JP4820155B2 - 段ボール製ダクト及びその施工方法並びにチャンバーボックス - Google Patents

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Description

この発明は、空調用や換気用等として設置される段ボール製ダクト及びその施工方法並びにチャンバーボックスに関するものである。
一般に、店舗建築等に設置される空調用ダクトには、金属製の筒体に断熱材としてグラスウールを巻き付けたものが使用されているが、このようなダクトは、重量が大きく嵩張ることから、施工現場への運搬や建築物への取り付けにコストがかかるだけでなく、撤去時に金属製の筒体からグラスウールを分離する必要があり、大量の産業廃棄物が発生するという問題がある。
その対策として、下記特許文献1,2においては、軽量で施工性や断熱性に優れ、撤去時の廃棄も容易な段ボール製のダクトが提案されている。このうち、特許文献1には、段ボールを材料とする基材に罫線を入れて、各側面板を形成し、基材を罫線に沿って側面板が角筒をなすように折り曲げ、基材の両端部を接続具で接合する構成が記載され、特許文献2には、ダクトを粘着テープで接続する構成が記載されている。
特開昭48−93145号公報 特開2002−267245号公報
しかしながら、上記のような段ボール製ダクトでは、所定の基準を満たす不燃材として認定を受けられないため、基材の材料となる段ボールの両面にアルミ箔を貼り合わせることが考えられている。
ところが、この場合、重量やコストを考慮して、アルミ箔の厚さを50μm未満とすると、基材を罫線に沿って折り曲げた際、アルミ箔にクラックが発生し、不燃性や断熱性が低下するほか、外気が段ボール内部に侵入し、湿気により強度が低下するおそれがある。
また、基材を折り曲げた際に、段ボール内部の空気層が潰れて、断熱性が損われることもある。
そこで、この発明は、薄いアルミ箔を使用しても、不燃性、断熱性及び耐湿性が確保される段ボール製ダクトを提供しようとするものである。
上記課題を解決するため、この発明に係る段ボール製ダクトは、側面板が角筒をなすように罫線に沿って折り曲げる基材として、多層構造の段ボールの両面に熱可塑性樹脂を介してアルミ箔をラミネートし、また、アルミ箔の表面を塗料でコーティングして、段ボールの周縁をアルミテープでシールしたものを使用し、段目の小さい層が外側となるように基材を折り曲げたのである。
この段ボール製ダクトでは、アルミ箔の表面が塗料で保護されて、基材の折曲時におけるクラックの発生が防止され、不燃性や断熱性の低下のほか、段ボール内部への外気侵入が防止されると共に、アルミテープのシールにより、基材の周縁からの着火や湿気の透過が防止される。
また、折曲部分で変形しにくい段目の小さい層を外側としたことにより、外側部分の空気層の潰れが防止される。
ここで、段目とは、段ボールの中しんの波形のことをいい、段目の大きさは、中しんの波長又は波高で表し、段目の方向は、中しんの段頂の延びる方向で表すものである。
また、罫線とは、基材表面に設けた折曲用の溝であり、特別な治具を用いることなく、基材を所定の位置で折り曲げて、組立作業を行うことを可能とするものである。
また、前記基材の一端の側面板に連設した継代片と、他端の側面板の端部とを重ねて、両面粘着テープで貼り合わせると共に、差込式の締結具で機械的に結合し、この継目の外側をアルミテープでシールして、基材端部の接合の位置決めをすることにより、保形性を高めると共に、基材の継目からの空気漏洩を防止することとしたのである。
そして、このような段ボール製ダクト同士を、例えば、前記基材と同一材料から成るソケットを用いて接続することにより、ダクトの接続部分からの空気漏洩を防止し、ワイヤ等による吊込状態での吊下強度を確保することとしたのである。
また、前記段ボール製ダクトにより角筒状の本体を形成し、その両端に端板を被せ、下穴を開けて、ダクトを接続するカラーを取り付けたチャンバーボックスを製作し、チャンバーボックスの不燃性や断熱性を確保することとしたのである。
この段ボール製ダクトでは、基材の段ボールの両面にアルミ箔をラミネートして、その表面を塗料でコーティングしたので、アルミ箔の表面が柔軟に保護され、アルミ箔が薄くても、基材の折り曲げに伴うアルミ箔のクラック発生が防止される。
このため、クラックからの段ボールの露出による不燃性や断熱性の低下が防止され、結露による強度低下も防止される。
また、段ボールの周縁をアルミテープでシールしたので、基材の周縁での段ボールの露出による不燃性の低下や、断熱性の低下も防止される。
また、基材の接合を両面粘着テープ及び差込式の締結具で行い、継目の外側をアルミテープでシールしたので、接合の位置決めが正確化され、保形性が高められると共に、基材の継目からの空気漏洩が防止されて、優れた断熱性が得られる。
さらに、軽量の基材を扁平に展開した状態で運搬できるので、輸送コストを削減でき、基材を展開状態から折り曲げることにより、簡単に組み立てることができるほか、ソケットを使用したダクトの接続や吊り込み等、施工作業も容易に行うことができる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
この段ボール製ダクトは、空調用として設置されるものであり、図1に示すような基材Mから形成される。ダクトの大きさは、例えば、図5に示す組立状態において、内寸が400mm×300mmとなり、長さが1500mmとなるように設定されている。なお、複数枚の基材を周方向に継ぎ合わせて製作する場合には、例えば、内寸が600mm×600mm程度となるような大口径のダクトを形成することもできる。このとき、基材同士の継目は、端部同士を重ねて、両面粘着テープで貼り合わせると共に、差込式の締結具で機械的に結合し、この継目の外側をアルミテープでシールすることが望ましい。
このダクトを構成する基材Mは、図2に示すような多層の断面構造となっており、複両面段ボール1の両面に、接着剤、例えば熱可塑性樹脂であるポリエチレン2を介してアルミニウムを薄く延ばしたアルミ箔3をラミネートし、アルミ箔3の表面を塗料4でコーティングしたものとされている。
ここで、段ボール1としては、各層の段目の大きさの比が1:1.2〜1:2となるようにするのが好ましい。例えば、全体の厚さが約8mmであって、段目の大きい内側段の厚さが約5mm、段目の小さい外側段の厚さが約3mmのものを用いるとよい。また、この場合、段ボール1の中間のライナ5の厚さは0.2mm、外側両面のライナ6の厚さは0.32mm、中しん7の厚さは0.2mm以下とし、内側段の波長は9mm、外側段の波長は6mm以上とするのがよい。
そして、アルミ箔3の厚さは7〜50μm(好ましくは20μm程度)とし、折り曲げ時のクラック発生防止の点から、アルミ箔3には軟質アルミ箔を用いるのが好ましく、押出ラミネートするポリエチレン2の着量は10〜30g/m、塗布する塗料4の着量は0.5〜2.0g/mとするのが機能面及び重量・コスト面から好ましい。
また、アルミ箔3のラミネート及び塗料4の塗布は、ライナ6が原紙の段階で行い、その後、ライナ6をコルゲータの熱板で押圧しつつ中しん7と貼り合わせるので、塗料4としては、ニトロセルロース系樹脂のニス等、耐熱性に優れたものが用いられる。
このような基材Mにおいて、段ボール1の周縁は、図3に示すように、アルミ箔の片面に粘着力を付与したアルミテープ8(鎖線で表示)を貼り付けてシールされ、基材Mの周縁で段ボール1が露出しないようになっている。
そして、基材Mには、図1に示すように、段ボール1の段目に直交する方向に罫線9を入れて、各一対の側面板10,11及び継代片12を形成し、基材Mの一端の継代片12と、他端の側面板11の端部には、ピン穴13を複数個ずつ設ける。また、他端の側面板11の両側部にもピン穴14を1個又は必要により複数個ずつ設ける。
上記のような基材MをダクトDに組み立てるには、図4及び図5に示すように、基材Mを罫線9に沿って各一対の側面板10,11が角筒をなすように折り曲げる。このとき、罫線9が段ボール1の段目に直交しているので、基材Mは段目の影響を受けることなく、罫線9に沿って正確な位置で折れ曲がり、精度のよい角筒が形成される。
そして、継代片12の外面に予め貼り付けておいた両面粘着テープ15(図4に鎖線で表示)により、継代片12と他端の側面板11とを重ねた状態で貼り合わせ、ピン穴13に締結具16を差し込んで、基材Mの両端部を接合し、その継目の外側をアルミテープ17(図5に鎖線で表示)でシールする。
ここで、締結具16としては、図14に示すように、ピン穴13に差し込んで頭部16aを押すと、爪16bが拡径して内側の基材Mに嵌めたフランジ部材16cの挿通穴から抜け止めされるプラスチック製の締結ピンや、図15に示すように、一方の基材Mに取り付けた凸部材16dを、他方の基材Mに取り付けた凹部材16eに押し込んで係合させるプラスチック製の締結ボタンを用いるとよい。
このように、両面粘着テープ15及びアルミテープ17による接着だけでなく、締結具16により機械的に締結しておくと、両面粘着テープ15及びアルミテープ17によるシール効果が得られるだけでなく、基材Mの接合の位置決めを正確に行うことができ、経年変化でテープ15,17の接着力が低下した場合でも、ダクトの形状が維持される。
このような段ボール製ダクトDでは、基材Mの段ボール1の両面にポリエチレン2を介してアルミ箔3をラミネートし、その表面を塗料4でコーティングしたので、基材Mの表面粗さが改善され、圧力損失が低減されると共に、アルミ箔3の表面が柔軟に保護され、また、アルミ箔3と段ボール1のライナとの伸び率の差がポリエチレン2の弾性で吸収されるので、ポリエチレン2と塗料4の相乗効果により、基材Mの折り曲げに伴うアルミ箔3のクラック発生が防止される。
このため、罫線9に沿った稜部におけるクラックからの段ボール1の露出による不燃性の低下や、防湿性が損なわれることに伴う断熱性の低下が防止され、結露による強度低下も防止される。
また、段ボール1の周縁をアルミテープ8でシールしたので、基材Mの周縁での段ボール1の露出による不燃性の低下や、断熱性の低下も防止される。
さらに、軽量の基材Mを扁平に展開した状態で施工現場へ運搬できるので、輸送コストを削減でき、基材Mを展開状態から折り曲げることにより、簡単に組み立てることができるので、現場での作業負荷が増大することもない。
なお、この組立状態において、図5に示すように基材Mを使用すると、段目の小さい外側段部分の空気層の潰れが防止されると共に、基材Mの表面が平滑となって輻射熱の反射効率が高くなるので、断熱性等が向上するほか、罫線9に沿った折曲時にアルミ箔3にクラックが発生しにくくなり、美観にも優れたものとなる。
次に、上記のように組み立てたダクトDを接続するには、まず、図6に示すように、ダクトD同士を突き合わせ、その突合部をアルミテープ18(鎖線で表示)の巻き付けによりシールする。なお、この巻き付けに先立って、ダクトDの端部同士を短く切断したアルミテープで仮止めしておくと、突合部への巻き付けを容易に行うことができる。
続いて、図7に示すように、ダクトDの突合部の外周に、基材Mと同一材料の帯材から成るソケットSを罫線19に沿って折り曲げつつ巻き付ける。この罫線19は、ソケットSの内周がダクトDの外周よりも少し大きくなる位置に入れておく。
その後、側面板11のピン穴14及びソケットSに設けたピン穴を利用して、ダクトDとソケットSとを締結具16で結合すると共に、ソケットSの両端の重合部20を、その部分に設けたピン穴を利用して、締結具16で結合する。
このように、ダクトDをアルミテープ18だけでなく、ソケットSで包囲して機械的に補強しつつ接続すると、建築物に吊り込んで取り付けた状態において、接続部が屈曲するような変形が防止される。
なお、締結具16として、図14に示すような締結ピンを使用した場合、ダクトDの内部には、締結具16の先端部が突出するが、突出量は8mm程度と僅かであるため、管内の圧力損失には大きな影響はないと考えられる。
また、ダクトDと丸ダクトとを接続するには、図8に示すように、丸ダクトの端部が差し込まれる取出しカラー21をダクトDに取り付ける。
この取出しカラー21をダクトDの組立時に予め取り付けておく場合には、ダクトDに下穴22を開け、ダクトDの内側からシーリング剤を塗布した取出しカラー21の円筒部を下穴22に挿入して外側へ突出させ、取出しカラー21のフランジ部をダクトDの内面に沿わせて、締結具16により固定する。
また、取出しカラー21をダクトDの設置後に取り付ける場合でも、ダクトDが建築物に取り付けられたままの状態で、ダクトDに簡単に下穴22を開けることができるので、取出しカラー21のフランジをダクトDの外側から下穴22の周囲に当接して、締結具16で固定することにより、丸ダクトを容易に接続することができる。なお、取出しカラー21を角筒状として、同様の方法により、角形ダクトを接続することもできる。
一方、この段ボール製ダクトDを建築物に吊り込む際には、図9に示すように、通常のスチール製ダクトと同様、天井から垂下する2本の吊下ボルト23の下端間にアングル材24を渡し、このアングル材24でダクトDを受け止める方法を採用することもできる。
しかしながら、このような吊り込み方法の他にも、段ボール製のダクトDがスチール製のものよりも大幅に軽量であることを活かして、以下のような吊り込み方法を採用することにより、コストダウンを図ることも考えられる。
その一つとして、図10に示すように、ダクトDの一対の側面板11にリングピン25を差し込んでおき、2本の吊下ボルト23とリングピン25とをワイヤ26で繋ぐ吊り込み方法が可能となる。
また、図11に示すように、ダクトDの一対の側面板11に差し込んだリングピン25間に1本のワイヤ27を渡し、このワイヤ27を1本の吊下ボルト23に掛けて吊り込む方法も可能となる。
また、図12に示すように、ダクトDの下面から両側面にベルト28を沿わせ、その両端部間に1本のワイヤ27を渡し、このワイヤ27を1本の吊下ボルト23に掛けて吊り込む方法も可能となる。
さらに、図13に示すように、ダクトDを接続する金属製ニップルTにワイヤ26を挿通する吊穴33を設け、吊下ボルト23とニップルTとをワイヤ26で繋いで吊り込むこともできる。この場合、ニップルTとして、ダクトDの内側に差し込まれる差込筒部34の中央部外周に、ダクトDの端面が当接するフランジ35を設けたものを用い、フランジ35に吊穴33を形成するとよい。
そのほか、ダクトDに複数の他のダクトを接続する場合には、図16に示すように、ダクトDに連通して取り付けるチャンバーボックス29として、ダクトDと同様の基材Mを使用して同様の工法で角筒状の本体30を製作し、その両端に、角筒状に継ぎ合わせた縁板を有する端板31を被せ、本体30及び端板31に適宜下穴を開けて複数のカラー32を取り付けたものを使用すればよい。
この発明の実施形態に係るダクトの基材の展開状態を示す図 同上の基材の断面構造を示す図 同上の基材の周縁部を示す拡大斜視図 同上のダクトの組立過程を示す斜視図 同上のダクトの組立状態を示す斜視図 同上のダクトの接続過程を示す斜視図 同上のダクトの接続状態を示す斜視図 同上の丸ダクト接続用の取出しカラーを取り付けた状態を示す斜視図 同上の吊り込み方法の一例を示す断面図 同上の吊り込み方法の一例を示す断面図 同上の吊り込み方法の一例を示す断面図 同上の吊り込み方法の一例を示す断面図 同上の吊り込み方法の一例を示す斜視図 締結ピンによる基材の接合方法を示す断面図 締結ボタンによる基材の接合方法を示す断面図 ダクトにチャンバーボックスを取り付けた状態を示す斜視図
符号の説明
D ダクト
M 基材
1 段ボール
2 ポリエチレン
3 アルミ箔
4 塗料
5,6 ライナ
7 中しん
8 アルミテープ
9 罫線
10,11 側面板
12 継代片
13,14 ピン穴
15 両面粘着テープ
16 締結具
17,18 アルミテープ
S ソケット
19 罫線
20 重合部
21 取出しカラー
22 下穴
23 吊下ボルト
24 アングル材
25 リングピン
26,27 ワイヤ
28 ベルト
29 チャンバーボックス
30 本体
31 端板
32 カラー
T ニップル
33 吊穴
34 差込筒部
35 フランジ

Claims (10)

  1. 段ボールを材料とする基材に罫線を入れ、基材を罫線に沿って角筒をなすように折り曲げて各側面板を形成し、基材の両端を接合した段ボール製ダクトにおいて、前記基材として、多層構造の段ボールの両面に熱可塑性樹脂を介してアルミ箔をラミネートし、展開状態で段ボールの全ての周縁をアルミテープでシールしたものを使用し、段目の小さい層が外側となるように基材を折り曲げ、基材の一端の側面板に連設した継代片と、他端の側面板の端部とを重ねて固定することにより保形したことを特徴とする段ボール製ダクト。
  2. 請求項1に記載の段ボール製ダクトにおいて、展開状態でアルミ箔の表面を耐熱性に優れた塗料によりコーティングした基材を折り曲げて組み立てたことを特徴とする段ボール製ダクト。
  3. 請求項1又は2に記載の段ボール製ダクトにおいて、前記継代片と側面板の重合部を、両面粘着テープで貼り合わせると共に、差込式の締結具で結合し、この継目の外側をアルミテープでシールしたことを特徴とする段ボール製ダクト。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の段ボール製ダクトにおいて、前記基材を複数枚周方向に継ぎ合わせ、角筒をなすように折り曲げて形成したことを特徴とする段ボール製ダクト。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の段ボール製ダクトを接続するため、前記ダクト同士を突き合わせ、その突合部をアルミテープの巻き付けによりシールし、突合部の外周に前記基材と同一材料の帯材から成るソケットを罫線沿いに折り曲げて巻き付け、ダクトとソケットとを締結具で結合すると共に、ソケットの両端の重合部を締結具で結合する段ボール製ダクトの接続方法。
  6. 請求項1乃至4のいずれかに記載の段ボール製ダクトを接続するため、一方のダクトに前記基材と同一材料の帯材から成るソケットを予め取り付けておき、このソケットに他方のダクトを差し込んで、ダクト同士を接続する段ボール製ダクトの接続方法。
  7. 請求項1乃至4のいずれかに記載の段ボール製ダクトを吊り込むため、ダクトの一対の側面板にリングピンを差し込み、天井から垂下する吊下ボルトとリングピンとをワイヤで繋ぐ段ボール製ダクトの吊込方法。
  8. 請求項1乃至4のいずれかに記載の段ボール製ダクトを吊り込むため、ダクトの下面から両側面にベルトを沿わせ、その両端部間にワイヤを渡し、このワイヤを天井から垂下する吊下ボルトに掛ける段ボール製ダクトの吊込方法。
  9. 請求項1乃至4のいずれかに記載の段ボール製ダクトを吊り込むため、ダクト同士を接続する金属製継手にワイヤを挿通する吊穴を設け、天井から垂下する吊下ボルトと継手とをワイヤで繋ぐ段ボール製ダクトの吊込方法。
  10. 請求項1乃至4のいずれかに記載の段ボール製ダクトを本体とし、その両端に端板を被せ、下穴を開けてダクトを接続するカラーを取り付けたチャンバーボックス。
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