JP2874862B1 - 土間床構造および土間床施工方法 - Google Patents
土間床構造および土間床施工方法Info
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- JP2874862B1 JP2874862B1 JP9246788A JP24678897A JP2874862B1 JP 2874862 B1 JP2874862 B1 JP 2874862B1 JP 9246788 A JP9246788 A JP 9246788A JP 24678897 A JP24678897 A JP 24678897A JP 2874862 B1 JP2874862 B1 JP 2874862B1
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/24—Structural elements or technologies for improving thermal insulation
- Y02A30/244—Structural elements or technologies for improving thermal insulation using natural or recycled building materials, e.g. straw, wool, clay or used tires
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- Building Environments (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は寒冷地向建物に有用
なコンクリート製の土間床構造および土間床施工方法に
関する。
なコンクリート製の土間床構造および土間床施工方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンクリート製土間床構造は、布
基礎部上に亘り土間床部を形成してあり、土間床部が布
基礎部に直結した一体構造になっている。そのため、土
間床部の温熱が布基礎部側へ逃げるという現象が生じて
いる。この現象すなわち熱損失は、土間床部しいては建
物の室内の熱が失われるということであり、エネルギー
が無駄に消費されている。また、地熱活用という点から
しても、布基礎部内側へ土を埋め戻した構造にしたり、
土間床部下側に断熱材を敷設した構造にしたとしても、
前記した構造であるために、土面と布基礎部との温度差
がそのまま土間床部に影響してしまう不備が有った。さ
らに、土中の湿気が布基礎部を経て土間床部まで達し
て、土間床部が吸湿して凍結によるクラックの発生等、
土間床部の寿命が縮まる一因になっている。
基礎部上に亘り土間床部を形成してあり、土間床部が布
基礎部に直結した一体構造になっている。そのため、土
間床部の温熱が布基礎部側へ逃げるという現象が生じて
いる。この現象すなわち熱損失は、土間床部しいては建
物の室内の熱が失われるということであり、エネルギー
が無駄に消費されている。また、地熱活用という点から
しても、布基礎部内側へ土を埋め戻した構造にしたり、
土間床部下側に断熱材を敷設した構造にしたとしても、
前記した構造であるために、土面と布基礎部との温度差
がそのまま土間床部に影響してしまう不備が有った。さ
らに、土中の湿気が布基礎部を経て土間床部まで達し
て、土間床部が吸湿して凍結によるクラックの発生等、
土間床部の寿命が縮まる一因になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、第1には、構造的強度を有しながら、土間床部から
布基礎部への熱損失が軽減されて床温度が安定し易く、
且つ、布基礎部と土面との温度差による影響が少なくて
地熱活用でき、湿気が布基礎部から土間床部へ伝わる度
合いが少ない土間床構造を、第2には、さらに、土間床
部および布基礎部を経て外気へ奪われる熱損失が少な
く、外気の湿気が布基礎部および土間床部へ伝わり難い
土間床構造を、第3には、さらに、土間床部下における
床下基礎部と土面との温度差による影響が殆どなく、湿
気が床下基礎部から土間床部へ伝わるようなことがない
土間床構造を、第4には、前記した第1の土間床構造を
効率良く施工できる土間床施工方法を、第5には、前記
した第2の土間床構造を効率良く施工できる土間床施工
方法を提供することにある。
は、第1には、構造的強度を有しながら、土間床部から
布基礎部への熱損失が軽減されて床温度が安定し易く、
且つ、布基礎部と土面との温度差による影響が少なくて
地熱活用でき、湿気が布基礎部から土間床部へ伝わる度
合いが少ない土間床構造を、第2には、さらに、土間床
部および布基礎部を経て外気へ奪われる熱損失が少な
く、外気の湿気が布基礎部および土間床部へ伝わり難い
土間床構造を、第3には、さらに、土間床部下における
床下基礎部と土面との温度差による影響が殆どなく、湿
気が床下基礎部から土間床部へ伝わるようなことがない
土間床構造を、第4には、前記した第1の土間床構造を
効率良く施工できる土間床施工方法を、第5には、前記
した第2の土間床構造を効率良く施工できる土間床施工
方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した課題を
達成するため、土間床構造では、コンクリート製布基礎
部上端とこの布基礎部内側の転圧されている砂利層上面
が面一状で、前記布基礎部上面における内側上面部分と
砂利層上に亘り内断熱部材が敷設されていて、この内断
熱部材上におけるコンクリート製土間床部が、前記内側
上面部分上の内断熱部材の外周縁部周りを経て布基礎部
上面の外側上面部分と同一体に形成されていることを特
徴とする。また本発明の土間床構造では、前記土間床部
の外周縁部が、布基礎部の外周面に沿い立ち上がる外断
熱部材で囲繞されていることを特徴とする。また本発明
の土間床構造では、前記内断熱部材下面にコンクリート
製床下基礎部が形成されていることを特徴とする。
達成するため、土間床構造では、コンクリート製布基礎
部上端とこの布基礎部内側の転圧されている砂利層上面
が面一状で、前記布基礎部上面における内側上面部分と
砂利層上に亘り内断熱部材が敷設されていて、この内断
熱部材上におけるコンクリート製土間床部が、前記内側
上面部分上の内断熱部材の外周縁部周りを経て布基礎部
上面の外側上面部分と同一体に形成されていることを特
徴とする。また本発明の土間床構造では、前記土間床部
の外周縁部が、布基礎部の外周面に沿い立ち上がる外断
熱部材で囲繞されていることを特徴とする。また本発明
の土間床構造では、前記内断熱部材下面にコンクリート
製床下基礎部が形成されていることを特徴とする。
【0005】そして、本発明の土間床施工方法では、布
基礎部をコンクリート打設して形成した後、布基礎部内
側へ土を埋め戻し、この埋め戻し土面上に敷設して転圧
した砂利層上面を前記布基礎部上端と同一面状に整え、
然る後に、砂利層と布基礎部上面の内側上面部分上に亘
り内断熱部材を敷設し、この内断熱部材上に土間用鉄筋
を組むと共に、前記内断熱部材と、布基礎部外周面に沿
い立ち上がる外断熱部材とで囲まれた土間打設空間にコ
ンクリートを打設して、前記内側上面部分上の内断熱部
材の外周縁部周りを経て布基礎部上面の外側上面部分と
同一体状の土間床部を形成するようにしたことを特徴と
する。また、本発明の土間床施工方法では、布基礎部と
床下基礎部を同一高さにコンクリート打設して形成した
後、布基礎部内側へ土を埋め戻し、この埋め戻し土面上
に敷設して転圧した砂利層上面を前記布基礎部および床
下基礎部の各上端と同一面状に整え、然る後に、砂利層
と床下基礎部と布基礎部上面の内側上面部分上に亘り内
断熱部材を敷設し、この内断熱部材上に土間用鉄筋を組
むと共に、前記内断熱部材と、布基礎部外周面に沿い立
ち上がる外断熱部材とで囲まれた土間打設空間にコンク
リートを打設して、前記内側上面部分上の内断熱部材の
外周縁部周りを経て布基礎部上面の外側上面部分と同一
体状の土間床部を形成するようにしたことを特徴とす
る。
基礎部をコンクリート打設して形成した後、布基礎部内
側へ土を埋め戻し、この埋め戻し土面上に敷設して転圧
した砂利層上面を前記布基礎部上端と同一面状に整え、
然る後に、砂利層と布基礎部上面の内側上面部分上に亘
り内断熱部材を敷設し、この内断熱部材上に土間用鉄筋
を組むと共に、前記内断熱部材と、布基礎部外周面に沿
い立ち上がる外断熱部材とで囲まれた土間打設空間にコ
ンクリートを打設して、前記内側上面部分上の内断熱部
材の外周縁部周りを経て布基礎部上面の外側上面部分と
同一体状の土間床部を形成するようにしたことを特徴と
する。また、本発明の土間床施工方法では、布基礎部と
床下基礎部を同一高さにコンクリート打設して形成した
後、布基礎部内側へ土を埋め戻し、この埋め戻し土面上
に敷設して転圧した砂利層上面を前記布基礎部および床
下基礎部の各上端と同一面状に整え、然る後に、砂利層
と床下基礎部と布基礎部上面の内側上面部分上に亘り内
断熱部材を敷設し、この内断熱部材上に土間用鉄筋を組
むと共に、前記内断熱部材と、布基礎部外周面に沿い立
ち上がる外断熱部材とで囲まれた土間打設空間にコンク
リートを打設して、前記内側上面部分上の内断熱部材の
外周縁部周りを経て布基礎部上面の外側上面部分と同一
体状の土間床部を形成するようにしたことを特徴とす
る。
【0006】本発明における内断熱部材は、圧縮強度が
10t /1m2 以上の耐圧性を有する例えばXPS板(カ
ネガブチ化学工業株式会社製)等の発泡ポリエチレンフ
ォーム、発泡ポリスチレンフォーム、その他の発泡樹脂
板を含む公知の耐圧性に富むものである。外断熱部材
は、前記したXPS板、その他の公知の断熱部材であ
る。コンクリート製の床下基礎部は、独立基礎部、ピッ
ト形成基礎部、中基礎部、バットレス等の床下側に形成
される各種の基礎であり、前記独立基礎とは独立して設
けられる直接基礎であり、ピットとは土間床に設けた蓋
付の溝や、排水ピット、配線ピット、配管ピットなどの
用途を付して呼ばれているものである。
10t /1m2 以上の耐圧性を有する例えばXPS板(カ
ネガブチ化学工業株式会社製)等の発泡ポリエチレンフ
ォーム、発泡ポリスチレンフォーム、その他の発泡樹脂
板を含む公知の耐圧性に富むものである。外断熱部材
は、前記したXPS板、その他の公知の断熱部材であ
る。コンクリート製の床下基礎部は、独立基礎部、ピッ
ト形成基礎部、中基礎部、バットレス等の床下側に形成
される各種の基礎であり、前記独立基礎とは独立して設
けられる直接基礎であり、ピットとは土間床に設けた蓋
付の溝や、排水ピット、配線ピット、配管ピットなどの
用途を付して呼ばれているものである。
【0007】
【発明の実施の形態】図1および図2には本発明の土間
床構造の実施の1形態を例示しており、地盤1における
転圧された砂利層2上には布基礎用鉄筋3aで強化された
コンクリート製布基礎部3が打ち込まれて形成されてい
る。また、布基礎部3の外周面には外断熱部材4が沿接
状に周設されていて、布基礎部3内方への湿気の侵入を
阻止し且つ内方から外方への熱損失および外方から内方
への冷熱をカットし得るようにしてある。布基礎部3内
の土面1a上には砂利層5が転圧されて敷設されていて、
砂利層5上面と布基礎部3上端は同一水平面状に整えら
れており、この同一水平面状の砂利層5上面と布基礎部
3上端の上面部3bにおける内側上面部分3b1 と亘り内断
熱部材6が配設されている。
床構造の実施の1形態を例示しており、地盤1における
転圧された砂利層2上には布基礎用鉄筋3aで強化された
コンクリート製布基礎部3が打ち込まれて形成されてい
る。また、布基礎部3の外周面には外断熱部材4が沿接
状に周設されていて、布基礎部3内方への湿気の侵入を
阻止し且つ内方から外方への熱損失および外方から内方
への冷熱をカットし得るようにしてある。布基礎部3内
の土面1a上には砂利層5が転圧されて敷設されていて、
砂利層5上面と布基礎部3上端は同一水平面状に整えら
れており、この同一水平面状の砂利層5上面と布基礎部
3上端の上面部3bにおける内側上面部分3b1 と亘り内断
熱部材6が配設されている。
【0008】内断熱部材6は耐圧性に富む複数枚のXP
S板で構成してあり、各XPS板における隣り合う端部
間の隙間aには、ウレタン樹脂、その他の公知の充填材
7が充填されて閉じられていて、断熱性が高められ且つ
下方からの湿気の侵入を阻止し得るようにしてある。そ
して、外断熱部材4で外周を囲まれた内断熱部材6上面
に亘り土間用鉄筋8aで強化されたコンクリート製土間床
部8が打ち込まれて形成されており、この土間床部8
は、内側上面部分3b1 上の内断熱部材6の外周縁部6a周
りを経て布基礎部3上面の外側上面部分3b2 と同一体に
形成されている。土間用鉄筋8aは布基礎用鉄筋3aと接続
して一体化している。また、土間用鉄筋8aは布基礎用鉄
筋3aと接続していない態様であっても良い。土間床部8
上には防腐土台9が敷設されており、この防腐土台9は
アンカーボルト10で固定され、防腐土台9には柱11が立
てられ、建物が構築される。アンカーボルト10は土間床
部8から立設している態様または布基礎部3から土間床
部8を経て立設している態様のいずれでも良い。
S板で構成してあり、各XPS板における隣り合う端部
間の隙間aには、ウレタン樹脂、その他の公知の充填材
7が充填されて閉じられていて、断熱性が高められ且つ
下方からの湿気の侵入を阻止し得るようにしてある。そ
して、外断熱部材4で外周を囲まれた内断熱部材6上面
に亘り土間用鉄筋8aで強化されたコンクリート製土間床
部8が打ち込まれて形成されており、この土間床部8
は、内側上面部分3b1 上の内断熱部材6の外周縁部6a周
りを経て布基礎部3上面の外側上面部分3b2 と同一体に
形成されている。土間用鉄筋8aは布基礎用鉄筋3aと接続
して一体化している。また、土間用鉄筋8aは布基礎用鉄
筋3aと接続していない態様であっても良い。土間床部8
上には防腐土台9が敷設されており、この防腐土台9は
アンカーボルト10で固定され、防腐土台9には柱11が立
てられ、建物が構築される。アンカーボルト10は土間床
部8から立設している態様または布基礎部3から土間床
部8を経て立設している態様のいずれでも良い。
【0009】図3および図4には本発明の土間床構造の
実施の他の1形態を例示しており、地盤1における転圧
された砂利層2上には布基礎用鉄筋3aで強化されたコン
クリート製布基礎部3が、転圧された砂利層12上には独
立基礎用鉄筋13a で強化されたコンクリート製独立基礎
部13が、転圧された砂利層14上にはピット形成基礎用鉄
筋15a で補強されたコンクリート製ピット形成基礎部15
が、それぞれ打ち込まれて形成されている。また、布基
礎部3の外周面には外断熱部材4が沿接状に周設されて
いて、布基礎部3内方への湿気の侵入を阻止し且つ内方
から外方への熱損失および外方から内方への冷熱をカッ
トし得るようにしてある。布基礎部3内の土面1a上には
砂利層5が転圧されて敷設されていて、砂利層5上面と
布基礎部3上端および独立基礎部13上端およびピット形
成基礎部15上端が同一面状に整えられており、この同一
水平面状の砂利層5上面と布基礎部3上端の上面部3bに
おける内側上面部分3b1 と独立基礎部13上端とピット形
成基礎部15上端とに亘り内断熱部材6が配設されてい
る。
実施の他の1形態を例示しており、地盤1における転圧
された砂利層2上には布基礎用鉄筋3aで強化されたコン
クリート製布基礎部3が、転圧された砂利層12上には独
立基礎用鉄筋13a で強化されたコンクリート製独立基礎
部13が、転圧された砂利層14上にはピット形成基礎用鉄
筋15a で補強されたコンクリート製ピット形成基礎部15
が、それぞれ打ち込まれて形成されている。また、布基
礎部3の外周面には外断熱部材4が沿接状に周設されて
いて、布基礎部3内方への湿気の侵入を阻止し且つ内方
から外方への熱損失および外方から内方への冷熱をカッ
トし得るようにしてある。布基礎部3内の土面1a上には
砂利層5が転圧されて敷設されていて、砂利層5上面と
布基礎部3上端および独立基礎部13上端およびピット形
成基礎部15上端が同一面状に整えられており、この同一
水平面状の砂利層5上面と布基礎部3上端の上面部3bに
おける内側上面部分3b1 と独立基礎部13上端とピット形
成基礎部15上端とに亘り内断熱部材6が配設されてい
る。
【0010】内断熱部材6は耐圧性に富む複数枚のXP
S板で構成してあり、各XPS板における隣り合う端部
間の隙間aには、ウレタン樹脂、その他の公知の充填材
7が充填されて閉じられていて、断熱性が高められ且つ
下方からの湿気の侵入を阻止し得るようにしてある。そ
して、外断熱部材4で外周を囲まれた内断熱部材6上面
に亘り土間用鉄筋8aで強化されたコンクリート製土間床
部8が打ち込まれて形成されており、この土間床部8
は、内側上面部分3b1 上の内断熱部材6の外周縁部6a周
りを経て布基礎部3上面の外側上面部分3b2 と同一体に
形成されている。土間用鉄筋8aは布基礎用鉄筋3aと接続
して一体化している。また、土間用鉄筋8aは布基礎用鉄
筋3aと接続していない態様であっても良い。土間床部8
上には防腐土台9が敷設されており、この防腐土台9は
アンカーボルト10で固定され、防腐土台9には柱11が立
てられ、建物が構築される。アンカーボルト10は土間床
部8から立設している態様または布基礎部3から土間床
部8を経て立設している態様のいずれでも良い。
S板で構成してあり、各XPS板における隣り合う端部
間の隙間aには、ウレタン樹脂、その他の公知の充填材
7が充填されて閉じられていて、断熱性が高められ且つ
下方からの湿気の侵入を阻止し得るようにしてある。そ
して、外断熱部材4で外周を囲まれた内断熱部材6上面
に亘り土間用鉄筋8aで強化されたコンクリート製土間床
部8が打ち込まれて形成されており、この土間床部8
は、内側上面部分3b1 上の内断熱部材6の外周縁部6a周
りを経て布基礎部3上面の外側上面部分3b2 と同一体に
形成されている。土間用鉄筋8aは布基礎用鉄筋3aと接続
して一体化している。また、土間用鉄筋8aは布基礎用鉄
筋3aと接続していない態様であっても良い。土間床部8
上には防腐土台9が敷設されており、この防腐土台9は
アンカーボルト10で固定され、防腐土台9には柱11が立
てられ、建物が構築される。アンカーボルト10は土間床
部8から立設している態様または布基礎部3から土間床
部8を経て立設している態様のいずれでも良い。
【0011】次に本発明の土間床施工方法の実施の1形
態を前記した図1の態様の土間床構造の場合で説明す
る。 ・第1段階(図5参照) 布基礎部用に根堀りした跡に敷設して転圧した砂利層2
上に布基礎用鉄筋3aを組み、内周面の外断熱部材4と取
り外し可能に止着されている外型枠16および内型枠17で
布基礎打設空間を形成して、この布基礎打設空間にコン
クリートを打設する。
態を前記した図1の態様の土間床構造の場合で説明す
る。 ・第1段階(図5参照) 布基礎部用に根堀りした跡に敷設して転圧した砂利層2
上に布基礎用鉄筋3aを組み、内周面の外断熱部材4と取
り外し可能に止着されている外型枠16および内型枠17で
布基礎打設空間を形成して、この布基礎打設空間にコン
クリートを打設する。
【0012】・第2段階(図6参照) 養生後に、外型枠16を除く内型枠17を外して、外周面が
外断熱部材4で囲繞されている布基礎部3を形成する。
然る後に、布基礎部3内側へ土を埋め戻し、この埋め戻
した土面1a上に砂利を敷設して転圧して、砂利層5上面
と布基礎部3の上面部3bを同一水平面状に整える。
外断熱部材4で囲繞されている布基礎部3を形成する。
然る後に、布基礎部3内側へ土を埋め戻し、この埋め戻
した土面1a上に砂利を敷設して転圧して、砂利層5上面
と布基礎部3の上面部3bを同一水平面状に整える。
【0013】・第3段階(図7参照) そして、同一水平面状に整えられた布基礎部3の上面部
3bにおける内側上面部分3b1 と砂利層5上面とに亘り内
断熱部材6を敷いて配設し、且つ、各内断熱部材6にお
ける隣り合う端部間の隙間aに充填材7を充填して、各
内断熱部材6間を閉じる。
3bにおける内側上面部分3b1 と砂利層5上面とに亘り内
断熱部材6を敷いて配設し、且つ、各内断熱部材6にお
ける隣り合う端部間の隙間aに充填材7を充填して、各
内断熱部材6間を閉じる。
【0014】・第4段階(図8参照) 内断熱部材6上に土間用鉄筋8aを布基礎用鉄筋3aと接続
した状態に組み、外断熱部材4で外周を囲まれて且つ外
断熱部材4と内断熱部材6の外周縁部6aと布基礎部3上
面の外側上面部分3b2 とで形成された継ぎ部打設空間S1
を含む内断熱部材6上面の土間打設空間Sにコンクリー
トを打設して養生して、内側上面部分3b1 上の内断熱部
材6の外周縁部6a周りを経て布基礎部3上面の外側上面
部分3b2と同一体の土間床部8を形成する。かくした後
に、外型枠16を外して、布基礎部3と土間床部8の外周
に外断熱部材4を露呈させる。これにより、図1の構造
のものを効率的に施工することができる。前記した施工
法では、外型枠16は敢えて外さずに施工するようにして
も良い。また、外断熱部材4が外型枠16を兼ねる施工法
であっても良い。
した状態に組み、外断熱部材4で外周を囲まれて且つ外
断熱部材4と内断熱部材6の外周縁部6aと布基礎部3上
面の外側上面部分3b2 とで形成された継ぎ部打設空間S1
を含む内断熱部材6上面の土間打設空間Sにコンクリー
トを打設して養生して、内側上面部分3b1 上の内断熱部
材6の外周縁部6a周りを経て布基礎部3上面の外側上面
部分3b2と同一体の土間床部8を形成する。かくした後
に、外型枠16を外して、布基礎部3と土間床部8の外周
に外断熱部材4を露呈させる。これにより、図1の構造
のものを効率的に施工することができる。前記した施工
法では、外型枠16は敢えて外さずに施工するようにして
も良い。また、外断熱部材4が外型枠16を兼ねる施工法
であっても良い。
【0015】次に本発明の土間床施工方法の実施の他の
1形態を前記した図3の態様の土間床構造の場合で説明
する。 ・第1段階(図9参照) 布基礎部用に根堀りした跡に敷設して転圧した砂利層2
上に布基礎用鉄筋3aを組み、内周面の外断熱部材4と取
り外し可能に止着されている外型枠16および内型枠17で
布基礎打設空間を形成する。同様にして、独立基礎部用
およびピット形成基礎部用にそれぞれ根堀りした跡に敷
設して転圧した砂利層12,14 上に独立基礎用鉄筋13a お
よびピット形成基礎用鉄筋15a を組み、それぞれ型枠18
で独立基礎打設空間とピット形成基礎打設空間を形成す
る。次いで、布基礎打設空間と独立基礎打設空間とピッ
ト形成基礎打設空間にコンクリートを同じ高さに打設す
る。
1形態を前記した図3の態様の土間床構造の場合で説明
する。 ・第1段階(図9参照) 布基礎部用に根堀りした跡に敷設して転圧した砂利層2
上に布基礎用鉄筋3aを組み、内周面の外断熱部材4と取
り外し可能に止着されている外型枠16および内型枠17で
布基礎打設空間を形成する。同様にして、独立基礎部用
およびピット形成基礎部用にそれぞれ根堀りした跡に敷
設して転圧した砂利層12,14 上に独立基礎用鉄筋13a お
よびピット形成基礎用鉄筋15a を組み、それぞれ型枠18
で独立基礎打設空間とピット形成基礎打設空間を形成す
る。次いで、布基礎打設空間と独立基礎打設空間とピッ
ト形成基礎打設空間にコンクリートを同じ高さに打設す
る。
【0016】・第2段階(図10参照) 養生後に、外型枠16を除く各型枠17,18 を外して、外周
面が外断熱部材4で囲繞されている布基礎部3と、この
布基礎部3と同一高さの独立基礎部13およびピット形成
基礎部15を形成する。然る後に、ピット形成基礎部15内
を除く布基礎部3内側へ土を埋め戻し、この埋め戻した
土面1a上に砂利を敷設して転圧して、砂利層5上面と布
基礎部3の上面部3bおよび独立基礎部13上端およびピッ
ト形成基礎部15上端を同一水平面状に整える。
面が外断熱部材4で囲繞されている布基礎部3と、この
布基礎部3と同一高さの独立基礎部13およびピット形成
基礎部15を形成する。然る後に、ピット形成基礎部15内
を除く布基礎部3内側へ土を埋め戻し、この埋め戻した
土面1a上に砂利を敷設して転圧して、砂利層5上面と布
基礎部3の上面部3bおよび独立基礎部13上端およびピッ
ト形成基礎部15上端を同一水平面状に整える。
【0017】・第3段階(図11参照) そして、同一水平面状に整えられた布基礎部3の上面部
3bにおける内側上面部分3b1 と砂利層5上面と独立基礎
部13上端とピット形成基礎部15上端とに亘り内断熱部材
6を敷いて配設し、且つ、各内断熱部材6における隣り
合う端部間の隙間aに充填材7を充填して、各内断熱部
材6間を閉じる。
3bにおける内側上面部分3b1 と砂利層5上面と独立基礎
部13上端とピット形成基礎部15上端とに亘り内断熱部材
6を敷いて配設し、且つ、各内断熱部材6における隣り
合う端部間の隙間aに充填材7を充填して、各内断熱部
材6間を閉じる。
【0018】・第4段階(図12参照) 内断熱部材6上に土間用鉄筋8aを布基礎用鉄筋3aと接続
した状態に組み、外断熱部材4で外周を囲まれて且つ外
断熱部材4と内断熱部材6の外周縁部6aと布基礎部3上
面の外側上面部分3b2 とで形成された継ぎ部打設空間S1
を含む内断熱部材6上面の土間打設空間Sにコンクリー
トを打設して養生して、内側上面部分3b1 上の内断熱部
材6の外周縁部6a周りを経て布基礎部3上面の外側上面
部分3b2と同一体の土間床部8を形成する。かくした後
に、外型枠16を外して、布基礎部3と土間床部8の外周
に外断熱部材4を露呈させる。これにより、図3の構造
のものを効率的に施工することができる。前記した施工
法では、外型枠16は敢えて外さずに施工するようにして
も良い。また、外断熱部材4が外型枠16を兼ねる施工法
であっても良い。
した状態に組み、外断熱部材4で外周を囲まれて且つ外
断熱部材4と内断熱部材6の外周縁部6aと布基礎部3上
面の外側上面部分3b2 とで形成された継ぎ部打設空間S1
を含む内断熱部材6上面の土間打設空間Sにコンクリー
トを打設して養生して、内側上面部分3b1 上の内断熱部
材6の外周縁部6a周りを経て布基礎部3上面の外側上面
部分3b2と同一体の土間床部8を形成する。かくした後
に、外型枠16を外して、布基礎部3と土間床部8の外周
に外断熱部材4を露呈させる。これにより、図3の構造
のものを効率的に施工することができる。前記した施工
法では、外型枠16は敢えて外さずに施工するようにして
も良い。また、外断熱部材4が外型枠16を兼ねる施工法
であっても良い。
【0019】図示していないが、前記した態様の他に、
内断熱部材6同士が、どん付け等のように隣り合う関係
である場合には、塩化ビニール樹脂シートやポリエチレ
ン樹脂シートやその他の防湿シートが下敷きされる。
内断熱部材6同士が、どん付け等のように隣り合う関係
である場合には、塩化ビニール樹脂シートやポリエチレ
ン樹脂シートやその他の防湿シートが下敷きされる。
【0020】
A.請求項1により、土間床部を布基礎部側と、布基礎
部の上面部における内側上面部分に載乗して位置してい
る内断熱部材で遮断する一方で、同上面部分における外
側上面部分と同一体に連続形成してあると共に、土間床
部の外周縁部を布基礎部の外周面に沿い立ち上がる外断
熱部材で囲っているので、土間床構造としての構造的強
度を有しながら、土間床部から布基礎部への熱損失が少
なくて床温度が安定し易い。それにより、寒冷地向建物
の土間床として有用であると共に、エネルギーの無駄な
消費を抑制できる。また、湿気が伝わる箇所が布基礎部
の上面部における内側上面部分に限定されていると共
に、内外の断熱部材で遮られているため、布基礎部およ
び外部から土間床部へ伝わり難く、凍結によるクラック
の発生を抑制して土間床部の耐久性が向上する。さら
に、内方から外方への熱損失および外方から内方への冷
熱をカットできる。 B.請求項2により、さらに、土間床部および布基礎部
を経て外気へ奪われる熱損失が少なく、外気の湿気が布
基礎部および土間床部へ伝わり難い。 C.請求項3により、さらに、土間床部下における床下
基礎部と土面との温度差による影響が少ないから地熱を
有効に活用できると共に、冷熱および湿気が床下基礎部
から土間床部へ殆ど伝わらず、且つ、土間床部より床下
基礎部への熱損失が少ない。 D.請求項4により、前記したAの土間床構造を、同一
面状に整えられた布基礎部の上面部における内側上面部
分と砂利層上とに亘り内断熱部材を敷設して、この内断
熱部材上に土間用鉄筋を組むと共に、外断熱部材で囲ま
れて且つ外断熱部材と内断熱部材の外周縁部と布基礎部
上面の外側上面部分とで形成された継ぎ部打設空間を含
む内断熱部材上面の土間打設空間にコンクリート打設し
て土間床部を形成することにより、安定した下地すなわ
ち断熱部材上および外周部分で打設して土間床部を形成
して、効率良く施工することができる。 E.請求項5により、前記したBの土間床構造を、同一
面状に整えられた布基礎部の上面部における内側上面部
分と床下基礎部上端と砂利層上に亘り内断熱部材を敷設
して、この内断熱部材上に土間用鉄筋を組むと共に、外
断熱部材で囲まれて且つ外断熱部材と内断熱部材の外周
縁部と布基礎部上面の外側上面部分とで形成された継ぎ
部打設空間を含む内断熱部材上面の土間打設空間にコン
クリート打設して土間床部を形成することにより、安定
した下地すなわち断熱部材上および外周部分で打設して
土間床部を形成して、効率良く施工することができる。
部の上面部における内側上面部分に載乗して位置してい
る内断熱部材で遮断する一方で、同上面部分における外
側上面部分と同一体に連続形成してあると共に、土間床
部の外周縁部を布基礎部の外周面に沿い立ち上がる外断
熱部材で囲っているので、土間床構造としての構造的強
度を有しながら、土間床部から布基礎部への熱損失が少
なくて床温度が安定し易い。それにより、寒冷地向建物
の土間床として有用であると共に、エネルギーの無駄な
消費を抑制できる。また、湿気が伝わる箇所が布基礎部
の上面部における内側上面部分に限定されていると共
に、内外の断熱部材で遮られているため、布基礎部およ
び外部から土間床部へ伝わり難く、凍結によるクラック
の発生を抑制して土間床部の耐久性が向上する。さら
に、内方から外方への熱損失および外方から内方への冷
熱をカットできる。 B.請求項2により、さらに、土間床部および布基礎部
を経て外気へ奪われる熱損失が少なく、外気の湿気が布
基礎部および土間床部へ伝わり難い。 C.請求項3により、さらに、土間床部下における床下
基礎部と土面との温度差による影響が少ないから地熱を
有効に活用できると共に、冷熱および湿気が床下基礎部
から土間床部へ殆ど伝わらず、且つ、土間床部より床下
基礎部への熱損失が少ない。 D.請求項4により、前記したAの土間床構造を、同一
面状に整えられた布基礎部の上面部における内側上面部
分と砂利層上とに亘り内断熱部材を敷設して、この内断
熱部材上に土間用鉄筋を組むと共に、外断熱部材で囲ま
れて且つ外断熱部材と内断熱部材の外周縁部と布基礎部
上面の外側上面部分とで形成された継ぎ部打設空間を含
む内断熱部材上面の土間打設空間にコンクリート打設し
て土間床部を形成することにより、安定した下地すなわ
ち断熱部材上および外周部分で打設して土間床部を形成
して、効率良く施工することができる。 E.請求項5により、前記したBの土間床構造を、同一
面状に整えられた布基礎部の上面部における内側上面部
分と床下基礎部上端と砂利層上に亘り内断熱部材を敷設
して、この内断熱部材上に土間用鉄筋を組むと共に、外
断熱部材で囲まれて且つ外断熱部材と内断熱部材の外周
縁部と布基礎部上面の外側上面部分とで形成された継ぎ
部打設空間を含む内断熱部材上面の土間打設空間にコン
クリート打設して土間床部を形成することにより、安定
した下地すなわち断熱部材上および外周部分で打設して
土間床部を形成して、効率良く施工することができる。
【図1】 本発明の土間床構造の実施の1形態を例示し
ている縦断面図。
ている縦断面図。
【図2】 図1の(2)−(2)横断平面図。
【図3】 本発明の土間床構造の実施の他の1形態を例
示している縦断面図。
示している縦断面図。
【図4】 図3の(4)−(4)横断平面図。
【図5】 本発明の土間床施工方法の実施の1形態を例
示している第1段階の部分縦断面図。
示している第1段階の部分縦断面図。
【図6】 第2段階の部分縦断面図。
【図7】 第3段階の部分縦断面図。
【図8】 第4段階の部分縦断面図。
【図9】 本発明の土間床施工方法の実施の他の1形態
を例示している第1段階の部分縦断面図。
を例示している第1段階の部分縦断面図。
【図10】 第2段階の部分縦断面図。
【図11】 第3段階の部分縦断面図。
【図12】 第4段階の部分縦断面図。
1 地盤 1a 土面 2,5,12,14 砂利層 3 布基礎部 3a 布基礎用鉄筋 4 外断熱部材 6 内断熱部材 7 充填材 8 土間床部 8a 土間用鉄筋 9 防腐土台 10 アンカーボルト 11 柱 13 独立基礎部(床下基礎部) 13a 独立基礎用鉄筋 15 ピット形成基礎部(床下基礎部) 15a ピット形成基礎用鉄筋 16 外型枠 17 内型枠 18 型枠 S 土間打設空間 S1 継ぎ部打設空間 a,b 隙間
Claims (5)
- 【請求項1】 コンクリート製布基礎部上端とこの布基
礎部内側の転圧されている砂利層上面が面一状で、前記
布基礎部上面における内側上面部分と砂利層上に亘り内
断熱部材が敷設されていて、この内断熱部材上における
コンクリート製土間床部が、前記内側上面部分上の内断
熱部材の外周縁部周りを経て布基礎部上面の外側上面部
分と同一体に形成されていることを特徴とする土間床構
造。 - 【請求項2】 前記土間床部の外周縁部が、布基礎部の
外周面に沿い立ち上がる外断熱部材で囲繞されているこ
とを特徴とする請求項1記載の土間床構造。 - 【請求項3】 前記内断熱部材下面にコンクリート製床
下基礎部が形成されていることを特徴とする請求項1ま
たは2記載の土間床構造。 - 【請求項4】 布基礎部をコンクリート打設して形成し
た後、布基礎部内側へ土を埋め戻し、この埋め戻し土面
上に敷設して転圧した砂利層上面を前記布基礎部上端と
同一面状に整え、然る後に、砂利層と布基礎部上面の内
側上面部分上に亘り内断熱部材を敷設し、この内断熱部
材上に土間用鉄筋を組むと共に、前記内断熱部材と、布
基礎部外周面に沿い立ち上がる外断熱部材とで囲まれた
土間打設空間にコンクリートを打設して、前記内側上面
部分上の内断熱部材の外周縁部周りを経て布基礎部上面
の外側上面部分と同一体状の土間床部を形成するように
したことを特徴とする土間床施工方法。 - 【請求項5】 布基礎部と床下基礎部を同一高さにコン
クリート打設して形成した後、布基礎部内側へ土を埋め
戻し、この埋め戻し土面上に敷設して転圧した砂利層上
面を前記布基礎部および床下基礎部の各上端と同一面状
に整え、然る後に、砂利層と床下基礎部と布基礎部上面
の内側上面部分上に亘り内断熱部材を敷設し、この内断
熱部材上に土間用鉄筋を組むと共に、前記内断熱部材
と、布基礎部外周面に沿い立ち上がる外断熱部材とで囲
まれた土間打設空間にコンクリートを打設して、前記内
側上面部分上の内断熱部材の外周縁部周りを経て布基礎
部上面の外側上面部分と同一体状の土間床部を形成する
ようにしたことを特徴とする土間床施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9246788A JP2874862B1 (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | 土間床構造および土間床施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9246788A JP2874862B1 (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | 土間床構造および土間床施工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2874862B1 true JP2874862B1 (ja) | 1999-03-24 |
JPH1181449A JPH1181449A (ja) | 1999-03-26 |
Family
ID=17153688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9246788A Expired - Lifetime JP2874862B1 (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | 土間床構造および土間床施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2874862B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110847203A (zh) * | 2019-11-27 | 2020-02-28 | 马振 | 一种隔温环保建筑地基结构 |
-
1997
- 1997-09-11 JP JP9246788A patent/JP2874862B1/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1181449A (ja) | 1999-03-26 |
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