JPH07310329A - 建築物の基礎構造およびその構築方法 - Google Patents

建築物の基礎構造およびその構築方法

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JPH07310329A JP12817094A JP12817094A JPH07310329A JP H07310329 A JPH07310329 A JP H07310329A JP 12817094 A JP12817094 A JP 12817094A JP 12817094 A JP12817094 A JP 12817094A JP H07310329 A JPH07310329 A JP H07310329A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】外周基礎の内側の地盤の凍結を回避して内部基
礎の構造を簡略化することができる建築物の基礎構造を
提供する。 【構成】本発明の建築物の基礎構造1は、建築物の外周
に沿った外壁を土台5を介して支持する外周基礎2の内
側の地盤上に土間部4を形成するとともに、土台5を介
して内部間仕切り壁を支持する内部基礎3を土間部4に
立設してある。外周基礎2、内部基礎3および土間部4
は、鉄筋6で補強されたRC造として構造的に一体に形
成してある。外周基礎2は、型枠コンクリートブロック
7を型枠として用いて形成してある。また、外周基礎2
の地中埋設部分の外側には、上端が地盤面とほぼ同等の
位置にくるようにかつ型枠コンクリートブロック7の外
側に当接した状態で断熱材8を設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物の基礎構造およ
びその構築方法に係り、特に、寒冷地に適した建築物の
基礎構造およびその構築方法に関する。
【0002】
【従来の技術】北海道等の寒冷地においては、建物、特
に住宅の基礎の一部が地盤の凍結によって押し上げら
れ、上部構造に変形あるいは損傷をきたす場合がある。
【0003】そのため、寒冷地においては、地盤が凍結
しない深さ、すなわち凍結深度まで基礎を深くして建物
の安全を確保することが重要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、建物外
周に沿った外周基礎と建物内側に配設される内部基礎の
両方について基礎を深くせねばならないため、根切り、
型枠施工、形枠撤去あるいは土砂の埋戻しといった一連
の作業が重労働となって時間がかかってしまうという問
題があった。
【0005】特に、外周基礎と内部基礎とが隣接する箇
所あるいは内部基礎同士が交差する箇所では、土砂が崩
れやすい等の事情のために上述の問題はさらに深刻とな
る。
【0006】本発明は、上述した事情を考慮してなされ
たもので、外周基礎の内側の地盤の凍結を回避して内部
基礎の構造ひいてはその施工手順を簡略化することがで
きる建築物の基礎構造を提供することを目的とする。
【0007】また、本発明は、外周基礎の施工手順を省
略することができる建築物の基礎構築方法を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の建築物の基礎構造は請求項1に記載したよ
うに、外周基礎の地中埋設部分の外側に所定の断熱材を
設けたものである。
【0009】また、本発明の建築物の基礎構造は、請求
項1の外周基礎の内側の地盤上に土間部を形成し、当該
土間部の上にかつ当該土間部と一体に所定の内部基礎を
形成したものである。
【0010】また、本発明の建築物の基礎構造は、請求
項1の外周基礎の内側の地盤上にかつ前記外周基礎と一
体に所定の土間部を形成したものである。
【0011】また、本発明の建築物の基礎構造は、請求
項3の土間部の外周基礎近傍の下側をテーパー状に形成
したものである。
【0012】また、本発明の建築物の基礎構造は、請求
項3の外周基礎と土間部とが隣接する入隅部分に所定の
断熱材を設けたものである。
【0013】また、本発明の建築物の基礎構造は、請求
項1の外周基礎の内側の地盤上にかつ外周基礎と一体に
所定の土間部を形成するとともに、当該土間部の上にか
つ当該土間部と一体に所定の内部基礎を形成し、前記土
間部の下に所定の防湿シートを敷設したものである。
【0014】また、本発明の建築物の基礎構築方法は請
求項7に記載したように、地盤を根切りする工程と、当
該根切りされた空間内に型枠コンクリートブロックを配
置する工程と、所定の断熱材を当該断熱材の上端が地盤
面とほぼ同等の位置にくるように前記型枠コンクリート
ブロックの外側に当接する工程と、前記断熱材の外側に
土砂を埋め戻す工程と、前記断熱材の内側空間および前
記型枠コンクリートブロックの中空空間にコンクリート
を打設して外周基礎を形成する工程とを含むものであ
る。
【0015】
【作用】本発明の建築物の基礎構造においては、外周基
礎の地中埋設部分の外側に所定の断熱材を設けたので、
外周基礎の内側における地盤の凍結が防止される。
【0016】したがって、内部基礎の根入れ深さを設定
する際、凍結深度を考慮する必要がなくなる。
【0017】特に、外周基礎の内側の地盤上に土間部を
形成し、当該土間部の上にかつ当該土間部と一体に所定
の内部基礎を形成した場合には、間仕切り壁からの荷重
が土間部を介して地盤に伝達されるため、内部基礎の根
入れが省略可能な構造となる。
【0018】また、外周基礎の内側の地盤上にかつ外周
基礎と一体に所定の土間部を形成した場合には、外壁か
らの荷重の一部が土間部を介して地盤に伝達されるた
め、外周基礎のフーチングが省略可能な構造となる。
【0019】ここで、土間部の外周基礎近傍の下側をテ
ーパー状に形成しておくと、荷重伝達がより確実とな
る。
【0020】また、外周基礎と土間部とが隣接する入隅
部分に所定の断熱材を設けておくと、かかる入隅部分の
熱貫流抵抗が大きくなり、外周基礎内側の凍結がさらに
確実に防止される。
【0021】また、外周基礎の内側の地盤上にかつ外周
基礎と一体に所定の土間部を形成するとともに、当該土
間部の上にかつ当該土間部と一体に所定の内部基礎を形
成し、さらに、前記土間部の下に所定の防湿シートを敷
設した場合には、床下の防湿が確実に行われる。
【0022】また、本発明の建築物の基礎構築方法にお
いては、根切りされた空間内に型枠コンクリートブロッ
クを配置するとともに、その外側に所定の断熱材を当接
し、当該断熱材の内側空間および型枠コンクリートブロ
ックの中空空間にコンクリートを打設して外周基礎を形
成するようにしたので、型枠コンクリートブロックおよ
び断熱材が型枠の役目を果たし、型枠の解体が省略され
る。
【0023】また、断熱材を型枠コンクリートブロック
に当接してあるため、断熱材に土砂の側圧が作用して
も、型枠コンクリートブロックがこれに抵抗する。
【0024】そのため、断熱材を配置した後、すぐに土
砂を埋め戻すことが可能となる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の建築物の基礎構造およびその
構築方法の実施例について、添付図面を参照して説明す
る。
【0026】図1は、本実施例に係る建築物の基礎構造
を鉛直断面図で示したものである。
【0027】同図でわかるように、本実施例の建築物の
基礎構造1は、建築物の外周に沿った外壁を土台5を介
して支持する外周基礎2の内側の地盤上に土間部4を形
成するとともに、土台5を介して内部間仕切り壁を支持
する内部基礎3を土間部4に立設してある。
【0028】外周基礎2、内部基礎3および土間部4
は、鉄筋6で補強されたRC造として構造的に一体に形
成してある。
【0029】外周基礎2は、その深さを凍結深度以上と
し、割栗石13の上に捨てコンクリート14を打ち、そ
の上に配置するのがよい。
【0030】ここで、外周基礎2は、後で詳述するよう
に、厚さ18cm程度の型枠コンクリートブロック7を
型枠として用いて形成してある。
【0031】外周基礎2の地中埋設部分の外側には、上
端が地盤面とほぼ同等の位置にくるようにかつ型枠コン
クリートブロック7の外側に当接した状態で断熱材8を
設けてある。
【0032】断熱材8は、例えば厚さ5cm程度のポリ
スチレン系の発泡樹脂板を用いるのがよい。
【0033】また、外周基礎2と土間部4とが隣接する
入隅部分においては、土間部4の下側をテーパー状に形
成してあり、かかるテーパー部分にも、断熱材8と同様
の材質で形成した断熱材9を設けてある。
【0034】また、土間部4の下には防湿シート10を
敷設してある。
【0035】なお、防湿シート10には、ポリエチレン
フィルム、ビニルフィルム等を用いるのがよく、上述の
テーパー部分においては、断熱材9の下に敷設するよう
にする。
【0036】次に、本実施例の建築物の基礎構造を構築
する手順を説明する。
【0037】まず、図2に示すように、外周基礎2を形
成するための空間21を、各地域ごとに定められた凍結
深度にしたがって例えば70cm程度の深さに根切りす
るとともに、さらに内側の地盤の表層を削り取って軟土
を除去し、土間部4を形成するための空間22とする。
【0038】次に、根切りされた空間21に割栗石13
を敷いた上、捨てコンクリート14を打って水平に均
す。
【0039】次に、図4に示すように、捨てコンクリー
ト14上に型枠コンクリートブロック7を例えば2段程
度積み、さらに鉄筋6を縦方向に配置する。
【0040】次に、図5に示すように、断熱材8を、当
該断熱材8の上端が地盤面とほぼ同等の位置にくるよう
に型枠コンクリートブロック7の外側に当接し、次い
で、断熱材8の外側に土砂を埋め戻して断熱材8を型枠
コンクリートブロック7に押し付けるとともに、表面の
軟土を取り除いた空間22に砂利11を敷いて突き固め
ておく。
【0041】次に、図6に示すように、防湿シート10
を砂利11の上に敷き、テーパー部分では、さらに防湿
シート10の上に断熱材9を配置する。また、断熱材8
の上端に5cm角程度の角材12を設けておく。
【0042】次に、図7に示すように、外周基礎2の水
平方向の鉄筋6を配置するとともに、土間部4および内
部基礎3の領域にも鉄筋6を配置する。
【0043】配筋終了後、図8に示すように、角材12
の上端をコンクリート天端として、断熱材8の内側、型
枠コンクリートブロック7の中空空間、断熱材9の上側
および防湿シート10の上にコンクリートを打設し、外
周基礎2の地中埋設部分および土間部4を形成する。
【0044】最後に、打設したコンクリート上の所定位
置に型枠を配置してコンクリートを打設し、図1で説明
したような外周基礎2の地上部分および内部基礎3を形
成する。
【0045】以上説明したように、本実施例の建築物の
基礎構造は、外周基礎2の地中埋設部分の外側に断熱材
8を設けたので、外周基礎2の内側における地盤の凍結
を防止することが可能となり、内部基礎の根入れ深さを
設定する際、凍結深度を考慮する必要がなくなる。
【0046】本実施例ではさらに、外周基礎2の内側の
地盤上に土間部4を形成し、当該土間部4の上にかつ当
該土間部4と一体に内部基礎3を形成したので、間仕切
り壁からの荷重が土間部4を介して地盤に伝達される。
【0047】そのため、内部基礎の根入れを省略するこ
とが可能となり、従来、内部基礎の根入れ部分を形成す
るために必要であった根切り、型枠配置、型枠撤去、埋
め戻し等の一連の作業が不要となり、全体工期の短縮ひ
いては建築費の節約に大きく寄与する。寒冷地において
は、根入れ深さが大きいため、内部基礎の根入れが不要
になるメリットはきわめて大きいといえる。
【0048】また、外周基礎2と土間部4とが隣接する
入隅部分に断熱材9を設けたので、通常であれば、外気
によって冷却されやすい地表に最も近い入隅部分の熱貫
流抵抗が大きくなり、外周基礎内側の凍結をさらに確実
に防止することができる。
【0049】また、外周基礎2の内側の地盤上にかつ外
周基礎2と一体に土間部4を形成したので、外壁からの
荷重の一部が土間部4を介して地盤に伝達される。
【0050】そのため、外周基礎の底部が負担すべき荷
重は小さくなり、フーチング部分を省略することができ
る。
【0051】ここで、フーチングは、施工の都合上、そ
の上の立ち上がり部分と別工程で形成しなければならな
いため、かかるフーチングを省略できる意義は大きい。
【0052】本実施例ではさらに土間部4の外周基礎2
近傍の下側をテーパー状に形成したので、外壁からの荷
重伝達がより確実となる。
【0053】また、土間部4の下に防湿シート10を敷
設したので、床下の湿気を確実に防止することができ
る。
【0054】また、従来の寒冷地向けの基礎構造では、
凍結深度の関係上、床の束立てを行うことができなかっ
た。そのため、外周基礎あるいは内部基礎に大梁を架け
渡し、それらの大梁を介して床荷重を地盤に伝達するこ
とを余儀なくされ、その結果、床下の空気の流れを大梁
が阻害して、通気性を悪化させていた。
【0055】しかし、本実施例の基礎構造では、土間部
4の上に束立てを行うことが構造的にも凍結深度の面か
らも可能であるため、大梁が不要となり、その結果、床
下空間の空気の流れがスムーズになり、通気性を大幅に
向上させることができる。
【0056】また、本実施例の建築物の基礎構築方法に
おいては、根切りされた空間内に型枠コンクリートブロ
ックを配置するとともに、その外側に所定の断熱材を当
接し、当該断熱材の内側空間および型枠コンクリートブ
ロックの中空空間にコンクリートを打設して外周基礎を
形成するようにしたので、型枠コンクリートブロックお
よび断熱材が型枠の役目を果たし、型枠の施工および解
体を省略することが可能となり、工期を短縮するととも
に建築費の低減を図ることができる。
【0057】また、断熱材を型枠コンクリートブロック
に当接してあるため、断熱材に土砂の側圧が作用して
も、型枠コンクリートブロックがこれに抵抗する。
【0058】そのため、断熱材を配置した後、すぐに土
砂を埋め戻すことが可能となる。
【0059】特に、根切り深さが大きく掘削土砂が崩れ
やすい寒冷地においては、かかる効果は、工期の短縮並
びに建築費の低減に大きく貢献する。
【0060】本実施例では、内部基礎に土間部を一体化
させることによって内部基礎の根入れを省略可能な構造
としたが、従来同様、土間部を設けずに内部基礎を所定
の深さだけ根入れする構成としてもよい。
【0061】かかる場合であっても、凍結深度以上に根
入れをする必要があった従来に比べて、基礎工事の工期
はずいぶん短縮される。
【0062】また、本実施例では、外周基礎および内部
基礎を土間部を介して一体に形成したが、必ずしも外周
基礎および内部基礎を土間部で連結する必要はなく、施
工上の都合あるいはその他の事情により、外周基礎に一
体化される土間部と内部基礎に一体化される土間部とを
別構造としてもよい。
【0063】また、本実施例では、外周基礎と土間部と
の入隅部分に断熱材を配置して熱貫流抵抗を大きくする
ようにしたが、外周基礎の外側に設ける断熱材の性能、
外周基礎の幅、外気温等によってはこれを省略してもよ
い。
【0064】また、本実施例では、土間部の外周基礎近
傍下側をテーパー状に形成したが、外壁荷重を負担でき
るのであれば、テーパー状に形成しなくともよい。
【0065】また、本実施例では、土間部と外周基礎と
の入隅部分に設ける断熱材をかかるテーバー形状に沿っ
た形状としたが、さらに外周基礎に沿って下方に延びた
L字形としてもよい。
【0066】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の建築物の基
礎構造は、外周基礎の地中埋設部分の外側に所定の断熱
材を設けたので、外周基礎内部の地盤の凍結が回避さ
れ、内部基礎の構造ひいては施工手順を簡略化すること
ができる。
【0067】また、本発明の建築物の基礎構築方法は、
地盤を根切りする工程と、当該根切りされた空間内に型
枠コンクリートブロックを配置する工程と、所定の断熱
材を当該断熱材の上端が地盤面とほぼ同等の位置にくる
ように前記型枠コンクリートブロックの外側に当接する
工程と、前記断熱材の外側に土砂を埋め戻す工程と、前
記断熱材の内側空間および前記型枠コンクリートブロッ
クの中空空間にコンクリートを打設して外周基礎を形成
する工程とを含むので、外周基礎の型枠の設置および解
体作業を省略することができる。
【0068】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る建築物の基礎構造の断面図。
【図2】外周基礎の形成に必要な空間を根切りした様子
を示す断面図。
【図3】根切りした空間に割栗石および捨てコンクリー
トを施工した様子を示す断面図。
【図4】根切りした空間に型枠コンクリートブロックを
配置した様子を示す断面図。
【図5】断熱材を型枠コンクリートブロックに当接させ
た様子を示す断面図。
【図6】防湿シートおよび断熱材を配置した様子を示す
断面図。
【図7】土間部並びに外周基礎および内部基礎の配筋を
終了した様子を示す断面図。
【図8】コンクリートを打設して外周基礎の根入れ部分
および土間部を形成した様子を示す断面図。
【符号の説明】
1 基礎構造 2 外周基礎 3 内部基礎 4 土間部 7 型枠コンクリートブロック 8、9 断熱材 10 防湿シート

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周基礎の地中埋設部分の外側に所定の
    断熱材を設けたことを特徴とする建築物の基礎構造。
  2. 【請求項2】 前記外周基礎の内側の地盤上に土間部を
    形成し、当該土間部の上にかつ当該土間部と一体に所定
    の内部基礎を形成した請求項1記載の建築物の基礎構
    造。
  3. 【請求項3】 前記外周基礎の内側の地盤上にかつ前記
    外周基礎と一体に所定の土間部を形成した請求項1記載
    の建築物の基礎構造。
  4. 【請求項4】 前記土間部の前記外周基礎近傍の下側を
    テーパー状に形成した請求項3記載の建築物の基礎構
    造。
  5. 【請求項5】 前記外周基礎と前記土間部とが隣接する
    入隅部分に所定の断熱材を設けた請求項3記載の建築物
    の基礎構造。
  6. 【請求項6】 前記外周基礎の内側の地盤上にかつ前記
    外周基礎と一体に所定の土間部を形成するとともに、当
    該土間部の上にかつ当該土間部と一体に所定の内部基礎
    を形成し、前記土間部の下に所定の防湿シートを敷設し
    た請求項1記載の建築物の基礎構造。
  7. 【請求項7】 地盤を根切りする工程と、 当該根切りされた空間内に型枠コンクリートブロックを
    配置する工程と、 所定の断熱材を当該断熱材の上端が地盤面とほぼ同等の
    位置にくるように前記型枠コンクリートブロックの外側
    に当接する工程と、 前記断熱材の外側に土砂を埋め戻す工程と、 前記断熱材の内側空間および前記型枠コンクリートブロ
    ックの中空空間にコンクリートを打設して外周基礎を形
    成する工程とを含むことを特徴とする建築物の基礎構築
    方法。
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