JP2002334572A - Fifoメモリ装置 - Google Patents

Fifoメモリ装置

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JP2002334572A
JP2002334572A JP2001133736A JP2001133736A JP2002334572A JP 2002334572 A JP2002334572 A JP 2002334572A JP 2001133736 A JP2001133736 A JP 2001133736A JP 2001133736 A JP2001133736 A JP 2001133736A JP 2002334572 A JP2002334572 A JP 2002334572A
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scan
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memory device
fifo memory
fifo
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JP2001133736A
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Shiro Yamagishi
司郎 山岸
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 未使用となる機能ブロックを有効に活用する
ため、未使用機能ブロック内のスキャンチェーンを利用
してFIFOメモリ装置を構成し、回路規模を削減する
ことを目的とする。 【解決手段】 スキャンFFを用いてテスト容易化設計
された半導体集積回路において、FIFOメモリ装置を
使用する動作中においては機能しない回路ブロックのス
キャンチェーンをFIFOメモリ装置のメモリ部として
使用し、スキャン入力とFIFO入力を選択するセレク
タと、最初に入力されたデータを選択して出力するマル
チプレクサを備えることにより、FIFOメモリ装置を
専用に装備する必要がなくなるため、回路規模を削減す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はFIFOメモリ装置
を必要とする半導体集積回路において設計されたスキャ
ンチェーンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路の故障検出率を向
上させるための方法としてスキャンチェーンを用いたテ
スト容易化設計(以下スキャンテストと称す)が行われ
ている。スキャンテストとは、スキャンモード時、半導
体集積回路内部の各フリップフロップ(以下FFと称
す)を用いてシフトレジスタを構成し、各FFの動作試
験を行うように設計することである。これにより、内部
のFFの状態を自由に設定、観測することが可能とな
り、半導体集積回路の故障検出率を向上することができ
る。
【0003】従来のスキャンチェーンが構成され、かつ
内部に複数の機能ブロックを持つような半導体集積回路
においては、動作状態によって、動作している機能ブロ
ックと動作していない機能ブロックが存在する場合があ
る。例えば、異なる通信プロトコルを持つ通信制御回路
が複数内蔵されおり、シリアルデータの出力及び入力は
共有化されていて同時に使用することはできないような
システムの場合、ある通信制御回路がアクティブな時は
他の通信制御回路は全く使用されず、この様な動作状態
の時にはその回路領域は無駄な領域となることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、このよう
な未使用となる機能ブロックを有効に活用するため、未
使用機能ブロック内のスキャンチェーンを利用してFI
FOメモリ装置を構成し、回路規模を削減することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載のFIFOメモリ装置は、ス
キャンチェーンを用いてテスト容易化設計された半導体
集積回路であって、前記スキャンチェーンにライトデー
タを入力するデータ入力手段と、前記スキャンチェーン
からリードデータを出力するデータ出力手段と、前記ス
キャンチェーンのシフト動作を制御するFIFO制御手
段とを有し前記スキャンチェーンをメモリ部として使用
することを特徴とする。
【0006】請求項2記載のFIFOメモリ装置は、請
求項1記載のFIFOメモリ装置において、前記データ
入力手段として、スキャンテストの入力データあるいは
FIFOメモリ装置の入力データを選択して前記スキャ
ンチェーンの先頭のフリップフロップに入力するセレク
タを有することを特徴とする。
【0007】請求項3記載のFIFOメモリ装置は、請
求項1または請求項2記載のFIFOメモリ装置におい
て、前記データ出力手段として、入力した順にデータを
出力するために前記スキャンチェーンの任意のフリップ
フロップの出力データを選択して出力するマルチプレク
サを有することを特徴とする。
【0008】請求項4記載のFIFOメモリ装置は、請
求項1または請求項2または請求項3いずれかに記載の
FIFOメモリ装置において、前記FIFOメモリ制御
手段として、前記スキャンチェーンのシフトタイミング
を制御するタイミング制御部と、前記スキャンチェーン
に書き込まれたデータ数をカウントするカウンタとを有
することを特徴とする。
【0009】請求項5記載のFIFOメモリ装置は、請
求項1または請求項2または請求項3いずれかに記載の
FIFOメモリ装置において、前記FIFOメモリ制御
手段として、前記スキャンチェーンのシフトタイミング
を制御するタイミング制御部と、前記スキャンチェーン
に書き込まれたデータの段数を識別するスキャンチェー
ンとを有することを特徴とする。
【0010】以上のように、本発明のFIFOメモリ装
置を用いると、未使用機能ブロック内のスキャンチェー
ンを利用してFIFOメモリ装置を構成するので、FI
FOメモリ装置を専用に装備する必要がなくなり、回路
規模を削減することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図を用いて説明する。ここでは、通常動作モードか
らスキャンチェーンを用いた動作モードに移行した状
態、すなわち、スキャンテスト時または、FIFOメモ
リ装置として動作する状態における説明を行う。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1におけ
るFIFOメモリ装置の構成図である。
【0012】図1において、180,181,182,
183,190,191,192,193,250,2
51,252,253はスキャンFFで、1つのスキャ
ンチェーンの一部を構成している。その内、180,1
81,182,183と190,191,192,19
3および250,251,252,253はそれぞれF
IFOメモリ装置の1つのbitを構成し、この場合は
8bitのFIFOメモリ装置を表す。160はFIF
Oメモリ装置のデータ入力11とスキャンイン12の内
どちらか1つの入力信号を選択してスキャンFF180
に入力するセレクタ、161はFIFOメモリ装置のデ
ータ入力11とスキャンFF183の出力の内どちらか
1つの入力信号を選択してスキャンFF190に入力す
るセレクタ、167はFIFOメモリ装置のデータ入力
11と前段のスキャンFFの出力の内どちらか1つの入
力信号を選択してスキャンFF250に入力するセレク
タ、17はスキャンクロック13とライトタイミング信
号9の内どちらか1つのクロックを選択して各スキャン
FFに供給するセレクタである。15はFIFOメモリ
装置のbitを構成するシフトレジスタの内任意のスキ
ャンFFの出力を選択してデータ出力28として出力す
るマルチプレクサである。8はFIFOメモリ装置とし
て動作する際に各スキャンFFのクロックを生成するタ
イミング制御回路、7は各bitを構成するシフトレジ
スタに書き込まれたライトデータの段数を測定するカウ
ンタであり、タイミング制御回路8とカウンタ7により
FIFO制御回路5が構成される。ここで、このスキャ
ンチェーンをFIFOメモリ装置として使用するか、ス
キャンテストを行うかの選択はFIFOモードイネーブ
ル29の値により制御される。
【0013】ここで、タイミング制御回路8は、アドレ
ス信号1、クロック信号2、ライト信号3からライトタ
イミング信号9を生成する機能を持つ。スキャンチェー
ン使用時において、内部のスキャンFFは、FIFOモ
ードイネーブル29が”L”の時はスキャンクロック1
3によって動作しているが、FIFOモードイネーブル
信号29が”H”の時は、このタイミング制御回路8か
ら出力されるライトタイミング信号9がセレクタ17に
より選択される。そのためFIFOモードイネーブル信
号29が”H”の時はFIFOメモリ装置にデータを書
き込むタイミングでライトタイミング信号9が出力し、
ライトタイミング信号9の立ち上がりにより各bitを
構成するシフトレジスタを1つシフトする。さらに、ラ
イトタイミング信号9はカウンタ7を1つインクリメン
トする。このカウンタ7はFIFOメモリ装置内のデー
タ数をカウントし、ライトタイミング信号9の立ち上が
りによりFIFOメモリ装置内にデータが取りこまれた
時にカウンタ7を1つインクリメントする。
【0014】また、タイミング制御回路8は、アドレス
信号1、クロック信号2、リード信号4より、FIFO
メモリ装置の読み出しタイミングに合わせてカウンタ7
をデクリメントする。このことにより、カウンタ7は、
FIFOメモリ装置にデータを書き込む毎に1つインク
リメントされ、FIFOメモリ装置からデータを読み出
す毎に1つデクリメントされるため、結果としてFIF
Oメモリ装置内のデータ数を表すことができる。また、
カウンタ7の値はリセットにより”0”にすることがで
きる。
【0015】通常のFIFOメモリ装置においてはこの
ようなカウンタ7の代わりにリードポインタ及びライト
ポインタの2つが設けられているが、今回のようなシフ
トレジスタを利用したFIFOメモリ装置は書きこんで
いく場所が常に決まっているためライトポインタは必要
としない。つまり、データ入力は、FIFOモードイネ
ーブル信号29によって動作するセレクタを介して各b
itを構成するシフトレジスタの初段のスキャンFFに
接続されているため、書きこむ位置は常にスキャンFF
180やスキャンFF190に固定されている。
【0016】カウンタ7は、通常のFIFOメモリ装置
におけるリードポインタの役割を持つ。カウンタ7の値
は、FIFO制御回路5からリードポインタ10として
出力しており、マルチプレクサ15に出力する。今回の
ようなFIFOメモリ装置の読み出し位置は、FIFO
メモリ装置内のデータ数によって決定される。つまり最
初に書きこまれるデータは、スキャンFF180に取り
こまれ、次のデータがくると、このスキャンFF180
に取りこまれていたデータは、スキャンFF181へと
移動する。3つ目のデータが書き込まれると、スキャン
FF181のデータは次段のスキャンFF182へと移
動する。ライト時にはこのようにスキャンチェーンを伝
播してデータが移動していくが、リード時は、スキャン
チェーンの移動は起らず、単にカウンタ7が1つデクリ
メントされるのみである。3つ目のデータが入った時点
でカウンタ7の値は3となっており、リードポインタ1
0を介しマルチプレクサ15にこの値が伝達されるた
め、マルチプレクサ15は、FIFOメモリ装置内のデ
ータ数が3であると認識し、送出する出力データ28と
して3列目のスキャンFFを選択することになる。この
ようにマルチプレクサ15は、読み出すべきデータを保
持するスキャンFFが何列目かを選択する機能を持つ。
【0017】次に、スキャンチェーンによるFIFOメ
モリ部の構成について説明する。まず、FIFOメモリ
装置のメモリ部として使用したいスキャンFFを選択す
る。この際、内部の全てのスキャンFFをFIFOメモ
リ装置のメモリ部として使用しても良いし、その中の一
部をFIFOメモリ装置として使用しても良い。ただし
8ビットn段FIFOメモリを構成しようとするのであ
れば、8×n個のスキャンFFが必要となる。図中はす
べてのスキャンFFをFIFOメモリ装置のメモリ部と
して使用している。内部のスキャンチェーンはスキャン
イン12の入力からスキャンアウト14の出力まで1本
のスキャンチェーンとして構成されている。FIFOモ
ードイネーブル信号29が”H”の時は、このスキャン
チェーンは、FIFOモードイネーブル信号29の値に
より入力信号を選択するするセレクタ160,セレクタ
161,セレクタ167によって8つのbitを構成す
る8本のスキャンチェーンに分割される。それぞれのス
キャンチェーンの先頭にはFIFOモードイネーブル信
号29が”H”の時は、入力データ11が入力される。
8本のスキャンチェーンはそれぞれn段のスキャンFF
で構成されるシフトレジスタとなる。また各スキャンF
Fに供給されているクロックはFIFOモードイネーブ
ル信号29が”L”の時はスキャンクロック13が入力
され、また”H”の時はライトタイミング信号9が入力
されるようにセレクタ17にて選択されている。そして
この8本のスキャンチェーンの各段数の出力をまとめて
マルチプレクサ15に出力している。
【0018】次に、図1の回路の動作について説明す
る。まずFIFOモードイネーブル信号29が”L”で
ある状態では通常のテスト動作を行う。しかしながら、
FIFOモードイネーブル信号29が”H”となるとこ
の回路はFIFOメモリ装置と同様の動作を行う。
【0019】以下、FIFOモードイネーブル信号29
が”H”の時の動作について説明する。まず、リセット
時、各スキャンFFはリセットされ初期値となり、カウ
ンタ7もリセットされ初期値”0”となる。次に、この
FIFOメモリにデータを書き込む場合、アドレス信号
1、クロック信号2、ライト信号3が入力され、FIF
O制御回路5はこれらの信号からライトタイミング信号
9を生成し、8本のシフトレジスタのクロックとして供
給する。このタイミングにより入力データ11は8本の
各bitを構成するシフトレジスタの先頭のスキャンF
Fにセットされる。同時に、FIFO制御回路5内のカ
ウンタ7をインクリメントする。このような動作により
入力データは各bitを構成するシフトレジスタの先頭
にセットされ、FIFOメモリ装置内のデータ数を示す
カウンタ7の値も”1”となる。同様にして、2回目の
ライトタイミング信号9により、シフトレジスタは再度
シフトし、スキャンチェーン先頭のスキャンFFに保持
されていた最初のデータは2列目のスキャンFFに移動
し、次のデータ入力11は、スキャンチェーン先頭のス
キャンFFにセットされる。この時、再度、カウンタ7
はインクリメントされ”2”となる。このような動作を
繰り返すことにより、各bitを構成するシフトレジス
タの全てのスキャンFFにデータを蓄積することができ
る。
【0020】一方、このFIFOメモリからデータを読
み出す場合、アドレス信号1、クロック信号2、リード
信号4が入力され、2段のデータがFIFO内に蓄積さ
れていたとすると、カウンタ7の値は”2”であり、マ
ルチプレクサ15により各シフトレジスタの2列目のス
キャンFFの出力が選択され、データ出力28として出
力される。この時、カウンタ7は1つデクリメントされ
ることにより”1”となる。次のデータを読み出す場
合、アドレス信号1、クロック信号2、リード信号4が
入力されるが、カウンタ7の値は”1”であるため、マ
ルチプレクサ15により各シフトレジスタの1列目のス
キャンFFの出力が選択され、データ出力28として出
力され、カウンタ7は1つデクリメントされることによ
り”0”となる。同様の動作を繰り返すことによりFI
FO内に蓄積されたデータを古い順に順次読み出すこと
ができる。 (実施例2)図2は、本発明の実施の形態2におけるF
IFOメモリ装置の構成図である。
【0021】図2において、180,181,182,
183,190,191,192,193,250,2
51,252,253,300,301,302,30
3はスキャンFFで、1つのスキャンチェーンの一部を
構成している。その内、180,181,182,18
3と190,191,192,193および250,2
51,252,253はそれぞれFIFOメモリ装置の
1つのbitを構成し、この場合は8bitのFIFO
メモリ装置を表す。160はFIFOのデータ入力11
とスキャンイン12の内どちらか1つの入力信号を選択
してスキャンFF180に入力するセレクタ、161は
FIFOのデータ入力11とスキャンFF183の出力
の内どちらか1つの入力信号を選択してスキャンFF1
90に入力するセレクタ、167はFIFOのデータ入
力11と前段のスキャンインFFの出力の内どちらか1
つの入力信号を選択してスキャンFF250に入力する
セレクタ、168はライトイネーブル31と前段のスキ
ャンFFの出力の内どちらか1つの入力信号を選択して
スキャンFF300に入力するセレクタ、17はスキャ
ンクロック13とシフトタイミング信号33の内どちら
か1つのクロックを選択して各スキャンFFに供給する
セレクタである。8はFIFOメモリ装置として動作す
る際に各スキャンFFのクロックを生成するタイミング
制御回路であり、タイミング制御回路8によりFIFO
制御回路5が構成される。スキャンFF300,30
1,302,303によりデータ有無識別用シフトレジ
スタ268を構成し、データ有無識別用シフトレジスタ
268とタイミング制御回路8により、各bitを構成
するシフトレジスタのシフト動作を制御する。ここで、
このスキャンチェーンをFIFOメモリ装置として使用
するか、スキャンテストを行うかの選択はFIFOモー
ドイネーブル29の値により制御される。
【0022】次に、図2の回路の動作について説明す
る。まずFIFOモードイネーブル信号29が”L”で
ある状態では通常のテスト動作を行う。しかしながら、
FIFOモードイネーブル信号29が”H”となるとこ
の回路はFIFOメモリ装置と同様の動作を行う。
【0023】以下、FIFOモードイネーブル信号29
が”H”時の動作について説明する。まずリセット時、
各スキャンFFはリセットされ初期値となり、またデー
タ有無識別用シフトレジスタ268を構成する全てのス
キャンFFは初期値”0”となる。次に、このFIFO
メモリ装置にデータを書き込む場合、FIFO制御回路
5はアドレス信号1、クロック信号2、ライト信号3よ
りシフトタイミング信号33を生成し、9本のシフトレ
ジスタのクロックとして供給される。このタイミングに
より入力データ11は各bitを構成する8本のシフト
レジスタの先頭のスキャンFFにセットされる。同時に
データ有無識別用シフトレジスタ268の先頭のスキャ
ンFF300にもライトイネーブル信号31が入力され
る。ライトイネーブル信号31はタイミング制御回路8
より出力されており、FIFOライトの時は”H”とな
り、それ以外は”L”となる信号である。これによりラ
イト時には”H”がスキャンFF300に設定される。
このような動作により入力データは各bitを構成する
シフトレジスタの初段のスキャンFFにセットされ、か
つデータ有無識別用シフトレジスタ268の先頭に”
1”がセットされる。
【0024】同様にして、2回目のライトタイミング信
号9が出力されると、各bitを構成するシフトレジス
タは再度シフトし、シフトレジスタの初段のスキャンF
Fに保持されていた最初のデータは2列目のスキャンF
Fに移動し、データ入力11は、各bitを構成するシ
フトレジスタの初段のスキャンFFにセットされる。こ
の時、データ有無識別シフトレジスタ268も同様にシ
フトし、スキャンFF300、スキャンFF301とも
に”1”がセットされることになる。
【0025】このような動作を繰り返すことにより、各
bitを構成するシフトレジスタの全てのスキャンFF
にデータを蓄積することができる。データ有無識別用シ
フトレジスタ268のスキャンFF303まで1がシフ
トされると、この出力が割り込み信号32として外部に
出力される。これはいわゆるFIFOフル割り込みであ
り、CPU等に対してFIFOの読み出しを要求するこ
とになる。もちろん、割り込みが発生するデータ数を任
意に変更することができる回路を追加しても良い。
【0026】一方、このFIFOメモリからデータを読
み出す場合、アドレス信号1、クロック信号2、リード
信号4が入力され、データ出力28として各bitを構
成するシフトレジスタの最終段のスキャンFFの出力デ
ータが出力される。この時、データ有無識別用シフトレ
ジスタ268のスキャンFF303も読み出され、シフ
トレジスタに保存されているデータの段数を確認する。
最終段のスキャンFFに有効なデータが書きこまれてい
るならば、書き込まれた時点でデータ有無識別用シフト
レジスタ268にも”1”が設定されているため、スキ
ャンFF303が”L”の時は、最終段のスキャンFF
の入力データが無効であることを示す。したがって、シ
フトレジスタの最終段までデータが書き込まれていない
場合には、最終段のスキャンFFにデータがセットされ
るまでシフトレジスタをシフトする必要がある。同様の
動作を繰り返すことによりFIFO内に蓄積されたデー
タを古い順に順次読み出すことができる。実施の形態1
のFIFOメモリ装置と比べ、余分なシフト動作が必要
な分、速度は低下するが、カウンタやマルチプレクサと
いった回路の追加が不要であり面積的には有利であると
いえる。
【0027】以上のように、本発明のFIFOメモリ装
置を用いると、未使用機能ブロック内のスキャンチェー
ンを利用してFIFOメモリ装置を構成するので、FI
FOメモリ装置を専用に装備する必要がなくなり、回路
規模を削減することができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明のFIFOメモリ
装置は、スキャンFFを用いてテスト容易化設計された
半導体集積回路において、FIFOメモリ装置が必要と
なる動作中においては機能しない回路ブロックのスキャ
ンチェーンをFIFOメモリ装置のメモリ部として使用
することにより、FIFOメモリ装置を専用に装備する
必要がなくなるため、回路規模を削減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるFIFOメモリ
装置の構成図
【図2】本発明の実施の形態2におけるFIFOメモリ
装置の構成図
【符号の説明】
1 アドレス信号 2 クロック信号 3 ライト信号 4 リード信号 5 FIFO制御回路 7 カウンタ 8 タイミング制御回路 9 ライトタイミング信号 10 リードポインタ 11 データ入力 12 スキャンイン 13 スキャンクロック 14 スキャンアウト 15 マルチプレクサ 17 セレクタ 28 データ出力 29 FIFOモードイネーブル 31 ライトイネーブル 32 割り込み信号 33 シフトタイミング信号 160 セレクタ 161 セレクタ 167 セレクタ 168 セレクタ 180 スキャンFF 181 スキャンFF 182 スキャンFF 183 スキャンFF 190 スキャンFF 191 スキャンFF 192 スキャンFF 193 スキャンFF 250 スキャンFF 251 スキャンFF 252 スキャンFF 253 スキャンFF 268 データ有無識別用シフトレジスタ 300 スキャンFF 301 スキャンFF 302 スキャンFF 303 スキャンFF

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スキャンチェーンを用いてテスト容易化設
    計された半導体集積回路であって、 前記スキャンチェーンにライトデータを入力するデータ
    入力手段と、 前記スキャンチェーンからリードデータを出力するデー
    タ出力手段と、 前記スキャンチェーンのシフト動作を制御するFIFO
    制御手段とを有し前記スキャンチェーンをメモリ部とし
    て使用することを特徴とするFIFOメモリ装置。
  2. 【請求項2】前記データ入力手段として、 スキャンテストの入力データあるいはFIFOメモリ装
    置の入力データを選択して前記スキャンチェーンの先頭
    のフリップフロップに入力するセレクタを有することを
    特徴とする請求項1記載のFIFOメモリ装置。
  3. 【請求項3】前記データ出力手段として、 入力した順にデータを出力するために前記スキャンチェ
    ーンの任意のフリップフロップの出力データを選択して
    出力するマルチプレクサを有することを特徴とする請求
    項1または請求項2記載のFIFOメモリ装置。
  4. 【請求項4】前記FIFOメモリ制御手段として、 前記スキャンチェーンのシフトタイミングを制御するタ
    イミング制御部と、 前記スキャンチェーンに書き込まれたデータ数をカウン
    トするカウンタとを有することを特徴とした請求項1ま
    たは請求項2または請求項3いずれかに記載のFIFO
    メモリ装置。
  5. 【請求項5】前記FIFOメモリ制御手段として、 前記スキャンチェーンのシフトタイミングを制御するタ
    イミング制御部と、 前記スキャンチェーンに書き込まれたデータの段数を識
    別するスキャンチェーンとを有することを特徴とした請
    求項1または請求項2または請求項3いずれかに記載の
    FIFOメモリ装置。
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JPWO2006131964A1 (ja) * 2005-06-08 2009-01-08 富士通株式会社 半導体記憶装置および電子機器

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