JPH04845A

JPH04845A - コードレス電話機

Info

Publication number: JPH04845A
Application number: JP10131090A
Authority: JP
Inventors: Chikashi Nibu; 丹生　親志
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1990-04-17
Filing date: 1990-04-17
Publication date: 1992-01-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明はコードレス電話機に関するものであ従来の技術従来より、電話回線に接続された固定機と、この固定機
と無線リンクでむすばれる移動機で構成されたコードレ
ス電話機が使用されている。又、前記固定機が留守番電
話機能を有するものもあり、この様な留守番電話機能を
有するコードレス電話機に於ては、遠隔地の電話機から
電話回線を介してＤＴＭＦ信号等のトーン信号を送る事
が出来るリモコン装置が備わっている。そしてこのリモ
コン装置からトーン信号に乗せてＩＤコードを固定機へ
送る事により、留守時に録音されたメツセージ（以下、
ＩＣＭと称する）を遠隔聴取出来るよう構成されている
。

また、移動機と固定機の通話範囲内では、固定機から離
れた移動機から電波に乗せてＩＤコードを送る事により
、留守時に録音されたＩＣＭを移動機にて遠隔聴取出来
るよう構成されたものもある。

発明が解決しようとする課題ところで、例えば使用者が移動機を持ったまま外出する
ような事もある。このような状態すなわち移動機が固定
機からの電波が届かないような遠隔地に在るような状態
では、移動機を用いたＩＣＭの遠隔聴取が出来ない。前
述のように留守番電話機能に付随する機能として、リモ
コン装置を使用して遠隔地の電話機からＩＤコードを送
る事によって電話回線を介してＩＣＭの遠隔聴取が出来
るものがあるが、たとえそのように構成されていたとし
ても、外出先にはパルスダイヤル式の電話機しか無いな
らば、やはりＩＣＭの遠隔聴取は行えない。このように
従来の構成では、たとえＩＣＭの遠隔聴取の機能が備わ
っていたとしても、それを有効に利用出来ない場合があ
った。

課題を解決する為の手段本発明は上記課題を解決するため、遠隔地の電話機から
トーン信号を送る事によって電話回線を介してＩＣＭの
遠隔聴取が出来る留守番電話機能を持ったものにおいて
、移動機に、使用者の操作によってトーン信号を発生す
るトーン信号発生手段および上記トーン信号を音声に変
換するスピーカを設けた。

作用以上のように構成した事により、使用者が外部の電話機
の送話機に移動機のスピーカを当て、トーン信号を操作
する事によってトーン信号を電話回線を介し固定機へ送
出する事が出来、移動機をリモコン装置として使用する
事が出来る。

実施例以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。

第１図は本発明の一実施例に於ける留守番電話機能付コ
ードレス電話機の移動機の構成を示すブロック図、第２
図は留守番電話機能付コードレス電話機の固定機の構成
を示すブロック図である。

第１図に於て、１は送信アンテナと受信アンテナを兼用
した送信受信アンテナである。２は受信系回路２ａと送
信系回路２ｂから構成された無線系回路、３は低周波増
幅器、４はスピーカ、５は各部を制御する制御手段であ
る。６はＩＤコード設定手段であり、他のコードレス電
話機からの盗用を防止するためのものである。７はダイ
ヤル番号等の情報を人力するためのキー人力手段、８は
制御手段５からの指令によりトーン信号を発生させ出力
するトーン信号増幅器、９はリモコン操作スイッチ、１
０は待受通話切換スイッチ、１１はリモコン切換スイッ
チである。

第２図に於て、１２は送信受信アンテナ、１３は受信系
回路１３ａと送信系回路１３ｂから構成された無線系回
路、１４は外部電話回線に接続するためのインターフェ
イス回路である。１５は留守番電話系回路である。１６
は各部を制御する制御手段、１７はトーン信号を受信す
るためのトーンレシーバである。

留守番電話系回路１５の構成は次の通りである。すなわ
ち、１８は留守番電話機ルリ御手段、１９は録音再生手
段、２０はＯＧＭ　（アウトゴーイングメツセージの略
）のための音声信号を出力するＯＧＭ回路、２１はＩＣ
Ｍを記録するためのＩＣＭ回路である。

２２はＩＤコード設定手段、２３は電話回線である。２
４は電話回線を介して接続可能な外部電話機、２５は電
話機２４の受話器である。

以上の様に構成された留守番電話機能付コードレス電話
機について、以下その動作を説明する。

まず、コードレス電話機のダイヤル発信動作について説
明する。移動機の通話待ち受はスイッチ１０をオンにす
ると、制御手段５はＩＤコード設定手段６によって設定
されているＩＤコードを無線系回路２の送信回路から送
信させる。固定機はこの信号を送受信アンテナ１２で受
信し、無線系回路１３の受信検回路１３ａで復調・増幅
し、制御手段１６に出力する。制御手段１６は送られて
きたコードがＩＤコード設定手段２３により設定された
その電話機特有のＩＤコードと照合し、致した場合には
インターフェイス回路１４を制御し、電話回線２３を閉
結させ、ダイヤル番号待ち状態に入る。

次に移動機のキー人力手段７よりダイヤル番号を入力す
ると、制御手段５がこれを検出し、押下されたボタンに
対応するＤＴＭＦ信号を発生させる。このＤＴＭＦ信号
は無線系回路２にて変調され、電波に乗せられて固定機
側へに送信される。

また同時に、同じＤＴＭＦ信号は制御手段５の出力端子
２７からも出力され。そしてリモコン切換スイッチ１１
がａ債に倒されている場合には、出力端子２７から出力
されたＤＴＭＦ信号はトーン信号増幅器８を通さずに直
接低周波増幅器３へ送られ、低周波増幅器３を介してス
ピーカ４から出力される。これはダイヤルボタンを押下
した時の確認のために出力されるものであり、使用者の
耳を保護するために通常小さな音で出力される。

固定機で受信されたＤＴＭＦ信号は無線系回路１３の受
信系回路１３ａで復調増幅され、インターフェイス回路
１４を介して電話回線２３に送出される。

次に移動機を使用して固定機の留守番電話部１５に録音
されたＩＣＭを聴取する場合について説明する。移動機
のリモコン操作スイッチ９を押下すると、制御手段５が
これを検知し、無線系回路２の送出系回路２ｂにリモー
ト信号を出力し、固定機に送信させる。リモート信号は
固定機の受信系回路から制御手段１６に出力される。制
御手段１６は予め登録されているリモートコードと照合
し、一致した場合には留守番電話系回路１５の留守番電
話機制御手段１８に制御信号を出力する。

その制御信号を受けた留守番電話機制御手段１８は、録
音再生手段１９およびＩＣＭ回路２１を制御し、ＩＣＭ
を再生させる。再生されたＩＣＭは送信系回路１３ｂに
入力され、送受信アンテナ１２を介して移動横倒へ送信
される。

移動機の送受信アンテナｌから入力されたＩＣＭは受信
系回路２ａで復調され、低周波増幅器３で増幅された後
、スピーカ４から出力される。

次に電波の届かない遠隔地からパルスダイヤルしかでき
ない電話機を使用してＩＣＭの遠隔聴取を行う場合につ
いて説明する。遠隔地の電話機から本装置に電話をかけ
ると、本装置が入力されるリング信号により自動的に電
話回線を閉結し、ＯＧＭ回路２０に録音されているＯＧ
Ｍを録音再生手段１９が再生し、電話回線２３に送出す
る。以上の技術は現在販売されている留守ｈｔ話装置に
一般的に用いられており、ここでは詳細については省略
する。

次に移動機のリモコン切換スイッチ１１をｂ側に切換え
ると、制御手段５のＤＴＭＦ信号出力端子２７はトーン
信号増幅器８に接続される。ここで、ＩＤコードをキー
人力手段７から入力するとこれに対応したＤＴＭＦ信号
が制御手段５から出力され、リモコン切換スイッチ１１
を介してトーン信号増幅器８に入力される。トーン信号
増幅器８で増幅されたＤＴＭＦ信号は低周波増幅器３で
更に増幅され、大きな音量でスピーカ４から出力される
。リモコン切換スイッチ１１は、トーン信号増幅器８で
増幅されたトーン信号を小さいレベルでスピーカ４から
出力させるか、または大きなレベルでスピーカ４から出
力させるかを切換るための切換手段である。そして、第
２図に示すように移動機のスピーカ４を受話器２５の送
話口に密着させておくと、スピーカ４から出力されたＤ
ＴＭＦ信号は電話回線２３へ送出され、本装置の固定機
に入力される。この信号は固定機内のトーンレシーバ−
１７で受信され、留守番電話機制御手段１８に出力され
る。留守番電話機制御手段１８は予め設定されているＩ
Ｄコードと照合し、一致した場合には録音再生手段１９
、ＩＣＭ回路２１を制御し、ＩＣＭを電話回線２３に送
出させる。

なお、回線抵抗による送話信号ロスは最大値で３０ｄＢ
以上にも達する。しかし前述のようにＤＴＭＦ信号を電
話回線２３を介して固定機へ送る場合に、移動機内のト
ーン信号増幅器８で十分に増幅するので、安定したリモ
コン操作を行う事が出来る。

発明の効果以上の様に本発明は、遠隔地の電話機からＩＤコードを
送る事によって電話回線を介してＩＣＭの遠隔聴取が出
来る留守番電話機能を持ったものにおいて、移動機に、
使用者の操作によってトーン信号を発生するトーン信号
発生手段および上記トーン信号を音声に変換するスピー
カとを設けた事により、たとえ使用者がコードレス電話
機の電波が届かない遠隔地に居て、そばにパルスダイヤ
ル式の電話機しかないような場合であっても、使用者は
上記電話機の送話機に移動機のスピーカを当て、トーン
信号を操作する事によってＩＤコードを電話回線を介し
固定機へ送出する事が出来、ＩＣＭの遠隔聴取を行う事
が出来る。従って簡単な構成で移動機を留守番電話機能
のリモコン装置として使用する事が出来、その実用的効
果には大なるものがある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例におけるコードレス電話機の移
動機の構成を示すブロック図、第２図は同コードレス電
話機の固定機の構成を示すブロック図である。ｌ・・・送信受信アンテナ　　　２・・・無線系回路３
・・・低周波増幅器　　　　　　４・・・スピーカ５・
・・制御手段　　　６・・・ＩＤコード設定手段７・・
・キー人力手段　　　８・・・トーン信号増幅器９・・
・リモコン操作スイッチ０・・・待受通話切換スイッチト・・リモコン切換スイッチ２・・・送信受信アンテナ　　１３・・・無線系回路４
・・・インターフェイス回路５・・・留守番電話系回路　　１６・・・制御手段７・
・・トーンレシーバ８・・・留守番電話機制御手段９・・・録音再生手段　　　２０・・・ＯＧＭ回路ｌ・
・・ＩＣＭ回路　２２・・・ＩＤコード設定手段３・・
・電話回線　　　　　　　２４・・・電話機５・・・受
話器

Claims

【特許請求の範囲】電話回線に接続された固定機と、前記固定機と無線によ
って通信可能に構成された移動機から成り、留守番電話
機能および電話回線を介して他の電話機からトーン信号
を送る事によってＩＣＭの遠隔聴取を可能にする機能を
備えたコードレス電話機であって、上記移動機に、使用者の操作によってトーン信号を発生するトーン信号
発生手段と、そのトーン信号を増幅する増幅手段と、上記増幅手段によって増幅されたトーン信号を音声に変
換するスピーカとを設けた事を特徴とするコードレス電
話機。