JP2003105777A - 基礎工法 - Google Patents

基礎工法

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JP2003105777A
JP2003105777A JP2001303563A JP2001303563A JP2003105777A JP 2003105777 A JP2003105777 A JP 2003105777A JP 2001303563 A JP2001303563 A JP 2001303563A JP 2001303563 A JP2001303563 A JP 2001303563A JP 2003105777 A JP2003105777 A JP 2003105777A
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俊哉 坂牧
Nobutaka Shibuya
信隆 渋谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 土砂の搬出、搬入作業や型枠の解体作業を軽
減して、建物の基礎構造を容易かつ低コストで構築する
ことを可能にする基礎工法を提供する。 【解決手段】 建物の基礎部の外周部分に沿って設けら
れる外側布基礎10と、外側布基礎10の内側部分に形
成される基礎スラブ11とからなる基礎構造12を構築
するための基礎工法であって、外周部分に沿って根切り
を行ない外側布基礎10のフーティング部14を形成す
る根切り・フーティングコンクリート工程と、外側断熱
材型枠15と内側断熱材型枠16とを位置決め固定する
地中立上り型枠取付・埋戻し工程と、基礎部の内側部分
に土間断熱材17を敷設する土間下地工程と、コンクリ
ートを打込んで地中立上り部18及び基礎スラブ11を
一体として形成する布基礎・基礎スラブコンクリート工
程と、布型枠40を設置し、立上り布コンクリート20
を形成する立上り布コンクリート工程とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の基礎部の外
周部分に沿って設けられる外側布基礎と、外側布基礎の
内側部分に形成される基礎スラブとからなる基礎構造を
構築するための基礎工法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】例えば
住宅建築物等の建物の基礎構造としては、布基礎による
基礎構造が知られており、従来の布基礎は、建物の外周
部分の基礎のみならず、内側部分の間仕切基礎について
も、同じような断面形状の布基礎が、同じような施工方
法によって形成されていた。すなわち、従来の布基礎に
よれば、図6(a)〜(f)に示す以下の施工手順によ
って形成されていた。
【0003】すなわち、建物の位置やGL(グランドレ
ベル)の高さを出すための整地・測量作業を行った後、
まず根切りを行い、根切り部50の底部に砕石51を投
入して敷均し転圧すると共に捨てコンクリート52を打
設する((a)参照)。次に、フーティング型枠53や
鉄筋54を設置してフーティングコンクリート55を打
設形成する((b)参照)。さらに、立上り型枠56を
取り付けると共に、セパレータ57や単管パイプ58、
サポート部材59等を介して立上り型枠56を固定し、
また鉄筋54に支持させてアンカーボルト60を設置す
る((c)参照)。しかる後に、固定した型枠56の内
部に立上りコンクリート61を打設し((d)参照)、
養生期間の経過後に立上り型枠56を解体して根切り部
50を埋戻す((e)参照)。そして、立上りコンクリ
ート61の間の地盤面には、その表面を整地した後、防
湿シート62を敷設し、防湿コンクリート63を打設す
る((e)参照)。
【0004】また、例えば寒冷地等において、周囲の地
盤からの断熱性が要求される基礎地盤に設けられる布基
礎については、基礎の深さを深くしたり、布基礎に発泡
ポリスチレン等からなる有機系発泡断熱材を張り付けて
断熱性を確保する方法が採用されている。
【0005】しかしながら、従来の布基礎によれば、建
物の外周部分の基礎みならず、内側部分の間仕切基礎に
ついても同じような断面形状の布基礎が設けられるた
め、根切りによって生じる残土の処理量が多くなり、ま
た間仕切基礎の根切りもなされることにより残土をスト
ックするスペースを建物の基礎部の内側部分に確保する
ことが困難となって、残土や埋戻し土砂の搬出、搬入作
業に多くの手間を要することになる。また、コンクリー
トを打設した後に型枠を解体する作業を必要とするた
め、かかる作業にも多くの手間を要することになる。そ
して、このような残土や埋戻し土砂の搬出、搬入作業や
型枠の解体作業の手間は、基礎が深くなるにつれて増大
し、施工性が悪くなると共に、施工コストも増大するこ
とになる。
【0006】本発明は、このような従来の課題に着目し
てなされたもので、残土や埋戻し土砂の搬出、搬入作業
や型枠の解体作業を軽減して、多くの手間を要すること
なく建物の基礎構造を容易かつ低コストで構築すること
を可能にする基礎工法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、建物の基礎部
の外周部分に沿って連続して設けられる外側布基礎と、
該外側布基礎によって囲まれる内側部分の全域に亘って
形成される基礎スラブとからなる基礎構造を構築するた
めの基礎工法であって、前記外周部分に沿って根切りを
行った後、該根切り部の底面仕上げを行って前記外側布
基礎のフーティング部を形成する根切り・フーティング
コンクリート工程と、前記フーティング部に前記布基礎
の地中立上り部の型枠となる外側断熱材型枠と内側断熱
材型枠とを、前記外側断熱材型枠を前記基礎スラブの略
敷き均し面まで、前記内側断熱材型枠を前記基礎スラブ
の略下地面まで立設させて設置し、該外側断熱材型枠の
外側と内側断熱材型枠の内側の根切り部を埋戻すことに
よりこれらを位置決め固定する地中立上り型枠取付・埋
戻し工程と、前記埋戻された根切り部によって囲まれる
内側部分を整地した後、当該内側部分の全域に亘って、
前記内側断熱材型枠の天端面まで土間断熱材を敷設する
土間下地工程と、前記外側断熱材型枠によって囲まれ
る、前記外側断熱材型枠と内側断熱材型枠との間の地中
立上り部、及び前記敷設した土間断熱材の上面にコンク
リートを打込んで前記地中立上り部及び基礎スラブを一
体として形成する布基礎・基礎スラブコンクリート工程
と、前記一体として形成された布基礎・基礎スラブコン
クリートの上面に布型枠を設置し、立上り布コンクリー
トを打込んで形成する立上り布コンクリート工程とから
なることを特徴とする基礎工法を提供することにより、
上記目的を達成したものである(請求項1記載の発
明)。
【0008】本発明の基礎工法は、前記立上り型枠取付
・埋戻し工程又は土間下地工程において、前記立設させ
た外側断熱材型枠の上端面には角材を取り付けると共
に、該角材と外側断熱材型枠との接合部を外側から覆っ
て貫材を取り付け、且つ前記根切り部の外側の地盤に支
持させて前記角材との間にサポート部材を掛け渡すこと
により、前記外側断熱材型枠を前記外側の地盤から支持
固定することが好ましい(請求項2記載の発明)。
【0009】また、本発明の基礎工法は、前記外側断熱
材型枠を発泡ガラス断熱材によって形成し、前記内側断
熱材型枠を有機系発泡断熱材によって形成することが好
ましい(請求項3記載の発明)。
【0010】さらに、本発明の基礎工法は、前記立上り
型枠取付・埋戻し工程において、前記外側断熱材型枠と
内側断熱材型枠との間の間隔を保持するようにして両端
に密着プレートを有するセパレータを取り付けて、前記
外側断熱材型枠と内側断熱材型枠が型枠の内側に倒れ込
むのを防止すると共に、前記根切り部に埋戻された土砂
の土圧によって前記外側断熱材型枠と内側断熱材型枠が
型枠の外側に倒れ込むのを防止することが好ましい(請
求項4記載の発明)。
【0011】さらにまた、本発明の基礎工法は、前記根
切り・フーティングコンクリート工程に先立って、前記
外側布基礎のフーティング部の下方の地中に杭を打ち込
むことが好ましい(請求項5記載の発明)。
【0012】また、本発明の基礎工法は、前記根切り・
フーティングコンクリート工程に先立って、前記基礎ス
ラブの上面に形成される立上り布コンクリートの下方の
地中に杭を打ち込むことが好ましい(請求項6記載の発
明)。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の好ましい実施形態を
添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本実施形態の基
礎工法は、例えば寒冷地に建設される住宅建築物等の建
物の基礎構造を構築するために採用されたものである。
なお、寒冷地においては、土壌の凍結による建物の凍上
を効果的に防止するために、建物の基礎深さ(凍結深
度)を例えば60cm以上とするよう、行政指導がなさ
れている。
【0014】そして、本実施形態の基礎工法は、図1
(a)〜(f)に示すように、建物の基礎部の外周部分
に沿って連続して設けられる外側布基礎10と、外側布
基礎10によって囲まれる内側部分の全域に亘って形成
される基礎スラブ11とからなる基礎構造12((f)
参照)を構築するための基礎工法であって、外周部分に
沿って根切りを行った後、根切り部13の底面仕上げを
行って外側布基礎10のフーティング部14を形成する
根切り・フーティングコンクリート工程と、フーティン
グ部14に外側布基礎10の地中立上り部18の型枠と
なる外側断熱材型枠15と内側断熱材型枠16とを、外
側断熱材型枠15を基礎スラブ11の略敷き均し面ま
で、内側断熱材型枠16を基礎スラブ11の略下地面ま
で立設させて設置し、外側断熱材型枠15の外側と内側
断熱材型枠16の内側の根切り部13を埋戻すことによ
りこれらを位置決め固定する地中立上り型枠取付・埋戻
し工程と、埋戻された根切り部13によって囲まれる内
側部分を整地した後、当該内側部分の全域に亘って、内
側断熱材型枠16の天端面まで土間断熱材17を敷設す
る土間下地工程と、外側断熱材型枠15によって囲まれ
る、外側断熱材型枠15と内側断熱材型枠16との間の
地中立上り部18、及び敷設した土間断熱材17の上面
にコンクリートを打込んで地中立上り部18及び基礎ス
ラブ11を一体として形成する布基礎・基礎スラブコン
クリート工程と、一体として形成された布基礎・基礎ス
ラブコンクリート18,11の上面に布型枠19を設置
し、立上り布コンクリート20を打込んで形成する立上
り布コンクリート工程とによって構成される。
【0015】根切り・フーティングコンクリート工程で
は、建物の建築現場の地盤面を所定のグランドレベル
(GL)となるように平坦に整地し、建物の位置に関す
る測量作業を行った後、建物の外周部分に位置する地盤
に人力或いは機械堀りによって掘削作業を行うことによ
り、図1(a)に示すように、例えば地盤面における幅
が800〜1200mm程度、底面における幅が600
mm程度、深さが800mm程度の大きさの台形断面の
根切り部13を形成する。また、根切り部13の底部に
は、砕石21を投入して例えば150mm程度の厚さで
均一に敷き均し転圧すると共に、捨てコンクリート22
を例えば50mm程度の厚さで打設する。
【0016】なお、本実施形態によれば、根切り部13
は、外側布基礎10が設けられる建物の外周部分のみに
掘削形成され、間仕切り基礎用の布基礎は設けられない
ことから、外側布基礎10の内側部分には根切り部は形
成されないことになる。従って、外側布基礎10の内側
部分の相当に広さの平坦な領域の一区画に、根切り部1
3を掘削する際に生じる残土の一部を、内側断熱材型枠
16の内側の根切り部13を埋戻すための土砂として必
要量容易にストックしておくことが可能になる。
【0017】根切り部13の底部に、砕石21及び捨て
コンクリート22による底面仕上げを施したら、図1
(b)に示すように、捨てコンクリート22の表面に、
フーティング部14の地墨を出し、フーティング型枠2
3を組み立て、さらにフーティング鉄筋及び立上り鉄筋
24を配筋する。これらの鉄筋は予め所定の形状に加工
したものを地墨に合わせて配設し、コンクリートのかぶ
りに注意して組み上げる。型枠23及び鉄筋を設置した
ら、フーチングコンクリートを打設して例えば幅500
mm程度、厚さが150mm程度の大きさの矩形断面形
状のフーティング部14を形成する。コンクリートはジ
ャンカ等が生じないようにしつつ、均一、平坦に仕上げ
る。フーチングコンクリートが硬化して養生期間が経過
したら、フーティング型枠23を取り外し、形成された
フーティング部14の上面に、地中立上り部18の地墨
を正確に出す。
【0018】地中立上り型枠取付・埋戻し工程では、図
1(c)に示すように、まず外側断熱材型枠15と内側
断熱材型枠16とを立設させた状態で位置決め固定す
る。すなわち、図2及び図3にも示すように、外側断熱
材型枠15と内側断熱材型枠16とを地墨に合わせて精
度良く垂直に立設させつつ基礎部の外周部分の全周に亘
って連続配置すると共に、外側断熱材型枠15と内側断
熱材型枠16との間の間隔を、両端に密着プレートとし
ての断熱パット25を有するセパレータ26を取り付け
ることにより保持して、立上り部18の厚さを確保す
る。
【0019】本実施形態によれば、外側断熱材型枠15
は発泡ガラス断熱材から形成され、内側断熱材型枠16
は発泡ポリスチレン等からなる有機系発泡断熱材から形
成されている。発泡ガラス断熱材及び有機系発泡断熱材
は、いずれも外気からの冷気を効果的に遮断する機能を
備えると共に、丸鋸やカッター等を用いて所望の形状に
容易に切断加工することができる物性を備えている。そ
して、外側断熱材型枠15は例えば厚さ50mm程度、
高さ450mm程度の矩形断面形状を備える複数の板状
部材に加工形成され、これを周方向に連接することによ
り、基礎スラブ11の敷き均し面の高さと略一致させ
て、敷き均し面よりも例えば50mm程度低い、グラン
ドレベルと同じ高さで立上り部18の外周面に沿って連
続配置される。内側断熱材型枠16は例えば厚さ50m
m程度、高さ350mm程度の矩形断面形状を備える複
数の板状部材に加工形成され、これを周方向に連接する
ことにより、基礎スラブ11の下地面の高さと略一致さ
せて、下地面よりも例えば10mm程度低い高さで立上
り部18の内周面に沿って連続配置される。
【0020】なお、外側断熱材型枠15を設置する際に
は、地墨による外側板状断熱材15の取り付け位置の外
側に沿って、断熱材の切れ端や桟木等からなる型枠押さ
え27を予めフーティング部14の上面に固定釘等を介
して固定しておくことにより、外部側板状断熱材15の
下端部が外側にずれないようにすることができる。ま
た、コーナー部に設置される外側断熱材型枠15の一方
の板状部材の端部に、外側断熱材型枠15の厚さに相当
する幅の断面が矩形状の切り込み28を設けておき、他
方の板状部材の端部をこの切り込み28に填め込むよう
に係止することによって、コーナー部の位置ずれを効果
的に回避することが可能になる。そして、外側断熱材型
枠15の設置作業は、コーナー部より行い、複数の板状
部材をガムテープや釘を用いて順次連接一体化してゆ
く。
【0021】一方、内側断熱材型枠16は、例えば30
cm程度のピッチで2段に配置されるセパレータ26を
介在させながら、外側断熱材型枠15との間に立上り部
18の厚さに等しい例えば160mmの間隔を保持しつ
つ位置決め固定されることになる。そして、内側断熱材
型枠16の設置作業もまた、コーナー部より行い、複数
の板状部材をガムテープや釘を用いて順次連接一体化し
てゆく。コーナー部に設置される内側断熱材型枠16の
板状部材の端部にも適宜切り込みを設けて、コーナー部
の内側断熱材型枠16の位置ずれを効果的に回避するこ
ともできる。
【0022】本実施形態によれば、外側断熱材型枠15
と内側断熱材型枠16との間に介在するセパレータ26
は、図4にも示すように、金属ロッド29の両端に、例
えば合成樹脂等からなる一対の断熱パット25をねじ込
むことにより一体化してなるもので、両端の断熱パット
25の外側密着面の間の長さが立上り部18の厚さに等
しい例えば160mmとなるように設定されている。各
断熱パット25は、平坦な外側密着面を有する例えば直
径80mm程度の大きさの円形のプレート部材である。
各断熱パット25には釘孔30が開口形成されており、
この釘孔30から外側断熱材型枠15或いは内側断熱材
型枠16に向けて固定釘を差し込むことにより、各外側
密着面を密着させて、外側断熱材型枠15と内側断熱材
型枠16との間の所望の位置に各断熱パット25が位置
決め固定されることになる。
【0023】セパレータ26は、例えば300mm程度
のピッチで、外側断熱材型枠15或いは内側断熱材型枠
16の背面側に突出することなく配置固定されると共
に、図3に示すように、外側断熱材型枠15或いは内側
断熱材型枠16を構成する板状部材の接合部31に跨る
ように配設され、これによって当該接合部31における
隣接する板状部材間のずれを効果的に回避できるように
なっている。またセパレータ26は、図2に示すよう
に、内側断熱材型枠16の上端部分及び下端部分に位置
して2段に配置されると共に、上段側のセパレータ26
の断熱パット25の上端が、内側断熱材型枠16の上端
面よりも、土間下断熱材17の厚さ分として例えば10
mm程度上方に突出するように設けられている。なお、
セパレータ26は、外側断熱材型枠15或いは内側断熱
材型枠16の背面側に突出することなく設けられている
ことにより、外側断熱材型枠15の外側及び内側断熱材
型枠16の内側の根切り部13を埋戻す際に、埋戻し作
業の邪魔になることがない。
【0024】地中立上り型枠取付・埋戻し工程では、さ
らに、外側断熱材型枠15の外側と内側断熱材型枠16
の内側の根切り部13を埋戻すことにより外側断熱材型
枠15及び内側断熱材型枠16を位置決め固定する作業
を行う。すなわち、根切り作業時に建物の基礎部の外側
及び内側に各々ストックしておいた掘削土砂を、外側断
熱材型枠15の外側と内側断熱材型枠16の内側の根切
り部13に各々投入しつつ、足や機械で転圧しながら、
外側断熱材型枠15の外側はグランドレベルである外側
断熱材型枠15の天端面まで、内側断熱材型枠16の内
側は基礎スラブ11の下地面より10mm程度低い内側
断熱材型枠16の天端面まで徐々に埋戻してゆく。
【0025】ここで、このような埋戻し作業は、建物の
基礎部の外側及び内側に各々ストックしておいた根切り
作業時の掘削土砂を用いて行うことができるので、残土
や埋戻し土砂の搬出・搬入作業の手間を大幅に軽減する
ことが可能になる。また、埋戻し作業は、建物の外周部
分の全周に亘る外側断熱材型枠15及び内側断熱材型枠
16の取付作業の完了を待たずに、これらが設置された
部分から先行して、型枠15,16の取付作業と併行し
て行うことができる。
【0026】そして、このような埋戻し作業が完了する
ことにより、外側断熱材型枠15と内側断熱材型枠16
との間の間隔を保持するようにして取り付けられたセパ
レータ26によって、外側断熱材型枠15と内側断熱材
型枠16が型枠15,16の内側に倒れ込もうとするの
を効果的に防止することが可能になり、また根切り部1
3に埋戻された土砂の土圧によって、外側断熱材型枠1
5と内側断熱材型枠16が型枠15,16の外側に倒れ
込もうとするのを効果的に防止することが可能になり、
これらによって外側断熱材型枠15及び内側断熱材型枠
16が根切り部13に強固に位置決め固定されることに
なる。
【0027】また、本実施形態によれば、地中立上り型
枠取付・埋戻し工程において、立設させた外側断熱材型
枠15の上端面にはこれの全周に亘って角材32が取り
付けられると共に、この角材32と外側断熱材型枠15
との接合部33を外側から覆うようにして貫材34が取
り付けられ、且つ根切り部13の外側の地盤に支持させ
て角材32との間にサポート部材35を掛け渡すことに
より、外側断熱材型枠16を外側の地盤からも支持固定
する。
【0028】ここで、角材32は、例えば縦横50mm
程度の大きさの正方形断面を有し、外側断熱材型枠15
の上端面に固定釘等を介して固定されることにより、当
該角材32の上端面の高さが基礎スラブ11の敷き均し
面の高さと一致することになる。貫材34は、例えば厚
さ18mm程度、幅80mm程度の断面形状を有する帯
板部材であって、固定釘等を介して角材32と外側断熱
材型枠15との接合部33を外側から覆うように取り付
けられ、当該接合部33を補強する。サポート部材35
は桟木からなり、根切り部13の外側の地盤に打ち込ん
だ木杭36と、角材32或いはこれと一体化された貫材
34との間に掛け渡される。サポート部材35は、外側
断熱材型枠16を強固に支持固定して、コンクリート打
設時に外側断熱材型枠15が外側に膨らむのを効果的に
防止できるように、例えば1200mm程度のピッチで
設けられる。またサポート部材35を掛け渡す際に、外
側断熱材型枠15の通り線上に水系を張って、外側断熱
材型枠15が曲がることなく直線状に連接するように精
度良くその位置を調整することができる。さらに角材3
2及び貫材34は、地中立上り部18及び基礎スラブ1
1のコンクリートが打設されるまでの間、外側断熱材型
枠15の上端部分が破損しないように防護する機能も果
すことになる。
【0029】なお、角材32、貫材34、及びサポート
部材35の取付け作業は、地中立上り型枠取付・埋戻し
工程において、根切り部13の埋戻し作業に先立って行
っても良く、根切り部13を埋戻してからこれらを取付
けることもできる。また、後述する土間下地工程におい
てこれらを取付けても良い。
【0030】土間下地工程では、図1(d)に示すよう
に、まず埋戻された根切り部13によって囲まれる建物
の基礎部の内側部分を整地する。整地作業は、必要に応
じて良質な土や砂を投入しつつ行ない、ランマー等より
転圧することによって、内側断熱材型枠16の内側の埋
戻された根切り部13を含めて、外側断熱材型枠15と
内側断熱材型枠16との間に土が入らないように注意し
つつ平坦に仕上げる。建物の基礎部の内側部分を整地し
た後、当該内側部分の全域に亘って土間断熱材17を敷
設する。土間断熱材17は、例えば発泡ポリスチレン等
の有機系発泡断熱材からなる厚さが例えば10mm程度
の薄板シート状部材であって、複数の薄板シート状部材
をガムテープで止めたり、鉄筋を差して止めたりしてず
れを防止しつつ敷設して行く。土間断熱材17を、内側
断熱材型枠16の内側の埋戻した根切り部13から内側
断熱材型枠16の上端面を覆って敷設する際には、図2
に示すように、土間断熱材17の端面を、内側断熱材型
枠16の上端面よりも10mm程度上方に突出させて設
けた上記セパレータ26の断熱パット25に当接させる
ことにより、土間断熱材17を、型枠15,16の内部
の空間にはみ出させることなくスムーズに設置して行く
ことが可能になる。
【0031】そして、本実施形態によれば、土間断熱材
17が、建物の基礎部の内側部分の全体に敷設されるこ
とにより、建物の床下の冷気が下方の地盤に伝わるのを
効果的に回避することが可能になる。また土間断熱材1
7が、内側断熱材型枠16と、これの内側の埋戻された
根切り部13との間の境目38を覆って内側断熱材型枠
16の上端面まで敷設されていることにより、下方の地
盤からの水分の侵入を効果的に回避して防湿効果を高め
ることが可能になる。
【0032】土間断熱材17を敷設して基礎スラブ11
の下地処理が終了したら、基礎スラブ用鉄筋39を配筋
することにより、外側布基礎10の地中立上り部18及
び基礎スラブ11にコンクリートを打設するための準備
が完了する。
【0033】布基礎・基礎スラブコンクリート工程で
は、図1(e)に示すように、外側断熱材型枠15によ
って囲まれる、外側断熱材型枠15と内側断熱材型枠1
6との間、及び土間断熱材17の上面にコンクリートを
同時に打込んで、地中立上り部18及び基礎スラブ11
を一体として形成する。外側断熱材型枠15の上端面に
固定された角材32の天端面の高さは、基礎スラブ11
の敷き均し面の高さと一致しているので、この高さにあ
わせてコンクリートを平坦かつ均一に打設し、敷き均
す。ここで、地中立上り部18及び基礎スラブ11のコ
ンクリートが一体として打設形成されることにより、下
方の地盤からの水分の上昇を効果的に回避して防湿効果
を発揮することができ、土台等の木製部材が腐食するの
を防止することが可能になる。
【0034】立上り布コンクリート工程では、一体とし
て形成された外側布基礎10の地中立上り部18及び基
礎スラブ11のコンクリートの上面に、地墨を出した
後、布型枠40を設置すると共に、立上り鉄筋24に支
持させてアンカーボルト41を取り付け、しかる後に立
上り布コンクリート20を打込んで、例えば幅160m
m程度、高さ400mm程度の大きさの矩形断面形状と
なるように形成する。ここで、布型枠40は、グランド
レベルよりも上方の地中立上り部18及び基礎スラブ1
1の上面において、木製型枠や単管パイプを用いた一般
の組立方法によって、通り、高さ、立ちに注意しつつ容
易かつ強固に組み立てることができる。コンクリートを
打設して、所定の期間養生したら、図1(f)に示すよ
うに、地中立上り部18、基礎スラブ11、及び立上り
布コンクリート20を傷つけないようにしつつ、布型枠
40を解体する。なお、外側断熱材型枠15の上端部分
に取り付けられた角材32及び貫材34も撤去し、これ
によって、外側断熱材型枠15の天端面の高さは、グラ
ンドレベルの高さで収まるようになる。
【0035】上述の工程による本実施形態の基礎工法に
よって形成された基礎構造12は、図5に示すように、
外側布基礎10のフーティング部14及び地中立上り部
18と、基礎スラブ11と、立上り布コンクリート20
とが一体として形成されたものであり、且つ外側断熱材
型枠15と内側断熱材型枠16とを撤去することなくそ
のまま地中に残置して断熱材として利用するものであ
る。そして、本実施形態の基礎構造12によれば、外側
断熱材型枠15と内側断熱材型枠16との断熱作用によ
り、周囲の地盤からの優れた断熱性が発揮されることに
なる。また、基礎スラブ11の下面に土間断熱材17が
敷設されていることで、これの下方の基礎地盤の凍上を
効果的に防止することが可能となり、且つ防湿基礎を構
成して床下の防湿が可能となる。さらに、従来の技術に
よれば、間仕切り基礎に大きな木製梁材を渡して床下地
としていることにより、木製梁材のたわみによる床の不
陸が発生しやすかったが、本実施形態によれば、基礎ス
ラブ11から束によって梁材を受けることができ、これ
によって床の構成を強固にすることが可能になる。さら
にまた、外側布基礎10のみならず基礎スラブ11の全
体でも建物の荷重を受けることになり、不動沈下を効果
的に回避することが可能になると共に、地耐力が弱い場
所にも低コストで基礎構造12を設けることが可能にな
る。
【0036】また、根切り・フーティングコンクリート
工程に先立って、外側布基礎10のフーティング部14
の下方の地中や、基礎スラブ11の上面に形成される立
上り布コンクリート20の下方の地中に、例えば支持
杭、場所打ちコンクリート杭、柱状改良杭、摩擦杭等の
による杭42を打ち込んでおくことにより、さらに強固
な支持力を備える基礎構造12を得ることが可能にな
る。
【0037】さらに、本実施形態の基礎構造12によれ
ば、外側断熱材型枠15が発泡ガラス断熱材によって形
成されていることから、シロアリ等に対する優れた防蟻
性が発揮されることになると共に、生物劣化にも強く、
高い耐久性を備えることになる。また発泡ガラス断熱材
は無機質発泡体なので、耐火性や耐薬品性に優れ、火炎
の着火、展炎等の心配もなく、基礎用断熱材として安心
して使用することができる。このような発泡ガラス断熱
材としては、例えば商品名「コリグラス」(ゲーテハウ
ス株式会社製)等を使用することができる。
【0038】そして、本実施形態の基礎工法によれば、
間仕切り基礎用の布基礎は設けられず、また外側布基礎
10の内側部分に、根切り部13を掘削する際に生じる
残土の一部を埋戻し用の土砂として必要量ストックして
おくことができるので、残土や埋戻し土砂の搬出、搬入
作業を軽減することができると共に、外側断熱材型枠1
5や内側断熱材型枠16を解体する必要がないため、従
来にような単管パイプ等を用いた型枠の解体作業を大幅
に軽減することができ、これらによって、多くの手間を
要することなく、短い工期で施工の効率化を図りつつ、
建物の基礎構造12を容易かつ低コストで構築すること
が可能になる。
【0039】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ことなく種々の変更が可能である。例えば、本発明の基
礎工法は、寒冷地のみならずその他の地域に建築される
種々の建物の基礎構造を設けるべく採用することができ
る。また、外側断熱材型枠として発泡ガラス断熱材を、
内側断熱材型枠として有機系発泡断熱材を用いる必要は
必ずしもなく、双方共に発泡ガラス断熱材としたり、或
いは有機系発泡断熱材とすることもできる。土間断熱材
として発泡ガラス断熱材からなるものを用いても良い。
さらに、外側断熱材型枠の上端部に角材や貫材を取り付
ける必要は必ずしもなく、外側布基礎のフーティング部
や立上り布コンクリートの下方の地中に杭を打ち込む必
要は必ずしもない。
【0040】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の基
礎工法によれば、残土や埋戻し土砂の搬出、搬入作業や
型枠の解体作業を軽減して、多くの手間を要することな
く建物の基礎構造を容易かつ低コストで構築することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(f)は、本発明の一実施形態に係る
基礎工法の作業工程を説明する断面図である。
【図2】外側断熱材型枠及び内側断熱材型枠を位置決め
固定した状態を示す断面図である。
【図3】外側断熱材型枠及び内側断熱材型枠を位置決め
固定した状態を示す部分平面図である。
【図4】外側断熱材型枠と内側断熱材型枠との間の間隔
を保持するセパレータの斜視図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る基礎工法により構築
された基礎構造の断面図である。
【図6】(a)〜(f)は、従来の基礎工法の作業工程
を説明する断面図である。
【符号の説明】
10 外側布基礎 11 基礎スラブ 12 基礎構造 13 根切り部 14 フーティング部 15 外側断熱材型枠 16 内側断熱材型枠 17 土間断熱材 18 地中立上り部 19 布型枠 20 立上り布コンクリート 23 フーティング型枠 25 断熱パット(密着プレート) 26 セパレータ 32 角材 33 角材と外側断熱材型枠との接合部 34 貫材 35 サポート部材 40 布型枠 41 アンカーボルト 42 杭
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渋谷 信隆 北海道札幌市豊平区月寒西5条8丁目4番 23号 Fターム(参考) 2D046 BA00 BA01 BA11 BA16 BA41

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の基礎部の外周部分に沿って連続し
    て設けられる外側布基礎と、該外側布基礎によって囲ま
    れる内側部分の全域に亘って形成される基礎スラブとか
    らなる基礎構造を構築するための基礎工法であって、 前記外周部分に沿って根切りを行った後、該根切り部の
    底面仕上げを行って前記外側布基礎のフーティング部を
    形成する根切り・フーティングコンクリート工程と、 前記フーティング部に前記布基礎の地中立上り部の型枠
    となる外側断熱材型枠と内側断熱材型枠とを、前記外側
    断熱材型枠を前記基礎スラブの略敷均し面まで、前記内
    側断熱材型枠を前記基礎スラブの略下地面まで立設させ
    て設置し、該外側断熱材型枠の外側と内側断熱材型枠の
    内側の根切り部を埋戻すことによりこれらを位置決め固
    定する地中立上り型枠取付・埋戻し工程と、 前記埋戻された根切り部によって囲まれる内側部分を整
    地した後、当該内側部分の全域に亘って、前記内側断熱
    材型枠の天端面まで土間断熱材を敷設する土間下地工程
    と、 前記外側断熱材型枠によって囲まれる、前記外側断熱材
    型枠と内側断熱材型枠との間の地中立上り部、及び前記
    敷設した土間断熱材の上面にコンクリートを打込んで前
    記地中立上り部及び基礎スラブを一体として形成する布
    基礎・基礎スラブコンクリート工程と、 前記一体として形成された布基礎・基礎スラブコンクリ
    ートの上面に布型枠を設置し、立上り布コンクリートを
    打込んで形成する立上り布コンクリート工程とからなる
    ことを特徴とする基礎工法。
  2. 【請求項2】 前記立上り型枠取付・埋戻し工程又は土
    間下地工程において、前記立設させた外側断熱材型枠の
    上端面には角材を取り付けると共に、該角材と外側断熱
    材型枠との接合部を外側から覆って貫材を取り付け、且
    つ前記根切り部の外側の地盤に支持させて前記角材との
    間にサポート部材を掛け渡すことにより、前記外側断熱
    材型枠を前記外側の地盤から支持固定する請求項1記載
    の基礎工法。
  3. 【請求項3】 前記外側断熱材型枠が発泡ガラス断熱材
    からなり、前記内側断熱材型枠が有機系発泡断熱材から
    なる請求項1又は2に記載の基礎工法。
  4. 【請求項4】 前記立上り型枠取付・埋戻し工程におい
    て、前記外側断熱材型枠と内側断熱材型枠との間の間隔
    を保持するようにして両端に密着プレートを有するセパ
    レータを取り付けて、前記外側断熱材型枠と内側断熱材
    型枠が型枠の内側に倒れ込むのを防止すると共に、前記
    根切り部に埋戻された土砂の土圧によって前記外側断熱
    材型枠と内側断熱材型枠が型枠の外側に倒れ込むのを防
    止する請求項1〜5のいずれかに記載の基礎工法。
  5. 【請求項5】 前記根切り・フーティングコンクリート
    工程に先立って、前記外側布基礎のフーティング部の下
    方の地中に杭を打ち込む請求項1〜3のいずれかに記載
    の基礎工法。
  6. 【請求項6】 前記根切り・フーティングコンクリート
    工程に先立って、前記基礎スラブの上面に形成される立
    上り布コンクリートの下方の地中に杭を打ち込む請求項
    1〜5のいずれかに記載の基礎工法。
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