JPWO2006131964A1 - 半導体記憶装置および電子機器 - Google Patents

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Abstract

マイクロプロセッサによる制御を行うことなくメモリセルアレイの消費電力を低減させる。半導体記憶装置(1)は、メモリセルアレイ(41)と、メモリセルアレイ(41)の行アドレス0〜(x)の電源を、それぞれONまたはOFFするスイッチ(SW0)〜(SW(x))と、ライト信号の入力により、所定のデータ列のデータの書き込み先の行アドレスを指示するWP(ライトポインタ)と、リード信号の入力によりデータの読み出し先の行アドレスを指示するRP(リードポインタ)とに基づいて、シーケンス制御を行うアドレス制御部(2)と、WPと、RPとに基づいて、スイッチ(SW0)〜(SW(x))を制御するスイッチ信号を生成するスイッチ信号出力部(3)と、を有する。

Description

本発明は半導体記憶装置および電子機器に関し、特にシーケンス制御を行う半導体記憶装置および電子機器に関する。
携帯電話等のモバイル機器において、例えば、使用時間や待ち受け時間の延長等の理由による消費電力の低減化が求められている。
近年は特に、モバイル機器に搭載されるメモリセルアレイの容量の飛躍的な増大、LSI(Large Scale Integration)の微細化によるゲートリークおよびチャネルリークの増大等により、そのリーク電流が無視できないことが消費電力増大の原因の1つとなっており、今後も更に増大する傾向にある。
この原因を解決する1つの方法として、例えば、間欠受信、または使用していない場合のパワーセーブ時等のメモリセルアレイの情報の保持が必要のない場合は電源を落とし、必要な場合は、電圧を落とす等のパワーダウンを行うリーク電流対策が採られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−297071号公報
しかしながら、前述したパワーダウン制御を、マイクロプロセッサを用いて行う場合、スイッチのON/OFFの遅延時間等により、制御が複雑なものとなってしまうという問題があった。これは消費電力の低減の大きな阻害要因となっている。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、マイクロプロセッサによる制御を行うことなくメモリセルアレイの消費電力を低減させることができる半導体記憶装置および電子機器を提供することを目的とする。
本発明では上記問題を解決するために、図1に示す半導体記憶装置1が提供される。図1に示す半導体記憶装置1は、メモリセルアレイ41と、メモリセルアレイ41の行アドレス0〜(x)の電源を、それぞれONまたはOFFするスイッチSW0〜SW(x)と、ライト信号の入力により、所定のデータ列のデータの書き込み先の行アドレスを指示するWP(ライトポインタ)と、リード信号の入力により前記データの読み出し先の行アドレスを指示するRP(リードポインタ)とに基づいて、シーケンス制御を行うアドレス制御部2と、WPと、RPとに基づいて、スイッチSW0〜SW(x)を制御するスイッチ信号を生成するスイッチ信号出力部3と、を有することを特徴とする。
このような半導体記憶装置1によれば、書き込み開始、読み出し終了のシーケンス制御を行うことにより、メモリセルアレイ41の各ワード線の電源のON/OFF制御を、マイクロプロセッサを用いずに行うことができる。
また、データの書き込みまたは読み出しを行わないメモリセルの電源を容易かつ確実にOFFすることができるため、メモリセルアレイ41のリーク電流を低減することができる。
また、本発明では上記問題を解決するために、図9に示す半導体記憶装置1dが提供される。図9に示す半導体記憶装置1dは、メモリセルアレイ41と、メモリセルアレイ41の行アドレス0〜(x)の電源を、それぞれONまたはOFFするスイッチSW0〜SW(x)と、ライト信号の入力により、所定のデータ列のデータの書き込み先の行アドレスを指示するWPを用いてWPより所定値だけ前にオフセットしたFastWP(オフセットライトポインタ)を生成し、リード信号の入力により、前記データの読み出し先のアドレスを指示するRPを用いてRPより所定値だけ後にオフセットしたLateRP(オフセットリードポインタ)を生成し、WPとRPとに基づいて、シーケンス制御を行うアドレス制御部2aと、FastWPと、LateRPとに基づいて、スイッチSW0〜SW(x)を制御するスイッチ信号を生成するスイッチ信号出力部3cと、を有することを特徴とする。
このような半導体記憶装置1によれば、書き込み開始、読み出し終了のシーケンス制御を行うことにより、メモリセルアレイ41の各ワード線の電源のON/OFF制御を、マイクロプロセッサを用いずに行うことができる。
また、データの書き込みまたは読み出しを行わないメモリセルの電源を容易かつ確実にOFFすることができるため、メモリセルアレイ41のリーク電流を低減することができる。
さらに、シリアルアドレス制御以外のメモリセルアレイに対しても本発明を適用することができる。
本発明は、書き込み開始、読み出し終了のシーケンス制御を行うことにより、メモリセルアレイの各ワード線の電源のON/OFF制御を、マイクロプロセッサを用いずに行うことができる。
また、データの書き込みまたは読み出しを行わないメモリセルの電源を容易かつ確実にOFFすることができるため、メモリセルアレイのリーク電流を低減することができる。
これにより、メモリセルアレイの消費電力を低減させることができる。
本発明の上記および他の目的、特徴および利点は本発明の例として好ましい実施の形態を表す添付の図面と関連した以下の説明により明らかになるであろう。
第1の実施の形態の半導体記憶装置を示すブロック図である。 第1の実施の形態の半導体記憶装置の動作例を示すタイミングチャートである。 第2の実施の形態の半導体記憶装置を示すブロック図である。 第2の実施の形態の半導体記憶装置の動作例を示すタイミングチャートである。 第3の実施の形態の半導体記憶装置を示すブロック図である。 第3の実施の形態の半導体記憶装置の動作例を示すタイミングチャートである。 第4の実施の形態の半導体記憶装置を示すブロック図である。 第4の実施の形態の半導体記憶装置の動作例を示すタイミングチャートである。 第5の実施の形態の半導体記憶装置を示すブロック図である。 第5の実施の形態の半導体記憶装置の動作例を示すタイミングチャートである。 第6の実施の形態の半導体記憶装置を示すブロック図である。 第6の実施の形態の半導体記憶装置の動作例を示すタイミングチャートである。 第7の実施の形態の半導体記憶装置を示すブロック図である。 第7の実施の形態の半導体記憶装置の動作例を示すタイミングチャートである。 第8の実施の形態の半導体記憶装置を示すブロック図である。 第8の実施の形態の半導体記憶装置の動作例を示すタイミングチャートである。 第9の実施の形態の半導体記憶装置を示すブロック図である。 第9の実施の形態の信号マスク部を示すブロック図である。 第9の実施の形態の半導体記憶装置の動作例を示すタイミングチャートである。 第10の実施の形態の半導体記憶装置を示すブロック図である。 第10の実施の形態の一致判定/レジスタ制御部を示すブロック図である。 第10の実施の形態の半導体記憶装置の動作例を示すタイミングチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、第1の実施の形態の半導体記憶装置のブロック図を示す図である。
図1に示す半導体記憶装置1は、アドレス制御部2、スイッチ信号出力部3および複数の行アドレス(Row Address)を有するメモリ本体4を有している。
アドレス制御部2は、メモリ本体4のデータ書き込み対象の(ライトアクセスする)行アドレスを指定するライトポインタ(以下「WP」という)を生成するWP生成部21、メモリ本体4のデータ読み出し対象の(リードアクセスする)行アドレスを指定するリードポインタ(以下「RP」という)を生成するRP生成部22、およびFIFO(First-In First-Out)制御(シリアル書き込み、シリアル読み出し制御)を行うシーケンサ23を有している。
アドレス制御部2は、スイッチ信号出力部3との間に、スイッチ信号出力部3に対してWPおよびRPを出力するアドレスバス24と、メモリ本体4との間に、メモリ本体4に対してWPおよびRPを出力するアドレスバス25とを備えている。
シーケンサ23は、FIFO制御を行う。すなわち、メモリ本体4に対してデータのシリアル書き込みを指示し、書き込み順にデータの読み出しを指示する。具体的には、メモリ本体4に対してデータの書き込み開始アドレス、読み出し開始アドレス、書き込み終了アドレスおよび読み出し終了アドレスを指示するアドレス信号と、WPおよびRPとを出力する。
スイッチ信号出力部3は、演算部31a、31bと、デコーダ32と、レジスタ33とを有している。
演算部31aは、WPに対し、アドレスオフセット値A(Aは0以上の整数)だけ後の行アドレスを示すアドレス信号Cを算出し、出力する。
演算部31bは、RPに対し、アドレスオフセット値B(Bは0以上の整数)だけ前の行アドレスを示すアドレス信号Dを算出し、出力する。
なお、以下では、アドレスオフセット値Aを単に「オフセット値A」という場合もある(アドレスオフセット値Bについても同様)。
このオフセット値A、Bは、後述するスイッチSW0、SW1、・・・、SW(x−1)、SW(x)のON/OFFの際の立ち上がり、立ち下がり時間等により任意に決定される。
デコーダ32は、演算部31aからのアドレス信号Cおよび演算部31bからのアドレス信号Dをデコードし、対応する行アドレスのスイッチSW(0)、SW(1)、・・・、SW(x−1)、SW(x)をONまたはOFFするスイッチ信号P0〜P(x)を生成する。スイッチ信号P0〜P(x)は、レジスタ33に入力され、その論理が保持される。
これら、演算部31aと、演算部31bとデコーダ32とで、本実施の形態のON/OFF信号生成部が構成される。
メモリ本体4は、メモリセルアレイ41とスイッチ42とを有している。
メモリセルアレイ41は、複数のメモリセルを備える(x+1)行(xは1以上の整数)の行アドレス0、1、・・・、(x−1)、(x)で構成されている。
また、メモリセルアレイ41の書き込みアドレスは、行アドレス0から始まり、行アドレス1、行アドレス2、行アドレス3、・・・と順次アドレスが進む。また、読み出しアドレスも同様に行アドレス0から始まり、行アドレス1、行アドレス2、行アドレス3、・・・と順次アドレスが進む。
メモリセルアレイ41へのデータの書き込み時には、図示しないデータバスから行アドレス0に対してデータが書き込まれ、行アドレス1、行アドレス2、行アドレス3、・・・と順次データが書き込まれる。書き込んだデータの読み出し時には、図示しないデータバスから書き込んだときと同じ順番で、データが読み出される。
スイッチ42は、メモリセルアレイ41の各行アドレスのワード線にそれぞれ接続され、電源のON/OFFを行うスイッチSW0、SW1、・・・、SW(x−1)、SW(x)を有している。例えば、スイッチSW0がONすると、行アドレス0が書き込み可能および読み取り可能な状態になる。
次に、第1の実施の形態の半導体記憶装置の動作を説明する。
まず、アドレス制御部2は、動作開始信号として、最初にアクセスを行うWP(本実施の形態ではWP=0)の値をスイッチ信号出力部3に出力する。
スイッチ信号出力部3は、WPの値を読み取り、そのWPに対応するスイッチSWを予めONするスイッチ信号を出力する。
本実施の形態では、スイッチSW0がONし、それ以外のスイッチSW1、・・・、SW(x−1)、SW(x)は、全てOFFする。この状態を初期状態とする。
ライト信号およびリード信号がアドレス制御部2に入力されると、WP生成部21は、入力されるライト信号からWPを生成し、スイッチ信号出力部3およびメモリ本体4に出力する。また、RP生成部22は入力されるリード信号からRPを生成し、スイッチ信号出力部3およびメモリ本体4に出力する。それとともにシーケンサ23は、メモリ本体4に対して書き込み開始アドレスおよび読み出し開始アドレスを指示するアドレスバス24を出力する。
次に、演算部31aは、アドレス制御部2から出力されるWPとオフセット値Aとからアドレス信号Cを生成し、出力する。
また、演算部31bは、アドレス制御部2から出力されるRPとオフセット値Bとからアドレス信号Dを生成し、出力する。
次に、デコーダ32は、アドレス信号Cおよびアドレス信号Dをデコードし、スイッチ信号P0〜P(x)を生成し、レジスタ33に出力する。
次に、スイッチSW0、SW1、・・・、SW(x−1)、SW(x)は、レジスタ33に入力されるスイッチ信号P0〜P(x)を参照し、該当するスイッチSWのON/OFFを行う。
ライト信号およびリード信号のアドレス制御部2への入力が終了すると、シーケンサ23は、書き込み終了アドレスおよび読み出し終了アドレスを指示するアドレスバス24を出力する。
次に、第1の実施の形態の半導体記憶装置1の動作例を説明する。
図2は、第1の実施の形態の半導体記憶装置の動作を示すタイミングチャートである。
なお、以下では、オフセット値A=1、B=1とした場合の処理を示す(以下第2、第3、第5〜第10の実施の形態も同様)。
また、「ON対象アドレス」は、スイッチSWがONすることによって、書き込み、読み出し可能になる行アドレスを示す。また、「OFF対象アドレス」は、スイッチSWがOFFすることによって書き込み、読み出し不能になる行アドレスを示す。また、「ONアドレス」は、ONしているスイッチSWに接続され、書き込み、読み出し可能な行アドレスを示す。また、「OFFアドレス」は、OFFしているスイッチSWに接続され、書き込み、読み出し不能な行アドレスを示す。例えば、書き込み開始時点においては、行アドレス0、1がONし、行アドレス2〜(x)がOFFしている。
まず、書き込み動作に先立って、スイッチSW0がONする(ステップS1)。
その後、書き込み動作が開始されると、WPよりアドレスオフセット値1だけ後の行アドレスに対応するスイッチSWがONする。すなわちWP=0のときスイッチSW1がONする(ステップS2)。
その後、書き込み動作によりWPがインクリメントされると、WPよりアドレスオフセット値1だけ後の行アドレスに対応するスイッチSWが順次ONする。
一方、読み出し動作が開始されると、RPよりアドレスオフセット値1だけ前の行アドレスに対応するスイッチSWがOFFする。すなわちRP=1のときスイッチSW0がOFFする(ステップS3)。
その後、読み出し動作によりRPがインクリメントされると、RPよりアドレスオフセット値1だけ前の行アドレスに対応するスイッチSWが順次OFFする。
その後、RP=2が入力された後に読み出し動作が終了されると、デコーダ32は、スイッチ信号の生成動作を終了する。
第1の実施の形態の半導体記憶装置1によれば、シリアルアクセスメモリであるFIFOにおいて、リードライトするアドレスをライトポインタ、リードポインタより判定することが可能となり、マイクロプロセッサ等による外部からの複雑なアドレスを入力する必要がなく、データ書き込みおよびデータ読み出しを行う行アドレス0〜アドレス(x)に対応するワード線のスイッチSW0〜SW(x)に対して電源が投入され、それ以外のアドレスに対しては、電源は投入されない。すなわち、メモリセルアレイ41のアドレスシーケンス上で有効なデータが保持されている時間以外は、電源をOFFすることができるので、メモリのリーク電流を削減できる。これにより、メモリセルアレイ41の消費電力を低減させることができる。
また、初期状態ではスイッチSW0をONしているため、任意の書き込み開始に対して備えることができる。また、予めONするスイッチSWを最低限なものにすることができるため、消費電力を低減させることができる。
次に、第2の実施の形態の半導体記憶装置について説明する。
図3は、第2の実施の形態の半導体記憶装置を示すブロック図である。
以下、第2の実施の形態の半導体記憶装置1aについて、前述した第1の実施の形態の半導体記憶装置1との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第2の実施の形態の半導体記憶装置1aは、メモリ本体4aを有し、メモリセルアレイ41が複数(本実施の形態では3つ)の行アドレスをひとまとめにしたブロック(BL)単位で構成されている点が第1の実施の形態と異なっている。
本実施の形態では、行アドレス0、1、2が、識別番号BL#0のブロックを構成し、行アドレス3、4、5が、識別番号BL#1のブロックを構成し、以下同様に、行アドレス(x−2)、(x−1)、(x)が、識別番号BL#(Y)のブロックを構成している。
なお、以下では、識別番号BL#0のブロックをブロック10、識別番号BL#1のブロックをブロック11とし、以下同様に、識別番号BL#(Y)のブロックをブロック1(Y)として説明する。
スイッチ42は、ブロック毎に接続されブロック単位でON/OFFを行うスイッチSW0、SW1、・・・、SW(Y)を有している。例えば、スイッチSW0は、ブロック10を構成する各アドレスのワード線に接続され、スイッチSW0がONすると、アドレス0、1、2が、それぞれ書き込み可能および読み取り可能な状態になる。
次に、第2の実施の形態の半導体記憶装置1aの動作例を説明する。
図4は、第2の実施の形態の半導体記憶装置の動作を示すタイミングチャートである。なお、図4中「ON対象ブロック」は、スイッチSWがONすることによって、書き込み、読み出し可能になるブロックを示す。また、「OFF対象ブロック」は、スイッチSWがOFFすることによって書き込み、読み出し不能になるブロックを示す。
まず、書き込み動作の開始に先立って、WP0に対応するスイッチSW0がONする(ステップS21)。
その後、書き込み動作が開始されると、WPよりアドレスオフセット値1だけ後の行アドレスと、ブロック11の先頭の行アドレス3とが一致したとき、すなわちWP=2のときスイッチSW1がONする(ステップS22)。
その後、書き込み動作によりWPがインクリメントされると、WPよりアドレスオフセット値1だけ後の行アドレスと、先頭の行アドレスとが一致したブロックに対応するスイッチSWが順次ONする。
一方、読み出し動作が開始されると、RPよりアドレスオフセット値1だけ前の行アドレスと、ブロック10の最後部の行アドレス2とが一致したとき、すなわちRP=3のときスイッチSW0がOFFする(ステップS23)。
その後、読み出し動作によりRPがインクリメントされると、RPよりアドレスオフセット値1だけ前の行アドレスと、最後部の行アドレスとが一致したブロックのスイッチが順次OFFする。
この第2の実施の形態の半導体記憶装置1aによれば、第1の実施の形態の半導体記憶装置1と同様の効果が得られる。
さらに、第2の実施の形態の半導体記憶装置1aによれば、スイッチSWのON/OFF制御をブロック単位にすることにより、スイッチSW、デコーダ32、レジスタ33の負荷を低減させることができるため、さらに、消費電力を低減させることができる。
次に、第3の実施の形態の半導体記憶装置について説明する。
図5は、第3の実施の形態の半導体記憶装置を示すブロック図である。
以下、第3の実施の形態の半導体記憶装置1bについて、前述した第2の実施の形態の半導体記憶装置1aとの相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第3の実施の形態の半導体記憶装置1bは、スイッチ信号出力部3aを有し、複数のブロックのスイッチSWを同時にON/OFFする点が第2の実施の形態と異なっている。
本実施の形態では、スイッチ信号出力部3aからの各出力信号は、複数(本実施の形態では2本)のスイッチSWに接続されている。すなわち、隣接する2つのブロックで同じ判定論理を使用する。これにより、WPよりアドレスオフセット値Aだけ後の行アドレスと、隣接する2つのブロックのうちの先頭の行アドレスとが一致したとき、これらのブロックを構成する各ワード線に接続されたスイッチSWが、それぞれONし、RPよりアドレスオフセット値Cだけ前の行アドレスと、隣接する2つのブロックのうちの最後部のアドレスとが一致したときに、これらのブロックを構成する各ワード線に接続されたスイッチSWが、それぞれOFFする。
次に、第3の実施の形態の半導体記憶装置1bの動作例を説明する。
図6は、第3の実施の形態の半導体記憶装置の動作を示すタイミングチャートである。
まず、書き込み動作が開始されると、スイッチSW0、SW1がONする(ステップS31)。
その後、書き込み動作が開始されると、WPよりアドレスオフセット値1だけ後の行アドレスと、ブロック12、ブロック13の先頭の行アドレス6とが一致したとき、すなわちWP=5のときスイッチSW2、SW3がONする(ステップS32)。
その後、書き込み動作によりWPがインクリメントされると、WPよりアドレスオフセット値1だけ後の行アドレスと、スイッチSWがOFFしている隣接する2つのブロックのうちの先頭の行アドレスとが一致した各ブロックのスイッチSWが順次ONする。
一方、読み出し動作が開始されると、RPよりアドレスオフセット値1だけ前の行アドレスと、ブロック10、ブロック11の最後部の行アドレス5とが一致したとき、すなわちRP=6のときスイッチSW0、SW1がOFFする(ステップS33)。
その後、読み出し動作によりRPがインクリメントされると、RPよりアドレスオフセット値1だけ前の行アドレスと、スイッチSWがONしている隣接する2つのブロックのうちの最後部の行アドレスとが一致した各ブロックのスイッチSWが順次OFFする。
この第3の実施の形態の半導体記憶装置1bによれば、第2の実施の形態の半導体記憶装置1aと同様の効果が得られる。
さらに、第3の実施の形態の半導体記憶装置1bは、1つのスイッチ信号で複数のスイッチSWのON/OFFを行うため、効率よく制御を行うことができる。
なお、本発明では、スイッチSWをONするときのみ本実施の形態を適用してもよいし、スイッチSWをOFFするときのみ本実施の形態を適用してもよい。
また、本実施の形態では、隣接する2つのブロックについて説明したが、ブロックの組み合わせはこれに限定されない。
次に、半導体記憶装置の第4の実施の形態について説明する。
図7は、第4の実施の形態の半導体記憶装置を示すブロック図である。
以下、第4の実施の形態の半導体記憶装置1cについて、前述した第2の実施の形態の半導体記憶装置1aとの相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第4の実施の形態の半導体記憶装置1は、スイッチ信号出力部3bを有している点が第2の実施の形態と異なっている。
スイッチ信号出力部3bは、スイッチ信号出力部3に比べて演算部31aと同じ機能を有する演算部31cと、演算部31bと同じ機能を有する演算部31dと、演算部31cおよび演算部31dによって生成されるアドレス信号C2およびD2をデコードするデコーダ37とをさらに備えている。
演算部31aは、アドレス制御部2から出力されるWPとオフセット値A1とからアドレス信号C1を生成し、出力する。
演算部31bは、アドレス制御部2から出力されるRPとオフセット値B1とからアドレス信号D1を生成し、出力する。
演算部31cは、アドレス制御部2から出力されるWPとオフセット値A2とからアドレス信号C2を生成し、出力する。
演算部31dは、アドレス制御部2から出力されるRPとオフセット値B2とからアドレス信号D2を生成し、出力する。
デコーダ32は、偶数番目のブロック(ブロック11、ブロック13、・・・、ブロック(Y−1))に接続されたスイッチSWに対するスイッチ信号を出力し、デコーダ37は、奇数番目のブロック(ブロック10、ブロック12、・・・、ブロック(Y))に接続されたスイッチSWに対するスイッチ信号を出力する。
次に、第4の実施の形態の半導体記憶装置1cの動作例を説明する。
図8は、第4の実施の形態の半導体記憶装置の動作を示すタイミングチャートである。
また、以下では、オフセット値A1=1、B1=4、A2=4、B2=1とする。
まず、書き込み動作の開始に先立って、スイッチSW0がONする。また、スイッチSW1がONする(ステップS41)。
その後、書き込み動作が開始されると、WPよりアドレスオフセット値1だけ後の行アドレスと、ブロック12の先頭の行アドレス6とが一致したとき、すなわちWP=5のときスイッチSW2がONする。また、WPよりアドレスオフセット値4だけ後の行アドレスと、ブロック13の先頭の行アドレス9とが一致したとき、すなわちWP=5のときスイッチSW3がONする(ステップS42)。
その後、書き込み動作によりWPがインクリメントされると、WPよりアドレスオフセット値1だけ後の行アドレスと、先頭の行アドレスとが一致した偶数番目のブロックに対応するスイッチSWが順次ONする。また、WPよりアドレスオフセット値4だけ後の行アドレスと、先頭の行アドレスとが一致した奇数番目のブロックに対応するスイッチSWが順次ONする。
一方、読み出し動作が開始されると、RPよりアドレスオフセット値4だけ前の行アドレスと、ブロック10の最後部の行アドレス2とが一致したとき、すなわちRP=6のときスイッチSW0がOFFする。また、RPよりアドレスオフセット値1だけ前の行アドレスと、ブロック11の最後部の行アドレス5とが一致したとき、すなわちRP=6のときスイッチSW1がOFFする(ステップS43)。
その後、読み出し動作によりRPがインクリメントされると、RPよりアドレスオフセット値4だけ前の行アドレスと、最後部の行アドレスとが一致した偶数番目のブロックのスイッチが順次OFFする。また、RPよりアドレスオフセット値1だけ前の行アドレスと、最後部の行アドレスとが一致した奇数番目のブロックのスイッチが順次OFFする。
この第4の実施の形態の半導体記憶装置1cによれば、第2の実施の形態の半導体記憶装置1aと同様の効果が得られる。
さらに、第4の実施の形態の半導体記憶装置1cによれば、複数のブロックを1つのブロックと同じように制御することができる。
なお、本発明では、スイッチSWをONするときのみ本実施の形態を適用してもよいし、スイッチSWをOFFするときのみ本実施の形態を適用してもよい。
次に、半導体記憶装置の第5の実施の形態について説明する。
図9は、第5の実施の形態の半導体記憶装置を示すブロック図である。
以下、第5の実施の形態の半導体記憶装置1dについて、前述した第1の実施の形態の半導体記憶装置1との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第5の実施の形態の半導体記憶装置1dは、アドレス制御部2aと、スイッチ信号出力部3cとを有しており、アドレス制御部2aは、シーケンサ23の発生するアドレスによる制御を行う、すなわちFIFO制御を行わない(シリアル書き込み、シリアル読み出し制御を行わない)点が第1の実施の形態と異なっている。
アドレス制御部2aは、シーケンサ23によりWPに対してオフセット値Aだけシーケンス上で前のアドレス値(以下、「FastWP」という)を生成し、RPに対してオフセット値Bだけシーケンス上で後のアドレス値(以下、「LateRP」という)を生成する。
デコーダ32は、入力されるFastWPおよびLateRPをデコードし、スイッチ信号P0〜P(x)を生成する。
次に、第5の実施の形態の半導体記憶装置1dの動作を説明する。
ライト信号がアドレス制御部2aに入力されると、シーケンサ23は、FastWPを生成してスイッチ信号出力部3cに出力する。また、シーケンサ23は、FastWPよりオフセット値Aだけ前のWPを生成する。そして、アドレス制御部2aは、WPをメモリ本体4に出力する。
また、リード信号がアドレス制御部2aに入力されると、シーケンサ23は、RPを生成し、RPをメモリ本体4に出力する。また、シーケンサ23は、RPよりオフセット値Bだけ前のLateRPを生成してスイッチ信号出力部3cに出力する。
デコーダ32は、入力されたFastWPおよびLateRPをデコードし、スイッチ信号P0〜P(x)を生成する。
次に、第5の実施の形態の半導体記憶装置1dの動作例を説明する。
図10は、第5の実施の形態の半導体記憶装置の動作を示すタイミングチャートである。
まず、書き込み動作に先立って、スイッチSW0がONする(ステップS51)。
その後、書き込み動作が開始されると、WPよりアドレスオフセット値1だけ後のFastWPに対応するスイッチSWがONする。すなわちWP=0のときFastWP=2となり、スイッチSW2がONする(ステップS52)。
その後、書き込み動作によりWPがインクリメントされると、WPよりアドレスオフセット値1だけ後のFastWPに対応するスイッチSWが順次ONする。
一方、読み出し動作が開始されると、RPよりアドレスオフセット値1だけ前のLateRPに対応するスイッチSWがOFFする。すなわちRP=1のときLateRP=2となり、スイッチSW2がOFFする(ステップS53)。
その後、読み出し動作によりRPがインクリメントされると、RPよりアドレスオフセット値1だけ前のLateRPに対応するスイッチSWが順次OFFする。
この第5の実施の形態の半導体記憶装置1dによれば、第1の実施の形態の半導体記憶装置1と同様の効果が得られる。
さらに、第5の実施の形態の半導体記憶装置1dによれば、FastWPおよびLateRPを生成することにより、FIFO制御以外の(シリアルアドレス制御)以外のメモリセルアレイに対しても本発明を適用することができる。
次に、半導体記憶装置の第6の実施の形態について説明する。
図11は、第6の実施の形態の半導体記憶装置を示すブロック図である。
以下、第6の実施の形態の半導体記憶装置1eについて、前述した第5の実施の形態の半導体記憶装置1dとの相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第6の実施の形態の半導体記憶装置1eは、スイッチ信号出力部3cと、メモリ本体4aとを有し、メモリセルアレイ41が複数(本実施の形態では3つ)の行アドレスをひとまとめにしたブロック(BL)単位で構成されている点が第1の実施の形態と異なっている。
また、本実施の形態のスイッチSWは、FastWPと、ブロックにシーケンス上最初に書き込むアドレスとが一致したときONする。
次に、第6の実施の形態の半導体記憶装置1eの動作例を説明する。
図12は、第6の実施の形態の半導体記憶装置の動作を示すタイミングチャートである。
まず、書き込み動作に先立って、スイッチSW0がONする(ステップS61)。
その後、書き込み動作が開始されると、WPよりアドレスオフセット値1だけ後のFastWPと、ブロック11の先頭の行アドレス5とが一致したとき、すなわちFastWP=5のとき、スイッチSW2がONする(ステップS62)。
その後、書き込み動作によりWPがインクリメントされると、WPよりアドレスオフセット値1だけ後のFastWPと、先頭の行アドレスとが一致したブロックに対応するスイッチSWが順次ONする。
一方、読み出し動作が開始されると、RPよりアドレスオフセット値1だけ前のLateRPと、ブロック10の最後に読み取られた行アドレスとが一致したとき、すなわち、LateRP=0のとき、スイッチSW0がOFFする(ステップS63)。
その後、読み出し動作によりRPがインクリメントされると、RPよりアドレスオフセット値1だけ前のLateRPと、最後に読み取られた行アドレスとが一致したブロックに対応するスイッチSWが順次OFFする。
この第6の実施の形態の半導体記憶装置1eによれば、第5の実施の形態の半導体記憶装置1dと同様の効果が得られる。
さらに、第6の実施の形態の半導体記憶装置1eでは、スイッチSWのON/OFF制御をブロック単位にすることにより、スイッチSW、デコーダ32、レジスタ33の負荷を低減させることができるため、さらに、消費電力を低減させることができる。
次に、第7の実施の形態の半導体記憶装置について説明する。
図13は、第7の実施の形態の半導体記憶装置を示すブロック図である。
以下、第7の実施の形態の半導体記憶装置1fについて、前述した第6の実施の形態の半導体記憶装置1eとの相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第7の実施の形態の半導体記憶装置1fは、アドレス制御部2と、デコーダ32aを備えるスイッチ信号生成部3dとを有し、アドレス制御部2では、FastWPと、LateRPを生成せず、デコーダ32aが、WPと、ブロックにシーケンス上最初に書き込むアドレスよりオフセット値Aだけシーケンス上で前のアドレス値(以下「LFWA」という)とが一致したときに、対応するスイッチSWをONし、RPと、ブロックにシーケンス上最後に書き込むアドレス(ブロック最終ではない)よりオフセット値Bだけシーケンス上で後のアドレス値(以下「DLRA」という)とが一致したとき、対応するスイッチSWをOFFするスイッチ信号P0〜P(x)を生成する。
次に、第7の実施の形態の半導体記憶装置1fの動作例を説明する。
図14は、第7の実施の形態の半導体記憶装置の動作例を示すタイミングチャートである。
なお、以下では、オフセット値A=1、B=1とする。
まず、書き込み動作に先立って、スイッチSW0がONする(ステップS71)。
その後、書き込み動作が開始されると、デコーダ32aは、シーケンス上ブロック11に最初に書き込むWP=5のアドレスオフセット値1だけシーケンス上で前のアドレス値2をLWFAに設定し、WP=2がデコーダ32aに入力されたとき、スイッチSW1をONするスイッチ信号P1を出力する。これにより、スイッチSW1がONする(ステップS72)。
その後、デコーダ32aは、シーケンス上ブロック12に最初に書き込むWP=7のアドレスオフセット値1だけシーケンス上で前のアドレス値3をLFWAに設定し、WP=3がデコーダ32aに入力されたとき、スイッチSW2をONするスイッチ信号P2を出力する。これにより、スイッチSW2がONする(ステップS73)。
一方、デコーダ32aは、シーケンス上ブロック10に最後に書き込むRP=0のアドレスオフセット値1だけシーケンス上で後のアドレス値5をDLRAに設定し、RP=5がデコーダ32aに入力されたとき、スイッチSW0をOFFするスイッチ信号P0を出力する。これにより、スイッチSW0がOFFする(ステップS74)。
以降、同様にして動作が進められる。
この第7の実施の形態の半導体記憶装置1fによれば、第6の実施の形態の半導体記憶装置1eと同様の効果が得られる。
さらに、第7の実施の形態の半導体記憶装置1fでは、アドレス制御部に変更を加える必要がないため、装置の構成を簡易なものとすることができる。
なお、本実施の形態では、ブロックの配置を行アドレス順に構成しているが、これに限らず、例えば、アドレスシーケンスにあわせて連続しないアドレスに配置することで、デコード論理の簡易化、ブロックの電源ON時間の短縮を図ることができる。
次に、半導体記憶装置の第8の実施の形態について説明する。
図15は、第8の実施の形態の半導体記憶装置を示すブロック図である。
以下、第8の実施の形態の半導体記憶装置1gについて、前述した第7の実施の形態の半導体記憶装置1fとの相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第8の実施の形態の半導体記憶装置1gは、スイッチ信号出力部3eを有し、一致したアクセス回数を判定する論理をスイッチSWのON/OFF制御に付加している点が第7の実施の形態と異なっている。
スイッチ信号出力部3eは、デコーダ32aと、レジスタ33と、380、381、382〜38(Y)とを有している。
マスク回路380〜38(Y)は、それぞれ、デコーダ32aの出力部とレジスタ33の入力部との間に設けられている。
以降、マスク回路380〜38(Y)について説明するが、マスク回路380〜38(Y)の構成は、互いに等しいため、代表的にマスク回路380について説明する。
マスク回路380は、カウント部Cnt(0)と、信号マスク部m0とを有している。
カウント部Cnt(0)は、それぞれWPとLFWAとの一致を判断する信号をカウンタでカウントし、予め設定されたカウント数が設定された回数S0と一致した場合、マスク解除信号を出力する。
また、カウント部Cnt(0)は、RPとDLRAとの一致を判断する信号をカウンタでカウントし、それぞれカウント数が設定された回数S0と一致した場合、マスク解除信号を出力する。
信号マスク部m0は、マスク解除信号が入力されない状態では、デコーダ32aから入力されたスイッチ信号の論理をレジスタ33に出力せずに保持し、マスク解除信号が入力されると、そのスイッチ信号を出力する。すなわち、スイッチSW0をONするスイッチ信号を受けている場合は、マスク解除信号を受けて、スイッチSW0をONするスイッチ信号をレジスタ33に出力し、スイッチSW0をOFFするスイッチ信号を受けている場合は、マスク解除信号を受けてスイッチSW0をOFFするスイッチ信号をレジスタ33に出力する。
但し、カウント部Cnt(0)は、WPとLFWAとの一致と、RPとDLRAとの一致とを別個にカウントする。
次に、第8の実施の形態の半導体記憶装置1の動作例を説明する。
図16は、第8の実施の形態の半導体記憶装置の動作例を示すタイミングチャートである。
なお、以下の説明では、オフセット値A、B=1、回数S0〜S(Y)は、それぞれ「2」に設定されているとする。
まず、書き込み動作に先立って、スイッチSW0がONする(ステップS81)。
その後、書き込み動作が開始されると、デコーダ32aは、シーケンス上ブロック11に最初に書き込むWP=4のアドレスオフセット値1だけシーケンス上で前のアドレス値2をLWFAに設定し、1回目のWP=2がデコーダ32aに入力されたとき、スイッチSW1をONするスイッチ信号P1をマスク回路380に出力する。これにより、信号マスク部m0は、スイッチSW1をONするスイッチ信号P1を保持する。また、マスク回路380のカウント部Cnt(0)が1つカウントアップする(ステップS82)。2回目のWP=2がデコーダ32aに入力されたとき、デコーダ32aは、再びスイッチSW1をONするスイッチ信号P1をマスク回路380に出力する。これにより、カウント部Cnt(0)が1つカウントアップする。この結果、カウント部Cnt(0)のカウント数と、S0の値とが一致し、カウント部Cnt(0)は、マスク解除信号を信号マスク部m0に出力する。そして、信号マスク部m0は、スイッチSW1をONするスイッチ信号P1を出力する。これによりスイッチSW1がONする(ステップS83)。
その後、デコーダ32aは、シーケンス上ブロック12に最初に書き込むWP=6のアドレスオフセット値1だけシーケンス上で前のアドレス値4をLWFAに設定し、LWFA=4と、WPとが一致する回数を、カウント部Cnt1がカウントする。2回目のWP=4がデコーダ32aに入力されたとき、スイッチSW2をONするスイッチ信号P2を出力する。これによりスイッチSW2がONする(ステップS84)。
一方、読み出し動作が開始されると、デコーダ32aは、シーケンス上ブロック10に最後に書き込むRP=0のアドレスオフセット値1だけシーケンス上で後のアドレス値3をDLRAに設定し、1回目のRP=0がデコーダに入力されたとき、スイッチSW0をOFFするスイッチ信号P0をマスク回路380に出力する。これにより、信号マスク部m0は、スイッチSW0をOFFするスイッチ信号P0を保持する。また、マスク回路380のカウント部Cnt(0)が1つカウントアップする(ステップS85)。2回目のRP=0がデコーダ32aに入力されたとき、デコーダ32aは、再びスイッチSW0をOFFするスイッチ信号P0をマスク回路380に出力する。これにより、カウント部Cnt(0)が1つカウントアップする。この結果、カウント部Cnt(0)のカウント数と、S0の値とが一致し、カウント部Cnt(0)は、マスク解除信号を信号マスク部m0に出力する。そして、信号マスク部m0は、スイッチSW0をOFFするスイッチ信号P0を出力する。これによりスイッチSW0がOFFする(ステップS86)。
以降、同様にして動作が進められる。
この第8の実施の形態の半導体記憶装置1gによれば、第7の実施の形態の半導体記憶装置1fと同様の効果が得られる。
さらに、第8の実施の形態の半導体記憶装置1gでは、マスク回路380〜38(Y)を設けることにより、シーケンス上、同一ワード線に複数回の書き込み、読み出しをする各ワード線に対しても誤動作なくスイッチSWのON/OFFを行うことができる。
次に、半導体記憶装置の第9の実施の形態について説明する。
図17は、第9の実施の形態の半導体記憶装置を示すブロック図である。
以下、第9の実施の形態の半導体記憶装置1hについて、前述した第8の実施の形態の半導体記憶装置1gとの相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第9の実施の形態の半導体記憶装置1hは、マスク回路380a〜38(Y)aを備えるスイッチ信号生成部3fを有している点が第8の実施の形態と異なっている。
マスク回路380a〜38(Y)aは、それぞれ、タイマTm0〜Tm(Y)を有している。
タイマTm0〜Tm(Y)は、それぞれ、スイッチ信号出力部3の外部に設けられたCLK(クロック)と電気的に接続されている。
以降、マスク回路380a〜38(Y)aについて説明するが、マスク回路380a〜38(Y)aの構成は、互いに等しいため、代表的にマスク回路380について説明する。
図18は、第9の実施の形態の信号マスク部を示すブロック図である。
タイマTm0は、CLK51から、タイマTm0内部に設けられたカウンタに入力されるCLK信号をカウントし、ガード時間T0に相当するカウント数分が経過するまで、スイッチSW0をOFFするスイッチ信号P0をマスクする、すなわちスイッチ信号P0の状態を変化させないマスク信号を生成する。
タイマTm0は、時間T0に相当するカウント数分が経過すると、マスク信号を解除するマスク解除信号を生成する。
信号マスク部m0は、デコーダ32からスイッチSW0をONするスイッチ信号P0を受けている場合は、カウント部Cnt0からのマスク解除信号のみを受けてスイッチSW0をONするスイッチ信号P0をレジスタ33に出力する。
また、信号マスク部m0が、デコーダ32からスイッチSW0をOFFするスイッチ信号P0を受けている場合は、カウント部Cnt0からのマスク解除信号と、Tm0からのマスク解除信号とを受けて、スイッチSW0をOFFするスイッチ信号P0をレジスタ33に出力する。
次に、第9の実施の形態の半導体記憶装置1の動作例を説明する。
図19は、第9の実施の形態の半導体記憶装置の動作例を示すタイミングチャートである。
なお、以下の説明では、回数S0〜S(Y)=1とする。
また、図19中「タイマ」は、ガード時間T0の継続時間を示す。
第9の実施の形態の半導体記憶装置1は、書き込み開始時からガード時間T0のカウントが開始される。以降、第8の実施の形態の半導体記憶装置1と同様に動作が行われ、第8の実施の形態のステップS86と同様に、シーケンス上ブロック10に最後に書き込むRP=0のアドレスオフセット値1だけシーケンス上で後のアドレス値3をDLRAに設定し、2回目のRP=0がデコーダ32aに入力されたとき、デコーダ32は、再びスイッチSW0をOFFするスイッチ信号P0を出力する。(ステップS91)。
このとき、ガード時間T0の間、タイマTm0でマスク信号が生成されているため、信号マスク部m0は、デコーダ32aから入力されたスイッチ信号P0の論理をレジスタ33に出力せずに保持するため、この時点ではスイッチSW0はOFFしない。ガード時間T0経過後に、タイマTm0が、マスク解除信号を生成する。これにより、信号マスク部m0は、スイッチSW0をOFFするスイッチ信号P0をレジスタ33に出力する。よって、スイッチSW0がOFFする(ステップS92)。
以降、同様にして動作が進められる。
この第9の実施の形態の半導体記憶装置1hによれば、第8の実施の形態の半導体記憶装置1gと同様の効果が得られる。
さらに、第9の実施の形態の半導体記憶装置1hでは、スイッチSWのON/OFF回数を低減させることができるため、スイッチングにより生じる消費電流を低減させることができる。
なお、本実施の形態ではタイマTm0〜Tm(Y)にCLK51のクロックを入力したが、これに限らず、例えば、各種プログラマブルカウンタの出力等を入力してもよい。
また、本実施の形態では、書き込み開始時からガード時間T0のカウントを開始したが、これに限らず、任意の時間、例えば、書き込み終了からガード時間T0のカウントを開始してもよい。
また、本実施の形態では、マスク回路380a〜38(Y)a毎にタイマTm0〜Tm(Y)を設けたが、これに限らず、例えば、複数のマスク回路で1つのタイマを共有する構成となっていてもよい。この場合、個々のタイマのガード時間のカウント開始および終了のタイミングは、特に限定されないが、例えば、他のタイマのカウント終了や、カウント開始のタイミングと同期させる方法等が挙げられる。
また、本実施の形態では、タイマTm0は、ガード時間T0の間スイッチSW0をOFFするスイッチ信号をマスクするマスク信号を生成したが、これに限らず、例えば、ガード時間T0の間、任意のスイッチSWをONするスイッチ信号をマスクするマスク信号を生成してもよいし、スイッチSWのON/OFFに拘わらず、スイッチ信号をマスクするマスク信号を生成してもよい。
次に、半導体記憶装置の第10の実施の形態について説明する。
図21は、第10の実施の形態の半導体記憶装置を示すブロック図である。
以下、第10の実施の形態の半導体記憶装置1iについて、前述した第4の実施の形態の半導体記憶装置1cとの相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第10の実施の形態の半導体記憶装置1iは、スイッチ信号出力部3gを有し、各ブロックに対応するスイッチSWのON/OFF条件を判定する論理に書き込みアドレス(WP)、読み出しアドレス(RP)の一致からのアクセス回数を判定する手段を有している点が第4の実施の形態と異なっている。
第10の実施の形態のスイッチ信号出力部3gは、演算部34a、34bと、カウンタ35a、35bと、一致判定/レジスタ制御部reg0〜reg(Y)とを有している。
演算部34aは、WPとブロックにシーケンス上最初に書き込むアドレス(以下「FWA」という)とが一致したときに、信号を出力する。
演算部34bは、RPとブロックにシーケンス上最後に書き込むアドレス(以下「FRA」という)とが一致したときに、信号を出力する。
カウンタ35a、35bは、それぞれ、一致判定/レジスタ制御部reg0〜reg(Y)に接続されている。
カウンタ35aは、演算部34aからの信号の回数をカウントし、一致判定/レジスタ制御部reg0〜reg(Y)に出力する。
カウンタ35bは、演算部34bからの信号の回数をカウントし、一致判定/レジスタ制御部reg0〜reg(Y)に出力する。
以降、一致判定/レジスタ制御部reg0〜reg(Y)について説明するが、一致判定/レジスタ制御部reg0〜reg(Y)の構成は、互いに等しいため、代表的に一致判定/レジスタ制御部reg1について説明する。
図21は、第10の実施の形態の一致判定/レジスタ制御部を示すブロック図である。
一致判定/レジスタ制御部reg1は、演算部51aと演算部51bと、Reg制御部52とを有している。
演算部51aは、カウンタ35aの出力と、カウント数WC1との一致をみて、Reg制御部52に信号を出力する。Reg制御部52は、演算部51aからの出力によりスイッチSW1をONするスイッチ信号P1を出力する。
また、演算部51bは、カウンタ35bの出力と、カウント数RC1との一致をみて、Reg制御部52に信号を出力する。Reg制御部52は、演算部51bからの出力によりスイッチSW1をOFFするスイッチ信号P1を出力する。
次に、第10の実施の形態の半導体記憶装置1iの動作例を説明する。
図22は、第10の実施の形態の半導体記憶装置の動作例を示すタイミングチャートである。
なお、以下の説明では、FWA=1、FRA=2、WC0=0、WC1=3、WC2=6、WC3=9、RC0=5、RC1=7、RC2=11とする。
また、「WPカウンタ値」は、カウンタ35aの値を示す。「RPカウンタ値」は、カウンタ35bの値を示す。
まず、書き込み動作の開始に先立って、スイッチSW0をONする(ステップS101)。
その後、書き込み動作が開始されると、演算部34aにWP=1が入力され、FWA=1と一致し、それ以降は、WPが読み込まれる毎に、カウンタ35aのカウント数がインクリメントされる。そして、3つ目のWPが演算部31aに入力されたとき、カウンタ35aのカウント数が3となり、WC1と一致し、一致判定/レジスタ制御部reg1は、スイッチSW1をONするスイッチ信号P1を出力する(ステップS102)。
その後、6つ目のWPが演算部31aに入力されたとき、カウンタ35aのカウント数が6となり、WC2と一致し、一致判定/レジスタ制御部reg2は、スイッチSW2をONするスイッチ信号P2を出力する(ステップS103)。
一方、読み出し動作が開始されると、演算部34bにRP=2が入力され、FRA=2と一致し、それ以降は、RPが読み込まれる毎に、カウンタ35bのカウント数がインクリメントされる。そして、5つ目のRPが演算部31bに入力されたとき、カウンタ35bのカウント数が5となり、RC0と一致し、一致判定/レジスタ制御部reg0は、スイッチSW0をOFFするスイッチ信号を出力する(ステップS104)。
その後、7つ目のWPが演算部31aに入力されたとき、カウンタ35aのカウント数が7となり、RC2と一致し、一致判定/レジスタ制御部reg1は、スイッチSW1をOFFするスイッチ信号P1を出力する(ステップS105)。
以下、同様にして動作が行われる。
この第10の実施の形態の半導体記憶装置1iによれば、第4の実施の形態の半導体記憶装置1cと同様の効果が得られる。
さらに、第10の実施の形態の半導体記憶装置1iでは、アドレス値との一致をみることなく、アクセスカウント数でブロック電源の制御を行うため、判定論理の単純化を図ることができる。
本発明の半導体記憶装置は、携帯情報端末や携帯電話機(PHS(Personal Handyphone System)も含む)等の電子機器に適用することができる。特に、その制御の複雑さのために、連続通話時間、連続待ち受け時間の短さが問題となっているWCDMA方式の携帯電話機では、わずかな低消費電力の積み上げが、待ち受け時間の長期化につながることから、本発明の低消費電力方式を携帯電話機に適用し、連続通話時間や連続待ち受け時間を長くすることが本発明の特徴的な部分の1つである。
以上、本発明の好適な実施の形態について詳述したが、本発明は、その特定の実施の形態に限定されるものではない。
また、本発明では、前記各実施の形態の任意の2以上の構成(特徴)を適宜組み合わせてもよい。
なお、前述した各実施の形態の半導体記憶装置は、アドレス制御部2のWP生成部21およびRP生成部22で、WPおよびRPを生成したが、これに限らず、外部から固定のシーケンスを受けつけ、得られたWPおよびRPをアドレス制御部2内のレジスタに保管するよう構成してもよい。
また、前述した初期状態では、スイッチSW0から所定個(本実施の形態ではスイッチSW0)は、アドレス制御部からの動作開始信号によって、予めONさせたが、これに限らず、最初にアクセスを行うWPは既知のため、例えば、初段のスイッチSW(本実施の形態ではSW0)から所定個は、アイドル時、常時通電しておいてもよい。
上記については単に本発明の原理を示すものである。さらに、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、本発明は上記に示し、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではなく、対応するすべての変形例および均等物は、添付の請求項およびその均等物による本発明の範囲とみなされる。
符号の説明
1、1a〜1i 半導体記憶装置
2、2a アドレス制御部
3、3a〜3g スイッチ信号出力部
4、4a メモリ本体
10、11、1Y ブロック
21 ライトポインタ生成部
22 リードポインタ生成部
23 シーケンサ
31a、31b、31c、31d 演算部
32 デコーダ
41 メモリセルアレイ
42 スイッチ
380〜38(Y) マスク回路
Cnt0 カウント部
m0 信号マスク部
P0〜P(x) スイッチ信号
SW スイッチ
Tm0〜Tm(Y) タイマ
スイッチ42は、メモリセルアレイ41の各行アドレスのワード線(ドライバおよびセルに電力を供給する線)にそれぞれ接続され、電源のON/OFFを行うスイッチSW0、SW1、・・・、SW(x−1)、SW(x)を有している。例えば、スイッチSW0がONすると、行アドレス0が書き込み可能および読み取り可能な状態になる。
第1の実施の形態の半導体記憶装置1によれば、シリアルアクセスメモリであるFIFOにおいて、リードライトするアドレスをライトポインタ、リードポインタより判定することが可能となり、マイクロプロセッサ等による外部からの複雑なアドレスを入力する必要がなく、データ書き込みおよびデータ読み出しを行う行アドレス0〜アドレス(x)に対応するワード線(ドライバおよびセルに電力を供給する線)のスイッチSW0〜SW(x)に対して電源が投入され、それ以外のアドレスに対しては、電源は投入されない。すなわち、メモリセルアレイ41のアドレスシーケンス上で有効なデータが保持されている時間以外は、電源をOFFすることができるので、メモリのリーク電流を削減できる。これにより、メモリセルアレイ41の消費電力を低減させることができる。
スイッチ42は、ブロック毎に接続されブロック単位でON/OFFを行うスイッチSW0、SW1、・・・、SW(Y)を有している。例えば、スイッチSW0は、ブロック10を構成する各アドレスのワード線(ドライバおよびセルに電力を供給する線)とビット線(ドライバおよびセンスアンプに電力を供給する線)に接続され、スイッチSW0がONすると、アドレス0、1、2が、それぞれ書き込み可能および読み取り可能な状態になる。
第3の実施の形態の半導体記憶装置1bは、スイッチ信号出力部3aを有し、複数のブロックのスイッチSWを同時にON/OFFする点が第2の実施の形態と異なっている。
本実施の形態では、スイッチ信号出力部3aからの各出力信号は、複数(本実施の形態では2本)のスイッチSWに接続されている。すなわち、隣接する2つのブロックで同じ判定論理を使用する。これにより、WPよりアドレスオフセット値Aだけ後の行アドレスと、隣接する2つのブロックのうちの先頭の行アドレスとが一致したとき、これらのブロックを構成する各ワード線(ドライバおよびセルに電力を供給する線)に接続されたスイッチSWが、それぞれONし、RPよりアドレスオフセット値Cだけ前の行アドレスと、隣接する2つのブロックのうちの最後部のアドレスとが一致したときに、これらのブロックを構成する各ワード線(ドライバおよびセルに電力を供給する線)に接続されたスイッチSWが、それぞれOFFする。
さらに、第8の実施の形態の半導体記憶装置1gでは、マスク回路380〜38(Y)を設けることにより、シーケンス上、同一アドレスに複数回の書き込み、読み出しをする各アドレスに対しても誤動作なくスイッチSWのON/OFFを行うことができる。

Claims (16)

  1. シーケンス制御を行う半導体記憶装置において、
    メモリセルアレイと、
    前記メモリセルアレイの各アドレスの電源を、それぞれONまたはOFFする複数の電源ON/OFF手段と、
    ライト信号の入力により、所定のデータ列のデータの書き込み先のアドレスを指示するライトポインタと、リード信号の入力により前記データの読み出し先のアドレスを指示するリードポインタとに基づいて、前記メモリセルアレイのシーケンス制御を行うアドレス制御部と、
    前記ライトポインタと、前記リードポインタとに基づいて、前記電源ON/OFF手段を制御するON/OFF信号を生成するON/OFF信号生成部と、
    を有することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記ライトポインタを生成するライトポインタ生成部と、前記リードポインタを生成するリードポインタ生成部とを有することを特徴とする請求の範囲第1項記載の半導体記憶装置。
  3. 前記アドレス制御部は、FIFO制御を行うよう構成されていることを特徴とする請求の範囲第1項記載の半導体記憶装置。
  4. 前記ON/OFF信号生成部は、前記ライトポインタのアドレスより所定値だけ後のアドレスの電源を順次ONし、前記リードポインタのアドレスより所定値だけ前のアドレスの電源を順次OFFする前記ON/OFF信号を生成することを特徴とする請求の範囲第1項記載の半導体記憶装置。
  5. 前記メモリセルアレイは、前記アドレスを所定個備えた複数のブロックを有し、
    前記各電源ON/OFF手段は、それぞれ前記各ブロックに対応して設けられていることを特徴とする請求の範囲第1項記載の半導体記憶装置。
  6. 前記各電源ON/OFF手段は、隣接する所定個の前記ブロックを同時にON/OFFするよう構成されていることを特徴とする請求の範囲第5項記載の半導体記憶装置。
  7. 前記ON/OFF信号が、所定個の前記電源ON/OFF手段を同時に制御するよう構成されていることを特徴とする請求の範囲第1項記載の半導体記憶装置。
  8. 所定時間、前記ON/OFF信号をマスクする信号マスク部を有し、
    前記信号マスク部は、所定の前記ブロックの最初の書き込みが行われるアドレスより所定値だけ前のアドレスへのアクセス回数をカウントするカウンタを備え、前記カウンタのカウント数と、予め設定された回数とが一致したとき、前記マスクを解除することを特徴とする請求の範囲第5項記載の半導体記憶装置。
  9. 所定時間、前記ON/OFF信号をマスクする信号マスク部を有し、
    前記信号マスク部は、所定の前記ブロックの最初の書き込みが行われるアドレスより所定値だけ前のアドレスへのアクセス回数をカウントするカウンタと、タイマとを備え、前記ON/OFF信号が入力され、前記カウンタのカウント数と、予め設定された回数とが一致したとき、さらに前記タイマが所定時間経過したか否かを判断し、所定時間経過後に前記マスクを解除することを特徴とする請求の範囲第5項記載の半導体記憶装置。
  10. 所定の範囲の前記アドレスに対応するライトアクセス回数の値をカウントするライトポインタカウンタと、所定の範囲の前記アドレスに対応するリードアクセス回数の値をカウントするリードポインタカウンタとを有し、
    前記ライトポインタカウンタが所定の値と一致したとき、所定のアドレスの電源をONし、前記リードポインタカウンタが所定の値と一致したとき、所定のアドレスの電源をOFFすることを特徴とする請求の範囲第1項記載の半導体記憶装置。
  11. 前記ライトポインタに基づいて、前記アドレス制御部が最初にアクセスするアドレスに予め電源を供給することを特徴とする請求の範囲第1項記載の半導体記憶装置。
  12. 前記アドレス制御部の起動時に、前記アドレス制御部と、前記アドレス制御部が最初にアクセスするアドレスの電源をON/OFFする前記電源ON/OFF手段とを同じタイミングでONするよう構成することを特徴とする請求の範囲第1項記載の半導体記憶装置。
  13. シーケンス制御を行う半導体記憶装置において、
    メモリセルアレイと、
    前記メモリセルアレイの各アドレスの電源を、それぞれONまたはOFFする複数の電源ON/OFF手段と、
    ライト信号の入力により、所定のデータ列のデータの書き込み先のアドレスを指示するライトポインタを用いて前記ライトポインタより所定値だけ前にオフセットしたオフセットライトポインタを生成し、リード信号の入力により、前記データの読み出し先のアドレスを指示するリードポインタを用いて前記リードポインタより所定値だけ後にオフセットしたオフセットリードポインタを生成し、前記ライトポインタと前記リードポインタとに基づいて、前記シーケンス制御を行うアドレス制御部と、
    前記オフセットライトポインタと、前記オフセットリードポインタとに基づいて、前記電源ON/OFF手段を制御するON/OFF信号を生成するON/OFF信号生成部と、
    を有することを特徴とする半導体記憶装置。
  14. 前記オフセットライトポインタを生成するオフセットライトポインタ生成部と、前記オフセットリードポインタを生成するオフセットリードポインタ生成部とを有することを特徴とする請求の範囲第13項記載の半導体記憶装置。
  15. シーケンス制御を行う電子機器において、
    メモリセルアレイと、
    前記メモリセルアレイの各アドレスの電源を、それぞれONまたはOFFする複数の電源ON/OFF手段と、
    ライト信号の入力により、所定のデータ列のデータの書き込み先のアドレスを指示するライトポインタと、リード信号の入力により前記データの読み出し先のアドレスを指示するリードポインタとに基づいて、前記シーケンス制御を行うアドレス制御部と、
    前記ライトポインタを生成するライトポインタ生成部と、
    前記リードポインタを生成するリードポインタ生成部と、
    前記ライトポインタと、前記リードポインタとに基づいて、前記電源ON/OFF手段を制御するON/OFF信号を生成するON/OFF信号生成部と、
    を有することを特徴とする電子機器。
  16. シーケンス制御を行う携帯用電子機器において、
    メモリセルアレイと、
    前記メモリセルアレイの各アドレスの電源を、それぞれONまたはOFFする複数の電源ON/OFF手段と、
    ライト信号の入力により、所定のデータ列のデータの書き込み先のアドレスを指示するライトポインタを用いて、前記ライトポインタより所定値だけ前にオフセットしたオフセットライトポインタを生成し、リード信号の入力により、前記データの読み出し先のアドレスを指示するリードポインタを用いて、前記リードポインタより所定値だけ後にオフセットしたオフセットリードポインタを生成し、前記ライトポインタと前記リードポインタとに基づいて、前記シーケンス制御を行うアドレス制御部と、
    前記ライトポインタを生成するライトポインタ生成部と、
    前記オフセットライトポインタを生成するオフセットライトポインタ生成部と、
    前記リードポインタを生成するリードポインタ生成部と、
    前記オフセットリードポインタを生成するオフセットリードポインタ生成部と、
    前記オフセットライトポインタと、前記オフセットリードポインタとに基づいて、前記電源ON/OFF手段を制御するON/OFF信号を生成するON/OFF信号生成部と、
    を有することを特徴とする携帯用電子機器。
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