JP4704616B2 - ナースコール装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はナースコール装置に係り、特に、ナースコール子機毎の携帯端末の呼出先を、携帯端末からの入力データに基づいて書換登録/新規登録することができるナースコール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、この種のナースコール装置として、図4のシステム構成図に示すナースコール装置が提案されている。
【0003】
同図に示す従来例のナースコール装置は、病室内の所定の位置、例えば、ベッドサイド毎に設置されている(複数の)ナースコール子機51a、51b、51c、・・・、52a、52b、52c、・・・・・・と、ナースステーション内に設置されているナースコール親機60と、看護婦、ここでは、病院内を巡回中の看護婦によって携帯されている(複数の)携帯端末61a、61b、61c、62a、62b、62c、・・・と、携帯端末61a、61b、61c、62a、62b、62c、・・・それぞれ無線制御(信号処理、通話路の選択等)するための無線基地局70と、無線基地局70を制御(回路制御等)するためのデジタル方式の交換機71とで構成されており、ナースコール親機60には、図5のブロック図に示すように、CPU80、呼出検出回路81、記憶部82、報音/表示部83、呼出先変更スイッチ84、インターフェース回路(以下、I/Fと称す)85、86が備えられている。
【0004】
このように構成された従来例のナースコール装置において、図5のブロック図に示すナースコール親機60の記憶部82には、当該ナースコール装置の出荷・設置時における病院側からの要望に基づいて、ナースコール子機51a、51b、51c、・・・、52a、52b、52c、・・・・・・毎に携帯端末61a、61b、61c、62a、62b、62c、・・・の呼出先を設定するための呼出先設定テーブル(図示せず)が予め記憶されているものとする。
【0005】
ここで、図4のシステム構成図に示すナースコール子機51a、51b、51c、・・・、52a、52b、52c、・・・・・・のうち、ナースコール子機51aがベッドサイドに設置されている患者が、ナースステーションに居る看護婦または病院内を巡回中の看護婦を呼び出して通話を成立させるために、ナースコール子機51aの呼出機能(詳述せず)を能動とすると、ナースコール子機51aの子機アドレスデータを付加した呼出信号が、図5のブロック図に示すナースコール親機60のI/F85を介して呼出検出回路81に伝送され、呼出検出回路81は、ナースコール子機51aからの呼出信号に付加されている子機アドレスデータを検出してCPU80に送出する。
【0006】
ナースコール親機60のCPU80は、呼出検出回路81からの子機アドレスデータに基づいてナースコール子機51aがベッドサイドに設置されている患者からの呼び出しを検出し、報音/表示部83のスピーカ(図示せず)にて呼出音を報音させ、ナースコール子機51aに該当した表示灯(図示せず)を点灯/点滅させるとともに、記憶部82に記憶されている呼出先設定テーブル(図示せず)を参照し、呼出検出回路81からの子機アドレスデータに割り当てられている呼出先の携帯端末アドレスデータを読み出して、読み出された携帯端末アドレスデータおよび上述の子機アドレスデータを付加した呼出報知信号を、I/F86、交換機71、無線基地局70を介して携帯端末61a、61b、61c、62a、62b、62c、・・・にそれぞれ送出する。
【0007】
また、各携帯端末61a、61b、61c、62a、62b、62c、・・・では、ナースコール親機60のCPU80からの呼出報知信号に付加されている携帯端末アドレスデータと自端末に予め割り当てられている自端末アドレスデータとを照合し、当該アドレスデータが一致していれば、子機アドレスデータに基づいてナースコール子機51aがベッドサイドに設置されている患者からの呼び出しを検出して、スピーカ(図示せず)にて呼出音を報音させるとともに、ナースコール子機51aに該当した子機番号、例えば、子機番号「1」を表示部(図示せず)に表示させる。
【0008】
さらに、上述の報音/表示を確認したナースステーション内に居る看護婦および病院内を巡回中の看護婦のうち、最先に応答した看護婦は、ナースコール子機51aがベッドサイドに設置されている患者との通話を成立させることができる(詳述せず)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来例のナースコール装置において、図5のブロック図に示すナースコール親機60の記憶部82に記憶されている呼出先設定テーブル(図示せず)の内容、例えば、呼出先の携帯端末等を変更させるための手段は、ナースステーション内に居る看護婦が呼出先変更スイッチ84を操作する手段(詳述せず)に限定されており、呼出先設定テーブルの内容を書き換えたり新規に登録(書換登録/新規登録)させるためには、多大な時間や費用が必要とされる難点があった。
【0010】
本発明は、上述の難点を解消するためになされたもので、ナースコール親機の記憶部に記憶されている呼出先設定テーブルの書換登録/新規登録を、看護婦の操作による携帯端末からの入力データに基づいて可能とし、書換登録/新規登録の際に必要な時間や費用を抑制させることにより、看護業務の能率性が向上されたナースコール装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明によるナースコール装置は、ナースコール子機からの呼び出しをナースコール親機にて報音/表示させるとともに、ナースコール親機を介して携帯端末にて報音/表示させるナースコール装置である。ナースコール親機には、ナースコール子機が有する子機アドレス毎に携帯端末が有する携帯端末アドレスを呼出先としてメモリアドレスに割り当てて設定登録するためのメモリアドレス/子機アドレス割り当てテーブルおよびメモリアドレス/携帯端末アドレス割り当てテーブルを有する呼出先設定テーブルが記憶されている記憶部と、ナースコール子機からの呼出信号に付加されている子機アドレスをもとに呼出元の当該ナースコール子機を検出して呼び出しを報音/表示するとともに、記憶部に記憶されている呼出先設定テーブルを参照し、呼出信号に付加されている子機アドレスに割り当てられたメモリアドレスに該当の携帯端末アドレスを有する当該携帯端末にて呼び出しを報音/表示させるためのCPUとを備え、携帯端末は、ナースコール親機の記憶部に記憶されている呼出先設定テーブルのメモリアドレス/子機アドレス割り当てテーブルを書換登録するための書換元/書換先の当該ナースコール子機に該当した子機アドレスを入力する機能を備え、ナースコール親機のCPUは、携帯端末にて入力された書換元の子機アドレスに割り当てられているメモリアドレスをメモリアドレス/子機アドレス割り当てテーブルから読み出すためにテーブル登録データ出力部を制御するとともに、携帯端末にて入力された書換先の子機アドレスを受信してテーブル登録データ出力部に送出し、テーブル登録データ出力部は、CPUの制御により読み出されたメモリアドレスに書換先の子機アドレスを割り当ててメモリアドレス/子機アドレス割り当てテーブルに書換登録することを特徴としている。
【0012】
また、本発明によるナースコール装置は、ナースコール子機からの呼び出しをナースコール親機にて報音/表示させるとともに、ナースコール親機を介して携帯端末にて報音/表示させるナースコール装置である。ナースコール親機には、ナースコール子機が有する子機アドレス毎に携帯端末が有する携帯端末アドレスを呼出先としてメモリアドレスに割り当てて設定登録するためのメモリアドレス/子機アドレス割り当てテーブルおよびメモリアドレス/携帯端末アドレス割り当てテーブルを有する呼出先設定テーブルが記憶されている記憶部と、ナースコール子機からの呼出信号に付加されている子機アドレスをもとに呼出元の当該ナースコール子機を検出して呼び出しを報音/表示するとともに、記憶部に記憶されている呼出先設定テーブルを参照し、呼出信号に付加されている子機アドレスに割り当てられたメモリアドレスに該当の携帯端末アドレスを有する当該携帯端末にて呼び出しを報音/表示させるためのCPUとを備え、携帯端末は、ナースコール親機の前記記憶部に記憶されている呼出先設定テーブルのメモリアドレス/子機アドレス割り当てテーブルを新規登録するためのナースコール子機に該当した子機アドレスを入力する機能を備え、ナースコール親機のCPUは、子機アドレスが割り当てられていない空メモリアドレスをメモリアドレス/子機アドレス割り当てテーブルから読み出すためにテーブル登録データ出力部を制御するとともに、携帯端末にて入力された新規登録の子機アドレスを受信してテーブル登録データ出力部に送出し、テーブル登録データ出力部は、CPUの制御により読み出された空メモリアドレスに新規登録の子機アドレスを割り当ててメモリアドレス/子機アドレス割り当てテーブルに新規登録することを特徴としている。
【0013】
このようなナースコール装置によれば、ナースコール子機毎に携帯端末の呼出先を設定するためにナースコール親機の記憶部に記憶されている呼出先設定テーブルの書換登録/新規登録が、携帯端末からの入力データに基づいて可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明によるナースコール装置を適用した好ましい形態の実施例について、図面を参照して説明する。
【0015】
図1は、本発明の一実施例によるナースコール装置のシステム構成図であり、病室内の所定の位置、例えば、ベッドサイド毎に設置されている(複数の)ナースコール子機1a、1b、1c、・・・、2a、2b、2c、・・・・・・と、ナースステーション内に設置され、ペア線の子機接続ラインL1a、L1b、L1c、・・・、L2a、L2b、L2c、・・・・・・を介してナースコール子機1a、1b、1c、・・・、2a、2b、2c、・・・・・・および交換機接続ラインL10を介して後述する交換機21がそれぞれ接続されているナースコール親機10と、看護婦、ここでは、病院内を巡回中の看護婦によって携帯されている(複数の)携帯端末11a、11b、11c、12a、12b、12c、・・・と、携帯端末11a、11b、11c、12a、12b、12c、・・・それぞれ無線制御(信号処理、通話路の選択等)するための無線基地局20と、ペア線の基地局接続ラインL11を介して接続されている無線基地局20を制御(回路制御等)するためのデジタル方式の交換機21とで構成されている。
【0016】
また、ナースコール親機10は、図2のブロック図に示すように、当該ナースコール親機内の動作を制御するためのCPU30と、ナースコール子機1a、1b、1c、・・・、2a、2b、2c、・・・・・・からの呼び出しを個別に検出するための呼出検出回路31と、ナースコール子機1a、1b、1c、・・・、2a、2b、2c、・・・・・・毎に携帯端末11a、11b、11c、12a、12b、12c、・・・の呼出先を設定するための呼出先設定テーブルTB(後述する図3(a)、(b)のテーブル構成図を参照)が記憶されている記憶部32と、記憶部32に記憶されている呼出先設定テーブルTB(の内容)を参照したCPU30の制御に基づいて、スピーカ(図示せず)にて呼出音を報音させたり、呼出元のナースコール子機に該当した表示灯(図示せず)を点灯/点滅させるための報音/表示部33と、病院内を巡回中の看護婦の操作による携帯端末11a、11b、11c、12a、12b、12c、・・・からの入力データに基づいて、記憶部32に記憶されている呼出先設定テーブルTB(の内容)を書換登録/新規登録するためのテーブル登録データを、CPU30の制御により出力するテーブル登録データ出力部34と、記憶部32に記憶されている呼出先設定テーブルTB(の内容)を変更するため、ナースステーション内に居る看護婦により操作される呼出先変更スイッチ35と、CPU30および呼出検出回路31と子機接続ラインL1a、L1b、L1c、・・・、L2a、L2b、L2c、・・・・・・との間で送受信される各種信号の伝送路を形成するためのインターフェース回路(以下、同様のインターフェース回路についてはI/Fと称す)36と、CPU30と交換機接続ラインL10との間で送受信される各種信号の伝送路を形成するためのI/F37とが備えられている。
【0017】
このように構成された本発明の一実施例によるナースコール装置において、以下、その動作を具体的に説明する。
【0018】
先ず、図3(a)のテーブル構成図に示すように、メモリアドレス「00」、「10」、「20」、・・・、「01」、「11」、「21」、・・・・・・毎にナースコール子機1a、1b、1c、・・・、2a、2b、2c、・・・・・・および呼出先の携帯端末、すなわち、「00」には携帯端末11a、11b、11c、「10」には携帯端末11a、11b、「20」には携帯端末11a、「01」には携帯端末12a、12b、12c、・・・のようにメモリアドレス/子機アドレス割り当てテーブルおよびメモリアドレス/携帯端末アドレス割り当てテーブルが予め設定登録された図2のブロック図に示すナースコール親機10の記憶部32に記憶されている呼出先設定テーブルTBの書換登録を行なう、ここでは、メモリアドレス「00」に該当した携帯端末11a、11b、11cの呼出元とされるナースコール子機を、ナースコール子機1aからナースコール子機1cに書き換えて登録させるための動作について説明する。
【0019】
ここで、図1のシステム構成図に示すように、携帯端末11a、11b、11c、12a、12b、12c、・・・を携帯しながら病院内を巡回中の看護婦のうち、任意の携帯端末、ここでは、携帯端末11aを携帯しながら病院内を巡回中の看護婦が、書換登録を行なうために携帯端末11aの書換登録起動ボタン(図示せず)を操作した後、操作ボタン(図示せず)を用いて書換元のナースコール子機1aに該当した子機アドレスデータ(以下、書換元子機アドレスデータと称す)を入力すると、書換登録モード起動データおよび上述の書換元子機アドレスデータを付加した書換登録起動信号が、無線基地局20、基地局接続ラインL11、交換機21、交換機接続ラインL10、図2のブロック図に示すナースコール親機10のI/F37を介してCPU30に伝送される。
【0020】
ナースコール親機10のCPU30は、携帯端末11aからの書換登録起動信号に付加されている書換登録モード起動データを検出してテーブル登録データ出力部34を能動し、記憶部32は、CPU30からの書換元子機アドレスデータと図3(a)のテーブル構成図に示す呼出先設定テーブルTBのメモリアドレス/子機アドレス割り当てテーブルとを照合し、合致する書換先アドレス(書換先メモリアドレス)、ここでは、メモリアドレス「00」を読み出してテーブル登録データ出力部34に送出する。
【0021】
この後、携帯端末11aを携帯しながら病院内を巡回中の看護婦が、操作部(図示せず)を用いて書換先であるナースコール子機1cに該当した子機アドレスデータ(以下、書換先子機アドレスデータと称す)を入力すると、この書換先子機アドレスデータを付加した書換登録信号が、上述の書換登録起動信号と同様な経路を介してナースコール親機10のCPU30に伝送される。
【0022】
ナースコール親機10のCPU30は、携帯端末11aからの書換登録信号に付加されている書換先子機アドレスデータをデーブル登録データ出力部34に送出し、テーブル登録データ出力部34は、CPU30からの書換先子機アドレスデータ、すなわち、ナースコール子機1cの子機アドレスデータをメモリアドレス「00」に付加して記憶部32に送出することにより、記憶部32に記憶されている呼出先設定テーブルTBのメモリアドレス/子機アドレス割り当てテーブルのメモリアドレス「00」に該当したナースコール子機を、図3(a)のテーブル構成図に示すようにナースコール子機1aからナースコール子機1cに書き換えて登録することができるとともに、メモリアドレス「20」は空き状態となる。
【0023】
また、携帯端末11aでは、上述の書換登録が行なわれたことを示す確認音がスピーカ(図示せず)にて報音される。
【0024】
次に、図3(b)のテーブル構成図に示すように、メモリアドレス「10」を除くメモリアドレス「00」、「20」、・・・、「01」、「11」、「21」、・・・・・・毎に、ナースコール子機1a、1b、1c、・・・、2a、2b、2c、・・・・・・および呼出先の携帯端末、すなわち、「00」には携帯端末11a、11b、11c、「10」には携帯端末11a、11b、「20」には携帯端末11a、「01」には携帯端末12a、12b、12c、・・・のようにメモリアドレス/子機アドレス割り当てテーブルおよびメモリアドレス/携帯端末アドレス割り当てテーブルが予め設定登録された図2のブロック図に示すナースコール親機10の記憶部32に記憶されている呼出先設定テーブルTBの空きアドレス「10」に、例えば、増設したナースコール子機、ここでは、ナースコール子機3n(図示せず)を割り当てて新規に登録させるための動作について説明する。
【0025】
ここで、図1のシステム構成図に示すように、携帯端末11a、11b、11c、12a、12b、12c、・・・を携帯しながら病院内を巡回中の看護婦のうち、上述の書換登録時と同様、任意の携帯端末、ここでは、携帯端末11aを携帯しながら病院内を巡回中の看護婦が、新規登録を行なうために携帯端末11aの新規登録起動ボタン(図示せず)を操作すると、新規登録モード起動データを付加した新規登録起動信号が、上述の書換登録起動信号、書換登録信号と同様な経路を介して図2のブロック図に示すナースコール親機10のCPU30に伝送される。
【0026】
ナースコール親機10のCPU30は、携帯端末11aからの新規登録起動信号に付加されている新規登録モード起動データを検出してテーブル登録データ出力部34を能動とするとともに、図3(b)のテーブル構成図に示す記憶部32の呼出先設定テーブルTBに記憶されているメモリアドレス/子機アドレス割り当てテーブルから空きアドレス(空きメモリアドレス)、ここでは、メモリアドレス「10」を読み出してテーブル登録データ出力部34に送出する。
【0027】
この後、携帯端末11aを携帯しながら病院内を巡回中の看護婦が、操作部(図示せず)を用いて空きアドレスとされるメモリアドレス「10」に新規登録するためのナースコール子機3n(図示せず)に該当した子機アドレスデータ(以下、新規登録子機アドレスデータと称す)を入力すると、新規登録子機アドレスデータを付加した新規登録信号が、上述の書換登録起動信号、書換登録信号、新規登録起動信号と同様な経路を介してナースコール親機10のCPU30に伝送される。
【0028】
ナースコール親機10のCPU30は、携帯端末11aからの新規登録信号に付加されている新規登録子機アドレスデータをデーブル登録データ出力部34に送出し、テーブル登録データ出力部34は、CPU30からの新規登録子機アドレスデータ、すなわち、ナースコール子機3n(図示せず)の子機アドレスデータをメモリアドレス「10」に付加して記憶部32に送出することにより、記憶部32に記憶されている呼出先設定テーブルTBのメモリアドレス/子機アドレスの空きアドレスとされるメモリアドレス「10」に、図3(b)のテーブル構成図に示すようにナースコール子機3n(図示せず)を割り当てて新規に登録することができる。
【0029】
また、携帯端末11aでは、上述の新規登録が行なわれたことを示す確認音がスピーカ(図示せず)にて報音される。
【0030】
次に、上述のように書換登録/新規登録が行なわれた当該ナースコール装置、ここでは、書換登録が行なわれた場合において、図1のシステム構成図に示すナースコール子機1a、1b、1c、・・・、2a、2b、2c、・・・・・・のうち、任意のナースコール子機、ここでは、ナースコール子機1cがベッドサイドに設置されている患者が、ナースステーションに居る看護婦または病院内を巡回中の看護婦を呼び出して通話を成立させるために、ナースコール子機1cの呼出機能、例えば、呼出ボタン(図示せず)を操作すると、ナースコール子機1cの子機アドレスデータ(以下、呼出元子機アドレスデータと称す)を付加した呼出信号が、子機接続ラインL1c、図2のブロック図に示すナースコール親機10のI/F36を介して呼出検出回路31に伝送され、呼出検出回路31は、ナースコール子機1cからの呼出信号に付加されている呼出元子機アドレスデータを検出してCPU30に送出する。
【0031】
ナースコール親機10のCPU30は、呼出検出回路31からの呼出元子機アドレスデータに基づいてナースコール子機1cがベッドサイドに設置されている患者からの呼び出しを検出し、報音/表示部33のスピーカ(図示せず)にて呼出音を報音させ、ナースコール子機1cに該当した表示灯(図示せず)を点灯/点滅させる。
【0032】
また、ナースコール親機10のCPU30は、図3のテーブル構成図(a)に示す記憶部32に記憶されている呼出先設定テーブルTBの子機アドレス/メモリアドレス割り当てテーブル参照し、呼出検出回路31からの呼出元子機アドレスデータに該当したメモリアドレス「00」を検出した後、検出されたメモリアドレス「00」とメモリアドレス/携帯端末アドレス割り当てテーブルとを照合し、呼出先の携帯端末アドレスデータ、すなわち、携帯端末11a、11b、11cにそれぞれ該当した携帯端末アドレスデータ(以下、呼出先携帯端末アドレスデータと称す)を読み出して、読み出された呼出先携帯端末アドレスデータおよび上述の呼出元子機アドレスデータを付加した呼出報知信号を、I/F37、交換機接続ラインL10、交換機21、基地局接続ラインL11、無線基地局20を介して携帯端末11a、11b、11c、12a、12b、12c、・・・にそれぞれ送出する。
【0033】
また、各携帯端末11a、11b、11c、12a、12b、12c、・・・では、ナースコール親機10のCPU30からの呼出報知信号に付加されている呼出先携帯端末アドレスデータと自端末に予め割り当てられている自端末アドレスデータとを照合し、当該アドレスデータが一致していれば、子機アドレスデータに基づいてナースコール子機1cがベッドサイドに設置されている患者からの呼び出しを検出して、スピーカ(図示せず)にて呼出音を報音させるとともに、ナースコール子機1cに該当した子機番号、例えば、子機番号「3」を表示部(図示せず)に表示させる。ここでは、携帯端末11a、11b、11c、12a、12b、12c、・・・のうち、携帯端末11a、11b、11cにて上述の報音/表示が行なわれる。
【0034】
さらに、上述の報音/表示に基づいてナースコール子機1cがベッドサイドに設置されている患者からの呼び出しを確認したナースステーション内に居る看護婦および携帯端末11a、11b、11cを携帯しながら病院内を巡回中の看護婦のうち、最先に応答した看護婦、先ず、ナースステーション内に居る看護婦がナースコール親機10にて応答、例えば、ハンドセット(図示せず)を取り上げると、このハンドセットとナースコール子機1cのマイクおよびスピーカ(図示せず)との間の通話路(詳述せず)が形成され、ナースステーション内に居る看護婦とナースコール子機1cがベッドサイドに設置されている患者との通話を成立させることができるとともに、各携帯端末11a、11b、11cでの報音/表示、すなわち、スピーカ(図示せず)からの呼出音の報音および表示部(図示せず)での子機番号「3」の表示は停止される。
【0035】
一方、携帯端末11a、11b、11cを携帯しながら病院内を巡回中の看護婦のうち、携帯端末11aを携帯しながら病院内を巡回中の看護婦が、携帯端末11aにて応答、例えば、応答ボタン(図示せず)を操作すると、携帯端末11aのマイクおよびスピーカ(図示せず)とナースコール子機1cのマイクおよびスピーカ(図示せず)との間の通話路(詳述せず)が形成され、携帯端末11aを携帯しながら病院内を巡回中の看護婦とナースコール子機1cがベッドサイドに設置されている患者との通話を成立させることができるとともに、ナースコール親機10での報音/表示、すなわち、報音/表示部33のスピーカ(図示せず)からの呼出音の報音および表示灯(図示せず)の点灯/点滅は停止され、かつ、他の携帯端末11b、11cでの報音/表示、すなわち、スピーカ(図示せず)からの呼出音の報音および表示部(図示せず)での子機番号「3」の表示も停止される。
【0036】
なお、上述の説明では、書換登録/新規登録が行なわれた当該ナースコール装置における呼び出し/通話の動作を、書換登録が行なわれた場合についてのみ説明したが、新規登録が行なわれた場合でも同様な呼び出し/通話を成立させることができる(詳述せず)。
【0037】
また、図2のブロック図に示すように、ナースコール親機10の記憶部32に記憶されている図3(a)、(b)のテーブル構成図に示す呼出先設定テーブルTBのメモリアドレス/子機アドレス割り当てテーブルおよびメモリアドレス/携帯端末アドレス割り当てテーブルの内容、例えば、呼出先の携帯端末等を変更させるためには、従来例と同様、ナースステーション内に居る看護婦が呼出先変更スイッチ35を操作することで可能となる(詳述せず)。
【0038】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明のナースコール装置によれば、ナースコール子機毎に携帯端末の呼出先を設定するためにナースコール親機の記憶部に記憶されている呼出先設定テーブルの書換登録/新規登録が、看護婦の操作による携帯端末からの入力データに基づいて可能となるため、書換登録/新規登録の際に必要な時間や費用が抑制され、看護業務の能率性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例によるナースコール装置のシステム構成図である。
【図2】 本発明の一実施例によるナースコール装置をなすナースコール親機の具体的な構成を示すブロック図である。
【図3】 (a)、(b)は、本発明の一実施例によるナースコール装置をなすナースコール親機の記憶部に記憶されている呼出先設定テーブルを示すテーブル構成図である。
【図4】 従来のナースコール装置のシステム構成図である。
【図5】 従来のナースコール装置をなすナースコール親機の具体的な構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1a、1b、1c、・・・、2a、2b、2c、・・・・・・ ……ナースコール子機
10……ナースコール親機
11a、11b、11c、12a、12b、12c、・・・ ……携帯端末
30……CPU
32……記憶部
34……テーブル登録データ出力部
TB……呼出先設定テーブル

Claims (2)

  1. ナースコール子機(1a、1b、1c、・・・、2a、2b、2c、・・・・・・)からの呼び出しをナースコール親機(10)にて報音/表示させるとともに、前記ナースコール親機を介して携帯端末(11a、11b、11c、12a、12b、12c、・・・)にて報音/表示させるナースコール装置であって、
    前記ナースコール親機には、前記ナースコール子機が有する子機アドレス毎に前記携帯端末が有する携帯端末アドレスを呼出先としてメモリアドレスに割り当てて設定登録するためのメモリアドレス/子機アドレス割り当てテーブルおよびメモリアドレス/携帯端末アドレス割り当てテーブルを有する呼出先設定テーブル(TB)が記憶されている記憶部(32)と、前記ナースコール子機からの呼出信号に付加されている子機アドレスをもとに呼出元の当該ナースコール子機を検出して前記呼び出しを報音/表示するとともに、前記記憶部に記憶されている前記呼出先設定テーブルを参照し、前記呼出信号に付加されている子機アドレスに割り当てられたメモリアドレスに該当の携帯端末アドレスを有する当該携帯端末にて前記呼び出しを報音/表示させるためのCPU(30)とを備え、
    前記携帯端末は、前記ナースコール親機の前記記憶部に記憶されている前記呼出先設定テーブルの前記メモリアドレス/子機アドレス割り当てテーブルを書換登録するための書換元/書換先の当該ナースコール子機に該当した子機アドレスを入力する機能を備え、
    前記ナースコール親機の前記CPUは、前記携帯端末にて入力された書換元の子機アドレスに割り当てられている前記メモリアドレスを前記メモリアドレス/子機アドレス割り当てテーブルから読み出すためにテーブル登録データ出力部(34)を制御するとともに、前記携帯端末にて入力された書換先の子機アドレスを受信して前記テーブル登録データ出力部に送出し、
    前記テーブル登録データ出力部は、前記CPUの制御により読み出された前記メモリアドレスに前記書換先の子機アドレスを割り当てて前記メモリアドレス/子機アドレス割り当てテーブルに書換登録することを特徴とするナースコール装置。
  2. ナースコール子機(1a、1b、1c、・・・、2a、2b、2c、・・・・・・)からの呼び出しをナースコール親機(10)にて報音/表示させるとともに、前記ナースコール親機を介して携帯端末(11a、11b、11c、12a、12b、12c、・・・)にて報音/表示させるナースコール装置であって、
    前記ナースコール親機には、前記ナースコール子機が有する子機アドレス毎に前記携帯端末が有する携帯端末アドレスを呼出先としてメモリアドレスに割り当てて設定登録するためのメモリアドレス/子機アドレス割り当てテーブルおよびメモリアドレス/携帯端末アドレス割り当てテーブルを有する呼出先設定テーブル(TB)が記憶されている記憶部(32)と、前記ナースコール子機からの呼出信号に付加されている子機アドレスをもとに呼出元の当該ナースコール子機を検出して前記呼び出しを報音/表示するとともに、前記記憶部に記憶されている前記呼出先設定テーブルを参照し、前記呼出信号に付加されている子機アドレスに割り当てられたメモリアドレスに該当の携帯端末アドレスを有する当該携帯端末にて前記呼び出しを報音/表示させるためのCPU(30)とを備え、
    前記携帯端末は、前記ナースコール親機の前記記憶部に記憶されている前記呼出先設定テーブルの前記メモリアドレス/子機アドレス割り当てテーブルを新規登録するための前記ナースコール子機に該当した子機アドレスを入力する機能を備え、
    前記ナースコール親機の前記CPUは、前記子機アドレスが割り当てられていない空メモリアドレスを前記メモリアドレス/子機アドレス割り当てテーブルから読み出すためにテーブル登録データ出力部(34)を制御するとともに、前記携帯端末にて入力された新規登録の子機アドレスを受信して前記テーブル登録データ出力部に送出し、
    前記テーブル登録データ出力部は、前記CPUの制御により読み出された前記空メモリアドレスに前記新規登録の子機アドレスを割り当てて前記メモリアドレス/子機アドレス割り当てテーブルに新規登録することを特徴とするナースコール装置。
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