JPH06320495A - ダクト材切断方法及び装置 - Google Patents

ダクト材切断方法及び装置

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JPH06320495A
JPH06320495A JP6077492A JP7749294A JPH06320495A JP H06320495 A JPH06320495 A JP H06320495A JP 6077492 A JP6077492 A JP 6077492A JP 7749294 A JP7749294 A JP 7749294A JP H06320495 A JPH06320495 A JP H06320495A
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cutting
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Toshiyuki Ide
俊幸 井手
Hirozo Suzuki
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TOTSUKI SYST KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダクト材の切断に当たって、歩留まり向上と
部材回収の容易化に加えて作業データの作成の容易化を
も達成すること。 【構成】 ダクト形状を入力したら、展開図作成処理と
展開された各部分に組符号を付与する処理とがなされる
(ステッフ゜200〜 210)。展開図作成処理では、最も歩留ま
りのよい展開図を作成する。この展開図作成処理におい
ては、ダクトとして組立てた場合に内面となる面が鉄板
の上面になる様処理され、各部分に組符号を付与する処
理では、ダクト部材の元部上面に描画するように書き込
み位置を決定する。以上の準備を行なった後、マーキン
グヘッドを下降させ(ステッフ゜220)、油性ペンで鉄板に組
符号を描画する(ステッフ゜230)。描画位置は、ダクトを構
成する各部材の展開される位置に対応する。組符号の描
画が終了してから、カッティングヘッドを下降させ、鉄
板の切断を行なう(ステッフ゜240〜 270)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はダクト材切断方法及び装
置に関し、詳しくはプラズマやレーザ等を用いて金属製
の薄板材からダクト材を切断する方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ダクトの製造は、薄板状の板材か
らダクトを構成する各部材を切り出し、これをハゼ等に
より組み立てることにより行われている。最近では、こ
うした部材の切り出しを、レーザやプラズマを用いて行
なうものが種々開発されている。
【0003】例えば、ダクト材切断装置として、数メー
トル×数メートルの大きな板材を載置するワークテーブ
ルと、このワークテーブル上を少なくともX軸,Y軸の
2方向に自在に走行可能な加工用ヘッドにプラズマ等の
溶断用トーチとを備えたものがある。
【0004】かかる装置では、数メートルに及ぶ大きな
板材からダクトの各部材を切り出すと、一度に十数枚か
ら数十枚の部材が得られることも珍しくない。これらの
部材はダクト形状を実現するために一枚一枚特殊な形状
をしていることが多く、互換性はほとんどない。従っ
て、どの部材とどの部材とが組み合わさるのか分からな
くなると、突合せに煩雑な手間を要するという問題があ
った。特に、こうした問題は、板材の歩留まりを向上さ
せるために、最も効率の良い板取り位置からダクト構成
部材を切り出すような場合には、組み合わされるべき部
材が隣合って切り出されるとは限らないので、看過する
ことができないものであった。
【0005】これに対し、切断装置とマーキング装置を
備え、切断部材に製作グループに対応した色を付すこと
のできる自動切断機として特開昭58−90496号公
報の提案がなされている。この提案によれば切断部材の
回収作業を容易にすることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ダクト材の様
にその展開形状が部材組立時の元先、天地左右によっ
て、肉眼で容易に認識できない様な微妙なテーパ等の形
状変化を有する部材からなるものにおいては、この様な
部材は回収後の組立時に図面と照合したり、寸法合せを
するために煩雑な手間を要するという問題があった。ま
た、組立時には天地左右だけではなく、切断された部材
の内外をも識別する必要があり、煩雑な手間を要すると
いう問題もあった。さらに、ダクトを敷設する場合に、
多くの主管、枝管からなり長大な距離になるダクトの接
続順を判断するために、図面照合に多大な工数を要し、
配材を効率よく行なう上で障害となっていた。従って、
単なる組み合せが分かるだけでは不十分であった。
【0007】これに対し、特開昭59−73190号公
報によれば、レーザによるマーキングトーチを利用し
て、部材の原点,重心,方向等を示す文字を記入するよ
うにした技術も提案されている。しかし、特開昭58−
90496号公報記載の技術も、特開昭59−7319
0号公報記載の技術も、NCテープなどに切断形状と書
き込み位置を記憶させておき、これを機械に装着して切
り出しとマーキングとを行うものであるため、作業者
が、板取り位置とマーキング位置とを歩留まりを考慮し
つつ決定し、データ化しておく必要があり、板取りが複
雑になればなるほど、マーキーング位置も複雑になり、
そのデータ作成作業は多大な負担となった。
【0008】そこで、本発明は、こうした面倒な手間を
必要とせずに正確な位置に情報の記入をすることがで
き、歩留まり向上と部材回収の容易化に加えて作業デー
タの作成の容易化をも図ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のダクト材切断方
法は、請求項1に記載したように、ダクト構成部材の展
開形状と、各ダクト構成部材が組立時に対となることを
示す相番情報及び組立時のつながりを示すつながり情報
からなる組符号とに基づき、ワークテーブル上に載置し
た金属製の薄板材に対して、ダクト構成部材の切り出し
と前記組符号の書き込みとを行うダクト材切断方法であ
って、前記ダクト構成部材の展開形状が入力されたら、
該入力された展開形状に基づいて前記薄板材上でのダク
ト構成部材の板取りのための配置を決定し、前記組符号
の書き込み位置を、該決定された各ダクト構成部材の配
置結果に基づいて決定するようにしたことを特徴とす
る。
【0010】なお、ダクト構成部材の切り出しにガス,
レーザ,プラズマなどの溶断を採用する場合には、組符
号の書き込みが完了した板取り位置から薄板材を溶断す
ることによってダクト構成部材を切り出すようにすると
好適である。また、本発明のダクト材切断装置は、請求
項2に記載した様に、ダクト構成部材の展開形状と、各
ダクト構成部材が組立時に対となることを示す相番情報
及び組立時のつながりを示すつながり情報からなる組符
号とに基づき、ワークテーブル上に載置した金属製の薄
板材に対して、ダクト構成部材の切り出しと前記組符号
の書き込みとを行うダクト材切断装置であって、前記ダ
クト構成部材の展開形状を入力する展開形状入力手段
と、該入力された展開形状に基づいて前記薄板材上での
ダクト構成部材の板取りのための配置を決定する板取り
位置決定手段と、前記入力されたダクト構成部材毎に、
そこに付すべき組符号を対応付けする組符号対応付け手
段と、該対応付けされた組符号の書き込み位置を、該決
定された各ダクト構成部材の配置結果に基づいて決定す
る組符号書き込み位置決定手段とを備えたことを特徴と
する。
【0011】
【作用】本発明方法によれば、図1に例示する様に、ま
ず、ダクト構成部材の展開形状を入力する(S1)。そ
して、この入力された展開形状に基づいて薄板材上での
ダクト構成部材の板取りのための配置を決定する(S
2)。即ち、部品の展開形状を入力したら、いわゆるネ
スティングを実施して板取り位置を決定するのであり、
このとき初めて歩留まりを考慮すればよい。
【0012】こうして板取り位置が決定したら、この板
取り決定位置に基づいて、各ダクト構成部材に対応する
組符号の書き込み位置を決定する(S3)。そして、こ
の板取り位置及び組符号の書き込み位置の決定に従っ
て、薄板材上に組符号を書き込むと共にダクト構成部材
を切り出す(S4,S5)。ここで、薄板材からの切り
出しが溶断の場合には、まず組符号の書き込みを行うこ
とによって、溶断によって薄板材が変形する前に組符号
の書き込みを実施するとよい。
【0013】この様に、組符号の書き込み位置は、板取
り決定位置に基づいて決定される。従って、単なる相番
だけでなくダクト構成部材同士のつながりなどの情報を
も含んだ組符号が、いかなる板取りを実施しようとも、
間違いなく、正確な位置に書き込まれることになる。
【0014】即ち、本発明方法によれば、いかなる板取
りを決定しても、常に組符号の書き込み位置はこれに対
応しているので、部材同士の対応関係やつながり関係が
不明になったり不正確になったりすることがない。ま
た、作業者は板取り位置と組符号書き込み位置との対応
関係を注意してデータを作成したりする必要がなく、歩
留まりの向上だけを考えて板取り位置を決定させてやり
さえすれば、それだけでよく、きわめて簡便である。
【0015】かかる本発明方法は、本発明の切断装置に
よって好適に実施することができる。即ち、本発明の切
断装置によれば、展開形状入力手段にてダクト構成部材
の展開形状を入力し、板取り位置決定手段にて歩留まり
を考慮するなどして薄板材上でのダクト構成部材の板取
りのための配置を決定し、組符号対応付け手段がダクト
構成部材毎に付すべき組符号を対応付けし、組符号書き
込み位置決定手段が、これら対応付けされた組符号の書
き込み位置を、決定された各ダクト構成部材の配置結果
に基づいて決定する。この結果、組符号の書き込み位置
は自動的に決定され、板取り位置が複雑になろうとも組
符号書き込み位置をいちいち作業者が入力するなどする
必要がない。
【0016】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、次に本発明のダクト材切断装置の好適
な実施例について説明する。図2は本発明一実施例とし
てのダクト材切断装置の概略構成を示す斜視図、図3は
ワークテーブルの構造を示す斜視図、図4はその加工用
ヘッドの詳細を示す斜視図、図5は加工用ヘッドの移動
機構を示す斜視図である。
【0017】図示するように、このダクト材切断装置
は、約2メートル×4メートルのワークテーブル1と、
このワークテーブル1上をX軸方向(長手方向)に搬送
される門型フレーム3と、門型フレーム3上をY軸方向
(板材の幅方向)に移動される加工用ヘッド5とを備え
る。門型フレーム3は、ワークテーブル1の両サイドに
設けられたガイドレール7,8によってX軸方向に摺動
自在に支持されており、搬送用のステッピングモータ
(以下、X軸モータと呼ぶ)10を駆動することによっ
て、所望の位置まで搬送することができる。尚、X軸モ
ータ10や加工用ヘッド5に動力を伝達するケーブルや
エアチューブ等は、ガイドレール7の下部に敷設された
可撓性のケーブルベア12や、更に門型フレーム3の上
面に沿って敷設されたケーブルベア14内に収納されて
いる。
【0018】切断加工等が行なわれる薄板状の鉄板15
は、図2に示すように、ワークテーブル1上に単に載置
されるだけであるが、自重と静止摩擦力とによって僅か
しか変位せず、加工上必要な精度は得られる。ワークテ
ーブル1は、図3に示すように、外部筺体20内の短手
方向に差し渡して嵌め込まれた梁材22ないし33と、
この梁材22ないし33の上面に等間隔に刻まれた溝に
嵌め込まれた22枚の支持部材SMとからなる簀の子の
構造を有する。図3は、理解を容易にするために、手前
半分だけ支持部材SMを嵌め込んだ状態を示している。
支持部材SMは、幅約50ミリの長尺の鉄板であり、梁
材22ないし33の溝に、ひとつおきに互い違いに嵌め
込まれて自立する。この結果、支持部材SMは撓んで波
型になり、それ自身の剛性が高くなると共に、加工され
る鉄板15の支持も十分なものとなる。尚、梁材22な
いし33は、外部筺体20の内側に設けられた嵌め込み
部35,36の間に挿入されて固定される。従って、簀
の子を形成する支持部材SMと梁材22ないし33との
組立および取り外しは極めて容易である。
【0019】次に加工用ヘッド5の構成について説明す
る。図4に示すように、加工用ヘッド5は、可動支持部
材50をベースとして組み立てられており、およそ中心
部に移動用のステッピングモータ(以下、Y軸モータと
呼ぶ)51が、減速機52を介して固定されている。こ
の移動用のY軸モータ51を挟んで、書き込み部材とし
ての油性ペン54を保持するマーキングヘッド55と、
プラズマトーチ56を保持するカッティングヘッド60
とが設けられている。
【0020】マーキングヘッド55は、可動支持部材5
0に固定されたベース部材62及び固定部材63に挟持
・固定された直動型のエアシリンダ65と、エアシリン
ダ65のスピンドル先端に固定された昇降部材67と、
昇降部材67上に立設された2本のピン68,69に摺
動自在に取り付けられアーム部70において油性ペン5
4を把持・固定する把持部材72と、把持部材72をピ
ン68,69にはめられたばね74,75の付勢に抗し
て上昇させるソレノイド77とから構成されている。従
って、エアシリンダ65が駆動されて昇降部材67が下
降すると、マーキングヘッド55の油性ペン54の先端
は、加工用の鉄板15の表面に、ばね74,75の付勢
を受けて当接される。この状態で加工用ヘッド5全体が
移動すれば、移動に従って鉄板15の表面に線が描かれ
るが、線を描く必要のない区間では、ソレノイド77に
通電し、把持部材72ごと油性ペン54を上昇させる。
【0021】一方、カッティングヘッド60は、角型の
エアシリンダ80と、このエアシリンダ80の可動部に
固定されて上下動されるトーチ保持部82とから構成さ
れている。トーチ保持部82の下面には、5個のフリー
ベア84が設けられており、これが加工される鉄板15
を滑らかかつ強く押し付け、プラズマトーチ56による
切断の間、鉄板15とトーチ先端の距離を一定に保つよ
うに、かつ鉄板15がずれないよう固定する。尚、プラ
ズマトーチ56は、図4には図示しないプラズマユニッ
トから酸素と電力との供給を受けて、トーチ先端から母
材である鉄板15に高温プラズマ流を噴出させる周知の
ものである。
【0022】以上説明した加工用ヘッド5は、可動支持
部材50に組み立てられているが、この可動支持部材5
0は、ガイドレール86に摺動自在に支持されている。
可動支持部材50は図示しない裏面に、その長手方向に
亘るベアリング組立を有し、上下2列のベアリング組立
が、ガイドレール86の上下の溝87,88に嵌まるよ
う構成されている。図5は、この可動支持部材50を裏
側から見た斜視図であり、図示するように、可動支持部
材50の裏面には、減速機52を介してY軸モータ51
に連結された歯付きプーリ91と、2個のフリープーリ
92,93が取り付けられている。この歯付きプーリ9
1には、タイミングベルト95が噛み合っており、フリ
ープーリ92,93は、タイミングベルト95を歯付き
プーリ91に所定の周長で接触させるよう用いられてい
る。
【0023】タイミングベルト95は、門型フレーム3
の両サイドの脚部内に収容された固定部材97と取付部
材98に固定されており、取付部材98が、ばね99に
より更に固定部材100に固定されていることから、ば
ね99による強いテンションが与えられた状態で、常時
張設されている。従って、Y軸モータ51を回転する
と、歯付きプーリ91が回転し、可動支持部材50全体
も、バックラッシュ等を生じることなく、滑らかにY軸
方向に移動する。
【0024】尚、門型フレーム3をX軸方向に搬送する
機構も、以上説明したY軸用の構成とほぼ同一の構成を
有し、X軸モータ10を回転することによって、タイミ
ングベルトと歯付きプーリとの組合せにより、門型フレ
ーム3を搬送するのである。次に、X軸モータ10,Y
軸モータ51および加工用ヘッド5あるいはプラズマト
ーチ56用の酸素等を供給するプラズマユニット等の制
御を行なう制御装置の構成と働きについて説明する。図
6は、この制御装置110の概略構成を示すブロック図
である。
【0025】図示するように、制御装置110は、周知
のCPU111,ROM112,RAM114等から、
いわゆる算術論理演算回路として構成され、バス115
を介して相互に接続されたフロッピーディスクコントロ
ーラ(FDC)117,ディスプレイ制御回路120,
キーボード入力ポート121,アクチュエータ駆動回路
123およびモータ制御回路125を備える。
【0026】FDC117は、外部のフロッピーディス
クドライブ130を駆動・制御するコントローラであ
り、本実施例では、ダクト形状に合わせて展開図を生成
するためのプログラムやこれらの算出の基礎データ等を
記憶したフロッピーディスクからデータを読み出したり
書き込んだりする制御を司る。ディスプレイ制御回路1
20は、ディスプレイ装置132に接続されており、C
PU111からの指令に基づいて、展開図の表示や必要
なメッセージの表示等を行なう回路である。キーボード
入力回路121は、キーボード135に接続されてお
り、キーボード135から入力されるコマンドやデータ
をCPU111に引き渡す処理を行なう。
【0027】アクチュエータ駆動回路123は、加工用
ヘッド5に備えられたマーキングヘッド55のエアシリ
ンダ65,ソレノイド77、カッティングヘッド60の
エアシリンダ80およびプラズマユニット140に接続
されている。従って、CPU111は、アクチュエータ
駆動回路123を介して、これらのエアシリンダ等を自
由にオン・オフすることができる。尚、プラズマユニッ
ト140は図示しない三相交流電源とエアコンプレッサ
と酸素ボンベ141とに接続されており、制御装置11
0からの指令を受けて、プラズマトーチ56の先端に高
温のプラズマを発生するものである。
【0028】モータ制御回路125は、ステッピングモ
ータドライバ143,145を介して、既述したX軸モ
ータ10とY軸モータ51とに接続されている。従っ
て、CPU111は、モータ制御回路125を介して、
両軸モータ10,51を自在に制御して、加工用ヘッド
5を所望の位置に制御することができる。尚、本実施例
では、X軸,Y軸モータ10,51は共にステッピング
モータを使用したが、ステッピングモータに限定される
ものではなく、通常のサーボモータにより構成してもよ
い。
【0029】次に、以上の構成を有するダクト材切断装
置において、加工される鉄板15にダクト製造のための
処理を行なう際、上記制御装置110が行なう処理につ
いて説明する。図7は、制御装置110が実行するダク
ト製造処理ルーチンを示すフローチャートである。
【0030】本ルーチンが起動されると、まずステップ
200では、ダクト形状入力処理がなされる。ダクト形
状入力処理は、製造しようとするダクトの形状を入力す
る処理であり、キーボード135から形状を直接入力し
てもよいし、CAD機能を備えた他の制御装置において
ディジタイザ等を用いて入力し一旦フロッピーディスク
に蓄えたダクト形状を、FDC117を制御して読み取
ることによって入力するものとしてもよい。こうしてダ
クト形状の入力がなされると、続いて展開図作成処理と
展開された各部分に組符号を付与する処理とがなされる
(ステップ210)。
【0031】展開図作成処理は、加工を行なう鉄板15
の大きさと、製造しようとするダクトの形状とから、最
も歩留まりのよい展開図を作成する処理であり、いわゆ
る図形処理がなされるのである。上記図形処理により鉄
板15から切り出されるダクト部材の配置を図8に例示
する。図示の様に鉄板15上には2組のダクト部材が最
も歩留まりよく展開されて切断される。
【0032】一方、各部分に組符号を付与する処理と
は、角ダクトの場合、これを構成する通常4枚に展開さ
れた部分に一連の符号を与えることであり、例えば第1
のダクトを構成する各部分には図9に示す様にダクト部
材15cの元部付近に描画された様な相番情報201c
として”A−1”の符号が付与されると共に、元先情報
202cとして ”15×20”及び”元20×15”
が付与される。ここで、”15×20”及び”元20×
15”はダクトとして組み立てられた状態の先部及び元
部の開口の寸法を表している。
【0033】さらに、天地左右情報203cとして”
左”が付与され、ダクト部材15cが相番情報201
c”A−1”を付与された1組のダクト材の左側部を形
成することがわかる。また、接続情報204cとして”
W”が付与される。この接続情報204cは図10に示
す様にダクトとして組立てる際に隣接するダクト部材1
5a,15bとの接続部のハゼ折り15wを二重折りと
することを示し、一方、ダクト部材15aには図8に示
す様に接続情報204aとして ”S”が付与され、ハ
ゼ折り15sが一重折りであることを表している。
【0034】以上の様にダクト部材15cには相番情報
201c,元先情報202c,天地左右情報203c,
接続情報204cからなる組符号200cが付与され
る。ここで、本実施例においては展開図形処理において
ダクトとして組立てた場合に内面となる面が鉄板15の
上面になる様処理されている。また組符号200cはダ
クト部材15cの元部上面に描画される。このため、上
記組符号200cはダクト部材15cの元部内面に描画
され、それ自体が内外情報としても、さらに、元先情報
としても機能する。
【0035】次の1組のダクト部材にも例えばダクト部
材15hに描画された様に相番情報201h”B−1”
及び前述のダクト部材15cにて説明したと同様のその
他の情報とからなる組符号200hが付与される。尚、
本実施例においては相番情報201c,201hは接続
情報をも兼ねており、ダクトを組立てる際には、”A−
1”,”B−1”さらに図示しないが”C−1”,”D
−1”等アルファベット順に接続することにより図面照
合の手間を省きダクトを容易に吊り込むことができる。
【0036】また、例えば第1のダクトを構成する各部
材にはダクトの天地左右順に”A−1”ないし”A−
4”の符号を、次のダクトを構成する各部分には”B−
1”ないし”B−4”の符号を、といったように、相番
情報を付与し、天地左右情報をも同時に表すものとして
もよい。
【0037】以上の準備を行なった後、アクチュエータ
駆動回路123を介して、エアシリンダ65をオンと
し、加工用ヘッド5のマーキングヘッド55を下降させ
る(ステップ220)。この結果、油性ペン54は下降
し、そのペン先は、鉄板15に当接する。そこで、組符
号を描画する処理を行なう(ステップ230)。この処
理は、ソレノイド77をオン・オフしながら、加工用ヘ
ッド5をX軸,Y軸方向に移動し、ダクトを構成する各
部材の展開される位置に対応する位置に、ステップ21
0で付与した組符号を描く処理である。
【0038】組符号の描画が終了すると、鉄板15を切
断するか否かの判断を行ない(ステップ240)、切断
する場合にはステップ250以下に移行する。まず、エ
アシリンダ65をオフに駆動してマーキングヘッド55
を上昇させ(ステップ250)、続けてエアシリンダ8
0をオンとして、カッティングヘッド60を下降させる
(ステップ260)。その後、アクチュエータ駆動回路
123を介してプラズマユニット140を制御すると共
に、モータ制御回路125を介してX軸モータ10,Y
軸モータ51を駆動して、加工用ヘッド5を二次元的に
駆動し、鉄板15の切断を行なうのである (ステップ
270)。その際、切断は、ステップ210で求められ
た展開図に従って行なわれる。こうして切断処理が総て
終了すると、エアシリンダ80をオフとして、カッティ
ングヘッド60を上昇させ(ステップ280)、ダクト
製造処理は終了したとして、「END」に抜けて本ルー
チンを終了する。
【0039】一方、ステップ240において、鉄板15
の切断を行なわないと判断された場合、例えば鉄板15
が樹脂コーティングされているものである場合には、処
理はステップ300に移行し、オフセットの計算を行な
う。これは、図4に明らかなように、油性ペン54の中
心の位置とプラズマトーチ56の中心の位置とは一致し
ておらず、X軸,Y軸両方向にオフセットを有すること
から、これを用いて、切断用に作成したデータを油性ペ
ン54による書き込み用に補正する処理である。ダクト
を構成する各部材の展開図のデータの補正が終了する
と、続いて形状書き込み処理がなされる (ステップ3
10)。形状書き込み処理は、カッティングヘッド60
に替えてマーキングヘッド55が使用される点を除い
て、切断処理(ステップ270)と同一の処理であり、
加工用ヘッド5は、鉄板15上を移動する。すなわち、
プラズマトーチ56による切断に替えて、油性ペン54
による切断線の記入が行なわれるのである。ダクトを構
成する総ての各部材の形状の書き込みが終了すると、エ
アシリンダ65をオフとし、マーキングヘッド55を上
昇させ(ステップ320)、「END」に抜けて本ルー
チンを終了する。
【0040】以上のように構成された本実施例のダクト
材切断装置によれば、加工用ヘッド5により、組符号の
書き込みと切断とを行なえるので、ひとつのダクトを構
成する各部材が切り放された後の組合せに手間を要しな
いという利点が得られる。従って、最も歩留まりの良い
展開図に従って、各部材をバラバラに切断しても、相番
情報に従って容易に回収でき、その後の組立工程に影響
を及ぼすことがない。
【0041】また、ダクトの組毎に回収された部材を組
立てる際には、元先情報、天地左右情報、内外情報及び
接続情報に従って作業をすればよく、一々図面と照合す
る必要がない。これはダクト部材の様に微妙な形状変化
を有するものにおいては特に有効であり、大幅に工数を
節減できる。
【0042】更に本実施例では、加工する鉄板15等が
プラズマトーチ56による切断に適しないもの、例えば
樹脂コーティングされた板等である場合には、組符号の
書き込みの外に、マーキングヘッド55による切断形状
の書き込みを行なうことができ、手動カッタによる切断
とその後の組立作業とを容易に行なうことができる。
【0043】しかも、一つの可動指示部材50上にマー
キングヘッド55とカッティングヘッド60とを並設し
たから、切断処理(ステップ270)及び形状書き込み
処理(ステップ310)において、いずれもX軸モータ
10及びY軸モータ51を駆動制御すればよく部品点数
の増加を伴わない。また、切断用の展開形状のデータか
ら外形記入用のデータを得るに当たっては、簡便なオフ
セット計算(ステップ300)を実行するだけでよい。
【0044】加えて、本実施例では、把持部材72を備
えると共に、エアシリンダ65にてマーキングヘッド5
5を単独で上下に昇降可能としたから、油性ペン54の
様な接触型の書き込み部材を使用して文字,記号又は線
等の記入が可能となった。この結果、クリーンルーム等
に使用するダクトにおいても、記入した文字,記号等が
経年劣化によりはがれ落ちてゴミが発生するといった心
配がない。また、家屋・病院等の換気ダクトに使用して
も、有害ガス等が発生する心配がない。さらに、排煙ダ
クトの様に、内部に熱風が通されても、文字等が燃える
ことがない。
【0045】また、ばね74,75を備えたから、油性
ペン54が鉄板15と適度な接触状態を保ちつつ文字等
を記入できる。ダクト材は通常、薄板を材料として製造
される。しかし、薄板はワークテーブル1上に載置され
た場合に波打っている場合があり、特に、ロール状で供
給される薄板は波打ちが避けられない。これに対して本
実施例によれば、上述の作用により、この様な場合にも
文字等がかすれることなく明瞭に記入することができ
る。しかも、例えば波打ちの頂上部分ではばね74,7
5が縮むから、油性ペン54の先端と鉄板15との接触
状態が一定であり、先端の摩耗による劣化を防止する。
【0046】加えて、アーム部70にて油性ペン54を
把持・固定しているから、油性ペン54のインクがなく
なったり、先端のフェルト部が損耗して文字等の記入が
できなくなった場合には、容易に取り替えができる。こ
の結果、市販の安価で容易に入手可能なサインペン等を
使用することができるようになった。
【0047】この様に、サインペン等を使用可能とした
ことにより、鮮明な文字,記号,線等を記入できるよう
になり、相番情報に加えて、元先情報,天地左右情報,
内外情報,接続情報を一組の組符号として単一の駆動制
御により板材上に書き込むことができるのである。
【0048】そして、ここで重要な構成として、ステッ
プ230にて切断に先立って鉄板15上に組符号200
a等を書き込む制御処理を実行することにしている。こ
の結果、上述の如く有益な組符号200a等が、間違っ
て隣のダクト部材に(例えば組符号200aが図8の1
5gの右辺に)記入されたり、エッジ近くに記載するつ
もりのものがエッジを跨いだ状態となって一部記入漏れ
となったりするといったことがない。加えて、組符号2
00a等の書き込み位置まで油性ペン55を移動させる
際に、何にもひっかる虞がないから、そうしたことによ
る油性ペン54の損傷も生じない。また、平らな状態の
鉄板15上に文字を記入できるから、文字がゆがんだり
することもない。この結果、上述の如く有用な組符号2
00a等を、常に正確に書き込むことができるのであ
り、加えて、高度で複雑な情報の書き込みに十分対応す
ることができるのである。
【0049】さらに、他の細部の構成においても、種々
の有用な作用・効果が行われている。例えば、切断時に
はボールベア84にて鉄板15を押さえることにより、
プラズマトーチ56の先端と鉄板15との間隔を一定に
保つことができる。この結果、上述と同様に波打った状
態の薄板からも、このボールベア84の作用によりスム
ーズに切断することができる。
【0050】また、本実施例では、加工される板材を載
置するワークテーブル1として、梁材22ないし33と
支持部材SMとを組み合わせた構造を採用しており、支
持部材SMを梁材22ないし33の溝に互い違いに差し
込んだ構成により、加工される鉄板15を載置・固定す
る機能を何等損なうことなく、その組立・交換が極めて
容易となっている。尚、本実施例では、プラズマトーチ
56を採用しているので、構成や取り扱いが簡易で、し
かも高精度の切断加工が可能となっている。
【0051】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明はこうした実施例に何等限定されるものではな
く、例えばプラズマトーチに替えてレーザや放電加工用
トーチ等を備えた構成や、門型フレーム3に替えて多関
節のアーム上に加工用ヘッド5を設けた構成など、本発
明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実
施し得ることは勿論である。
【0052】さらに、組符号と合わせて工法の指示、例
えば、フランジ、メッツ、共板の情報や、リブの位置、
曲げ情報等も合わせて付与することにより一層の組立工
数節減を実現することも可能である。この様な例として
図11にリブ位置情報を付したダクト部材及び折り曲げ
位置情報を付したダクト部材の展開図を示す。図に示す
4つのダクト部材15i〜15lは組立てられて図12
(イ)に示す様な曲がりダクト16aとなる。ダクト部
材15iには元部付近に組符号200iが付されると共
に、リブ位置情報211i〜214iが付されている。
リブ位置情報211iは折り返し、あるいはプレス等に
より図12(ロ)に示す様なリブ231を形成すべき位
置を指示するものである。同様にダクト部材15jには
リブ位置情報211j〜214jが、またダクト部材1
5kにはリブ位置情報211k〜214kが、さらにダ
クト部材15lにはリブ位置情報211l〜214lが
付されている。
【0053】これらのリブ位置情報は相互に関連する位
置を示しており、リブ位置情報211i〜211lに従
ってプレス等を行なった後、曲がりダクト16aが組み
立てられると外周を一周する連続するリブ231が構成
される。他のリブ位置情報212i〜212l,213
i〜213l,214i〜214lも同様にリブ23
2,233,234を構成し、各々の位置関係は図形処
理(ステップ210)の際に演算され対応する位置に付
されるのである。
【0054】この結果、従来現場合せにて行なっていた
リブ入れ作業が大幅に簡略化され、組立て工数が著しく
節減される。また、図11に示すダクト部材15nは組
立てられて、図12(ハ)に示す様な円形開口部16c
と角形開口部16dとを有するホッパ状のダクト16b
となる。ダクト部材15nには組符号200nと共に、
折り曲げ位置情報221nが付されており、該折り曲げ
位置情報221nに従ってダクト部材15nを折り曲げ
ることにより、図示の様なホッパ状のダクト16bを容
易に形成することができる。この折り曲げ位置情報22
1nも図形処理(ステップ210)において演算され付
与されるものである。また、組符号200nのうち元先
情報202nとして”10R”及び ”元20×20”
が付されており、先部が円形で元部が角形であることが
分かる。
【0055】この結果、図示の様に複雑な形状のダクト
16bも容易に組み立てることができる。また、切断処
理においては低速ダクト、高速ダクト、換気或は排煙用
のダクト等の種別によりそれぞれに要求された板厚に応
じて切断速度を自動的に決定するものとしてもよい。
尚、図形処理においては展開図形を常に内外面を同一面
に一致させる必要はなく、歩留まりが最もよくなる様に
内外面を反転して切断してもよく、その際には内外情報
として例えば”内”、”外”等の何らかの符号を付与す
ればよく、組符号の描画位置も元部以外とし、矢印等の
何らかの符号により元先を表すものとしてもよい。さら
に、組符号の書き込みと切断あるいは外形線の書き込み
とは各部材毎に実行するものとしてもよい。
【0056】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
切り出されたダクト構成部材には部材同士の相番とつな
がりとを表す組符号が書き込まれているので、各部材の
回収、配材、組合せ、吊り込みを容易に行なうことがで
き、最も歩留まりの良い板取り位置から各部材の切断を
行なっても、その後の組立工程に影響を及ぼすことがな
い。
【0057】しかも、歩留まりを向上するための板取り
位置さえ決定されれば、それに対応して自動的に組符号
の書き込み位置も決定するので、どの様な板取り位置に
なろうとも、組符号の書き込み位置を決定するための労
力を作業者に強いることがない。
【0058】この結果、本発明は、ダクト材の切断に当
たって、歩留まり向上と部材回収の容易化に加えて作業
データの作成の容易化をも達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の構成・作用を例示するフローチャー
トである。
【図2】 本発明一実施例としてのダクト材切断装置の
概略構成を示す斜視図である。
【図3】 ワークテーブル1の構造を示す斜視図であ
る。
【図4】 加工用ヘッド5の詳細を示す斜視図である。
【図5】 加工用ヘッド5の移動機構を示す斜視図であ
る。
【図6】 制御装置110の構成を中心に示すブロック
図である。
【図7】 制御装置110が行なうダクト製造処理ルー
チンを示すフローチャートである。
【図8】 図形処理により展開され鉄板上に配置された
ダクト部材を例示する平面図である。
【図9】 付与される組符号を例示するダクト部材の平
面図である。
【図10】 1組のダクトとして組立てられた状態を示
す斜視図である。
【図11】 他の例において鉄板上に展開されたダクト
部材の平面図である。
【図12】 (イ)は組立てられた曲がりダクトの斜視
図、(ロ)はリブの形状を示す部分断面図、(ハ)はホ
ッパ状のダクトの斜視図である。
【符号の説明】
1…ワークテーブル、3…門型フレーム、5…加工用ヘ
ッド、10…X軸モータ、15…鉄板、15a〜15
l,15n…ダクト部材、50…可動支持部材、51…
Y軸モータ、54…油性ペン、55…マーキングヘッ
ド、56…プラズマトーチ、60…カッティングヘッ
ド、65,80…エアシリンダ、74,75…ばね、7
7…ソレノイド、110…制御装置、200a,200
c,200h〜200l,200n…組符号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41M 5/00 A 8808−2H F24F 13/02 A 7616−3L G06F 15/60 380 Q 7623−5L

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダクト構成部材の展開形状と、各ダクト
    構成部材が組立時に対となることを示す相番情報及び組
    立時のつながりを示すつながり情報からなる組符号とに
    基づき、ワークテーブル上に載置した金属製の薄板材に
    対して、ダクト構成部材の切り出しと前記組符号の書き
    込みとを行うダクト材切断方法であって、 前記ダクト構成部材の展開形状が入力されたら、該入力
    された展開形状に基づいて前記薄板材上でのダクト構成
    部材の板取りのための配置を決定し、 前記組符号の書き込み位置を、該決定された各ダクト構
    成部材の配置結果に基づいて自動的に決定するようにし
    たことを特徴とするダクト材切断方法。
  2. 【請求項2】 ダクト構成部材の展開形状と、各ダクト
    構成部材が組立時に対となることを示す相番情報及び組
    立時のつながりを示すつながり情報からなる組符号とに
    基づき、ワークテーブル上に載置した金属製の薄板材に
    対して、ダクト構成部材の切り出しと前記組符号の書き
    込みとを行うダクト材切断装置であって、 前記ダクト構成部材の展開形状を入力する展開形状入力
    手段と、 該入力された展開形状に基づいて前記薄板材上でのダク
    ト構成部材の板取りのための配置を決定する板取り位置
    決定手段と、 前記入力されたダクト構成部材毎に、そこに付すべき組
    符号を対応付けする組符号対応付け手段と、 該対応付けされた組符号の書き込み位置を、該決定され
    た各ダクト構成部材の配置結果に基づいて決定する組符
    号書き込み位置決定手段とを備えたことを特徴とするダ
    クト材切断装置。
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