JP2543604B2 - コ―ドレス電話機の子機間転送装置 - Google Patents

コ―ドレス電話機の子機間転送装置

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JP2543604B2 JP1334092A JP33409289A JP2543604B2 JP 2543604 B2 JP2543604 B2 JP 2543604B2 JP 1334092 A JP1334092 A JP 1334092A JP 33409289 A JP33409289 A JP 33409289A JP 2543604 B2 JP2543604 B2 JP 2543604B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複数台の子機を備えたコードレス電話機に
係り、特に子機相互間での転送が可能な機能を有するコ
ードレス電話機に関する。
(従来の技術) 親機1台に対して複数台の子機を備えたコードレス電
話機においては、親機を介して加入者電話と通話中に他
の子機に転送できる機能を備えた子機間転送方式が採用
されている。この種のコードレス電話機は、子機側に各
子機固有の識別情報を含む信号を送出する手段を備える
一方、親機側には子機からの識別情報が予め記憶された
データと一致するとき、転送元子機と転送先子機との間
に通話路を形成して、転送通話を可能とする制御部を設
けている。そして、このコードレス電話機においては、
外線との通話中に他の子機に転送する必要が生じた際、
転送操作によって子機相互間に通話路を形成した後、外
線に接続するようになっている。
(発明が解決しょうとする課題) ところが、上記した従来のコードレス電話機は、子機
間の転送時に、転送元子機の操作者が子機固有の番号等
を告げる必要があり、例えば転送先子機が応答した時点
で転送元子機で通話を切ってしまうことがあると、どの
子機からの転送であったか不明になるという不具合があ
った。また、転送時には転送元子機の使用者が、子機の
番号や転送電話であることを相手に告げなければなら
ず、煩しさがあるとともに利便性も劣るといった不具合
があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、その目的
は、加入者電話との通話中に子機間で転送を行う際、転
送先の子機においてどの子機からの転送であるかを音声
メッセージにて知ることができるようにして、使用者が
転送毎にメッセージを告げる必要のない利便性に優れた
コードレス電話機の子機間転送装置を提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本発明は、電話回線に接続
された親機と、この親機と無線通信により接続される複
数台の子機とを備え、前記各子機に固有の識別情報に基
いて、外線通話中の子機から同一システム内の他の子機
を選択し、通話中の外線を他の子機へ転送することので
きるコードレス電話機において、前記子機に、転送操作
部と、この転送操作部からの転送操作信号に基いて転送
元子機の識別情報及び転送先子機の識別情報を含む転送
要求信号を前記親機に送出する転送要求信号出力部と、
前記親機からの音声メッセージ信号を再生して出力する
音声処理制御部とが設けられ、前記親機に、転送開始時
に外線通話中の子機が転送元であることを転送先子機に
対して音声で知らせるための転送メッセージや各種伝言
メッセージを音声データとして予め記憶する音声記憶部
と、外線通話時に、転送元子機から送出された前記転送
要求信号に基き、転送元子機及び転送先子機を識別して
転送先子機との通話路を形成するとともに、転送先子機
から送信されてくる応答信号に基いて、前記転送元子機
からの転送であることを示す音声データを前記音声記憶
部から読み出し、転送先子機に音声メッセージ信号とし
て送出する制御部とが設けられたものである。
(作用) 親機を介して加入者電話と子機との通話中において、
子機から他の子機に転送する場合、使用者が転送操作を
行うと、転送元子機から転送先子機に対して識別情報を
含む転送要求信号が送出される。そして、この転送要求
信号が親機にて受信されると、制御部が前記転送要求信
号に応答して転送元子機と転送先子機との間に通話路を
形成する。また、制御部は識別情報に基いて音声記憶部
から転送メッセージの音声データを読出し、メッセージ
信号として転送先子機に送出する。この転送先子機がメ
ッセージ信号を受信した際に応答すると転送メッセージ
の再生音を聴くことができる。よって、使用者は特定の
転送元子機からの転送であることを知ることができる。
つまり、本発明に係るコードレス電話機の子機間転送装
置は、転送元子機の使用者が転送要求信号を送出するた
めの転送操作(例えば、転送ボタンを押す等の操作)を
行うだけで、転送先子機に対し、転送元子機からの転送
である旨の転送メッセージを音声にて知らせることがで
きるものである。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
図面は本発明に係るコードレス電話機の電気的構成を
示すブロック線図である。
このコードレス電話機は、加入者電話回線に接続され
た親機1と、この親機1とは無線により接続される複数
台の子機A〜Nとからなり、各子機A〜Nに固有の識別
情報に基いて、これらの子機相互間での転送通話が可能
な構成となっている。
図において、1は親機であり、その回線接続部2に電
話回線(図示省略)と音声処理部3とが接続されてい
る。この音声処理部3は、音声信号を送受信するもの
で、マイク3aとスピーカ3bとが接続されており、マイク
3aに入力された音声を電話回線に音声信号として送出す
る一方、電話回線からの音声信号をスピーカ3bに送出す
るようになっている。また、音声処理部3には、第1受
信部4,第2受信部6の各出力及び第1送信部5,第2送信
部7の各出力が接続されており、例えば子機Aからアン
テナ10、各受信部4,6を介して送られてくる信号を、対
応する各送信部5,7、アンテナ10を介して、他の子機B
〜Nに送信すると共に、前記電話回線に送出するように
なっている。なお、制御部8には、音声処理部3と音声
記憶部9とが接続されている。前記制御部8は、親機1
の各部を動作制御するもので、前記第1受信部4及び第
2受信部6と、第1送信部5及び第2送信部7とが双方
向に接続されており、子機A〜Nからの識別情報を含む
信号に基いて転送元子機及び転送先子機がどれであるか
を識別し、両子機間に通話路を形成する動作制御を行う
と共に、外線転送の制御を行うようになっている。
前記音声記憶部9は、各子機を識別できると共に他の
子機に伝言を告げることのできるメッセージを音声デー
タとして各種記憶しており、前記制御部8の制御信号に
応答して例えば「子機Aからの転送です」といった転送
メッセージや「子機Bが回線を使用中です。」という伝
言メッセージ等の音声データを前記音声処理部3に与え
るようになっている。
Aは子機であり、そのアンテナ11に親機1との間で信
号を送受信する無線部12が接続され、この無線部12に音
声処理制御部13が接続されている。この音声処理制御部
13は、子機Aの各部を制御すると共に音声信号の処理を
行うもので、マイク13aとスピーカ13bとが接続されてお
り、親機1からのメッセージ信号や音声信号をスピーカ
13bに送出して音声を再生させると共に、マイク13aから
入力される音声を音声信号として親機側に送出する構成
となっている。
また、この音声処理制御部13には、図示は省略してい
るが転送操作部と、この転送操作部からの転送操作信号
に基いて自機の識別情報及び転送先子機の識別情報を含
む転送要求信号を送出する転送要求信号出力部とが接続
されており、転送操作部からの転送操作信号に基いて子
機固有の識別情報を送出し、転送時においてどの子機か
らの転送であるかを親機1の制御部8にて識別可能とし
ている。
なお、他の複数台の子機B〜Nも基本的構成は前記子
機Aと同じであり、それぞれの音声処理制御部13から各
子機固有の識別情報を含む信号を出力できるようになっ
ている。
次に、子機相互間における転送時の動作について説明
する。
この転送動作については通話中の子機Aから他の子機
Bに転送する場合について説明する。まず、電話回線を
介して親機1に呼出信号が着信したとき、子機Aをオフ
フックすると、この子機Aと親機1との間に通話路が形
成される。そして、この子機Aと加入者電話との通話中
において、子機Aの転送操作部を操作すると、この転送
操作部から転送操作信号が出力される。音声処理制御部
13はこの転送操作信号に応答して送信元子機A及び送信
先子機Bの識別情報を含む転送要求信号を出力し、無線
部12からアンテナ11を介して親機1側に送出される。そ
して、親機1側のアンテナ10から第1受信部9を介して
前記信号が親機1の制御部8に与えられると、制御部8
は転送要求信号に含まれる識別情報に基いて送信元子機
Aがどれであるかを判断し、この子機Aに対応する制御
信号を出力する。そして、この制御信号により第2受信
部6と第2送信部7とが作動し、送信元子機Aと受信先
子機Bとの間に通話路が形成される。
ここで、子機Bが応答してオフフックすると、この転
送先子機Bから応答信号が出力され、親機1側に送出さ
れる。親機1の制御部8がこの信号を受けると音声記憶
部9に対して制御信号が出力される。これに対して音声
記憶部9では音声データが検索され、「子機Aからの転
送です。」という子機Aからの転送に応答する音声デー
タが読出され、音声処理部3に与えられる。音声処理部
3からはこの音声データがメッセージ信号として出力さ
れ、第2送信部7、アンテナ10を介して子機B側に送出
される。そして、子機Bのアンテナ11、無線部12を介し
て音声処理制御部13にメッセージ信号が導かれると、ス
ピーカ13bから「子機Aからの転送です。」という音声
が発生する。
よって、転送先である子機B側では、転送通話の開始
時に子機Aからの転送であることを知らせることができ
る。そのため、転送元である子機Aが子機Bに転送操作
を行った後に通話を切ったような場合でも、転送先であ
る子機B側において、転送元が不明で確かめることがで
きなくなるといった不具合は解消される。
なお、子機Aの通話中において子機B又は他の子機N
から発呼しようとする場合、電話回線の現在使用中の状
態を音声にて知ることもできる。すなわち、この場合に
は使用しようとする子機例えば子機Bをオフフックする
と、音声処理制御部13から発呼信号が出力されるが、こ
の発呼信号は、無線部12、アンテナ11を介して親機1側
に送出される。そして、親機1の制御部に発呼信号を入
力すると、この発呼信号に応答して送信元が判断され、
制御信号が出力される。これに伴って音声記憶部9から
「子機Aが通話中です。」というメッセージの音声デー
タが読出され、音声処理部3に与えられる。すると、こ
の音声処理部3からは音声データに対応するメッセージ
信号が出力され、第2送信部7からアンテナ10を介して
子機Bに送出される。そして、子機Bにおいてメッセー
ジ信号が受信されると、スピーカ13bから「子機Aが通
話中です。」というメッセージが発生する。よって子機
Bを取り上げた使用者は回線の使用状態を直ちに知るこ
とができる。特に回線使用中の状態は、従来のようにエ
ラー音でなく音声で聴くことができるので、不快感もな
くより正確な情報を得ることが可能となる。
(発明の効果) 本発明に係わるコードレス電話機の子機間転送装置
は、子機に、転送操作部と、この転送操作部からの転送
操作信号に基いて転送元子機の識別情報及び転送先子機
の識別情報を含む転送要求信号を親機に送出する転送要
求信号出力部と、親機からの音声メッセージ信号を再生
して出力する音声処理制御部とを設けるとともに、親機
に、転送開始時に外線通話中の子機が転送元であること
を転送先子機に対して音声で知らせるための転送メッセ
ージや各種伝言メッセージを音声データとして予め記憶
する音声記憶部と、外線通話時に、転送元子機から送出
された転送要求信号に基き、転送元子機及び転送先子機
を識別して転送先子機との通話路を形成するとともに、
転送先子機から送信されてくる応答信号に基いて、転送
元子機からの転送であることを示す音声データを音声記
憶部から読み出し、転送先子機に音声メッセージ信号と
して送出する制御部とを設けた構成としている。すなわ
ち、各子機に固有の識別情報(ID番号等)により、転送
元子機の使用者が特別に転送元であることを示さなくて
も、親機側で転送元子機と転送先子機とを識別できるた
め、転送元子機の使用者が転送要求信号を送出するため
の転送操作(例えば、転送ボタンを押す等の操作)を行
うだけで、転送先子機に対し、転送元子機からの転送で
ある旨の転送メッセージを音声にて知らせることができ
るものである。そのため、転送先子機の使用者はどの子
機からの転送であるかを的確に知ることができ、通話先
及び転送先子機において混乱が生じるといった問題が解
消される。また、転送元子機の使用者が転送先子機に対
して転送操作を行った直後に通話を切ったような場合で
も、転送先子機に転送元子機を明確に知らせることがで
きるので、転送元子機の使用者にとっても転送操作を速
やかに終了することができる。また、転送メッセージ
は、子機固有の内容とすることができるから、転送毎に
転送元子機から転送先子機に対しメッセージを告げる必
要がなくなり、転送元子機の使用者にとってはこの点で
も転送操作を速やかに終了することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例であるコードレス電話機の子
機間転送装置の電気的構成を示すブロック線図である。 1……親機、3……音声処理部 8……制御部、9……音声記憶部 12……無線部、13……音声処理制御部 A〜N……子機

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話回線に接続された親機と、この親機と
    無線通信により接続される複数台の子機とを備え、前記
    各子機に固有の識別情報に基いて、外線通話中の子機か
    ら同一システム内の他の子機を選択し、通話中の外線を
    他の子機へ転送することのできるコードレス電話機にお
    いて、 前記子機に、転送操作部と、この転送操作部からの転送
    操作信号に基いて転送元子機の識別情報及び転送先子機
    の識別情報を含む転送要求信号を前記親機に送出する転
    送要求信号出力部と、前記親機からの音声メッセージ信
    号を再生して出力する音声処理制御部とが設けられ、 前記親機に、転送開始時に外線通話中の子機が転送元で
    あることを転送先子機に対して音声で知らせるための転
    送メッセージや各種伝言メッセージを音声データとして
    予め記憶する音声記憶部と、外線通話時に、転送元子機
    から送出された前記転送要求信号に基き、転送元子機及
    び転送先子機を識別して転送先子機との通話路を形成す
    るとともに、転送先子機から送信されてくる応答信号に
    基いて、前記転送元子機からの転送であることを示す音
    声データを前記音声記憶部から読み出し、転送先子機に
    音声メッセージ信号として送出する制御部とが設けられ
    たことを特徴とするコードレス電話機の子機間転送装
    置。
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