JPH08338569A - 吊り金具および吊り下げ支持方法 - Google Patents

吊り金具および吊り下げ支持方法

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JPH08338569A
JPH08338569A JP8154852A JP15485296A JPH08338569A JP H08338569 A JPH08338569 A JP H08338569A JP 8154852 A JP8154852 A JP 8154852A JP 15485296 A JP15485296 A JP 15485296A JP H08338569 A JPH08338569 A JP H08338569A
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JP
Japan
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deck plate
magnet
suspending
metal fitting
hanging metal
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Pending
Application number
JP8154852A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokuo Asano
督雄 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ASANO SEIKI KK
Original Assignee
ASANO SEIKI KK
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
    • F16L3/14Hangers in the form of bands or chains

Abstract

(57)【要約】 【目的】 懸垂物体を常磁性の固定物体に吊り下げ支持
する作業において、簡単容易に取り付けることのできる
吊り金具および吊り下げ支持方法を提供し、作業の大幅
な省力化および経済化を達成する。 【構成】 懸垂物体である空調用ダクト(12)を常磁
性の固定物体であるデッキプレート(21)に吊り下げ
支持する場合には、磁石(1)を有する吊り金具(6)
を用いて、該吊り金具(6)をその磁石(1)の磁力に
よってデッキプレート(21)の下部に吸着させて固着
させる。次に、吊り金具(6)にワイヤ(11)を用い
て空調用ダクト(12)を吊り下げ支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物の天井内の空調
用ダクトや各種配管、配線をデッキプレートに吊り下げ
支持する吊り金具および吊り下げ支持方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、建築物の天井内の空調用ダクトを
デッキプレートに吊り下げ支持するには、例えばホール
インアンカー吊り金具やデッキプレートの溝を利用する
デッキプレート用吊り金具が使われてきた。ホールイン
アンカー吊り金具を使用するには、図3に示すように、
デッキプレート(21)の上部にコンクリートスラブ
(20)を打設後、下階床部(図示せず)にデッキプレ
ート(21)に固着されるホールインアンカー吊り金具
(24)の位置と対応する位置をスケールで定める。次
に、下階床部に決定した吊り金具(24)の位置より下
げ振りによりデッキプレート(21)下部に印をつけ
る。尚、デッキプレート(21)は通常溝付きの亜鉛メ
ッキ薄鉄板である。つづいて電動ハンマードリル(図示
せず)にて、デッキプレート(21)下部の印のついた
位置に下方向よりコンクリートスラブ(20)内に約2
0mmφ×50mm深さの穴明けをする。この穴にホー
ルインアンカーボルト(22)をハンマーで打ち込み固
定する。つづいてアンカーボルト(22)に端部にナッ
トで固着された留輪(23a)を有する全ネジボルト
(23)をねじ込む。
【0003】このようにして完成されたホールインアン
カー吊り金具(24)を所定間隔をおいて、順次デッキ
プレート(21)よりコンクリートスラブ(20)内に
固着する。ダクト(12)を吊るには、ダクト(12)
の外周を支持するバンド(13)の留孔(13a)に例
えばステンレス製のワイヤ(11)の一端を、全ネジボ
ルト(23)の留輪(23a)にワイヤ(11)の他端
を、それぞれ通して止め金具(11a),(11b)で
かしめ止めを行う。
【0004】デッキプレート用吊り金具を使用するには
図4に示すように、デッキプレート(21)の溝(21
a)を利用する。デッキプレー卜用吊り金具(25)
は、溝(21a)内に収納できる大ささを有し、全ネジ
ボルト(23)を駆動部(25a)にねじ込むことでフ
ラットバー(25b)を押し上げ左右の脚(25c,2
5d)を開かせて溝(21a)の内壁に固着される。
尚、デッキプレート(21)下部への吊り金具(25)
の取り付け位置の印つけ、及びダクト(12)の吊り方
は、上述のホールインアンカー吊り金具(24)の場合
と同様である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のホールインアン
カー吊り金具(24)の場合は、デッキプレート(2
1)及びコンクリートスラブ(20)への穴あけ作業、
次にこの穴へのホールインアンカーボルト(22)のハ
ンマーによる打ち込み固定作業等非常に工数がかかると
いう問題があり、またデッキプレート用吊り金具(2
5)の場合は、ホールインアンカー吊り金具(24)の
場合と異なり作業は簡易になるも、デッキプレート(2
1)への取り付けは溝(21a)以外はできず、従つて
空調用ダクトや配管、配線の取付け設計に制約あるとい
う問題があった。
【0006】本発明は上記問題を解消するためになされ
たもので、空調用ダクトや配管、配線をデッキプレート
(21)に吊り下げる作業において、簡単容易に取り付
けることのできる吊り金具および吊り下げ支持方法の提
供を目的とするもので、作業の大幅な省力化と経済化を
達成できるものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の吊り金具(6)は、磁石(1)を有し該磁
石(1)の磁力によりデッキプレート(21),天井鉄
板,梁用鉄骨等の常磁性の固定物体に吸着され、空調用
ダクト(12),各種配管,配線等の懸垂物体を吊り下
げ支持することを特徴とする。また、本発明の吊り下げ
支持方法は、磁石(1)を有する吊り金具(6)を前記
磁石(1)の磁力によりデッキプレート(21),天井
鉄板,梁用鉄骨等の常磁性の固定物体に吸着させ、該吊
り金具(6)に空調用ダクト(12),各種配管,配線
等の懸垂物体を吊り下げ支持することを特徴とする。
【0008】
【作用】上記のように構成された吊り金具(6)を用い
て空調用ダクト等を吊り下げ支持する支持力は、吊り金
具(6)の磁石(1)の磁力によるもので、その磁力が
空調用ダクト等の重量より大なるデッキプレート(2
0)への吸着力を有する磁石が選定される。デッキプレ
ート(21)の吊り具(6)の固着には、鉄板(2),
(3)の各下面(2b),(3b)に接着剤を塗布し、
これらの下面(2b),(3b)をもつてデッキプレー
ト(21)の吊り具(6)の固着位置に接着して位置決
めする。接着剤の使用は吊り金具(6)の磁石(1)に
よるデッキプレート(21)への吸着力の補強と吊り金
具(6)の位置ずれ防止であるが、接着剤は速乾性であ
る必要はなく、耐久佐に優れたものがよい。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図により説明する。図1は本
発明による吊り金具の一実施例を示し、(1)は方形板
状磁石、(2),(3)はそれぞれ断面L字状の鉄板で
それらの面(2a),(3a)で方形板状磁石(1)の
左右の面を全体的に見てT字状になるように挟持する。
(5)は鉄板(2),(3)より面(2a),(3a)
間の上部に突出して形成された吊孔(4)を有する橋部
(5)である。
【0010】以上のように構成された吊り金具(6)を
用いて空調用ダクト(12)をデッキプレート(21)
に吊り下げ支持するには、図2に示すように、図3で説
明した従来例と同様に、デッキプレート(21)の上部
にコンクリートスラブ(20)を打設した後、下階床部
にデッキプレート(21)の下部に固着される吊り金具
(6)の位置と対応する位置をスケールで定める。この
吊り金具(6)の床部の位置より下げ振りによりデッキ
プレート(21)の下部に吊り金具(6)の固着位置を
決定し、印を付ける。
【0011】続いて、吊り金具(6)の下面(2a),
(3a)に接着剤を塗布して、上記デッキプレート(2
1)の下部の吊り金具(6)の固着位置に接着する。こ
の場合、磁石(1)の磁力で吊り金具(6)がデッキプ
レート(21)に吸着されているので、接着剤が固まる
まで吊り金具(6)を手等でデッキプレート(21)に
押圧することの必要はない。尚、接着剤は速乾性である
必要はなく、例えばエポキシ樹脂系の金属接着剤で耐久
性の優れたものがよい。
【0012】このようにしてデッキプレート(21)下
部の吊り金具(6)の固着位置に吊り金具(6)を順次
固着した後、図3で説明した従来例と同様にダクト(1
2)の外周を支持するバンド(13)と吊り金具(6)
との接続はステンレスワイヤ(11)を用いるが、この
際、ワイヤ(11)の一端を吊り金具(6)の吊孔
(4)に通して止め金具(11a)でワイヤ(11)と
共にかしめ止めを行い、ワイヤ(11)の他端をバンド
(13)の留孔(13a)に通してデッキプレート(2
1)よりダクト(12)の中心までの所定の長さを調節
した後、止め金具(11b)でワイヤ(11)と共にか
しめ止めを行う。尚、吊り金具(6)の磁石(1)は、
吊り下げ支持するダクト(12)の重量以上の磁力を有
していなければならないことは言うまでもない。例えば
軽量丸ダクトの一例で、その大きさが250φmmでは
重量は1.15kg/mあるので、この重量を支持し得
る磁石を要し、従って磁石の種類もその形状に応じて例
えばフエライト系、サマリウム系、ネオジム系が考えら
れる。更に、本発明は上記の実施例に限定されるもので
なく、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変形が実
施可能であることは勿論である。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、空
調用ダクトや各種配管、配線をデッキプレートに吊り下
げ支持する吊り金具のデッキプレートへの固着が吊り金
具の磁石の磁力によるものであるから、吊り金具の構造
が簡単で従来に比して安価に生産できると共にデッキプ
レートへの固着も極めて容易であり、またその固着位置
がデッキプレートの溝以外の箇所は勿論のこと溝内でも
よく、更に、固着位置の変更も自由かつ容易にできる等
作業の大幅な省力化と経済化が達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による吊り金具の一実施例の外形図。
【図2】本発明による吊り金具が空調用ダクトをデッキ
プレートに吊り下げ支持する使用状態の側面図。
【図3】従来のホールインアンカー吊り金具が空調用ダ
クトをデッキプレートに吊り下げ支持する使用状態の側
面図。
【図4】従来のデッキプレート用吊り金具が空調用ダク
トをデッキプレートに吊り下げ支持する使用状態の側面
図。
【符号の説明】
1 方形板状磁石 2,3 断面L字状の鉄板 4 吊孔 5 橋部 6 吊り金具 11 ワイヤ 11a,b 止め金具 12 ダクト 13 バンド 13a 留孔 20 コンクリートスラブ 21 デッキプレート 21a 溝 22 ホールインアンカーボルト 23 全ネジボルト 23a 留輪 24 ホールインアンカー吊り金具 25 デッキプレート用吊り金具 25a 駆動部 25b フラットバー 25c 左の脚 25d 右の脚

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁石を有し該磁石の磁力によりデッキプ
    レート,天井鉄板,梁用鉄骨等の常磁性の固定物体に吸
    着され、空調用ダクト,各種配管,配線等の懸垂物体を
    吊り下げ支持することを特徴とする吊り金具。
  2. 【請求項2】 磁石を有する吊り金具を前記磁石の磁力
    によりデッキプレート,天井鉄板,梁用鉄骨等の常磁性
    の固定物体に吸着させ、該吊り金具に空調用ダクト,各
    種配管,配線等の懸垂物体を吊り下げ支持することを特
    徴とする吊り下げ支持方法。
JP8154852A 1995-01-24 1996-05-27 吊り金具および吊り下げ支持方法 Pending JPH08338569A (ja)

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