JP4887215B2 - 板材の締結クリップ、接合構造及び段ボールダクト - Google Patents

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この発明は、段ボール板等の軟質系の板材同士を重ねて接合する締結クリップ、その締結クリップを使用した板材の接合構造及びその接合構造により組み立てた段ボールダクトに関するものである。
一般に、店舗建築等に設置される空調用ダクトには、金属製の筒体に断熱材としてグラスウールを巻き付けたものが使用されているが、このようなダクトは、重く嵩張ることから、施工現場への運搬や建築物への取り付けにコストがかかる。
また、撤去時に金属製の筒体からグラスウールを分離する必要があり、大量の産業廃棄物が発生するという問題もある。
その対策として、軽量で施工性や断熱性に優れ、撤去時の廃棄も容易な段ボール製のダクトが提案されており、下記特許文献1には、段ボール板から成るブランクを罫線沿いに角筒状に折り曲げて、その一面で段ボール板同士を重ね合わせ、粘着テープを巻き付けて形成した段ボールダクトが記載されている。
ところが、上記のように粘着テープを巻き付けるものでは、組み立てに手間がかかるほか、解体にも手間がかかるという問題がある。
このため、図14に示すように、段ボール板のブランクを折り曲げて組み立てる段ボールダクト60において、一面の側板部61と他端の継代部62とを、それぞれの貫穴63に締結クリップ64を挿通して接合するものが提案されている。
そして、この締結クリップ64として、図15に示すように、貫穴63に差し込んで頭部64aを押すと、爪64bが拡径して、継代部62の貫穴63に嵌めた穴枠部材65から抜け止めされるプラスチック製のものを使用することが考えられる。
特開2006−29682号公報
しかしながら、上記のような締結クリップ64では、側板部61と継代部62とを接合する際、頭部64aを押すと、継代部62が逃げてしまうため、接合作業が難しいという問題がある。
また、締結クリップ64の周囲に生じた隙間から空気が漏れやすいため、別途、隙間を覆うアルミテープ等を貼り付けなければならないという問題がある。
そこで、この発明は、段ボール板等の軟質系の板材を容易かつ確実に接合でき、気密性も確保できる締結クリップを提供し、これにより板材を接合して、段ボールダクトを組み立てることを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明では、板材同士を重ねて接合する締結クリップにおいて、4個の穴枠部材と、1個の締付部材とから成り、各穴枠部材は、筒状部の基端にフランジを設け、締付部材は、軸部の基端にフランジを設けたものとし、締付部材の軸部には係合突部を、1個の穴枠部材の筒状部には係合受部をそれぞれ設け、各板材に穿設した貫穴にそれぞれ2個の穴枠部材の筒状部を対向させて差し込み、これらの筒状部同士を噛み合わせて、貫穴の周囲に穴枠部材を固定すると共に、各板材をフランジで挟み込み、重ね合わせた一方の板材から他方の板材へかけて、穴枠部材の筒状部に締付部材の軸部を挿通し、締付部材を回転させて、係合突部を他方の板材に固定した穴枠部材の係合受部に係合させることとしたのである。
また、この締結クリップにおいて、係合突部と係合受部の当接面の少なくとも一方に傾斜面を設け、締付部材の回転に伴い、板材同士が引き寄せられて密着するようにし、締付部材の回転を所定位置で停止させるストッパを設けたのである。
また、各板材の貫穴に接する穴枠部材の筒状部の外周に、板材の貫穴周縁に食い込む回り止め用の突条を設け、穴枠部材同士は、筒状部に設けた係止爪の係合により結合され、係止爪と係止溝の係合により回り止めされるようにしたのである。
さらに、解体時に板材から分離させてリサイクル性を向上させるため、穴枠部材の筒状部に切溝を入れ、特定方向から穴枠部材の部分を押すと、係止爪が傾倒して、係止爪同士の係合が解除されるようにしたのである。
そのほか、気密性を向上させるため、一端となる穴枠部材のフランジ及び他端となる締付部材のフランジの少なくとも一方に、フランジと板材との間をシールするパッキンを設けたのである。
そして、段ボール板同士を重ね、これらの板材を上記締結クリップを使用して接合することとしたのである。
また、段ボール板から成るブランクを折り曲げて形成する段ボールダクトにおいて、ブランクの両端部をこの接合構造により接合したのである。
この発明に係る締結クリップでは、接合する板材に予め穴枠部材を取り付けておくと、現場での作業は、板材を重ね合わせて、穴枠部材に挿通した締付部材を回転させるだけでよく、このとき、締付部材のフランジの反対側の板材が逃げることがないので、容易かつ確実に板材同士を接合して、段ボールダクト等を組み立てることができる。
また、各板材を貫穴の周囲に嵌めた穴枠部材で挟み込み、締付部材の回転に伴い板材同士を引き寄せて密着させること及びパッキンを設けることにより、ダクトの気密性を高めることができ、冷暖房の効率を向上させることができる。
また、各板材に穴枠部材を予め取り付けておくと、各板材を嵩張らない平板状態で現場へ運搬して、現場で迅速に段ボールダクト等を組み立てることができる。
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示す締結クリップ1は、プラスチックを材料として成型され、1個の締付部材2と、1個の穴枠部材3と、2個の穴枠部材4と、1個の穴枠部材5とから構成される。そして、図14に示すような段ボールダクト60の組み立てに際し、従来の締結クリップ64に代えて使用される。
この段ボールダクト60は、不燃性や耐湿性を確保するため、段ボール板の両面に、ポリエチレン等の接着剤を介してアルミ箔をラミネートし、アルミ箔の表面をニトロセルロース系樹脂のニス等の耐熱性を有する塗料でコーティングし、段ボール板の周縁をアルミテープでシールしたブランクを罫線沿いに折り曲げて形成される。
そして、図2及び図6に示すように、締結クリップ1の締付部材2は、軸部21の基端にフランジ22を設けたものとされ、軸部21には挿入軸23が形成されている。挿入軸23の一対のコーナー部分は丸みを帯び、他対のコーナー部分は角張っている。
挿入軸23には、一面から切り込んだ軸溝23aと外周の突条23bとが形成され、先端部分に両側へ張り出す係合突部24が設けられている。係合突部24の基端側には、中央側が盛り上がった傾斜面24aが形成されている。
フランジ22には、表面側に一対の線状に隆起した摘み部22aが設けられ、その間に溝部22bが形成されている。
図3に示すように、穴枠部材3は、円筒状の筒状部31の基端にフランジ32を設けたものとされ、筒状部31には、外周に係止爪33が周方向に間隔をあけて設けられ、先端から基端側へ向けて一対の深い切溝34が入れられている。
図4に示すように、穴枠部材4は、円筒状の筒状部41の基端にフランジ42を設けたものとされ、筒状部41には、内周に係止爪43及び係止溝44が周方向に間隔をあけて設けられ、外周に稜部が刃状となった突条45が設けられている。
図5、図6及び図7に示すように、穴枠部材5は、円筒状の筒状部51の基端にフランジ52を設けたものとされ、筒状部51には、外周に係止爪53が周方向に間隔をあけて設けられ、先端から基端側へ向けて一対の深い切溝54が入れられている。フランジ52の中心部からは、ガイド軸55が立ち上がっている。
また、筒状部51には、内側にブロック状に突出した係合受部56が設けられ、その中央部には縦方向の凹溝57が形成されている。係合受部56のフランジ52側には中央部へむけて膨出する傾斜面56aが設けられ、その一側には係合受部56の下方の抜き窓に臨むストッパ58が突設されている。
また、フランジ52には、図7に示すように、筒状部51の反対側の面に目印突起59が設けられている。
上記のような締結クリップ1を使用して、図14に示すような段ボールダクト60を組み立てる際、側板部61と継代部62とを接合するには、図1及び図8に示すように、それぞれに貫穴63を穿設する。
そして、まず、組立時に外側となる側板部61の貫穴63に、穴枠部材4の筒状部41を裏側から差し込む。このとき、突条45が貫穴63の周縁に食い込み、側板部61に対して穴枠部材4が回り止めされる。
次に、この穴枠部材4の筒状部41に穴枠部材3の筒状部31を側板部61の表側から差し込む。これにより、係合爪33,43が噛み合うと共に、係合爪33が係止溝44に係合して、穴枠部材3,4は結合され、相互に回り止めされて、側板部61の貫穴63の周囲に固定され、側板部61は、フランジ32,42で挟み込まれる。
また、組立時に内側となる継代部62の貫穴63に、穴枠部材4の筒状部41を表側から差し込む。このとき、突条45が貫穴63の周縁に食い込み、継代部62に対して穴枠部材4が回り止めされる。
次に、この穴枠部材4の筒状部41に穴枠部材5の筒状部51を継代部62の裏側から差し込む。これにより、係合爪43,53が噛み合うと共に、係合爪53が係止溝44に係合して、穴枠部材4,5は結合され、相互に回り止めされて、継代部62の貫穴63の周囲に固定され、継代部62は、フランジ42,52で挟み込まれる。
なお、このとき、穴枠部材5のフランジ52と継代部62との間に、円環状のパッキン6を挟み込んでおくとよい。また、このパッキン6は、フランジ52の裏面に予め貼り付けておいてもよい。
このように、側板部61に穴枠部材3,4を、継代部62に穴枠部材4,5をそれぞれ固定する作業は、ブランクの製造時に工場で行っておくと、現場での作業工数を削減することができるほか、穴枠部材3,4,5の紛失を防止することができる。
そして、このブランクを平板状態で現場へ搬入し、ブランクを折り曲げてダクトを組み立てる際には、図9に示すように、側板部61と継代部62とを重ね合わせ、側板部61から継代部62へかけて、連通した穴枠部材3,4,4,5の筒状部31,41,41,51に締付部材2の軸部21を挿通する。
このとき、締付部材2の挿入軸23が穴枠部材5の筒状部51に挿入され、軸溝23aにガイド軸55が挿入される。
その後、図10及び図11に示すように、締付部材2を回転させると、係合突部24が係合受部56に係合することにより、筒状部51から挿入軸23が抜け止めされて、締付部材2と穴枠部材5とが結合され、側板部61と継代部62とが接合される。
このとき、係合受部56の傾斜面56aと、係合突部24の傾斜面24aとが摺接し、締付部材2と穴枠部材5のフランジ22,52が接近して、側板部61と継代部62とが引き寄せられて密着する。
また、ガイド軸55により挿入軸23の軸振れが防止され、締付部材2の過回転が係合突部24のストッパ58への当接により防止される。そして、突条23bが凹溝57に係合して、クリック感が付与され、締付部材2の回転が所定位置で停止する。
ここで、締付部材2を回転させる際には、フランジ22の摘み部22aを手で摘んで捻るか、溝部22bにコイン状のものを差し込んで捻るとよい。このとき、締付部材2のフランジ22の反対側の継代部62が逃げることがないので、容易かつ確実に側板部61と継代部62とを接合できる。
また、工場で段ボールダクトのブランクが平板となっている状態において、予め穴枠部材5を継代部62に固定する際、段ボールダクトに使用する全ての締結クリップ1について、目印突起59を目安として穴枠部材5の向きを揃えておくと、現場で段ボールダクトを組み立てる際、穴枠部材3,4,4,5に挿通した締付部材2の締付前後の向きも揃うので、締め忘れを防止することができる。
そして、このように組み立てた段ボールダクトでは、側板部61と継代部62とが密着し、段ボールが露出した貫穴63の周縁が吸盤状のフランジ22,52及びパッキン6で密閉されるので、段ボール内部へ空気が流入することもなく、ダクトからの空気漏れが防止され、冷暖房の効率を向上させることができる。
また、段ボールダクト内の流路への締結クリップ1の突出が少ないので、従来の締結クリップを使用した場合よりも圧力損失が小さくなる。
なお、この実施形態では、パッキン6を穴枠部材5のフランジ52と継代部62との間にのみ設けたが、これに代えて、又はこれと共に、パッキン6は、締付部材2のフランジ22と側板部61との間に設けるようにしてもよい。
一方、建物の解体や空調設備の更新等に際し、上記のように組み立てた段ボールダクト60を解体する際には、締付部材2を組立時とは逆に捻って取り外し、側板部61と継代部62とを分離させる。
そして、図12に示すように。側板部61において、穴枠部材3の係止爪33と穴枠部材4の筒状部41との間にドライバ7を差し込み、係止爪33を内側へ押すと、切溝34が設けられていることから、筒状部31が撓んで係止爪33が傾倒し、係止爪33,43の係合が解除されて、穴枠部材3,4を側板部61から取り外すことができる。
また、図13に示すように、継代部62において、穴枠部材5の筒状部51の内側にドライバ7を差し込んで、フランジ52を押すと、切溝54が設けられていることから、筒状部51が撓んで係止爪53が傾倒し、係止爪43,53の係合が解除されて、穴枠部材4,5を継代部62から取り外すことができる。
このように、側板部61から穴枠部材3,4を、継代部62から穴枠部材4,5を簡単に分離させることができるため、この締結クリップ1は、再利用することができ、リサイクル性を向上させることができる。
ところで、上記実施形態では、締結クリップ1を使用して段ボールダクトを組み立てる例について記載したが、この締結クリップ1は、段ボール製の家具等、軟質の板材を材料とする様々な構造物の組み立てに使用することができる。
この発明に係る締結クリップによる板材の接合構造を示す分解斜視図 同上の締結クリップの締付部材2を示す(a)平面図、(b)正面図、(c)側面図、(d)(c)のA−A断面図 同上の穴枠部材3を示す(a)平面図、(b)(a)のB−B断面図 同上の穴枠部材4を示す(a)平面図、(b)(a)のC−C断面図 同上の穴枠部材5を示す(a)平面図、(b)(a)のD−D断面図、(c)筒状部の拡大平面図、(d)(c)のE−E断面図 同上の締付部材2と穴枠部材5とを示す拡大斜視図 同上の穴枠部材5をフランジ側から示す斜視図 同上の(a)側板部に、(b)継代部にそれぞれ穴枠部材を取り付けた状態を示す断面図 同上の側板部と継代部の接合過程を示す断面図 同上の側板部と継代部の接合状態を示す断面図 同上の締付部材2と穴枠部材5の結合過程及び結合状態を示す(a)一部切欠側面図、(b)(a)のF−F拡大断面図 同上の側板部からの穴枠部材の取外し過程を示す断面図 同上の継代部からの穴枠部材の取外し過程を示す断面図 段ボールダクトの斜視図 従来の締結クリップによる側板部と継代部の接合状態を示す断面図
符号の説明
1 締結クリップ
2 締付部材
3,4,5 穴枠部材
6 パッキン
7 ドライバ
21 軸部
22 フランジ
22a 摘み部
22b 溝部
23 挿入軸
23a 軸溝
23b 突条
24 係合突部
24a 傾斜面
31 筒状部
32 フランジ
33 係止爪
34 切溝
41 筒状部
42 フランジ
43 係止爪
44 係止溝
45 突条
51 筒状部
52 フランジ
53 係止爪
54 切溝
55 ガイド軸
56 係合受部
56a 傾斜面
57 凹溝
58 ストッパ
59 目印突起
60 段ボールダクト
61 側板部(板材)
62 継代部(板材)
63 貫穴

Claims (9)

  1. 板材を重ねて接合する締結クリップ(1)において、4個の穴枠部材(3,4,4,5)と、1個の締付部材(2)とから成り、各穴枠部材(3,4,5)は、筒状部(31,41,51)の基端にフランジ(32,42,52)を設け、締付部材(2)は、軸部(21)の基端にフランジ(22)を設けたものとし、締付部材(2)の軸部(21)には係合突部(24)を、1個の穴枠部材(5)の筒状部(51)には係合受部(56)をそれぞれ設け、各板材に穿設した貫穴にそれぞれ2個の穴枠部材(3,4)(4,5)の筒状部(31,41)(41,51)を対向させて差し込み、これらの筒状部同士(31,41)(41,51)を噛み合わせて、貫穴の周囲に穴枠部材(3,4)(4,5)を固定すると共に、各板材をフランジ(32,42)(42,52)で挟み込み、重ね合わせた一方の板材から他方の板材へかけて、穴枠部材(3,4)(4,5)の筒状部(31,41)(41,51)に締付部材(2)の軸部(21)を挿通し、締付部材(2)を回転させて、係合突部(24)を他方の板材に固定した穴枠部材(5)の係合受部(56)に係合させることを特徴とする板材の締結クリップ。
  2. 請求項1に記載の板材の締結クリップ(1)において、係合突部(24)と係合受部(56)の当接面の少なくとも一方に傾斜面(24a,56a)を設け、締付部材(2)の回転に伴い、板材同士が引き寄せられて密着するようにしたことを特徴とする板材の締結クリップ。
  3. 請求項1又は2に記載の板材の締結クリップ(1)において、締付部材(2)の回転を所定位置で停止させるストッパ(58)を設けたことを特徴とする板材の締結クリップ。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の板材の締結クリップ(1)において、各板材の貫穴に接する穴枠部材(4)の筒状部(41)の外周に、板材の貫穴周縁に食い込む回り止め用の突条(45)を設けたことを特徴とする板材の締結クリップ。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の板材の締結クリップ(1)において、各板材の貫穴に差し込まれた穴枠部材(3,4)(4,5)同士は、筒状部(31,41)(41,51)に設けた係止爪(33,43)(43,53)の係合により結合され、係止爪(33,53)と係止溝(44)の係合により回り止めされるようにしたことを特徴とする板材の締結クリップ。
  6. 請求項5に記載の板材の締結クリップ(1)において、穴枠部材(3,5)の筒状部(31,51)に切溝(34,54)を入れ、特定方向から穴枠部材(3,5)の部分を押すと、係止爪(33,53)が傾倒して、係止爪(33,43)(43,53)同士の係合が解除されるようにしたことを特徴とする板材の締結クリップ。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の板材の締結クリップ(1)において、一端となる穴枠部材(5)のフランジ(52)及び他端となる締付部材(2)のフランジ(22)の少なくとも一方に、フランジ(52,22)と板材との間をシールするパッキン(6)を設けたことを特徴とする板材の締結クリップ。
  8. 段ボール板同士を重ね、これらの板材を請求項1乃至7のいずれか1項に記載の締結クリップ(1)を使用して接合した板材の接合構造。
  9. 段ボール板から成るブランクを折り曲げて形成する段ボールダクトにおいて、ブランクの両端部を請求項8に記載の接合構造により接合したことを特徴とする段ボールダクト。
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