JP5192361B2 - 折り畳み式エルボダクト - Google Patents

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Description

この発明は、折り畳みが可能な折り畳み式ダクトに関し、特に、軸線が円弧状に曲がった折り畳み式エルボダクトに関する。
断面が矩形(四角形)な角ダクトなどにおいて、折り畳みが可能な折り畳み式ダクトが知られている(例えば、特許文献1参照。)。この折り畳み式ダクトは、例えば、4つの壁板で筒状に構成され、壁板と壁板との接合部である角部が回動自在となっている。そして、角部を回動させて壁板が重なるように全体を折り畳む(偏平させる)ことができ、折り畳んだ状態から角部を回動させて、筒状に展開することができるものである。このような折り畳み式ダクトを軸線が円弧状に曲がった(例えばL字状の)エルボダクトに適用する場合、図16に示すような構造となる。すなわち、水平に延びる第1のダクト101と、垂直に延びる第2のダクト102とを、斜めに延びる第3のダクト103によって連結することで、エルボダクト100を構成するものである。ここで、各ダクト101〜103は断面が矩形な角ダクトで、角部が回動することで折り畳み可能となっている。
特開2004−003821号公報
ところで、従来のような折り畳み式のエルボダクト100では、3つの真っ直ぐな筒状のダクト101〜103から構成されているため、空気の流れが滑らかでない。すなわち、例えば第1のダクト101側から空気が流入すると、流入した空気は第3のダクト103に沿って第2のダクト102側に導かれるが、第3のダクト103が斜めに真っ直ぐに延びているため、空気が流れ方向を変える際に第3のダクト103における空気の抵抗が大きい。この結果、円滑な空気の流れが阻害され、さらには振動音などが発生する場合がある。また、3つのダクト101〜103を組み付けてエルボダクト100を組み立てなければならないため、組立作業に多くの時間と労力とを要する。
そこでこの発明は、空気の流れが円滑で、しかも組み立てが容易な折り畳み式エルボダクトを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、略扇状で底辺が直線である第1の壁板と、前記第1の壁板と同形状で前記第1の壁板と対向して配設される第2の壁板と、前記第1の壁板と第2の壁板の外縁である円弧に沿って配設される第3の壁板と、前記第1の壁板と第2の壁板の底辺に沿って配設される第4の壁板と、を備え、前記第1の壁板と第2の壁板とは、円弧の一端部側と他端部側とを結ぶ直線において円弧側の円弧板と底辺側の台形板とに二分割され、前記台形板は前記円弧板との接合部において回動自在に配設され、前記第1の壁板と第4の壁板および前記第2の壁板と第4の壁板とは、その接合部において回動自在に配設されている、ことを特徴とする折り畳み式エルボダクトである。
この発明によれば、第1の壁板と第2の壁板の台形板を寝かせるように回動させることで、この回動にともなって第4の壁板が第1の壁板および第2の壁板に対して回動し、第1の壁板、第2の壁板および第4の壁板が第3の壁板側に重なるように全体が折り畳まれる(偏平される)。また、第1の壁板と第2の壁板の台形板を立てるように回動させることで、この回動にともなって第4の壁板が第1の壁板および第2の壁板に対して回動し、第1の壁板、第2の壁板および第4の壁板が筒状に展開する。
請求項2に記載の発明は、略扇状で底辺が直線である第1の壁板と、前記第1の壁板と同形状で前記第1の壁板と対向して配設される第2の壁板と、前記第1の壁板と第2の壁板の外縁である円弧に沿って配設される第3の壁板と、前記第1の壁板と第2の壁板の底辺に沿って配設される第4の壁板と、を備え、前記第1の壁板と第2の壁板とは、円弧の一端部側と他端部側とを結ぶ直線において円弧側の円弧板と底辺側の台形板とに二分割され、前記台形板は前記円弧板との接合部において回動自在に配設され、前記第4の壁板は、前記第1の壁板および第2の壁板に対して着脱自在となっている、ことを特徴とする折り畳み式エルボダクトである。
この発明によれば、第4の壁板を取り外し、第1の壁板と第2の壁板の台形板を寝かせるように回動させることで、第1の壁板と第2の壁板が第3の壁板側に重なるように折り畳まれる。また、第1の壁板と第2の壁板の台形板を立てるように回動させ、第4の壁板を第1の壁板および第2の壁板に取り付けることで、第1の壁板、第2の壁板および第4の壁板が筒状に展開する。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の折り畳み式エルボダクトにおいて、前記第1の壁板および第2の壁板の少なくとも一方の台形板が複数に分割され、分割した部材がその接合部において回動自在に配設されている、ことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、円弧に沿って延びる第3の壁板はそのままにして、第1の壁板、第2の壁板および第4の壁板を折り畳んだり、筒状に展開したりすることができる。つまり、滑らかな円弧形状が維持されるため、空気の流れを円滑にし、振動音の発生などを抑制することができる。また、複数の筒体(ダクト)から構成されるものではなく、第1の壁板と第2の壁板の台形板を立てるだけで、筒状に組み立てることができるため、組み立てに要する時間と労力とが著しく軽減される。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様に、円弧に沿って延びる第3の壁板はそのままで滑らかな円弧形状が維持されるため、空気の流れを円滑にし、振動音の発生などを抑制することができる。また、第1の壁板と第2の壁板の台形板を立てて第4の壁板を取り付けるだけで、筒状に組み立てることができるため、組み立てに要する時間と労力とが著しく軽減される。しかも、第4の壁板を取り外して、第3の壁板に対して第1の壁板と第2の壁板の台形板を互い違いに重ねることで、よりコンパクトに折り畳むことができる。
請求項3に記載の発明によれば、台形板が複数に分割され、分割した部材がその接合部において回動自在なため、台形板が大きい場合に分割した部材同士を重ね合わせることで、よりコンパクトに折り畳むことができる。
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
図1は、この発明の実施の形態に係る折り畳み式エルボダクト10を示す斜視図であり、図2および図3は、折り畳み式エルボダクト10の正面図および右側面図である。この折り畳み式エルボダクト10は、軸線が円弧状に90度曲がり、空気の流れを90度変更させるエルボダクトで、かつ折り畳み可能なダクトであり、主として、亜鉛鉄板製などの第1の壁板1と第2の壁板2と第3の壁板3と第4の壁板4とを備えている。
第1の壁板1は、図3に示すように、展開角が90度の略扇状で底辺が直線であり、円弧の一端部と他端部とを結ぶ直線において円弧側の円弧板11と底辺側の台形板12とに二分割されている。円弧板11は略三日月形で、後述するように円弧に沿って第3の壁板3と接合されている。台形板12は、図4に示すように台形で、斜辺にそれぞれフランジ部12a、12bが形成されている。この台形板12は、円弧板11との接合部において回動自在に配設されている。
具体的には、図5〜7に示すように、円弧板11の底辺(円弧と対向する辺)に、カール状のシングルハゼ11aが底辺に沿って形成され、台形板12の底辺(第3の壁板3側の辺)に、シングルハゼ11aと係合するカール状のダブルハゼ12cが底辺に沿って形成されている。このシングルハゼ11aとダブルハゼ12cとによって第1のスピンハゼS1が構成されている。ここで、シングルハゼ11aとダブルハゼ12cとは折り畳み式エルボダクト10の内側(筒内側)に位置し、外側は平滑になるようになっている。
そして、円弧板11と台形板12とが同一平面上に位置する状態(図5参照)で、台形板12を円弧板11側に押すと、シングルハゼ11aを軸としてダブルハゼ12cが回動し、図6に示すように、台形板12が円弧板11に対してほぼ垂直な状態となる。さらに台形板12を円弧板11側に押すと、同様にしてダブルハゼ12cが回動し、図7に示すように、台形板12が円弧板11に対してほぼ平行な状態となる。一方、この状態から、台形板12を円弧板11側から離すと、ダブルハゼ12cが回動して円弧板11に対してほぼ垂直な状態(図6参照)、さらには円弧板11と同一平面上に位置する状態(図5参照)となる。
ここで、図中符号5は、断面が中空の棒状(チューブ状)のガスケットで、弾性変形可能な樹脂から構成され、シングルハゼ11aとダブルハゼ12cとの間をシールし、第1のスピンハゼS1からの空気の漏出を防止する機能を有する。また、円弧板11と台形板12とは、第1のスピンハゼS1によって着脱自在となっている。すなわち、シングルハゼ11aとダブルハゼ12cとが係合した状態で、ガスケット5を外して、例えば台形板12を円弧板11に対して係合方向(図5〜7の紙面と垂直な方向)に沿って移動させる。これにより、シングルハゼ11aとダブルハゼ12cとの係合が外れて、台形板12が円弧板11から取り外れる。また、シングルハゼ11aとダブルハゼ12cと係合させながら、例えば台形板12を円弧板11に対して係合方向に沿って移動させる。これにより、シングルハゼ11aとダブルハゼ12cとが全長にわたって係合され、台形板12が円弧板11に接合される。なお、ガスケット5は、この後にシングルハゼ11aとダブルハゼ12cとの間に挿入、装着する。
第2の壁板2は、第1の壁板1と同形状かつ同構造で、板面が第1の壁板1の板面と対向するように配設されている。ここで、第2の壁板2の円弧板21、台形板22、フランジ部22a、22bおよび第2のスピンハゼS2がそれぞれ、第1の壁板1における円弧板11、台形板12、フランジ部12a、12bおよび第1のスピンハゼS1に相当するものとして、以下説明する。
第3の壁板3は、その板面が第1の壁板1と第2の壁板2の外縁である円弧に沿って配設されている。すなわち、図8に示すように、一方の側縁(長手方向に沿った縁)が第1の壁板1の円弧板11の円弧縁と接合され、他方の側縁が第2の壁板2の円弧板21の円弧縁と接合され、板面が円弧状に湾曲している。ここで、第1の壁板1の円弧板11および第2の壁板2の円弧板21との接合(接続)は、ボタンパンチハゼにより、第3の壁板3と円弧板11、21は、一体的に構成されている。ここで、この実施の形態では、このような一体的な第3の壁板3および円弧板11、21を船体6と呼ぶ。また、第3の壁板3の両端には、それぞれフランジ部3a、3bが形成されている。
第4の壁板4は、第1の壁板1と第2の壁板2の底辺(内縁)に沿って配設されている。すなわち、図9に示すような略長方形で、一方の短縁が第1の壁板1の台形板12の上辺と接合され、他方の短縁が第2の壁板2の台形板22の上辺と接合されている。また、第1の壁板1と第4の壁板4および第2の壁板2と第4の壁板4とは、その接合部において回動自在に配設されている。すなわち、第1の壁板1の台形板12との接合部に第3のスピンハゼS3が構成され、第2の壁板2の台形板22との接合部に第4のスピンハゼS4が構成されている(図1参照)。この第3のスピンハゼS3と第4のスピンハゼS4は、第1のスピンハゼS1と同等の構成で、上記のようにシングルハゼとダブルハゼとの係合によって回動するようになっている。
さらに、第4の壁板4は、第1の壁板1および第2の壁板2に対して着脱自在となっている。すなわち、第3のスピンハゼS3と第4のスピンハゼS4は、第1のスピンハゼS1と同等の構成であるため、上記のようにシングルハゼとダブルハゼとを係合することで、第1の壁板1および第2の壁板2に取り付けられ、係合を解除することで、第1の壁板1および第2の壁板2から取り外せるようになっている。
また、第4の壁板4の長手方向の端縁には、それぞれフランジ部4a、4bが形成されている。ここで、各フランジ部12a、12b、22a、22b、3a、3bおよび4a、4bは、後述するように筒状に組み立てられた際に、フランジ部12a、22a、3a、および4aが同一面上で「ロ」の字状に配置し、フランジ部12b、22b、3b、および4bが同一面上で「ロ」の字状に配置するように形成されている。
次に、このような構成の折り畳み式エルボダクト10の運搬方法、設置方法などについて説明する。
まず、工場などで各壁板1〜4を組み付けた後に、設置現場(建築現場)に折り畳み式エルボダクト10を運搬するには、畳み式エルボダクト10を折り畳む。すなわち、図10に示すように、第1の壁板1と第2の壁板2の台形板12、22を、スピンハゼS1、2を基点として同方向に寝かせるように回動させる。これにより、第4の壁板4が第1の壁板1および第2の壁板2に対して回動し、つまりスピンハゼS3、4が回動し、台形板12、22および第4の壁板4が船体6側に重なるように全体が折り畳まれる(偏平される)。あるいは、よりコンパクトに折り畳む必要がある場合などには、図11に示すように、第4の壁板4を第1の壁板1および第2の壁板2から取り外し、第1の壁板1と第2の壁板2の台形板12、22を寝かせるように回動させて、船体6に対して互い違いに重ねることで、台形板12、22が船体6に重なるように折り畳まれる。
このようにして折り畳んだ状態で、折り畳み式エルボダクト10をトラックなどで設置現場まで運搬する。ここで、折り畳み式エルボダクト10を工場や設置現場の保管場所に保管する際にも、上記のように折り畳んだ状態で保管する。
次に、折り畳み式エルボダクト10を設置現場に設置するには、折り畳み式エルボダクト10を展開した状態に組み立てる。すなわち、図10の状態で折り畳まれている場合には、第1の壁板1と第2の壁板2の台形板12、22を船体6に対して垂直に立てるように回動させる。これにより、第4の壁板4が第1の壁板1および第2の壁板2に対して回動し、第1の壁板1、第2の壁板2および第4の壁板4が筒状に展開する。一方、図11の状態で折り畳まれている場合には、第1の壁板1と第2の壁板2の台形板12、22を船体6に対して垂直に立てるように回動させる。この状態で、第4の壁板4を第1の壁板1および第2の壁板2に取り付けることで、第1の壁板1、第2の壁板2および第4の壁板4が筒状に展開する。
続いて、フランジの四隅に略L字状のコーナーピース7を取り付ける。すなわち、上記のように展開した状態で、フランジ部12a、22a、3a、および4aによって「ロ」の字状のフランジが形成され、フランジ部12b、22b、3b、および4bによって「ロ」の字状のフランジが形成される。そして、図12に示すように、これらのフランジの四隅にコーナーピース7を取り付けることで、折り畳み式エルボダクト10の展開状態が維持される。その後、折り畳み式エルボダクト10を所定の設置場所に設置して、他のダクトと接続等するものである。
以上のような折り畳み式エルボダクト10によれば、円弧状に延びる第3の壁板3はそのままにして、第1の壁板1、第2の壁板2および第4の壁板4を折り畳んだり、筒状に展開したりすることができる。つまり、滑らかな円弧形状が維持されるため、空気の流れを円滑にし、振動音の発生などを抑制することができる。なお、内径側は第4の壁板4によって平面状となっているが、折り畳み式エルボダクト10内に流入した空気は、外径側つまり第3の壁板3側に向って流れる(遠心力によって第3の壁板3側に押される)ため、壁板4によって円滑な空気の流れが阻害されることはない。
また、畳み式エルボダクト10を折り畳んだ状態では畳み式エルボダクト10がコンパクトになるため、運搬や保管の際にスペースを削減することができる。特に、トラックなどによる運搬の際に、一度に大量の畳み式エルボダクト10を積載することが可能なため、運搬費やCOの排出量を削減することができる。しかも、図11に示すように第4の壁板4を取り外すことで、よりコンパクトに折り畳むことができる。
さらに、複数の筒体(ダクト)から構成されるものではなく、第1の壁板1と第2の壁板2の台形板12、22を立てたりするだけで、筒状に組み立てることができるため、組み立てに要する時間と労力とが著しく軽減される。また、外径が円弧状であり、かつ一枚の第3の壁板3によって円弧が形成されているため、良好な外観が得られる。
ところで、上記の実施の形態では、第1の壁板1および第2の壁板2の台形板12、22が一枚の部材から構成されているが、よりコンパクトに折り畳むために、複数の部材で構成してもよい。例えば、図13に示すように、第1の壁板1の台形板12を第1のスピンハゼS1と平行な直線において二分割し、分割した部材121、122をスピンハゼで接合して、部材121、122が回動できるようにする。これにより、台形板12が大きい場合などに、図14に示すように、分割した部材121、122同士を重ね合わせたりすることで、よりコンパクトに折り畳むことができる。ここで、第1の壁板1の台形板12または第2の壁板2の台形板22の一方のみを分割してもよいし、双方を分割してもよい。なお、一方のみを分割する場合には、折り畳みに際して第4の壁板4を取り外す必要がある。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、上記の実施の形態では、軸線が90度曲がったエルボダクトについて説明したが、45度曲がったエルボダクトにも適用でき、また、S字状に湾曲したエスカンや曲がり管などにも適用できる。例えば、エスカンの場合、図15に示すように、両端部に折り畳み式エルボダクト20(上記の折り畳み式エルボダクト10と同等の構成で、軸線の曲がり角が異なるダクト)を配置し、その間に真っ直ぐな真直ダクト21を配置し、全体がS字状になるように形成する。
また、第1の壁板1および第2の壁板2を、円弧の一端部と他端部とを結ぶ直線において二分割しているが、円弧の一端部の周辺と他端部の周辺とを結ぶ直線において分割してもよい。さらに、第4の壁板4と第1の壁板1の台形板12との接合部および、第4の壁板4と第2の壁板1の台形板22との接合部をスピンハゼとしないで回動不可とし、第4の壁板4を着脱可能のみとしてもよい。この場合、第4の壁板4を取り外すことで、第1の壁板1と第2の壁板2の台形板12、22を船体6に重ねるように折り畳むことができ、第4の壁板4を取り付けることで、台形板12、22の回動を抑えることができる。
この発明の実施の形態に係る折り畳み式エルボダクトを示す斜視図である。 図1の折り畳み式エルボダクトの正面図である。 図1の折り畳み式エルボダクトの右側面図である。 図1の折り畳み式エルボダクトの第1の壁板の台形板の平面図(a)と正面図(b)と左側面図(c)である。 図1の折り畳み式エルボダクトにおけるスピンハゼを示し、円弧板と台形板とが同一平面上に位置する状態を示す図である。 図5の状態から台形板が円弧板に対してほぼ垂直に位置する状態を示す図である。 図6の状態から台形板が円弧板に対してほぼ平行に位置する状態を示す図である。 図1の折り畳み式エルボダクトの船体を示す正面図(a)と右側面図(b)である。 図1の折り畳み式エルボダクトの第4の壁板を示す正面図(a)と右側面図(b)である。 図1の折り畳み式エルボダクトを折り畳んだ状態を示す平面図(a)と正面図(b)である。 図1の折り畳み式エルボダクトを第4の壁板を外して折り畳んだ状態を示す平面図(a)と正面図(b)である。 図1の折り畳み式エルボダクトのフランジの角部(隅)にコーナーピースを取り付けた状態を示す図である。 この発明の実施の形態において第1の壁板の台形板を二分割した状態を示す図である。 図13の台形板を重ね合わせる状態を示す図である。 この発明をエスカンに適用した状態を示す正面図(a)と右側面図(b)である。 従来のエルボダクトを示す正面図(a)と右側面図(b)である。
符号の説明
10 折り畳み式エルボダクト
1 第1の壁板
11 円弧板
11a シングルハゼ
12 台形板
12c ダブルハゼ
2 第2の壁板
21 円弧板
22 台形板
3 第3の壁板
4 第4の壁板
5 ガスケット
6 船体
7 コーナーピース
S1〜S4 スピンハゼ

Claims (3)

  1. 略扇状で底辺が直線である第1の壁板と、前記第1の壁板と同形状で前記第1の壁板と対向して配設される第2の壁板と、前記第1の壁板と第2の壁板の外縁である円弧に沿って配設される第3の壁板と、前記第1の壁板と第2の壁板の底辺に沿って配設される第4の壁板と、を備え、
    前記第1の壁板と第2の壁板とは、円弧の一端部側と他端部側とを結ぶ直線において円弧側の円弧板と底辺側の台形板とに二分割され、前記台形板は前記円弧板との接合部において回動自在に配設され、
    前記第1の壁板と第4の壁板および前記第2の壁板と第4の壁板とは、その接合部において回動自在に配設されている、ことを特徴とする折り畳み式エルボダクト。
  2. 略扇状で底辺が直線である第1の壁板と、前記第1の壁板と同形状で前記第1の壁板と対向して配設される第2の壁板と、前記第1の壁板と第2の壁板の外縁である円弧に沿って配設される第3の壁板と、前記第1の壁板と第2の壁板の底辺に沿って配設される第4の壁板と、を備え、
    前記第1の壁板と第2の壁板とは、円弧の一端部側と他端部側とを結ぶ直線において円弧側の円弧板と底辺側の台形板とに二分割され、前記台形板は前記円弧板との接合部において回動自在に配設され、
    前記第4の壁板は、前記第1の壁板および第2の壁板に対して着脱自在となっている、ことを特徴とする折り畳み式エルボダクト。
  3. 前記第1の壁板および第2の壁板の少なくとも一方の台形板が複数に分割され、分割した部材がその接合部において回動自在に配設されている、ことを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載の折り畳み式エルボダクト。
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