JPH07131516A - セルラー・コードレス電話装置 - Google Patents

セルラー・コードレス電話装置

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Publication number
JPH07131516A
JPH07131516A JP5275244A JP27524493A JPH07131516A JP H07131516 A JPH07131516 A JP H07131516A JP 5275244 A JP5275244 A JP 5275244A JP 27524493 A JP27524493 A JP 27524493A JP H07131516 A JPH07131516 A JP H07131516A
Authority
JP
Japan
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unit
cellular
telephone device
signal
cordless telephone
Prior art date
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Pending
Application number
JP5275244A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Kawano
和美 川野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5275244A priority Critical patent/JPH07131516A/ja
Publication of JPH07131516A publication Critical patent/JPH07131516A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 子機が留守番モードである場合、子機に対す
る着呼に自動的に応答して一時的にメッセージを録音
し、直ちに親機にメッセージを転送することが可能なセ
ルラー・コードレス電話装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 セルラー・コードレス電話装置の子機60に
発呼者からの音声メッセージをデジタル録音する録音蓄
積部68と録音蓄積部68に録音された音声メッセージ
をセルラー・コードレス電話装置の親機40に送信し、
録音再生部48に自動録音されるような手段を設け、さ
らに子機60に留守着呼があったことを示す留守着信表
示部70を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コードレス電話機能と
セルラー電話機能の両機能を具有するセルラー・コード
レス電話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電話機本体とハンドセット間のコ
ードの代わりに無線を用いたコードレス電話装置が使用
されるようになってきた。またこれに加え、基地局を介
し公衆回線或いは携帯電話等との無線通信が可能となる
セルラー・コードレス電話装置が使用されるようになっ
てきた。一方、留守番電話機能は、その利便性から公衆
回線に接続される一般の電話装置だけでなく、セルラー
・コードレス電話装置においても広く利用されるように
なってきている。
【0003】以下、図面を参照しながら従来のセルラー
・コードレス電話装置について説明を行う。
【0004】図5は一般的なセルラー・コードレス電話
装置親機の外観図、図6は一般的なセルラー・コードレ
ス電話装置子機の外観図、図7はセルラー・コードレス
電話装置及び基地局のブロック構成図である。
【0005】図5,図7において1は親機であり、以下
に述べる手段を備えている。2は外部からの入力を可能
とするキー入力部であり、留守録モード切換スイッチ1
0のON状態・OFF状態を設定する留守録モード設定
ボタン、電話の発呼に必要なボタン等で構成されるダイ
アルボタン、アナログ録音用のカセットテープに録音さ
れた発呼者からのメッセージを再生するための再生ボタ
ン等から成っている。3はマイク、4はスピーカ、5は
有線電話回線、6は有線電話回線5との相互連結のため
の回線インターフェース部、7は音声信号を処理する音
声処理部、8は有線電話回線5からの着呼検知及び子機
20から送られてくる制御信号を受けて各部の制御を行
う制御部、9は発呼者からのメッセージを音声信号とし
て録音し再生する録音再生部、10は音声処理部7と録
音再生部9とを接続するか(ON状態)接続しないか
(OFF状態)を切換える留守録モード切換スイッチ、
11は制御信号・音声信号を変調し高周波信号として送
信したり、子機20から送られてくる高周波信号から制
御信号・音声信号を再生したりする無線部、12はアン
テナである。
【0006】図6,図7において、20は子機であり、
21はスピーカ、22はマイク、23はキー入力部、2
4はキー入力部23からのデータ及び親機1・基地局3
0から送られてくる制御信号を受けて各部の制御を行う
制御部、25は音声信号を処理する音声処理部、26は
制御部24から制御信号・音声信号を変調し、高周波信
号として送信したり、親機1若しくは基地局30から送
られてくる高周波信号から制御信号・音声信号を再生す
る無線部、27はアンテナである。
【0007】図7において30は基地局であり、以下の
手段により構成されている。31はアンテナ、32は子
機20に対し制御信号・音声信号を変調して高周波信号
として送信したり、子機20から送られてくる高周波信
号から制御信号・音声信号を再生するセルラー送受信手
段、33は有線電話回線5からの着信及び子機20から
送られてくる制御信号を受けて基地局30の各部の制御
を行う制御部、34は基地局交換器である。
【0008】以上のように構成された従来のセルラー・
コードレス電話装置について、以下その動作を説明す
る。
【0009】まず、セルラー・コードレス電話装置にお
いて、コードレス電話として使用する場合の発呼時・着
呼時の動作について述べる。
【0010】発呼を行う場合、まず子機20の電源を投
入し、通話ボタンを押す(この操作はキー入力部23を
用いて行われる)。すると、制御部24が無線部26を
制御して親機1に制御信号を送出し、親機1は無線部1
1によりこの信号を受信する。親機1内の制御部8はこ
の制御信号を解読し、子機20から発呼要求があること
を検知すると、無線部11を用いて確認信号(ACK信
号)を送信し、更に有線電話回線5と子機20への無線
リンクを接続する。この後は通常の有線電話と同じよう
に、子機20においてキー入力部23により電話番号を
入力すると、制御部24は入力された電話番号に対する
多周波信号(DTMF信号)を送信する。多周波信号は
子機20の無線部26、アンテナ27を経由して送ら
れ、親機1側ではこの信号をアンテナ12、無線部11
により受信し、音声処理部7、回線インターフェース部
6を介し、有線電話回線5へ送出する。以上によりセル
ラー・コードレス電話装置の発呼が行われ、使用者は子
機20の音声処理部25で処理された音声をスピーカ2
1を用いて聞き取ったり、マイク22を用いて入力した
音声信号を音声処理部25で高周波に処理し、親機1側
に送信したりすることで通常の通話が可能となる。
【0011】次に着呼を受ける場合について説明する。
この場合、親機1が録音再生部9を備えた留守番電話機
能を有しているので、通常のコードレス電話として使用
される場合と留守番電話として使用される場合とがあ
る。
【0012】まず、コードレス電話として使用されると
きには、有線電話回線5からの着呼を親機1の制御部8
が検知する。そして制御部8は子機20に対して着呼を
知らせるために無線部11を介して制御信号を送信す
る。子機20では、親機1からの制御信号はアンテナ2
7、無線部26により受信され、制御部24へ入力され
る。制御部24は前記制御信号により親機1に着呼があ
り子機20を呼び出していることを検知し、子機20の
呼出音を鳴らし、使用者に着呼があることを知らせる。
その後、使用者が子機20のキー入力部23内の通話ボ
タンを押すと、無線部26を用いて確認信号を親機1へ
送信する。親機1は確認信号を受信すると有線電話回線
5と子機20への無線リンクを接続し、通話状態に入
る。
【0013】次に留守番電話として使用される場合を図
8の従来のセルラー・コードレス電話装置の留守番電話
機能動作時のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、親機1の使用者がキー入力部2内の留守録設定ボ
タンを押下すると、制御部8は留守録モード切換スイッ
チ10に動作し、留守録モード切換スイッチ10はON
状態となり、音声処理部7と録音再生部9とを接続する
(ステップ10)。この状態において有線電話回線5か
らの着呼があった場合(ステップ20)、制御部8は親
機1の使用者が事前に音声処理部7内のIC等の応答メ
ッセージ蓄積部に録音していた応答メッセージを再生し
送出するよう音声処理部7に指示する(ステップ3
0)。録音再生部9はこの応答メッセージ送出終了後に
録音動作を開始し、有線電話回線5から回線インターフ
ェース部6、音声処理部7、留守録モード切換スイッチ
10を介して送られてくる発呼者からの音声メッセージ
を音声信号として録音する(ステップ40)。その後、
制御部8が通話断を検知すると(ステップ50)、回線
インターフェース部6と音声処理部7との接続を解除
し、録音再生部9は録音動作を終了する(ステップ6
0)。この状態で親機1の使用者が帰宅後、録音再生部
9内の音声メッセージを聞くときは、キー入力部2内の
再生ボタンを押下すると制御部8が音声処理部7と録音
再生部9とを動作状態にさせ、録音再生部9内に録音さ
れている前記発呼者からの音声メッセージを音声処理部
7とスピーカ4とを介して出力する。親機1の使用者が
キー入力部2内の留守録モード設定ボタンを再び押下す
ることで、留守録モード切換スイッチ10はOFF状態
となる。
【0014】次に、セルラー・コードレス電話装置にお
いてセルラー電話として使用する場合の発呼時・着呼時
の動作について述べる。
【0015】発呼を行う場合、子機20の電源を投入
し、キー入力部23により電話番号を入力後、通話ボタ
ンを押す。この操作はキー入力部23を用いて行われ
る。すると、制御部24が無線部26を制御して基地局
30に制御信号を送出し、基地局30はアンテナ31を
介し、セルラー送受信手段32によりこの信号を受信す
る。基地局30内の制御部33はこの制御信号を解読
し、子機20から発呼要求があることを検知すると、セ
ルラー送受信手段32を用いて確認信号を送信し、更に
基地局30と子機20への無線リンクを接続する。この
後は上記したコードレス電話モードとして使用する場合
の発呼動作と同様にして、発呼が可能となる。基地局3
0は子機20が発したDTMF信号を基地局交換器34
で解読し、他の子機との無線リンクあるいは有線電話回
線5とを接続し、その後通常の通話状態に入る。
【0016】次に着呼を受ける場合について説明する。
他の子機あるいは有線電話回線5からの着呼を基地局3
0の制御部33が検知する。そして制御部33は子機2
0に対して着呼を知らせるために、セルラー送受信手段
32を介して制御信号を送信する。子機20では、基地
局30からの制御信号はアンテナ27、無線部26によ
り受信された制御部24へ入力される。制御部24は前
記制御信号により子機20を呼び出していることを検知
し、子機20の呼出音を鳴らして使用者に着呼があるこ
とを知らせる。その後使用者が子機20のキー入力部2
3内の通話ボタンを押すと、無線部26を用いて確認信
号を送信する。基地局30は確認信号を受信すると他の
子機あるいは有線電話回線5と子機20への無線リンク
を接続し、通話状態に入る。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のセルラー・コードレス電話装置においては以下
のような問題点を有していた。
【0018】すなわち、コードレス電話として使用する
場合の着呼に対しては、使用者が不在の時あるいは着呼
に応答できないときに親機1を留守番電話として使用す
るように設定しておけば、上記したように発呼者からの
音声メッセージを自動的に録音することができる。しか
し、セルラー電話として使用する場合において、使用者
が子機20に着呼して欲しくない場合(例えば会議中、
食事中など)、あるいは着呼に応答できない場合(例え
ば運転中、作業中など)には、予め子機20の電源を切
り、子機20の着呼が不可能にする以外手段はない。こ
の場合、子機使用者に急用を伝えられなかったり、子機
使用者と連絡がつかなくなるという不都合が生じること
になる。
【0019】さらにこの場合、相手側はメッセージを残
すためにわざわざコードレス電話回線(有線電話回線)
に発呼し直し、親機1に音声メッセージを録音するとい
う動作が必要であり、その作業は非常に煩わしいもので
ある。
【0020】そこで本発明は上記問題点を解決し、子機
が留守番モードの時に一時的にメッセージを代行録音す
ることが可能なセルラー・コードレス電話装置を提供す
ることを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、従来の子機に発呼者からの音声メッセージ
をデジタル録音する録音蓄積部と、録音蓄積部に録音さ
れた音声メッセージを親機に送信し、親機の録音再生部
に自動録音される手段とを設け、さらに、子機に留守着
呼があったことを示す留守着信表示部を設けたものであ
る。
【0022】
【作用】上記構成により、子機使用者が何らかの理由で
着呼に応答したくないとき或いはできないときは、子機
使用者が留守番電話として使用するモードに設定してお
けば、子機が着呼に自動応答すると共に発呼者の音声メ
ッセージをデジタルで録音することになる。そして、録
音終了に応じて親機側に音声メッセージを送信し、親機
側の録音再生部に自動録音することが可能となる。ま
た、子機使用者に留守着信があったことを認識させるた
めには、留守着信表示部のLED等を点灯させることに
より可能である。
【0023】また、子機の録音蓄積部はデジタルで録音
するよう構成しているのでマイクロカセットテープ等の
大型の録音蓄積部を設ける必要はないこと、録音された
音声メッセージはすぐに親機側に送信されるので子機に
着呼した音声メッセージを長時間蓄積しておく必要はな
く、従ってメモリの容量も少なくてすむこと、等から小
型軽量化を妨げるものではない。
【0024】上記のことによりセルラー・コードレス電
話装置に対し、コードレス電話として使用する場合で
も、セルラー電話として使用する場合でも、全ての着呼
に対して自動応答及び発呼者の音声メッセージが録音可
能となり、非常に使い勝手のよいものとなる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0026】図1はセルラー・コードレス電話装置及び
基地局のブロック構成図である。なお、子機および親機
の外観図は図5および図6と同様である。
【0027】図1において、親機40内の41はキー入
力部、42はマイク、43はスピーカ、44は有線電話
回線、45は回線インターフェース部、46は音声処理
部、47は有線電話回線44からの着呼検知及び子機6
0・基地局80から送られてくる制御信号を受けて各部
の制御を行う制御部、48は録音再生部、49は留守録
モード切換スイッチ、50は無線部、51はアンテナで
あり、これらは従来例と同様である。
【0028】また子機60内の61はスピーカ、62は
マイク、63はキー入力部、64は制御部、65は音声
処理部、66は無線部、67はアンテナであり、これら
は従来例と同様である。68は発呼者の音声メッセージ
即ちアナログ音声信号をデジタル化し録音しておく録音
蓄積部でありIC等により構成される。69は音声処理
部65がマイク62やスピーカ61に接続するか録音蓄
積部68に接続するかを切換える切換スイッチ、70は
子機60に留守着信があったことを示すLEDで構成さ
れた留守着信表示部である。
【0029】また基地局80において、81はアンテ
ナ、84は基地局交換器であり、これらは従来例と同様
である。82は親機40や子機60に対し制御信号・音
声信号を変調し高周波信号として送信したり、親機40
や子機60から送られてくる高周波信号から制御信号・
音声信号を再生したりするセルラー送受信手段、83は
一般の有線電話回線からの着信および親機40や子機6
0から送られてくる制御信号を受け、基地局80の各部
の制御を行う制御部である。
【0030】以上のように構成されたセルラー・コード
レス電話装置について、以下その動作を説明する。
【0031】まず、セルラー・コードレス電話装置にお
いて、コードレス電話として使用する場合の発呼時及び
着呼時の動作は従来例と全く同様である。また、セルラ
ー・コードレス電話装置において、セルラー電話として
使用する場合の発呼時の動作も従来例と全く同様であ
る。
【0032】次に、セルラー・コードレス電話装置にお
いて、セルラー電話として使用する場合の着呼時の動作
について説明する。まず、通常のセルラー電話の着呼時
の動作は従来例と全く同様である。次に子機を留守番電
話として使用する場合について、図2,図3,図4の本
発明の一実施例におけるセルラー・コードレス電話装置
の留守番電話機能動作時のフローチャートを用いて説明
する。
【0033】まず初期状態において、切換スイッチ69
はマイク62・スピーカ61側に接続している。この状
態で、子機60の使用者が着呼に応答したくない場合あ
るいは着呼に応答できない場合、使用者は予めキー入力
部63内の留守ボタンを押下して留守録モードに設定す
ると(ステップ70)、制御部64は切換スイッチ69
を切換え、音声処理部65と録音蓄積部68側とを接続
する(ステップ80)。その後、一般の有線電話回線4
4からの着呼及び他の子機からの着呼を基地局80の制
御部83が検知すると、制御部83は子機60に対して
着呼を知らせるためにセルラー送受信手段82を介して
制御信号を送信する(ステップ90)。子機60では、
基地局80からの制御信号はアンテナ67、無線部66
により受信され、制御部64へ入力される。制御部64
は前記制御信号により子機60を呼び出していることを
検知し、録音蓄積部68を可動状態にすると同時に、無
線部66を用いて確認信号を送信する(ステップ10
0)。基地局80は確認信号を受信すると、他の子機あ
るいは一般の有線電話回線44と子機60への無線リン
クを接続し、通話状態に入る(ステップ110)。これ
によって、音声処理部65内のIC等の応答メッセージ
蓄積部に予め使用者が録音していた音声メッセージ(デ
ジタルで録音されている)、例えば「ただ今会議中です
ので、後ほど連絡します。お名前と連絡先をお知らせ下
さい」というメッセージが無線部66を介してアンテナ
67から送信される(ステップ120)。発呼者は前記
メッセージに従って音声メッセージを送信し、この音声
メッセージは録音蓄積部68でデジタル化され録音され
ることになる(ステップ130)。制御部64が通話断
を検知すると、録音蓄積部68の動作を終了させると同
時に留守着信表示部70におけるLEDを点灯させ(ス
テップ140)、基地局80は他の子機あるいは一般の
有線電話回線44と子機60への無線リンクを解除する
(ステップ150)。
【0034】この後、子機60内の制御部64が無線部
66を制御して、基地局80に音声メッセージの録音を
要求する制御信号を送出し(ステップ160)、基地局
80はアンテナ81を介し、セルラー送受信手段82に
よりこの信号を受信する。基地局80内の制御部83は
この制御信号を解読し、子機60から音声メッセージの
録音要求があることを検知すると、セルラー送受信手段
82を用いて制御信号を親機40に送信する。親機40
ではアンテナ51を介し、無線部50によりこの信号を
受信する。そして制御部47がこの制御信号を解読し、
子機60から音声メッセージの録音要求があることを検
知すると、無線部50を用いて確認信号を送信すると同
時に、留守録モード切換スイッチ49をON状態とする
(ステップ170)。その後、基地局80は親機40と
子機60との無線リンクを接続する(ステップ18
0)。これに従い、子機60内の制御部64は再び録音
蓄積部68を作動状態とし(ステップ190)、録音蓄
積部68に録音された前記音声メッセージを無線部6
6、アンテナ67を介して送信し(ステップ200)、
親機40側ではこの信号をアンテナ51を介して無線部
50により受信し、音声処理部46、留守録モード切換
スイッチ49を経由して、前記音声メッセージを録音再
生部48に録音することになる(ステップ210)。子
機60内の録音蓄積部68に録音された音声メッセージ
送信が終了すると(ステップ220)、親機40側の制
御部47はこれを検知し、録音再生部48の録音動作を
終了させ(ステップ230)、また基地局80は親機4
0と子機60との無線リンクを解除する(ステップ24
0)。
【0035】この後、再び子機60に着呼した場合、上
記と同様の動作を行うが、この時に録音される音声メッ
セージは子機60の録音蓄積部68に残されていた音声
メッセージを更新して蓄積されることになる。
【0036】次に、子機60の使用者が子機60の着信
に応答できる状態になった場合について、図4の本発明
の一実施例に係るセルラー・コードレス電話装置の留守
番電話機能動作時のフローチャートを参照しながら説明
する。
【0037】まず、子機60の使用者はキー入力部63
内の留守ボタンを押下し、留守録モードを解除すると
(ステップ250)、制御部64は切換スイッチ69を
切換え、音声処理部65とスピーカ61・マイク62と
を接続する(ステップ260)。この状態で、子機60
の使用者はまず留守着信表示部70のLEDが点灯して
いることを確認する。その後、子機60の使用者はキー
入力部63内にある録音再生部48の音声メッセージ送
出ボタンを押下する(ステップ270)。これにより、
制御部64が無線部66を制御して基地局80に制御信
号を送信し(ステップ280)、基地局80はアンテナ
81を介し、セルラー送受信手段82によりこの信号を
受信する。基地局80内の制御部83はこの制御信号を
解読し、子機60から音声メッセージの再生要求がある
ことを検知すると、セルラー送受信手段82を用いて制
御信号を親機40に送信し、親機40は無線部50によ
りこの信号を受信する。親機40内の制御部47はこの
制御信号を解読し、子機60から音声メッセージの再生
要求があることを検知すると、無線部50を用いて確認
信号を送信する(ステップ290)。その後、基地局8
0は親機40と子機60との無線リンクを接続する(ス
テップ300)。この後、親機40内の制御部47は録
音再生部48を動作状態とし(ステップ310)、録音
再生部48に録音された前記音声メッセージを無線部5
0、アンテナ51を介して送信し(ステップ320)、
子機60側ではこの信号をアンテナ67を介し、無線部
66により受信し、音声処理部65を経由してスピーカ
61により音声メッセージを聞き取ることになる(ステ
ップ330)。録音再生部48が音声メッセージの再生
を終了すると(ステップ340)、制御部47は録音再
生部48の動作を終了させ、基地局80は親機40と子
機60との無線リンクを解除する(ステップ350)。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明はセルラー・コード
レス電話装置子機の使用者が子機に着呼して欲しくない
時、あるいは着呼に応答できない時でも、常に発呼者の
音声メッセージを残しておけるようにしたため、発呼者
は改めてコードレス電話回線(有線電話回線)に発呼し
直してからメッセージを残すという煩わしい手続きを行
う必要がなく、たいへん使い勝手が良くなる。即ち、本
発明に係るセルラー・コードレス電話装置はコードレス
電話として使用している場合でも、セルラー電話として
使用している場合でも、全ての着呼に応答し、発呼者の
音声メッセージが自動的に録音できるため極めて便利で
あり、また子機にデジタル録音された音声メッセージは
その都度親機の録音再生部に転送されるので、子機の録
音蓄積部の容量も僅かで良く、従って、これに係わるコ
ストアップも小さくてすみ、さらに装置本体の大きさも
従来の装置とそれほど変わらない大きさで可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るセルラー・コードレス
電話装置及び基地局のブロック構成図
【図2】本発明の一実施例に係るセルラー・コードレス
電話装置の留守番電話機能動作時のフローチャート
【図3】本発明の一実施例に係るセルラー・コードレス
電話装置の留守番電話機能動作時のフローチャート
【図4】本発明の一実施例に係るセルラー・コードレス
電話装置の留守番電話機能動作時のフローチャート
【図5】一般的なセルラー・コードレス電話装置親機の
外観図
【図6】一般的なセルラー・コードレス電話装置子機の
外観図
【図7】従来のセルラー・コードレス電話装置及びセル
ラー電話装置の基地局のブロック構成図
【図8】従来のセルラー・コードレス電話装置の留守番
電話機能動作時のフローチャート
【符号の説明】
40 親機 41,63 キー入力部 42,62 マイク 43,61 スピーカ 44 有線電話回線 45 回線インターフェース部 46,65 音声処理部 47,64,83 制御部 48 録音再生部 49 留守録モード切換スイッチ 50,66 無線部 51 アンテナ 60 子機 67 アンテナ 68 録音蓄積部 69 切換スイッチ 70 留守着信表示部 80 基地局 81 アンテナ 82 セルラー送受信手段 84 基地局交換器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マイクと、スピーカと、外部から操作信号
    を入力するキー入力部と、セルラー・コードレス電話装
    置親機からの高周波信号及びセルラー電話装置基地局か
    らの高周波信号を受信し、制御信号・音声信号を再生し
    たり制御信号・音声信号を変調し高周波信号として前記
    セルラー・コードレス電話装置親機及び前記セルラー電
    話装置基地局に送信する無線部と、装置全体を制御する
    制御部と、音声信号を処理する音声処理部と、発呼者か
    らの音声メッセージをデジタル録音する録音蓄積部と、
    この録音蓄積部に録音された音声メッセージを前記セル
    ラー・コードレス電話装置親機に送信し前記セルラー・
    コードレス電話装置親機内の録音再生部に自動録音され
    る手段と、この録音再生部に録音が行われたことを示す
    留守着信表示部とを設けたセルラー・コードレス電話装
    置子機と、 有線電話回線との相互連結のための回線インターフェー
    ス部と、セルラー・コードレス電話装置子機からの高周
    波信号及びセルラー電話装置基地局からの高周波信号を
    受信し制御信号・音声信号を再生したり制御信号・音声
    信号を変調し高周波信号として前記セルラー・コードレ
    ス電話装置子機及び前記セルラー電話装置基地局に対し
    送信する無線部と、通話内容を録音する録音再生部と、
    装置全体の制御を行う制御部とを備えたセルラー・コー
    ドレス電話装置親機とを備えたことを特徴とするセルラ
    ー・コードレス電話装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9844021B2 (en) 2009-05-28 2017-12-12 Thomson Licensing System and method for redirecting a mobile device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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