JP4726366B2 - 基礎工法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物の基礎部の外周部分に沿って設けられる外側布基礎と、外側布基礎の内側部分に形成される基礎スラブとからなる基礎構造を構築するための基礎工法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
例えば住宅建築物等の建物の基礎構造としては、布基礎による基礎構造が知られており、従来の布基礎は、建物の外周部分の基礎のみならず、内側部分の間仕切基礎についても、同じような断面形状の布基礎が、同じような施工方法によって形成されていた。すなわち、従来の布基礎によれば、図6(a)〜(f)に示す以下の施工手順によって形成されていた。
【0003】
すなわち、建物の位置やGL(グランドレベル)の高さを出すための整地・測量作業を行った後、まず根切りを行い、根切り部50の底部に砕石51を投入して敷均し転圧すると共に捨てコンクリート52を打設する((a)参照)。次に、フーティング型枠53や鉄筋54を設置してフーティングコンクリート55を打設形成する((b)参照)。さらに、立上り型枠56を取り付けると共に、セパレータ57や単管パイプ58、サポート部材59等を介して立上り型枠56を固定し、また鉄筋54に支持させてアンカーボルト60を設置する((c)参照)。しかる後に、固定した型枠56の内部に立上りコンクリート61を打設し((d)参照)、養生期間の経過後に立上り型枠56を解体して根切り部50を埋戻す((e)参照)。そして、立上りコンクリート61の間の地盤面には、その表面を整地した後、防湿シート62を敷設し、防湿コンクリート63を打設する((f)参照)。
【0004】
また、例えば寒冷地等において、周囲の地盤からの断熱性が要求される基礎地盤に設けられる布基礎については、基礎の深さを深くしたり、布基礎に発泡ポリスチレン等からなる有機系発泡断熱材を張り付けて断熱性を確保する方法が採用されている。
【0005】
しかしながら、従来の布基礎によれば、建物の外周部分の基礎みならず、内側部分の間仕切基礎についても同じような断面形状の布基礎が設けられるため、根切りによって生じる残土の処理量が多くなり、また間仕切基礎の根切りもなされることにより残土をストックするスペースを建物の基礎部の内側部分に確保することが困難となって、残土や埋戻し土砂の搬出、搬入作業に多くの手間を要することになる。また、コンクリートを打設した後に型枠を解体する作業を必要とするため、かかる作業にも多くの手間を要することになる。そして、このような残土や埋戻し土砂の搬出、搬入作業や型枠の解体作業の手間は、基礎が深くなるにつれて増大し、施工性が悪くなると共に、施工コストも増大することになる。
【0006】
本発明は、このような従来の課題に着目してなされたもので、残土や埋戻し土砂の搬出、搬入作業や型枠の解体作業を軽減して、多くの手間を要することなく建物の基礎構造を容易かつ低コストで構築することを可能にする基礎工法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、建物の基礎部の外周部分に沿って連続して設けられる外側布基礎と、該外側布基礎によって囲まれる内側部分の全域に亘って形成される基礎スラブとからなる基礎構造を構築するための基礎工法であって、前記外周部分に沿って根切りを行った後、該根切り部の底面仕上げを行って前記外側布基礎のフーティング部を形成する根切り・フーティングコンクリート工程と、前記フーティング部に前記布基礎の地中立上り部の型枠となる外側断熱材型枠と内側断熱材型枠とを、前記外側断熱材型枠を前記基礎スラブの略敷均し面まで、前記内側断熱材型枠を前記基礎スラブの略下地面まで立設させて設置し、該外側断熱材型枠の外側と内側断熱材型枠の内側の根切り部を埋戻すことによりこれらを位置決め固定する地中立上り型枠取付・埋戻し工程と、前記埋戻された根切り部によって囲まれる内側部分を整地した後、当該内側部分の全域に亘って、前記内側断熱材型枠の天端面まで土間断熱材を敷設する土間下地工程と、前記外側断熱材型枠によって囲まれる、前記外側断熱材型枠と内側断熱材型枠との間の地中立上り部、及び前記敷設した土間断熱材の上面にコンクリートを打込んで前記地中立上り部及び基礎スラブを一体として形成する布基礎・基礎スラブコンクリート工程と、前記一体として形成された布基礎・基礎スラブコンクリートの上面に布型枠を設置し、立上り布コンクリートを打込んで形成する立上り布コンクリート工程とからなり、前記立上り型枠取付・埋戻し工程において、前記外側断熱材型枠と内側断熱材型枠との間の間隔を保持するようにして両端に断熱パットによる密着プレートを有するセパレータを、前記断熱パットによる両端の外側密着面を前記外側断熱材型枠と前記内側断熱材型枠の内側面に密着させた状態でこれらの背面側に突出することなく取り付けて、前記外側断熱材型枠と内側断熱材型枠が型枠の内側に倒れ込むのを防止すると共に、前記根切り部に埋戻された土砂の土圧によって前記外側断熱材型枠と内側断熱材型枠が型枠の外側に倒れ込むのを防止し、前記土間下地工程において、前記土間断熱材を、前記内側断熱材型枠と根切り部との間の境目及び前記内側断熱材型枠の上端面を覆って当該上端面まで敷設することを特徴とする基礎工法を提供することにより、上記目的を達成したものである(請求項1記載の発明)。
【0008】
本発明の基礎工法は、前記立上り型枠取付・埋戻し工程又は土間下地工程において、前記立設させた外側断熱材型枠の上端面には角材を取り付けると共に、該角材と外側断熱材型枠との接合部を外側から覆って貫材を取り付け、且つ前記根切り部の外側の地盤に支持させて前記角材との間にサポート部材を掛け渡すことにより、前記外側断熱材型枠を前記外側の地盤から支持固定することが好ましい(請求項2記載の発明)。
【0009】
また、本発明の基礎工法は、前記外側断熱材型枠を発泡ガラス断熱材によって形成し、前記内側断熱材型枠を有機系発泡断熱材によって形成することが好ましい(請求項3記載の発明)。
【0011】
さらに、本発明の基礎工法は、前記根切り・フーティングコンクリート工程に先立って、前記外側布基礎のフーティング部の下方の地中に杭を打ち込むことが好ましい(請求項4記載の発明)。
【0012】
さらにまた、本発明の基礎工法は、前記根切り・フーティングコンクリート工程に先立って、前記基礎スラブの上面に形成される立上り布コンクリートの下方の地中に杭を打ち込むことが好ましい(請求項5記載の発明)。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下本発明の好ましい実施形態を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本実施形態の基礎工法は、例えば寒冷地に建設される住宅建築物等の建物の基礎構造を構築するために採用されたものである。なお、寒冷地においては、土壌の凍結による建物の凍上を効果的に防止するために、建物の基礎深さ(凍結深度)を例えば60cm以上とするよう、行政指導がなされている。
【0014】
そして、本実施形態の基礎工法は、図1(a)〜(f)に示すように、建物の基礎部の外周部分に沿って連続して設けられる外側布基礎10と、外側布基礎10によって囲まれる内側部分の全域に亘って形成される基礎スラブ11とからなる基礎構造12((f)参照)を構築するための基礎工法であって、外周部分に沿って根切りを行った後、根切り部13の底面仕上げを行って外側布基礎10のフーティング部14を形成する根切り・フーティングコンクリート工程と、フーティング部14に外側布基礎10の地中立上り部18の型枠となる外側断熱材型枠15と内側断熱材型枠16とを、外側断熱材型枠15を基礎スラブ11の略敷き均し面まで、内側断熱材型枠16を基礎スラブ11の略下地面まで立設させて設置し、外側断熱材型枠15の外側と内側断熱材型枠16の内側の根切り部13を埋戻すことによりこれらを位置決め固定する地中立上り型枠取付・埋戻し工程と、埋戻された根切り部13によって囲まれる内側部分を整地した後、当該内側部分の全域に亘って、内側断熱材型枠16の天端面まで土間断熱材17を敷設する土間下地工程と、外側断熱材型枠15によって囲まれる、外側断熱材型枠15と内側断熱材型枠16との間の地中立上り部18、及び敷設した土間断熱材17の上面にコンクリートを打込んで地中立上り部18及び基礎スラブ11を一体として形成する布基礎・基礎スラブコンクリート工程と、一体として形成された布基礎・基礎スラブコンクリート18,11の上面に布型枠19を設置し、立上り布コンクリート20を打込んで形成する立上り布コンクリート工程とによって構成される。
【0015】
根切り・フーティングコンクリート工程では、建物の建築現場の地盤面を所定のグランドレベル(GL)となるように平坦に整地し、建物の位置に関する測量作業を行った後、建物の外周部分に位置する地盤に人力或いは機械堀りによって掘削作業を行うことにより、図1(a)に示すように、例えば地盤面における幅が800〜1200mm程度、底面における幅が600mm程度、深さが800mm程度の大きさの台形断面の根切り部13を形成する。また、根切り部13の底部には、砕石21を投入して例えば150mm程度の厚さで均一に敷き均し転圧すると共に、捨てコンクリート22を例えば50mm程度の厚さで打設する。
【0016】
なお、本実施形態によれば、根切り部13は、外側布基礎10が設けられる建物の外周部分のみに掘削形成され、間仕切り基礎用の布基礎は設けられないことから、外側布基礎10の内側部分には根切り部は形成されないことになる。従って、外側布基礎10の内側部分の相当に広さの平坦な領域の一区画に、根切り部13を掘削する際に生じる残土の一部を、内側断熱材型枠16の内側の根切り部13を埋戻すための土砂として必要量容易にストックしておくことが可能になる。
【0017】
根切り部13の底部に、砕石21及び捨てコンクリート22による底面仕上げを施したら、図1(b)に示すように、捨てコンクリート22の表面に、フーティング部14の地墨を出し、フーティング型枠23を組み立て、さらにフーティング鉄筋及び立上り鉄筋24を配筋する。これらの鉄筋は予め所定の形状に加工したものを地墨に合わせて配設し、コンクリートのかぶりに注意して組み上げる。型枠23及び鉄筋を設置したら、フーチングコンクリートを打設して例えば幅500mm程度、厚さが150mm程度の大きさの矩形断面形状のフーティング部14を形成する。コンクリートはジャンカ等が生じないようにしつつ、均一、平坦に仕上げる。フーチングコンクリートが硬化して養生期間が経過したら、フーティング型枠23を取り外し、形成されたフーティング部14の上面に、地中立上り部18の地墨を正確に出す。
【0018】
地中立上り型枠取付・埋戻し工程では、図1(c)に示すように、まず外側断熱材型枠15と内側断熱材型枠16とを立設させた状態で位置決め固定する。すなわち、図2及び図3にも示すように、外側断熱材型枠15と内側断熱材型枠16とを地墨に合わせて精度良く垂直に立設させつつ基礎部の外周部分の全周に亘って連続配置すると共に、外側断熱材型枠15と内側断熱材型枠16との間の間隔を、両端に密着プレートとしての断熱パット25を有するセパレータ26を取り付けることにより保持して、立上り部18の厚さを確保する。
【0019】
本実施形態によれば、外側断熱材型枠15は発泡ガラス断熱材から形成され、内側断熱材型枠16は発泡ポリスチレン等からなる有機系発泡断熱材から形成されている。発泡ガラス断熱材及び有機系発泡断熱材は、いずれも外気からの冷気を効果的に遮断する機能を備えると共に、丸鋸やカッター等を用いて所望の形状に容易に切断加工することができる物性を備えている。そして、外側断熱材型枠15は例えば厚さ50mm程度、高さ450mm程度の矩形断面形状を備える複数の板状部材に加工形成され、これを周方向に連接することにより、基礎スラブ11の敷き均し面の高さと略一致させて、敷き均し面よりも例えば50mm程度低い、グランドレベルと同じ高さで立上り部18の外周面に沿って連続配置される。内側断熱材型枠16は例えば厚さ50mm程度、高さ350mm程度の矩形断面形状を備える複数の板状部材に加工形成され、これを周方向に連接することにより、基礎スラブ11の下地面の高さと略一致させて、下地面よりも例えば10mm程度低い高さで立上り部18の内周面に沿って連続配置される。
【0020】
なお、外側断熱材型枠15を設置する際には、地墨による外側板状断熱材15の取り付け位置の外側に沿って、断熱材の切れ端や桟木等からなる型枠押さえ27を予めフーティング部14の上面に固定釘等を介して固定しておくことにより、外部側板状断熱材15の下端部が外側にずれないようにすることができる。また、コーナー部に設置される外側断熱材型枠15の一方の板状部材の端部に、外側断熱材型枠15の厚さに相当する幅の断面が矩形状の切り込み28を設けておき、他方の板状部材の端部をこの切り込み28に填め込むように係止することによって、コーナー部の位置ずれを効果的に回避することが可能になる。そして、外側断熱材型枠15の設置作業は、コーナー部より行い、複数の板状部材をガムテープや釘を用いて順次連接一体化してゆく。
【0021】
一方、内側断熱材型枠16は、例えば30cm程度のピッチで2段に配置されるセパレータ26を介在させながら、外側断熱材型枠15との間に立上り部18の厚さに等しい例えば160mmの間隔を保持しつつ位置決め固定されることになる。そして、内側断熱材型枠16の設置作業もまた、コーナー部より行い、複数の板状部材をガムテープや釘を用いて順次連接一体化してゆく。コーナー部に設置される内側断熱材型枠16の板状部材の端部にも適宜切り込みを設けて、コーナー部の内側断熱材型枠16の位置ずれを効果的に回避することもできる。
【0022】
本実施形態によれば、外側断熱材型枠15と内側断熱材型枠16との間に介在するセパレータ26は、図4にも示すように、金属ロッド29の両端に、例えば合成樹脂等からなる一対の断熱パット25をねじ込むことにより一体化してなるもので、両端の断熱パット25の外側密着面の間の長さが立上り部18の厚さに等しい例えば160mmとなるように設定されている。各断熱パット25は、平坦な外側密着面を有する例えば直径80mm程度の大きさの円形のプレート部材である。各断熱パット25には釘孔30が開口形成されており、この釘孔30から外側断熱材型枠15或いは内側断熱材型枠16に向けて固定釘を差し込むことにより、各外側密着面を密着させて、外側断熱材型枠15と内側断熱材型枠16との間の所望の位置に各断熱パット25が位置決め固定されることになる。
【0023】
セパレータ26は、例えば300mm程度のピッチで、外側断熱材型枠15或いは内側断熱材型枠16の背面側に突出することなく配置固定されると共に、図3に示すように、外側断熱材型枠15或いは内側断熱材型枠16を構成する板状部材の接合部31に跨るように配設され、これによって当該接合部31における隣接する板状部材間のずれを効果的に回避できるようになっている。またセパレータ26は、図2に示すように、内側断熱材型枠16の上端部分及び下端部分に位置して2段に配置されると共に、上段側のセパレータ26の断熱パット25の上端が、内側断熱材型枠16の上端面よりも、土間下断熱材17の厚さ分として例えば10mm程度上方に突出するように設けられている。なお、セパレータ26は、外側断熱材型枠15或いは内側断熱材型枠16の背面側に突出することなく設けられていることにより、外側断熱材型枠15の外側及び内側断熱材型枠16の内側の根切り部13を埋戻す際に、埋戻し作業の邪魔になることがない。
【0024】
地中立上り型枠取付・埋戻し工程では、さらに、外側断熱材型枠15の外側と内側断熱材型枠16の内側の根切り部13を埋戻すことにより外側断熱材型枠15及び内側断熱材型枠16を位置決め固定する作業を行う。すなわち、根切り作業時に建物の基礎部の外側及び内側に各々ストックしておいた掘削土砂を、外側断熱材型枠15の外側と内側断熱材型枠16の内側の根切り部13に各々投入しつつ、足や機械で転圧しながら、外側断熱材型枠15の外側はグランドレベルである外側断熱材型枠15の天端面まで、内側断熱材型枠16の内側は基礎スラブ11の下地面より10mm程度低い内側断熱材型枠16の天端面まで徐々に埋戻してゆく。
【0025】
ここで、このような埋戻し作業は、建物の基礎部の外側及び内側に各々ストックしておいた根切り作業時の掘削土砂を用いて行うことができるので、残土や埋戻し土砂の搬出・搬入作業の手間を大幅に軽減することが可能になる。また、埋戻し作業は、建物の外周部分の全周に亘る外側断熱材型枠15及び内側断熱材型枠16の取付作業の完了を待たずに、これらが設置された部分から先行して、型枠15,16の取付作業と併行して行うことができる。
【0026】
そして、このような埋戻し作業が完了することにより、外側断熱材型枠15と内側断熱材型枠16との間の間隔を保持するようにして取り付けられたセパレータ26によって、外側断熱材型枠15と内側断熱材型枠16が型枠15,16の内側に倒れ込もうとするのを効果的に防止することが可能になり、また根切り部13に埋戻された土砂の土圧によって、外側断熱材型枠15と内側断熱材型枠16が型枠15,16の外側に倒れ込もうとするのを効果的に防止することが可能になり、これらによって外側断熱材型枠15及び内側断熱材型枠16が根切り部13に強固に位置決め固定されることになる。
【0027】
また、本実施形態によれば、地中立上り型枠取付・埋戻し工程において、立設させた外側断熱材型枠15の上端面にはこれの全周に亘って角材32が取り付けられると共に、この角材32と外側断熱材型枠15との接合部33を外側から覆うようにして貫材34が取り付けられ、且つ根切り部13の外側の地盤に支持させて角材32との間にサポート部材35を掛け渡すことにより、外側断熱材型枠16を外側の地盤からも支持固定する。
【0028】
ここで、角材32は、例えば縦横50mm程度の大きさの正方形断面を有し、外側断熱材型枠15の上端面に固定釘等を介して固定されることにより、当該角材32の上端面の高さが基礎スラブ11の敷き均し面の高さと一致することになる。貫材34は、例えば厚さ18mm程度、幅80mm程度の断面形状を有する帯板部材であって、固定釘等を介して角材32と外側断熱材型枠15との接合部33を外側から覆うように取り付けられ、当該接合部33を補強する。サポート部材35は桟木からなり、根切り部13の外側の地盤に打ち込んだ木杭36と、角材32或いはこれと一体化された貫材34との間に掛け渡される。サポート部材35は、外側断熱材型枠16を強固に支持固定して、コンクリート打設時に外側断熱材型枠15が外側に膨らむのを効果的に防止できるように、例えば1200mm程度のピッチで設けられる。またサポート部材35を掛け渡す際に、外側断熱材型枠15の通り線上に水系を張って、外側断熱材型枠15が曲がることなく直線状に連接するように精度良くその位置を調整することができる。さらに角材32及び貫材34は、地中立上り部18及び基礎スラブ11のコンクリートが打設されるまでの間、外側断熱材型枠15の上端部分が破損しないように防護する機能も果すことになる。
【0029】
なお、角材32、貫材34、及びサポート部材35の取付け作業は、地中立上り型枠取付・埋戻し工程において、根切り部13の埋戻し作業に先立って行っても良く、根切り部13を埋戻してからこれらを取付けることもできる。また、後述する土間下地工程においてこれらを取付けても良い。
【0030】
土間下地工程では、図1(d)に示すように、まず埋戻された根切り部13によって囲まれる建物の基礎部の内側部分を整地する。整地作業は、必要に応じて良質な土や砂を投入しつつ行ない、ランマー等より転圧することによって、内側断熱材型枠16の内側の埋戻された根切り部13を含めて、外側断熱材型枠15と内側断熱材型枠16との間に土が入らないように注意しつつ平坦に仕上げる。建物の基礎部の内側部分を整地した後、当該内側部分の全域に亘って土間断熱材17を敷設する。土間断熱材17は、例えば発泡ポリスチレン等の有機系発泡断熱材からなる厚さが例えば10mm程度の薄板シート状部材であって、複数の薄板シート状部材をガムテープで止めたり、鉄筋を差して止めたりしてずれを防止しつつ敷設して行く。土間断熱材17を、内側断熱材型枠16の内側の埋戻した根切り部13から内側断熱材型枠16の上端面を覆って敷設する際には、図2に示すように、土間断熱材17の端面を、内側断熱材型枠16の上端面よりも10mm程度上方に突出させて設けた上記セパレータ26の断熱パット25に当接させることにより、土間断熱材17を、型枠15,16の内部の空間にはみ出させることなくスムーズに設置して行くことが可能になる。
【0031】
そして、本実施形態によれば、土間断熱材17が、建物の基礎部の内側部分の全体に敷設されることにより、建物の床下の冷気が下方の地盤に伝わるのを効果的に回避することが可能になる。また土間断熱材17が、内側断熱材型枠16と、これの内側の埋戻された根切り部13との間の境目38を覆って内側断熱材型枠16の上端面まで敷設されていることにより、下方の地盤からの水分の侵入を効果的に回避して防湿効果を高めることが可能になる。
【0032】
土間断熱材17を敷設して基礎スラブ11の下地処理が終了したら、基礎スラブ用鉄筋39を配筋することにより、外側布基礎10の地中立上り部18及び基礎スラブ11にコンクリートを打設するための準備が完了する。
【0033】
布基礎・基礎スラブコンクリート工程では、図1(e)に示すように、外側断熱材型枠15によって囲まれる、外側断熱材型枠15と内側断熱材型枠16との間、及び土間断熱材17の上面にコンクリートを同時に打込んで、地中立上り部18及び基礎スラブ11を一体として形成する。外側断熱材型枠15の上端面に固定された角材32の天端面の高さは、基礎スラブ11の敷き均し面の高さと一致しているので、この高さにあわせてコンクリートを平坦かつ均一に打設し、敷き均す。ここで、地中立上り部18及び基礎スラブ11のコンクリートが一体として打設形成されることにより、下方の地盤からの水分の上昇を効果的に回避して防湿効果を発揮することができ、土台等の木製部材が腐食するのを防止することが可能になる。
【0034】
立上り布コンクリート工程では、一体として形成された外側布基礎10の地中立上り部18及び基礎スラブ11のコンクリートの上面に、地墨を出した後、布型枠40を設置すると共に、立上り鉄筋24に支持させてアンカーボルト41を取り付け、しかる後に立上り布コンクリート20を打込んで、例えば幅160mm程度、高さ400mm程度の大きさの矩形断面形状となるように形成する。ここで、布型枠40は、グランドレベルよりも上方の地中立上り部18及び基礎スラブ11の上面において、木製型枠や単管パイプを用いた一般の組立方法によって、通り、高さ、立ちに注意しつつ容易かつ強固に組み立てることができる。コンクリートを打設して、所定の期間養生したら、図1(f)に示すように、地中立上り部18、基礎スラブ11、及び立上り布コンクリート20を傷つけないようにしつつ、布型枠40を解体する。なお、外側断熱材型枠15の上端部分に取り付けられた角材32及び貫材34も撤去し、これによって、外側断熱材型枠15の天端面の高さは、グランドレベルの高さで収まるようになる。
【0035】
上述の工程による本実施形態の基礎工法によって形成された基礎構造12は、図5に示すように、外側布基礎10のフーティング部14及び地中立上り部18と、基礎スラブ11と、立上り布コンクリート20とが一体として形成されたものであり、且つ外側断熱材型枠15と内側断熱材型枠16とを撤去することなくそのまま地中に残置して断熱材として利用するものである。そして、本実施形態の基礎構造12によれば、外側断熱材型枠15と内側断熱材型枠16との断熱作用により、周囲の地盤からの優れた断熱性が発揮されることになる。また、基礎スラブ11の下面に土間断熱材17が敷設されていることで、これの下方の基礎地盤の凍上を効果的に防止することが可能となり、且つ防湿基礎を構成して床下の防湿が可能となる。さらに、従来の技術によれば、間仕切り基礎に大きな木製梁材を渡して床下地としていることにより、木製梁材のたわみによる床の不陸が発生しやすかったが、本実施形態によれば、基礎スラブ11から束によって梁材を受けることができ、これによって床の構成を強固にすることが可能になる。さらにまた、外側布基礎10のみならず基礎スラブ11の全体でも建物の荷重を受けることになり、不動沈下を効果的に回避することが可能になると共に、地耐力が弱い場所にも低コストで基礎構造12を設けることが可能になる。
【0036】
また、根切り・フーティングコンクリート工程に先立って、外側布基礎10のフーティング部14の下方の地中や、基礎スラブ11の上面に形成される立上り布コンクリート20の下方の地中に、例えば支持杭、場所打ちコンクリート杭、柱状改良杭、摩擦杭等による杭42を打ち込んでおくことにより、さらに強固な支持力を備える基礎構造12を得ることが可能になる。
【0037】
さらに、本実施形態の基礎構造12によれば、外側断熱材型枠15が発泡ガラス断熱材によって形成されていることから、シロアリ等に対する優れた防蟻性が発揮されることになると共に、生物劣化にも強く、高い耐久性を備えることになる。また発泡ガラス断熱材は無機質発泡体なので、耐火性や耐薬品性に優れ、火炎の着火、展炎等の心配もなく、基礎用断熱材として安心して使用することができる。このような発泡ガラス断熱材としては、例えば商品名「コリグラス」(ゲーテハウス株式会社製)等を使用することができる。
【0038】
そして、本実施形態の基礎工法によれば、間仕切り基礎用の布基礎は設けられず、また外側布基礎10の内側部分に、根切り部13を掘削する際に生じる残土の一部を埋戻し用の土砂として必要量ストックしておくことができるので、残土や埋戻し土砂の搬出、搬入作業を軽減することができると共に、外側断熱材型枠15や内側断熱材型枠16を解体する必要がないため、従来にような単管パイプ等を用いた型枠の解体作業を大幅に軽減することができ、これらによって、多くの手間を要することなく、短い工期で施工の効率化を図りつつ、建物の基礎構造12を容易かつ低コストで構築することが可能になる。
【0039】
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、本発明の基礎工法は、寒冷地のみならずその他の地域に建築される種々の建物の基礎構造を設けるべく採用することができる。また、外側断熱材型枠として発泡ガラス断熱材を、内側断熱材型枠として有機系発泡断熱材を用いる必要は必ずしもなく、双方共に発泡ガラス断熱材としたり、或いは有機系発泡断熱材とすることもできる。土間断熱材として発泡ガラス断熱材からなるものを用いても良い。さらに、外側断熱材型枠の上端部に角材や貫材を取り付ける必要は必ずしもなく、外側布基礎のフーティング部や立上り布コンクリートの下方の地中に杭を打ち込む必要は必ずしもない。
【0040】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明の基礎工法によれば、残土や埋戻し土砂の搬出、搬入作業や型枠の解体作業を軽減して、多くの手間を要することなく建物の基礎構造を容易かつ低コストで構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(f)は、本発明の一実施形態に係る基礎工法の作業工程を説明する断面図である。
【図2】外側断熱材型枠及び内側断熱材型枠を位置決め固定した状態を示す断面図である。
【図3】外側断熱材型枠及び内側断熱材型枠を位置決め固定した状態を示す部分平面図である。
【図4】外側断熱材型枠と内側断熱材型枠との間の間隔を保持するセパレータの斜視図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る基礎工法により構築された基礎構造の断面図である。
【図6】(a)〜(f)は、従来の基礎工法の作業工程を説明する断面図である。
【符号の説明】
10 外側布基礎
11 基礎スラブ
12 基礎構造
13 根切り部
14 フーティング部
15 外側断熱材型枠
16 内側断熱材型枠
17 土間断熱材
18 地中立上り部
19 布型枠
20 立上り布コンクリート
23 フーティング型枠
25 断熱パット(密着プレート)
26 セパレータ
32 角材
33 角材と外側断熱材型枠との接合部
34 貫材
35 サポート部材
40 布型枠
41 アンカーボルト
42 杭

Claims (5)

  1. 建物の基礎部の外周部分に沿って連続して設けられる外側布基礎と、該外側布基礎によって囲まれる内側部分の全域に亘って形成される基礎スラブとからなる基礎構造を構築するための基礎工法であって、
    前記外周部分に沿って根切りを行った後、該根切り部の底面仕上げを行って前記外側布基礎のフーティング部を形成する根切り・フーティングコンクリート工程と、
    前記フーティング部に前記布基礎の地中立上り部の型枠となる外側断熱材型枠と内側断熱材型枠とを、前記外側断熱材型枠を前記基礎スラブの略敷均し面まで、前記内側断熱材型枠を前記基礎スラブの略下地面まで立設させて設置し、該外側断熱材型枠の外側と内側断熱材型枠の内側の根切り部を埋戻すことによりこれらを位置決め固定する地中立上り型枠取付・埋戻し工程と、
    前記埋戻された根切り部によって囲まれる内側部分を整地した後、当該内側部分の全域に亘って、前記内側断熱材型枠の天端面まで土間断熱材を敷設する土間下地工程と、
    前記外側断熱材型枠によって囲まれる、前記外側断熱材型枠と内側断熱材型枠との間の地中立上り部、及び前記敷設した土間断熱材の上面にコンクリートを打込んで前記地中立上り部及び基礎スラブを一体として形成する布基礎・基礎スラブコンクリート工程と、
    前記一体として形成された布基礎・基礎スラブコンクリートの上面に布型枠を設置し、立上り布コンクリートを打込んで形成する立上り布コンクリート工程とからなり、
    前記立上り型枠取付・埋戻し工程において、前記外側断熱材型枠と内側断熱材型枠との間の間隔を保持するようにして両端に断熱パットによる密着プレートを有するセパレータを、前記断熱パットによる両端の外側密着面を前記外側断熱材型枠と前記内側断熱材型枠の内側面に密着させた状態でこれらの背面側に突出することなく取り付けて、前記外側断熱材型枠と内側断熱材型枠が型枠の内側に倒れ込むのを防止すると共に、前記根切り部に埋戻された土砂の土圧によって前記外側断熱材型枠と内側断熱材型枠が型枠の外側に倒れ込むのを防止し、
    前記土間下地工程において、前記土間断熱材を、前記内側断熱材型枠と根切り部との間の境目及び前記内側断熱材型枠の上端面を覆って当該上端面まで敷設することを特徴とする基礎工法
  2. 前記立上り型枠取付・埋戻し工程又は土間下地工程において、前記立設させた外側断熱材型枠の上端面には角材を取り付けると共に、該角材と外側断熱材型枠との接合部を外側から覆って貫材を取り付け、且つ前記根切り部の外側の地盤に支持させて前記角材との間にサポート部材を掛け渡すことにより、前記外側断熱材型枠を前記外側の地盤から支持固定する請求項1記載の基礎工法。
  3. 前記外側断熱材型枠が発泡ガラス断熱材からなり、前記内側断熱材型枠が有機系発泡断熱材からなる請求項1又は2に記載の基礎工法。
  4. 前記根切り・フーティングコンクリート工程に先立って、前記外側布基礎のフーティング部の下方の地中に杭を打ち込む請求項1〜3のいずれか1項に記載の基礎工法。
  5. 前記根切り・フーティングコンクリート工程に先立って、前記基礎スラブの上面に形成される立上り布コンクリートの下方の地中に杭を打ち込む請求項1〜4のいずれか1項に記載の基礎工法。
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