「0」にリセットする等の処理を
行う。その後、ステップS22へ進み、次のデュレーシ
ョンデータをSDURへ格納する。一方、ステップS1
9においてNOであれば、まだイベントデータを読出す
タイミングが到来していないためステップS20へ進ん
でSDURの値をデクリメントする。これらの後、ステ
ップS23へ進む。 【0023】ステップS23では処理すべきパターンデ
ータのパートを表すiを「1」にセットし、ステップS
24へ進む。iは1から3の値をとり、それぞれコード
バッキングパート、ベースパート、ドラムパートに対応
する。ステップS24において、パターンデュレーショ
ンPDURiの値が「0」か否かが判断され、「0」で
あればパターンデータを読出すため、ステップS26へ
進む。ステップS26ではパターンのイベントデータを
読出して対応処理をする。例えば読出しているパターン
のパートがコードバッキングあるいはベースパートであ
り、読出したイベントデータがノートオンイベントデー
タであったとき、音高を表すノートナンバデータをその
とき指定されているコードに応じて修正し、修正後のノ
ートイベントを音源へ出力する。このようにして楽音が
発生される。また、エンドデータが読出されたときは、
パターンの先頭に戻って読出すようにする。この後、ス
テップステップS27へ進み、PDURiへ次のパター
ンデュレーションを格納する。一方、ステップS24に
おいてNOと判断されたときは、ステップS25へ進ん
でPDURiをデクリメントする。これらパターンデー
タの読出しは、ソングデータによって指定、変更された
パターン、セクションに対応したデータが読出される。
次にステップS28へ進み、iが「3」か否かが判断さ
れ、「3」であればステップS30へ進み、「3」でな
ければステップS29へ進む。ステップS29ではiの
値をインクリメントする。すなわち、ステップS24か
らステップS27の処理が3回実行されたら、ステップ
S30へ進む。 【0024】ステップS30においては、タイムレジス
タTIMEの値が「1」であれば、ステップS32へ進
んでTIMEを「24」とし、「1」でなければ、ステ
ップS31へ進んでTIMEをデクリメントする。この
処理によって、TIMEは24、23・・・・1、24、2
3・・・・を繰り返す。この後、処理はステップS33へ進
む。 【0025】ステップS33ではフレーズ1又は2を示
すjを「1」に設定し、ステップS34へ進む。ステッ
プS34ではSWONjが「1」か否かが判断され、
「1」であればフレーズスイッチが押されているため、
ステップS35以降へ進み、フレーズデータの読出し処
理を行う。ステップS35においてWAITjが「0」
か否かが判断され、「0」であればフレーズ演奏スター
ト待機中でないため、ステップS38へ進む。「1」で
あればフレーズ演奏スタート待機中であるので、ステッ
プS36へ進んで、TIMEの値が設定されたクォンタ
イズjの整数倍であるか否かが判断される。ここでTI
MEの値がクォンタイズJの整数倍であったときは、フ
レーズ演奏スタートタイミングに達したことになるの
で、ステップS37においてWAITjを「0」にリセ
ットした後、ステップS38へ進む。整数倍でなかった
ときはステップS42へ進む。このようにしてステップ
S30からステップS32の処理によってTIMEの値
が整数倍になるまでフレーズ演奏はスタートしない。 【0026】ステップS38においては、フレーズデュ
レーションFDURjが「0」か否かが判断され、
「0」であればイベント読出しタイミングに達したので
フレーズjのイベントデータを読出し、対応処理を実行
する。例えば読みだしたイベントデータがノートオンイ
ベントであれば、そのとき指定されているコードに基づ
いて音高を表すノートナンバが変更され、変更後のノー
トイベントを音源回路10へ出力する。また、エンドデ
ータが読出されたときは、フレーズの先頭に戻るように
する。その後、ステップS41へ進み、FDURJへ次
のフレーズjのデュレーションを格納し、ステップS4
2へ進む。一方、ステップS38においてNOと判断さ
れた場合は、まだイベント読出しタイミングに達してい
ないため、ステップS39へ進んでFDURjの値をデ
クリメントして、ステップS42へ進む。ステップS4
2では、jが「2」か否かが判断され、「2」であれば
メインルーチンへリターンし、「2」でなければjを2
にして再びステップS34へ戻る。すなわち、ステップ
S34からステップS42の処理を2回繰り返したらメ
インルーチンへ復帰する。 【0027】以上のように、本発明の実施例によれば、
ソングの自動演奏中にフレーズスイッチ1又は2を押す
と、クォンタイズデータの値に応じてフレーズの自動演
奏の開始タイミングが制御されて、フレーズの自動演奏
がソングの自動演奏に付加される。ここで、フレーズス
イッチ1および2を共に押した場合には、通常の自動演
奏にフレーズスイッチ1および2に対応した2つのフレ
ーズの自動演奏が同時に付加される。 【0028】なお、フレーズ演奏データはユーザが任意
に記録できるようにしてもよいし、予めROM等に記憶
させたファクトリプリセットのものであってもよい。ク
ォンタイズの値の設定も同様にユーザが任意にできるよ
うにしてもよいし、ファクトリプリセットでもよい。こ
のフレーズ演奏は、打楽器演奏データでも、メロディ演
奏データでも、伴奏データでもよい。 【0029】また、クォンタイズデータはフレーズ演奏
データのヘッダに記憶させるようにしたが、これに限ら
ず、フレーズ演奏のデータとは異なった場所に記憶させ
ておいてもよい。 【0030】また、フレーズ演奏の指示はユーザがスイ
ッチを操作することによって行ったが、自動演奏データ
の中に開始指令データを記憶させておき、自動的にフレ
ーズ演奏をスタート、ストップさせるようにしてもよ
い。 【0031】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1の自動演奏の途中で第2の自動演奏の開始指示をし
たとき、第1の自動演奏における設定されたタイミング
から第2の自動演奏が開始されるので、第1の自動演奏
と第2の自動演奏の同期がとられ、音楽的に好ましい自
動演奏ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】 【第1図】 本発明の実施例のハードウェアの構成を示
す図である。 【第2図】 本発明の実施例のパネルスイッチの主要部
を示す図である。 【第3図】 本発明の実施例の自動演奏データの内容を
示す図である。 【第4図】 本発明の実施例のスイッチ操作と自動演奏
の関係を示す図である。 【第5図】 本発明の実施例のメインルーチンを示すフ
ローチャートである。 【第6図】 本発明の実施例のスイッチ処理を示すフロ
ーチャートである。 【第7図】 本発明の実施例のスイッチ処理を示すフロ
ーチャートである。 【第8図】 本発明の実施例のタイマ割込み処理を示す
フローチャートである。 【第9図】 本発明の実施例にタイマ割込み処理を示す
フローチャートである。 【符号の説明】 1・・・・CPU、2・・・・ROM、3・・・・RAM、7・・・・ス
イッチ、10・・・・音源回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 第1の自動演奏手段と、 第2の自動演奏手段と、 第1の自動演奏中に、第2の自動演奏の演奏開始を指示
    する指示手段と、 第1の自動演奏手段による自動演奏の進行上の所定のタ
    イミングで第2の自動演奏を開始させるための所定の値
    を設定するタイミング設定手段と、 前記指示手段による指示に従って、前記設定された所定
    の値に応じたタイミングから第2の自動演奏を開始させ
    る開始制御手段とを備えたことを特徴とする自動演奏装
    置。
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