JP4746038B2 - 半導体記憶装置および電子機器 - Google Patents
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Description
近年は特に、モバイル機器に搭載されるメモリセルアレイの容量の飛躍的な増大、LSI(Large Scale Integration)の微細化によるゲートリークおよびチャネルリークの増大等により、そのリーク電流が無視できないことが消費電力増大の原因の1つとなっており、今後も更に増大する傾向にある。
これにより、メモリセルアレイの消費電力を低減させることができる。
図1は、第1の実施の形態の半導体記憶装置のブロック図を示す図である。
図1に示す半導体記憶装置1は、アドレス制御部2、スイッチ信号出力部3および複数の行アドレス(Row Address)を有するメモリ本体4を有している。
演算部31aは、WPに対し、アドレスオフセット値A(Aは0以上の整数)だけ後の行アドレスを示すアドレス信号Cを算出し、出力する。
なお、以下では、アドレスオフセット値Aを単に「オフセット値A」という場合もある(アドレスオフセット値Bについても同様)。
メモリ本体4は、メモリセルアレイ41とスイッチ42とを有している。
また、メモリセルアレイ41の書き込みアドレスは、行アドレス0から始まり、行アドレス1、行アドレス2、行アドレス3、・・・と順次アドレスが進む。また、読み出しアドレスも同様に行アドレス0から始まり、行アドレス1、行アドレス2、行アドレス3、・・・と順次アドレスが進む。
まず、アドレス制御部2は、動作開始信号として、最初にアクセスを行うWP(本実施の形態ではWP=0)の値をスイッチ信号出力部3に出力する。
本実施の形態では、スイッチSW0がONし、それ以外のスイッチSW1、・・・、SW(x−1)、SW(x)は、全てOFFする。この状態を初期状態とする。
また、演算部31bは、アドレス制御部2から出力されるRPとオフセット値Bとからアドレス信号Dを生成し、出力する。
次に、スイッチSW0、SW1、・・・、SW(x−1)、SW(x)は、レジスタ33に入力されるスイッチ信号P0〜P(x)を参照し、該当するスイッチSWのON/OFFを行う。
図2は、第1の実施の形態の半導体記憶装置の動作を示すタイミングチャートである。
なお、以下では、オフセット値A=1、B=1とした場合の処理を示す(以下第2、第3、第5〜第10の実施の形態も同様)。
その後、書き込み動作が開始されると、WPよりアドレスオフセット値1だけ後の行アドレスに対応するスイッチSWがONする。すなわちWP=0のときスイッチSW1がONする(ステップS2)。
一方、読み出し動作が開始されると、RPよりアドレスオフセット値1だけ前の行アドレスに対応するスイッチSWがOFFする。すなわちRP=1のときスイッチSW0がOFFする(ステップS3)。
その後、RP=2が入力された後に読み出し動作が終了されると、デコーダ32は、スイッチ信号の生成動作を終了する。
図3は、第2の実施の形態の半導体記憶装置を示すブロック図である。
以下、第2の実施の形態の半導体記憶装置1aについて、前述した第1の実施の形態の半導体記憶装置1との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
図4は、第2の実施の形態の半導体記憶装置の動作を示すタイミングチャートである。なお、図4中「ON対象ブロック」は、スイッチSWがONすることによって、書き込み、読み出し可能になるブロックを示す。また、「OFF対象ブロック」は、スイッチSWがOFFすることによって書き込み、読み出し不能になるブロックを示す。
その後、書き込み動作が開始されると、WPよりアドレスオフセット値1だけ後の行アドレスと、ブロック11の先頭の行アドレス3とが一致したとき、すなわちWP=2のときスイッチSW1がONする(ステップS22)。
さらに、第2の実施の形態の半導体記憶装置1aによれば、スイッチSWのON/OFF制御をブロック単位にすることにより、スイッチSW、デコーダ32、レジスタ33の負荷を低減させることができるため、さらに、消費電力を低減させることができる。
図5は、第3の実施の形態の半導体記憶装置を示すブロック図である。
以下、第3の実施の形態の半導体記憶装置1bについて、前述した第2の実施の形態の半導体記憶装置1aとの相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
本実施の形態では、スイッチ信号出力部3aからの各出力信号は、複数(本実施の形態では2本)のスイッチSWに接続されている。すなわち、隣接する2つのブロックで同じ判定論理を使用する。これにより、WPよりアドレスオフセット値Aだけ後の行アドレスと、隣接する2つのブロックのうちの先頭の行アドレスとが一致したとき、これらのブロックを構成する各ワード線(ドライバおよびセルに電力を供給する線)に接続されたスイッチSWが、それぞれONし、RPよりアドレスオフセット値Cだけ前の行アドレスと、隣接する2つのブロックのうちの最後部のアドレスとが一致したときに、これらのブロックを構成する各ワード線(ドライバおよびセルに電力を供給する線)に接続されたスイッチSWが、それぞれOFFする。
図6は、第3の実施の形態の半導体記憶装置の動作を示すタイミングチャートである。
まず、書き込み動作が開始されると、スイッチSW0、SW1がONする(ステップS31)。
さらに、第3の実施の形態の半導体記憶装置1bは、1つのスイッチ信号で複数のスイッチSWのON/OFFを行うため、効率よく制御を行うことができる。
また、本実施の形態では、隣接する2つのブロックについて説明したが、ブロックの組み合わせはこれに限定されない。
図7は、第4の実施の形態の半導体記憶装置を示すブロック図である。
以下、第4の実施の形態の半導体記憶装置1cについて、前述した第2の実施の形態の半導体記憶装置1aとの相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
スイッチ信号出力部3bは、スイッチ信号出力部3に比べて演算部31aと同じ機能を有する演算部31cと、演算部31bと同じ機能を有する演算部31dと、演算部31cおよび演算部31dによって生成されるアドレス信号C2およびD2をデコードするデコーダ37とをさらに備えている。
演算部31bは、アドレス制御部2から出力されるRPとオフセット値B1とからアドレス信号D1を生成し、出力する。
演算部31dは、アドレス制御部2から出力されるRPとオフセット値B2とからアドレス信号D2を生成し、出力する。
図8は、第4の実施の形態の半導体記憶装置の動作を示すタイミングチャートである。
また、以下では、オフセット値A1=1、B1=4、A2=4、B2=1とする。
その後、書き込み動作が開始されると、WPよりアドレスオフセット値1だけ後の行アドレスと、ブロック12の先頭の行アドレス6とが一致したとき、すなわちWP=5のときスイッチSW2がONする。また、WPよりアドレスオフセット値4だけ後の行アドレスと、ブロック13の先頭の行アドレス9とが一致したとき、すなわちWP=5のときスイッチSW3がONする(ステップS42)。
その後、書き込み動作によりWPがインクリメントされると、WPよりアドレスオフセット値1だけ後の行アドレスと、先頭の行アドレスとが一致した偶数番目のブロックに対応するスイッチSWが順次ONする。また、WPよりアドレスオフセット値4だけ後の行アドレスと、先頭の行アドレスとが一致した奇数番目のブロックに対応するスイッチSWが順次ONする。
さらに、第4の実施の形態の半導体記憶装置1cによれば、複数のブロックを1つのブロックと同じように制御することができる。
次に、半導体記憶装置の第5の実施の形態について説明する。
以下、第5の実施の形態の半導体記憶装置1dについて、前述した第1の実施の形態の半導体記憶装置1との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
次に、第5の実施の形態の半導体記憶装置1dの動作を説明する。
次に、第5の実施の形態の半導体記憶装置1dの動作例を説明する。
まず、書き込み動作に先立って、スイッチSW0がONする(ステップS51)。
一方、読み出し動作が開始されると、RPよりアドレスオフセット値1だけ前のLateRPに対応するスイッチSWがOFFする。すなわちRP=1のときLateRP=2となり、スイッチSW2がOFFする(ステップS53)。
この第5の実施の形態の半導体記憶装置1dによれば、第1の実施の形態の半導体記憶装置1と同様の効果が得られる。
図11は、第6の実施の形態の半導体記憶装置を示すブロック図である。
以下、第6の実施の形態の半導体記憶装置1eについて、前述した第5の実施の形態の半導体記憶装置1dとの相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
次に、第6の実施の形態の半導体記憶装置1eの動作例を説明する。
まず、書き込み動作に先立って、スイッチSW0がONする(ステップS61)。
さらに、第6の実施の形態の半導体記憶装置1eでは、スイッチSWのON/OFF制御をブロック単位にすることにより、スイッチSW、デコーダ32、レジスタ33の負荷を低減させることができるため、さらに、消費電力を低減させることができる。
図13は、第7の実施の形態の半導体記憶装置を示すブロック図である。
以下、第7の実施の形態の半導体記憶装置1fについて、前述した第6の実施の形態の半導体記憶装置1eとの相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
図14は、第7の実施の形態の半導体記憶装置の動作例を示すタイミングチャートである。
まず、書き込み動作に先立って、スイッチSW0がONする(ステップS71)。
その後、書き込み動作が開始されると、デコーダ32aは、シーケンス上ブロック11に最初に書き込むWP=5のアドレスオフセット値1だけシーケンス上で前のアドレス値2をLWFAに設定し、WP=2がデコーダ32aに入力されたとき、スイッチSW1をONするスイッチ信号P1を出力する。これにより、スイッチSW1がONする(ステップS72)。
この第7の実施の形態の半導体記憶装置1fによれば、第6の実施の形態の半導体記憶装置1eと同様の効果が得られる。
なお、本実施の形態では、ブロックの配置を行アドレス順に構成しているが、これに限らず、例えば、アドレスシーケンスにあわせて連続しないアドレスに配置することで、デコード論理の簡易化、ブロックの電源ON時間の短縮を図ることができる。
図15は、第8の実施の形態の半導体記憶装置を示すブロック図である。
以下、第8の実施の形態の半導体記憶装置1gについて、前述した第7の実施の形態の半導体記憶装置1fとの相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
マスク回路380〜38(Y)は、それぞれ、デコーダ32aの出力部とレジスタ33の入力部との間に設けられている。
マスク回路380は、カウント部Cnt(0)と、信号マスク部m0とを有している。
次に、第8の実施の形態の半導体記憶装置1の動作例を説明する。
なお、以下の説明では、オフセット値A、B=1、回数S0〜S(Y)は、それぞれ「2」に設定されているとする。
その後、書き込み動作が開始されると、デコーダ32aは、シーケンス上ブロック11に最初に書き込むWP=4のアドレスオフセット値1だけシーケンス上で前のアドレス値2をLWFAに設定し、1回目のWP=2がデコーダ32aに入力されたとき、スイッチSW1をONするスイッチ信号P1をマスク回路380に出力する。これにより、信号マスク部m0は、スイッチSW1をONするスイッチ信号P1を保持する。また、マスク回路380のカウント部Cnt(0)が1つカウントアップする(ステップS82)。2回目のWP=2がデコーダ32aに入力されたとき、デコーダ32aは、再びスイッチSW1をONするスイッチ信号P1をマスク回路380に出力する。これにより、カウント部Cnt(0)が1つカウントアップする。この結果、カウント部Cnt(0)のカウント数と、S0の値とが一致し、カウント部Cnt(0)は、マスク解除信号を信号マスク部m0に出力する。そして、信号マスク部m0は、スイッチSW1をONするスイッチ信号P1を出力する。これによりスイッチSW1がONする(ステップS83)。
この第8の実施の形態の半導体記憶装置1gによれば、第7の実施の形態の半導体記憶装置1fと同様の効果が得られる。
図17は、第9の実施の形態の半導体記憶装置を示すブロック図である。
以下、第9の実施の形態の半導体記憶装置1hについて、前述した第8の実施の形態の半導体記憶装置1gとの相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
マスク回路380a〜38(Y)aは、それぞれ、タイマTm0〜Tm(Y)を有している。
以降、マスク回路380a〜38(Y)aについて説明するが、マスク回路380a〜38(Y)aの構成は、互いに等しいため、代表的にマスク回路380について説明する。
タイマTm0は、CLK51から、タイマTm0内部に設けられたカウンタに入力されるCLK信号をカウントし、ガード時間T0に相当するカウント数分が経過するまで、スイッチSW0をOFFするスイッチ信号P0をマスクする、すなわちスイッチ信号P0の状態を変化させないマスク信号を生成する。
信号マスク部m0は、デコーダ32からスイッチSW0をONするスイッチ信号P0を受けている場合は、カウント部Cnt0からのマスク解除信号のみを受けてスイッチSW0をONするスイッチ信号P0をレジスタ33に出力する。
図19は、第9の実施の形態の半導体記憶装置の動作例を示すタイミングチャートである。
また、図19中「タイマ」は、ガード時間T0の継続時間を示す。
第9の実施の形態の半導体記憶装置1は、書き込み開始時からガード時間T0のカウントが開始される。以降、第8の実施の形態の半導体記憶装置1と同様に動作が行われ、第8の実施の形態のステップS86と同様に、シーケンス上ブロック10に最後に書き込むRP=0のアドレスオフセット値1だけシーケンス上で後のアドレス値3をDLRAに設定し、2回目のRP=0がデコーダ32aに入力されたとき、デコーダ32は、再びスイッチSW0をOFFするスイッチ信号P0を出力する。(ステップS91)。
この第9の実施の形態の半導体記憶装置1hによれば、第8の実施の形態の半導体記憶装置1gと同様の効果が得られる。
また、本実施の形態では、書き込み開始時からガード時間T0のカウントを開始したが、これに限らず、任意の時間、例えば、書き込み終了からガード時間T0のカウントを開始してもよい。
図21は、第10の実施の形態の半導体記憶装置を示すブロック図である。
以下、第10の実施の形態の半導体記憶装置1iについて、前述した第4の実施の形態の半導体記憶装置1cとの相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
演算部34aは、WPとブロックにシーケンス上最初に書き込むアドレス(以下「FWA」という)とが一致したときに、信号を出力する。
カウンタ35a、35bは、それぞれ、一致判定/レジスタ制御部reg0〜reg(Y)に接続されている。
カウンタ35bは、演算部34bからの信号の回数をカウントし、一致判定/レジスタ制御部reg0〜reg(Y)に出力する。
一致判定/レジスタ制御部reg1は、演算部51aと演算部51bと、Reg制御部52とを有している。
図22は、第10の実施の形態の半導体記憶装置の動作例を示すタイミングチャートである。
また、「WPカウンタ値」は、カウンタ35aの値を示す。「RPカウンタ値」は、カウンタ35bの値を示す。
その後、書き込み動作が開始されると、演算部34aにWP=1が入力され、FWA=1と一致し、それ以降は、WPが読み込まれる毎に、カウンタ35aのカウント数がインクリメントされる。そして、3つ目のWPが演算部31aに入力されたとき、カウンタ35aのカウント数が3となり、WC1と一致し、一致判定/レジスタ制御部reg1は、スイッチSW1をONするスイッチ信号P1を出力する(ステップS102)。
この第10の実施の形態の半導体記憶装置1iによれば、第4の実施の形態の半導体記憶装置1cと同様の効果が得られる。
また、本発明では、前記各実施の形態の任意の2以上の構成(特徴)を適宜組み合わせてもよい。
2、2a アドレス制御部
3、3a〜3g スイッチ信号出力部
4、4a メモリ本体
10、11、1Y ブロック
21 ライトポインタ生成部
22 リードポインタ生成部
23 シーケンサ
31a、31b、31c、31d 演算部
32 デコーダ
41 メモリセルアレイ
42 スイッチ
380〜38(Y) マスク回路
Cnt0 カウント部
m0 信号マスク部
P0〜P(x) スイッチ信号
SW スイッチ
Tm0〜Tm(Y) タイマ
Claims (12)
- シーケンス制御を行う半導体記憶装置において、
メモリセルアレイと、
複数のアドレスそれぞれに対応した前記メモリセルアレイの電源を、それぞれONまたはOFFする電源ON/OFF手段と、
ライト信号の入力により、所定のデータ列のデータの書き込み先のアドレスを指示するライトポインタと、リード信号の入力により前記データの読み出し先のアドレスを指示するリードポインタとに基づいて、前記メモリセルアレイのシーケンス制御を行うアドレス制御部と、
前記ライトポインタと、前記リードポインタとに基づいて、前記電源ON/OFF手段を制御するON/OFF信号を生成するON/OFF信号生成部とを有し、
前記ON/OFF信号生成部は、前記ライトポインタのアドレスより所定値だけ後のアドレス、または前記リードポインタのアドレスより所定値だけ前のアドレスに対応した前記メモリセルアレイの電源をOFFまたはONさせる前記ON/OFF信号を生成すること、
を特徴とする半導体記憶装置。 - 前記ライトポインタを生成するライトポインタ生成部と、前記リードポインタを生成するリードポインタ生成部とを有することを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
- 前記アドレス制御部は、FIFO制御を行うよう構成されていることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
- 前記ON/OFF信号生成部は、前記ライトポインタのアドレスより所定値だけ後のアドレスに対応する前記メモリセルアレイの電源をONし、前記リードポインタのアドレスより所定値だけ前のアドレスに対応する前記メモリセルアレイの電源をOFFすることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
- シーケンス制御を行う半導体記憶装置において、
メモリセルアレイと、
複数のアドレスそれぞれに対応した前記メモリセルアレイの電源を、それぞれONまたはOFFする電源ON/OFF手段と、
ライト信号の入力により、所定のデータ列のデータの書き込み先のアドレスを指示するライトポインタと、リード信号の入力により前記データの読み出し先のアドレスを指示するリードポインタとに基づいて、前記メモリセルアレイのシーケンス制御を行うアドレス制御部と、
前記ライトポインタと、前記リードポインタとに基づいて、前記電源ON/OFF手段を制御するON/OFF信号を生成するON/OFF信号生成部と、
所定時間、前記ON/OFF信号をマスクする信号マスク部とを有し、
前記信号マスク部は、前記アドレスを所定個備えたブロックの最初の書き込みが行われるアドレスより所定値だけ前のアドレスへのアクセス回数をカウントするカウンタを備え、前記カウンタのカウント数と、予め設定された回数とが一致したとき、前記マスクを解除することを特徴とする半導体記憶装置。 - シーケンス制御を行う半導体記憶装置において、
メモリセルアレイと、
複数のアドレスそれぞれに対応した前記メモリセルアレイの電源を、それぞれONまたはOFFする電源ON/OFF手段と、
ライト信号の入力により、所定のデータ列のデータの書き込み先のアドレスを指示するライトポインタと、リード信号の入力により前記データの読み出し先のアドレスを指示するリードポインタとに基づいて、前記メモリセルアレイのシーケンス制御を行うアドレス制御部と、
前記ライトポインタと、前記リードポインタとに基づいて、前記電源ON/OFF手段を制御するON/OFF信号を生成するON/OFF信号生成部と、
所定時間、前記ON/OFF信号をマスクする信号マスク部とを有し、
前記信号マスク部は、前記アドレスを所定個備えたブロックの最初の書き込みが行われるアドレスより所定値だけ前のアドレスへのアクセス回数をカウントするカウンタとタイマとを備え、前記ON/OFF信号が入力され、前記カウンタのカウント数と予め設定された回数とが一致したときに前記タイマが所定時間経過したか否かを判断し、所定時間経過後に前記マスクを解除することを特徴とする半導体記憶装置。 - シーケンス制御を行う半導体記憶装置において、
メモリセルアレイと、
複数のアドレスそれぞれに対応した前記メモリセルアレイの電源を、それぞれONまたはOFFする電源ON/OFF手段と、
ライト信号の入力により、所定のデータ列のデータの書き込み先のアドレスを指示するライトポインタと、リード信号の入力により前記データの読み出し先のアドレスを指示するリードポインタとに基づいて、前記メモリセルアレイのシーケンス制御を行うアドレス制御部と、
前記ライトポインタと、前記リードポインタとに基づいて、前記電源ON/OFF手段を制御するON/OFF信号を生成するON/OFF信号生成部と、を有し、
前記ON/OFF信号生成部は、所定の範囲の前記アドレスに対応するライトアクセス回数の値をカウントするライトポインタカウンタと、所定の範囲の前記アドレスに対応するリードアクセス回数の値をカウントするリードポインタカウンタとを備え、前記ライトポインタカウンタが所定の値と一致したとき、所定のアドレスに対応する前記メモリセルアレイの電源をONさせ、前記リードポインタカウンタが所定の値と一致したとき、所定のアドレスに対応する前記メモリセルアレイの電源をOFFさせるON/OFF信号を生成することを特徴とする半導体記憶装置。 - シーケンス制御を行う半導体記憶装置において、
メモリセルアレイと、
複数のアドレスそれぞれに対応した前記メモリセルアレイの電源を、それぞれONまたはOFFする電源ON/OFF手段と、
ライト信号の入力により、所定のデータ列のデータの書き込み先のアドレスを指示するライトポインタを用いて前記ライトポインタより所定値だけ前にオフセットしたオフセットライトポインタを生成し、リード信号の入力により、前記データの読み出し先のアドレスを指示するリードポインタを用いて前記リードポインタより所定値だけ後にオフセットしたオフセットリードポインタを生成し、前記ライトポインタと前記リードポインタとに基づいて、前記シーケンス制御を行うアドレス制御部と、
前記オフセットライトポインタと、前記オフセットリードポインタとに基づいて、前記電源ON/OFF手段を制御するON/OFF信号を生成するON/OFF信号生成部と、
を有することを特徴とする半導体記憶装置。 - 前記オフセットライトポインタを生成するオフセットライトポインタ生成部と、前記オフセットリードポインタを生成するオフセットリードポインタ生成部とを有することを特徴とする請求項8記載の半導体記憶装置。
- シーケンス制御を行う電子機器において、
メモリセルアレイと、
複数のアドレスそれぞれに対応した前記メモリセルアレイの電源を、それぞれONまたはOFFする電源ON/OFF手段と、
ライト信号の入力により、所定のデータ列のデータの書き込み先のアドレスを指示するライトポインタと、リード信号の入力により前記データの読み出し先のアドレスを指示するリードポインタとに基づいて、前記シーケンス制御を行うアドレス制御部と、
前記ライトポインタを生成するライトポインタ生成部と、
前記リードポインタを生成するリードポインタ生成部と、
前記ライトポインタと、前記リードポインタとに基づいて、前記電源ON/OFF手段を制御するON/OFF信号を生成するON/OFF信号生成部と、を有し、
前記ON/OFF信号生成部は、前記ライトポインタのアドレスより所定値だけ後のアドレス、または前記リードポインタのアドレスより所定値だけ前のアドレスに対応した前記メモリセルアレイの電源をOFFまたはONさせる前記ON/OFF信号を生成すること、
を特徴とする電子機器。 - 前記メモリセルアレイは、前記アドレスを所定個備えた複数のブロックを有し、
前記電源ON/OFF手段は、それぞれ前記各ブロックに対応して設けられていることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。 - 前記各電源ON/OFF手段は、隣接する所定個の前記ブロックを同時にON/OFFすることを特徴とする請求項11記載の半導体記憶装置。
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