JP2008170067A - 段ボール製ダクトの構成部材 - Google Patents

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泰 生天目
Hiroshi Furuta
拓 古田
Hitoshi Kawakami
仁 川上
Hidenobu Matsuo
秀信 松尾
Akira Yamazaki
章 山崎
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Abstract

【課題】段ボール製ダクトの流路を変化させて、その軽量で断熱性に優れた特性を生かしつつ、多様なダクトルートを構成できる構成部材を提供する。
【解決手段】段ボールにアルミ箔をラミネートしたものを材料として用い、基板部材122のブランクを折り曲げ、基板125から延びる継代片125a,125bを介して背板123及びコーナー板124と接合することにより、他のダクト部材を接続する接続口Sを3箇所以上に有する形状に組み立てて、これらの接続口Sを連通させたものとし、接続口Sに接続したダクト部材の流路を分岐させる。また、種々のブランクを折り曲げて組み立てることにより、流路の断面積や断面形状を変化させることができ、流路を曲げることもできる。
【選択図】図4

Description

この発明は、空調用や換気用等として設置される段ボール製ダクトの構成部材に関するものである。
一般に、店舗建築等に設置される空調用ダクトには、金属製の筒体に断熱材としてグラスウールを巻き付けたものが使用されているが、このようなダクトは、重く嵩張ることから、施工現場への運搬や建築物への取り付けにコストがかかる。
また、撤去時に金属製の筒体からグラスウールを分離する必要があり、大量の産業廃棄物が発生するという問題もある。
その対策として、軽量で施工性や断熱性に優れ、撤去時の廃棄も容易な段ボール製のダクトが提案されており、下記特許文献1には、段ボールのブランクを罫線沿いに角筒状に折り曲げて形成した直管のダクト部材が記載されている。
また、下記特許文献2には、段ボールではなく、合紙を巻いた円筒状の紙管を使用し、内外の管の間に断熱空間を設けた空調用ダクトの直管の構成部材やその流路の分岐等のための構成部材が記載されている。
特開2002−267245号公報 特許第2590245号公報
しかしながら、上記段ボール製ダクトには、流路を分岐させたり、流路の断面積や断面形状を変化させたり、流路を任意の方向に曲げたりする部材の用意がなく、円筒状で重い紙管製の構成部材は、角筒状で寸法が大きい段ボール製ダクトに適さない。
このため、店舗建築等の大規模建築物に設置される段ボール製ダクトを用いた空調システムは、ダクトルート(配置)が制約されるという問題がある。
そこで、この発明は、段ボール製ダクトの流路を変化させて、その特性を生かしつつ、多様なダクトルートを構成できる構成部材を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明に係る段ボール製ダクトの構成部材は、直管のダクト部材と同様に、段ボールのブランクを折り曲げて、流路を分岐させる形状、流路断面の流れ方向に直交する方向の寸法を変化させる形状又は流路を曲げる形状等、ダクトの流路を変化させる形状に組み立てたのである。
また、他のダクト部材の接続口を複数設け、これらを連通させることにより、接続口に接続したダクト部材により形成される流路を、この構成部材を介して変化させるようにしたのである。
そして、接続するダクト部材が四角筒状である場合、これに対応して、前記接続口を四角形状としたのである。
また、前記ブランクを、継代片を介して接合することにより組み立てるものとし、気密性及び保形性を確保することとしたのである。
さらに、前記ブランクの材料として、段ボールにアルミ箔をラミネートしたものを用いることにより、不燃性や耐湿性を高めることとしたのである。
この段ボール製ダクトの構成部材では、段ボールのブランクを折り曲げて、角筒状のダクト部材に対応させ、流路を分岐させる形状、流路断面の流れ方向に直交する方向の寸法を変化させる形状又は流路を曲げる形状等、流路を変化させる形状としたので、多様なダクトルートを構成できる。
また、材料が段ボールであることから、軽量で施工性や断熱性に優れ、撤去時の廃棄も容易であり、再資源化を図ることもでき、段ボールにアルミ箔をラミネートすることにより、不燃性や耐湿性も確保できる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示すように、この発明に係る段ボール製ダクトの構成部材に接続する直管のダクト部材Dは、空調用として設置される四角筒状のものであり、その大きさは、組立状態において、例えば、内寸が300mm×300mmとなるように設定されている。
このダクト部材Dを構成するブランクは、複両面段ボール1の両面に、接着剤、例えば熱可塑性樹脂であるポリエチレン2を介してアルミニウムを薄く延ばしたアルミ箔3をラミネートし、アルミ箔3の表面をニトロセルロース系樹脂のニス等の耐熱性を有する塗料4でコーティングしたものを材料とする。段ボール1の周縁は、片面に粘着力を付与したアルミテープ5でシールされている。
また、ブランクには、段ボール1の段目に直交する罫線を介して4枚の側面板6と一端の継代片7とが形成されている。ここで、段目とは、段ボールの中しんの波形のことをいい、段目の方向は、中しんの段頂の延びる方向で表すものである。
そして、このダクト部材Dの組み立てに際しては、ブランクを罫線に沿って折り曲げ、両面粘着テープとピン穴に差し込んだ締結具8により、継代片7と他端の側面板6とを重ねて接合し、その継目の外側をアルミテープ9でシールする。
上記のようなダクト部材に接続され、その流路を分岐させる段ボール製ダクトの構成部材として、分岐部材の第1実施形態を図2及び図3に基づいて説明する。
この分岐部材111は、図2に示すように、3本の段ボール製ダクト部材Dを接続するT字管状のものであり、両口部材112と片口部材113とを組み合わせて構成される。
両口部材112と片口部材113は、段ボールの両面にアルミ箔をラミネートし、周縁をアルミテープでシールした図3に示すようなブランクから形成される。段ボールとしては、A段、B段等の単層のもののほか、これらを積層したものが使用される。
両口部材112のブランクは、V字状に切欠部が設けられた2枚の基板114と、その間の長方形の背板115とを罫線を介して連設し、一方の基板114の両肩部に2枚の脇板116及び継代片116aを罫線を介して順次連設したものとされている。継代片116aと反対側の基板114には、ピン穴Hが形成されている。
片口部材113のブランクは、一側がV字状に突出した2枚の基板117と、その間の側板118とを罫線を介して連設し、一方の基板117の端部に側板118及び継代片118aが罫線を介して順次連設したものとされている。継代片118aと反対側の基板117には、ピン穴Hが形成されている。
そして、図2に示すように、両口部材112は、ブランクを罫線沿いに四角筒状に折り曲げ、継代片116aを反対側の基板114に接合して、両端に接続口Sを有する形状に組み立てられる。また、片口部材113は、ブランクを罫線沿いに四角筒状に折り曲げ、継代片118aを反対側の基板117に接合して、両端に接続口Sを有する形状に組み立てられる。
ここで、両口部材112の継代片116aと基板114、片口部材113の継代片118aと基板117は、両面粘着テープに加えて、ピン穴Hに差し込んだ締結具により固定され、その継目の外側がアルミテープでシールされる。
この両口部材112と片口部材113とは、基板114のV字状の切欠部に基板117のV字状の突出部を嵌め込んで、継目をシールすることにより、一体化されて分岐部材111に組み立てられ、分岐部材111の内部では、3方の接続口Sが連通する。そして、各接続口Sにダクト部材Dを差し込んで接続することにより、ダクトの流路を分岐させることができる。
なお、両口部材112と片口部材113においては、基板114のV字状の切欠部と、基板117のV字状の突出部とを省略し、基板114,117の直線状の端縁同士を突き合わせるようにしてもよい。
次に、分岐部材の第2実施形態を図4及び図5に基づいて説明する。
この分岐部材121もまた、図4に示すように、3本の段ボール製ダクト部材Dを接続するT字管状のものであり、2枚の基板部材122と、1枚の背板123と、2枚のコーナー板124とを組み合わせて構成される。
基板部材122、背板123及びコーナー板124は、段ボールの両面にアルミ箔をラミネートし、周縁をアルミテープでシールした図5に示すようなブランクから成り、段ボールとしては、A段、B段等の単層のもののほか、これらを積層したものが使用される。
基板部材122のブランクは、T字形の基板125の長辺に継代片125aを、コーナー辺に継代片125bをそれぞれ罫線を介して連設したものとされている。継代片125a,125bには、ピン穴Hが形成されている。
また、背板123は、長い長方形状とされ、コーナー板124は、中間部に幅方向の罫線を有する短い長方形状とされている。背板123及びコーナー板124には、それぞれピン穴Hが形成されている。
そして、図4に示すように、基板部材122と背板123及びコーナー板124とは、基板125から継代片125a,125bを罫線沿いに折り曲げ、継代片125aを背板123に、継代片125bを罫線沿いに屈曲させたコーナー板124にそれぞれ接合することにより、3方に接続口Sを有する分岐部材121に組み立てられる。
ここで、継代片125a,125bと背板123及びコーナー板124とは、両面粘着テープに加えて、ピン穴Hに差し込んだ締結具により固定され、その継目の外側がアルミテープでシールされる。
このように組み立てた分岐部材121では、内部で3方の接続口Sが連通し、各接続口Sにダクト部材Dを差し込んで接続することにより、ダクトの流路を分岐させることができる。
なお、この分岐部材121の内部において、背板123の中間部内面に沿って、対向する基板125間に亘るV字柱状のガイド部材を設けておき、このガイド部材により、流体の流れを誘導するようにしてもよい。
次に、分岐部材の第3実施形態を図6及び図7に基づいて説明する。
この分岐部材131もまた、図6に示すように、3本の段ボール製ダクト部材Dを接続するT字管状のものであり、1枚の基板部材132と、2枚のコーナー板133とを組み合わせて構成される。
基板部材132及びコーナー板133は、段ボールの両面にアルミ箔をラミネートし、周縁をアルミテープでシールした図7に示すようなブランクから形成される。段ボールとしては、A段、B段等の単層のもののほか、これらを積層したものが使用される。
基板部材132のブランクは、外角部が斜めに切断された4枚のL字状の基板134を周方向に配置し、対向する基板134と、その間に配した背板135とを罫線を介して連設すると共に、隣り合う背板135をガイド板136を挟み罫線を介して連設し、ガイド板136の中央に罫線を入れ、各基板134のコーナー辺に継代片134aをそれぞれ罫線を介して連設したものとされ、継代片134aには、ピン穴Hが形成されている。
また、コーナー板133は、中央に幅方向の罫線を有する短い長方形状とされ、コーナー板133の中央罫線を挟んだ両側部分には、それぞれピン穴Hが形成されている。
そして、図6に示すように、基板部材132とコーナー板133とは、2枚の基板134と背板135とを罫線沿いに折り曲げ、ガイド板136をV字状に折り込み、対称な基板134の端縁同士を突き合わせ、各基板134から継代片134aを罫線沿いに折り曲げて、各継代片134aを罫線沿いに屈曲させたコーナー板133にそれぞれ接合することにより、3方に接続口Sを有する分岐部材131に組み立てられる。
ここで、継代片134aとコーナー板133とは、両面粘着テープに加えて、ピン穴Hに差し込んだ締結具により固定され、その継目の外側がアルミテープでシールされる。
このように組み立てた分岐部材131では、内部で3方の接続口Sが連通し、各接続口Sにダクト部材Dを差し込んで接続することにより、ガイド板136で流体を導くようにして、ダクトの流路を分岐させることができる。
次に、分岐部材の第4実施形態を図8及び図9に基づいて説明する。
この分岐部材141は、図8に示すように、3本の段ボール製ダクト部材Dを接続するY字管状のものであり、2枚の基板部材142と、3枚のコーナー板143とを組み合わせて構成される。
基板部材142及びコーナー板143は、段ボールの両面にアルミ箔をラミネートし、周縁をアルミテープでシールした図9に示すようなブランクから形成される。段ボールとしては、A段、B段等の単層のもののほか、これらを積層したものが使用される。
基板部材142のブランクは、Y字形の基板144の各コーナー辺に継代片144aを罫線を介して連設したものとされ、継代片144aには、ピン穴Hが形成されている。
コーナー板143は、中央に幅方向の罫線を有する短い長方形状とされ、コーナー板143の中央罫線を挟んだ両側部分には、それぞれピン穴Hが形成されている。
そして、図8に示すように、基板部材142とコーナー板143とは、基板144から継代片144aを罫線沿いに折り曲げ、継代片144aを罫線沿いに屈曲させたコーナー板143にそれぞれ接合することにより、3方に接続口Sを有する分岐部材141に組み立てられる。
ここで、継代片144aとコーナー板143とは、両面粘着テープに加えて、ピン穴Hに差し込んだ締結具により固定され、その継目の外側がアルミテープでシールされる。
このように組み立てた分岐部材141では、内部で3方の接続口Sが連通し、各接続口Sにダクト部材Dを差し込んで接続することにより、ダクトの流路を基板144の形状に従い所定の角度に分岐させることができる。
次に、分岐部材の第5実施形態を図10及び図11に基づいて説明する。
この分岐部材151は、図10に示すように、3本の段ボール製ダクト部材Dを接続する立方体状のものであり、主部材152と副部材153とを組み合わせて構成される。
主部材152及び副部材153は、段ボールの両面にアルミ箔をラミネートし、周縁をアルミテープでシールした図11に示すようなブランクから形成される。段ボールとしては、A段、B段等の単層のもののほか、これらを積層したものが使用される。
主部材152のブランクは、3枚の側板154を罫線を介して連設し、各側板154の上下に蓋板155を罫線を介して連設し、両側の側板154の外側に継代片154aを罫線を介して連設すると共に、各側板154に、正方形状の接続口Sを設け、接続口Sの両側縁に、ピン穴Hを有する接続片Fを突設したものとされている。
副部材153のブランクは、上記側板154と同一の大きさで開口部のない背板156の上下に、主部材152の蓋板155と同一の蓋板157を罫線を介して連設したものとされている。
そして、図10に示すように、主部材152と副部材153とは、3枚の側板154を罫線沿いにコ字状に折り曲げ、継代片154aを罫線沿いに内側へ折り曲げて背板156に接合し、蓋板155,157を貼り合わせ、接続片Fを外側へ折り曲げることにより、3方向に接続口Sを有する分岐部材151に組み立てられる。
このように組み立てた分岐部材151では、内部で3方向の接続口Sが連通し、各接続口Sにダクト部材Dを差し込んで、接続片Fのピン穴Hに差し込んだ締結具により固定接続することにより、ダクトの流路を分岐させることができる。
なお、この分岐部材151は、ブランク製造時の段ボールの使用条件上、主部材152と副部材153の2枚のブランクから成るものとしたが、これらが一体となった1枚のブランクから成るものとしてもよい。
次に、分岐部材の第6実施形態を図12及び図13に基づいて説明する。
この分岐部材161は、図12に示すように、4本の段ボール製ダクト部材Dを水平及び上下方向に接続する立方体状のものであり、主部材162と副部材163とを組み合わせて構成される。
主部材162及び副部材163は、段ボールの両面にアルミ箔をラミネートし、周縁をアルミテープでシールした図13に示すようなブランクから形成される。段ボールとしては、A段、B段等の単層のもののほか、これらを積層したものが使用される。
主部材162のブランクは、3枚の側板164を罫線を介して連設し、各側板164の上端に枠板165を、下端に蓋板166をそれぞれ罫線を介して連設し、両側の側板164の外側縁に継代片164aを罫線を介して連設し、各側板164に、正方形状の接続口Sを設け、接続口Sの両側縁に、ピン穴Hを有する接続片Fを突設し、また、枠板165に、正方形を半分にした先端からの切込による接続口Sを設け、中央に位置する枠板165の接続口Sの一端縁に、ピン穴Hを有する接続片Fを突設したものとされている。
副部材163のブランクは、主部材162の側板164と同一の大きさで開口部のない背板167の上端に枠板168を、下端に蓋板169をそれぞれ罫線を介して連設し、枠板168に、正方形を半分にした先端からの切込による接続口Sを設け、接続口Sの一端縁に、ピン穴Hを有する接続片Fを突設したものとされている。
そして、図12に示すように、主部材162と副部材163とは、3枚の側板164を罫線沿いにコ字状に折り曲げ、継代片164aを罫線沿いに内側へ折り曲げて背板167に接合し、蓋板166,169を貼り合わせると共に、枠板165,168を貼り合わせて、接続片Fを外側へ折り曲げることにより、4方向に接続口Sを有する分岐部材161に組み立てられる。
このように組み立てた分岐部材161では、内部で4方向の接続口Sが連通し、各接続口Sにダクト部材Dを差し込んで、接続片Fのピン穴Hに差し込んだ締結具により固定接続することにより、ダクトの流路を水平方向だけでなく、上下方向へも分岐させることができる。
なお、この分岐部材161は、ブランク製造時の段ボールの使用条件上、主部材162と副部材163の2枚のブランクから成るものとしたが、これらが一体となった1枚のブランクから成るものとしてもよい。
次に、分岐部材の第7実施形態を図14及び図15に基づいて説明する。
この分岐部材171は、図14に示すように、2本の段ボール製ダクト部材D及び1本の紙管製ダクト部材Pを接続する立方体状のものであり、主部材172と副部材173とを組み合わせて構成される。
主部材172及び副部材173は、段ボールの両面にアルミ箔をラミネートし、周縁をアルミテープでシールした図15に示すようなブランクから形成される。段ボールとしては、A段、B段等の単層のもののほか、これらを積層したものが使用される。
主部材172のブランクは、円形の貫穴174aを有する側板174の両側に、正方形状の接続口Sを有する側板175を罫線を介して連設し、各側板174,175の上下に蓋板176を連設すると共に、両側の側板175の外側縁に継代片175aを罫線を介して連設し、接続口Sの両側縁に、ピン穴Hを有する接続片Fを突設し、貫穴174aの周囲に、複数のピン穴Hを周方向に間隔をあけて設けたものとされている。
副部材173のブランクは、上記側板174,175と同一の大きさで開口部のない背板177の上下に、主部材172の蓋板176と同一の蓋板178を罫線を介して連設したものとされている。
そして、図14に示すように、主部材172と副部材173とは、側板174,175を罫線沿いにコ字状に折り曲げ、継代片175aを罫線沿いに内側へ折り曲げて背板177に接合し、蓋板176,178を貼り合わせ、貫穴174aに金属製のフランジ部材179を挿通してピン穴Hに差し込んだ締結具により取り付け、接続片Fを外側へ折り曲げることにより、2方向に接続口Sを、1方向に接続口Rを有する分岐部材171に組み立てられる。
このように組み立てた分岐部材171では、内部で2方向の接続口Sと1方向の接続口Rとが連通し、接続口Sに段ボール製ダクト部材Dを差し込んで、接続片Fのピン穴Hに差し込んだ締結具により固定接続し、接続口Rに紙管製ダクト部材Pを差し込んで、接着剤等で固定接続することにより、ダクトの流路を分岐させることができる。
なお、この分岐部材171は、ブランク製造時の段ボールの使用条件上、主部材172と副部材173の2枚のブランクから成るものとしたが、これらが一体となった1枚のブランクから成るものとしてもよい。また、1本の段ボール製ダクト部材Dと2本の紙管製ダクト部材Pを接続する構成としてもよい。
次に、分岐部材の第8実施形態を図16及び図17に基づいて説明する。
この分岐部材181は、図16に示すように、1本の大きい段ボール製ダクト部材Dと2本の小さい段ボール製ダクト部材Cとを接続する立方体状のものである。
そして、このような分岐部材181は、段ボールの両面にアルミ箔をラミネートし、周縁をアルミテープでシールした図17に示すようなブランクから形成される。段ボールとしては、A段、B段等の単層のもののほか、これらを積層したものが使用される。
分岐部材181のブランクは、4枚の側板182を罫線を介して一列に連設し、図の方向において、各側板182の下端に枠板183を、上端に交互に並んだ枠板184及び受止板185をそれぞれ罫線を介して連設し、一側の側板182の外側縁に継代片182aを、各枠板184の先端に差込片184aをそれぞれ罫線を介して連設し、受止板185の中央部に切溝185aを設け、各枠板183に、正方形を半分にした先端からの切込による接続口Sを設け、また、枠板184に、長方形の接続口Tを設け、接続口Sの一端縁及び接続口Tの両端縁に、ピン穴Hを有する接続片Fを突設したものとされている。
そして、図16に示すように、このブランクは、4枚の側板182を罫線沿いにロ字状に折り曲げ、継代片182aを罫線沿いに内側へ折り曲げて、反対側の側板182に接合し、枠板183を貼り合わせ、受止板185を内側へ折り曲げ、差込片184a同士を重ね合わせて切溝185aに差し込みつつ、枠板184を受止板185に貼り付け、接続片Fを外側へ折り曲げることにより、1つの大きな正方形の接続口Sと、2つの小さな長方形の接続口Tとを対向面に有する分岐部材181に組み立てられる。
このように組み立てた分岐部材181では、内部で1つの接続口Sと二つの接続口Tとが連通し、接続口Sにダクト部材Dを差し込むと共に、各接続口Tにダクト部材Cをそれぞれ差し込んで、接続片Fのピン穴Hに差し込んだ締結具で固定接続することにより、ダクトの流路を分岐させることができる。このため、ダクトルートに板状物や並列するワイヤ等の障害物があっても、2本のダクト部材Cの間に障害物が挟まれるようにして、ダクト部材Cをダクトルートの基準範囲から張り出させることなく、配管することができる。このとき、2本のダクト部材Cは、横方向に並べても縦方向に並べてもよい。
次に、図1に示すダクト部材に接続され、流路の断面積又は断面形状を変化させる段ボール製ダクトの構成部材として、流路断面変化部材の第1実施形態を図18及び図19に基づいて説明する。
この流路断面変化部材211は、図18に示すように、断面積の異なる2本の段ボール製ダクト部材D,Dを接続するものであり、図19に示す各2枚の側板部材212,213を組み合わせて構成される。
側板部材212,213は、段ボールの両面にアルミ箔をラミネートし、周縁をアルミテープでシールしたブランクから形成される。段ボールとしては、A段、B段等の単層のもののほか、これらを積層したものが使用される。
側板部材212のブランクは、両端間の幅が広い長方形の広側板214と、テーパ状に幅が変化するテーパ側板215と、幅が狭い長方形の狭側板216とを罫線を介して連設し、これらの両端にピン穴Hを有する継代片214a,215a,216aを罫線を介してそれぞれ連設したものとされている。
側板部材213のブランクは、両端間の幅が広い長方形の広側板217と、テーパ状に幅が変化するテーパ側板218と、幅が狭い長方形の狭側板219とを罫線を介して連設し、これらの両端部にピン穴Hを設けたものとされている。
そして、図18に示すように、側板部材212,213は、側板部材212の広側板214、テーパ側板215及び狭側板216から継代片214a,215a,216aをそれぞれ罫線沿いに折り曲げて、これらを側板部材213の広側板217、テーパ側板218及び狭側板219にそれぞれ接合することにより、両端に接続口S,Sを有する流路断面変化部材211に組み立てられる。
ここで、継代片214a,215a,216aと広側板217、テーパ側板218及び狭側板219とは、両面粘着テープに加えて、ピン穴Hに差し込んだ締結具により固定され、その継目の外側がアルミテープでシールされる。
このように組み立てた流路断面変化部材211では、一端の開口面積が大きい接続口Sと他端の開口面積が小さい接続口Sとが連通し、接続口S,Sに大小のダクト部材D,Dを差し込んで接続することにより、ダクトの流路断面積を変化させることができる。
次に、流路断面変化部材の第2実施形態を図20及び図21に基づいて説明する。
この流路断面変化部材221もまた、図20に示すように、断面積の異なる2本の段ボール製ダクト部材D,Dを接続するものであり、段ボールの両面にアルミ箔をラミネートし、周縁をアルミテープでシールした図21に示すブランクから形成される。段ボールとしては、A段、B段等の単層のもののほか、これらを積層したものが使用される。
この流路断面変化部材221のブランクは、4枚の外面板222を罫線を介して一列に連設し、その一端にピン穴Hを有する継代片222aを罫線を介して連設すると共に、他端の外面板222にピン穴Hを設け、各外面板222の一側に額縁板223、内面板224、傾斜板225及び巻込板226を罫線を介して順次連設したものとされている。
また、内面板224より巻込板226は長く、組立時に一方の対向位置となる額縁板223、内面板224及び巻込板226の幅は広く、他方の対向位置となる額縁板223、内面板224及び巻込板226の幅は狭くなっており、幅の狭い内面板224から巻込板226へかけて、傾斜板225の幅はテーパ状に迫り出すように広くなっている。
そして、図20に示すように、4枚の外面板222を筒状に折り曲げて、継代片222aを反対側の外面板222に貼り付け、額縁板223、内面板224、傾斜板225及び巻込板226を巻き込むように折り曲げると、幅の狭い内面板224の両側縁が幅の広い内面板224に当接し、傾斜板225が外面板222から内面板224側へかけて内側へ傾斜して、両端に接続口S,Sを有する流路断面変化部材221に組み立てられる。
ここで、継代片222aと外面板222とは、両面粘着テープに加えて、ピン穴Hに差し込んだ締結具により固定され、その継目の外側がアルミテープでシールされる。
このように組み立てた流路断面変化部材221では、一端の開口面積が大きい接続口Sと他端の開口面積が小さい接続口Sとが連通し、接続口S,Sに大小のダクト部材D,Dを差し込んで接続することにより、ダクトの流路断面積を変化させることができる。
次に、流路断面変化部材の第3実施形態を図22及び図23に基づいて説明する。
この流路断面変化部材231もまた、図22に示すように、断面積の異なる2本の段ボール製ダクト部材D,Dを接続するものであり、段ボールの両面にアルミ箔をラミネートし、周縁をアルミテープでシールした図23に示すブランクから形成される。段ボールとしては、A段、B段等の単層のもののほか、これらを積層したものが使用される。
この流路断面変化部材231のブランクは、底辺が短い二等辺三角形の側板232と、底辺が長い二等辺三角形の側板233とを、その斜辺に相当する罫線を介して4枚ずつ交互に向きを変えて連設し、一端の側板233の外側の斜辺に罫線を介してピン穴Hを有する継代片233aを連設し、他端の側板232にピン穴Hを設けたものとされている。
そして、図22に示すように、各4枚の側面板232,233を罫線沿いに環状に折り曲げ、継代片233aを罫線沿いに折り曲げて反対側の側板232に貼り付けると、両端に45°捻られた接続口S,Sを有する流路断面変化部材231に組み立てられる。
ここで、継代片233aと側板232とは、両面粘着テープに加えて、ピン穴Hに差し込んだ締結具により固定され、その継目の外側がアルミテープでシールされる。
このように組み立てた流路断面変化部材231では、一端の開口面積が大きい接続口Sと他端の開口面積が小さい接続口Sとが連通し、接続口S,Sに大小のダクト部材D,Dを差し込んで接続することにより、ダクトの流路断面積を変化させることができる。
次に、流路断面変化部材の第4実施形態を図24及び図25に基づいて説明する。
この流路断面変化部材241もまた、図24に示すように、断面積の異なる2本の段ボール製ダクト部材D,Dを接続するものであり、段ボールの両面にアルミ箔をラミネートし、周縁をアルミテープでシールした図25に示すブランクから形成される。段ボールとしては、A段、B段等の単層のもののほか、これらを積層したものが使用される。
この流路断面変化部材241のブランクは、正三角形の側板242を罫線を介して8枚ずつ交互に向きを変えて連設すると共に、一端の側板242の外側に罫線を介してピン穴Hを有する継代片242aを連設すると共に、他端の側板242にピン穴Hを設け、同方向に向いた4枚の側板242の一辺に、扁平な二等辺三角形の側板243をその底辺となる罫線を介して連設し、各側板243にその一方の斜辺となる罫線を介して正三角形の側板244を連設したものとされている。
そして、図24に示すように、8枚の側板242を罫線沿いに環状に折り曲げ、継代片242aを罫線沿いに折り曲げて反対側の側板242に貼り付け、側板242,243の稜部を罫線沿いに谷折りし、側板243,244の稜部を罫線沿いに山折りして、隣接する側板243,244の開放辺同士を接合すると、両端に接続口S,Sを有する流路断面変化部材241に組み立てられる。
ここで、継代片242aと側板242とは、両面粘着テープに加えて、ピン穴Hに差し込んだ締結具により固定され、その継目の外側がアルミテープでシールされる。
このように組み立てた流路断面変化部材241では、一端の開口面積が大きい接続口Sと他端の開口面積が小さい接続口Sとが連通し、接続口S,Sに大小のダクト部材D,Dを差し込んで接続することにより、ダクトの流路断面積を変化させることができる。
ところで、上記各実施形態では、接続口S,Sが共に正方形で開口面積の異なるものを例示したが、これらの実施形態の技術を応用することにより、接続するダクト部材の形状に応じて、接続口S,Sの開口面積を変えることなく、縦横の寸法比率のみを変えた流路断面変化部材を形成することもできる。
次に、図1に示すダクト部材に接続され、その流路を曲げる段ボール製ダクトの構成部材として、曲がり部材の第1実施形態を図26及び図27に基づいて説明する。
この曲がり部材311は、図26に示すように、2本の段ボール製ダクト部材Dを直角に方向を変えて接続するエルボ型のものであり、2枚の基板部材312と、各1枚の外側板313及び内側板314とを組み合わせて構成される。
基板部材312、外側板313及び内側板314は、段ボールの両面にアルミ箔をラミネートし、周縁をアルミテープでシールした図27に示すブランクから形成される。段ボールとしては、A段、B段等の単層のもののほか、これらを積層したものが使用される。
基板部材312のブランクは、一方向に長い変形六角形の基板315において、一方の長辺とその両側の短辺に罫線を介してピン穴Hを有する継代片315aを連設し、他方の長辺に罫線を介して継代片315bを連設したものとされている。
外側板313のブランクは、長い長方形に幅方向の2本の罫線を間隔をあけて入れたものとされ、内側板314のブランクは、短い長方形とされている。外側板313及び内側板314の長辺に沿った端縁部には、ピン穴Hが設けられている。
そして、図26に示すように、基板部材312と外側板313及び内側板314とは、基板315から継代片315a,315bを罫線沿いに折り曲げ、外側板313を罫線沿いに屈曲させ、継代片315aを外側板313に、継代片315bを内側板314にそれぞれ接合することにより、両端に接続口Sを有し、流路を直角に曲げる曲がり部材311に組み立てられる。
ここで、継代片315a,315bと外側板313及び内側板314とは、両面粘着テープに加えて、ピン穴Hに差し込んだ締結具により固定され、その継目の外側がアルミテープでシールされる。
このように組み立てた曲がり部材311では、内部で両端の接続口Sが連通し、各接続口Sにダクト部材Dを差し込んで接続することにより、ダクトの流路を直角に曲げて、流れ方向を変えることができる。
次に、曲がり部材の第2実施形態を図28及び図29に基づいて説明する。
この曲がり部材321もまた、図28に示すように、2本の段ボール製ダクト部材Dを直角に方向を変えて接続するエルボ型のものであり、2枚の基板部材322と、各1枚の外側板323及び内側板324とを組み合わせて構成される。
基板部材322、外側板323及び内側板324は、段ボールの両面にアルミ箔をラミネートし、周縁をアルミテープでシールした図29に示すブランクから形成される。段ボールとしては、A段、B段等の単層のもののほか、これらを積層したものが使用される。
基板部材322のブランクは、外角部が斜辺となったL字状の基板325において、その外側の各辺にピン穴Hを有する継代片325aを、内側の各辺にピン穴Hを有する継代片325bをそれぞれ罫線を介して連設したものとされている。
また、外側板323のブランクは、長い長方形に幅方向の2本の罫線を間隔をあけて入れたものとされ、内側板324のブランクは、短い長方形の中央に幅方向の罫線を1本入れたものとされている。外側板323及び内側板324の長辺に沿った端縁部には、ピン穴Hが設けられている。
そして、図28に示すように、基板部材322と外側板323及び内側板324とは、基板325から継代片325a,325bを罫線沿いに折り曲げ、継代片325a,325bをそれぞれ罫線沿いに屈曲させた外側板323及び内側板324に接合することにより、両端に接続口Sを有し、流路を直角に曲げる曲がり部材321に組み立てられる。
ここで、継代片325a,325bと外側板323及び内側板324とは、両面粘着テープに加えて、ピン穴Hに差し込んだ締結具により固定され、その継目の外側がアルミテープでシールされる。
このように組み立てた曲がり部材321では、内部で両端の接続口Sが連通し、各接続口Sにダクト部材Dを差し込んで接続することにより、ダクトの流路を直角に曲げて、流れ方向を変えることができる。
次に、曲がり部材の第3実施形態を図30及び図31に基づいて説明する。
この曲がり部材331もまた、図30に示すように、2本の段ボール製ダクト部材Dを直角に方向を変えて接続するエルボ型のものであり、基板部材332と、外覆板333及び内覆板334とを組み合わせて構成される。
基板部材332、外覆板333及び内覆板334は、段ボールの両面にアルミ箔をラミネートし、周縁をアルミテープでシールした図31に示すブランクから形成される。段ボールとしては、A段、B段等の単層のもののほか、これらを積層したものが使用される。
基板部材332のブランクは、隣り合う辺がV字状をなす3枚の台形状の基板335を2列に配置し、その底辺間に外側板336を介在させて、各基板335と外側板336の境界及び隣接する外側板336の境界に罫線を入れ、一方の列の各基板335の頂辺に内側板337及び継代片337aを罫線を介して順次連設したものとされている。継代片337a及び他方の列の各基板335には、ピン穴Hが設けられている。
また、外覆板333のブランクは、長い長方形に幅方向の2本の罫線を間隔をあけて入れたものとされ、内覆板334のブランクは、短い長方形に幅方向の2本の罫線を間隔をあけて入れたものとされている。
基板部材332のブランクを組み立てるには、図30に示すように、2列をなす基板335、外側板336及び内側板337を罫線沿いに四角筒状に折り曲げ、継代片337aを罫線沿いに折り曲げて反対側の基板335に接合し、外側板336の境界を罫線沿いに屈曲させ、隣り合う基板335及び内側板337の端縁同士を突き合わせて接合する。
ここで、継代片337aと基板335とは、両面粘着テープに加えて、ピン穴Hに差し込んだ締結具により固定され、その継目の外側がアルミテープでシールされる。
そして、基板部材332と外覆板333及び内覆板334とは、それぞれ45°の角度をなして隣接する各3枚の外側板336及び内側板337の表面に亘って、外覆板333及び内覆板334を罫線沿いに屈曲させて貼り合わせることにより、両端に接続口Sを有し、流路を直角に曲げる曲がり部材331に組み立てられる。
このように組み立てた曲がり部材331では、内部で両端の接続口Sが連通し、各接続口Sにダクト部材Dを差し込んで接続することにより、ダクトの流路を直角に曲げて、流れ方向を変えることができる。また、外覆板333及び内覆板334とにより、屈曲した壁面の接合部での結露や流体の漏れを防ぐことができる。
次に、曲がり部材の第4実施形態を図32及び図33に基づいて説明する。
この曲がり部材341は、図32に示すように、2本の段ボール製ダクト部材Dを平行に位置をずらした状態で接続するS字型のものであり、段ボールの両面にアルミ箔をラミネートし、周縁をアルミテープでシールした図33に示すブランクから形成される。段ボールとしては、A段、B段等の単層のもののほか、これらを積層したものが使用される。
この曲がり部材341のブランクは、平行四辺形の基板342と、その両側の一辺が垂直な台形の基板342とを、隣り合う斜辺がV字状をなすように2列に配置し、各列の対応する基板342の間に罫線を境界として方形の側板343を介在させ、隣接する側板343の境界に罫線を入れ、一列の側板343にピン穴Hを有する継代片343aを罫線を介して連設すると共に、その反対側の基板342にピン穴Hを設けたものとされている。
そして、図32に示すように、各列の基板342及び側板343を罫線沿いに四角筒状に折り曲げ、継代片343aを罫線沿いに折り曲げて反対側の基板342に接合し、隣接する側板343を罫線沿いに屈曲させ、分断されて隣り合う基板342及び側板343の端縁同士を突き合わせて接合すると、両端に接続口Sを有し、流路をS字状に曲げる曲がり部材341に組み立てられる。
ここで、継代片343aと基板342とは、両面粘着テープに加えて、ピン穴Hに差し込んだ締結具により固定され、その継目の外側がアルミテープでシールされる。
このように組み立てた曲がり部材341では、内部で両端の接続口Sが連通し、各接続口Sにダクト部材Dを差し込んで接続することにより、ダクトの流路をS字状に曲げて、障害物等を回避するように、流れ方向を変えることができる。
ところで、上記各実施形態では、段ボール製ダクトの流路をL字状に直角に曲げるもの及びS字状に曲げるものを例示したが、これらの実施形態の技術を応用することにより、その他の任意の角度に流路を曲げることができ、多様な配管が可能となる。
この発明に係る段ボール製ダクトの構成部材に接続するダクト部材の斜視図 分岐部材の第1実施形態の斜視図 同上のブランクを示す図 分岐部材の第2実施形態の斜視図 同上のブランクを示す図 分岐部材の第3実施形態の斜視図 同上のブランクを示す図 分岐部材の第4実施形態の斜視図 同上のブランクを示す図 分岐部材の第5実施形態の斜視図 同上のブランクを示す図 分岐部材の第6実施形態の斜視図 同上のブランクを示す図 分岐部材の第7実施形態の斜視図 同上のブランクを示す図 分岐部材の第8実施形態の斜視図 同上のブランクを示す図 流路断面変化部材の第1実施形態の斜視図 同上のブランクを示す図 流路断面変化部材の第2実施形態の斜視図 同上のブランクを示す図 流路断面変化部材の第3実施形態の斜視図 同上のブランクを示す図 流路断面変化部材の第4実施形態の斜視図 同上のブランクを示す図 曲がり部材の第1実施形態の斜視図 同上のブランクを示す図 曲がり部材の第2実施形態の斜視図 同上のブランクを示す図 曲がり部材の第3実施形態の斜視図 同上のブランクを示す図 曲がり部材の第4実施形態の斜視図 同上のブランクを示す図
符号の説明
D ダクト部材
S,R,T 接続口
F 接続片
H ピン穴
1 段ボール
2 ポリエチレン
3 アルミ箔
4 塗料
5 アルミテープ
6 側面板
7 継代片
8 締結具
9 アルミテープ
111 分岐部材
112 両口部材
113 片口部材
114 基板
115 背板
116 脇板
116a 継代片
117 基板
118 側板
118a 継代片
121 分岐部材
122 基板部材
123 背板
124 コーナー板
125 基板
125a,125b 継代片
131 分岐部材
132 基板部材
133 コーナー板
134 基板
134a 継代片
135 背板
136 ガイド板
141 分岐部材
142 基板部材
143 コーナー板
144 基板
144a 継代片
151 分岐部材
152 主部材
153 副部材
154 側板
154a 継代片
155 蓋板
156 背板
157 蓋板
161 分岐部材
162 主部材
163 副部材
164 側板
164a 継代片
165 枠板
166 蓋板
167 背板
168 枠板
169 蓋板
171 分岐部材
172 主部材
173 副部材
174 側板
174a 貫穴
175 側板
175a 継代片
176 蓋板
177 背板
178 蓋板
181 分岐部材
182 側板
183,184 枠板
184a 差込片
185 受止板
185a 切溝
211 流路断面変化部材
212,213 側板部材
214 広側板
215 テーパ側板
216 狭側板
214a,215a,216a 継代片
217 広側板
218 テーパ側板
219 狭側板
221 流路断面変化部材
222 外面板
222a 継代片
223 額縁板
224 内面板
225 傾斜板
226 巻込板
231 流路断面変化部材
232,233 側板
233a 継代片
241 流路断面変化部材
242,243,244 側板
242a 継代片
311 曲がり部材
312 基板部材
313 外側板
314 内側板
315 基板
315a,315b 継代片
321 曲がり部材
322 基板部材
323 外側板
324 内側板
325 基板
325a,325b 継代片
331 曲がり部材
332 基板部材
333 外覆板
334 内覆板
334a 継代片
335 基板
336 外側板
337 内側板
337a 継代片
341 曲がり部材
342 基板
343 側板
343a 継代片

Claims (8)

  1. 段ボールのブランクを折り曲げて、ダクトの流路を変化させる形状に組み立てた段ボール製ダクトの構成部材。
  2. 前記ダクトの流路を分岐させることを特徴とする請求項1に記載の段ボール製ダクトの構成部材。
  3. 前記ダクトの流路の断面積又は断面形状を変化させることを特徴とする請求項1に記載の段ボール製ダクトの構成部材。
  4. 前記ダクトの流路を曲げることを特徴とする請求項1に記載の段ボール製ダクトの構成部材。
  5. 他のダクト部材の接続口を複数設け、これらを連通させたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の段ボール製ダクトの構成部材。
  6. 前記接続口を、四角形状としたことを特徴とする請求項5に記載の段ボール製ダクトの構成部材。
  7. 前記ブランクを、継代片を介して接合することにより組み立てたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の段ボール製ダクトの構成部材。
  8. 前記ブランクの材料として、段ボールにアルミ箔をラミネートしたものを用いたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の段ボール製ダクトの構成部材。
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